内閣委員会

衆議院 2026-04-08 質疑

概要

本セッションでは、中東情勢の緊迫化に伴う重要物資(石油製品・ナフサ等)の安定供給確保と流通の目詰まり解消、およびAI・半導体等の戦略分野における官民投資ロードマップと規制改革について集中的な質疑が行われました。また、再審制度の運用、シニアカーの交通ルールとバリアフリー整備、拉致問題の啓発活動、国家公務員の処遇改善、および安全保障関連3文書の前倒し改定など、多岐にわたる政策課題について政府の認識と方針が確認されました。最後に、国家情報会議の設置に関する法案の趣旨説明が行われました。

発言タイムライン

自民維新中道改革国民参政チームみらい共産政府委員長・議長
0分1:052:103:154:205:256:307:35西田薫長妻昭大島敦長谷川野村美川裕一高山聡塩川鉄後藤祐森よう

発言者(14名)

質疑応答(139件)

神奈川県警による不適正な交通違反取締りの端緒
質問
井出庸生 (自由民主党・無所属の会)

- 令和6年に発覚した神奈川県警の不適正な交通違反取締り(約2700件)について、発覚の端緒となった経緯を問う

答弁
久坂

- 令和6年8月、取締りを受けた方からの相談を受理し、巡査部長による不適正な取締りの可能性を認知したことが端緒である

全文
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まず、令和6年、神奈川県警で不適正な交通違反の取締りが発覚をしました。

これは、令和4年から令和6年、約3年にかけて約2700件で不適正な取締りが発覚をし、反則金を納付をしてしまったと。

残りの方は不納付、または罰金刑有罪が確定したということですが、この不適正な取締りが発覚をした端緒は一体何だったのか、まず警察庁に伺います。

御質問の件につきましては、令和6年8月、神奈川県警察が、神奈川県警察本部第2交通機動隊、第2中隊、第4小隊に所属する巡査部長による交通違反取締りを受けた方からの相談を受理し、当該巡査部長が不適正な取締りを行っている可能性を認知したものでございます。

神奈川県警不適正取締りにおける相談者の数
質問
井出庸生 (自由民主党・無所属の会)

- 不適正な取締りに関する相談が、一人からだったのか、あるいは多数から相次いでいたのかを確認する

答弁
久坂

- 取締りを受けた方々のうちの一人からの相談であった

全文
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不適正な取締りを受けた方からの相談と。

昨日少し事前に聞き忘れて申し訳なくて、分かれば教えてほしいんですが、その相談というのはお一人だったのか、それとも2700件あるから、そういう相談がたくさん相次いでいたのか、分かれば教えてください。

取締りを受けた方々のうちの一人でございます。

不適正取締りによる有罪確定者への救済と再審請求への対応
質問
井出庸生 (自由民主党・無所属の会)

- 罰金刑が確定した者の人数と現状、および再審請求による無罪追求への対応について法務省の考えを問う

答弁
吉田

- 個別事件の捜査内容は答えられないが、一般論として再審請求すべきものがあれば、検察官からの請求を含め法と証拠に基づき適切に対処する

全文
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行政処分である反則金を納めた方は、行政処分の取消しがされると。

また罰金刑、すなわち有罪が確定した人。

こちらについては、その罰金刑有罪の確定した人がどのくらいいて、その後どうなったのか。

有罪が確定した人の中には、再審請求によって無罪を求める人も当然いると思いますが、どのように対応をしているのか、これは法務省に伺います。

お尋ねの事案に関しまして、検察当局は、神奈川県警から警察官7名に係る虚偽公文書作成及び同行使の事実について、送致を受け、現在捜査中であると承知しております。

お尋ねは、その個別事件における捜査及び証拠の具体的内容に係る事柄でございますので、法務当局としてお答えすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、あくまで一般論として申し上げますと、検察当局においては、もし再審請求すべきものがあれば、検察官から再審請求をすることを含めて、法と証拠に基づいて適切に対処するものと承知しております。

栃木県警の速度測定装置設置ミス事件の端緒
質問
井出庸生 (自由民主党・無所属の会)

- 平成24年に発覚した栃木県警の速度測定装置設置ミスによる取締り誤りの端緒について問う

答弁
岡川

- 平成24年6月、栃木県警本部の職員が書類を確認する過程で、装置の設置方法の誤りの可能性を認知したことが端緒である

全文
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続いて平成24年栃木県警の発表。

これは自動車の速度測定装置に設置のミスがあって、これは平成23年の5月から24年の7月にかけて4136件のスピード違反の取締ミス、機械によるミスがあって、その違反処分を取り消したと。

このうち罰金刑が確定した429件については、検察庁が再審を請求し、連絡のつかなかったお一人を除いては、全て無罪が確定したと聞いておりますが、この事件の端緒は何なんでしょうか。

検察庁教えてください。

御質問の件につきましては、平成24年6月、運転免許の行政処分を担当する栃木県警察本部運転免許管理課の職員が、同県宇都宮東警察署において検挙した速度違反に関する書類を確認する過程で、御指摘の自動車の速度測定装置の設置方法の誤りの可能性を認知したものでございます。

再審制度の一般的意義と重要性
質問
井出庸生 (自由民主党・無所属の会)

- 交通違反のような身近な事件でも再審請求は起こり得ることから、再審制度が国民にとって必要不可欠なものであるか法務省の認識を問う

答弁
井出庸生 (自由民主党・無所属の会)

- 処罰されるべきでない人が処罰される事態は罪種を問わず生じ得るため、非常救済手続きとしての再審制度は重要な意義を有している

全文
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神奈川県警の事件も、それから栃木県警の事件も、被害者側の相談、もしくは被害者側の捜査に関する調査と、そういうところが端緒であったかと思います。

その端緒に対して、誠実な対応がなされた。

ケースではないかというふうに思っております。

その誠実な対応をして、それから特に有罪になった人には、名誉回復の手段として、再審請求手続きというものがあると。

それを行使することは可能であると。

再審請求手続きといいますと、過去の重大な殺人事件、死刑事件、そういうものばかりがニュースになりますが、今私が申し上げたような交通違反事件など身近なところでも、この再審請求というものは起こり得るものであって、この再審制度というものが広く国民にとって必要不可欠なものであるとそのように考えますが、法務省の認識を伺います。

処罰されるべきでない人が処罰されることがあってはならないのは当然のことであると考えておりまして、万が一そのようなことが生じた場合には、速やかに救済されなければならないと考えております。

そのような処罰されるべきでない人が処罰されるという事態は、今ご指摘があったように殺人罪などの凶悪犯罪に限らず、交通違反などを含む様々な罪種において事案の軽重を問わずに生じ得るものでございまして、そのような場合の非常救済手続きとして、再審制度は重要な意義を有しているというふうに考えております。

重大事件における再審手続きの遅延と証拠開示の問題
質問
井出庸生 (自由民主党・無所属の会)

- 交通事件では迅速な是正がなされる一方、袴田事件等の重大事件では証拠の後出しや隠蔽により是正に数十年かかる理由について法務省の見解を問う

答弁
吉田

- 迅速な手続きは当然だが、個別の事件ごとに証拠関係や事情が異なるため、一概に要因を申し上げることは難しい。適切に対処すべきと考えている

全文
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紹介した2件の交通違反事件というものに対して、冤罪被害者からの相談、またはその捜査、調査、否認をされた方があったと聞いておりますが、その中で誤りが発覚して、速やかに是正ができると。

しかし一方で、袴田事件や福井事件をはじめ、過去大きなニュースになってきた冤罪事件を見ると、証拠の後出し、後出し、特別後出しと。

なぜ立ち止まり振り返ることができないのか。

誤りを是正するのに数十年も時間がかかるのか。

そのことについて法務省の見解を伺いたいと思います。

交通違反事件で迅速速やかな対応ができて、重大事件で数々の対応の遅れがこれまで歴史の中に刻まれてきたのはなぜなのか。

まず再審手続きが迅速に行われなければならないということは、先生の問題意識のとおりであるというふうに考えております。

その上で個別の事件において、検察官が再審請求をするのかどうか、またその判断をするのにどのぐらいの期間を要するかといったことについては、証拠関係含めた事案ごとの事情に応じて異なり得るものでございますので、法務当局として一概にお答えすることが難しいということをご理解いただければと思います。

その上で一般論として申し上げますと、検察当局においては個別の事件ごとに事案に応じて必要な検討を行った上、再審請求をすべきものがあれば検察官から再審請求をするということも含めて、法と証拠に基づいて適切に対処するものと考えております。

個別の事件における事情を申し上げるのは立場上難しいのでございますけれども、再審請求があった場合に検察官としてどのように対応していくかということは、証拠関係などにも応じて異なってまいります。

もちろん再審手続きを迅速に進めなければならないというのは当然のことであると考えておりまして、そのために訴訟関係人がやるべきことをしっかりやるということは非常に重要であると思いますけれども、事件によってやはり様々でございますので、その要因、どうして違いが生じるのかということを一概に申し上げることはなかなか難しいということはご理解いただければと思います。

その上でもし検察官の方から再審請求すべきものがあれば、それは検察官から請求するということを含めて適切に対処すべきものであるというふうに考えております。

重大事件における原判決の維持意識と対応
質問
井出庸生 (自由民主党・無所属の会)

- 重大事件では確定判決の誤りを認めたくないという意識があるため、迅速な対応ができないのではないかと問う

答弁
吉田

- 事案の軽重ではなく、再審請求者から提出された新証拠が原判決の証拠構造にどのような影響を与えるかを検討して判断している

全文
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その重大事件、交通違反事件で迅速対応ができて、重大事件で迅速の対応ができないと。

重大な事件だから簡単に確定判決の誤りを認めるわけにはいかないと、そういう意識があるのではないかと考えますが、その点はいかがですか。

再審請求にどのように対応するかということについては、先ほど申し上げたとおりでございまして、例えば再審請求者、すみません、一般論としてでございますが、再審請求者の側から新しい証拠として提出されたものがあれば、それが確定判決における証拠構造にどのような影響を与えるのか、どの証拠の証明力を揺るがせることになるのか、また揺らいだ場合に、その証拠が元々持っていた、原判決の証拠構造の中で持っていた位置づけを前提として、原判決の認定をどのように揺るがせるのかといったことを検討しながら対応するということになると思います。

そのように証拠関係によって対応の仕方というのはやはり変わってくるものでございます。

事案が軽いから重いからということではなくて、あくまで再審請求者の方からの主張と証拠にも照らして、それを踏まえて判断していく、対応していくということになるというふうに考えております。

再審における証拠提出命令のルール化と基準
質問
井出庸生 (自由民主党・無所属の会)

- 過去の証拠隠し等の批判を重く受け止めるなら、再審請求手続きにおける証拠開示基準を通常審と同等(必要性と弊害を考慮)とするのは不十分ではないか。より緩い基準を設けるべきではないか

答弁
吉田

- 法律案の内容は与党内で議論中であり差し控えるが、法制審議会の答申では、必要性が弊害を上回る場合に裁判所が提出を命じる制度(通常審と同様の考え方)とされている

全文
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井出君。

ルールの明確化がない中で御指摘のような運用があったということは重く受け止めなければいけないと。

ルールの明確化をやっていると。

ルールの明確化がなくてもきちっとやってきたものがあるということは忘れてはいけないと思います。

そこでルールの明確化ということを今やっていると、自民党の中で大変激しい議論になっております。

ルールがない中でその適切な実務、厳しい批判を受けるような実務があったということを重く受け止めると。

それでルールをつくると。

そうであるならば、ルールをつくるにあるならば、そのルールというものは、これまでの問題点を解決するものでなければならないと。

その中で決定的に問題なのは、今、証拠開示において法務省側からの主張として、通常審で必要性と弊害を考慮し、相当である場合に証拠開示を命じることとされているので、通常審よりも緩いかな、証拠開示基準を再審請求手続に持ち込むのはよろしくないという主張があると。

通常審で出なかった証拠、明らかにならなかった事実、それが再審請求手続において原審を、先ほどの言葉を借りれば揺るがす、そういうものをしっかりと確認していくそのルールをつくらなければいけないのに、通常審と相当でなければならないというそのルールづくりは、とてもこれまでの批判を重く受け止めているとは思いません。

その点についてまず見解を求めたいと思います。

法律案の内容については、現在、与党内で御議論いただいているところでございますので、政府としてこの段階でその法律案の内容について申し上げることは差し控えさせていただきたいと思いますが、その前提となった法制審議会の答申の内容について申し上げますと、法制審議会の刑事法部会においても、証拠の提出命令をすべきかどうかが問題となるのは、確定診断会で開示がされなかった証拠の中に、無罪を示す証拠が含まれている可能性があるということを、そういう問題意識を踏まえた上で、どのような制度とするのが適切かという議論が行われたものと認識しております。

その具体的な範囲については、その法制審議会の答申の案では、再審請求理由に関連する証拠ということを前提とした上で、その提出を受ける必要性と提出した場合の弊害を考慮して相当と認めるときに、すなわち必要性が弊害を上回る場合に、裁判所が検察官に提出を命じるという制度とされたと。

このように必要性が弊害を上回る場合に提出をする、あるいは開示をするという考え方は、先ほど先生からご指摘がありましたように、通常審における証拠開示についても同様な考え方が取られているところでございまして、もしこの考え方を、いわば原則と例外を逆転させるような形にして、

万博会場における拉致問題啓発ブースの来場者数
質問
西田薫 (日本維新の会)
  • 昨年8月の万博会場での拉致問題啓発ブースに何名ほどが入場したか
  • 来場者からの意見があれば教えてほしい
答弁
内閣官房清水内閣審議官
  • 2日間で約5,300人が来場した
  • 拉致問題の説明、被害者の写真紹介、映像コンテンツの放映を実施した
全文
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まずは拉致問題についてお伺いをさせていただきます。

そういった中、昨年大阪におきまして大阪関西万博が開催をされました。

そしてもうこれ万博が始まってからなんですがラジオ問題特別委員会におきまして当時のラジオ問題担当大臣林官房長官に対してぜひこの万博会場で啓発ブースを設置いただきたいということ質問もさせていただいておりました。

すると8月の1日から12日が平和と人権礼というテーマウェイクになっているんですが、その最後の2日間ですね、8月11日と12日、この2日間にわたりまして、万博会場において啓発グーツ、いわゆるパネル展ですね、これを設置をいただきました。

非常に多くの皆さんも来場されたということを記憶しておりますが、そこでまずは質問なんですが、何名ぐらいの方がそこの施設に入場されたのか。

そしてまた、もしご意見等々聞いておられればで結構なんですが、何かご意見があればそれも教えていただきたいというふうに思っております。

内閣官房清水内閣審議官。

お尋ねの昨年8月11日、12日の啓発物展におきましては、拉致問題に関する説明、拉致被害者の方々の写真の紹介、映像コンテンツの放映を実施し、2日間約5,300人の方々に来場いただきました。

園芸博覧会における拉致問題啓発ブースの設置
質問
西田薫 (日本維新の会)

- 来年横浜で開催される園芸博覧会においても、拉致問題の啓発ブースを設置してほしい

答弁
内閣府鈴木副大臣
  • なるべく多くの機会に啓発活動を行いたいと考えている
  • 行事の趣旨を勘案しつつ、啓発の機会を増やせるか検討を続けていく
全文
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そしてですねやっぱりこれはあの拉致問題というのは当初ですねこの万博会場に設置するのはどうかというようなご意見も出たんですけどねやっぱりそのありとあらゆる機会を捉えてですねこの歴代政府歴代内閣そして総理大臣はですね我が国の最重要課題とということを言っておられるわけですしね。

ありとあらゆる機会を捉えてこの啓発活動はしていくべきだというふうに思っているんですね。

そういった中、来年ですね、横浜で園芸博覧会が我が国で開催をされます。

そこで私はね、ぜひ来年のこの園芸博におきましても、この拉致問題の啓発ブースを設置いただきたいというふうに思っておりますが、副大臣のご所見をお伺いします。

内閣府鈴木副大臣。

お答えいたします。

ただいま委員から大変建設的なご意見をいただいたというふうに思っております。

政府としても拉致問題の啓発活動を、なるべく多くの機会をとらえてやらせていただきたいという思いがございますので、あらゆる可能性を配慮することなく、また一方でその行事の趣旨なんかも勘案しながら、どうやったら委員がご指摘をいただいたように少しでも多く啓発の機会をつくることができるのか、平素の検討を続けてまいりたいというふうに思っております。

地方自治体・教育現場での拉致問題啓発の推進
質問
西田薫 (日本維新の会)

- 47都道府県において、拉致問題の啓発活動を強化してほしい

答弁
内閣府鈴木副大臣
  • 地方自治体との連携は不可欠であり、既に教育委員会等へ映像コンテンツ活用を依頼している
  • 都道府県・政令指定都市への理解促進活動の充実強化に向け、新たな通知を発出すべく準備する
全文
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万博180日ありましたが、そのうちの2日間、たった2日間だけだったんですが、でも大きなこの2日間だったんじゃないかなというふうに思っているんですね。

教育現場におきましても、拉致問題を取り扱っていただきたいという話をしましても、なかなか一部抵抗を示す教職員がいると。

であったりとか、行政主催の行事においても、なかなかこの拉致問題を一緒に取り上げていただくというのが難しいということも言われております。

そういった中で、今回高市総理も拉致問題全面解決、もうこれ全てを注いで解決に向けていくということも力強く発信もされております。

ぜひこの47都道府県、鈴木副大臣。

鈴木副大臣、お答えいたします。

拉致問題に関する理解の促進に向けては、地方自治体のご協力は不可欠でありまして、政府としても平素より地方自治体と緊密に連携しながら取組を進めております。

委員ご指摘のとおり、本年の2月には、若年者向けの取組のなお一層の促進に向けて、各都道府県教育委員会、教育庁に対して学校での映像コンテンツの活用等を依頼したところでありまして、また拉致問題をテーマとする行事の開催及びその広報についても、平成30年度に各都道府県知事及び政令指定都市の市長に対して依頼通知を発出しているところでございます。

政府としましては、拉致問題に関する啓発活動の一層の推進は必要であるというふうに認識をしておりまして、都道府県、政令指定都市に対する理解促進活動の充実強化について、新たな通知を発出すべく準備をしてまいりたいというふうに考えております。

領土主権展示館による内外発信の強化策
質問
西田薫 (日本維新の会)

- 領土主権展示館を拠点とした内外発信を具体的にどのように強化していくのか

答弁
内閣官房岡内閣審議官
  • 施設のリニューアルやゲートウェイホールの拡張オープンを実施した
  • 地方巡回展やVRゴーグル等の機材活用による追体験機会を設ける
  • 国外向けに国際セミナーの開催やニュースレターの発信を行っている
全文
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次、領土主権展示館についてお伺いをさせていただきます。

先般の大臣所信の中で、昨年リニューアルしたというようなご答弁が、ご答弁じゃないですね、述べられていたと思うんですね。

ただ、多くの国民の皆さんはまだこの存在自体あまりご存じないんじゃないかなというふうには感じているんです。

そこで先般大臣が述べられた所信なんですが、「北方領土の問題、竹島、そして尖閣諸島をめぐる情勢に関して、国内外において我が国の立場についての正確な理解が浸透するよう、関係機関と連携を深めながら、この領土主権展示館を拠点とした内外発信を強化します」というような所信に述べられていたと思うんですが、これ具体的にこの発信を強化していくというのはどういったことか、ご所見をお伺いします。

内閣官房岡内閣審議官。

お答えいたします。

領土主権対策については、領土主権展示館を拠点として内外発信の強化に取り組んでいるところでございますが、委員ご指摘のとおり、領土主権展示館においては、昨年4月にリニューアルを行い、映像技術を駆使した展示を導入し、さらに昨年11月には、新たな施設を領土主権展示館ゲートウェイホールとして拡張オープンし、講演会など多目的に活用してございます。

加えて、令和7年度補正予算において、各地域における領土に関する情報発信の強化が盛り込まれたところであり、これは地方巡回展などを効果的に行うとともに、VRゴーグル等の関連機材を活用したイマーシブ体験などを通じて、各地域においても領土主権展示館の展示コンテンツを追体験できるようにするものです。

また国外に向けては、民間シンクタンク等に委託して国際セミナー等を開催するとともに、我が国周辺の領土主権をめぐる情勢について定期的にニュースレターの発信等を行っています。

引き続きこのような取組を進めているとともに、これまで以上に多くの方々に領土主権展示館をお越しいただけるよう、さまざまな機会をとらえて働きかけてまいります。

領土主権展示館への学生の来館促進
質問
西田薫 (日本維新の会)
  • 子どもや若い世代に施設を広めてほしい
  • 各都道府県教育委員会に対し、修学旅行や校外学習での利用を促す通知を出してほしい
答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)
  • 没入型シアター等の導入やゲートウェイホールの整備により、若い世代が学べる環境を整えた
  • ポスター送付や教育委員会への通知、旅行会社への働きかけ等を既に実施しており、来館者数はリニューアル前の3倍強に増加している
  • 関係省庁と連携し、より効果的な周知・来館促進に努める
全文
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西田君。

そして、やはり子どもさんたちに対して、未来ある、純粋な向きな子どもさんたちに対しても、しっかりとこの施設を広めていただきたいと。

そういったことから考えると、やはり子どもさんたちにも、多くこの施設を利用していただきたいというふうに思っております。

そういった中で、特に子どもさんたちに対しても多く来ていただきたいというふうに思っておりますし、修学旅行であったりとか、校外学習ですね。

そういった機会を利用して、ぜひ足を運んでいただきたいなというふうに思っているんですが、ぜひ大臣、各都道府県教育委員会に対して、先ほどの拉致問題じゃないんですが、この件も各都道府県教育委員会に対して、ぜひ修学旅行や校外学習を利用してほしいということを通知をしていただきたいというふうに思っておりますが、大臣のご所見をお伺いします。

木原稔(内閣官房長官)西田委員、お答えいたします。

領土主権展示館にご来場いただいて、様々な感想をお持ちでいらっしゃって、また今、前向きな、また建設的なご提案いただいたこと、大変感謝申し上げます。

もちろん、ご指摘のとおり、間口を広げて、さらには若い世代に向けてということを取り組んでおるところでございますけれども、その全体の中で、今まで領土であるとか、主権に関してあまり関心を持っていただけなかった若い方々たちにも、楽しんでまた実感しながら学べるようにということで、昨年4月にリニューアルを行い、いわゆる没入館、これを体験できるイマーシブシアターとかヒストリーボールなど映像技術、これを駆使した展示を導入したところでございます。

昨年11月、拡張オープンをいたしまして、領土主権展示館ゲートウェイホール。

ここにおいては、講演会であるとか、シンポジウム、セミナー、さらには、今先生ご指摘のとおり、学校団体の見学の方々が見えたときに、そこで、いわゆるお昼ご飯を食べる場所として、多目的、そういった活用をどうぞというふうに促しておるところでございます。

この大幅なリニューアルを機会に、若い人たちへの周知、来館促進、とりわけ修学旅行生、学校団体に広く活用いただきたいと考えておりまして、これまでも全国のすべての学校へのポスター等の送付、全国の教育委員会への領土主権展示館リニューアルを伝える通知、各地の校長会での説明、学校関係者向けの領土主権展示館の見学会の開催から、教育旅行を取り扱う旅行会社への働きかけ、地方自治体教育関係者の来館の働きかけから、領土主権展示館ゲートウェイホールの、それと遠隔地の学校をオンラインで結んだ特別事業の実施等に取り組んでまいりました。

領土主権展示館のリニューアルから約1年でございますけれども、この間、修学旅行で来館いただく学校生徒、またちなみに見えになる学校自治体関係者は、以前に比べて大幅に増えております。

これまでも見られなかったんですけども、まさにちっちゃいお子さんを連れた、いわゆるベビーカーをして、そういった家族連れも見えるようになってきて、現在1日当たりの来館者数でございますけれども、リニューアル前に比べて3倍強程度の大幅増加となっております。

こういった流れというものを、さらに取り組みを強化したというふうに思っておりますし、委員の方からご提案いただきました、全国の教育委員会への呼びかけも含め、関係省庁と連携しながら、より効果的な周知、来館促進に努めてまいりたいと思っております。

大阪IRの概要と経済効果
質問
西田薫 (日本維新の会)

- 大阪IRの概要および経済効果について答弁を求める

答弁
国土交通省田中観光庁審議官
  • 2030年秋ごろの開業に向け建設工事が進んでいる
  • 財政効果(納付金等)は年間約1,060億円を見込む
  • 経済波及効果は建設時で約2兆3,700億円、運営時で年間約1兆1,400億円を見込む
全文
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そこで、このカジノ管理委員会の質問の前に、IRにおける概要であったり経済効果、この辺りを御答弁いただきたいと思います。

国土交通省田中観光庁審議官。

お答えいたします。

大阪IRの空気整備契約につきましては、国土交通省において2023年4月に認定し、2025年4月から各IR施設の建設工事が進められているところでございます。

今後は2030年秋ごろの開業に向けまして、IR事業者によるカジノ事業の免許申請がカジノ管理委員会に対して行われるものと承知しております。

大阪IRの整備に伴う効果につきましては、大阪IRの区域整備計画によりますと、財政面の効果につきましては、大阪府及び大阪市の収入となる納付金、これはカジノ収益の15%でありますが、この納付金と入場料納入金を合わせまして、合計で年間約1,060億円。

経済波及効果につきましては、建設時で約2兆3,700億円。

開業後の運営時で年間約1兆1,400億円が見込まれております。

カジノ管理委員会による規制と審査
質問
西田薫 (日本維新の会)

- 反社会的勢力の関与を阻止し、厳格に管理・規制するためのカジノ管理委員会の役割について答弁を求める

答弁
赤間国務大臣
  • 免許申請時に、申請者や役員が暴力団員等に該当しないか、十分な社会的信用があるかを審査する
  • 対象者本人や関係者について調査を行う
全文
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そういった中で先ほどのこのカジノ管理委員会についてお話をさせていただきますが、先ほど先般の大臣所信の中でこのカジノ事業免許の審査を含め厳格なカジノ規制の実施に向けて取り組みますというようなことを述べられておられます。

これは要はこういったカジノであったりIRの事業に関して反社会的勢力が関与してはいけないこれは絶対に阻止しないといけないですしそういった部分をしっかりと管理していく規制していくという部分でこのカジノ管理委員会があるんじゃないかなというふうに思っておりますその所管が大臣ということでありますその点について御答弁いただければと思います赤間国務大臣委員御指摘のとおりカジノ事業の健全な運営この確保というものは極めて重要な視点だというふうに認識をする上で、カジノ管理委員会でございますけれども、カジノ事業の免許の申請があったときは、申請者やその役員等が暴力団員等に該当しないことであるとか、十分な社会的信用を有するものであること等について審査することとされております。

これは要はこういったカジノであったりIRの事業に関して反社会的勢力が関与してはいけないこれは絶対に阻止しないといけないですしそういった部分をしっかりと管理していく規制していくという部分でこのカジノ管理委員会があるんじゃないかなというふうに思っておりますその所管が大臣ということでありますその点について御答弁いただければと思います赤間国務大臣委員御指摘のとおりカジノ事業の健全な運営この確保というものは極めて重要な視点だというふうに認識をする上で、カジノ管理委員会でございますけれども、カジノ事業の免許の申請があったときは、申請者やその役員等が暴力団員等に該当しないことであるとか、十分な社会的信用を有するものであること等について審査することとされております。

この審査に当たっては、対象者本人やその関係者について調査するものと承知。

をしております。

外国人による土地取得への対応
質問
西田薫 (日本維新の会)

- 外国人による法・ルールの逸脱や不適切な制度利用に対し、「毅然と対応する」という所信について、土地取得を含めた現状を伺いたい

答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)
  • 不動産移転登記の申請時に国籍を把握できる仕組みを導入し、実態把握を進めている
  • 外国人の土地取得の新たなルールのあり方について検討会を設置し、本年夏までに方向性を取りまとめる予定である
全文
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先般大臣の所信の中で外国人との知識である共生社会推進という項目がありました。

あえて今もう一度読ませていただくと、一部の外国人による我が国の法やルールを逸脱する行為や制度の不適切な利用について、国民の皆さんが不安や不公平を感じる状況が生じており、こうした問題ある行為に毅然と対応しますというふうに述べられております。

そこで、今の取組についての土地取得のことも含めて、現状をお聞かせいただければと。

木原大臣、ありがとうございます。

お時間あると思うので簡潔にとは思うんですけれども、今まずはですね、やはり外国人による不動産取得の実態を把握することが重要ということで、できることからやろうということで、不動産移転登記の申請時に、今までやってなかったんですけど国籍を把握できるようにする仕組みを入れるなどですね、速やかに実施できるところから作業を進めているところです。

また政府において、先ほど外国人の受け入れ秩序ある共生のための総合的対応策で、まさに外国人の土地取得の新たなルールのあり方を検討し、本年夏までに方向性を取りまとめるというふうにしているので、本年3月に外国人による土地取得等のルールのあり方検討会を設置し、安全保障、国際関係、土地政策などに精通した有識者に御議論をいただいて、規制のあり方について今、検討を深めていただいているところです。

担当大臣として、検討会での議論を踏まえて、関係大臣と緊密に連携しながら、しっかりと検討を進めてまいります。

警察官の暑さ対策装備の導入
質問
西田薫 (日本維新の会)

- 夏場の過酷な勤務環境を改善するため、ファン付きベストや冷却剤循環ベストなどの暑さ対策装備を制服の上から(または下から)着用させてはどうか

答弁
警察庁長官官房長

- (答弁者が指名されたところでセグメントが終了しており、具体的な回答内容は含まれていない)

全文
質問・答弁の全文を表示

そういったことから、今回はこれから春、そして夏、最近の夏、非常に暑い日が続いております。

警察官の方というのは、中に防弾チョッキを着ておられるかと思います。

そういった中、非常に暑い中に交差点に立ったり、街頭に立つというのも非常に過酷じゃないかなというふうに思っておりましてね。

最近はよく現場作業の皆さんが、このベストでファンがついているようなベストがあろうかと思うんですね。

最近では特に冷却剤を背中に入れてそれをずっと循環するというような暑さ対策のベストも販売されているというふうに聞いているんですが、そういったものをぜひ夏の暑いときに勤務される警察官の皆さんには、その制服の上からでも下からでも着用していただいてもいいんじゃないかなというふうに思うんですが、御答弁願います。

はい、警察庁長官官房長。

医療機材の不足と供給体制
質問
長妻昭 (中道改革連合・無所属)

- 物資不足が深刻な中、特に課題となっている医療機材は何か

答弁
赤澤大臣
  • 昇圧用カテーテルや滅菌用酸化エチレンガスは流通経路が確立し解消した
  • 透析回路や手術用排液容器に心配の声があり、厚労省と連携して調査中
全文
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パキスタン側から2週間の停戦ということが言われましたけれども、いずれにしてもこの物資の不足というのは深刻な問題、これは変わらないと思います。

今、赤澤大臣が把握している限りでいいんですが、医療機材ですね。

助かる命が助からなくなる。

これはもう絶対避けなきゃいけないわけですが、これについて今課題があるような医療機材というのはどういうものを把握されていますか。

まず私どもが情報提供窓口を作ったということがあり、あと私自身がX等でいただくものがあり、その中で言えば、まず目詰まりですね。

全体として油の供給量が足りているんですが、供給の方より目詰まりがあるということで、把握をしたものの中にいくつかありますけれども。

というか、目詰まりが解消できたと思われるものは、昇圧用のカテーテルと、それから滅菌用の酸化エチレンガス。

これについてはそういう情報提供を受けて努力をした結果、確保されたと、流通経路は確立されたようなところがあります。

それ以外でやはり今かなり心配の声を寄せられているのが、透析の回路、それから手術をしたときに必ず出血がありますけれども、その手術のときに出た血液を処理するために排液容器というものがいるようでありまして、これについても今流通の事実関係で、流通経路で複数の間に事業者が入ったりいろんな場合があり得るので、今、しかも委員御案内のとおり川上から川下までどこでも目詰まりが起こりうるので、どこで何が起きているのかというようなことを、今厚生労働省と一緒に体制を立ち上げて調査に努めているというようなことは申し上げられると思います。

医療機材の不足可能性と確保策
質問
長妻昭 (中道改革連合・無所属)

- 現在、不足する可能性がある医療機材はないという理解でよいか

答弁
赤澤大臣
  • 国内の原油・石油製品の総量は足りていると認識している
  • 個別の病院・診療所で目詰まりが起きた際は、窓口を通じて個別に解消し、命に影響が出ないよう全力を挙げる
全文
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そうすると、今現在不足する可能性があるというものはないという理解でいいんですか。

本当に厚生労働大臣経験者として全く大事な御関心だと思い、最大限に答えられることをお答えをしますが、基本的には我が国が必要とする原油と石油製品、これについては全体として必要な量はあると国内に、という認識を持っています。

その上で、やはりこれいろいろなときに突然いろんな理由で普段以上に重要なものが出ていってしまったりと、そういう供給の偏りや目詰まりが生じるというのは、もう病院ごとにあるいは診療所ごとに起きてくると思いますので、そのために窓口を作って「SOSがあれば直ちにください」と。

そういう意味で、普段は何とかそういう足りなくなるみたいなことが起きてもですね、突然使用量が増えても乗り越えられるようにいろいろその現場で工夫されているんだと思いますが、ただ、今回の事態に至っては、やっぱりナフサとかプラスチックの原料みたいなものが今後、流通の目詰まりあるいは卸しの判断で「有事が起きているのでしばらく供給をやめよう」とか、いろいろなことが出てくると思うので、やはり一個一個、それこそ病院・診療所ごとに声を上げていただいて、直ちにそこに急行して解決をしていく、解消していくということを繰り返すしかないのかなと。

ただボトムラインは、やはり繰り返しになりますが供給量としては足りているので、そういう状況を教えていただけば、何とか我々全力を挙げることで必要な量を確保し、決して国民の皆様の命に影響の出るようなことにはしないようにしたいと。

それはできるだろうということで全力を挙げているところでございます。

石油元売り会社への直接販売要請
質問
長妻昭 (中道改革連合・無所属)
  • 石油元売り会社に医療等重要施設へ直接販売するよう要請した具体的内容は何か
  • 病院が直接石油をもらっても加工できないため、具体的にどこに要請したのか
答弁
赤澤大臣
  • 卸業者の判断による目詰まりを防ぐため、優先順位の高い命に関わる部分等について、元売りから直接供給することを要請した
  • 情報を入手し、具体的なニーズに合う形でピンポイントに依頼する
全文
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この医療機材、ナフサぐらいのものは非常にかさばるんで、やはりいろいろ病院にお伺いすると、3日ぐらいしか在庫がないということなので、すぐショートしますので、もうちょっときめ細やかに把握していただきたい。

さっきおっしゃっていただいたように、人工透析の患者さん34万人ぐらいおられる方々、これ透析回路とか排液容器、これ死活問題、命にかかわる問題で、これ実はやはり海外、特にタイの工場とかそういうところで作っていて、そのタイの工場へのナフサの供給というのが止まる観測が出てまして、これじゃあ日本でそれを受けてタイまで送るというそういうことになるんですかね。

そこら辺もぜひきめ細かく。

今朝のNHKニュース見てましたら、政府は石油元売り会社に医療など重要施設に直接販売するよう要請したと今朝のNHKニュースに出てましたけれども、これ具体的にどんな要請をされたんですか。

医療など重要施設に直接販売する要請ということなんですが、具体的に医療というのはどこの病院に。

病院に販売しても石油元売りからもらっても加工できないので、どこに具体的に要請されたんですか。

で、問題意識はですね、そこをちょっとまず共有させていただきたいのは、その卸の方たちが、結局、そこは分かりません。

いろんな考えがあるんだと思いますが、価格の推移などを見ながら「もう少ししてから売ろう」とか、「しばらくは在庫の形で持ってよう」みたいなことを判断されたりすると、途端に目詰まりをいたします。

そういうことがあるので、我々からすると優先順位の高い、今おっしゃった命に関わる部分とか、交通に関わる部分とかは、これはもう本当に必要があれば、元売りに通常卸している卸経由ではなくて、直接玉を渡すようなことをやってほしいということを直接にお願いをしているということになります。

ちょっと説明が足りなかったかもしれませんが、まさにそのどこで足りないのか、我々情報を入手をして、ピンポイントでそこにお願いをしますということで、これについて、元売りも当然、持っている原油石油製品、これを精製した製品の形でも持っていますので、それでしっかり病院や診療所の具体的なニーズに合うような下ろし方をしていくということだと思います。

医療機材確保の法的根拠と新法の必要性
質問
長妻昭 (中道改革連合・無所属)

- 医療機材(ナフサ由来)を優先的に確保する場合、「石油需給適正化法」や「国民生活安定緊急措置法」で対応可能か、あるいは新法が必要か

答弁
赤澤大臣
  • 石油需給適正化法に基づき、ナフサを基礎化学品メーカーに優先配給することが可能
  • 国民生活安定緊急措置法に基づき、プラスチック等の割り当て・配給が可能
  • 既存の法的手段を組み合わせれば目的達成できると判断しているが、改めて確認・検討する
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抽象的で実効性が私は担保できないんじゃないかという危惧を持つんですね。

