復興財源ということで、ただいま復興特別所得税というものが国民の皆様にご負担いただいているという状況でございます。
そして今国会で復興財源確保法の改正案が可決成立いたしました。
これにより、2037年まで国民の皆さんから負担していただいていたこの復興財源としての復興特別所得税ですね、徴収を2047年までに延長するという運びになりました。
この復興財源として確保する額はトータルとして変わりませんよということを政府側は繰り返しておっしゃっているんですけれども、この税率を今まで基準所得税の2.1%かけて徴収していたものを1.1%に引き下げて10年延長するということだったんですね。
なぜそんなことをするのかといえば、基準所得税の1%、その税率を下げて復興税を引き下げた分を防衛費に充てるからということになっているんです。
今国会で同じく私ども参政党は反対したんですけれども、可決成立してしまったのが所得税法でして、ここに防衛特別所得税という新しい税の創設が明記されておりまして、来年から当分の間、防衛特別所得税を国民の皆様お一人お一人から毎月のお給料から差し引かせていただくことになっているわけでございます。
3年前、岸田政権下だったと思いますけれども、このプランが出てきたときに私はこの東日本大震災復興特別委員会で「ちょっと待ってください」と疑義を呈したことがありまして、今日もちょっと発言をさせていただいているんですね。
昨今の世界的に不安定な安全保障環境を見れば、安定的に防衛費を確保するというのは急務であるし必要だと思っております。
ですから私どもとしても、私としても、防衛国債等を発行すればよいのではないかと思っているんです。
100歩譲って税でやるにしても、「防衛予算は必要です。
国民みんなで負担しましょう」と。
そして国民一人一人の防衛意識も大切ですから、お給料の明細書を見てもらうときにも「この防衛税である」ということを明記した形で徴収しますよというのであれば潔いと思うんですけれども、この復興特別所得税ってお給料明細を見ても書いてないんですね。
源泉徴収でも分からないんですよ。
こういった形で進めていくというのは、非常に国民に対して不親切であろうというふうに思っています。
東日本大震災の復興財源という、国民の多くが「これはいたしかたない」と思って納めてくださっている税の仕組みができたと。
その復興税の税率を下げて、下げた分を違う目的の税として差し引いていくと。
給与明細を見ても国民は気づけない、源泉徴収票でも分からない。
確定申告したらかろうじて書いてあるんですね、いくら私がこの復興のために払っているか。
ですので、この防衛のための特別所得税もおそらく確定申告の際には確認できると思うんですけれども、確定申告しない多くの国民は、よほど誠実じゃないと認識しないまま差し引かれていくと。
しかも「当分の間」という。
ガソリン暫定税率で「当分の間」って、この半世紀もかかるのかと言いながら廃止ということに至ったわけなんですけれども、もう1回ここで「当分の間」が出てきたということでがっくりしております。
ちょっと高橋政務官に来ていただいて、今日はわざわざありがとうございます。
お伺いしたいんですけれども、復興所得税は2047年で終わるわけなんです。
よもやこの47年から先、防衛特別所得税を2.1%にして、復興特別所得税と同じ割合でスイーッと防衛のための調整という運びにするということはないでしょうか。
高橋財務大臣政務官。