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まず物価高と、それに関する高市外交の関連についてお伺いします。
4年前のウクライナ侵攻で穀物、肥料、エネルギー価格が上昇しました。
ここへ来てさらにイランへの攻撃とホルムズ海峡の状況で、さらに原油価格は上がり、物流の供給ショックが懸念されています。
だからこそ外交力を高めて国際社会の安定に貢献する国であるべきだというのが、総理のお考えとお察しします。
昨年10月28日、トランプ大統領との初会談。
いくつか本質と関係なさそうなコメントをメディアで耳にいたしました。
高市外交の、いわば第一座席の本質を確認させていただきたいと存じます。
迎賓館赤坂離宮では、まず英語で大統領をお迎えし、我が国の総理大臣とアメリカ合衆国の大統領が同じヘリコプターに乗る。
前代未聞でありましょう。
世界を引っ張る2国の首脳に万が一のことがあれば、大ごと、国際的な混乱を引き起こす懸念があったでしょう。
事務方や外交官の方々が心配し、反対があってもおかしくなかったと想像いたします。
命を懸けて日米同盟の大切さ、同盟を大切にし我が国の国益を守るという覚悟、いわば体を張った思いが受け入れられたからこそ、大統領の信用を得たものと存じます。
日本の総理大臣がアメリカ合衆国の空母の上で、アメリカの兵隊さんに向けて演説するというのも前代未聞。
軍人は自国のために命を懸けるからであります。
それでも大統領が「彼女は勝者だ」、「今日は日米ともに株価は最高値だ」、「日米同盟は世界で最も素晴らしいものの一つだ」と紹介したからこそ、米兵の皆さんが拍手喝采をしたのでありましょう。
なぜ株価に触れたのか。
日本の国益はアメリカ合衆国の国益だということを、兵隊さんたちに分かりやすく説明するためでありましょう。
おそらく空母の上は独特の雰囲気だったとお察しします。
それでも堂々と演説され、総理の姿を見てお声を聞いた隊員たちの心をつかみました。
最大の同盟国の国家元首と軍隊の心をつかんだことは、その後の他国との会談、交渉にも大いに資するものがあると受け止めます。
来週予定されている訪米、こういう混沌とした時だからこそ、直接会うべきでありましょう。
日米首脳会談に臨む総理の見解をお願いします。
来る日米首脳会談では、トランプ大統領との信頼関係を一層強固なものとするということとともに、安全保障、そして経済安全保障も含む経済など、あらゆる分野で日米関係を強化していくことを確認していきたいと思います。
また、日本外交の柱でもあります「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」への日米両国の強固なコミットメントを改めて確認する機会ともしてまいります。
そして、イラン問題をはじめとする中東情勢や厳しさを増す国際情勢について、我が国の立場や考えを伝えるとともに、じっくりと議論を深めてまいりたいと考えております。