これは法律を、新法をつくるという議論も一部出ているようで、この内閣委員会ですかね、特措法みたいな。

これただ今、経産省所管の石油需給適正化法というのがありますよね。

もう一つは消費者庁所管の国民生活安定緊急措置法というのが既存の法律ありますけれども、仮に今後、例えば医療機材が不足する観測が出たときに、ナフサの関係の提供をその医療に優先的に持っていくと。

こういうことを法的根拠を持ってやる場合、仮にやる場合、この2つの法律のどちらかで対応できるというふうにお考えですか。

それとも新法が必要になるかもしれないとお考えか。

それをお聞かせください。

今の御質問ですが、ナフサは石油需給適正化法における石油製品の一つです。

なので、発動の必要性が認められる場合には、同法第12条に基づき、事業者や個人に対し、割り当てまたは配給といった対策を行うことができると承知をしています。

例えば、必要に応じてナフサを医療用機材のもととなる基礎化学品の製造メーカーに優先配給させることも制度上可能です。

また、基礎化学品から作られる医療機材にも使われるプラスチックについては、国民生活安定緊急措置法における生活関連物資等の一つであります。

なので、法律の規定に照らして必要性が認められる場合には、同法第26条に基づき、事業者や個人に対し、割当てまたは配給等を行うことができるものと認識をしています。

これは重要な点でありますので、改めて私からも確認をいたしますが、少なくとも石油需給適正化法について言うと、まさに今委員が御指摘になったように、ナフサを医療用機材のもととなる基礎化学品の製造メーカーに優先配給させることはできる。

その上で、委員の御懸念はそれ言ってあったけど、そこからちゃんと病院や診療所に降りるかどうかのそこの部分は、先ほど申し上げたように国民生活安定緊急措置法における、少なくともプラスチックは生活関連物資等の一つであって、必要性があれば同法の26条で事業者や個人に対して割り当てや配給等ができるということのようですので、用意されている法的な手段を組み合わせれば目的が達成できるのではないかというのが、現時点での私の判断でございます。

ただ、大変重要な点なんで、改めて確認を検討させていただきたいと思います。

トランス脂肪酸の健康影響と規制・表示義務
質問
長妻昭 (中道改革連合・無所属)
  • トランス脂肪酸の健康への悪影響は何か
  • 諸外国の規制状況および表示義務のある国はどこか
  • 日本でも規制や表示義務を導入すべきではないか
答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)
  • 心血管疾患、肥満、炎症性疾患、妊産婦・胎児への影響が認められている
  • EUでは含有量規制、米・加・韓・中等では表示義務がある(国会図書館回答)
  • 日本人は摂取量がWHO基準(1%未満)であり健康影響は小さいと考えられるため、現時点で規格基準設定や表示義務化の検討はしていない
全文
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次に食の安全について、私も初当選以来ずっと取り組んできたわけでございますが、そのトランス脂肪酸と加工肉についてちょっとお伺いしたいんです。

まずトランス脂肪酸というのは体にどういうふうに悪いのか、木原大臣に御答弁いただければ。

そして今おっしゃっていただいたように、心血管疾患、あるいは妊産婦、胎児への健康への影響ということが、今おっしゃっていただきました。

トランス脂肪酸については、ちょっと国会図書館に調べていただいたので、御答弁いただきたいんですが、この食品に含まれるトランス脂肪酸について諸外国における規制はどうなっているのか、またトランス脂肪酸の含有量を表示する義務のある国はどこか教えていただければと。

これ木原大臣ですね。

ちょっと国民の健康に関わることなので、日本もこれ規制しませんかね。

はっきり言えば、大臣がトップダウンでそれを検討しろとここで言えば物事動きます。

これ私何年もやってますけど、ぜひ大臣ご決断いただければ。

そのトランス脂肪酸についてはですね、心血管疾患の発症の増加の可能性、また肥満及び炎症性疾患についての関連、妊産婦、胎児等への影響、健康への影響の関連が認められた旨の記載があるというふうに認識しております。

これによりますと、EUでは工業的に生産されるトランス脂肪酸の食品含有量を脂肪総量100gあたり2g以下とする含有量の規制を行っております。

トランス脂肪酸の含有量を表示する義務のある国としましては、アメリカ、カナダといった国が挙げられます。

韓国でも加工食品が表示義務の対象となっております。

中国では全ての包装された食品が表示義務の対象となっております。

我が国においては、食品安全委員会が平成24年に取りまとめた食品健康影響評価によりますと、日本人の大多数におけるトランス脂肪酸の摂取量はWHOの基準であるエネルギー比1%未満でありまして、通常の食生活では健康への影響は低い、小さいと考えられると評価されております。

ですので、消費者庁においては、現時点においては、トランス脂肪酸に関わる規格基準の設定や栄養成分表示の義務化に関わる検討はしておりません。

トランス脂肪酸の規制に関する他国との差異
質問
長妻昭 (中道改革連合・無所属)

- 他国も摂取量が1%未満であるにもかかわらず規制や表示義務を設けているのはなぜか。日本だけ設けていない理由を答えよ

答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)
  • 食品表示基準の3要件(表示の必要性、実行可能性、国際基準との整合性)を全て満たしているとは言えないため、義務化していない
  • 現時点では健康被害は小さく、基準を設ける必要はないと考えている
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長妻昭(中道改革連合・無所属)聞くとみんなそうかなと思うんですけど、これ他の国も1%未満ほとんどじゃないですか。

でも規制してるんですよ。

あるいは表示義務かけてるんですよ。

他の国はじゃあ1%未満でもかけてて、日本はかけてないのは何でですか。

長妻昭(中道改革連合・無所属)いや、質問に答えてないと思うんですね。

ほかの国は1%未満なのに規制してて、日本だけなんで規制してないのかと。

じゃあ変えればいいじゃないですか。

木原稔(内閣官房長官)我が国の食品表示法第4条第1項の規定により定められた食品表示基準というものがございますが、消費者の摂取状況等を踏まえた消費者への表示の必要性があること、事業者にとって表示が実行可能であること、国際基準と整合していること、この3点を全て満たす栄養成分の量及び熱量の表示を義務表示事項と定めているところでございます。

ご質問のトランス脂肪酸については、現時点においては、この3要件を満たしているとは言えないことから、この表示義務を課していないということでございます。

木原稔(内閣官房長官)先ほども答弁しているとおりでございまして、先ほどの長妻先生の資料のとおり、熱量に対する割合が1%未満ということでございますので、現時点では健康に対する被害は小さいというふうに考えておりますので、特に基準を設ける必要はないのではないかというふうに考えています。

加工肉の発がん性とリスク評価
質問
長妻昭 (中道改革連合・無所属)
  • 国際がん研究機関(IARC)による加工肉の発がん性評価(グループ1)の内容は何か
  • 日本で販売されている加工肉にも発がん性はあるのか、また安全と言えるのか
答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)
  • 加工肉は人に対して発がん性がある「グループ1」に属し、特に大腸がんのリスクを高める(毎日50gで18%増加)
  • 日本の製品も含めハザードとしての発がん性はあるが、IARCの評価はリスク評価(摂取量や頻度を考慮した評価)ではない
  • 日本人の平均的な摂取量であればリスクは小さいとされる
全文
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長妻昭(中道改革連合・無所属)そして加工肉について9ページでありますけれども、これはWHO世界保健機関のがんの専門機関である国際がん研究機関の発表がございました。

加工肉についてがんとの関係性、どんな発表ですか。

「人に対して発がん性がある加工肉」というふうになっているじゃないですか。

「人において発がん性の十分な証拠がある場合に適用されるグループ1に加工肉がある」ということでよろしいんですよね。

長妻昭(中道改革連合・無所属)このグループ1に加工肉が属しているグループ1とは何ですか。

長妻昭(中道改革連合・無所属)この加工肉、発がん性があるグループ1、一番高いレベルなんですね。

加工肉というのは、さっきおっしゃったように、いろいろありますけれども、ソーセージとかハムとか、コンビーフ、フランクフルトなどなどでありますけれども、これ、どんながんを発症するというふうに考えられるんですか。

これということは、端的にお伺いしますと、日本で販売されているソーセージ、ハム、コンビーフ、フランクフルトなどは、これは発がん性はあるんですか。

どうなんですか。

いや、私が聞いた質問は、日本で販売されているソーセージ、ハム、コンビーフ、フランクフルトなどは発がん性はあるのかと。

そうすると、じゃあ安全ですかということはどうですか、大臣。

この国際がん研究機関におきましては、報告書の中で加工肉を、風味の向上や保存性の改善を目的として塩漬け、 curing(塩漬け)、発酵、燻製、その他の処理が施された肉と定義していると承知しております。

木原稔(内閣官房長官)委員がおっしゃるとおり、そのグループ1に属しているという認識でございます。

木原稔(内閣官房長官)このグループ1は、人に対して発がん性があると評価している加工品だというふうに認識しております。

こちらの方には、加工肉を毎日50g食べると大腸がんの発症リスクが18%増加するという記載がございます。

おっしゃるとおり、加工肉の摂取が発がん性と関連があるかについて、ハザードとして発がん性があるということでございます。

平成27年10月にWHOの付属機関である国際がん研究機関が、肉の摂取と発がん性に関する評価を発表しまして、その中で加工肉の摂取について人に対して発がん性があると評価したと承知しております。

これは加工肉の、これはハザードの評価を行ったものでありまして、日本で売っているものは、そういう意味においては日本の肉においてもそういったリスクはあり得るということだというふうに承知しております。

その上で、このWHOの評価につきましては、これは加工肉の摂取が発がん性と関連があるかについて、いわゆるハザードの特定という評価を行ったものであり、摂取量や摂取頻度などを考慮して人に対してどの程度の健康影響があるかを評価するリスク評価を行ったものではないと承知しております。

また、日本人の平均的な摂取量であればリスクはないかあっても小さいとされております。

加工肉の摂取目安の提示
質問
長妻昭 (中道改革連合・無所属)

- 健康被害を避けるため、「この程度の頻度・量であれば問題ない」という目安を示す考えはあるか

答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)

- 関係省庁と相談の上、考えてまいりたい

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そしたら目安としては、どのくらいの頻度と摂取量とおっしゃいましたけれども、どのくらい注意すればいいんですか。

政府の資料に「さっきのですね、加工肉の摂取を減らすことで大腸がんのリスクを減らすことを示したものです」というふうに書いてあり、今大臣の答弁で「摂取量と頻度によると」おっしゃって、それはまだ示していないという話なんで。

これぜひ大臣ですね、念のために「目安はこのぐらいであれば問題ない」というその頻度とか摂取量、これ示すお考えありませんか。

関係省庁と相談の上、考えてまいりたいと思います。

ミネラルウォーターのPFAS規制と監視体制
質問
長妻昭 (中道改革連合・無所属)
  • ミネラルウォーターのPFAS規格基準の内容は何か
  • 全ての自治体でサンプル検査などの監視が適切に行われているか
答弁
厚生労働省 坂木原審議官
  • PFOSとPFOAの合算値として0.0005mg/Lという基準が適用されている
  • 自治体の計画に基づきモニタリング検査を実施しているが、施行直後のため、具体的にどれだけの自治体が実施しているかは把握していない
全文
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そしてもう一つですね、ミネラルウォーターについてお伺いしますけれども、今年4月からPFAS等の規制が、初めてこれまでなかったものが入りましたが、どんな規制ですか。

これは50ナノということで、PFOSとPFOAの合算ということでありますが、じゃあそのミネラルウォーター、今いろいろ売られておりますけれども、このミネラルウォーターについてちゃんと本当にそれが守られているかどうか。

ミネラルウォーターそのもの事業者じゃなくて、そのミネラルウォーターをサンプルでピックアップして検査するということは、自治体でなされているという話なんですが、これは全ての自治体がやるわけですか。

食品衛生法におけるミネラルウォーターのPFASに関する規格基準については、令和8年3月31日に経過期間が終了し、4月1日から正式に適用されたところであり、各事業者は規格基準に適合した製品を製造、輸入、販売することとなっております。

具体的な基準値は、PFOSとPFOAの合算値として0.0005mg/Lとされているところでございます。

お答え申し上げます。

国内の流通品については各自治体が定める食品衛生監視指導計画に基づきまして、そして輸入品については厚労省が定める輸入食品監視指導計画に基づいてモニタリング検査を実施しまして、規格基準に適合しているかどうかを確認するところでございます。

具体的にどれだけのところがやっているかということについては、4月1日に施行されたばかりでございますので、現時点では把握してございません。

国家公務員の非正規雇用比率と正規化方針
質問
長妻昭 (中道改革連合・無所属)
  • 非正規雇用比率が高い役所はどこか
  • ハローワークの非正規比率はどの程度か
  • 非正規を減らして正規を増やすという政府全体の方針はあるか
答弁
松本大臣
  • 法務省(55.1%)、厚労省(53.3%)、農水省(36.8%)、内閣府(35.3%)、文科省(34.1%)が高い。ハローワークの非常勤職員は62.9%
  • 国家公務員として正式に明記された正規化方針はない。各府省庁の判断による
  • 能力のある人間を試験で採用し常勤を増やす方向ではあるが、全般的な方針として答弁はできない
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次に国家公務員についてお話を伺いたいと思うんですが、非正規雇用、契約社員というか契約期間があって1年契約ですね、雇われておられる国家公務員が急増しておりまして。

やはり本当は民間の模範を示して正規雇用を増やしていかなきゃいけないにもかかわらず、相当多いというふうに思っております。

非正規雇用の比率が多い5つの役所をパーセントとともに上げていただければ。

ハローワークはどのくらいですか、非正規雇用は。

これ、大臣にお伺いしますが、非正規を減らして国家公務員、そして正規を増やすというこういう方針というのは、ちゃんとあるわけですか。

あるんですか。

非常勤職員とか、ひどい名前がついておりますけれども、ぜひ非正規を減らして正規を増やすと、そういうふうな方針を政府の中にきちっと打ち立てていただきたいと思うんですが、大臣いかがですか。

それを政府全体の方針としてやっていただくと。

政府は民間に対しては非正規を減らして正社員を増やすように指導というか、そういう呼びかけをしているわけで、自らもそういう方針をじゃあ政府の中にきちっと作るというふうに御答弁いただきたい。

法務省が55.1%、厚生労働省53.3%、農林水産省36.8%、内閣府が35.3%、文部科学省34.1%となっております。

ハローワークの非常勤職員の割合につきましては、令和8年4月1日現在で62.9%ということになってございます。

(政府側)できるだけ正規を増やそうというのは、国全体の雇用のあり方としては正しいと思いますけれども、国家公務員としては正式に明記されたものはございません。

(政府側)この非常勤の採用等と臨時採用については、各府省庁のそれぞれの業務の中身において、府省省庁の方で判断されるということにはなっております。

それを常勤として雇うということは、門戸としては開いているというところで、できるだけ能力のある人間を試験をした上で採用していく形で、常勤を増やそうというような方針はあるというふうに思います。

(政府側)これは各省庁によってそれぞれ業務内容が違うし、能力が必要な部分も多々ありますから、この国家公務員全般をもってここでそういったことを答弁することはできません。

ただ、各府省庁においては、それぞれ能力のある人間は登用できるように、あるいは採用できるように、それぞれ任用試験等々を行って、それを広く国民に対しては開いていますから、そういった形で、できるだけ委員の御指摘の点について前に進められるように努力はしていきたいと思います。

コーポレートガバナンスコードと賃金への利益配分
質問
長妻昭 (中道改革連合・無所属)

- 企業の利益が賃金に十分回っていない。ガバナンスコードの改定において、「利益を賃金にもっと振り向ける」よう指導してほしい

答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)
  • 人的投資等の成長投資は中長期的な企業価値向上や賃上げの環境整備に資すると考えている
  • 金融庁で改定検討中であり、株主還元も含めた資源配分戦略を成長志向型に変容させる方向で進めている
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これ、企業の利益の配分が、私は賃金に十分回っていないと思うんですね。

ほかの先進国に比べて、配分の歪みがあると思っています。

そして今回、ガバナンスコードを改定するという絶好のチャンスが来ました。

そのガバナンスコード、所管ではないと思いますが、賃金を上げるという担当の大臣として、ガバナンスコードの中に「利益を賃金にもっと振り向ける」と、こういうふうにガバナンスコードを変える、そういう指導をしていただきたいと思うんですが、いかがですか。

企業が自社の成長段階を考慮した上で、成長により得た利益を株主への還元とともに、人的投資あるいは設備投資、研究開発投資など、あるいは成長投資に適切に振り向けていくこと、これは重要な課題だというふうに認識しております。

我が国のコーポレートガバナンス改革、これは中長期的な企業価値の向上を図る観点から推進してきたものでありまして、ただ必ずしも賃上げや労働分配率の向上を直接の政策目的としたものではありませんが、ただ適切な人的投資等の成長投資は、これは中長期的な企業価値の向上、ひいては賃上げの環境整備にも資するものというふうに考えております。

現在、金融庁におきましては、コーポレートガバナンスコードの改定に向けた検討を進めているところでありますが、企業の長期的な成長に資する人的投資や新事業投資がより積極的に行われるよう、株主への還元も含めた企業資源配分戦略、これを成長志向型に変容して、

高齢運転者の免許返納と安全対策
質問
大島敦 (中道改革連合・無所属)

- 内閣府が高齢運転者の身体機能低下を理由とした免許自主返納を推進しているか確認

答弁
水野政策統括官

- 高齢者の交通安全確保は非常に重要であり、免許返納による運転停止が大切であると認識している

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先ほど伺って、先般の大臣の所信表明を伺いながら、この障害者施策、交通安全対策、高齢社会対策等というところで、交通安全対策については、「交通事故のない社会を目指し、第12次交通安全基本計画に基づき、高齢者や子どもの安全確保のほか、外国人や小型モビリティの安全対策等の視点を重視した総合的な交通安全対策を着実に推進してまいります」と大臣に述べられておりまして。

今確認なんですけれども、内閣府は高齢運転者の安全事故防止に向け、これは身体機能低下を理由とした運転免許の自主返納を推進していると承知をしているんですけれども、それでよろしいでしょうか。

高齢者の交通安全というところを確保するというのは非常に重要なことでございます。

特に高齢者の方が非常に高齢になって運転をする、その事故というのも結構ございますので、そこの点はやはり免許の返納という形で運転をやめていただくということが大切だと思っております。

運転経歴証明書の概要
質問
山下貴司 (内閣委員長)

- 運転経歴証明書とはどのようなものか

答弁
政府参考人

- 免許返納者が身分証明等に利用できるよう、公安委員会が発行する証明書である

全文
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この運転経歴証明書というのがあると聞いているんですけれども、どういうものか。

政府参考人なので答えられると思うんですけれども、答えていただければと思います。

今お尋ねの運転経歴証明書と申しまして、運転免許を返納した方が、身分証明等に利用するために、返納した運転免許証の代わりに公安委員会で発行するものでございます。

シニアカー(身体障害者用車)の定義と基準
質問
山下貴司 (内閣委員長)

- シニアカーの定義および道路交通法上の扱いについて

答弁
福坂交通局長

- 最高速度時速6km以下かつ一定の大きさ基準を満たすものは「身体障害者用の車」として歩行者扱いとなり、歩道を通行しなければならない

全文
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シニアカーでもいくつか種類があるということを聞いていて、シニアカーの種類についてどの役所の政府参考人が答えられるのかがよくわからないんですけども、おそらく経済産業省さんの方が詳しいかもしれないので、経済産業省さんがシルバー、シニアカーについての定義ということを知っていれば、あるいは警察庁でもいいんですけれども、知っていれば答えていただければと思います。

シニアカーの定義について、これ、警察庁呼ばれていますか。

今お尋ねの電動車いすとかシニアカーとか言われているものにつきまして、道路交通法上、構造上の最高速度が時速6kmを超えないといった、あと大きさの基準とはありますが、そういった基準を満たすものについては身体障害者用の車として、これを通行させているものは歩行者とされ、歩道と車道の区別ある道路においては歩道を通行しなければならないこととされております。

シニアカーの具体的なサイズ基準
質問
山下貴司 (内閣委員長)

- 身体障害者用車の具体的な大きさの基準について

答弁
久坂交通局長

- 長さ120cm、幅70cm、高さ120cm(ヘッドサポート除く)を超えないという基準がある

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今、答弁がございましたとおり、できるだけシニアカーといったときに、カテゴリーとしては身体障害者用の電動車という理解でいいかどうか確認させていただいて、6キロ以下で走行して、ある程度大きさが決まっていると思うんですけれども、その点についてお答えいただければと思います。

先ほど時速6kmを超える速度を出すことができない構造と申し上げましたが、そのほかといたしまして、車体の大きさとしましては、長さ120cm、幅70cm、高さ120cm、ヘッドサポートを除いた部分の高さでございますが、こういった長さ、幅、高さを超えないといった基準がございます。

特定小型原動機付自転車としてのシニアカー
質問
山下貴司 (内閣委員長)

- 特定小型原動機付自転車に該当するシニアカー的な車両の定義と基準について

答弁
井ノ又物流・自動車局次長

- 長さ190cm以下、幅60cm以下という要件があり、ヘッドライト、テールランプ、ブレーキランプ等の安全装置の装備が必要である

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もう一つが道路運送車両法、これは国土交通省さんが所管しているものだと承知をしているんですけれども、道路交通法上だと、もう一つ、特定小型原動機付自転車というのがあって、その中にもシニアカー的なものがあると伺っているんですけれども、その点について説明をしてください。

ただいま委員からご指摘のあったように、シニアカーのような見た目でございましても、特定小型原動機付自転車ということで走行できるという車両がございます。

この場合、この特定小型原動機付自転車につきましては一定の要件がございまして、例えば大きさであれば長さ190cm以下、幅であれば60cm以下と定められております。

また加えて安全装置といったものもございまして、ヘッドライトのほか、周囲のドライバーからも見えやすいテールランプやブレーキランプ、こういったのを装備をする必要がございます。

特定小型原動機付自転車の歩道通行条件
質問
山下貴司 (内閣委員長)

- 最高速度20km/hまで走行可能な特定小型原動機付自転車が、どのような条件で歩道を通行できるか

答弁
久坂交通局長

- 最高速度表示灯を点滅させ、構造上の最高速度が時速6km以下のモードに切り替わった場合(特例特定小型原動機付自転車)、認められた歩道を通行できる

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ただ、このマックス20キロまで走行できるシニアカーも、6キロ以下で走るときには歩行者と同じ扱いになると伺ったんですけれども、警察庁の政府参考人から説明していただけると助かります。

また違うカテゴリーになって歩道が走れるというところを、もう1回説明していただけると助かります。

特定小型原動機付自転車は道路交通法上、車道を通行することとされておりますが、先生ご指摘のとおりでございまして、特定小型原動機付自転車のうち、最高速度表示灯を点灯させ、構造上の最高速度が時速6km以下であるなどの基準を満たすものは「特例特定小型原動機付自転車」でございます。

と申しまして、道路標識や道路表示によって通行が認められている場合に限り、当該歩道を通行することができることとされております。

特定小型原動機付自転車には最高速度表示灯がございまして、先ほど歩道が走れるバージョンになるためには、その最高速度表示灯を点滅させ、かつ構造上、最高速度が時速6km以下のモードに切り替わる。

こうなれば歩道を通行できるということでございます。

シニアカーのライト設置義務
質問
山下貴司 (内閣委員長)

- 身体障害者用の車にライトの設置は義務付けられているか

答弁
久坂交通局長

- 道路交通法上、身体障害者用の車にライトの設置は義務付けられていない

全文
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まずは、このシニアカーを夜間に安全に利用するためには、ライトが必要であると思いますが、身体障害者用の車はライトの設置が義務付けられているのかという点についてお答えください。

道路交通法上は身体障害省の車につきましてはライトの設置は義務付けられておりません。

シニアカーへの屋根設置の可否
質問
久坂交通局長 (中道改革連合・無所属)

- 身体障害者用シニアカーに屋根を取り付けたり傘を差して運転したりすることは可能か

答弁
草川交通局長

- 傘を差すことは違反ではない。屋根については高さ120cm基準を超える場合でも、警察署長の確認を受ければ設置可能である

全文
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この身体障害者用のシニアカーに屋根を取り付けたり傘をさして運転したりすることは可能かと。

屋根をつけたり傘さした場合に多分歩行者扱いですから傘さしても大丈夫かなと思うんですけれども、その点について確認をさせてください。

えっと雨降っているときに雨よけ用具を取り付けたり傘を差すこと自体は同行法違反とはなりません。

他方先ほど先生から屋根を取り付けることはということでございますが、原動機を用いる身体障害症の車に屋根を付けることにつきましては、一般にヘッドサポートを除いた部分の高さが120センチを超えないことという基準がございます。

だからこれ一般的にはこの大きさの基準を満たさない場合がありますが、ただ乱さない場合であってもそれを使うことがやむを得ないことにつき警察署長の確認を受ければ屋根を取り付けることが可能でございます。

シニアカーの屋根設置における警察署長の判断基準
質問
山下貴司 (内閣委員長)

- 警察署長に屋根設置の確認を求める際、どのような説明が必要か

答弁
岡川交通局長

- 具体的な形状の説明が必要。自動車や原動機付自転車と明確に識別できる必要があり、完全に覆われるような形状は基準に反する場合がある

全文
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私もねレッグでお伺いしたときに屋根をつけるのが難しければ蛇腹にして雨降ったときに日傘みたいに伸ばせば使えるようにしたら落としどころかなと思ったんですけど警察署長にどういうふうに屋根つけていいですかって聞けばオッケーなんですがちょっとお伺いさせてください。

単に屋根つけますいいですかではなくてですね、やっぱりどういう屋根。

どういう形状のものを付けるかというのを具体的に御説明いただけるということが必要であります。

と言いますのは外観上自動車または原動自転車と明確に識別できることという基準がございますので全くあの車室みたいなすっぽり覆われるようなものになりますとちょっとこの今の基準に反する場合がございますので具体的にはどのようなものを付けられるかについて具体的に警察署長の方に御説明いただければと思います。

特定小型原動機付自転車の屋根設置
質問
山下貴司 (内閣委員長)

- 特定小型原動機付自転車(20km/h走行可能モデル)に屋根を付けることは可能か。また、6km/h減速して歩道を走る際も可能か

答弁
久坂交通局長

- 高さの規定がないため、その他の基準を満たしていれば屋根の設置は可能であり、歩道走行時(6km/h以下)でも同様である

全文
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もう一つはそうすると今のが6キロ以下で走れるものですけれども、20キロまで走行可能なものについても屋根つけられるんでしょうか。

この特定原動機付き自転車20kmまで走れるこのシニアカーが歩道を走るために6kmまで減速したときでも屋根付きで大丈夫でしょうか。

屋根20キロ、特定原動機付き自転車で屋根付きのを購入した場合に屋根が付いていてもう1回確認なんですけど6キロ以下で走行して点滅していれば、そのまま走れるって理解でいいですか。

いわゆる特定小型原動機付き自転車のことだと思いますが、これにつきましては、動向法上、車体の大きさにつきましては、長さ幅の規定はございますが、高さございませんので、あくまでも特定小型原動機付き自転車についての動向法上の基準の中に入っておれば屋根はつけることが可能でございます。

基本的に歩道に行ったからといって大きさの基準は基本的に変わりませんので可能でございます。

基本的にはそのようにお考えになってよろしいかと思います。

小型モビリティの交通ルール周知
質問
大島敦 (中道改革連合・無所属)

- 小型モビリティの普及のため、大きさや速度による異なる交通ルールの的確な周知が重要ではないか

答弁
赤間国家公安委員長

- 利用者への交通ルールの周知は極めて重要である。広報啓発や事業者連携による教育、ウェブサイトでの周知を警察に指導し、徹底してまいりたい

全文
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小型モビリティの普及のためには、まずは小型モビリティの大きさや速度等により異なる交通ルールについて的確に周知することが重要であると考えますが、いかがでしょうか。

そうした取組の一つとして、こうした今言っているモビリティの利用者に対する交通ルールの周知、これが極めて重要であるというふうに考えております。

警察においてでございますけれども、広報啓発、また事業者と連携した安全利用教育、これを実施をしておるところでございます。

そのためにウェブサイトで周知を図っておったり、さらには様々な媒体を通じながらと、引き続き、車両区分に応じた交通ルールであるとか、マナーの周知徹底、これを認知止めるように警察、これを指導してまいりたいというふうに思っております。

シニアカー用駐車スペースの全国周知
質問
大島敦 (中道改革連合・無所属)

- 神戸市の事例(駐輪場でのシニアカー受入れ)をモデルとして、全国に周知を図るべきではないか

答弁
坂越官房審議官

- 住民ニーズに効果的に対応している事例を広く周知してきた。当該分野の所管省庁と連携し、周知を徹底してまいりたい

全文
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シニアカーや高齢者が移動しやすいバリアフリーの駐車場整備といった観点も含め、神戸市のような事例をモデルとして全国に周知を図るべきだと考えますが、国交省の意見を聞かせてください。

地方自治体におけるそういう民間委託や指定管理者制度の活用に関しましては、これまでも総務省といたしまして住民ニーズに効果的効率的に対応している事例を広く周知してきたところでございますので、御指摘のような事例につきましても当該行政分野を所管する省庁と連携を図りつつ周知を徹底してまいりたいと考えております。

シニアカーの駐輪料金
質問
大島敦 (中道改革連合・無所属)

- 駐車場にシニアカーを駐車する場合、料金を徴収することになるのか

答弁
水野敦史

- 料金徴収の有無は各駐輪場管理者の判断による。神戸市の事例では、有料駐輪場では自転車と同額を徴収し、無料では無料としている

全文
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シニアカーは道路交通法上歩行者扱いとなりますが、シニアカーを駐車場に駐車する場合、その料金について徴収することになるのか、国交省に伺いたいと思います。

各駐輪場におきましてですね、シニアカーの利用に対して料金を徴収するか否かについては、各駐輪場の管理者の判断と。

例えば先ほど御紹介いただきました神戸市の事例では、有料の駐輪場における受け入れでは自転車の一時利用料金と同額を徴収している。

また無料の駐輪場では無料にて受け入れているということで、受け入れる駐輪場の従前の方法に従う運用をしていると伺ってございます。

このように利用者にとっての分かりやすさ、利用金徴収に係る施設側の負担などを勘案しながら、各施設管理者において適切に判断されるべきものと認識しております。

シニアカー駐輪場整備への国による支援
質問
大島敦 (中道改革連合・無所属)

- シニアカーを受け入れる駐輪場の整備に対し、国としての支援が必要ではないか

答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)

- 国交省で令和7年3月にガイドラインを取りまとめた。関係省庁を通じて地方公共団体へ先行事例を周知し、駐車スペース確保を含む対策を後押ししたい

全文
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大島敦(中道改革連合・無所属)シニアカーの受入れを進めるためには、公共の駐輪場などで置き場整備を実証して効果を検証し、全国展開を図ることが有効と考えます。

こうした観点から、シニアカーを受け入れる駐輪場の整備に対して国としても支援が必要ではないかと考えますが、御答弁をお願いします。

シニアカーを含め、多様な乗り物に対応した駐車スペースの確保などについて、国土交通省において令和7年3月にガイドラインを取りまとめたと承知しております。

今後とも関係省庁において様々な機会を通じ、全国の地方公共団体等に対し、先行事例等の周知等を行ってまいると承知しております。

交通安全対策担当大臣としては、引き続き第12次交通安全基本計画に基づきまして、シニアカーの利用等の安全確保を図るなど、関係省庁において駐車スペースの確保を含む交通安全対策について必要な取組が行われるよう後押ししてまいりたいと考えております。

特定小型原動機付自転車の要件再確認
質問
大島敦 (中道改革連合・無所属)

- シニアカーのような見た目の車両が特定小型原動機付自転車として走行可能か、およびその要件を再確認したい

答弁
草川交通局長

- 要件を満たしていれば可能。要件は長さ190cm以下、幅60cm以下であり、ヘッドライト、テールランプ、ブレーキランプ、ブレーキの装備が必要である

全文
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大島敦(中道改革連合・無所属)このシニアカーのような見た目のものでも、特定小型原動機付自転車として走行させることはできるのか。

特定小型原動機付自転車の大きさ、ヘッドライト等の安全等の要件について、警察庁と国交省それぞれ、もう一回確認のために御答弁をお願いします。

シニアカーのような形をしておりましても、道交法上の特定小型原動機付自転車の要件に基準にあっておれば、当然のことから、特定小型原動機付自転車として扱われることとなります。

先ほど警察庁からも答弁がございましたように、シニアカーのような見た目でありましても、特定小型原動機付自転車としての走行はできるものでございます。

要件につきましては、先ほども御答弁させていただいたとおり、長さ190cm以下、幅60cm以下ということと、安全装置をヘッドライトであったりテールランプ、ブレーキランプ、さらにブレーキといったようなものをつけていただくという形になります。

バリアフリー法へのシニアカーの位置づけ
質問
大島敦 (中道改革連合・無所属)

- バリアフリー法で適合義務を課している商業施設や病院の基準に、シニアカーを位置づけるべきではないか

答弁
井崎大臣官房審議官

- 現行基準では車椅子と同等サイズなら内部移動可能と想定しているが、施設により運用が異なる。フォローアップ会議にてガイドラインにおける考え方を整理したい

全文
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高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、バリアフリー法で適合義務を課している商業施設や病院の基準において、シニアカーについても位置づけるべきではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。

いわゆるシニアカーにつきましても、手動の車椅子や他の電動の車椅子と寸法が同等のものにつきましては、物理的には手動の車椅子や他の電動の車椅子と同様に乗ったまま建築物の内部を移動できるものと想定をしております。

今後につきましては、商業施設や病院におけるシニアカーの利用実態も踏まえまして、有識者や障害当事者、また設計者や事業者等で構成するフォローアップ会議というものを設けておりますので、この会議の中で建築物のバリアフリー設計のガイドラインにおけるシニアカーの考え方を整理してまいりたいと考えてございます。

バリアフリー法における駐車スペース基準
質問
大島敦 (中道改革連合・無所属)

- 建築物内部の基準はあるが、駐車場におけるシニアカー専用の駐車スペース基準は現状ないか

答弁
井崎大臣官房審議官

- 車椅子利用者等のための駐車場基準はあるが、シニアカーに特化した基準は特に設けていない

全文
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確認したところ、それはあくまで建築物であって、駐車場、そのシニアカーを止めるスペースについては、多分今のバリアフリー法の範疇外で規定はなかったと思うんだけど、その点について確認答弁をお願いします。

このバリアフリー基準におきましては、駐車場につきましては、車椅子を使用する方ですとか、の不自由な方のために、そういった方が使用される駐車場を一定の数以上設けるという基準はございますけれども、シニアカーについての基準は特に設けてございません。

医療・介護施設におけるシニアカー駐車スペースの確保
質問
山下貴司 (内閣委員長)

- 病院、診療所、介護施設、障害者施設におけるシニアカー駐車スペース確保への問題意識と対応について

答弁
坂木原大臣官房審議官

- 重要性は認識している。バリアフリー基準に直接含まれないが、理念に鑑み、各施設に適切な対応を期待する。関係省庁と連携しアクセスの向上に取り組む

全文
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続きまして、シニアカーの利用が増える中で、病院、診療所、介護施設通所、障害者施設通所におけるシニアカーの駐車スペースの確保についての問題意識を持っているか、厚生労働省に伺います。

障害者施設も通所型におけるシニアカーの駐車スペースの確保について、どんな対応を考えているのか、御答弁をお願いします。

まずはじめの問題認識についてのお尋ねでございますが、病院や診療所、介護事業所、障害福祉サービス事業所などの施設は高齢者が多く利用する施設であり、高齢者等が円滑に利用できるような環境を整えることは厚労省としても重要と考えております。

その中でシニアカーは自家用車に代わる高齢者等の多様な移動手段の一つであり、シニアカーを用いて施設に来られる方にとっては、駐車スペースがあることでより施設を利用しやすくなる等の利点があると認識してございます。

一方で、シニアカーの駐車スペースを設置すること自体は、バリアフリー基準が求める施設基準には含まれないものの、高齢者等が移動したり施設を利用したりする上での利便性や安全性を向上させるというバリアフリー法の理念に鑑み、医療機関・介護事業所を含む障害福祉サービス事業所の皆様にも、それぞれの施設の事情を踏まえつつ適切な対応をとっていただきたいと考えております。

引き続き関係省庁とも連携しながら、高齢者の医療機関等へのアクセスの向上に向けて必要な対応をとってまいりたいと考えております。

交通安全担当大臣による省横断的な駐車対策
質問
山下貴司 (内閣委員長)

- 交通安全対策担当大臣として、各省横断的にシニアカーの駐車スペース確保にどう取り組むか

答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)

- 安全に移動できる社会の構築は重要。引き続き国交省等と連携し、移動の安全確保に取り組みたい

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シニアカーについては、今後、高齢者や障害者等の利用の増加が見込まれると思います。

各省庁による駐車スペース確保の対策について、交通安全対策担当の大臣としてどのように取り組んでいくのか。

内閣の担当大臣は総合調整の機能を持っているので、各省横断的にさまざま対応をとれると思うので、よろしく答弁をお願いします。

通告を伺っておりませんが、交通安全担当大臣としてですね、シニアカーの活用を含め、年齢や障害の有無に関わりなく、安全に移動できる社会の構築が大変重要な課題であると考えております。

引き続き、国土交通省等と連携して、高齢者や障害のある方などの移動の安全確保に取り組んでまいりたいと考えております。

ゲノム医療の推進と予算・人員確保
質問
山下貴司 (内閣委員長)

