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ただし、日本のODA予算は一時期に比べて減少しています。
しかしそのような今、日本がODAに力を入れることが重要であると考えております。
国際社会ではスピードや規模を競う支援も増えて、日本の強みが埋もれてしまう懸念も感じています。
だからこそ今、日本らしさとは何かを改めて明確にし、国際社会に示していく必要があるのではないかと考えます。
大臣のお考えになる日本らしいODAとは何か、教えていただけますでしょうか。
茂木外務大臣一昨日、アフリカから私も帰国いたしましたが、ケニアでもスピーチを行いまして、ちょうど10年前に安倍総理がFOIPを提唱したのがケニアの地でありまして、自由開放性、法治性をはじめとするFOIPの基本的な理念、これは変わらないものの、経済安全保障であったりとか、新たな課題に対応していくためには、各国の自立性とか強靭性を高める、こういったことが必要だと考えておりまして、そのためにもODAというのは重要なツールになってくると、このように考えております。
ODAは日本外交を展開する重要なツールでありまして、道路をはじめ日本の支援で整備したインフラ。
これは建設はもちろんですが、運営の方の提供も含めて極めて質が高いと供与国から高く評価されておりまして、これが日本の信頼へもつながっております。
20年前に作った日本の道路はひび割れとかなくて、非常に良好な状態で保たれているんですが、10年前に作った他国の道路はかなり傷んでいるという状況でありまして、こういったことを見ても日本のODAの質の高さというのはご理解いただけるんじゃないかなと。
また東南アジア等で鉄道関係のいろんなODAをやりましても、単に日本はレールを引いて電車を通すだけではなくて運営ノウハウ、つまりどういう形で時間通りに電車を動かしたらいいか、人材育成も含めて、そういった運営ノウハウも供与国に提供しているということで、こういった意味でも非常に評価は高いと、こんなふうに今考えているところであります。
これまでに世界各地の途上国において約5万8千人を派遣されておりまして、日本らしい顔の見える開発協力の担い手として、開発途上国の経済・社会の発展、そして日本との友好促進に貢献をしてきたところであります。
委員、今ご指摘のとおりですね、引き続きこうした日本らしい顔の見える開発協力、これを通じて相手のニーズも踏まえたきめ細やかな協力を進めていくことが極めて重要だと考えております。