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この新しいパスポートの偽造防止対策について、これまでとの違い等を改めて詳しく御説明いただきたいということと、2023年から開始されていますオンラインによる旅券の申請など、まずは旅券に関する最近の外務省の取組について説明をお願いいたします。
外務省三林領事局長まず国際民間航空機関、以下ICAOというのがございますけれども、ここが偽造、変造のリスクを低減する観点から、全ての旅券を1カ所、多くとも2カ所の拠点で発行することを検討すべきという勧告を出したことがございます。
これに基づいて、2025年、令和7年の3月から、国内外において申請される全ての旅券を日本国内の国立印刷局で集中的に作成するということをまず始めました。
また同時期に、まさに委員ご指摘いただいた偽造変造対策を大幅に強化した新しい旅券を導入しました。
この旅券においては、旅券の顔写真ページをプラスチック素材に変更し、文字や顔写真をレーザーにより印字しているほか、紙幣の偽造にも使用されている技術を用いて、細部にさまざまな偽造・変造対策を施してございます。
例えば、まさにご紹介のあった旅券を傾けると、顔写真と生年月日が切り替わるといったこともその一つであります。
それからオンラインでございますけれども、2023年、令和5年の3月から旅券を既に持っている方の更新の申請を基本的な対象としてオンライン申請を開始し、オンライン申請した場合はクレジットカードにより手数料納付も可能となりました。
そして2025年、令和7年の3月からは申請についても対象となり、ほぼ全ての旅券申請をオンラインで行えるようになったというところでございます。
引き続き国際標準を踏まえた日本国旅券の信頼性の確保、デジタル化を通じた申請者にとっての利便性の向上といったところに取り組んでまいりたいと考えています。