- 施政方針演説での言及を踏まえ、がん・難病のゲノム医療推進に向けた予算および人員の確保を進めるべきではないか

答弁
小野田国務大臣

- 第3期健康医療戦略に基づき研究開発を推進し、若手研究者の育成に取り組んでいる。関係省庁と連携し、必要な予算確保に努め、取組を推進したい

全文
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大臣の施政方針演説の中でワードが入るということは、予算と人員が確保できることになるので、その点について、ゲノムに対する高市総理の施政方針演説において、がん難病のゲノム医療の推進について言及がありました。

これを踏まえ今後、ゲノムに関する研究開発をはじめ、ゲノム医療に対する予算の確保や人員の確保を進めることが重要と思いますが、大臣の見解を伺います。

ゲノム医療に関しては、第3期健康医療戦略に基づいて関係省庁と連携して、ゲノム情報をはじめとしたさまざまなデータを活用し、ライフコースを俯瞰した病気の発症、重症化予防等に資する研究開発を推進することで、ゲノム医療の実現に取り組んでおります。

ゲノム医療の実現に向けた研究開発に携わる人材を分野横断的に育成確保する観点から、例えば、AMEDにおける競争的研究費の枠組みにおいて、優秀な若手研究者の能力や創造性を発揮できる仕組みを構築し、異分野融合研究を担う若手研究者の育成を推進しています。

また昨年11月に閣議決定したゲノム医療施策に関する基本的な計画においては、関係施策の適切な評価と必要な財政上の措置が重要であるというふうにされているところでありまして、関係省庁と連携の上で必要な予算の確保に努めてまいりたいと思います。

高市総理の施政方針演説においてがん難病のゲノム医療を推進することとされたことを踏まえて、引き続き関係省庁とともに必要な取組を推進してまいりたいと思います。

中東情勢緊迫化に伴う重要物資(燃油等)の安定供給確保
質問
長谷川淳二 (自由民主党・無所属の会)
  • 中東情勢の緊迫化により、地元愛媛県の活魚運搬船などで重油の供給滞りが発生している
  • 省庁の管轄外(谷間)にある業界で目詰まりが生じる懸念がある
  • 重要物資の安定供給に向けた足元の状況と今後の方針を問う
答弁
山田副大臣
  • 日本全体としての必要量は確保されているが、一部で供給の偏りや目詰まりを認識している
  • タスクフォースによる総点検や、経済産業省の窓口による融通支援を実施している
  • 活魚運搬船の特殊重油確保に向け水産庁と連携し、輸入割当ての要件緩和などの措置を講じている
全文
質問・答弁の全文を表示

まず冒頭早速でございますが、中東情勢の緊迫化を受けた重要物資の安定供給確保についてお伺いをいたします。

山田副大臣におかれましては、赤澤担当大臣のもとに、中東情勢の緊迫化に伴い供給制約が懸念されることから、資源エネルギー庁を通じて燃油等の安定供給確保の要請を元売り業者等にされておりますが、私の地元の愛媛県でもやはりトラック運送業者や漁業用の燃油がまだ行き届いていないという声が寄せられています。

具体的に一つ言うと、私の地元で養殖をした魚を生きたまま運ぶ活魚運搬船というのがございます。

先般のタスクフォースでも取り上げていただきましたが、この活魚運搬船に重油の供給が滞っているという声が届いています。

実はこの活魚運搬船というのは漁船ではないものですから、水産庁の所管にはなりません。

そういったことで、やはり各省庁の谷間にあるような業界団体等が目詰まりになるのではないか、目詰まりし合うのではないかという懸念を持っています。

こうした地域の重要な産業を支えている活魚運搬船等などについても、しっかり目詰まりが生じないように対応していただきたいと思います。

そこで重要物資安定確保担当の山田副大臣に、この中東情勢の緊迫化を受けて、石油製品、関連製品をはじめとする重要物資の安定供給に向けて、どのような対応を行っていくのか、足元の状況と今後の方針について、改めてお伺いいたします。

まず石油備蓄の放出や各国からの代替調達を通じて、原油や石油関連製品について日本全体として必要な量については確保されているということを申し上げた上で、他方、現時点では今ご指摘いただきましたように、一部では供給の偏りや流通の目詰まりが生じているということも認識しております。

赤澤国務大臣のもとに設置したタスクフォースで関係省庁が連携し、重要物資の供給状況を総点検しております。

加えて経済産業省に情報提供窓口も設けまして、サプライチェーンの情報を分野横断で集約し、他の流通経路からの融通支援をきめ細かく実施しているところでございます。

委員ご指摘のカンパチ種苗水産庁の調達につきましては、活魚運搬船が中国海域海南島へ入居する際に必要となる特殊な重油が入手困難となっていると伺っております。

そこで水産庁と連携し、追加の重油確保に向けた融通支援を進めております。

もし燃料供給に時間を要し、カンパチ事業が30センチ以上に育ってしまった場合など、輸入割当てが必要となり、関税がかかることになりますが、こちらにつきましても、事業者に追加負担が生じないよう、要件緩和を4月中旬まで講じることといたしております。

このように水産庁をはじめ、関係各省庁とも連携をしながら、国民の皆様の命、暮らしを守るため、全力を尽くしてまいります。

日本成長戦略における官民投資ロードマップの優先順位付け
質問
長谷川淳二 (自由民主党・無所属の会)
  • AI、半導体、造船など17分野の官民投資ロードマップ策定が進んでいる
  • 地方への投資呼び込みと産業クラスター形成による経済成長を期待している
  • 優先順位付けを含め、どのような考え方で検討を加速させるのかを問う
答弁
城内国務大臣
  • 戦略的に選択した61の主要製品技術のうち、先行する27の製品技術についてロードマップを提示した
  • AI半導体分野などで2040年に向けた具体的な世界シェアや売上目標を掲げている
  • 残りの34の製品技術についてもスピード感を持って策定し、総合支援策を明らかにする
全文
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次に城内大臣に日本成長戦略についてお伺いをしたいと思います。

高市内閣の掲げる強い経済を実現するために、成長が期待されますAI、半導体、私の地元での造船などの17分野が定められ、それぞれ官民投資ロードマップの策定に向けてワーキンググループが設置されて検討が始まっているとお伺いをしています。

私は地方選出議員でありますので、こうしたAI、半導体、造船などの戦略分野に対して官民連携で地方に投資を呼び込んで、全国各地に産業クラスターが形成されて、地方の経済成長にもつながることを大いに期待をしております。

ただ一方、17分野はAI、半導体、量子、航空宇宙、コンテンツ、創薬、先端医療などなどかなり幅広く、またそれぞれにやはり強みや弱みがある分野でございます。

高市総理もこの17分野について、昨年末の日本成長戦略会議において、漫然的にすることなく戦略的に絞り込んだ上で、真に実効性あるロードマップを策定してくださいとご指示をされているところでございます。

そこで成長戦略担当大臣として要の役割を担われておられます城内大臣に、17分野の官民投資ロードマップの取りまとめを受けて、優先順位付けを含めどのような考え方で検討を加速していくのかお伺いをいたします。

この場におきまして、国内のリスク低減の必要性、そして海外市場の獲得可能性、また海外技術の革新性などの観点から、戦略的に選択した61の主要な製品技術をお示しするとともに、その中でも、まずはその27の先行する製品技術等についての官民投資ロードマップを提示したところでございます。

その中で、例えば具体的な例を挙げますと、AI半導体分野においては、AIロボットなどのフィジカルAIについて、2040年に米中に並ぶ第三極として、世界シェア3割超の獲得を通じ、20兆円の市場を獲得すること。

また、そのフィジカルAIの採用に必要なハードウェアを統合するシステムの中核を担う半導体について国内開発製造能力を確保し、2040年に国内製作の売上高、これを40兆円とすること。

こうした具体的な目標を掲げたところであります。

いずれにしましても、この夏の日本成長戦略の策定に向けましては、今申しました27の先行する製品技術等以外の残り34ありますけれども、その他の製品技術等についてもスピード感を持って官民投資ロードマップの策定を進めていき、それぞれの製品、技術等について、日本が取り得る勝ち筋をしっかり見出して、供給及び需要の両面にアプローチする多角的な観点からの総合支援策を明らかにしていく考えであります。

成長戦略と規制改革の連携
質問
長谷川淳二 (自由民主党・無所属の会)
  • 先端技術の社会実装には、データ利用や承認制度などの規制がボトルネックとなっている
  • 官民投資ロードマップの策定にあたり、規制改革をセットで進めるべきではないかという見解を問う
答弁
城内実
  • 地方経済活性化のために絶え間ない規制改革が重要であると認識している
  • 総理の指示に基づき、投資促進につながる規制改革項目をロードマップに反映させるよう連携している
  • フィジカルAIの社会実装促進などの具体例を挙げ、規制改革推進会議と緊密に連携している
全文
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続いて、この官民投資ロードマップの策定において、規制改革との連携をどう図るかについてお伺いをいたします。

この27分野の官民連携投資は、先端技術の社会実装が伴わなければ進まないと思います。

しかし一方、これまで長く指摘をされてきたところでございますが、我が国において先端技術の社会実装が進まないのは、さまざまな規制が、いわばボトルネックになっているということが指摘されているところでございます。

AIならばデータ利用の規制ですとか、創薬であれば医薬品の承認制度ですとか、モビリティならば自動運転の仕組み制度などがボトルネックになっているのではないかと指摘をされています。

そこで、この27分野に対してやはり官民連携して投資を進めていくためには、やはりルールや規制などの仕組みの見直しとセットで考えていく必要があるのではないかと思います。

そこで規制改革担当でもあります城内大臣に、この27分野の官民投資ロードマップの策定に当たってはボトルネックとなっているルールや規制を洗い出して、規制改革をセットで進めるべきと考えますが、見解を伺いたいと思います。

人口減少、少子高齢化等の課題を克服し、日本経済の成長と、それから委員が関心を持っている地方経済の活性化、これをつなげるために絶え間ない規制改革の取組が重要であるというふうに認識しております。

こういった観点から2月26日に規制改革推進会議を開催しまして、この場におきまして高市総理から、成長戦略の各戦略分野の投資促進につながる規制改革項目を積極的に取り上げ、その内容が官民投資ロードマップに反映されるよう日本成長戦略本部と連携して検討を進めることについて、具体的な御指示をいただいたところであります。

この御指示を踏まえまして、日本成長戦略会議における官民投資ロードマップの策定に際しましては、例えば一つ具体的な例を挙げますと、フィジカルAIを含むAIの社会実装の促進などの規制改革項目の検討の成果を盛り込むべく、規制改革推進会議としっかり緊密に連携しているところであります。

いずれにしましても、日本成長戦略担当大臣と規制改革担当大臣を兼ねる大臣として、引き続き先頭に立って、長谷川委員御指摘の点も踏まえて取り組んでまいる考えであります。

外国人の土地取得の実態把握とデータベース整備
質問
長谷川淳二 (自由民主党・無所属の会)
  • 外国人による土地取得への不安は、所有者の実態が不透明なことに起因している
  • 法人の実質的支配者の国籍把握や、省庁横断的な一元的なデータベース整備が急務である
  • 現状の把握状況と、実態把握強化およびデータベース整備への取組を問う
答弁
内閣官房、外国人との共生社会推進室、室長代理
  • すべての土地取得を網羅的に把握できているわけではないが、国籍把握を強化している
  • 登記申請時に国籍を把握する仕組みの導入や、令和9年度以降の稼働を目指す不動産ベースレジストリの整備を進めている
  • FATFの審査に向け、法人の実質的支配者の把握仕組みについても検討したい
全文
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まず政府参考人で、最近やはり国民の皆さんから不安が寄せられ、またSNSなどで情報が拡散されがちなのが、外国人の土地取得ではないかと思います。

これは中国法人による土地購入が問題となりまして、中国法人による土地購入で水源が枯れてしまうのではないかというような、そうした情報が拡散したわけでございますけれども、実際のところは本国の会社から出資を受けたニュージーランドの会社が適法に土地を取得されて、キウイフルーツの生産をされたというような事案でございました。

この外国人の土地取得等に対する国民の不安は、やはりその土地所有者の実態がよくわからないことに起因している面が大きいのではないかと思います。

この点、我が国には様々な土地関連制度がありますけれども、それぞれ取得者の国籍を把握する体制というのは十分に整備をされていないのではないかと思います。

また、法人が土地を取得する場合に、その法人を実質的に支配している者の国籍、これも把握する必要があるんじゃないかと思います。

さらに、各省庁でそれぞれバラバラに管理されている土地取得者の国籍情報を一元的に把握するデータベースの整備も急務の課題ではないかと思います。

そこで政府参考人、外国人との共生社会推進室長、この外国人、外国法人の土地等の取得の実態について、現状どこまで把握できているのか。

とともに、この法人の実質的な支配者も含めて実態把握を強化をして、一元的なデータベースを早急に整備すべきと考えますが、政府の現状の取組をお伺いします。

土地等の取得に当たりましては、重要土地等調査法などの関連法令に基づきまして、国等に対して必要な報告等がされることとなっておりますが、必ずしも日本国内において外国人が取得したすべての土地等を網羅的に把握しているものではございません。

他方で、委員ご指摘のとおり、外国人による土地取得等の皆様の不安は、その実態がよくわからないことにも起因していると考えております。

このため、本年1月に取りまとめられました「外国人の受け入れ、秩序ある共生のための総合的対応策」を踏まえまして、土地等取得者の国籍把握を強化をしているところでございます。

具体的には、不動産の移転登記の申請時に登記名義人の国籍を把握する仕組みを導入することなどに取り組んでいるところでございます。

また、政府におきましては現在、土地所有等情報を集約したデータベースとしまして、令和9年度以降の稼働を目指しまして不動産ベースレジストリの整備を進めているところでございます。

加えまして、マネーロンダリング、テロ資金供与及び拡散金融対策に関する多国間の枠組みであります金融活動作業部会(FATF)の第5次対日相互審査に向けまして、法人の実質的支配者の把握強化を検討しているところでございまして、この検討と連携をしまして、土地等の実質的所有者を把握する仕組みについても検討してまいりたいと考えているところでございます。

安全保障の観点からの外国人土地取得規制と離島の国有化
質問
長谷川淳二 (自由民主党・無所属の会)
  • 防衛施設周辺や離島での外国人土地取得が安全保障上の懸念となっている
  • 重要土地等調査法では取得規制まで至っていないため、早急に規制を導入すべきである
  • 取得規制の導入および、無所有の離島の国有化検討についての方針を問う
答弁
小野田大臣
  • 土地取得規制については、現在「検討会」において議論しており、その結果を踏まえ検討を進める
  • 国境離島以外の離島についてもプライオリティをつけて実態把握を行い、無主の場合は国有財産化を検討する
全文
質問・答弁の全文を表示

続いて、外国人の土地取得等の規制について、小野田大臣にお伺いをしたいと思います。

これも事例を申し上げますと、私の地元愛媛の隣県の山口県の周防大島に笠佐島という離島がございます。

その土地を中国人の方が購入をされて、住民の皆さんが外国人の土地取得の規制を求める運動をされています。

この笠佐島は瀬戸内海の離島で、国境離島ではありませんけれども、米軍の岩国基地や海上自衛隊の呉基地に近い。

また、瀬戸内海を挟んで、私の地元愛媛県の生方原発とも50数キロの距離にあります。

そうしたことで、地元では懸念が指摘されているところでございます。

現在、防衛関係施設の周辺や国境離島などの機能を阻害する土地等の利用を防止するために、先ほど答弁いただいた重要土地等調査法が制定されていますが、土地等の取得規制までは規定されていないところでございます。

1月に決定された総合的な対応策では、この外国人の土地取得等について、立法事実を整理するとともに、諸外国の例も参考に、規制対象者の内容、また規制対象となる土地を検討するということとされています。

確かに経済活動との自由のバランスをとることは極めて重要でありますけれども、やはり防衛関係施設の周辺ですとか、国境離島などについては、やはり放置をすると取り返しのつかない事態になりかねないと思います。

早急に規制の導入を検討すべきであると思います。

そこで、外国人との秩序ある共生社会推進担当であります小野田大臣に、我が国の安全保障の観点から、防衛関係施設周辺や離島における土地等の取得規制、これを早急に導入するとともに、離島についても、特に無所有、所有者がいない離島などについては、国境離島と同様に、やはり領土保全の観点から国有化も検討すべきと考えますが、今後の方針をお伺いします。

土地等の取得規制については、御指摘も踏まえて安全保障の観点から、現在「外国人による土地取得等のルールのあり方検討会」において議論いただいているところでございまして、この検討会の議論も踏まえつつ、必要な検討を進めてまいりたいと考えています。

また、今般、本年1月に取りまとめた、先ほどおっしゃっていただいた「外国人の受け入れ共生のための総合的対応策」において、国境離島以外の離島についてプライオリティをつけて実態把握を行い、無主の場合には国有財産化を検討することにしております。

原子力発電所等の重要施設におけるドローン対処
質問
長谷川淳二 (自由民主党・無所属の会)
  • ドローンの高性能化により、原発への攻撃や接近などの警備上の懸念が高まっている
  • 法改正だけでなく、電力事業者との緊密な連携による対処が急務である
  • 警察による警戒警備の方針を問う
答弁
赤間国家公安委員長
  • 原発特別警備部隊による24時間体制の警備を行い、対処機材を用いて被害を排除する
  • 補正予算による機材整備に加え、原子力事業者へも整備を働きかけ、連絡会議等で連携している
  • 関係省庁連絡会議にて、最新の技術動向を踏まえた対処方策を検討している
全文
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まず重要施設の警備、具体的には原子力発電所の警備におけるドローンへの対処でございます。

特に原子力発電所については、特別警備部隊が24時間体制で警戒警備を実施されていると伺っていますが、昨年7月に玄海原子力発電所において、光を放つ飛行物体を警備員が目撃されたという事案が発生をしています。

今、ドローンは軍事攻撃に使用され、また飛躍的に飛行速度や最大積載重量などの性能が向上してございます。

やはり原発に急接近するドローンに対して警察の対処が間に合うのか、あるいはドローンに搭載された重機等により、原発が攻撃される危険性はないのかなどですね。

やはり警備上、様々な懸念が生じていると思います。

この原発などの重要施設の周辺300メートルは、小型無人機等飛行禁止法でドローンの飛行が禁止をされ、また今般、飛行禁止区間を週1キロまで広げられる方向で予定していると伺っていますけれども、やはりこの原子力発電所に対する危険の未然防止に万全を期するためにも、法改正も当然必要だと思いますけれども、電力事業者とも緊密に連携をし、急速に高性能化するドローンへの対処が急務であると考えますが、警察による警戒警備の方針について、赤間大臣にお伺いしたいと思います。

委員、今ご案内ありました警察では、全国の原子力管理施設において原発特別警備部隊を常駐させて24時間体制で警戒警備を実施しております。

原子力発電所周辺の上空でドローンが発見された場合には、ドローン対処機材を活用し、ドローンによる被害を排除することとしております。

この点、令和7年度の補正予算により、警察のドローン対処機材の整備費用が措置された他に、原子力事業者に対しても、警察からドローン対処機材の整備について働きかけております。

原子力発電所等警備連絡会議を活用するなどして、原子力事業者等との連携を図っているものと承知をしております。

加えて本年1月から警察庁において、内閣官房、国土交通省、海上保安庁及び防衛省を交えた関係省庁連絡会議が開催され、新たな技術動向を踏まえた危険なドローン飛行への対処方策についても検討が進められているところでございます。

引き続き、最新のドローン対処機材の整備に努めるとともに、原子力事業者と緊密に連携しながら、対処能力の更なる向上を図り、原子力発電所における警戒・警備に万全を期すよう、警察を指導してまいります。

内閣官房・内閣府の組織のスリム化
質問
長谷川淳二 (自由民主党・無所属の会)
  • 内閣官房・内閣府に業務が集まり肥大化する傾向が継続している
  • 重要政策課題に機動的に対応するため、不断の業務見直しが必要ではないかという見解を問う
答弁
松本大臣
  • 過去に見直し法による業務移管や、デジタル庁・こども家庭庁の設置などのスリム化を進めてきた
  • 現在、全122の会議についても見直しを行っている
  • しっかりとスリム化を行い、効率的に仕事ができるように進めていく
全文
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それでは最後に、行政改革担当大臣であります松本大臣に、内閣官房、内閣府の振り分けについてお伺いをいたします。

当時もその時々の重要課題に対応するために、省庁横断的な会議を立ち上げたり、あるいは分室を立ち上げたりしましたけれども、やはり内閣官房は内閣総理大臣を直接補佐する組織であり、また内閣府は内閣官房を助けて国政上重要な具体的事項に関する比較調整を行うと、大変重要な役割になっていますので、どうしても仕事が内閣官房、内閣府に集まる傾向がございました。

やはりその内閣官房、内閣府の肥大化はまだまだ継続していると思います。

高市総理の掲げる重要な政策課題に、内閣官房、内閣府から機動的に対応するためにも、やはり内閣官房、内閣府の業務について、不断の見直しが必要ではないかと思いますが、松本大臣の見解をお伺いします。

もう既に平成27年に内閣官房、内閣府見直し法において、今言った業務の縮小というか統合整理ですね。

もう既に平成28年4月から9事務がこれ全部で7つのところに移管をされました。

令和3年にIT戦略室がデジタル庁になっています。

それから令和5年に最新で子ども政策が子ども家庭庁ができたりとか、いろいろとそういうふうなことは進んでいるということです。

今般存知する全122の会議についても、今見直しを行っているところですので、委員ご指摘のとおりしっかりとスリム化をして、内閣官房、内閣府がしっかり仕事ができるように進めてまいりたいと思います。

男女共同参画と女性活躍への意気込み
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)

- 男女共同参画と女性活躍に関する大臣の意気込みを問う

答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)
  • 大変重要な課題であり、尽力する所存である
  • 第6次男女共同参画基本計画に基づき、意思決定への参画拡大や健康課題、DV対応、地域づくりを推進する
  • 男女共同参画機構の発足により、地域のセンターの機能強化に取り組む
全文
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まずはじめに男女共同参画と女性活躍について3点お尋ねします。

木原大臣は所信表明で男女共同参画と女性活躍について冒頭で述べられました。

政策を進めていく上での優先順位が高いということの表れではないかと感じました。

改めて男女共同参画と女性活躍についての大臣の意気込みをお尋ねしたいと思います。

女性活躍、男女共同参画、大変重要な課題でありまして、私も大臣として尽力して参る所存でございます。

政府においては、この度決定いたしました第6次男女共同参画基本計画に基づきまして、あらゆる分野における意思決定への女性の参画拡大、そして女性特有の健康課題への対応、犯罪・性暴力、DV等への対応の充実、女性が活躍でき、暮らしやすい地域づくりなどの取組を進めていくこととしております。

また今月1日には男女共同参画機構が発足したところでありまして、機構がしっかりと支援をし、全国各地の男女共同参画センターに地域の女性活躍、男女共同参画社会の実現に貢献する機能強化を行っていただけるよう取り組んでまいる所存でございます。

女性特有の健康課題への認識と解決策
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)
  • 経済損失が年間3.4兆円と推計される女性特有の健康課題について、具体的にどのような課題を認識しているか
  • なぜ解決が必要で、どのように解決していく考えか
答弁
内閣府岡田男女共同参画局長
  • 月経、不妊、子宮内膜症など女性特有の病気があり、罹患年齢も男女で異なる
  • 性差に応じた健康理解を深め、生涯にわたり包括的に支援すること、性差医学に基づく支援が重要であると考えている
全文
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女性特有の健康課題への対応についてお尋ねします。

経済産業省の推計では、1、月経の症状、2、更年期症状、3、婦人科のがん、4、男女双方の課題としての不妊治療ということで、職域での対応が期待される4項目と言われる健康課題による労働損失等の経済損失は、社会全体で年間3.4兆円と推計されています。

男女共同参画局が考えている女性特有の健康課題とは、どのようなものを具体的に認識されているのでしょうか。

また、なぜその課題を解決しなければならないのか。

それをどのように解決しているのか。

解決していくお考えなのでしょうか。

お尋ねします。

今、先生がおっしゃったように、いろいろな様々な疾病がございますが、男女それぞれに特有な病気があり、また、罹患する年齢も男女で異なるなどの状況がございます。

例えば、同じグラフ、私ども数字で見ておりますけれども、先ほど先生がおっしゃった、月経ですとか、不妊、子宮内膜症などは、女性に特有の病気でございます。

これは、比較的若い世代から罹患されるものが多くなっております。

同じがんでありましても、例えば、前立腺などは、男性の場合は、比較的年齢が重ねられてからかかるということもございますように、今申し上げましたように罹患数、年齢も男女で異なるという状況があります中で、男女が互いに性差に応じた健康について理解を深めつつ、男女の健康を生涯にわたり、包括的に支援すること、また、性差医学に基づく健康を支援することが重要な課題であると考えてございます。

ワンストップ支援センターの整備期限の繰り上げ
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)
  • 性犯罪・性暴力被害者のワンストップ支援センターの連携体制整備目標(47都道府県)の期限が2030年4月であることは遅すぎるのではないか
  • 1〜2年以内に目標期限を繰り上げるべきではないか
答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)

- 質の向上のために(答弁が中断されており不十分)

全文
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続いて3点目です。

男女共同参画基本計画は、今後5年間のジェンダー平等政策の方向性を左右する重要な計画です。

第6次計画は、専門調査会において約1年にわたり審議が行われ、意見募集や公聴会を経て成立されてきたと承知しております。

木原大臣は、所信表明の中で、先ほども述べられましたけれども、性犯罪、性暴力等への暴力を容認しない社会基盤の形成と、被害者支援の充実、女性が活躍でき、暮らしやすい地域づくりなどの取組を着実に実行してまいりますと述べられました。

私は被害者支援の充実だけにとどまらず、より具体的に加害者を生まないようにすべきではないかと考えているところです。

第6次男女共同参画基本計画の第6分野、「ジェンダーに基づくあらゆる暴力を容認しない社会基盤の形成と、被害者支援の充実」の中には、性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターにおける関係機関との連携体制構築の基盤整備をしている都道府県を、現状の30都道府県から全国47都道府県に広げるための目標が掲げられています。

しかし、その達成期限が2030年4月では遅すぎるのではないでしょうか。

関係機関との連携体制があるからこそワンストップ支援センターの機能が効果的に発揮できるのではないかと思いますので、より充実した体制を進めていくためにも、1年以内、2年以内と目標期限を繰り上げる必要があると考えますが、いかがでしょうか。

ご指摘のとおり、ワンストップ支援センターの質の向上のために、

性犯罪・性暴力被害者支援センターの基盤強化
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)
  • 性犯罪・性暴力被害者支援の予算が減少している点への懸念
  • 医療機関(産婦人科)の待機報酬が低く、善意に頼っている実態がある
  • 具体的な被害者支援センターの基盤強化について説明を求める
答弁
内閣府岡田男女共同参画局長
  • 交付金によりセンター運営の安定化や質の向上を補助している
  • 相談員等の処遇改善や、医療機関への負担金・医師への謝金も交付対象としている
  • 引き続き交付金を活用いただけるよう促していく
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続いて4点目です。

性犯罪被害者支援の予算について質問いたします。

内閣府の令和8年度予算を見てみますと、女性活躍男女共同参画の推進の予算が、昨年の15億600万円から21億900万円に増え、男女共同参画機構の設立及び男女共同参画センターの機能強化について約6億円の予算が付けられたことは大変喜ばしいことだと思っております。

しかし、性犯罪・性暴力被害者支援の推進についての予算は5億1500万円から4億8500万円に減少してしまいました。

私は岐阜県議として5期19年活動してまいりました。

その中で2015年の岐阜性暴力被害者支援センターの開設には深く関わることができました。

そこには、性暴力被害に遭った方々、県内の被害者支援を長年続けてきた産婦人科の先生方や警察関係者のほか、多くの方の熱意が支援センターの設置につながったということを見てきました。

そのような中で、被害者支援のために待機をしている産婦人科の話を伺いますと、昼間の待機時間に対しては報酬はありましたが、平日夜の待機に対しては、なんと一晩一回2,000円でした。

けれども令和7年度より5,000円になったそうです。

もちろん対応をすればその分の報酬は上乗せされるということなんですけれども、それでもこの実態は産婦人科の善意に頼るところが大きくて、支援の強化とはとても言えないと思います。

このような実態を踏まえ、具体的な被害者支援センターの基盤強化について御説明をお願いいたします。

内閣府では、性犯罪・性暴力被害者支援を推進しますため、性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターを設置運営しています都道府県等に対しまして、性犯罪・性暴力被害者支援のための交付金、先ほど委員もお指摘になりましたけれども、交付金によりまして、センター運営の安定化、支援の質の向上のための取組等に要する経費を補助させていただいております。

各都道府県等に相談支援体制の充実を図っていただくべく、毎年度必要な予算の確保に努めまして、各都道府県等に活用を促しているところでございます。

この交付金では、都道府県等が相談員等の処遇改善に要した経費や、連携協力する医療機関における支援環境の整備に要する経費として、支援に携わる医療機関への負担金や医師への謝金についても交付対象としておりまして、これにより医療的支援を含めた各地域における性犯罪・性暴力被害者支援の充実を図っているところでございます。

引き続き都道府県等への必要な情報の提供等を通じまして、交付金をさらに活用いただけるように促してまいりたいと存じます。

若年層への性暴力被害予防と加害者防止策
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)
  • 加害者をなくすことに重点を置いた対策の構築を求める
  • 低年齢化する犯罪被害に対し、若者・子どもへの被害予防や事件化防止をどう進めるか
答弁
岡田男女共同参画局長
  • 改正刑法の周知、厳正な対処、処遇プログラムの実施を確実に実行する
  • 「同意のない性的行為は性暴力である」という認識を共有するため、4月の若年層被害予防月間等を通じて啓発を推進する
  • 関係省庁と連携し、加害防止、被害者支援、教育啓発を強化する
全文
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続いて5点目です。

性犯罪の被害者をなくすためには、加害者をなくすことが重要です。

ぜひ、加害者をなくすためにどうすべきかということに重点を置いて、対策の構築をお願いしたいと思います。

犯罪被害も性別を問わず低年齢化しています。

若者、子どもへの被害予防、事件化の防止対策をどのようにお考えでしょうか。

また、どのように進めていかれるのでしょうか。

政府といたしましては、第6次男女共同参画基本計画等に基づきまして、改正刑法等の趣旨内容の周知徹底、性犯罪への厳正かつ適切な対処、刑事施設及び保護観察所における性犯罪者処遇プログラムの実施等の施策を確実に実行するとともに、性犯罪、性暴力が重大な人権侵害であること、同意のない性的行為は性暴力であるという認識が社会全体で共有されるように、関係省庁が連携いたしまして、毎年4月の若年層の性暴力被害予防月間などを通じて強力に啓発を推進しているところでございます。

引き続き関係省庁において連携いたしまして、加害の防止、被害者支援の充実、教育啓発の強化等を進めてまいりたいと考えております。

男女共同参画センターの周知と設置促進
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)
  • ガイドラインをどのような手法で周知するのか
  • センターの設置が進んでいない理由の分析と、今後の設置促進策は何か
  • 自治体への通知だけでなく、対面での説明など温度感を大切にした対応を求める
答弁
岡田男女共同参画局長
  • 男女共同参画機構を通じて、ネットワーク形成支援や研修プログラムの提供に取り組む
  • 1月に策定したガイドラインの周知に取り組む
  • これらの支援を通じて、女性が活躍でき暮らしやすい地域作りを後押しする
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続いて6点目の質問です。

木原大臣は、所信の中で全国の男女共同参画センターにおいて男女共同参画社会基本法に定められた役割が十分に果たされるようガイドラインの周知等に取り組んでまいりますと述べられていますが、どのような手法で周知をされるのでしょうか。

全国のセンターの設置が進んでいない理由をどのように分析し、今後どのように設置を促していかれるのでしょうか。

各自治体に対して通知を出す際には、通知だけでなく、ぜひ対面で説明や検討を一緒に進めていただき、温度感を大切にしていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。

これを踏まえまして、本年4月に設立されました男女共同参画機構におきまして、各地の男女共同参画センターが十分に法定の役割を果たせるように、地域におけるネットワーク形成の支援、人材育成のための研修プログラムの提供などに取り組んでいくこととしております。

本年1月に策定いたしました男女共同参画センターの業務及び運営についてのガイドラインの周知等に取り組んでまいりたいと考えております。

このような取組を通じまして、地域における諸課題の解決に取り組む各地の男女共同参画センターを強力に支援しますことによりまして、女性が活躍できて、暮らしやすい地域作りを後押ししていきたいと考えております。

障害者に対する偏見・差別の解消
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)
  • ハンセン病療養所に多くの遺骨が残っている現状は、差別がなくなっていない表れではないか
  • 障害者に対する偏見や差別が生まれた原因をどう認識しているか
  • 政府一丸となってどのように取り組むのか
答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)
  • 行動計画において、医学的知見からの偏見や、障害のない人を基準とする態度と決別することを明記した
  • 障害のある人とない人が対等に関わる場の創出と、正しい知識の普及が重要であるとの認識に基づき、心のバリアフリー取組を強化している
  • 行動計画のフォローアップを行い、政府一丸となって取り組む
全文
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続きまして大きく2項目目として障害者施策についてお尋ねします。

大臣所信の障害者施策については、「第5次障害者基本計画に基づく各種施策を推進するとともに、障害者に対する偏見や差別のない共生社会の実現に向けて令和6年末に取りまとめた行動計画を着実に実行し、政府一丸となって取り組んでまいります」の部分についてお尋ねをします。

現状、障害者に対する偏見や差別がまだまだ解消されていません。

政府一丸となって取り組むという大変熱い思いを伺い、力強さを感じました。

私は、ハンセン病患者の強制隔離を定めたらい予防法について特別な思いがあります。

この法律が廃止されて4月1日で30年となりました。

新聞報道によりますと、回復者の方々が暮らす全国にある14の療養所には、今もなお1万7000柱を超える遺骨が安置されているそうで、多くの方々が家族のもとに帰ることができていない現実があります。

遺骨の引き取りが進まない現状は、社会から差別がなくなっていない実態を示している表れではないでしょうか。

なぜ障害者に対する偏見や差別が生まれたのかということをどのように認識をされているのでしょうか。

また、どのように政府一丸となって取り組まれるのでしょうか。

政府におきまして、旧らい予防法に係る最高裁判所の判決を受けまして、その反省から一昨年末、障害者に対する偏見や差別のない共生社会の実現に向けた行動計画を策定しました。

この計画においては、特定の疾病や障害のある方に対する郵政上の知見からの偏見や差別をはじめ、障害のない人を基準として障害のある人を劣っているとみなす態度や行動と決別しなければならないと明記しているところでございます。

障害のある方への偏見や差別をなくしていくには、障害のある人とない人が対等な立場で関わる場を社会において当たり前のものとするということ、そして障害に関する正しい知識を得られるようにすることが重要であるという問題意識が示されました。

行動計画においては、これに基づきまして心のバリアフリーに向けた取組を強化しまして、学校教育や企業等における取組等を取り上げているところでございます。

社会全体で取組が進むよう、行動計画のフォローアップをしっかりと行いながら、政府一丸となって取組を進めてまいりたいと考えております。

国家公務員の要員不足と賃金不満への対応
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)
  • 公務労協の調査で要員不足(58%)や賃金水準(45.5%)への不満が高い
  • 公務ブランディングと現場実態に乖離があるのではないか
  • 実質的な政策(人員・働き方)でどのように担保するのか
答弁
松本大臣
  • 人材獲得競争において公務ブランディングは必要だが、それだけで解決するものではないと認識している
  • 承認欲求や成長実感への関心が高まっているため、ポジティブフィードバックなどの人事評価に注力する
  • 生成AIの導入などで業務を簡便化し、中身を固めていく
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続きまして国家公務員制度について2点お尋ねします。

次に松本大臣にお伺いいたします。

松本大臣は所信の中で、国家公務員制度については職員が働きがいを持てるよう働き方改革や人材育成を進めるとともに、行政DXを後押ししつつ、効果的・効率的な体制づくりを進めるなど、優秀で多様な人材から選ばれる職場とするための取組を進めますと述べられました。

公務のブランディングややりがいの可視化を打ち出していますが、公務員や独立行政法人及び特殊法人等の職員の労働組合から構成される公務労協の大規模調査、有効回答7,300人では、職場の要員不足への不満58%、これが最も高いんです。

賃金水準への不満45.5%、4割超が継続しています。

民間より賃金が低いと感じる。

長谷川淳二君、公務のブランディングと現場実態の乖離があるということではないでしょうか。

人事院は国家公務員の働きがいを高める施策として、公務のブランディングやイメージ発信を強調しています。

しかし、公務労協の2025年度調査では、職場の要員状況に不満を持つ職員が58%、賃金水準に不満を持つ職員が45.5%に上り、さらに人員、働き方という実質的政策で、どのように担保していくのか、大臣の認識をお尋ねします。

国家公務員については、本当にこれから人手不足になる中において、いかに優秀な人材を獲得するか、これは民間とのある意味競争になりつつあります。

そういう意味でしっかりとアピールをしていかなきゃいけないなというふうに思っていて、その意味で公務ブランディングというのは必要だと思います。

ただ、今お尋ねのように、公務ブランディングだけで物事が解決するような甘いものじゃないというのは僕はよくわかっておりますので、今の人事、例えば人事評価のお話が今27%ということがありました。

従って、そういったところに、せっかくのアンケートの結果ですから、そういったところに注力しながら人事評価をしていくということは必要だろうというふうに思っています。

故に今後、例えば評価の上ではポジティブフィードバックを進めていくとか、そもそも国家公務員の中では、そういった文化が非常に少ないだろうというふうに思っています。

私も前職の時にいろんな研修会みたいなのをやりますけど、今は基本的にポジティブフィードバックというのは当たり前のことなので、そういったことを積極的に上司が部下に対してやっていくということはやらなきゃいけないし、一方でもっと物理的な話でいくと、生成AIなどを導入して業務をより簡単に簡便にやっていけるような、そういう環境を整えていきたいというふうに思っています。

ですから結論から言えば、ブランディングだけじゃなくて中身をしっかりと固めていくということは、私も一生懸命伝えながら進めていきたいというふうに思っています。

国家公務員の人事評価制度の見直し
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)
  • 評価がモチベーションにつながっていると感じる職員が少ない(26.8%)など、納得感が低い実態がある
  • 現在の制度が働きがいや成長意欲の向上に資するものになっているか
  • 形骸化させず定着につなげるための見直し・改善策は何か
答弁
松本大臣
  • 令和4年10月から評価区分を細分化(5段階から6段階へ)し、能力評価と業績評価を合わせて行う制度を導入した
  • 新制度の効果を判断するにはまだ数年見る必要がある
  • 形骸化させないよう、適宜見直しに努める
全文
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次に人事評価制度と働きがい、モチベーションの関係についてお尋ねします。

国家公務員の人事評価制度について、先ほどの公務労協の調査では、制度が公正、公平だと感じる職員は一定数いる一方で、評価が仕事のモチベーションにつながっていると答えたのは26.8%にとどまっています。

さらに評価結果についても、昇進昇給への反映は程々にすべきとする回答が6割を超えており、評価が必ずしも信頼や納得感を伴っていない実態が示されています。

このような状況を踏まえ、政府は現在の人事評価制度が国家公務員の働きがいや成長意欲の向上に本当に資するものになっていると認識されているのでしょうか。

また、評価制度を形骸化させず、人材育成や職員の定着につなげていくため、どのような見直しや改善を検討されているのか、大臣の見解をお伺いします。

令和3年、4年にこの人事評価制度を改定をしております。

ですからそれが6になって、今、「卓越して優秀」「非常に優秀」「優秀」「良好」「やや不十分」「不十分」と、こんなふうになっています。

それから能力評価、業績評価というふうに、実際に何をやったか、何をやってくれているかということ、この人はどういった能力を基本的にポテンシャルとして持っているか、そういったことを合わせて評価をするようにしているということで、これが令和4年の10月からスタートしていますから、まだこれの評価方法がうまくいっているかどうかというのは、もうあと数年見てみる必要があると思います。

毎年変えても、去年どうだったかと今年で評価方法が変わると、その評価方法そのものの評価にもなりませんから、もうちょっとお時間をいただきたいなと思いますけれども、今、委員がご指摘のように、決して形骸化させないということが大事なので、適宜こうやって見直ししながら行くということは努めてまいりたいと思います。

カスタマーハラスメント対策と啓発活動
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)
  • 国民の規範意識醸成に向け、今後どのように啓発活動や消費者教育を進めるのか
  • 厚生労働省など関係省庁とどのように連携し、実効性を確保するのか
答弁
消費者庁、小原審議官
  • 消費者向け啓発プランや冊子の作成、SNS・HPでの周知を行っている
  • 従業員向け教育研修プログラムに相互に適切に意見を伝え合う重要性を盛り込んでいる
  • 厚労省等と連携し、連名ポスターの作成や政府広報オンラインでの発信を行っており、今後も連携を深める
全文
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次は消費者庁について3点質問をいたします。

職場におけるハラスメントは依然として深刻な問題となっています。

令和5年度の厚生労働省の調査によれば、過去3年間にハラスメントの相談があった企業の割合は、パワーハラスメントが64.2%、セクシャルハラスメントが39.5%、さらに顧客等からの著しい迷惑行為、いわゆるカスタマーハラスメントも27.9%に上っております。

こうした状況を踏まえ、2025年6月の法改正では、カスタマーハラスメントに対する事業主への措置義務に加え、職場におけるハラスメントを行ってはならないことについて、国民の規範意識を醸成するために、国が啓発活動を行う責務が定められました。

しかしながら、既に措置義務が課されているパワーハラスメントやセクシャルハラスメントについても依然として課題があり、事業主の措置義務だけでは不十分な状況です。

施策の実効性を確保する観点からも、自治体のカスハラ条例制定などの地域間格差や中小企業の措置義務徹底も含め、日本社会全体でハラスメントの根絶に向けた理解の促進と行動変容を伴う取組の強化が不可欠です。

そこで1点目です。

消費者庁のカスタマーハラスメント対策についてお尋ねします。

消費者庁において、適切な苦情の伝え方やカスタマーハラスメントに該当する行為の周知など、国民の規範意識の醸成に向け、今後どのように啓発活動及び消費者教育を進めようとされているのでしょうか。

また、厚生労働省をはじめとする関係省庁とどのように連携し、施策の実効性を確保していく予定なのでしょうか。

政府の方針も併せてお尋ねします。

一方で、消費者から従業員等への行き過ぎた言動が見られることも踏まえ、消費者が自立した責任のある行動を通じて社会的な役割を果たしていくことができるよう、消費者教育を推進していくことが重要であると認識しております。

このため、消費者庁では、具体的な取組として、消費者向け啓発プランや啓発冊子を作成し、消費者庁のSNSやホームページに掲載する等により、広く消費者に周知啓発を図っているところでございます。

また、従業員向け教育研修プログラムに、消費者と事業者が相互に適切に意見を伝え合うことの重要性などを盛り込み、その活用を推進しているところでございます。

加えて、厚生労働省等との関係省庁と連携し、連名によるポスターの作成、公表や、政府広報オンラインによる情報発信等も行ってまいりました。

消費者庁としては引き続き、厚生労働省や業所管省庁など関係省庁との連携を深めつつ、カスタマーハラスメント防止のための消費者への周知啓発を推進してまいります。

消費者ホットライン「188」の周知と機能強化
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)
  • 地方消費者行政の推進をどう進めるか
  • 消費者ホットライン「188」の周知を強化すべきではないか
  • 現状の相談件数や課題、地方相談員の充足状況はどうなっているか
答弁
消費者庁、小原審議官
  • 年間相談件数は約90万件である
  • バナー広告、スタジアムでの動画放映、イベント等で周知し、地方消費者行政強化交付金を通じて自治体の周知活動を支援している
  • 引き続きあらゆる機会を捉えて周知に努める
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続いて2点目です。

消費者庁の消費者の安心・安全の確保、地方消費者行政の推進等を図るための予算144億400万円が計上されていました。

地方消費者行政の推進をどのように進めていくのでしょうか。

私はその中でも消費者ホットライン「188(いやや)」の存在がとても大きな役割を果たすのではないかと思っています。

消費者の人たちがまずはこの「いやや188」という番号を覚えて、すぐに相談できる体制を1人でも多くの人に周知することが必要だと思っています。

こういった相談窓口があるだけでは機能しません。

これは相談をされる方々のところに届いてこそ機能するものだというふうに考えています。

現状の消費者ホットラインの相談件数やどのような相談が多いのか、またさらにその機能を強化するために消費者センターの課題をどのように認識をされているのでしょうか。

地方相談員は足りているのかどうかも含めてお尋ねします。

消費者ホットライン188等を通じまして、全国消費生活センター等に寄せられる消費生活相談件数は、年間90万件程度となっております。

このため、相談先として消費者ホットライン188や消費生活センター、消費生活相談員について広く周知していくことが必要であるというふうに認識をしております。

このため、消費者庁においては消費者ホットライン188の周知広報施策としてバナー広告の配信やスポーツスタジアムでの動画放映、イベントを通じた啓発活動等に取り組むとともに、委員御指摘の地方消費者行政強化交付金等を通じまして、地方公共団体が188や消費生活センターの周知啓発を行う取組の支援などを実施しているところでございます。

引き続き、あらゆる機会を捉えて、消費者ホットライン188や消費生活センターの周知に努めてまいります。

消費者庁の広報手法の改善(SNS活用)
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)

- 政府広報のインスタグラムのような、わかりやすく簡潔なショート動画などの周知方法を消費者庁でも取り入れてはどうか

答弁
消費者庁、小原審議官
  • 政府広報など様々な機会を捉え、関係省庁と連携して周知に努めている
  • バナー広告やキャラクターバッジの活用など、多様な世代に届くやり方を試行している
  • 自治体と連携し、様々な通知ツールを使って広報に努めたい
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続きまして、残念ながらこの188ですけれども、通話料も発生することもあって、なかなか認知度が高いとは言い難いのではないかと思います。

内閣府政府広報のインスタのことを知りまして、最近フォローをいたしました。

このインスタ用のショート動画がとてもわかりやすく簡潔にまとまっていて参考になりましたので、思わず再投稿をポチッと押してしまったところですけれども、フォロワーがもっと増えるといいのにと思いながら、このお役立ち情報をこちらからもらっております。

このような周知方法を消費者庁も取り入れてはいかがでしょうか。

委員御指摘の政府広報等、さまざまな機会を捉えまして、我々としては関係省庁とも連携しながら、188の周知広報に努めておるところでございます。

その周知広報を繰り返しになりますけれども、例えばバナー広告等、やはりさまざまな世代の方に届くように広報を通知したりとか、あるいは、例えば消費者、この188のイメージキャラクターである188、これをバッジをつけてこうつけておりますと、「これはどういう意味なの?また、先ほど委員からご指摘をいただきました地方消費者行政強化交付金の中で、各自治体の皆様がさまざまな周知活動に取り組んでいただいておるところでございます。

国としても公共団体の皆様と連携しながら、さまざまな通知ツールを使って広報に努めてまいりたいというふうに考えております。

昭和100年記念式典の意義と内容
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)
  • 昭和100年記念式典の関連施策とは何を指すのか
  • なぜ式典を行う必要があるのか、その思いを国民に共有すべきではないか
答弁
内閣府大臣官房昭和100年記念式典準備室長
  • 令和8年に昭和元年から起算して満100年を迎えることを記念し、本年4月29日に日本武道館で挙行する
  • 激動と復興の昭和の時代を振り返り、将来に思いを致す機会としたい
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それでは大きく4項目目として、昭和100年の記念式典についてお尋ねします。

4月29日には昭和100年記念式典が行われますが、関連施策とはどのようなものを指すのでしょうか。

また、どのような思いで、なぜ昭和100年記念式典をする必要があるのか、国民に共有することが大切だと思いますが、いかがでしょうか。

昭和100年記念式典は、令和8年に昭和元年から起算して満100年を迎えることを記念し、政府主催により本年4月29日の昭和の日に日本武道館において挙行するものであります。

激動と復興の昭和の時代を振り返り、将来に思いを致す機会となるよう準備を進めてまいりたいと考えております。

ギャンブル依存症対策の推進
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)
  • ギャンブル依存症を社会問題として捉え、多重債務や虐待、自殺などの問題も含めて専門機関が支えることが重要である
  • ギャンブル等依存症対策推進基本計画に基づき、具体的にどのように取組を推進するのか
答弁
赤澤大臣
  • 相談機関へ繋げることの重要性を周知する
  • オンライン化に伴い若年層の相談が増えているため、SNSやインターネットを活用した普及啓発を強化する
  • 各省庁や事業者と連携し、基本計画を着実に実行する
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続いて大きく5項目目として、ギャンブルと依存症対策の推進についてお尋ねします。

ギャンブル依存症は個人の問題ではなく、社会問題として捉えるべきだと思います。

本人だけでなく家族の方も悩んでいて、とても家族の間で解決できるものではありません。

そこには多重債務などの貧困の問題、虐待、自殺などの問題も潜んでいます。

社会全体で、また医療などの専門機関が支えることが重要です。

赤澤大臣も所信の中で、「ギャンブル等依存症対策推進基本計画に基づき、関係省庁と連携しながら取組を推進してまいります」とおっしゃいました。

どのように取組を推進されるのか、具体的にお答えください。

さらには一人、また家族で悩まずに相談機関、結びにつなげること、これが重要である、等々を周知する、これが肝要だというふうに思っております。

こうした中で、今お話にありましたギャンブル等依存症対策推進基本計画において、動画を中心にSNSとインターネットを活用するなど、若い方々、その世代をターゲットとした普及啓発、これを強化することとしております。

引き続き依存症によって不幸な状況に陥る方がなくなるよう、また国民生活全体が健全なものとなるよう、そういったことを実現するために基本計画に基づいて、取組を各省庁、また事業者等々と連携しながら、着実に実行してまいりたい、そういうふうに思っております。

安全安心な社会の定義と現状認識
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)

- 大臣が考える「安全安心の社会」とはどのような社会か

答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)
  • 刑法犯の認知件数が増加傾向にあり、特に匿名流動型犯罪グループによる特殊詐欺などの状況は極めて深刻である
  • 関係省庁と連携し、警察機能を最大限発揮して国民の期待に応えるよう指導していく
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大きく6項目目として、世界一安全な日本について3点お尋ねをします。

大臣は、世界一安全な日本を実現するため諸施策を強力に推進しますと明言されました。

犯罪の種類も規模も多様化し、安全安心の社会というのは当たり前にあるものではなく、たくさんの知恵と努力の結晶で築き上げるものだと感じています。

大臣がお考えになられる安全安心の社会とはどのような社会でしょうか。

まず、現状の我が国のいわゆる犯罪情勢について申し上げさせてもらえれば、まさに厳しい状況にあるという認識でございます。

より具体的に申し上げれば、平成15年から令和3年まで一貫して減少してきた刑法犯の認知件数でございますが、令和3年から4年連続で前年を上回る。

中でも匿名流動型犯罪グループ、これが特殊詐欺をはじめとした多くの事案に関わり、その収益を有力な資金源としている実態がある中、令和7年中の詐欺の被害額が4,000億円を上回るなど、極めてまさに深刻な状況であると。

長谷川淳二議員、対処して、世界一安全な日本、これを実現するため、関係省庁等々とも連携をしつつ、警察機能を最大限発揮して、国民の期待と信頼に応えていくよう、警察をしっかり指導してまいりたい、そう思っております。

特殊詐欺およびSNS型投資ロマンス詐欺の予防策
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)

- 特殊詐欺等の被害防止に向けた「タイムリーな情報発信」について、具体的にどのような方法で考えているか

答弁
警察庁、山田生活安全局長
  • 警察庁推奨の特殊詐欺対策アプリを普及させ、アプリ内で最新の手口などの防犯情報を発信している
  • 若年層に対し、非行防止教室を通じて検挙・トラブル事例などの具体的な情報発信を行っている
  • 警察相談専用電話(#9110)を周知し、闇バイト申込者の相談窓口としている
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続きまして、今先ほども触れていただきましたけれども、令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資ロマンス詐欺の被害は認知件数、被害額も過去最高となったそうですが、この予防策の一つにタイムリーな情報発信等、官民が一体となった被害防止対策を推進するとあります。

このタイムリーな情報発信はとても効果があると思います。

基本的にどのような方法で情報発信を考えていらっしゃるのでしょうか。

その上で官民連携施策として、例えば民間事業者の最新の技術やノウハウを活用して開発をしたスマートフォンへの国際電話を遮断するなどの機能を有する特殊詐欺対策アプリを警察庁推奨アプリとして認定し、関係機関・団体と連携しながら普及促進に努めるとともに、このアプリなどにおいて特殊詐欺の最新の手口などの防犯情報を発信しているところでございます。

また青少年などがことの重大性を認識することなく、いわゆる闇バイトにアルバイト感覚で応募し犯罪に加担することのないよう、若年層に向けて非行防止教室などを通じて検挙事例、トラブル事例等を交えながら具体的な情報発信を行っているところであります。

さらに、いわゆる闇バイトに申し込みをしてしまったものに対しましても、相談の総合窓口として全国統一番号の警察相談専用電話シャープ9110番を周知をしているところであります。

今後とも、匿名流動型犯罪グループによる犯罪被害の防止、また特殊詐欺の予防に向けて、効果的な広報啓発活動を含め、民間との連携も深めつつ、必要な取組を推進してまいりたいと考えております。

人身安全関連事案への対応強化
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)
  • ストーカー、DV、児童虐待などの人身安全関連事案に対し、よりスピーディーで寄り添った対応を求める
  • 現状の課題認識と今後の対策は何か
答弁
警察庁山田生活安全局長
  • ストーカー、児童虐待、DVの相談件数が高水準または過去最多であり、状況は厳しい
  • 警察本部に司令塔となる幹部職員を配置し、一元的な対処体制を確立し、マニュアル整備や研修を充実させている
  • 改正ストーカー規制法等を適時的確に運用し、被害者の安全確保を最優先とした組織的対処を確実に実施する
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それでは最後です。

大臣にはぜひ犯罪被害者施策全体を取りまとめる司令塔として取組を強化してほしいと思っております。

特に人身安全関連事案と呼ばれるストーカー、配偶者からの暴力、児童虐待などの事案への対処へのよりスピーディーな対応と、より深い寄り添い方の対応をお願いをいたします。

現状の課題認識と今後の対策についてお尋ねをします。

令和7年中の人身安全関連事案への対応状況については、ストーカー事案の相談等件数や、児童虐待事案の通告児童数が引き続き高い水準で推移をしております。

また、配偶者からの暴力事案等の相談件数が過去最多となるなど、事案をめぐる状況は厳しいものと認識をしております。

これらの人身安全関連事案については、川崎市内におけるストーカー事案等に関する昨年9月の検証結果を受けまして、警察庁から発出された通達に基づき、現在各都道府県警察において警察本部に司令塔となる幹部職員を配置し、一元的な対処を行うための体制を確立するとともに、各種マニュアルの整備、研修の充実を図っているところであります。

今後、先般3月10日に改正ストーカー規制法が全面施行されたところでありますが、こうしたストーカー規制法をはじめ各種法令を適時的確に運用し、また重大事件への発展を未然に防止するための取組を推進しているところでありまして、引き続き被害者の安全確保を最優先とした組織的な対処を確実に実施してまいります。

安全保障関連3文書の前倒し改定の理由
質問
川裕一郎 (参政党)
  • 安全保障関連3文書を当初の想定より前倒しで改定する最大の理由を問う
  • 国際情勢の変化、運用上の問題、同盟国の要請、財政面など、どの要因が最大の原因かを確認したい
答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)
  • 2022年の策定後、中国・北朝鮮の軍事力増強や中露・露朝の連携強化など、国際秩序への挑戦が激化している
  • ウクライナ侵略を教訓とした無人機の運用や長期戦への備えなど、戦い方が変化している
  • こうした加速度的な安全保障環境の変化に適切に対応し、国民の命と暮らしを守るため前倒し改定を検討している
全文
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第一に、前倒し改定の意図についてです。

所信では前倒しで改定するとだけ記されており、なぜ今このタイミングで前倒し改定が必要なのか、その十分な説明が語られていません。

そこで伺います。

今回3文書を前倒しで改定とするに至った最も大きな理由は何でしょうか。

国際情勢の変化なのか、現行の3文書の運用上の問題なのか、同盟国からの要請なのか、それとも防衛費や財政の面から見直しが必要だったのか、官房長官として何を最大の原因として見ているのか、まずお答えください。

現行の3文書を前倒し改定する理由というご質問でございましたが、現行の3文書を策定したのは2022年になります。

その2022年と現在を比べてみると、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序への挑戦が勢いを増すとともに、インド太平洋では中国、北朝鮮のさらなる軍事力の増強、また、中露や露朝の連携強化が見られます。

また、各国はロシアによるウクライナ侵略を教訓に、無人機の大量運用を含む新しい戦い方、また長期戦への備えを急いでおります。

そういった安全保障環境の変化がさまざまな分野で加速度的に生じているのが現状ではないかなと思います。

こうした急速な変化に適切に対応し、強い覚悟を持って我が国の独立と平和、国民の命と平和な暮らしを守り抜くために3文書を改定し、現実的で強靭な安全保障政策を前に進めていく必要がある。

そのような考えから前倒しを検討しているところであります。

前倒し改定の決定主体
質問
川裕一郎 (参政党)

- 前倒し改定の判断が政府としての主体的な判断によるものか、あるいは外的な要因によるものかを確認したい

答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)

- 3文書の改定は、我が国が主体的に変えていくものである

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急激な状況の変化ということと、外的な要因もかなりあったと思います。

その中で、今回そういう前倒しの改定に至ったことに関して、これは政府としての判断であったのか、それとも外的な要因が何かあったのか、そのこともお聞きをしたいと思います。

もちろん、この3文書の改定というのは我が国が主体的に変えていくというものであります。

改定のスケジュール
質問
川裕一郎 (参政党)

- 改定案の骨格をまとめる時期や、閣議決定の目標時期など、具体的なスケジュールを提示することを求める

答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)
  • 本年中に改定すべく検討を進めている
  • 現時点で月日などの具体的なスケジュールは決まっていない
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第二に、改定時期とスケジュールに関してお聞きします。

前倒し改定の方針自体は所信で示されていましたが、いつまでにどのような段取りで改定を行うかが具体的に記されておりません。

安全保障の基本文書を改定するということは、防衛力整備の計画、防衛産業の見直し、外交方針、さらには財政運営まで広く影響を与える決定だと思います。

いつまで現行方針で走り、そしていつから新しい方針に切り替えるのか、それが見えなければ、現場も国民も判断のしようがありません。

そこで伺います。

何年のどの時期までに改定案の骨格をまとめ、いつ頃までに新たな三文書として閣議決定をすることを目標としているのか、現時点での改定時期とスケジュール感をできる限り具体的にお示しください。

先ほど申し上げたように、安全保障環境の急速な変化には適切に対応していかなきゃいけません。

強い覚悟を持って我が国の独立と平和、国民の命と平和な暮らしを守り抜くことが政府には求められております。

この3文書、従いましてこの3文書の改定は本年中に改定すべく今検討を進めているところであり、具体的に何月の何日とかという具体的なスケジュールは、今のところ現時点では決まっているものはありません。

対米依存度と日本の主体性
質問
川裕一郎 (参政党)
  • 日本の戦略が米国と一体化し、自国の国益や主体性が見えにくくなっているのではないか
  • 現行3文書における対米依存度の度合いについて問題意識を持っているか
答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)
  • 国益については現行の国家安全保障戦略に明確に示している
  • 一国で平和を守ることは困難であり、日米同盟の強化は重要である
  • 同時に、地域のパートナーとの重層的なネットワーク構築も重要である
  • 自国を守る努力と強い意志に基づき、主体的判断で政策を進める
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第三に、現行三文書の問題点をどのように認識をしているのか伺います。

私は現行の三文書には、少なくとも次のような深刻な問題があると考えています。

まず、日本の防衛戦略が同盟国、とりわけアメリカの戦略と一体化を強める一方で、日本自身の主体的な戦略や自国の国益がどこにあるかが、国民から見たら見えにくくなっているのではないかという点です。

日本列島が他国間の対立の最前線として位置づけられ、日本だけではコントロールできない事態に巻き込まれるリスクが高まっていないか。

官房長官は、現行三文書における対米依存度の度合いについて問題意識をお持ちかどうかお伺いをしたいと思います。

同盟国アメリカへの対米依存度はどうかというような御質問かと思いますが、裏を返せば、これは日本の国益は何かということなんだろうというふうに思います。

まず現行の国家安全保障戦略において、我が国の国益は何かということは明確に示しておりますので、今日はもう紹介はしませんが、ぜひそこはご覧いただいていると思いますけれども、そこを改めて確認をしていただければと思います。

明確に示しております。

その上で、安全保障環境が一層厳しさを増している現状において、もはやどの国も一国のみで自国の平和と安全を守ることはできないという現状であります。

こうした中で我が国の平和と安全を確保するという観点から、我が国の外交安全保障政策の基軸である日米同盟、その日米同盟の抑止力・対処力の一層の強化を図るべく、米国との間で緊密に連携していくことは重要だというふうに考えています。

それに加えて、一国でも多くの国々と連携を強化することもまた重要であり、日米同盟を基軸としつつ、オーストラリアであったり、あるいは韓国であったり、フィリピンをはじめとする地域のパートナーとの連携を一層強化し、同盟国、同志国のネットワークを重層的に構築、そして拡大をすることで、地域全体で抑止力を強化していく必要があると考えます。

同時に、我が国を守り抜くのは、我が国自身の努力にかかっているということは言うまでもありません。

自らの国は自らで守る、そういう強い意志と努力があって初めて、いざというときに同盟国等とともに守り合い助け合うことができるのではないでしょうか。

こうした基本姿勢のもとで、我が国自身の主体的判断に基づいて安全保障政策を進めていく考えであります。

防衛装備の国産化と産業基盤
質問
川裕一郎 (参政党)
  • 海外装備品の購入前提の計画になっており、主権や産業基盤を弱める脆弱性があるのではないか
  • 自主開発や国産化を進める視点が現行3文書に十分に位置づけられているか
答弁
防衛省小杉防衛装備庁装備政策部長
  • 米国しか製造できない能力の高い装備品の取得は重要だが、主体的に判断している
  • 国内基盤の維持強化を重視しており、安全保障の主体性確保や国内産業への寄与の必要性を認識している
  • 継戦能力の維持に不可欠な弾薬や艦船などは、国産による取得を追求すべきと考えている
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次に、防衛装備や技術の輸入依存から国の主権と産業基盤を弱める脆弱性です。

高額な装備品やシステムを海外から購入することを前提とした計画に現在になってはいないか。

日本の技術力と産業を生かし、自主開発、国産化を進める視点が現行3文書で十分に位置づけられていると考えておられるのかお聞きをしたいと思います。

戦後最も厳しく複雑な安全保障環境の中で、我が国を守るために必要不可欠な装備品としまして、米国しか製造できない能力の高いものを取得することは大変重要であると考えておりますが、あくまでも我が国の所要に応じて主体的に判断しているものであって、それはこれからも変わりません。

その上で、現行の国家防衛戦略におきましては、装備品の取得に際して国内基盤を維持強化する観点を一層重視することとしているところでございまして、我が国の安全保障の主体性の確保や、それから抑止力の向上、国内産業への経済的、技術的寄与といった観点から、国内の防衛生産、技術基盤の維持・強化の必要性は、近年一段と高くなっていると認識してございます。

こうした観点を踏まえまして、必要な性能、コスト、スケジュール等の条件を満たした上で、例えば弾薬や艦船といった有事の際の継戦能力の維持と平素からの運用、維持、整備に係る改善能力の確保の観点から不可欠なものなどにつきましては、国産による取得を追求すべきと考えてございます。

今後とも国内の防衛生産、技術基盤の強化にも十分配慮しつつ、我が国として主体的に防衛力の一層の強化を進めていく考えでございます。

非軍事分野の安全保障とのバランス
質問
川裕一郎 (参政党)
  • 軍事面が強調される一方で、外交、食料、エネルギー、サイバー等の非軍事分野の安全保障が弱くなっていないか
  • 現行3文書のバランスをどう評価し、前倒し改定の争点をどこに置くのか
答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)
  • 軍事と非軍事の境目が曖昧な認識に基づき、外交・経済・技術・情報力を含む総合的な国力の活用を強調している
  • 研究開発、インフラ整備、サイバー安全保障などの4分野の取組を推進している
  • エネルギー、食料、サイバー分野の取組強化は現行3文書に明記されており、引き続き総合的な国力で安全保障を確保する
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次に、軍事的な側面が強調される一方で、外交、食料、エネルギー、サイバー情報といった非軍事分野の安全保障が総体的に弱くなっているのではないかという点です。

武力だけではなく、エネルギーや食料を自前で確保し、情報空間での攻撃にも耐えられる体制を整えなければ、真の意味で国は守れません。

現行の3文書のバランスについて、官房長官はどのように評価しているのかお伺いします。

さらに、問題点のうち政府として特に重く受けているのはどこなのか。

それを踏まえて、どの部分を前倒し改定の争点とするかについて具体的にお示しください。

まず前段ですが、政府としましては、現行の安全保障戦略においては有事と平時の境目、及び軍事と非軍事の分野の境目、これが曖昧になっているというような認識に基づいて、外交力、経済力、技術力、情報力を含む総合的な国力を最大限活用することの重要性というのを強調しております。

具体的には、防衛力の抜本的強化を補完する取組として、研究開発、公共インフラ整備、サイバー安全保障、我が国及び同志国の抑止力の向上等のための国際協力、そういった4つの分野における取組を関係省庁の下で推進するなど、伝統的な安全保障の領域以外の分野においても取組を強化をしております。

また、委員ご指摘のエネルギー安全保障、食料安全保障、また情報サイバー、そういった分野における取組の強化についても、現行の3文書に明記をしているところです。

このように、防衛力だけでなく、幅広い分野における取組の強化が重要であるということは、今、委員のバランスというご指摘のとおりだと思います。

引き続き、総合的な国力を最大限活用し、我が国の安全保障を確保してまいりたいと、そのように思っております。

改定の方向性(軌道修正か微調整か)
質問
川裕一郎 (参政党)

- 今回の改定が単なる文言調整に留まるのか、あるいは対米関係や防衛費、非軍事分野を含む総合的安全保障などの根本的な軌道修正を行うものなのか

答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)

- 安全保障環境の急速な変化に対応するため、抑止力の強化、サイバー・宇宙・電磁波・無人アセットへの対応、防衛生産技術基盤の強化、自衛官の処遇改善などを、これまで以上のスピード感で進める必要がある

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どの程度踏み込んだものになるかをお伺いしたいと思います。

私は今回の前倒し改定が、単なる文言調整や説明の仕方の変更で終わってしまうのでは意味がないと考えています。

日本の主権と安全、そして日本という国の形をどう守るかという根本に立ち返り、路線そのものの見直しを行う必要があります。

今回の前倒し改定は、現行路線を基本的に維持した上で細部を調整する程度のものなのか、それとも対米関係、防衛費の枠組み、防衛産業と技術基盤、非軍事分野を含む総合的安全保障といった根本分野について、一定の軌道修正を行うものとするのか、どちらの方向を目指しているのか、お示ししていただきたいと思います。

現行の3文書を改定したのは2022年と申し上げましたけれども、その当時と比べて各国は無人機の大量運用を含む新しい戦い方、また長期戦への備えを急ぐなど、安全保障環境の変化がさまざまな分野で加速的に生じているということを最初に申し上げました。

こうした急速の変化に日本も対応していくためには、抑止力のさらなる強化、そしてサイバー、宇宙、電磁波、無人アセットなどの領域への着実な対応、防衛生産技術基盤のさらなる強化、そして自衛官の処遇の改善、そういった防衛力の抜本的強化をこれまで以上のスピード感で進める必要が生じております。

中東情勢悪化時の石油供給確保と備蓄の前提
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)
  • 中東情勢悪化により輸入量が制限される最悪ケースの想定について
  • 国内備蓄と代替調達で、どの程度の期間、需要を補える見込みか
答弁
赤澤大臣
  • 約45日分の石油備蓄放出とIEAによる国際協調放出を主導し、全体的な量は確保されている
  • ホルムズ海峡を避けた代替調達(特に米国からの拡大)に注力し、年を超えて供給を確保できるめどがついた
  • 約8ヶ月分の石油備蓄を保有している
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そこで中東依存のリスクについて伺います。

現在の中東情勢がさらに悪化をし、一定期間にわたり輸入量が大きく制限される最悪ケースの支払いについて、政府として具体的にどのような前提で想定を行っているのか。

その場合、日本人の生活を守るという観点から、国内備蓄と代替調達で何か月、どの程度需要を補えると見込んでいるのか、明らかにしていただきたいと思います。

まず、先月11日に他国に先駆けて約45日分の石油備蓄の放出を決めるとともに、過去最大規模のIEAによる国際協調備蓄放出を積極的に主導いたしました。

こうした取組により、備蓄放出も併せると、日本全体として必要となる原油及び石油製品というのは無料的には確保されているというふうに考えています。

原油の代替調達についてはホルムズ海峡を通らないルートでの調達に最大限注力をし中東や米国などからの調達で現時点において4月に前年実績2割以上、5月には過半の代替調達にめどがついたところです。

特に米国からは5月に前年比約4倍まで調達が拡大をする見込みとなっています。

我が国には約8ヶ月分の石油備蓄があり、こうした代替調達の進展の結果、備蓄放出量を今後抑えながらも、年を超えて石油の供給を確保できるめどがついたと。

ということでございます。

石油供給確保の算定前提とパニック需要への対応
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)
  • 「必要量は確保できている」とする算定の前提が、平時平均か、有事やパニック需要を含む安全係数込みか
  • その前提とシナリオを公表し、国民と共に検証する考えがあるか
答弁
赤澤大臣
  • 代替調達と備蓄放出で国内需要を満たせることをもって確保済みと考えている
  • 原油は米国等からの代替調達と8ヶ月分の備蓄で年を越えて確保できる見込み
  • ナフサについても在庫と輸入増により半年以上の確保見込みである
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次に、日本全体として必要量は確保できているという説明の中身を伺います。

日本全体として必要となる量は確保できていると言われても国民からしてみれば自分の町ではどうなのかうちの業種はどうなのかという不安が残ります統計上は足りていても地方の農家や漁業の方々また運送業者のタンクが空になればそれは現実的には足りていないということです私は統計上の安心だけではなく現場の安心、このことも大切にすべきだと考えます。

そこで、算定の前提について具体的に伺います。

日本全体として必要な領土は、平時の平均需要だけを前提にしているのか、それとも有事や買い溜め、パニック需要を見込んだ安全係数も含めているのか、その前提とシナリオを国民にも理解できる形で公表し、本当に足りているのかを国民とともに検証するお考えはありますか。

まず各国からの代替調達や石油物質の放出によって石油の国内需要を満たせることをもって日本全体として必要な量が確保されていると考えています。

原油についてはホルムズ海峡を通らないルートからの調達に最大限注力をしており、現時点において、先ほども申し上げました4月に前年実績比2割以上、5月には過半の代替調達ができる見込みで、特に米国から5月に前年比4倍まで調達を拡大する見込みであります。

約8ヶ月分の石油備蓄に加えて、代替調達の進展の結果、備蓄放出量を抑えながら年を超えて石油の給…教育を確保できるめどがつきました。

また、ナフサについては、既に調達済みの輸入ナフサと国内での生成2ヶ月分に加え、ポリエチレン等のナフサから作られる中間段階の化学製品の在庫2ヶ月分で、少なくとも化学品全体の国内需要4ヶ月分を確保しております。

さらに、国内でのナフサ生成の継続に加え、足元では中東以外からのナフサの輸入量も倍増しており、ナフサから作られる川中製品の在庫が消費される期間は、半年以上に延びる見込みであります。

重要物資供給制約時の優先配分ルール
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)

- 供給制約が生じた際、大企業より家庭、中小企業、地域インフラ、食料・物流などの生活直結分野を優先する配分ルールや法的枠組みを平時から整備する考えがあるか

答弁
赤澤大臣
  • 最優先すべきは国民の命に直結する医薬品、医療機器、公共インフラサービスである
  • タスクフォースを設置し、重要物資の供給状況を総点検している
  • 流通の目詰まりを解消すれば、一次産業や中小企業にも行き渡ると考えている
全文
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今後の偏りという言葉もありましたが、次に供給の偏りと中小企業、地方への影響についてお尋ねします。

供給の偏りや流通の目詰まりが生じたとき、そのしわ寄せを最初に受けるのはいつも地方と中小企業、そして一般の家庭であります。

燃料価格や供給の不安定化は農業、漁業、建設、運送といった日本の土台を支える仕事に直撃します。

私はまず守るべきは日本の家庭と中小企業、日本の一次産業だと思います。

この観点から、優先順位の考え方についてお伺いします。

重要物資の供給制約が生じた際に、大企業向けの安定供給よりも、家庭、中小企業、地域インフラ、そして食料、物流など、生活と直結する分野への供給を優先する配分ルールや、法的な枠組みを平時から整備するお考えはありますでしょうか。

あらかじめ国民に示しておく必要もあると思いますが、お聞きいたします。

それは一次産業、中小企業とおっしゃいましたけれども、優先分野で一番優先順位が高いのは、明らかに命に関わる部分であります。

一次産業、中小企業というよりは、優先順位を考えるときに、特に国民の皆様の命に直結する医薬品、医療機器、医療物資や国民生活の基盤となる公共インフラサービス等について、速やかに支障がないよう関係大臣とともに取り組んでおります。

他方、足元では委員ご指摘のとおり、一部で供給の偏りや流通の目詰まりが生じているとの認識がありますので、担当大臣の私のもとに設置したタスクフォースで、関係省庁が連携し、重要物資の供給状況を総点検をしているところです。

優先順位ということで言えば、先ほども申し上げましたとおり、国民の皆様の命に直結するという部分をしっかり最優先でやっていきたいと思っておりますし、なお現時点では極端な買い占めや投機的な転売の発生は確認しておらず、そういう状況にはないということと、あと加えて申し上げれば、全体量は足りているということですから、最優先で命を守る部分に我々取り組みますけれども、委員がおっしゃるような一次産業、あるいは中小企業、そういったところも供給の偏りや目詰まり、流通の目詰まりといったことを解消すれば、きちんと行き渡るはずのものだと思ってやっておりますので、そういう点も抜かりなくしっかりやっていきたいというふうに思っております。

海外IT企業へのAI・クラウドインフラ依存とデータ主権
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)
  • 米国IT大手3社への依存による安全保障上のリスク(有事のコントロール喪失等)をどう認識しているか
  • 現時点で日本のクラウド・AIインフラが海外企業にどの程度依存しているか
答弁
小野田大臣
  • 国内事業者のシェアは3割弱であり、海外事業者に一定程度依存していることを認識している
  • 経済安全保障の観点から自立性の確保が必要であり、クラウドプログラムを特定重要物資に指定し支援を行っている
全文
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まず、AIに関連して、アメリカの巨大IT企業であるマイクロソフト、アマゾン、グーグル3社による日本への大規模な投資について、日本の安全保障と主権、特にデータ主権の観点から質問させていただきたいと思います。

しかし、AIやクラウドといった日本のデジタル基盤の中核を海外企業に強く依存していくことが、果たして日本の主権や安全保障の強化に直結するかどうかの点には、重大な懸念を抱かざるを得ません。

なぜなら、物理的な設備が日本にあっても、その設計・運用・更新、そして最終的なコントロールを外国本社が握る構図となれば、有事や国際的緊張の際に、我が国が独自の判断でAIインフラを運用できなくなる可能性があります。

外国政府や企業の方針一つで、日本のAIやクラウド基盤が制限、停止される事態さえ想定されます。

AIは経済政策の枠を超え、今や安全保障の最前線にあります。

こうした中核インフラを外資企業に委ねることの安全保障上のリスクを政府はどのように認識し、有事の際に日本側が主導権を握る体制は本当に確保されるのか、不安がよぎります。

加えて、海外企業への頼りすぎという状況も深刻です。

現在、多くの行政機関や企業がマイクロソフトのクラウド、AmazonのAWS、Googleのクラウドなど、海外3社のサービスを広く利用しています。

今後、これら3社が揃って日本国内のデータセンターを増設し、AIサービスを強化していけば、結果的には日本の公共システムも企業活動も、結局この3社に任せる状況が一層進むことが懸念されます。

一度依存が進めば、将来的に値上げや利用規約の変更があっても、容易に他社サービスへ切り替えることは困難です。

日本として選択肢が狭まり、交渉力が弱まる恐れもあります。

こうした状況の下で、現時点における日本のクラウドやAIインフラがマイクロソフト、アマゾン、グーグルといった海外企業にどの程度依存していると政府は。

国内のクラウド市場において、国内事業基盤を有する事業者のシェアは、民間調査によれば3割弱というデータがありまして、我が国として海外事業者に一定程度依存している状況だということを認識しております。

経済安全保障の観点からは、外国のサービスに過度に依存しないということは非常に重要でありまして、ご指摘のクラウドやAIインフラについても、我が国の自立性を確保することが必要というふうに認識をしております。

このため、経済安全保障推進法に基づく特定重要物資の安定的な供給確保に関する制度において、クラウドプログラムを特定重要物資に指定し、AIやクラウドサービスに不可欠となる計算資源の確保等に対する支援を行っているところであります。

引き続き、関係省庁と連携しながら、我が国におけるクラウドやAIインフラの自立性確保に向けた取組を推進してまいりたいと考えます。

外資による大規模投資の評価とリスク
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)
  • 米国IT大手3社による大規模投資について、経済と安全保障の両面からどう評価しているか
  • 具体的なメリットとリスクをどう認識しているか
答弁
奥谷大臣官房審議官
  • メリット:コンピューティングパワーの拡大がAIトランスフォーメーションを推進し、国内完結の処理ニーズに応えるため歓迎できる
  • リスク:構築技術や運用能力の海外依存が拡大し続けることは経済安全保障の観点から好ましくない
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次に、3社の投資の全体像についてお伺いをしたいと思います。

報道によれば、マイクロソフトは2026年から4年間で約1兆6千億円を投じ、日本国内にAI向けの大規模データセンターを整備し、AIインフラやサーバー対策、人材育成に投資するとされています。

AmazonやGoogleも日本でデータセンターを増やし、クラウドAIサービスを拡大するために、何兆円という規模の投資を行っていると報じられています。

これらは日本経済の成長やデジタル化によってプラスの面がある一方で、日本の大事なデータやインフラが特定の海外企業に過度に依存していくことの不安も高めています。

そこで伺います。

マイクロソフト、アマゾン、グーグルという3社による日本への大規模投資を、日本経済と安全保障の両面から見て、政府はどのように評価をしているのか。

メリットとして何を見ており、リスクとして何を認識しているのか、お伺いしたいと思います。

ご指摘をいただいた企業による我が国に対する大規模な投資が行われて、国内のコンピューティングパワーが拡大することは、我が国のAIトランスフォーメーションの推進に寄与するとともに、日本国内のデータセンター内で完結する情報処理を行いたいというユーザーニーズに応える面からも歓迎できるものです。

ただし、我が国としてクラウド基盤に関する構築技術や運用能力などの海外依存が拡大し続けるということは、我が国の経済安全保障などの観点から必ずしも好ましくはないと。

外国政府によるデータアクセスリスクへの対策
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)
  • 米国法に基づき米国政府がデータ開示を求めるリスクに対し、どのようなルール、契約、技術的仕組みで防いでいるか
  • 日本側でそれが守られているか確認できる体制があるか
答弁
答弁者
  • ガバメントクラウドでは、データの保存場所を日本国内に限定し、日本法を適用し、東京地裁を管轄とすることを契約で定めている
  • 外国政府からの要請があった場合はデジタル庁に通報し、提供を拒否できることを定めている
  • 保存データには暗号化処理を施している
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次に、データが外国政府から見られてしまうリスクについてお伺いをします。

マイクロソフト、アマゾン、グーグルは、いずれも米国企業であり、米国の法律の影響を受けます。

一定の条件の下で、米国政府が企業に対してデータの開示を求めることができる仕組みがあると指摘もされています。

そうであれば、日本の行政機関や電力、ガス、通信、金融、医療といった重要分野のデータが日本国内のデータセンターに置かれたとしても、米国側の判断で見られてしまう可能性を完全には否定できません。

これはデータ主権の観点から極めて重要な問題であると思います。

日本の行政機関や重要インフラ企業がマイクロソフト、アマゾン、グーグルなどのクラウドサービスを利用する際、そのデータが外国政府から一方的に見られないようにするため、政府としてどのようなルールや契約上の取り決め、技術的な仕組みを求めているのか、またそれが実際に守られているかどうかを日本側で確認できる体制を持っているのか、具体的に説明いただきたいと思います。

画面とクラウドは、国地方公共団体等の情報指定に対し、セキュアで効率の高いクラウドサービスを提供するものであり、最新かつ最高レベルの情報セキュリティを確保できることや、データ保存の安全性を確保できること、などの基準に基づく技術要件を満たしていれば、国内の企業であれ、国外の企業であれ、採用することとしております。

その上で、クラウドサービス提供事業者との契約におきまして、データの保存場所やバックアップも含めて、日本国内に限定していること。

また、法的管轄に関しては日本法を適用し、裁判管轄は東京地方裁判所とすること。

外国政府からデータ提供要請があった場合には、デジタル庁に通報するとともに、データ提供を拒否することができることなどを定めています。

また第三者が解読できないよう保存するデータには暗号化処理を施しているところです。

AI学習による国内ノウハウの流出リスク
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)
  • 日本の現場の知見がAI学習データとして海外企業に蓄積され、資産化されるリスクをどう見ているか
  • 学習に利用してよい範囲と禁止すべき範囲の線引きを国として示す考えはあるか
答弁
小野田大臣
  • 営業秘密の流出リスク対応など安全確保は重要であると認識している
  • 企業等がAI活用時にデータが学習に使われないよう適切な契約対応が重要と考えており、契約チェックリストを提供している
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万全を期しているということですけれども、これに関連して次の質問に移りたいと思うんですけれども、次にAIの学習を通じて日本のノウハウが外に出てしまうリスクについてお伺いをします。

AIはたくさんのデータを使って学習し性能を高めていきます。

今後、日本の工場、物流、金融、医療、自治体など多くの分野でマイクロソフト、アマゾン、グーグルのAIサービスが使われると見込まれています。

その時、工場の運転データや品質管理の工夫、医療現場の知見、自治体の行政データなど、日本の現場が積み上げてきた技と知恵が、AIの学習データとして3者の側に蓄積されてしまいます。

そしてそのAIモデルが世界で提供されるようになれば、日本の強みやノウハウが、事実上海外の資産に変わっていく危険があります。

そこで伺います。

こうしたAIの学習を通じたノウハウ、流出のリスクを、政府はどの程度深刻なものとして見ているのか、日本の企業や病院、自治体などが外資のAIやクラウドを利用する際、どの程度は学習に使ってよいのか、どの程度は絶対に使っていけないのか、といった線引きを国として示す考えはあるのか、AI試験、データ試験の観点から方針をお示しください。

我が国の企業や病院、自治体などが持つ質の高いデータをAIで積極的に活用していくことは日本の勝ち筋となるものではありますが営業秘密の流出リスク対応などデータの安全性の確保を図ることはもちろん重要であると認識をしておりますこうしたことから我が国企業等がAIを活用する際には自社のデータがAIの学習に使われないよう適切な契約等の対応が重要と考えておりまして政府としてはAIデータの利用に関する契約チェックリストを山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山貴司, 山貴司, 山貴司, 山貴司, 山貴司, 山貴司, 山貴司, 山貴司, 山貴司, 山貴司, 山貴司, 山貴司, 山�ここで今回のマイクロソフトの投資の大きな柱である桜インターネットとの連携と100万人のAI人材育成についてもお聞きしたいと思います。

AIインフラ・人材育成における主導権の確保
質問
小野田大臣 (国民民主党・無所属クラブ)

- 桜インターネットとの連携や100万人の人材育成が、日本独自の主導権強化につながるのか、単に外資エコシステムへの依存を深めるものなのか、戦略的な位置づけを問う

答弁
小野田大臣
  • 個別企業の連携へのコメントは差し控えるが、一般論としてAIインフラ・人材への投資拡大は開発能力強化に繋がり望ましい
  • AI基本計画においてAI開発力の戦略的強化を掲げ、自律的な運用能力の強化に取り組んでいる
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マイクロソフトはソフトバンクや桜インターネットと連携し、日本国内にAI基盤となるデータセンターを共同整備するとしています。

また、NTTデータやNECなど国内企業とも協力し、2030年までに100万人規模のエンジニアや開発者を育成する計画を掲げており、その研修ではマイクロソフトサービスを中心とした実践教育が行われると報じられています。

一見すると日本企業との連携であり、日本人材の育成であり、非常に前向きに見えます。

しかし裏を返せば、桜インターネットのデータセンターや設備、人材がマイクロソフトのクラウドとAI基盤を支える一部となり、育成される100万人の多くが、外資の基盤を使いこなすユーザーとして育てられていくという構図にもなり得ます。

そこで伺います。

桜インターネットとのAI基盤との共同整備と100万人のAI人材育成の取り組みは、日本側がAIインフラ人材の主導権を強める方針に動くのか、それともマイクロソフトのエコシステムへの依存を深めていく方向に動くのか、日本独自のAIや国産クラウドを担える人材を増やす戦略なのか、それとも外出サービスの利用者を大量に増やすだけなのか、政府としてこの点をどういうふうに位置づけているのか、戦略的な考え方をお聞きします。

ご質問いただきました個別の民間企業間の連携に係る取組について政府の立場で戦略はとかコメントを申し上げることは差し控えさせていただきますただその上で一般論として申し上げれば国内のAIインフラやAI人材への投資が拡大していくということは我が国のAI利活用の拡大そして開発能力強化につながるものであり我が国のAIを基軸とした経済発展にとって望ましいものではないかというふうに考えられます。

議員ご指摘の我が国がAIで主導権を獲得していくという点については重要な観点であると認識しておりまして、昨年末に閣議決定したAI基本計画、こちらにおいても基本的な方針の一つとしてAI開発力の戦略的強化を掲げております。

具体的には我が国が独自にAIを研究開発し、自律的な運用もできる能力を強化するため、データセンター、そしてデータ基盤モデル、アプリ、山下貴司議長 川貴司議長 川貴司議長 川貴司議長否定するつもりはありません。

国産クラウド・AI基盤の確保割合
質問
小野田大臣 (国民民主党・無所属クラブ)

- 日本企業や国内データセンターが担う割合をどの程度確保するのか、海外企業に任せる分とのバランスをどう考えているか

答弁
奥谷経済産業省大臣官房審議官
  • 技術変化が激しいため定量的な割合を示すのは困難である
  • 2027年度末までに60エクサフロップスのコンピューティングパワー整備という目標を掲げ、国内事業者を支援している
  • 用途に応じてクラウド基盤を使い分けられる環境を確保することがバランスの視点となる
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しかし日本として自分たちのデータは自分たちで守る。

一番大事なAIクラウド基盤と人材はできるだけ自分たちで持つという原則をはっきりと打ち出す必要があると考えます。

クラウドやAIの基盤について日本企業や国内データセンサーが担う割合をどの程度確保するのか。

併せてマイクロソフト、アマゾン、グーグルといった海外企業に任せる分とのバランスをどのように考えているのか、所見をお聞きします。

そういった意味もありまして、割合という形で定量的に示すのは困難です。

ただ、AIの開発基盤となる高度なコンピューティングパワー、どれぐらい整備する必要があるか、目標を掲げております。

これは2027年度末までに60エクサフロップスの整備を目指すという目標を掲げておりまして、今まさに日本国内の事業者による高度なコンピューティングパワーの整備の支援を行っていると。

野村美穂議員扱いたいデータやその用途に応じてクラウド基盤を使い分けることができるこういう環境を確保するということがバランスというものを考えるときに一つの視点になるというふうに考えています川川君ありがとうございました。

人間中心のAI原則と雇用対策
質問
野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ)
  • AI基本方針に「人間の尊厳、雇用、地域コミュニティを守ることを最優先する」原則を明記し、具体的なガイドラインを設ける考えはあるか
  • AI導入で失われる職種への再教育や転職支援に対し、国家として十分な予算措置を講じるつもりはあるか
答弁
小田大臣
  • AI基本計画において「個人が尊重される人間中心のAI社会を堅持する」と明記している
  • 全世代が新しい働き方に適応できるよう、教育・リスキリング等の対策を継続的に実施している
  • 産業構造の変化を調査・分析し、必要な取組を関係省庁と検討していく
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人間の尊厳と共同体を守ることを優先すべきだと考えています。

そこでお尋ねします。

AI利活用に関する基本方針の中に、人間の尊厳、雇用、教育、家族、地域コミュニティを守ることを最優先するという人間中心の原則を明記し、特に子どもの発達や若者への雇用への悪影響を抑えるための具体的なガイドラインや制限を設ける考えはありますか。

また、AI導入で失われる職種や業務について、再教育、転職支援、自己責任に押し付けるのではなく、国家として責任を持って支えるための十分な予算措置を講ずるつもりはあるのか、お聞きしたいと思います。

昨年12月に閣議決定したAI基本計画においては、個人が尊重される人間中心のAI社会を堅持すると明記しております。

その上でAIの進展が雇用に与える影響については、本基本計画において全ての世代が新しい働き方に適応できるよう、教育・リスキリング・支援等の対策を講ずるというプロセスを継続的に実施すると記載し、関係省庁において各種の支援策を実施しているところです。

今後、さらにAI利活用が広がることにより、AIが雇用に与える影響は拡大する可能性があることから、引き続き産業構造や職種の変化を含めて丁寧に調査・分析を行い、必要な取組を関係省庁とともに検討してまいりたいと思っております。

高齢化が進んで人手不足が進む我が国においては、このAIが雇用を奪うという考えではなく、AIによって雇用を代替しながら、ちゃんとそのマッチング、リスキリングをして、必要なところに人材が行くようにマッチングをしていく、そしてリスキリング、大変重要だと思っておりますので、しっかり取り組んでまいりたいと思います。

中東情勢への政府対応体制と司令塔機能
質問
高山聡史 (チームみらい)
  • 中東情勢によるエネルギー・物資供給リスクへの懸念
  • 関係閣僚会議やタスクフォースなど重層的な体制があるが、全体像や連携、リーダーシップのあり方を国民に分かりやすく示してほしい
答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)
  • 3月23日に官房長官を議長とする関係閣僚会議を設置し、総理の指示のもと対応方針を決定している
  • 赤澤経産大臣の下に局長級タスクフォースを設置し、重要物資の供給状況の総点検と具体的対応を検討している
全文
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本日はまず、木原官房長官に中東情勢を踏まえた政府の諸対応に対する体制、特に関係閣僚間の所管整理と司令塔機能の充足について伺います。

本日もまさに米国、イラン両国で、2週間の停戦合意というニュースが入ってきたわけでありますが、ホルムズ海峡の緊張、カタールのLNG大手による不可抗力宣言など、中東の情勢は我が国のエネルギー、物資供給に直結するリスクをはらんでおります。

先般の予算委員会、また本日、内閣委員会の質疑の中でも議論されているとおり、中東情勢を受けた物資供給は我が国の経済のみならず国民の生命と健康にも直結し得る問題だと承知しております。

現在の政府の体制を拝見しますと、まず官房長官が議長の中東情勢に関する関係閣僚会議があり、そして重要物資の安定供給については赤澤大臣のもと関係省庁の局長級で構成されるタスクフォース。

そして例えば医療分野においては上野厚労大臣と赤澤大臣を共同本部長とする対策本部が別途立ち上がっているという重層的な体制であると理解をしております。

それぞれ重要な役割があることは理解をしておりますが、総理、官房長官、各大臣、それぞれからの発信もあり、現在の政府の体制の全体像、そして連携やリーダーシップのあり方について、改めて国民に分かりやすく示していただきたく、官房長官からご説明いただけないでしょうか。

今ご指摘のありましたとおり、現下のイラン情勢を受けまして、中東情勢に関する情報の収集、そして共有、また提供を適切に行うとともに、中東地域の航行の安全、またエネルギーの安定供給等の確保を図るためには関係省庁の緊密な連携が必要だと考えております。

このために3月の23日に私を議長とする中東情勢に関する関係閣僚会議を設置をしました。

高市総理の出席も得まして、これまで2回会議を開催し、関係大臣から各省の取組状況を報告の上、総理から今後の対応方針について指示をいただきました。

また、重要物資の安定的な供給確保については、赤澤経産大臣を担当大臣として発令をしまして、赤澤大臣のもとに関係省庁の局長級をメンバーとするタスクフォースを設置し、石油製品、関連製品をはじめ中東情勢の影響を受けるであろう重要物資の供給状況を総点検をし、海外を含めたサプライチェーン全体を踏まえた重要物資の安定供給確保のための具体的な対応方針の検討を逐次行っているところであります。

引き続き、これらの枠組みを適切に活用することで、関係省庁が緊密に連携をし、国民の皆様の命と暮らしを守るため、緊張感とスピード感を持って、必要な対応を行ってまいりたいと考えております。

重要物資の供給状況把握と現状評価
質問
高山聡史 (チームみらい)
  • 石油関連製品などは多岐にわたり把握が困難であり、漏れがあれば現場で大きな問題になる
  • 重要物資の全体像を捉えるためにどのような取組を行い、現状をどう評価しているか
答弁
赤澤大臣
  • 相談窓口の設置、SNSの活用、E-MISの改修などあらゆる手立てで情報を収集している
  • 全ての把握は困難だが、問題発生時に命最優先で対応する方針である
  • カテーテル滅菌ガスや路線バス用軽油などの供給確保に成功した事例がある一方、現在も目詰まり箇所を探査中である
全文
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続いて中東情勢に伴う重要物資安定確保担当である赤澤大臣に伺います。

今もありました4月2日には省庁横断のタスクフォースが開かれ、関係省庁の局長級が一堂に会して川上から川下まで実態把握を進めるということがご指示としてあったというふうに承知をしております。

中東の依存度が高いナフサ関連の製品であるとか医薬品、医療機器、漁業、農業、運輸用の燃料、そして午前中のご答弁にもありました、心臓用カテーテルであるとか、滅菌用の酸化エチレンガスに至るまで、極めて広範な品目が対象になる取組であるというふうに承知をしております。

その上で私からお伺いしたいのは、この全体像の把握というのが極めて難しいテーマであるというふうに考えておりまして、大臣もご案内のとおり石油関連製品というのは非常に多岐にわたり、そして少量多品種で把握が難しいものも多くあると存じます。

相談窓口が設置されており、一つ一つの情報を今地道に足し上げておられるということかなというふうには思うのですが、逆にどこかそういった把握の漏れがあれば、現場では非常に大きな問題が起こりうるということでもあるかと思います。

そこで大臣にお伺いします。

今回の件で、特に注視すべきと思われる重要物資の全体像を捉えるために、今どういう取組を行われており、その進捗であるとか現状をどのように評価されておりますでしょうか。

これはしっかり答えしていかなきゃいけないという問題でありまして、まず相談窓口をもちろん作っております。

それから経産省と厚生労働省がネットでも連絡をする窓口を作っておりますし、私個人のXにいただいても対応するようにしております。

加えて厚生労働省と体制を組んだので、コロナとかのときにつくったE-MISというシステムも回収をしながら、そこに病院や診療所の情報が集まるようにと、ありとあらゆる手立てを使って、気づいた問題点については必ず手を打つということでやっていきたいと思っています。

やはりちょっと流通が、今まさにおっしゃったようにものすごく多岐にわたりですね。

意図しないところに、気づかないところに突然何かしら問題が起きるということがあり得る世界なので、そういう意味では本当に連絡をいただいたら直ちに対応すると。

事前に総点検と言いながら全部把握できていないじゃないかと言われればそのとおりなんですけど、問題が生じたときに命最優先といったような考え方でしっかりやっていくということ以外、なかなかないのかなと思います。

先ほどご指摘いただいたように、関係省庁が連携し、医療、農業や物流を含め、私のタスクフォースの下で、分野横断で中東情勢の影響を受ける重要物資の供給状況を総点検しております。

具体的に何とか手が打てた例としては、商用家庭テルの滅菌用エチレンオキサイドとか、それから九州地方の路線バス用の軽油とか、医療用器具の滅菌に必要な酸化エチレンガスなどについて供給確保ができたというような報告を受けております。

それ以外にもまだ解決ができていなくて、流通のどこが目詰まりが起きているのか、どこに供給の偏りがあるのかを、関係省庁が一生懸命探査している最中の部分もあります。

特に国民の皆様の命に直結する医薬品、医療機器、医療物資や、国民生活の基盤となる公共インフラサービスなどについて、万が一にも支障がないように、関係大臣としっかり取り組んでいきたいと思います。

いずれにしても、情報収集し、分析し、抽出し、事態の直感を見せつつ、国民の皆様の命、暮らしを守るために、全力を尽くしてまいりたいと思っております。

重要物資供給状況の「見える化」と情報発信
質問
高山聡史 (チームみらい)

- 国民の安心や現場の適切な判断のため、現状の把握状況(できていること、不透明なこと)を「見える化」して発信する意向があるか

答弁
赤澤大臣
  • 解決済みの事項や現在対応中の事項について、取組段階と合わせて国民に発信していきたい
  • 原油・石油製品は量的に足りており、優先順位をつけるような危機的な状況にはないことを強調
全文
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この物資の供給に関する不安というのは、先ほど大臣もXでも受け付けているというお話がありましたが、私自身もいろいろお声を直接いただいて、「これは大丈夫なのか」みたいなお話をいただいたりするところでもございます。

これ、今例えば今週とかそういった時間軸においては、全体像を整理して今どうなっているということをですね、全体像の発信をするというところまではなかなか難しい性質のものであるかなということは理解するのですが、この見える化というのは非常に重要なことであると思いまして。

国民に対して「今全体像をこう捉えていて、ここまではできていて、ここは不透明であるよ」ということを出していただくということは、国民の安心ということにもつながりますし、また発信用ということではなく、実際現場で対応に当たられている方の適切な判断、例えば「この人は聞いているけれどもこの人は聞いていない」みたいなところに対しても有効なことではないかなというふうに思います。

もしお答えいただけるようであれば、そういった見える化を進める御意向があるかどうかみたいなところに関して、大臣のお考えをいただけないでしょうか。

その上でですね、やっぱりこうどこで問題が起きるか分からないので、頂いた情報を集め分析をし対応するということは続けざるをえないので、実際に解決ができたものはこういうものがあり、そして今仕掛かり中といいますか、供給の片寄りや流通の目詰まりに気づいて今対応しているものにはこういうものがあり、みたいなことは、その取組の段階と合わせて国民の皆様に発信をしていくことはやりたいと思います。

その上で全体像という意味では、総理も私も繰り返し発信をしているのは、我が国全体として原油や石油製品は量的に足りているということがあるので、優先順位をつけるまでもなく、そこが行き渡っていない目詰まりがあるということを知らせてもらえば、可能性としてはこれ常に考えておかなきゃいけないんですが、そういう状態に我が国はまだないと。

そうならないように総力を挙げて代替調達とかに努めている、それなりに今のところ実行を挙げているということだと理解をしております。

規制改革推進会議の重点分野と運営方針
質問
高山聡史 (チームみらい)
  • AI、半導体、医療DX、労働市場改革など、規制のあり方が成果を左右する分野が多い
  • 今期の規制改革推進会議において、どのような分野を重点的に、どのような考え方で優先順位をつけて進めるのか
答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)

- (答弁が途切れているため抽出不可)

全文
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続いて、城内大臣に伺います。

規制改革推進会議の今期の運営方針について伺いたいというところでございまして、高市内閣における成長戦略の柱というところを拝見しますと、AI、半導体をはじめとする先端技術分野への投資であったりとか、医療DXの分野であったりとか、そして人口減少化における労働市場の改革であったりとか。

いずれも規制のあり方が成果を大きく左右するような分野が複数あるかなというふうに存じております。

この規制改革というのは単に制度を細かく手直しするということではなく、この内閣が掲げる重要施策を実現スピード、そしてその効果を規定するものであり、その役割はかつてないほどに重くなっているというふうに思います。

そこで大臣にお伺いします。

今期の規制改革推進会議において、どういった分野を重点分野として考えておられるのか。

すでにこの内閣の重要施策を強く意識した検討になっているということは承知しておりますが、改めて規制改革の観点から重点がどこで、そしてどういう考え方で、その中でも優先順位をつけて進めていくのかというところですね。

考え方について大臣のお考えをお聞かせください。

木原大臣。

今、高山委員から、規制改革推進会議における重点分野の選定状況、優先順位についてお尋ねがございました。

ご指摘の規制改革推進会議におきましては、人口減少

国家公務員総合職の応募者減少・若手離職および専門人材の確保
質問
高山聡史 (チームみらい)
  • 国家公務員総合職の応募者減少と若手の離職が深刻であり、国家運営能力の低下に繋がる懸念がある
  • デジタル・AI等の高度専門人材における民間との給与格差が激しい
  • 現行の取組内容と、それらが十分であるかについて問う
答弁
松本大臣
  • 応募者減少に対し、ブランディングの強化や高校・大学への広報拡充、リクルーター派遣を実施している
  • 若手離職防止のため、適切な評価を行い、貢献を自覚できる環境づくりを推進している
  • 専門人材確保のため、デジタル区分等の試験区分新設や、民間転職サイト・合同説明会の活用を行っている
全文
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続いて松本大臣に、国家公務員総合職の応募者減少と若手離職、そして専門人材の確保処遇についてお伺いいたします。

ご承知のとおり、総合職試験の申込者数というのはピーク時から大幅に落ち込み、近年は過去最低の採用倍率を更新をしているという状況であると思います。

また、これ深刻な問題として、入って10年未満であるとか若手の退職が止まらないというところもあるかと思います。

この理由としては、例えば労働時間が長いということであるとか、成長実感ということであったりとか、あるいは官民の処遇格差であるとか、キャリアの見通しをどれくらいつけられるのかということであったりとか、いろいろ論じられている話はあるかと思いますが、これは単に人事の問題ということではなく、国家運営能力の足腰が弱っていくという、非常に国家運営の根幹に関わる問題であると私は受け止めております。

加えて、デジタル、サイバー、AIなど高度専門人材というところにおいては、さらに民間との給与格差というところが数倍にも渡るケースもあると。

この総合職の応募者数及び若手離職率への対応、またデジタル領域等の専門人材の獲得維持に向けた対応について、現行どのような取組がなされており、それら取組は大臣の目から見て十分なうちでと思われますでしょうか。

まず応募者減少、若手離職の対応。

応募者の減少は、若者に対するリクルートをもうちょっとやっていかなきゃいけないというふうに思います。

先ほど野村委員からも「公務ブランディングだけでいいのか」というご質問がありましたが、若手に対してはやはりブランディングをしっかりと、そこは注力しなきゃいけないと思っています。

例えば、ブランディングについては、今、昨年から「国の未来をつくる唯一無二の挑戦がある」。

というようなキャッチコピーですかね。

こういうのも出しながらですね、高校生や大学1,2年生の広報の拡充であるとか、あるいはリクルーターをそういったところに派遣してですね、国家公務員の仕事内容を紹介するとか、こういった試み、努力をしているところでございます。

また若手の離職をどう抑えるかというところについてはこれも野村委員が先ほどご質問いただきましたけれども評価をちゃんとやって若手がしっかりと自分が役に立っているんだといったところをきちんと自覚をしていただけるようなそういった試みを我々というか上司の人間がちゃんとウォッチしながら若手が離職しないような環境づくりを作りを作っていくということが必要だろうと思います。

それから専門人材のお話がございました。

これについては例えばこの多様な人材が受験しやすくなるような試験内容の見直しということで2022年度からは我がデジタル庁もそうなんですけどデジタル区分の創設をしたりとかあるいは一方で政治国際人文区分を創設したりとかそういった募集の区分をさらに細かく細分していくことによってそういった専門人材を獲得していこうといったりあるいは民間の合同説明会ですねナビというのがありますけどああいったものに各府省庁で共同に出展したりとか、あるいは民間の転職サイトなどの外部媒体を活用するなり、経産省がどうやらやっているらしいんですが、そういったようなことも活用しながら、若手の、あるいは若手の離職防止、応募者の減少対応、そして専門人材の採用などをやっていっているところです。

宇宙戦略基金によるスタートアップ支援と民間投資拡大
質問
川裕一郎 (参政党)
  • 宇宙戦略基金等の取組が、実際に民間投資の拡大や複数のスタートアップの成長に繋がるか
  • 大臣が重視している具体的な取組について説明を求める
答弁
小川大臣
  • 中小企業への補助率を高めるなど、自社投資が難しいスタートアップに配慮した支援形態を採っている
  • スペースワン社やアイスペース社など、既に多くのスタートアップを採択し、産業育成に資している
全文
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ご案内のとおり宇宙戦略基金というのは令和7年度補正予算で2000億円が計上されるなど総額1兆円規模の支援が予定されております。

また宇宙基本計画の工程表にはスタートアップであるスペースワン社のカイロス打ち上げ計画が明記されるなど民間の側にも踏み込んだ運用方針を打ち出してこられたこういった方向性は強く支持できるものだと受け止めておりますこれらの取組が実際に民間投資の拡大にきちんとつながるか、またスタートアップ、1社2社ではなくて複数のスタートアップが伸びていく、確かな取組になるかというところが重要であると考えますが、これまでの取組も踏まえつつ、大臣が重視されている取組について、具体的に御説明いただけないでしょうか。

宇宙戦略基金、我が国の宇宙開発の市場拡大、課題解決、技術基盤の強化に向けて、スタートアップ含む民間企業及び大学等を対象として、先端技術開発、技術実証及び商業化を支援する事業でございますが、本事業は資本規模の小さい中小企業への補助率を高くするなど、自社での投資が難しいスタートアップに配慮した支援形態とするとともに、社会実装等を通じたさらなる民間投資拡大の実現も目標としております。

これも例えば高頻度打ち上げに資するロケット製造プロセスの刷新テーマにおけるスペースワン社ですとか、あと月極域における高精度着陸技術のテーマにおけるアイスペース社など、既に多くのスタートアップを採択しておりまして、宇宙市場における産業育成に資する事業となっていると考えております。

もちろん宇宙事業、宇宙の業界でなかったスタートアップの力が本当に目覚ましいものがあると思いますので、委員御指摘のとおり、しっかり引き続き宇宙戦略基金による支援ですとか、今国会に提出

スタートアップ支援における事務手続きの負担軽減
質問
高山聡史 (チームみらい)
  • 経済的支援だけでなく、スタートアップにとって重い事務手続きの負担を軽減すべきである
  • 人手不足などの実情を踏まえ、使いやすい支援の仕組みづくりを要望する
答弁

- (本セグメント内に大臣からの直接的な回答なし。質疑者が要望を述べた後、大臣を退席させている)

全文
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一方で、スタートアップ、私も宇宙ではありませんが、スタートアップに在籍していた経験から非常に実感として思うのが、やはり経済的な支援だけではなく、事務手続きというところに対する負担感というのは非常に重い。

この取り組みを利用しやすいであるとか、あるいはスタートアップにとって使いやすい支援の仕組みといったところ、特にスタートアップはお金だけのことではなくて人が足りないであるとか、あるいはなかなかそういった体制が整わないというところがありますので、きちんと事業に対する評価とか報告を求めるところはあると思うのですが、そういったところはぜひ進めていただきたいというふうに思います。

SNS型投資詐欺およびロマンス詐欺対策へのテクノロジー活用
質問
川裕一郎 (参政党)
  • SNS型投資詐欺やロマンス詐欺の被害額が急増しており、深刻な状況にある
  • 警察によるサイバーパトロールやSNS事業者との連携など、テクノロジーを活用した対策の現状と考えを問う
答弁
赤間国家公安委員長
  • SNS事業者へアカウント削除を依頼し、マッチングアプリの本人確認厳格化などを働きかけている
  • AIを用いたリプライ警告の発出などの取り組みを推進している
  • 今後もAI等の技術活用を進め、関係機関と連携して特殊詐欺の根絶に向けて警察を指導する
全文
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続いて赤間国家公安委員長に、SNS型の投資詐欺、そしてロマンス詐欺対策について伺います。

警察庁の統計にもあるとおり、SNS型投資詐欺、ロマンス詐欺というものは、近年非常に件数拡大をしておりまして、令和6年には約1271億円、これは特殊詐欺を上回る水準であると。

そして令和7年の被害額というところはさらに増加をしており、1件当たりの被害額も大きいタイプの詐欺で、これは被害者の人生設計そのものを破壊する深刻な犯罪であるというふうに思います。

こうした件数、被害額が急激に増加をする中で、被害防止や対策のうちでのスピードが追いつかないということが懸念されるわけかなと思いますが、警察によるサイバーパトロール等の取り組みであったりとか、あるいはSNS事業者との連携など、単に人手であるいは従来型の手法ではなく、テクノロジーを活用した打ち手といったものもこれまで以上に重要になってくるものと考えます。

こうした詐欺の被害防止、拡大防止に向けて、現在どのような枠組みで取り組んでおられるか。

そしてその中でテクノロジーの活用についてもどのようにお考えか、考えをお聞かせください。

赤間国家公安委員長、今、委員の方のご指摘ありましたとおり、いわゆるSNS型投資、ロマンス詐欺の認知件数、被害額、いずれも厳しい情勢にあるというふうに認識をしております。

その上で、被害者との接触ツールとして悪用されているSNSであるとか、マッチングアプリに関する対策が必要であると。

警察では関係機関や事業者とも連携しながら、例えばSNS事業者等に対する犯行利用アカウントの削除依頼、さらにはマッチングアプリ利用者に対する注意喚起やアカウント開設時の本人確認の厳格化等の各種対策の働きかけ。

委員の方からまた強調された、SNSで安全の実行者を募集する投稿に対してAIを用いたリプライ警告の発出等の取り組み、こうした取り組みなどを推進しております。

今後とも、これらの対策を強力に推進し、委員ご指摘のAIの活用などの技術活用、これも進めながら、SNS型投資、ロマンス詐欺を含む特殊詐欺の根絶に向けて、関係機関や事業者等々とも緊密に連携をして対策を講じるよう、警察を指導してまいりたい、そういうふうに考えております。

SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺対策へのAI活用
質問
高山聡史 (チームみらい)
  • 犯行側が生成AI等の最新技術をフル活用して効率的に詐欺を行っている現状がある
  • 従来の人手による運用では対策が追いつかない懸念がある
  • 被害拡大防止のため、警察側でも最新テクノロジーを導入し実効的な対策を講じるよう求める
答弁

- (本セグメント内に回答なし)

全文
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このSNS型の投資詐欺であるとかロマンス詐欺といったものは、すでに加害者側、犯人側が生成AI等の最新技術をフル活用して、例えば投稿を作ったりであるとか、効率よく件数を実行するために相手側は技術を使っているという状況であると思います。

これを防ぐ側は、今御答弁の中にもありました様々取り組みされているというところでありますが、従来型の人手の運用を中心とすると、それが追いつかないということも考えられるところでございます。

ですので、取り組みはしているが追いつかないといったことにならないように、警察とAIというとパッと結びつかないという方もいらっしゃるかもしれませんが、既に使っておられるところもあるというふうに思いますので、ぜひこの被害の拡大防止に向けて最新のテクノロジーというところの力も借りながら、しっかり実効的な打ち手を進めていただきますようお願いいたします。

SNS事業者との連携における具体的目標設定
質問
高山聡史 (チームみらい)
  • SNS事業者との連携において、事業者側への交渉を強化すること
  • 急増する被害件数に対し、いつまでにどのような状態を目指すかという具体的な目標設定を強力に推進することを求める
答弁

- (本セグメント内に回答なし)

全文
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合わせてですね、今おっしゃっていただいた取り組みに関して、このSNS事業者との連携というところにおいては、事業者側との交渉というところもあると思いますが、ぜひ具体的な目標設定みたいなところも、こういった件数が急激に増加しているものに対して、どのような地点をいつまでに求めるかみたいなところは、ぜひ強力に推進をしてください。

採用していただければというふうに思います。

塗料シンナーの供給不安と現状
質問
塩川鉄也 (日本共産党)

- 塗料製造に必要な塗料シンナーに供給不安があるとの指摘があるが、どのような状況か

答弁
赤澤大臣
  • ナフサは代替調達等により国内需要4か月分を確保しており、全体量としては確保できている
  • 一部で供給の偏りや流通の目詰まりがあることを認識している
  • タスクフォースによる総点検や、事業者への協力要請を実施している
全文
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イラン情勢に伴う石油製品の確保策に関連して、まずお尋ねいたします。

赤澤大臣は、当委員会の所信におきまして、石油備蓄の放出や積極的なエネルギー外交を通じて、原油や石油製品については、日本全体として必要となる量を確保できています。

一方、一部では供給の偏りや流通の目詰まりが生じていますと述べておられます。

この流通の目詰まりの事例の一つとして、塗料製造に必要な塗料シンナーへの供給不安があるということですが、どのような状況なのか御説明いたします。

シンナーの原料であるナフサは、米国からの代替調達の進展により、川中製品の在庫活用、国内での生成と併せて、少なくとも価格品全体の国内需要4か月分を確保しており、日本全体として必要となる量を確保できていると考えています。

さらに、中東以外からのナフサ輸入量の増加により、川中製品の在庫使用期間を半年以上に延ばすことが可能となっています。

足元では一部で供給の偏りや流通の目詰まりが生じていることも認識をしております。

このため担当大臣の私のもとに設置したタスクフォースで関係省庁が連携をし、分野横断で重要物資の供給状況を総点検するとともに、関係省庁に設置された情報提供窓口を通じて、需要家の調達状況も含めたサプライチェーンの情報の集約に努めております。

また4月3日に経済産業省から、溶剤関連事業者に対し、シンナーを含む溶剤等の安定供給確保に向けた協力要請を実施したところでございます。

建設業における資材供給不安への具体的対応
質問
塩川鉄也 (日本共産党)
  • 建設現場ではシンナー、断熱材、塩ビ管等の供給不安や価格高騰が深刻である
  • 個々の具体的な要望にどう対応するのか
答弁
赤澤大臣
  • 国内出荷量は必要量を供給できているが、一部の建設業者から出荷調整や価格改定への懸念があることは承知している
  • タスクフォースを通じて、国交省・経産省でサプライチェーンを調査し、目詰まり箇所の特定と解消に取り組んでいる
全文
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溶剤安定確保についての要請も行っているということですが、供給の偏りや目詰まりがあるという話です。

私の方でも建設業関係の事業者の方や、また労働組合や全建総連の皆さんなどにもお話を伺いました。

この建設業における建設資材の価格高騰、供給不安が広がっているということで、シンナーや断熱材や塩ビ管、塗料、養生テープなど、それぞれ深刻だということを聞きました。

こういった声が寄せられているところですが、こういった個々の具体的な要望にどういうふうに対応していかれるのか、その点についてお答えください。

シンナー等の原料としてのトルエンやキシレン等の生産量については、平時に比べると一部減産しているものの、輸出量の削減や川中在庫の活用を通じて、国内出荷量としては平時と同様に国内需要量に応じた必要量を供給することができていると認識をしております。

ただし、やはり今委員が御指摘のとおりで、いろんなところからおっしゃったような情報が伝わってくるところがあります。

供給の方よりは流通の目詰まりが生じているということで、塗装工事事業者をはじめとする一部の建設業者から、塗料シンナーについてメーカー側による出荷調整や価格改定や、背景としてその安定的な確保や今後の円滑な施工に向けた懸念の声があることは承知をしております。

建設業は社会資本の整備やメンテナンスになるとともに、災害時には最前線で応急復旧等を行う地域の守り手として、国民の生命や財産を守り経済活動を支える重要な役割を担っておられます。

工事の施工に必要となる資材の円滑な確保を図ることは、その役割を果たしていただく上でも本当に重要であるというふうに理解をしています。

このような状況を踏まえて、現在私のもとにあるタスクフォースの取組として、国土交通省、経済産業省において建設業事業者側における状況の把握や、塗料用シンナーに関するサプライチェーンを調査の上、目詰まり箇所の特定など、その解消に向けた取組を進めているところです。

ちょっと件数が多いので、なかなか委員の御期待のとおりに進捗が進まないようなところがあるかと思いますが、引き続き関係府省が連携をして、業界や現場の事業者の生の声にしっかり耳を傾けながら、国民の皆様の暮らしを守るための対応を続けてまいりたいと考えております。

建材流通の目詰まりの実態把握と情報開示
質問
塩川鉄也 (日本共産党)
  • 現場に届いていない実態がある中で、流通の目詰まりをどのように把握するのか
  • 把握した状況を踏まえた対処法の情報開示が必要ではないか
答弁
藤田大臣官房審議官
  • 毎月の需給価格動向調査や建設業団体へのヒアリングにより実態把握に努めている
  • ホームページの「中東情勢関連対策ワンストップポータル」等を活用し、流通状況を分かりやすく発信する
全文
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この必要量を供給しているということですけれども、メーカー側はそういう対応ということなんですが、要するに現場に届いていないという状況で、長いサプライチェーンでどこに目詰まりがあるのかといったところは、一つ一つ事情が違っているということなんだろうと思います。

そういう点で、その建材流通の目詰まりを解消する上でも、その実態把握についてはこれはどのようにしていかれるのか。

また、そういった目詰まりの状況を踏まえて「こういうふうに対処します」といった情報開示ですよね。

そういう取組が必要じゃないかと思うんですが、その点はいかがでしょうか。

お答えいたします。

建設資材の流通実態等につきましては、国土交通省におきましても、これまでも毎月、主要建設資材需給価格動向調査を実施しておりまして、その結果を公表するとともに、今般の中東情勢を踏まえ、建設業団体等へのヒアリングにより、直近の価格や需給、サプライチェーンの状況などにつきまして、可能な限り実態把握に努めてきたというところでございます。

国土交通省といたしましては、引き続き経済産業省や関係団体ともよく連携をさせていただきまして、これらの情報収集に努めるとともに、国土交通省のホームページに設置いたしました中東情勢関連対策ワンストップポータル等といった場を活用しまして、建設資材の流通の状況等につきまして、建設業者をはじめ皆様に分かりやすく発信していきたいというふうに考えているところでございます。

資材価格高騰に伴う請負代金変更協議の円滑化
質問
塩川鉄也 (日本共産党)
  • 価格高騰が激しく、見積り後の変動が激しい
  • 改正建設業法による民間の契約変更規定があるが実態が伴っていないため、請負代金の変更協議の円滑化を徹底してほしい
答弁
藤田審議官
  • 改正建設業法の規定に基づき、事前に通知することで契約変更協議を円滑に進める仕組みを改めて周知した
  • 公共工事についても、最新単価の反映やスライド条項の適切な運用を全公共発注者に要請した
全文
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ポータルでわかりやすく発信ということなんですけれども、現場の話を聞きますと、結構それぞれ大変な状況にあるということで、国交省にお尋ねします。

今の見積書を取ったとしても、この間の価格高騰が当然反映をしていくことになると、1ヶ月後にはその見積りというわけにもう行かなくなってくるということがあるわけです。

建設では契約締結時に代金を全て決めるわけではありません。

公共工事なら物価の変動を見て調達価格を変更するわけです。

ここで建設業法の見直しで、民民の契約でも同様の変更ができる規定が入ったわけですが、実態はなかなかそうなっていないということもありまして、こういった資材価格高騰を踏まえた請負代金の変更協議の円滑化、これをしっかりと行っていけるような対応を国交省としてもしっかりやっていただきたいんですが、いかがでしょうか。

お答えいたします。

建設業法におきましては、アスファルトやシンナーなどの石油製品等を使用することから、今後建設資材の価格高騰や供給不足に起因する請負代金の上昇や工事の遅延といった影響が生じると考えてございまして、業界の一部からもそのような声が聞かれているところということでございます。

このため、令和6年に先ほどご指摘いただきました改正した建設業法の規定に基づきまして、建設業者が資材価格の高騰などの恐れを事前に注文者に通知することで、契約変更の協議を円滑に進めるような仕組みを活用するなどによりまして、価格転嫁等を円滑に行えるよう、改めて先般周知をしたというところでございます。

また、これに加えまして、公共工事につきましては最新の単価を反映した発注やスライド条項の適切な運用などに取り組むことが重要であることから、今後の状況に応じてこれらの措置を適切に講じるよう、先日全ての公共発注者に対して文書で要請を行ったところでございます。

引き続き、建設工事に必要な石油製品等の価格等の供給等の動向を注視し、経済産業省や業界団体とも密接に連携しながら、建設工事の円滑な施工に支障がないよう、適切に対応してまいりたいと考えてございます。

事業者への金融支援および個別相談窓口の設置
質問
塩川鉄也 (日本共産党)
  • 資材調達ストップによる売上ゼロを想定した金融支援(ゼロゼロ融資等)を具体化してほしい
  • ポータルでの周知だけでなく、個別の事情に対応できる相談窓口を設置してほしい
答弁
赤澤大臣
  • 全体量としては確保していることを前提としつつ、タスクフォースで供給状況を点検している
  • 約1000カ所の特別相談窓口を設置し、資金繰りや経営相談に対応している
  • 大臣のX(旧Twitter)経由で寄せられた情報も、経産省・厚労省のポータルを通じて個別に全力で対応する
全文
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このナフサ由来の建設の資材の調達がストップをして、そのために工事もストップをして売上がゼロになるということもあり得るという、そういう想定をした金融支援など事業者を支える施策の具体化もぜひ図っていただきたい。

コロナの時のようなゼロゼロ融資の実施なども含めた対応策を求めたいと思っております。

赤澤大臣にお尋ねしますが、この燃料ですとか石油製品の価格高騰や供給制約について、個々の事業者が具体的な目詰まりということで、実際に困っていると。

そういった困っている事業者の個別の要望に対処できるような相談窓口、単に「こんなことやってますよ」というポータルでお知らせじゃなくて、個別の相談事情についての要望を受ける相談窓口、これはぜひきちっと関係のところでつくっていただきたいと思うんですが、その点ぜひ。

今の状況で一つ委員とも認識を共有させていただきたいのは、やはり国内であまりパニックとか起きないようにということを考えておりまして、やはりもう全体の量が足りないのだという認識を持たれると、本当にまたその後の行動が影響を受けるので、とりあえず必ず全体量としては必要となる量を確保しているということを、答弁するたびにお話しさせていただこうと思っています。

その上で、一部の供給の偏りや流通の目詰まりが生じております。

先月30日に私が重要物資安定確保担当大臣に任命され、私のもとにタスクフォースが関係省庁を連携して、重要物資の供給状況を総点検するというのが立ち上がっております。

地方経済産業局も含め、建設業など業種を限定することなく、広く情報提供窓口を設け、サプライチェーンの情報を分野横断で集約をしようとしています。

その上で融通支援を細かく実施していこうとしておりますし、中小企業、小規模事業者への支援として、約1000カ所の、ウクライナ情勢、原油価格上昇等に関する特別相談窓口を設置し、資金繰りや経営に関する相談にも対応しております。

加えて、私のXで発信させていただいたのは、私自身に寄せていただいてもあれなんですが、かなりの数寄せられるので、見落としがあるといけませんから、必ず私のところに寄せられるときは、スレッドを立てて、そこのコメントするところに一応経済産業省と厚労省のポータルのURLを書かせていただいて、「そこに情報があれば寄せてください」と、一つ一つ対応してまいりますということで、一応それはもうアップをさせていただいております。

情報を寄せていただいたときには、全力で対応していきたいと思っています。

引き続き、全体が足りている中で、供給の偏りや流通の目詰まりを解消していくという、そういう考え方で、国民の皆様の命と暮らしを守るべく、需要家の皆様から情報を寄せていただきたいと思います。

その情報を踏まえて関係省庁と連携して、きめ細かく対応してまいりたいと考えております。

個別相談窓口での燃料・石油製品不足への対応
質問
塩川鉄也 (日本共産党)

- 相談窓口において、資金繰りだけでなく燃料や石油製品の不足に関する個別の相談も適切に受けてもらえるのか

答弁
赤澤大臣

- 相談窓口に寄せられた情報を集約し、厚労省(医療機関等)や経済産業省(川上の目詰まり)が連携して個別に適切に対応する

全文
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今のお話で、情報提供いただければ一つ一つ対応するというのは、赤澤大臣に寄せられるということだけではなくて、先ほどちょっとあったように、窓口があった場合に資金繰りとか経営支援という話だったんですが、今言ったように燃料や石油製品の不足等についての相談、個別の相談もその窓口でしっかり受けてもらえるのか。

はい。

どこで情報がつかめるかが本当に分かりませんので、相談窓口に寄せられたものもきちっと集約をいたしますし、あとそのXに載せたURLの経産省、それから厚労省のポータルについては、そこに情報を寄せていただければ、それが端緒になって我々は対応するということで、まさに委員がおっしゃったように、「今、何々のこの病院でこういうものが足りないぞ」とか、そういうものがあれば、厚労省がきちっと対応しますし、もうちょっと川上に上がっていけば、経済産業省の方でどこが目詰まりしているのかを突き止めて対応しようということで取り組んでおります。

重要施設への石油製品直接販売要請と連絡先
質問
塩川鉄也 (日本共産党)
  • 石油元売り企業に対し、医療機関等の重要施設へ直接販売するよう要請したとされるが、具体的にどのような施設を想定しているか
  • 事業者がどこに連絡すればよいか、連絡先は明確になっているか
答弁
赤澤大臣
  • 重要施設とは、医療、交通、公共サービス、農業、水産業、畜産業等を想定している
  • 担当分野ごとに各省が対応し、タスクフォースを通じて迅速な実現を図る
  • 業種を限定しない窓口を設けており、そこで担当役所を確定させて対応する
全文
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それで報道されて、この関係で政府として石油元売り企業に対し、医療機関や公共機関などの重要施設について、普段燃料を調達している燃料販売店から調達できないようなケースでは、直接販売するよう要請しましたということがあります。

ここで言っている医療機関や公共機関などの重要施設って、その重要施設はどういうところなのかというのは、今どのように考え対応されようとしていますか。

連絡先のところについては。

連絡先については関係機関ということで、例えば医療機関であれば厚労省とか、あるいは公共交通機関であれば国交省とか、どこというのは個別に決めているという感じなんですか。

要するにそれぞれの事業者がどこに話を持っていけばいいかという、その連絡先。

いや、要するに個別の医療機関がどこに連絡をすれば対応してもらえるのかというのが分かるようになっているのかということなんですが。

すいません。

文書でですね、担当の資源エネルギー庁の幹部から石油精製事業者各位に対して要請をしたものでありまして、そこに書いてある重要施設のときには、文書自体ちょっとさらっと読ませていただくと、医療、交通、公共サービス、農業、水産業、畜産業等というような感じで書いておりますが、話を寄せていただければ、それに応じて今のものに当たれば、もちろん直接的に下ろすというようなことを考えていきたいと思いますし、重要施設への供給を迅速に行う必要があるため、具体的には私の元に設置したタスクフォースから石油元売り企業に要請するような形で、迅速な実現を図りたいと思っております。

連絡先については、関係省庁において情報提供窓口を設けておりまして、医療機関や公共機関を含め、国民の皆様及び事業者の皆様からご連絡をいただきたいというふうに考えております。

すみません、一つ訂正をさせていただきたい。

文書で要請をしたと申し上げたんですが、ちょっと出すのが今日か明日も含めて、まだこれ申し上げていないんですけど、これから出すというものだったということをちょっと申し上げておきたいと思います。

その上でですね、今のご質問について言うと、担当分野ごとに各省が対応するのかというお話と理解いたしますが、そのようにしたいと思います。

私の元に局長級が参加したタスクフォースができていますので、問題の所在が分かればですね、各省の局長がきちっと持ち帰るといいますか、それで対応をしていくということだと思います。

あ、違いますか。

官房審議官。

すみません。

すみません。

少なくとも私のXについて言うと、私と経産省はそれぞれポータルを分けてXで発信をさせていただきましたが、そういう意味で窓口の方で、業種をどこと決めていない窓口を作っておりますので、その場で聞かれた問題についてどこの役所が担当するのかということをきちっと確定した上で、そこに発注が出ているというふうに理解をしております。

イランへの攻撃停止と米国への要求
質問
塩川鉄也 (日本共産党)
  • イランに対する攻撃の完全停止と再攻撃しない保障を米国に求めるべきである
  • 日本として一切の軍事協力を行わないことを強く求める
答弁

- (答弁なし)

全文
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戦争終結のための外交交渉の前提として、イランに対する攻撃の完全な停止、イランに対する再攻撃をしないことの保障をアメリカに対して求めることが必要で、政府としてその対応方を強く求めるとともに、そもそも米国にイラン攻撃の即時中止を要求するとともに、日本として一切の軍事協力はしないということも強く求めるものであります。

最低賃金の引上げ目標(2020年代に1500円)の維持について
質問
川裕一郎 (参政党)
  • 過去の経済対策や方針から「2020年代に1500円」という目標が削除されている
  • 今後、最低賃金引上げの目標を掲げない方針なのか
答弁
城内実
  • 2020年代に全国平均1500円という目標は維持されている
  • 目標のみを提示して企業に負担を丸投げすべきではないとの考えから、環境整備(稼ぐ力の向上)に注力している
  • 今後の経済動向を踏まえ、夏の日本成長戦略の取りまとめに向けて具体的に検討する
全文
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次に最低賃金についてお尋ねをいたします。

川裕一郎(参政党)石破政権の下で、一昨年11月の総合経済対策及び昨年6月の骨太方針には、全国加重平均1500円を2020年代にという方針が記載されておりました。

それが昨年秋の総合経済対策では削除されています。

高市総理は昨年の所信表明演説でも、今年の施政方針演説でも、石破政権が掲げた最賃引上げ目標、2020年代に1500円というのを掲げることをやめております。

城内大臣にお尋ねしますが、今後最賃引上げの目標というのは掲げないということなんでしょうか。

城内実(経済財政政策担当)はい、お答えします。

川君におかれましては、昨年11月26日の内閣委員会に続きまして、最低賃金についてご質問いただきましてありがとうございます。

お答えします。

最低賃金につきましては、骨太方針2025におきまして、御案内のとおり、2020年代に全国平均1500円という高い目標の達成に向け、絶え間ない努力を継続するという方針が、先ほどまでいらっしゃいました、私の前任の担当大臣の赤澤大臣の取組で、石破内閣で閣議決定されました。

高市内閣におきましても、その目標は維持されております。

他方で、政府が将来に向けた最低賃金の引上げ目標を示すことに対しましては、やはり事業者や雇用者にとって予見可能性を高め、賃上げに向けた機運を醸成するとの意見もある一方で、実際の賃金は国ではなく、企業が支払うものでありますので、国が将来の目標だけを示して、その負担を企業に丸投げすべきではないといった別の意見もございます。

そのため高市内閣は、目標を事業者の皆様に丸投げしないといった観点から、令和7年度補正予算や令和8年度当初予算、税制などを含め、事業者の皆様が継続的に賃上げをできる、稼ぐ力を増やすという環境整備に取り組むと申し上げてきたところです。

今後、夏の日本成長戦略の取りまとめに向けまして、佐藤官房副長官の下で開催しております、賃上げに向けた中小企業等の活力向上ワーキンググループというのがございますが、こちらにおける議論を、あるいは中小企業政策審議会というのも中小企業庁の下でこういった議論が行われておりますが、こうした議論等も踏まえながら、日本経済財政諮問会議等で今後の賃上げ環境整備に向けた政策を具体的にお示ししていく考えです。

その上で、最低賃金を含むこれまでの政府決定の対応については、今後の消費者物価上昇率、現在行われている新規労使交渉の結果など、一般的な賃金の状況、事業者の経営状況といった経済動向等も踏まえまして、夏の日本成長戦略の取りまとめに向けて、具体的に検討してまいる考えでございます。

最低賃金目標の文書からの削除と目標の整合性
質問
川裕一郎 (参政党)
  • 男女共同参画基本計画の取りまとめ文書等で「1500円」の目標が削除されている
  • これは閣議決定等を通じて目標を投げ捨てていることになるのではないか
答弁
城内実
  • 目標は現時点でも維持されている
  • 中小企業庁や厚生労働省による環境整備に取り組みつつ、ワーキンググループ等で議論し、日本成長戦略会議等で具体的な政策を示していく
全文
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川裕一郎(参政党)最賃引上げ目標は維持しているという話ですけれども、わざわざ2020年代に1500円というのは削っている文書というのは他にもあるわけですよ。

例えば第6次男女共同参画基本計画に当たりまして、そのもとになっている基本的な考え方の草案が昨年の8月に出ているわけですけれども、昨年8月のこの基本的考え方の草案には、最低賃金について「2020年代に全国平均1500円という高い目標に向けて絶え間ぬ努力を継続することとし、官民で最大限の取組を5年間で集中的に実施する」とありましたが、今年3月の取りまとめ文書では、最低賃金について「適切な価格転嫁と生産性向上支援によって最低賃金の引上げを可能とする環境整備を進めていく」となって、この2020年代に1500円という目標はばっさり削られているわけであります。

これ、閣議決定の文書ですかね。

ですからそういう点では、閣議決定で目標を投げ捨てているということになるんじゃありませんか。

はい。

先ほど御答弁したとおり、目標は維持されております。

他方で先ほど申しましたように、企業の稼ぐ力、賃上げ環境整備をさまざまな観点で中小企業庁、そして厚生労働省を中心に取り組んでいるところですが、そういうことを取り組みながら、今後の夏の日本成長戦略の取りまとめに向けて、先ほど申しました佐藤官房副長官のワーキンググループ、あるいは中小企業政策審議会などで、問題についても議論を進めておりまして、最終的には日本成長戦略会議等で今後の賃上げ環境整備に向けた最低賃金を含めたこの政策を具体的に示していく考えでありますが、冒頭に戻りますけれども、この目標というのは現時点では維持されております。

最低賃金引き上げ目標の継続性について
質問
塩川鉄也 (日本共産党)
  • 過去10年間の政権で最低賃金の引き上げ目標を掲げてきたが、高市内閣でそれを投げ捨てる合理的な理由があるのか
  • 目標を示すことで実現を確実にする取り組みを継続すべきではないか
答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)
  • 2020年代後半に全国平均1500円という目標は閣議決定事項であり、維持されている
  • 事業者に丸投げせず、補正予算や税制、生産性向上支援、価格転嫁の徹底などの環境整備に取り組んでいる
  • 日本成長戦略の取りまとめに向け、ワーキンググループ等で具体的な政策を検討中である
全文
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最低賃金の目標については、別に石破政権だけでやっているわけではなくて、その前の岸田政権もそうですし、菅政権、さらに言えば、第二次安倍政権のときから掲げられているわけです。

ですからこの10年間、第二次安倍政権以降では時給1000円でしたし、岸田政権以降では1500円と、最賃について引き上げ目標を掲げていたのに、高市内閣では引き上げ目標を掲げていないわけであります。

ですから、これらの過去の政権においても、この今お話があったような企業に丸投げすべきではないと、それはもちろんそういう話で、いや、体力のある企業にはしっかりと払ってもらうということをきちっと働きかけると同時に、中小事業者などに対しての支援策をどう行っていくのかというのをやりながら、同時にやっぱり引き上げ目標を示すことによって実現を確実なものにしていくという取組もこの10年間やってきたわけですから、それを下ろす理由というのはないんじゃないですか。

10年間目標を掲げてきたのに、それを何で投げ捨てるのかというのに対して合理的な理由というのは見出せないんですが、改めて。

この基本方針、この2025年において、2020年代後半に全国平均1500円と、1500円という高い目標の達成に向け、あらゆる方策を講じる努力を継続するという方針、これは閣議決定事項でありますから、これは当然その目標が何か廃止されたということではなく、その目標は維持されております。

ただ、繰り返し答弁になりますけれども、高市内閣では高市総理が繰り返し述べているように、目標を事業者に丸投げしているわけではありません。

で、令和7年度補正予算、あるいは8年度の投資予算、あるいは税制などを含めて、事業者の皆様が継続的に賃上げできる環境整備にしっかり取り組んでいるところでございまして、具体的にはプッシュ型の伴走支援、生産性向上、省力化支援に加えまして、観光業等での取引適正化、価格転嫁の徹底、事業承継、マネジメントの環境整備といったことで労働生産性の継続的な向上を促進する取組についてしっかり検討を進め、事業者の皆様や労働者の皆様に前向きな御判断がいただけるように、それを今取り組んでいるところでございまして。

繰り返しになりますけれども、今後の日本成長戦略の取りまとめに向けて、先ほど申しましたように佐藤官房副大臣のもとでのワーキンググループ、あるいは中小企業政策審議会とか、そういうところで今議論が行われておりますので、そうした議論等も踏まえながら、最終的には日本成長戦略会議等で、今後の賃上げ環境整備に向けた政策を具体的にお示しするということでございます。

最低賃金近傍労働者の女性比率と賃金差別への対応
質問
塩川鉄也 (日本共産党)
  • 最低賃金近傍の労働者の約3分の2が女性であり、深刻な賃金差別状態にある
  • 厚労省への働きかけを含め、最低賃金の大幅な引き上げで対応すべきではないか
答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)

- 第6次男女共同参画基本計画に基づき、男女間賃金格差の公表義務の対象拡大や女性管理職比率の公表義務化など、実効性の確保を図る

全文
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10年間やってきたものを投げ捨てるというところで、本気さは問われてくるわけです。

最低生計費を賄うような賃上げこそ必要だということを強く求めておきます。

この最賃近傍の労働者は非常に女性が多いということで、女性の占める割合というのが67%、つまり3分の2が女性の方。

木原大臣にお尋ねしますが、こういった最賃近傍の労働者の多くが、圧倒的多数が女性ということで、最大の男女差別である賃金差別のような状態にあるため、どう取り組むのか。

最賃の大幅な引き上げこそ必要ではないかと思うんですが、厚労省に働きかけることを含めて担当大臣としてお答えください。

この男女共同参画基本計画、この第6次におきましては、改正女性活躍推進法に基づく男女間賃金格差の公表義務の対象の拡大や、女性管理職比率の公表義務化などについて実効性の確保を図る。

自転車の青切符制度の運用と検挙数
質問
後藤祐一 (中道改革連合・無所属)
  • 自転車の年間の検挙数について
  • 青切符制度導入後、検挙数を大幅に増やす運用にするのか
答弁
赤間国家公安委員長
  • 近年の検挙数は令和5年約4.4万件、令和6年約5.1万件、令和7年約6万件である
  • 基本的な考え方は「指導警告」を優先し、悪質・危険な違反を検挙する方針に変更はない
全文
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この自転車に関して、これまで年間では大体どのぐらいの検挙数がありますか。

この青切符制度を導入した後、この検挙数が大幅に増えるような運営をしていくんでしょうか。

これが自転車側にも法令違反が認められて交通ルールが十分に守られていないことが伺われているところでございまして、こうしたことを踏まえて自転車の交通違反に対する指導を取り締まり、これについてはまず基本的に指導警告、これを実施して交通ルールを認識させるとともに、交通事故の原因となるような悪質、危険な違反については検挙を行うこととしており、その上で、今お尋ねの近年の自転車の運転者による交通違反については、令和5年中に4万4207件、令和6年中に5万1564件、令和7年中に6万163件を検挙しております。

先ほどお話ありました本年4月1日から16歳以上の者による自転車の一定の交通違反を対象に、いわゆる交通反則通告制度、いわゆる青切符、これが導入されたところでありますが、この青切符導入後も先ほど申し上げたとおり、交通指導取締まりの基本的な考え方、これには変更はなく、引き続き交通反則通告制度の適切な運用を含め、自転車の関係する交通事故の抑止に資するよう取り組んでまいりたいというふうに思っております。

自転車運転中のスマホホルダー利用の取り締まり
質問
後藤祐一 (中道改革連合・無所属)
  • スマホホルダーで固定した地図の閲覧や、停止中の操作が青切符の対象になるか
  • 自動車のナビ利用と同様の運用となるか
答弁
赤間国家公安委員長
  • 手で保持して通話等を行う行為は罰則対象となる
  • 車体に取り付けた装置の確認・操作は、交通の危険を生じさせなければ罰則や青切符の対象にならない
全文
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次にちょっと2つまとめて伺いますが、この青切符の中の携帯電話使用と保持、つまりこうやって通話しているんじゃなくて、自転車にホルダーとかつけて、ハンドルとかにスマホがついている状態で、そこで地図を表示させて、どうしてもこういじんなきゃいけないときがあるので、それをちょっと触ったりというようなことがあると思うんですね。

この自動車のナビを見る場合と、自転車のスマホホルダーにつけてその地図を見る場合とは、運用としては法律的には全く同じと理解していくかというのが一つ。

それで、そのホルダーで固定したスマホで地図を時々見るというのは、青切符を切られないということでいいですね。

もうちょっと厳密に言うと、走行中に地図がはみ出しちゃったからちょっとずらすとかですね。

赤信号で止まったときに目的地をちょっと再設定し直すとかあると思うんですよ。

ちゃんと止まって赤信号で目的地を再設定するのに30秒ぐらいいじるとか、こういったものは青切符にならないということでよろしいですね。

今、いわゆる青切符による検挙の対象となっている携帯電話の使用等、これというのは、自動車や自転車を運転する場合に停止しているときを除き、携帯電話等を手で保持している、通話のために使用する行為等を指すものであり、自動車および自転車運転中の場合のいずれも罰則があり、青切符の対象ともなっております。

一方で、今お尋ねの備え付けのナビシステム、ナビゲーションシステムであるとか、車体に取り付けたスマホ、画像表示用装置、これを確認であるとか、操作のために見たりする行為は、自動車および自転車運転中の場合、いずれも交通の危険を生じさせなければ罰則はなく、青切符の対象でもありません。

自転車スマホ利用における「危険を生じさせる」の定義
質問
後藤祐一 (中道改革連合・無所属)

- 少し触っただけで危険を生じさせる可能性がある場合、取り締まり対象になるのか

答弁
赤間国家公安委員長

- 交通事故の発生や、歩行者・他車両の通行妨害など、具体的な危険を発生させた場合を指す

全文
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そうすると、ちょっと触っただけでも危険を生じさせる可能性があるときは対象になり得るんですか。

いわゆる危険を生じさせるといった話については、いわゆるどのような場合かといえば、交通事故を起こしたり、歩行者であるとか他の車両の通行を妨害するなど、具体的な危険を発生させた場合のこと、これを指すということでございます。

ストーカー殺人事件への対応と現行法制の限界
質問
後藤祐一 (中道改革連合・無所属)
  • 池袋のストーカー殺人事件において、警察はやるべきことをやっていたのか
  • 現行法制ではこの事件を防げなかったと考えてよいか
答弁
赤間国家公安委員長
  • 被害者と連絡を取り合っていたが、特異な状況は把握されなかった
  • 現在捜査中であり、被害防止に向けてできることがあれば今後の対策に生かしたい
全文
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この加害者は逮捕あるいは追起訴、再逮捕と何度かそういったことがあって、1月29日に接近禁止命令もかかっていて、1月30日に80万円の罰金を支払って釈放されていたんですが、その後警察と被害者は連絡を3回取っていたと。

ということで、警察はやるべきことをやっていたように私も見えますが、確認ですが、警察としてはやるべきことをやっていたのでしょうか。

だとすると、現行法制では、この殺人事件は防ぐことができなかったと考えてよろしいでしょうか。

今ご指摘の事案について概要お話ありましたけれども、この件については昨年12月25日に警視庁において、元交際相手の男性からの付きまとい等に関する相談を被害女性から等々の一連の経緯を経て、先ほどお話、最後に触れていただきましたけれども、警察では被害者に対して、被害者の釈放後も連絡を行って取っていたけれども、特異な状況は把握されなかったものだと承知しております。

現在、事件の真相解明に向けて捜査中であるところであります。

捜査の中で、被害防止に向けてさらにできることが把握された場合には、今後の対策に生かしていくよう、警察を指導してまいりたいというふうに思っております。

仮釈放中の性犯罪者へのGPS装着検討の遅れ
質問
後藤祐一 (中道改革連合・無所属)

- 仮釈放中の性犯罪者へのGPS装着検討が令和2年から続いており、時間がかかりすぎているのではないか

答弁
三谷法務副大臣
  • 再犯防止効果の情報不足やプライバシー侵害、社会復帰への影響などを慎重に検討している
  • 現行法で可能な活用方法も検討しており、制度化に向けた検討を加速させる
全文
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GPSの装着という議論をしなきゃいけないんではないかと思いますが、三谷法務副大臣お越しいただいておりますが、このGPS装着については、国外逃亡の恐れのあるものに対する装着は既に法改正がなされています。

さらに現在法務省で、仮釈放中の性犯罪者についてはGPS装着の検討を行っていると伺っておりますが、令和2年6月の方針というのを策定し検討中ということで、これあまりに時間かかりすぎではないでしょうか。

早く結論出してください。

その検討は諸外国の法制度や運用、技術的な知見等を踏まえながら行っておりますが、これまでの調査によってもGPSの装着による再犯防止の効果に関する情報がなお不足している状況にございます。

また各国の制度はそれぞれ大きく異なっておりますため、我が国での制度を設計するに当たりまして、GPS機器の装着によるプライバシーの侵害の程度や、そのものの社会復帰のための努力を妨げる恐れなどの様々な観点から、どのような制度が我が国において適切かを検討しているところでございます。

さらに仮釈放中の性犯罪者等を対象として、現行法下でも可能な方法でGPS機器の活用について施行できないか考えているところでございまして、今後有識者等からの意見を聴取しながら制度化に向けた検討を加速化していきたいというふうに考えているところでございますが、とはいえでございます。

ストーカー加害者へのGPS装着の検討
質問
後藤祐一 (中道改革連合・無所属)

- 接近禁止命令を受けた者のうち、特に危険度の高い者へのGPS装着を検討すべきではないか

答弁
赤間国家公安委員長

- 根拠や対象、生活への悪影響、憲法で保障された権利との関係など、様々な観点からの検討が必要である

全文
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ストーカー禁止法の接近禁止命令を受けた者のうち、全員ではありません。

特に危険度の高い一定の者に対するGPS装着を検討すべきではないでしょうか。

加害者にGPSを装着させる制度を設けることについては、現段階で、どのような根拠に基づいて、どのようなものを対象に、どのような措置をとることが強要されるのか、あと、対象者等の生活に悪影響を及ぼすのではないかなど、さまざまな問題が考えられておるところであります。

また、その必要性を判断するにあたって、憲法で保障されている国民の権利等との関係を含めて、さまざまな観点からの検討が必要であるというふうに理解をしております。

原油価格上昇が消費者物価に与える影響の持続性
質問
後藤祐一 (中道改革連合・無所属)

- 内閣府スタッフの論文にある「原油価格上昇の影響は3年程度残る」という結果について、政府の見解はどうか

答弁
城内大臣
  • 論文は個人の立場で作成されたものであるが、過去のデータでは原油価格上昇後、1年でピークに達し2年かけて減衰する試算となっている
  • 過去のデータに基づくため、今後も同様になると断定することは適切ではない
全文
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原油高騰の影響がどのぐらい持続するかという問題ですが、内閣府の参事官の方々が3月27日にマンスリートピックスというのを発表していて、「原油価格上昇ショックは我が国の消費者物価上昇率を徐々に加速させ、その影響はショック発生から1年弱後にピークを迎えるとともに、ショック発生後3年程度はその影響が残る」との結果が得られたと。

こういう論文を発表しております。

これは確かに個人名で何人かという発表の仕方なんですが、「組織としての内閣府の見解ではない」とか、そういうつまらないことを言うのではなくて、これはかなり重要な結果だと思うんです。

城内大臣の見解をお願いします。

まず後藤委員ご指摘のレポートですが、これはご指摘のとおり、内閣府のスタッフが、幅広い議論に資するために、個人の立場で作成した論文である、これについては、やはりご留意いただきたいんですが、その上で、その推計結果について申し上げますと、過去20年程度、すなわち2002年1月から2025年12月、このデータから原油価格の上昇が消費者物価に与える影響を推計したところ、原油価格が上昇すると消費者物価は1年程度をかけて上昇率を高め、その後2年程度をかけてその影響が減衰していくとの試算結果が得られた、そういう内容であるというふうに承知しております。

ただし、こうした推計値はやはり過去のデータに基づくものであり、今後もそうなると断定して理解することは適切ではないというふうに考えております。

燃料油価格激変緩和基金の枯渇見通し
質問
後藤祐一 (中道改革連合・無所属)

- 現在の補助金水準が続いた場合、基金は6月には枯渇するという見通しでよいか

答弁
枠田資源エネルギー庁資源燃料部長
  • 令和7年度予算を活用し、合わせて1兆円程度の規模を確保している
  • 支給単価の見直しや消費量の変動があるため、正確な見通しを答えることは困難である
全文
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続きまして、ガソリンをはじめとした軽油、重油、灯油などの補助金について伺いたいと思いますが、これは経産省に呼んでいますが、赤澤大臣に来ているので、赤澤大臣にできればお答えいただきたいと思いますけれども、大体1リットル10円補助すると1か月で大体1000億円かかるということでよろしいでしょうか。

そうしますと3月末で1兆1500億円、それは正式に言っていますが、3月中にここから1500億円ぐらい多分使っていて、およそ1兆円ぐらいが3月末の残金になっていて、ここから1リットル49.8円補助が今の状態が続いたとした場合、4月、5月とそれぞれ5000億円ずつかかりますから、5月でほぼ使い切って、もうちょっと持ったとしても、6月にはこの基金というのは枯渇するという見通しでよろしいでしょうか。

燃料油の支援につきましては、原油価格高騰が継続する場合にも切れ目なく安定的な支援を行うため、令和7年度予算を活用いたしまして、燃料油価格激変緩和基金に7,948億円を積み増しまして、もともとの基金残高で合わせて、1兆円程度の規模を確保しているところでございます。

今後の見通しということでございますが、本措置では原油価格の変動分を踏まえまして支給単価も見直しますし、各種燃料の消費量は年や季節によっても変動するため、正確にお答えすることは困難でございます。

医療機関・介護施設等における医療関連物資の確保状況
質問
後藤祐一 (中道改革連合・無所属)

- 使い捨て手袋などの石油化学製品について、小規模な医療機関や介護施設で不足や価格高騰が発生していないか

答弁
栗原厚生労働大臣政務官
  • 直ちに供給が滞る状況はないが、相談窓口を設置し情報収集を行っている
  • 介護施設や食品加工業において、現時点で在庫が逼迫している情報は把握していない
全文
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まず厚生労働政務官、栗原政務官にお伺いしたいと思いますが、医療機関ではこれはいろいろなところでやっていますけれども、プラスチック、石油化学製品全般、たくさん使われておりますけれども、使い捨て手袋からもっと深刻なものまでありますが、これ病院、小さいクリニック、介護施設、食品加工業、それぞれの確保状況はどうなっているでしょうか。

発注しても買えないという状況が発生していないでしょうか。

また価格が大幅に上がっているということはないでしょうか。

特に大病院に比べて規模の小さい医療機関では極端な不足が発生しているといったことはないでしょうか。

医療機関などに直ちに供給が滞る状況はございませんけれども、一斉点検により的確に状況を把握し、必要に応じて他の流通経路からの融通支援や代替製品の調達などを行う安定供給に万全を期してまいりたいと考えております。

また、介護施設及び食品加工業においても、使い捨て手袋が不足している、あるいは在庫が逼迫しているという情報は、現時点で把握しておりませんけれども、引き続き状況を注視しつつ、関係団体を通じて丁寧に把握をしてまいりたいと、そのように考えております。

農業用プラスチック資材の確保状況
質問
後藤祐一 (中道改革連合・無所属)

- 包装用ラップやトレイ、肥料などの石油化学由来の農業資材で、逼迫や価格上昇が起きていないか

答弁
根本農林水産副大臣
  • 国家備蓄の放出により供給の安定が図られている
  • 一部で流通支障の懸念があるとの声を受けて相談窓口を設置し、経産省と連携して対応している
全文
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次、農業関係、根本副大臣お伺いしますが、農業においても包装用のラップだとか、下に敷くトレイですとか、あるいは肥料も含めて、石油化学由来の農業資材、現場で逼迫、あるいは価格上昇、起きていないでしょうか。

石油については、3月26日から国家備蓄の放出が開始されており、こうした取組を通じて供給の安定が図られ、結果として価格の安定に寄与するものと承知をしております。

一方ですね、一部の事業者の方々から包装用資材等のプラスチック製品の流通に支障が生じる懸念があるとの声をいただいていることを受けまして、農業者の皆さんの経営に影響が生じないよう、先月31日に事業者の皆様から情報を受け付ける相談窓口を設置したところであり、適時経済産業省と連携をとって円滑な供給が行われるように対応をしています。

シンナーの供給不足と現状把握
質問
後藤祐一 (中道改革連合・無所属)
  • 住宅塗装や自動車整備工場においてシンナーの不足が深刻である
  • 地元の卸業者でも在庫が底をつきかけており、地域的な偏在がある
  • 大臣が地元の現場の声を直接聞き、現状を把握した上で答弁することを求める
答弁
赤澤大臣
  • 鳥取県米子市の塗装会社や自動車整備工場から、入手困難や価格上昇、納期長期化の懸念があるとの声を聴取した
  • 国交省の窓口でも同様の声が寄せられており、供給の偏りや流通の目詰まりが起きていると認識している
  • 担当大臣として全力で取り組む
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続きましてシンナー行きますが、今目の前で一番逼迫しているのはシンナーだと思います。

まさに洞窟のカナリアはシンナーになっていると思いますが、赤澤大臣に伺いますが、住宅塗装、自動車整備工場の自動車塗装、住宅では塗心というそうなんですが、この不足がものすごい深刻です。

週末私これ何件か回りましたけれども、もう在庫はもうある分で終わり。

それは自動車整備工場そのものもそうだし、そのシンナーを買っている私の地元の卸業者なんかも、もうある分でそこから先が来るかどうかわからないと言われているというようなことが現実に起きています。

つまり住宅塗装と自動車塗装もできない状態になりつつありますと私は認識していますが、もちろん地域的な偏在とかあると思うんですけれども、これはもう通告で赤澤大臣にぜひ鳥取の地元の自動車整備工場、住宅塗装会社の話を直接電話で聞いた上で答弁していただけますでしょうか。

住宅の塗装に用いる塗料用品な、いわゆる塗心については、私の地元の鳥取県米子市の住宅塗装会社から、塗装や下地の錆止めで使用するシンナーが入手しにくくなっている、シンナーの価格が上昇している、この傾向が続けば顧客に負担増をお願いさざるを得ないなどといった声を聞き取ったところであります。

また同様に自動車整備工場は、先ほどの塗装会社は1社ですけど3社聞いてみまして、供給量が絞られつつある、価格上昇をユーザーに転嫁できないのが悩みだ、この状況が長引けば納期の長期化の恐れがあるなどという声が寄せられます。

国土交通省による関係団体へのヒアリングや相談窓口においても、住宅や自動車の塗装で使用される塗料シンナーが入手しにくい、大きく値上がりしているという声が寄せられていますし、まさに今、委員から教えていただいたような状況が地域によって当然あるということだと思いますので、シンナーの原料となる川中製品については、供給が継続されている一方で、足元ではやはり供給の偏りや流通の目詰まりがかなり広くなっているというふうに認識をいたします。

今回伺った話を私も踏まえて、担当大臣として国民の皆様の命と暮らしを守るべく、この問題に対して全力で取り組んでいきたいと思います。

シンナー原料の生産量と不当取引の調査
質問
後藤祐一 (中道改革連合・無所属)
  • シンナー原料(トルエン、キシレン等)の生産量が紛争前後で維持されているか確認したい
  • 全体量として足りているのであれば、メーカーや卸段階での買い占め、売り惜しみ、転売が起きている可能性がある
  • 製造・卸段階を含めて徹底的に調査すべきではないか
答弁
赤澤大臣
  • ナフサは代替調達等により国内需要4ヶ月分を確保しており、全体量としては足りている認識である
  • 原料の生産量は一部減産しているが、輸出削減や在庫活用により国内需要量は供給できている
全文
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全体としてちょっと確認まで聞きますが、赤澤大臣、これ通告しています。

このシンナー、あるいはこのシンナーをつくるトルエンとかキシレンといったシンナーの原料、これはイラン紛争の始まる前と始まった後で同じだけ生産されているんでしょうか。

もしされている、全体としては足りているということであれば、これは原料のメーカーだとか、シンナーを作るメーカーだとか、あるいは卸しだとか、どこかで買い占め、売り惜しみ、転売、こういったことが起きているんじゃないかと思うんですね。

これ、どこで止まっているのか。

これ、多段階にわたる、これシンナー製造多段階らしいんで、その製造段階、あるいは卸し含めて、徹底的に調査すべきだと思いますが、いかがでしょうか。

問題意識を共有させていただきます。

シンナーの原料であるトルエンやキシレン等はナフサから製造される石油関連製品ということで、ナフサについては米国からの代替調達の進展により、川中製品の在庫活用、国内での精製と合わせて、少なくとも私どもの認識として、化学品全体の国内需要を4ヶ月分確保できている。

というので、ちょっと繰り返しになりますが、日本全体として必要となる量は確保できていると思っています。

さらに中東以外からのナフサ輸入量の増加により、川中製品の在庫使用期間を半年以上伸ばすことが可能だという認識です。

シンナー等の原料としてのトルエンやキシレン等の生産量については、平時に比べて一部減産しているようです。

ただ、輸出量の削減や川中在庫の活用を通じて、国内出荷量としては平時と同様に国内需要量に応じた必要量を供給することができているというふうに現時点で認識をしております。

食品包装材等の供給不足と不当取引の調査
質問
後藤祐一 (中道改革連合・無所属)
  • ラップ、ポリエチレン、ポリスチレン(トレイ)、C5留分(接着剤用樹脂)でも入荷制限や価格上昇が起きているのではないか
  • 製造・卸段階での買い占め、売り惜しみ、転売がないか、需要側も含めて徹底調査すべきではないか
答弁
赤澤大臣
  • 経済産業省から溶剤関連事業者へ安定供給の協力要請を行った(4月3日)
  • 大臣直属のタスクフォースを構築し、関係省庁と連携して買い占めや転売がないか重要物資の供給状況を総点検している
  • 情報提供窓口を通じてサプライチェーンの情報を集約し、特に住宅塗装・自動車整備の現状を国交省で把握する
全文
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次は、シンナーの次は、ラップ。

さっき農業もありましたが、食品包装はこれのラップなどですね。

あとは原料のポリエチレン。

あとはトレイ、食品のトレイなんかはポリスチレン。

あとは接着剤用樹脂というのも足りなくなってきているらしくて、これはC5留分というそうなんですが、これらもシンナーと同じように入荷制限だとか価格引上げが起きているのではないでしょうか。

またこの製造卸段階で買い占め、売り惜しみ、転売が起きていないでしょうか。

これ徹底調査、需要のサイドも含めてすべきだと思いますが、赤澤大臣いかがでしょうか。

その上で、シンナーの原料であるナフサは日本全体として必要な量を確保している上で、足元では申し上げたように供給の方より流通の目詰まりということで、4月3日に経済産業省から、溶剤関連事業者に対して、シンナーを含む溶剤等の安定供給確保に資する協力要請を行ったところです。

担当大臣である私のもとにタスクフォースを作り、関係省庁を連携して卸事業者等による買い占めや売り惜しみ、転売、まさに委員がご指摘になったようなことがないかと、それがないように、溶剤を含めた重要物資の供給状況の総点検をしているところです。

さらに関係省庁に設置された情報提供窓口を通じて、需要家の調達状況も含めたサプライチェーンの情報を集約してまいりたいと思います。

特に住宅塗装と自動車整備工場の現状については、国土交通省において、業界団体へのヒアリングや情報提供窓口からの情報を通じて、塗料仕入の供給状況を把握してもらおうと思っています。

石油関連製品の供給不安と国民生活安定緊急措置法の適用
質問
塩川鉄也 (日本共産党)
  • 石油関連製品の供給不足が国民生活に大きな影響を与える懸念がある
  • メーカーや卸による売り惜しみや投機的な転売の可能性がある
  • 国民生活安定緊急措置法の適用を検討すべきではないか
答弁
赤澤大臣
  • 現時点で極端な買い占めや投機的な転売は確認されておらず、同法に基づく規制は考えていない
  • 供給の偏りや目詰まりがあるとの認識であり、タスクフォースを通じて重要物資の供給状況を総点検し、適切に対応する
全文
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だったらちょっと放送しないで自分で持っていってみたいなやり方があるかもしれませんけど、肉とか魚とかはなかなか難しいわけですよ。

イチゴとかだから、ここも深刻な話になりますので、ぜひそこは、これは需要家の方も経済省も持っているわけですから、ぜひ徹底して見ていただいてください。

これはさっきの新南の比ではない、国民生活全体へのものすごい影響になりますから。

目詰まりではなくて、トータルで足りているかどうかって分からないですよ。

分からないですよ。

トータルで足りていることが分かっているときしか「目詰まり」という言葉は使えないはずなんですよ。

新南はだって減差になってきているわけでしょ。

トータルで足りているかどうか分からないじゃないですか。

だからそろそろ仕様を控えていった方が、後で同じに敗北をしないで済むと思いますよ。

それで実際、トータルとしてあるかどうかは微妙だけども、あったとしても一部に偏って供給体制が崩れているというときには、これは例えばメーカーとか卸が「ほっときゃここに値段上がるんですから、ちょっと出すスピード遅くしようよ」ってやったら儲かるんですから。

いい言い方をすると「この先メーカーからいつ入ってくるか分からないから、今までと同じスピードで出したらなくなっちゃうから少しずつ出荷制限しよう」これは合理的ですよね。

だけど儲かるからね、という問題があるわけですよ。

まさにコロナのときのマスク、アルコールの話になりつつあるわけですよ。

ぜひこの、特に経産省は、赤澤大臣は内閣官房全体でやってほしいけれども、メーカー、卸、あるいはその間で作っている人たち、あるいは転売。

ここで投機的に調べるということですけれども、「これちょっと過剰じゃないの」という持ち方がないか。

これはちょっとね、儲かる話だから疑いの面も含めてチェックしなきゃいけないと思いますよ。

それで、「ちょっとこれ過剰じゃないの」というときは、国民生活安定緊急措置法。

これはマスクとアルコールでコロナのとき政令改正して対象にしました。

あと場合によっては、メーカーだとかそっちが買った上で売るんじゃなくて、もともと製造側にいて売り惜しみのときは、これは買い惜しみ方ですから。

これはコロナのとき使っていないけれども、私が経済企画庁に出向しているとき、この法律を所管していました。

ですが、こういったものの適用も検討すべきじゃないでしょうか。

(赤澤大臣)私どもの認識としては、新南ポリエステル製品、ポリスチレン製品について、現時点で極端な買い占めとか投機的な転売の発生が確認されておりませんので、国民生活安定緊急措置法などに基づく規制的な手法を用いることは、繰り返しになりますが、現時点では考えていないということであります。

これらを含めた石油関連製品については、またちょっと先生に怒られそうですけど、偏り、目詰まりということを我々は思っているので、担当大臣である私のもとのタスクフォースで関係省庁が連携して、分野横断で重要物資の供給状況を総点検し、しっかり情報をつかんだ上で手を打っていきたいというふうに考えております。

ゴールデンウィーク期間中のガソリン需要への対応と自粛要請の有無
質問
塩川鉄也 (日本共産党)

- ゴールデンウィークの外出に対し、ガソリン使用の自粛要請を行う予定はあるか

答弁
赤澤大臣
  • 全体として量は足りており、目詰まりや偏りの問題であると認識している
  • 節約を促す呼びかけはあり得るが、規制的な手法や強い自粛要請は現時点では考えていない
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塩川君。

そうすると、ゴールデンウィークの外出に対して、何らかの国民に対する自粛要請を、あまり使わないようにというような働きかけは、ゴールデンウィーク向けに対してはしないということでしょうか。

赤澤大臣。

はい、委員のご指摘の問題意識はよく理解いたします。

各国でもう既にいろいろな規制、車の出かけるのを控えろとか、いろんなことをやっていますけれども、当面私どものポジションは、少なくとも全体として量は足りている、目詰まりや偏りの問題だという理解のもとに、国民の皆様に何を呼びかけるかということについては、生活に影響がないような呼びかけ、どちらかといえば「こういうことをすればいろいろ節約できてお財布に優しいですよ」的なことはあるかもしれませんが、何か規制的な手法に及んだり、そのことを強くお願いするようなことは現時点では考えておりません。

危機管理投資と成長投資の定義
質問
森ようすけ (国民民主党・無所属クラブ)

- 危機管理投資と成長投資という2つの投資について、それぞれ具体的にどのような投資を指すのか

答弁
城内大臣
  • 危機管理投資:経済・食料・エネルギー・資源・健康医療安全保障、国土強靭化などリスクを最小化する投資
  • 成長投資:AI、半導体、造船などの先端技術を開発し、日本の成長につなげる投資
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今回の成長戦略の目玉政策でもある危機管理投資と成長投資について、こちらの所信の中でも大胆かつ戦略的な危機管理投資と成長投資を行うというふうに言及されておりますが、2つ横並びでこう投資を並べられるとですね、それぞれ何が違うのかというところがまず疑問に感じるところであります。

そこでまずお伺いしますが、この危機管理投資と成長投資、それぞれが具体的にどのような投資を指しているのかお伺いできますでしょうか。

森委員の御質問にお答えしますが、まず、危機管理投資とは、経済安全保障、食料安全保障、エネルギー、あるいは資源安全保障、健康医療安全保障、さらには国土強靭化といった、さまざまなリスク、これを最小化する投資だということでございます。

それに対しまして、成長投資は、AI、半導体、あるいは造船など、先端技術を花開かせる投資であるということであります。

いずれの投資につきましても世界共通の課題解決に資するような製品、サービス、インフラ、これはしっかり製品技術で開発をして国内外に提供することで日本の成長につなげるという考えなのであります。

戦略分野の選定基準と範囲
質問
森ようすけ (国民民主党・無所属クラブ)
  • 17の戦略分野と8つの分野横断的課題の選定基準が不明確である
  • 自動車産業やインバウンド観光産業などのポテンシャルがある領域が含まれていない点について
答弁
城内大臣
  • 世界共通の課題に資する製品・サービス・インフラの開発や、国際的地位の確保が期待できるものを選定した
  • 自動車産業についても、自動運転(デジタルサイバーセキュリティ分野)や水素(資源エネルギー安全保障GX分野)として既に取り上げられている
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今丁寧に御答弁いただきましたので、ある程度具体的にイメージついてきたところであるんですが、17の戦略分野と8の分野横断的課題があるわけじゃないですか。

このピックアップをどういうふうにしたのかっていうところを次お伺いをしたいんですが、この戦略分野の17分野、今日時間がたっぷりあるので読み上げると、AI、半導体、造船、量子、合成生物学バイオ、航空宇宙、デジタルサイバーセキュリティ、コンテンツ、フードテック、資源エネルギー安全保障、GX、防災国土強靭化、創薬、先端医療、フュージョンエネルギー、マテリアル、港湾ロジスティクス、防衛産業、情報通信、開業。

分野横断的課題の8分野は、投資促進、人材育成、スタートアップ、金融、労働市場改革、家事等の負担軽減、賃上げ環境整備、サイバーセキュリティということで、17と8つ挙げていただいているんですが、この分野を聞いて感じるのは、いまいち選定基準がよくわからないなというところであります。

この危機管理投資というのは何か、成長投資というのは何かということを今ご説明いただいて、おそらくそれぞれ別々のものではなくて一体的というか、濃淡がありながら両方にも満たしていく分野として17と8つがあるというわけなんですが、例えば日本の基幹産業や自動車産業はここには入っていないわけなんですね。

今後に向けて自動車産業だと、例えばEV化だったりとか水素の活用だったりとか、いわゆる先端投資として花を開かせないといけない領域は間違いなくあるんだと思います。

例えばインバウンド観光産業みたいなんですね。

成長投資ではないものの、成長産業として間違いなくポテンシャルがある領域というのもあるんだと思います。

ただ17の分野には入っていないわけなんですね。

先ほど申しましたようにこの17戦略分野、これは世界共通の課題に資する製品、サービス、インフラ、これを開発し国内外に提供することで日本の成長につながること、あるいはイノベーションを通じた経済成長は国際的地位の確保につながることが期待できるものとして選定されたということであります。

御指摘の例えば自動車、これは17戦略に入っていないという御指摘がありましたけれども、例えば自動運転技術これはデジタルサイバーセキュリティ分野の中でもちろん議論されますし燃料電池を含む水素これらの対応策等がここにあります資源エネルギー安全保障GXVの中で、途切り上げられることになっておりますので、というかもう既に取り上げられていますので、自動車がないからといって自動車は全く無視されているということではないということで、御理解いただきたいと思います。

戦略分野選定による公的支援の差
質問
森ようすけ (国民民主党・無所属クラブ)

- 戦略分野および分野横断的課題に選定された分野と、選定されなかった分野で、どのような公的支援の差が生じるのか

答弁
木内大臣
  • 選定分野では「官民投資ロードマップ」を策定し、複数年度予算や基金による投資、規制改革など多角的な総合支援策を講じる
  • 選定外の分野についても、個別の政策趣旨や目的に照らして検討は行う
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そしてこの戦略分野17で8の横断的課題を取り上げるわけですから選ばれた領域分野にはより強力な後押し、これ多分色々支援があってですね、補助金的な支援もあれば、税制優遇もあったりとか、規制改革があったりとか、制度の見直しだったりとか、様々ツールはあると思うんですが、選ばれた分野に対しては、より重点的に後押しをしていくというのが政府の方針なんだと思います。

そこでお伺いしますが、この戦略分野と分野横断的に課題に選定された分野と選定されていない分野において、どのような公的支援の差が生じてくるのか、その点についてお伺いできますでしょうか。

この17戦略分野、これは国内のリスク低減の必要性、海外市場の獲得可能性、そして関係技術の革新性などの観点から、17戦略分野の中から61の主要な製品技術等、これを戦略的に選択したところでありまして、この夏の日本成長戦略の取りまとめに向けて、今後各担当大臣の下で官民と官民投資ロードマップこれを作成していくということになっております。

このため、戦略分野に選定された分野と、そうでない分野との間では、今申しました主要な製品技術等について官民投資ロードマップを策定するか、あるいはもう策定されないままなのかと、そこにその具体的な差があると考えております。

当然官民投資ロードマップが作成されたものが総合的な支援を受けられるわけであります。

このまた官民投資ロードマップを踏まえ、複数年度予算や長期的な基金による大胆な投資促進、国際転換支援、人材育成、研究開発、産学連携、国際標準化、防衛等調達を含む観光庁の調達規制制度改革といった供給及び需要の両面にアプローチする多角的な観点からの総合支援策がこの今の分野に講じられていくことになります。

その上で、日本成長戦略において取りまとめた今申しました総合支援策あるいは解決策が、17戦略に含まれている分野や8つの分野横断的課題以外の課題に対しては全く適用されないのかと言われると、そうではなくて、個々の政策な趣旨や目的に照らして、今後個別的にもちろん当然検討されるということであります。

多年度別枠予算の適用範囲
質問
森ようすけ (国民民主党・無所属クラブ)

- 危機管理投資・成長投資における「多年度の別枠管理」は、選定された分野にのみ適用され、選定外の分野には適用されないという認識でよいか

答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)

- 官民投資ロードマップに基づき、定量的な目標が示せる戦略分野に対して、複数年度の別枠予算で手当てする考えである

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その総合的な支援を選ばれた分野においてはしていく官民投資ロードマップを作ってしていくというご答弁でしたが、ちょっと深掘ってお伺いしたいのが、現在の高市政権の方針では、危機管理投資と成長投資などについては予算上、多年度の別枠で管理する仕組みを導入するというふうに言及されていますが、これは選定された分野においては多年度の投資を認めていく、選定されていない分野には基本的には多年度予算で対応していく、そうしたふうにも聞こえるような気がするんですが、その点はいかがなんでしょうか。

やはり今申しましたように、官民投資ロードマップを策定される、やはり日本の危機管理投資、成長投資の中で核となる、要は100インプットしたら数年後に50とか0とかじゃなくて、120なのか150なのか、やはりしっかりある程度定量的にお示しできるような、ですから官民投資ロードマップには今後数字が入る予定でございますので、そういったものについては、御指摘のとおり多年度の別枠の予算によって、今年1年限り終わりますよではなくて、もちろん分野にもよりますけど、5年かかるもの、10年かかるものとか3年とか、そういった個々の官民投資ロードマップを踏まえまして、複数年度で別枠で戦略分野に手当てをするという考え方であります。

成長投資への公的介入の必要性
質問
森ようすけ (国民民主党・無所属クラブ)

- 投資を上回るリターンが見込める分野であれば民間が自発的に投資するため、公的支援(公的介入)を行う必要はないのではないか

答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)
  • 市場原理に過度に依存する新自由主義的な発想から転換し、官民連携で戦略的投資を進めるのが世界的な潮流である
  • 多年度別枠管理により予算の予見可能性を確保し、国内投資を促進することでGDP増加を目指す
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これは多分そうなんですが、本当にそれは公的支援が入るべき領域なのかというところに疑問を感じているところです。

大臣の所信の中でも、「投資を上回るリターンを通じてGDPの成長にも資する危機管理投資、成長投資などについては支援していく、投資を拡大していく」というふうな答弁がされておりましたが、この投資を上回るリターン、いわゆる100投資して150返ってくるっていうふうなところというのは、公的に支援する必要がそもそもあるんでしたっけっていうところが疑問なんです。

というのも、数年後に投資が返ってくる見込みがある分野っていうのは、別に民間が勝手に投資してくれるわけなので、そこに別に公的介入が起きる必要は必ずしも必要性はないんだと感じております。

なので、こうした観点から、投資を上回るリターンを見込めるのであれば、民間が実績に行うべきであって、この成長投資の文脈では支援する必要がないんだと感じますが、その点大臣、御見解がいかがでしょうか。

実は主要先進国の経済政策が既に不可逆的な流れというか、トレンドというか、潮流がございまして、いわば市場原理に過度に依存する新自由主義的発想、すなわち市場の働きにまで委ねすぎる考え方から転換しているような状況でございます。

具体的には、国民の暮らしや経済の基盤を守り、将来の成長力を高める観点から、官民が連携してその下で戦略分野への投資を進め、戦略的な国内投資の拡大を通じて国力の増大を図る経済財政運営が各国で今や本格化しているというふうに認識しております。

その上で、御指摘の投資を上回るリターンを通じてGDPの成長を目指すと、この点につきましては、やはり先ほども述べました危機管理投資、成長投資などについて予算上、多年度別枠で管理する仕組み、これを導入することで政府の予算の予見可能性が確保され、国内投資が促進されることによってGDPの増加に資するよう取り組んでいくものを述べたものでありまして、いずれにしてもこれも我が国に圧倒的に足りないのは資本投入、すなわち国内投資であると考えておりますが、例えば南鳥島のレアアースですけれども、これなかなかリスクがあるんで、これをじゃあ民間でどうぞやってくださいと言っても。

成長投資・危機管理投資におけるリターンの定義
質問
森ようすけ (国民民主党・無所属クラブ)
  • 危機管理投資は金銭的リターンではなく、経済安全保障上のリスク回避という便益をリターンと捉えるべきではないか
  • 成長投資は短期的な回収ではなく、長期的な時間軸で実現可能性が低い領域への投資を支援すべきではないか
  • 政府のリターン・便益の定義が現状ずれているのではないか
答弁
井出庸生 (自由民主党・無所属の会)
  • 危機管理投資は即座にリターンが生じなくても、リスク最小化により強い経済の基盤を作ることで他分野に資する効果があると考えている
  • 危機管理投資(リスク最小化)と成長投資(先端技術による優越性確保)が相互に絡み合い、強い経済を作るのが政府の戦略である
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木原大臣がさっきおっしゃった数年後に1.05、例字で出したと思うんですけど、数年後にそのリターンが見込める分野を、果たしてこの成長投資、危機管理投資の文脈で読むべきなのかというのは、私はそこに疑問を感じていてですね。

リターンの定義をどう置くかというところを、ぜひちょっと頭のすり合わせを今日させていただきたいんですが、この例えば危機管理投資、リスクを最小化する投資ということで、リスクはさまざま先ほど言及いただきましたが、例えば経済安全保障上のリスクだとすると、単純な金銭的なリターンだけだと見込みがありません。

数年単位、10年単位で見ても金銭的なところではベネフィットはありません。

ただ経済安全保障という金銭的ベネフィットとは別に、そういったリスク管理という便益が出てくるので、コストと見合わせたときに、この経済安全保障のリスク回避というベネフィットが上乗せされることによってリターンが出てきますよというのが、一つの考え方だと思うんです。

成長投資も同じで、先端技術を開花させる投資なのであれば、これは多分数年とかいう話ではなくて時間軸の問題だと思っていて、例えば5年とかだと民間企業も投資回収できるので十分やるんですけど、これが多分20年とか30年先までリターンが見込めないと、でも成功したらすごく大きなリターンがありますみたいな、時間軸がもっと長い領域にちゃんと成長投資をしていくこと。

あと実現可能性が高い低いというのもあると思っていて、おそらく公的支援が必要なのは実現可能性が低い領域だと思うんです。

これは多分フュージョンエネルギーとかなんですけど、本当に成功するかわかりません。

民間だけではできません。

ただ成功すると社会全体にとてつもなく大きな便益があります。

なので政府が支援します。

だったらわかるんです。

なので、このリターン、便益の定義がちょっと感覚がずれているなというところが、今日ディスカッション、議論をさせていただいて感じたところではあるんですが、今私が話したような危機管理投資であれば、そういったリスクの最小化ということも含めてリターンに考えていく。

成長投資であれば数年単位ではなくて、より長期で実現可能性が低いというような、そうしたことも含めてリターンとして捉えていく。

そうした考え方に変えていくべきなんだろうというふうに思うんですが、その点についていかがでしょうか。

お答えします。

いろいろ考え方がそれぞれさまざまでおりますが、何をもってリターンとするかということも議論がいろいろあるかと思いますけれども、先ほど申しましたように、この危機管理投資というのは経済安全保障、あるいは食料、エネルギー、健康医療安全保障、国土強靭化といったことで、例えば危機管理投資についてはすぐリターンが生じなくても、例えばインフラをしっかり整備するとか、そういうリスクを最小化することによって強い経済をつくる基盤ができることで、よってもって他の成長戦略の分野にも資するような効果があるということで、一概に何かすぐリターンがなければ投資する必要がないということではないというふうに私は考えておりますし、高市総理にもおそらくそのように考えております。

ただいずれにしましても、危機管理投資、そして成長投資について、先ほども申しましたように、危機管理投資はあくまでもリスクの最小化、そして成長投資は、花開く先端技術などによって、日本が自立性から優越性、不可欠性の技術をもって、世界のマーケットで打って出るという、そういうものでありますので、それぞれの危機管理投資と成長投資の分野が相互に絡み合い、強い経済をつくっていくというのが、政府の成長戦略だというふうに認識しております。

公的投資における判断基準と撤退基準の策定
質問
森ようすけ (国民民主党・無所属クラブ)
  • 公的プロジェクトは政治的に撤退が困難なため、事前に定量的な投資判断基準を設けるべきではないか
  • 特に実現可能性が低い成長投資については、フェーズごとの進捗目標を設け、機械的に撤退判断ができる基準を作るべきではないか
答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)
  • 官民投資ロードマップにおいて、国内投資の内容、規模、時期などを明らかにするよう総理から指示を受けている
  • 今後、ワーキンググループ等で検討を深め、ロードマップの中で詳細を明らかにする
  • PDCAサイクルにより実効性を確保し、必要な見直しを行う
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なので、本当にせっかく攻めで強い経済をつくっていくのであれば、より短期的な利益じゃなくて、本当にリスクが大きい分野やリスクを最小化するようなところに貢献できる投資であったりとか、より長期で実現可能性が低いようなところに攻めていくというところが大事だと思うので、そういったところを基準で具体的に設けろとは言わないんですが、そういったところを基準として置いていただきたいなと思っているところです。

加えてなんですが、こうした投資を拡充していく上で、投資判断基準の基準を設けることが重要なんだと考えております。

例えば民間のプロジェクトであれば、プロジェクトの実行前にコストとリターンをちゃんと定量的に分析をして、リターンの方が大きければ投資を進めていくと。

実際にプロジェクトを動かしている段階でも、何か社会情勢が変化してコストがより嵩んだりとか、便益が小さくなってしまえば、プロジェクトの途中でもこうした中断を行うというのが、民間企業だと当たり前に行われていることなんだと思います。

ただ政府においてはこの危機管理投資、成長投資を行っていくと、どうしても公的プロジェクトって先行きが怪しくなったときに引っ込みづらいんだと思うんですね。

これはやっぱり政治的に撤退するのって難しいと思うので。

だからこそ公的支援を行うプロジェクトであれば、その撤退基準であったりとか投資判断の基準を事前に明確に作っておくことで、スムーズにダメなときは撤退をしていく。

特にこの成長投資は実現可能性が低いわけですから、フェーズごとにちゃんと進捗目標みたいなのを作ってですね、そこにたどり着けないんであればもう撤退しますみたいな、そうしたことを機械的にやらないと政治判断ではできないので大事なんだと思います。

ということで前提でお伺いするんですが、こうした成長投資、危機管理投資を行う上で、事前に投資判断の基準を作っていくべきだと考えますし、途中段階でやめる撤退の判断の基準も作っておくべきだと考えるんですが、大臣、その点いかがでしょうか。

お答えします。

3月10日の日本政調戦略会議におきまして、高市総理から官民投資ロードマップについては、日本が取り得る勝ち筋を見出して供給及び需要の両面にアプローチする多角的な観点からの総合支援策を明らかにするとともに、これによって引き出される国内投資の内容、規模、時期などを明らかにするようにご指示をいただいたところなんです。

従いまして、今後各担当大臣のもとに設置されたワーキンググループや尾崎幹部副長官のもとの戦略分野分科会において、こうした点についてさらに検討を深めた上で、官民投資ロードマップの中で今後の官民投資の規模、時期などを明らかにしていきます。

そしてこの夏の日本成長戦略の策定後も、この官民投資ロードマップの実施状況等をしっかり適切に把握していくとともに、PDCAによって政策の実効性を確保しながら、必要な見直しもこれはしっかり行っていくということであります。

成長投資の効果検証における経済財政モデルの適切性
質問
森ようすけ (国民民主党・無所属クラブ)
  • 内閣府の経済財政モデルはマクロ経済モデルであり、特定の技術に絞ったミクロ的なリスク投資の効果を試算するには不適切ではないか
  • 単純なインプットによるマクロ効果の試算に留まる懸念がある
答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)
  • 成長戦略による定量的な姿を経済財政運営に反映させることは重要である
  • 当該モデルは国・地方の財政等を整合的に推計可能な構造であり、効果試算は可能であると考えている
  • 指摘を踏まえ、適切に検討を進める
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PDCA回していくということなんですが、この効果検証のところもう少し疑問なところがあって、高市総理から経済財政モデル、内閣府のモデルを使って、実際にこの成長投資がGDPにどれくらい寄与するのかであったりとか、税収増にどれだけ寄与するのかを試算しなさいというようなご指示が出たんだというふうに認識をしております。

この内閣府の経済財政モデルというのはマクロ経済モデルであって、いわゆるミクロ的な投資に対してそれがどういう効果が、今回の成長投資、危機管理投資を経済財政モデルを使って試算しようとしていると思うんですが、適切なのかというところが疑問なんですね。

というのも、この成長投資というのは極めてミクロ的な投資です。

金額は大きいんですが、分野を絞って、特に技術を絞って投資をするので、加えて成功するか分からないので、効果が出てくるか分かりませんよと。

いわゆるこうしたリスク投資的な側面がある分野に投資量を増やしていくわけなので、これがそのいわゆる経済財政モデルに入れるとですね、投資投入量として単純にインプットがされて、それで単純にマクロとしての効果が出てくるみたいな試算しか出てこないので、この投資を内閣府の経済財政モデルで効果分析するのは適切じゃないというふうに考えているんですが、その点大臣いかがでしょうか。

はい、御指摘の点についてお答えします。

成長戦略、これは先ほど申しましたように、勝ち筋に絞って行っていくものでありまして、これを通じて強い経済を実現するということですが、どのような姿となるかを、これは定量的に示し、今後の経済財政運営にも反映していくこと、これは重要でありまして、従いまして、夏の骨太方針の策定前に、今後の予算編成に資するような形で、日本成長戦略のもとでの国内投資ののみ全体を定量的に、高市内閣総理大臣。

このモデルで国地方の財政社会保障一体かつ整合的に推計可能な構造を有しているものでありますが、それはそうなんですが、それでも成長戦略が経済財政に与える効果試算、これはできますので、これを用いることによって、試算の詳細、これをしっかり出すように努力しておりますので、引き続きこの点については御指摘の点も踏まえまして、適切に検討を進めてまいる考えであります。

海賊版対策における個社サポートの必要性
質問
森ようすけ (国民民主党・無所属クラブ)
  • 海賊版による被害額が極めて大きく、対策が急務である
  • 個社、特に小規模な会社では、多岐にわたるプラットフォームの監視や当局への連絡などの対応が困難である
答弁
小野田大臣
  • 個社での対応が困難であるという指摘に同意する
  • 2019年の総合的対策メニュー策定や、2025年5月の工程表策定に基づき、官民連携で取組を推進している
  • 相談窓口の運営や、中国公安当局への刑事告発による最大手海賊版サイトの閉鎖などの成果を挙げ、今後も国際連携による執行面でのサポートを強化する
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それでご答弁の中にもありましたが、海賊版対策もやはり大事だと思います。

収益性向上のプラットフォームに次ぐ、次ぐなのか、そっちが先なのか分かりませんが、海賊版対策もぜひ進めていただきたいと考えております。

今日ご紹介させていただきたいのは、民間の調査によると、日本の漫画や小説が掲載されている違法サイトが900を超えていて、1ヶ月の閲覧数は28億回に上っていると言われております。

加えて経済産業省の試算によると、10兆4千億円の被害額が海賊版によって出ているということなので、これだけ海賊版の被害額が大きいわけですから、対策をしないといけない。

一方で、個社単位では正直苦しいという声が届いているんです。

さまざまなプラットフォームがあるので、すべてのプラットフォームで各国に対して個社が監視をして、それが駄目だった場合は当局に連絡をしてやろうとしても、なかなかしんどいです。

見切れないですし、そうしたノウハウも、大きい会社であればまだしも、小さい会社においてはとてもそれが対応できません。

本当に個社での対応が難しくて、私も小さい企業でゲームやドラマCDとかを作っていたので、いっぱいアップロードされていても、中国語でどこで削除していいか読めないんですよ。

こういうところをサポートしていくのが必要という先生の御指摘、本当にごもっともだと思っておりまして、政府としては有識者会議での議論等を踏まえて、2019年にインターネット上の海賊版に対する総合的対策メニューを策定しまして、その後も必要に応じて見直しを図るとともに、2025年の5月に海賊版等対策官民実務協議連絡会議における議論も踏まえて、官民が連携して取組を着実に進めるべく工程表を策定しました。

工程表に即した取組の成果として、例えばインターネット上の海賊版による著作権侵害に対する相談窓口の運営や、経産省から受託を受けた高田が日本の出版社の要請を受けて中国の公安当局に刑事告発を行って、世界最大の漫画海賊版サイトの閉鎖につなげたということもございますので、今後とも国際連携の強化を通じて海賊版サイト運営者の摘発など、著作権侵害に対する執行面の取り組み、これもサポートしていくように頑張りたいと思います。

コンテンツ産業における取引慣行とフリーランス保護の課題
質問
森ようすけ (国民民主党・無所属クラブ)
  • コンテンツ産業(アニメ・声優業界等)特有の取引慣行があり、独占禁止法やフリーランス法が業界の実態に適合していない、または周知不足であるとの認識がある
  • 声優事務所における支払いサイトのギャップ(製作会社からの入金サイクルとフリーランスへの支払期限の乖離)による資金繰りの課題がある
  • これらの課題感に対する認識と対応策を問う
答弁
小野田大臣
  • 独占禁止法およびフリーランス法に基づき、受領日から60日以内の早期支払いが原則であると説明
  • 公正取引委員会において、映画・アニメ制作の実態調査を踏まえた独禁法上の指針を策定予定である
  • 資金繰り支援として、日本政策金融公庫等のセーフティーネット貸付などを活用している
  • 実態に合った環境整備に向け、引き続き連携を進める
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小野田大臣、最後に取引慣行のところをお伺いしていきたいと思うんですが、このコンテンツ産業は中小事業者が多いことであったり、フリーランスの方が多かったり、いろいろ特有の独特の取引慣行があるというのが特徴的な産業なんだと思います。

独占禁止法であったりフリーランス法で、こうした事業者であったりフリーランスの方々は保護されているわけなんですが、必ずしもコンテンツ業界に適した内容になっていないところがあるんだと思います。

加えて、なかなかそうした保護の仕組みが業界に対して周知されていないというところがあるというふうに認識をしております。

今日ご紹介させていただきたいのは、業界の方から聞いた話ではあるんですが、アニメ業界、声優業界でこうした事例がありましたということを聞いております。

声優事務所からフリーランスの声優への役務の支払いっていうのが、これフリーランス法に基づくので60日ルールっていうのがあるので、事務所から声優さん個人に対する支払いは60日以内のできるだけ早い時期に払わないといけないですよっていうのがフリーランス法において規制がされております。

ただ、声優事務所においてはアニメ制作会社からお金をもらう形になるので、慣行的にワンクール単位、3ヶ月ですけど、3ヶ月ごとにお金が入ってくる形になります。

声優さんには60日以内に払わないといけない一方で、製作会社からお金が入ってくるのは3ヶ月に一度です。

ここにギャップがあるんですね、支払いサイトに。

資金繰りが大変ですという声が声優事務所の方がおっしゃっておりました。

フリーランス法は再委託の場合は元の委託先からお金をもらってから30日後に払ってはいいんですよみたいな特例規定があるので、実際問題は法律上はクリアしているんですが、業界の手はなかなかそれが認識していないし、周知が足りていないんだと思うんです。

これはあくまで一つの例として話させていただいたんですが、この独占禁止法とフリーランス法でいわゆる保護はされている一方で、なかなかコンテンツ業界には適していないというか、うまく適合していない課題があることであったりとか、周知が十分に行えていない課題があるというふうに認識しておりますが、こうした課題感とそれに対する対応策もあればぜひお伺いできますでしょうか。

具体例を挙げていただいてありがとうございます。

ちょっと私も以前通告をいただいたときに「そういうことあるの?」といろいろ調べてみたりしたんですけれども、事務所さんによっても、いろいろな現場によっても差があるんだろうなというふうなのは感じております。

ただ、私も声優のブッキングの仕事をしてたんですけど、声優さん、アニメだけじゃなくてナレーション、ゲーム、ドラマCD、イベント、いろんな収入があるので、そこだけが滞ったら全部払えないのかといったら、ちょっとそこも含めてトータル的に応援していかなくてはいけない、全部見ていかなきゃいけないなと思いつつ。

一般論で申し上げれば、独占禁止法及びフリーランス法に基づき、事業者が発注した物品等、先生がおっしゃったように、受注した日から、受領した日から起算して60日以内のできる限り早い日に支払い期日を設定し、対価を期日内に支払う必要があるということでございます。

今後、公正取引委員会では、映画・アニメの制作に係る実態調査を踏まえまして、独禁法上の考え方を明確化する、この指針を策定予定としております。

なお、一時的に売上が減少している事業者、例えば声優事務所さんとかだったら、例えば日本政策金融公庫等を通じ、セーフティーネット貸付等の資金繰り支援を行っているところであります。

コンテンツ関連事業者、先生おっしゃる通り中小、フリーランスの方が多くて、彼らが安心して制作を行える環境を整えていくべく、引き続き実態に合ったことができるように連携を進めてまいりたいと思います。

就職氷河期世代対策の新たな支援プログラム
質問
森ようすけ (国民民主党・無所属クラブ)
  • 新たな支援プログラムの取りまとめ時期について伺いたい
  • プログラムに盛り込まれる具体的な内容について伺いたい
答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)
  • 就労処遇改善、社会参加支援、高齢期を見据えた支援(家計・資産形成・住宅確保)の三本柱で取りまとめる
  • 本年度予算の成立を受け、今後速やかに取りまとめる
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最後、就職氷河期世代対策についてお伺いしたいと思います。

この氷河期世代対策に関しては、昨年に関係閣僚会議が立ち上がり、6月にこの新たな支援プログラムの基本的な枠組みというものが示されております。

ただ、この本腰を入れて政府が氷河期対策、氷河期世代対策に力を入れてくれるのかなと思った一方で、なかなか表立った動きが見えていないところが現状なのかなと思います。

そうした中で2月の本会議では高市総理から今年度を目途に新たな支援プログラムを取りまとめるという答弁がされましたが、まだ取りまとめは行われていないというふうに認識しておりますが、このプログラムというのはいつ取りまとめられるのか、加えてどういった内容を示そうとされているのか、その点お伺いできますでしょうか。

お答えいたします。

新たな支援プログラムにおきましては、引き続き個人のニーズに応じたきめ細かな支援を効果的に実施していく必要があることから、従来から推進してまいりました就労処遇改善に向けた支援、社会参加に向けた段階的支援の拡充強化のほか、就職氷河期世代の高齢化に伴い新たな課題となっております家計改善、資産形成や住宅確保等の高齢期を見据えた支援を加えた三本柱に沿って取りまとめることとしているところでございます。

そしていつかというところでございますが、昨日本年度予算が成立したことを受けまして、今後速やかに新たな支援プログラムを取りまとめてまいります。

就職氷河期世代等への支援の充実、強化に向けて施策をしっかりと前に進めていきたいと思っております。

就職氷河期世代の低年金問題への対応
質問
森ようすけ (国民民主党・無所属クラブ)
  • 就職氷河期世代対策として低年金問題に真正面から向き合うべきである
  • 年金問題について、就職氷河期世代の文脈でしっかりと対応することを求める
答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)
  • 新たな支援プログラムについて、当面3年間の集中的な取組を行う予定である
  • KPIや実態把握に基づきPDCAサイクルを回し、確実に推進していく
全文
質問・答弁の全文を表示

やはりこの就職氷河期世代対策として真正面から向かないといけないのは低年金の問題だというふうに強く認識をしております。

なので資産形成も挙げられましたが、この年金については年金法解説されましたけれども、しっかりと年金問題に、しっかりこの就職氷河期世代の文脈で向き合っていただきたいなというふうに考えております。

この新たな支援プログラムについては、当面3年間の集中的な取組をしていくという予定でございます。

そしてこれをただ単につくって終わりということではなくて、KPIに掲げた主要の動向や把握した実態を見ながら、丁寧にPDCAサイクルを回してチェックして、確実に前に進めていきたいと思っております。

支援プログラムの継続性と大臣の意気込み
質問
森ようすけ (国民民主党・無所属クラブ)
  • プログラムの取りまとめで終わらせず、継続的に取り組む姿勢を示してほしい
  • 当事者が安心できるよう、大臣の意気込みを伺いたい
答弁
木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)

- プログラムを作って終わりにするのではなく、実態を見ながら丁寧にPDCAサイクルを回して進めていく

全文
質問・答弁の全文を表示

最後、大臣の意気込みをお伺いできればと思うんですが、このプログラムを取りまとめて終わりではなくてですね、引き続きやっていくということを示していただくと、当事者の方々は安心していただけると思いますので、最後、意気込みお願いいたします。

そしてこれをただ単につくって終わりということではなくて、KPIに掲げた主要の動向や把握した実態を見ながら、丁寧にPDCAサイクルを回してチェックして、確実に前に進めていきたいと思っております。

発言全文

山下貴司 (内閣委員長) 1発言 ▶ 動画
委員長 山下貴司

ご視聴ありがとうございました。

ご視聴ありがとうございました。

井出庸生 (自由民主党・無所属の会) 25発言 ▶ 動画
委員長 山下貴司

これより会議を開きます。

内閣の重要政策に関する件、公務員の制度及び給与並びに行政機構に関する件、永田町及び公式制度に関する件、男女共同参画社会の形成の促進に関する件、国民生活の安定及び向上に関する件及び警察に関する件について調査を進めます。

この際、お諮りをいたします。

各件調査のため、本日政府参考人としてお手元に配布いたしておりますとおり、内閣官房、内閣審議官、柏原豊君ほか56名の出席を求め説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

御異議なしと認めます。

よってそのように決しました。

質疑の申出がありますので順次これを許します。

質疑者 井出庸生

井出庸生君。

井出君。

おはようございます。

質疑の機会をいただきましてありがとうございます。

早速質問に入ってまいりたいと思います。

今日は昨今話題になっておりまして、自民党の今、党内議論で官邸・閣僚の議論をしております、再審法の改正について、高市内閣の最重要課題だと、昨日私が同僚の塩崎昭久先生のYouTube動画を見ていたらそのようなお話もありましたので、少し理解を深められればというふうに思います。

まず、令和6年、神奈川県警で不適正な交通違反の取締りが発覚をしました。

これは、令和4年から令和6年、約3年にかけて約2700件で不適正な取締りが発覚をし、反則金を納付をしてしまったと。

残りの方は不納付、または罰金刑有罪が確定したということですが、この不適正な取締りが発覚をした端緒は一体何だったのか、まず警察庁に伺います。

政府参考人 久坂

はい、警察庁、久坂交通局長。

お答えいたします。

御質問の件につきましては、令和6年8月、神奈川県警察が、神奈川県警察本部第2交通機動隊、第2中隊、第4小隊に所属する巡査部長による交通違反取締りを受けた方からの相談を受理し、当該巡査部長が不適正な取締りを行っている可能性を認知したものでございます。

質疑者 井出庸生

井出君。

不適正な取締りを受けた方からの相談と。

昨日少し事前に聞き忘れて申し訳なくて、分かれば教えてほしいんですが、その相談というのはお一人だったのか、それとも2700件あるから、そういう相談がたくさん相次いでいたのか、分かれば教えてください。

政府参考人 久坂

警察庁、久坂交通局長。

お答えいたします。

取締りを受けた方々のうちの一人でございます。

質疑者 井出庸生

井出君。

はい、ありがとうございます。

行政処分である反則金を納めた方は、行政処分の取消しがされると。

また罰金刑、すなわち有罪が確定した人。

こちらについては、その罰金刑有罪の確定した人がどのくらいいて、その後どうなったのか。

有罪が確定した人の中には、再審請求によって無罪を求める人も当然いると思いますが、どのように対応をしているのか、これは法務省に伺います。

政府参考人 吉田

法務省吉田大臣官房審議官。

お尋ねの事案に関しまして、検察当局は、神奈川県警から警察官7名に係る虚偽公文書作成及び同行使の事実について、送致を受け、現在捜査中であると承知しております。

お尋ねは、その個別事件における捜査及び証拠の具体的内容に係る事柄でございますので、法務当局としてお答えすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、あくまで一般論として申し上げますと、検察当局においては、もし再審請求すべきものがあれば、検察官から再審請求をすることを含めて、法と証拠に基づいて適切に対処するものと承知しております。

質疑者 井出庸生

井出君。

2年とは言いませんけど、令和6年8月の発覚でございますので、この夏になれば2年になると。

その中で罰金刑が確定している人の人数というのは、昨日伺った段階ではちょっとその件数はわからないと。

そんなに多くはないというようなことで、当然、有罪が確定しているので、再審請求が御本人の希望でなされるか、もしくは検察官側から自発的になされるものと、そういうものと承知していますが、その認識で間違いはないですか。

政府参考人 吉田

法務省吉田大臣官房審議官。

質疑者 井出庸生

井出庸生君。

その名誉回復の機会が保証されているにもかかわらず、少し素っ気ない答弁だなと言わざるを得ません。

続いて平成24年栃木県警の発表。

これは自動車の速度測定装置に設置のミスがあって、これは平成23年の5月から24年の7月にかけて4136件のスピード違反の取締ミス、機械によるミスがあって、その違反処分を取り消したと。

このうち罰金刑が確定した429件については、検察庁が再審を請求し、連絡のつかなかったお一人を除いては、全て無罪が確定したと聞いておりますが、この事件の端緒は何なんでしょうか。

検察庁教えてください。

政府参考人 岡川

はい、検察庁岡川交通局長。

お答えいたします。

御質問の件につきましては、平成24年6月、運転免許の行政処分を担当する栃木県警察本部運転免許管理課の職員が、同県宇都宮東警察署において検挙した速度違反に関する書類を確認する過程で、御指摘の自動車の速度測定装置の設置方法の誤りの可能性を認知したものでございます。

質疑者 井出庸生

井出君。

はい。

神奈川県警の事件も、それから栃木県警の事件も、被害者側の相談、もしくは被害者側の捜査に関する調査と、そういうところが端緒であったかと思います。

その端緒に対して、誠実な対応がなされた。

ケースではないかというふうに思っております。

その誠実な対応をして、それから特に有罪になった人には、名誉回復の手段として、再審請求手続きというものがあると。

それを行使することは可能であると。

再審請求手続きといいますと、過去の重大な殺人事件、死刑事件、そういうものばかりがニュースになりますが、今私が申し上げたような交通違反事件など身近なところでも、この再審請求というものは起こり得るものであって、この再審制度というものが広く国民にとって必要不可欠なものであるとそのように考えますが、法務省の認識を伺います。

政府参考人 吉田

法務省吉田大臣官房審議官。

質疑者 井出庸生

井出君。

処罰されるべきでない人が処罰されることがあってはならないのは当然のことであると考えておりまして、万が一そのようなことが生じた場合には、速やかに救済されなければならないと考えております。

そのような処罰されるべきでない人が処罰されるという事態は、今ご指摘があったように殺人罪などの凶悪犯罪に限らず、交通違反などを含む様々な罪種において事案の軽重を問わずに生じ得るものでございまして、そのような場合の非常救済手続きとして、再審制度は重要な意義を有しているというふうに考えております。

質疑者 井出庸生

井出君。

栃木の事件は平成23年の5月から平成24年7月にかけてあった事案で、その再審請求429件は、新聞記事によりますと、24年の年末までに、年末の段階で再審請求をし無罪請求をする方針という記事が出ておりまして、早期の対応がなされたんだろうと。

そして神奈川県の事件においても、法務省の先ほどの答弁はなかなかつれないものでありましたが、ぜひ必要なものは検察官側からの再審請求というものをやっていただきたいと。

その上で、今事件にかかわらずですね、再審請求制度というものの意義について答弁をいただきました。

紹介した2件の交通違反事件というものに対して、冤罪被害者からの相談、またはその捜査、調査、否認をされた方があったと聞いておりますが、その中で誤りが発覚して、速やかに是正ができると。

しかし一方で、袴田事件や福井事件をはじめ、過去大きなニュースになってきた冤罪事件を見ると、証拠の後出し、後出し、特別後出しと。

なぜ立ち止まり振り返ることができないのか。

誤りを是正するのに数十年も時間がかかるのか。

そのことについて法務省の見解を伺いたいと思います。

政府参考人 吉田

法務省吉田大臣官房審議官。

まず再審手続きが迅速に行われなければならないということは、先生の問題意識のとおりであるというふうに考えております。

その上で個別の事件において、検察官が再審請求をするのかどうか、またその判断をするのにどのぐらいの期間を要するかといったことについては、証拠関係含めた事案ごとの事情に応じて異なり得るものでございますので、法務当局として一概にお答えすることが難しいということをご理解いただければと思います。

その上で一般論として申し上げますと、検察当局においては個別の事件ごとに事案に応じて必要な検討を行った上、再審請求をすべきものがあれば検察官から再審請求をするということも含めて、法と証拠に基づいて適切に対処するものと考えております。

質疑者 井出庸生

井出君。

答弁が一問前のもののまんまだったような気がします。

交通事件であれ重大事件であれ、再審請求が必要であればその意義はあるというのが先の答弁でした。

交通違反事件で迅速速やかな対応ができて、重大事件で数々の対応の遅れがこれまで歴史の中に刻まれてきたのはなぜなのか。

そのことについて法務省の答弁を求めます。

政府参考人 吉田

法務省吉田大臣官房審議官。

個別の事件における事情を申し上げるのは立場上難しいのでございますけれども、再審請求があった場合に検察官としてどのように対応していくかということは、証拠関係などにも応じて異なってまいります。

もちろん再審手続きを迅速に進めなければならないというのは当然のことであると考えておりまして、そのために訴訟関係人がやるべきことをしっかりやるということは非常に重要であると思いますけれども、事件によってやはり様々でございますので、その要因、どうして違いが生じるのかということを一概に申し上げることはなかなか難しいということはご理解いただければと思います。

その上でもし検察官の方から再審請求すべきものがあれば、それは検察官から請求するということを含めて適切に対処すべきものであるというふうに考えております。

質疑者 井出庸生

井出君。

前の答弁で止まっているんですが、重大事件の証拠隠し、再審制度の問題点を端的に表している証拠隠しは、福井事件だろうと。

昨年、再審無罪が確定をした事件でございますが、この事件で特筆すべきことは、この検察官が被告人が無罪となる決定的な証拠を補充捜査で把握しておきながら、原審、確定審、それから第一次再審、第二次再審を通じて一貫して隠し続けてきたと。

そして裁判所が命令を出すと。

そういうところまで行ってようやく出してきたということでございます。

それからもう一つ、検察官後出し。

これは袴田事件については、事件発生から58年のうち9年を検察官後出しに要していると。

これを58年の中の9年だからそんなに長くないというような声が法務省法制審から聞こえてきますが、天国から地獄に突き落とされた冤罪被害者の気持ちに寄り添っていただきたいというふうに思います。

その重大事件、交通違反事件で迅速対応ができて、重大事件で迅速の対応ができないと。

重大な事件だから簡単に確定判決の誤りを認めるわけにはいかないと、そういう意識があるのではないかと考えますが、その点はいかがですか。

政府参考人 吉田

法務省吉田大臣官房審議官。

再審請求にどのように対応するかということについては、先ほど申し上げたとおりでございまして、例えば再審請求者、すみません、一般論としてでございますが、再審請求者の側から新しい証拠として提出されたものがあれば、それが確定判決における証拠構造にどのような影響を与えるのか、どの証拠の証明力を揺るがせることになるのか、また揺らいだ場合に、その証拠が元々持っていた、原判決の証拠構造の中で持っていた位置づけを前提として、原判決の認定をどのように揺るがせるのかといったことを検討しながら対応するということになると思います。

そのように証拠関係によって対応の仕方というのはやはり変わってくるものでございます。

事案が軽いから重いからということではなくて、あくまで再審請求者の方からの主張と証拠にも照らして、それを踏まえて判断していく、対応していくということになるというふうに考えております。

質疑者 井出庸生

井出君。

交通違反事件での被害者、それから否認した被害者、その方々の相談や調査で、その無罪となる大きな要因が出てきて、それが事態を揺るがせたわけですね、答弁の言葉を借りれば。

おそらく被害者からの相談、またその否認した人、その人の否認によって調査を進めることがなければ、この事件もどうなったのかも、まあ、仮定の話なので控えますが、とにかく揺るがせる事態が出てきて、適切に対応をしたと。

しかし、福井事件、赤間田事件、それから、被告人が服役中に亡くなってから、再審が決定した日野町事件。

いずれも証拠は出てきていないし、検察官告発がなされたものもあります。

重大事件に関しては、原判決を揺るがせるものが出てきた際に、その揺るがせるもの、それは証拠ですよね。

証拠を出さない。

それからまた告発によってその部隊を時の経過を経ると、そういう実務をとってきたと指摘されてもやむを得ないと考えますが、その点、法務省いかがでしょうか。

政府参考人 吉田

法務省吉田大臣官房審議官。

これまでの再審請求審における対応について、今御指摘があったような御批判があることは、真摯に受け止めなければならないというふうに考えております。

今までは裁判所の検察官に対して証拠の提出を命じるかどうかのルールが法律上明文ない中で実務上対応してきたところでございますけれども、それが御指摘のような事態を生んできたということは、原因として大きなものとしてあるのではないかというふうに考えております。

そうした観点から法制審議会でもそうした点についてのルールを明確化することについての議論が行われたところでございまして、法制審議会から法務大臣になされた答申にも、それが証拠の提出命令制度ということで入っているということでございます。

質疑者 井出庸生

井出君。

ルールの明確化がない中で御指摘のような運用があったということは重く受け止めなければいけないと。

ルールの明確化をやっていると。

ルールの明確化がなくてもきちっとやってきたものがあるということは忘れてはいけないと思います。

交通違反事件も今日御紹介したとおりです。

そこでルールの明確化ということを今やっていると、自民党の中で大変激しい議論になっております。

ルールがない中でその適切な実務、厳しい批判を受けるような実務があったということを重く受け止めると。

それでルールをつくると。

そうであるならば、ルールをつくるにあるならば、そのルールというものは、これまでの問題点を解決するものでなければならないと。

その中で決定的に問題なのは、今、証拠開示において法務省側からの主張として、通常審で必要性と弊害を考慮し、相当である場合に証拠開示を命じることとされているので、通常審よりも緩いかな、証拠開示基準を再審請求手続に持ち込むのはよろしくないという主張があると。

通常審で出なかった証拠、明らかにならなかった事実、それが再審請求手続において原審を、先ほどの言葉を借りれば揺るがす、そういうものをしっかりと確認していくそのルールをつくらなければいけないのに、通常審と相当でなければならないというそのルールづくりは、とてもこれまでの批判を重く受け止めているとは思いません。

その点についてまず見解を求めたいと思います。

政府参考人 吉田

法務省吉田大臣官房審議官。

法律案の内容については、現在、与党内で御議論いただいているところでございますので、政府としてこの段階でその法律案の内容について申し上げることは差し控えさせていただきたいと思いますが、その前提となった法制審議会の答申の内容について申し上げますと、法制審議会の刑事法部会においても、証拠の提出命令をすべきかどうかが問題となるのは、確定診断会で開示がされなかった証拠の中に、無罪を示す証拠が含まれている可能性があるということを、そういう問題意識を踏まえた上で、どのような制度とするのが適切かという議論が行われたものと認識しております。

その具体的な範囲については、その法制審議会の答申の案では、再審請求理由に関連する証拠ということを前提とした上で、その提出を受ける必要性と提出した場合の弊害を考慮して相当と認めるときに、すなわち必要性が弊害を上回る場合に、裁判所が検察官に提出を命じるという制度とされたと。

このように必要性が弊害を上回る場合に提出をする、あるいは開示をするという考え方は、先ほど先生からご指摘がありましたように、通常審における証拠開示についても同様な考え方が取られているところでございまして、もしこの考え方を、いわば原則と例外を逆転させるような形にして、

質疑者 井出庸生

井出庸生君。

答弁を控えるという割には滑らかな答弁をいただきました。

いつ審議にしても大丈夫だなというふうに思います。

再審請求事件というものは年間に200件近くあり、200件弱が棄却をされると。

事実調べもなく、そして再審開始決定がされる数件はほぼ検察官請求のものが多いと。

1%にも満たない再審開始決定というものは、それなりの年限を経ていると。

それは確定判決の安定性と、誤判からの救済と両方を考えたときに、誤判からの救済というものが本当に必要なのか。

必要ならば積極協力をしながら。

西田薫 (日本維新の会) 24発言 ▶ 動画
委員長 山下貴司

山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司,今私が申し上げたような無後の救済への協力というものを少し考えて今後の議論に当たっていただきたいと思いますが最後に答弁を求めます。

法務省吉田官房審議官。

申し上げその時間が過ぎておりますので答弁を完結に願います。

罪を犯していない人が処罰されることがあってはならないのは当然のことでございますので検察官としても事案に応じてもし証拠に照らして最新の開始が認められるべきであるという事案についてはそれはそのような方向で適切に対処することは重要であるというふうに考えております。

大変尊敬している検察官のお一人でございますので、今後ともよろしくお願いいたします。

終わります。

質疑者 西田薫

次に西田薫君。

西田君。

皆さんおはようございます。

日本維新の会の西田薫でございます。

まずは山下委員長、この度の委員長御就任幕党におめでございます。

どうぞよろしくお願いいたします。

それでは順次質問させていただきます。

先日の委員会におきまして各大臣が所信を述べられました。

それに関連して質問していきたいというふうに思っております。

まずは拉致問題についてお伺いをさせていただきます。

私は前々回の衆議院選挙で初当選をさせていただきました。

現在1年6ヶ月、2期目であります。

その前は大阪で地方議員をさせていただいておりました。

現在大阪府内では約980名の地方議員の方がいらっしゃいます。

そういった中で約330名、3分の1なんですが、拉致議連に入会をいただいておるわけであります。

そういった中で、今現在の会長は、私はラジゲルの会長をさせていただいておりまして、そして今の会長は田中裕樹さん、大阪市会議員さん、自民党の先生であります。

幹事長は山本慎吾さん、大阪府会議員、私たち維新の会の議員であります。

このように全国唯一の超党派の議員連盟でありまして、そしてまた全国最大規模の議員連盟であります。

そういった中、昨年大阪におきまして大阪関西万博が開催をされました。

そういった中でこの議連を中心としてこの万博会場でもラジ問題の啓発ブースこれ常設で設置をいただきたいということを大阪市会大阪府会でこれ意見書採択をされたわけであります。

その後に私も衆議院に当選をさせていただいたわけであります。

ただですねあのなかなかその動きがないという中で昨年私野党でありましたが政府に対する質問収書も提出をさせていただきました。

そしてもうこれ万博が始まってからなんですがラジオ問題特別委員会におきまして当時のラジオ問題担当大臣林官房長官に対してぜひこの万博会場で啓発ブースを設置いただきたいということ質問もさせていただいておりました。

すると8月の1日から12日が平和と人権礼というテーマウェイクになっているんですが、その最後の2日間ですね、8月11日と12日、この2日間にわたりまして、万博会場において啓発グーツ、いわゆるパネル展ですね、これを設置をいただきました。

これに関しましては、本店内地帯本部の皆さんが懸命にご尽力をいただいたせいがであるというふうに思っております。

改めて感謝を申し上げたいというふうに思っております。

そしてその日なんですが、私も会場に入りまして、その展示ブースの会場に入る誘導のお手伝い等々をさせていただいたんです。

やはり多くの皆さんが来場をしていただきました。

その後ろ姿を見ると涙が出るような思いであったわけですね。

非常に多くの皆さんも来場されたということを記憶しておりますが、そこでまずは質問なんですが、何名ぐらいの方がそこの施設に入場されたのか。

そしてまた、もしご意見等々聞いておられればで結構なんですが、何かご意見があればそれも教えていただきたいというふうに思っております。

答弁者 内閣官房清水内閣審議官

内閣官房清水内閣審議官。

お尋ねの昨年8月11日、12日の啓発物展におきましては、拉致問題に関する説明、拉致被害者の方々の写真の紹介、映像コンテンツの放映を実施し、2日間約5,300人の方々に来場いただきました。

質疑者 西田薫

はい、西田君。

5,300名と。

これ過去において政府主催するようなこの拉致の関係する事業の中で一番多かったというふうには聞いておるんです。

まあこれ通告してないんで答弁は結構なんですがその辺に私も認識をしております。

そしてですねやっぱりこれはあの拉致問題というのは当初ですねこの万博会場に設置するのはどうかというようなご意見も出たんですけどねやっぱりそのありとあらゆる機会を捉えてですねこの歴代政府歴代内閣そして総理大臣はですね我が国の最重要課題とということを言っておられるわけですしね。

ありとあらゆる機会を捉えてこの啓発活動はしていくべきだというふうに思っているんですね。

そういった中、来年ですね、横浜で園芸博覧会が我が国で開催をされます。

一見ですね、この園芸博と拉致問題関係ないんじゃないかという方もいらっしゃるかもしれませんが、ただこの拉致被害者のご方…拉致被害者のご家族の方からするとですね、毎日そのテレビでも、例えばバラエティ番組でもワンシーンでも、この拉致問題を取り上げていただきたいということを望んでおられると思いますしね。

スポーツ観戦においても、もう本当に一瞬でもいいから取り上げていただきたいという思いを、これ何十年も過ごしておられたかと思うんですね。

そこで私はね、ぜひ来年のこの園芸博におきましても、この拉致問題の啓発ブースを設置いただきたいというふうに思っておりますが、副大臣のご所見をお伺いします。

答弁者 内閣府鈴木副大臣

内閣府鈴木副大臣。

お答えいたします。

ただいま委員から大変建設的なご意見をいただいたというふうに思っております。

政府としても拉致問題の啓発活動を、なるべく多くの機会をとらえてやらせていただきたいという思いがございますので、あらゆる可能性を配慮することなく、また一方でその行事の趣旨なんかも勘案しながら、どうやったら委員がご指摘をいただいたように少しでも多く啓発の機会をつくることができるのか、平素の検討を続けてまいりたいというふうに思っております。

質疑者 西田薫

西田君。

ぜひよろしくお願いいたします。

万博180日ありましたが、そのうちの2日間、たった2日間だけだったんですが、でも大きなこの2日間だったんじゃないかなというふうに思っているんですね。

教育現場におきましても、拉致問題を取り扱っていただきたいという話をしましても、なかなか一部抵抗を示す教職員がいると。

私はもう理解できないんですけどね。

であったりとか、行政主催の行事においても、なかなかこの拉致問題を一緒に取り上げていただくというのが難しいということも言われております。

そういった中で、今回高市総理も拉致問題全面解決、もうこれ全てを注いで解決に向けていくということも力強く発信もされております。

ぜひこの47都道府県、鈴木副大臣。

答弁者 内閣府鈴木副大臣

鈴木副大臣、お答えいたします。

拉致問題に関する理解の促進に向けては、地方自治体のご協力は不可欠でありまして、政府としても平素より地方自治体と緊密に連携しながら取組を進めております。

委員ご指摘のとおり、本年の2月には、若年者向けの取組のなお一層の促進に向けて、各都道府県教育委員会、教育庁に対して学校での映像コンテンツの活用等を依頼したところでありまして、また拉致問題をテーマとする行事の開催及びその広報についても、平成30年度に各都道府県知事及び政令指定都市の市長に対して依頼通知を発出しているところでございます。

政府としましては、拉致問題に関する啓発活動の一層の推進は必要であるというふうに認識をしておりまして、都道府県、政令指定都市に対する理解促進活動の充実強化について、新たな通知を発出すべく準備をしてまいりたいというふうに考えております。

質疑者 西田薫

西田君。

前向きなご答弁、本当にありがとうございます。

ぜひよろしくお願いいたします。

前回が平成30年ですかね、で通知をされたということも聞いております。

今回またもう一度、風化させないという思いからも、しっかりと周知を図っていただきたいと思っております。

都道府県教育委員会に対しては、アニメ「恵みの主張」をはじめ、関連な教材を使いながら周知を図っているということのご答弁もあったと思うんですが、大阪府におきましては、府立高校は、府立学校は全ての生徒、学校において、アニメ「恵みの主張」していただいているということですから、これもやはり全国に広げていきたいなというふうに思っておりますので、併せてよろしくお願いいたします。

それでは次の質問に移りたいと思います。

もうご退席いただいて結構です。

鈴木副大臣はご退出して結構です。

質疑者 西田薫

次、領土主権展示館についてお伺いをさせていただきます。

先般の大臣所信の中で、昨年リニューアルしたというようなご答弁が、ご答弁じゃないですね、述べられていたと思うんですね。

4月18日だったと思います。

私がおそらく4日後、4月22日にこの展示館を訪れました。

展示物を見ると非常に素晴らしい展示内容だったなというふうに思っております。

ただ、多くの国民の皆さんはまだこの存在自体あまりご存じないんじゃないかなというふうには感じているんです。

そこで先般大臣が述べられた所信なんですが、「北方領土の問題、竹島、そして尖閣諸島をめぐる情勢に関して、国内外において我が国の立場についての正確な理解が浸透するよう、関係機関と連携を深めながら、この領土主権展示館を拠点とした内外発信を強化します」というような所信に述べられていたと思うんですが、これ具体的にこの発信を強化していくというのはどういったことか、ご所見をお伺いします。

答弁者 内閣官房岡内閣審議官

内閣官房岡内閣審議官。

お答えいたします。

領土主権対策については、領土主権展示館を拠点として内外発信の強化に取り組んでいるところでございますが、委員ご指摘のとおり、領土主権展示館においては、昨年4月にリニューアルを行い、映像技術を駆使した展示を導入し、さらに昨年11月には、新たな施設を領土主権展示館ゲートウェイホールとして拡張オープンし、講演会など多目的に活用してございます。

加えて、令和7年度補正予算において、各地域における領土に関する情報発信の強化が盛り込まれたところであり、これは地方巡回展などを効果的に行うとともに、VRゴーグル等の関連機材を活用したイマーシブ体験などを通じて、各地域においても領土主権展示館の展示コンテンツを追体験できるようにするものです。

また国外に向けては、民間シンクタンク等に委託して国際セミナー等を開催するとともに、我が国周辺の領土主権をめぐる情勢について定期的にニュースレターの発信等を行っています。

引き続きこのような取組を進めているとともに、これまで以上に多くの方々に領土主権展示館をお越しいただけるよう、さまざまな機会をとらえて働きかけてまいります。

委員長 山下貴司

山下貴司(内閣委員長)

質疑者 西田薫

西田君。

西田薫(日本維新の会)働きかけをしていただきたいというふうに思っております。

そして、やはり子どもさんたちに対して、未来ある、純粋な向きな子どもさんたちに対しても、しっかりとこの施設を広めていただきたいと。

私も、この自虐史観に基づいた専攻教育の中で、こういったものというのは、本当、学校教育で教えてもらってなかったんですよね。

そういったことから考えると、やはり子どもさんたちにも、多くこの施設を利用していただきたいというふうに思っております。

先日聞いた話なんですが、民間の方なんですが、「夏はここはクーラー効いて涼しいですよと、ぜひ足を運んでください」というようなことも広報されていると。

そういった観点で私、いいと思うんですよね。

領土とは何か、主権とは何かということよりも、「夏の暑いときにはぜひここで休んでください、休んでください」という発信というのも非常に大事じゃないかなというふうには思っております。

そういった中で、特に子どもさんたちに対しても多く来ていただきたいというふうに思っておりますし、修学旅行であったりとか、校外学習ですね。

そういった機会を利用して、ぜひ足を運んでいただきたいなというふうに思っているんですが、ぜひ大臣、各都道府県教育委員会に対して、先ほどの拉致問題じゃないんですが、この件も各都道府県教育委員会に対して、ぜひ修学旅行や校外学習を利用してほしいということを通知をしていただきたいというふうに思っておりますが、大臣のご所見をお伺いします。

答弁者 木原稔

木原稔(内閣官房長官)西田委員、お答えいたします。

領土主権展示館にご来場いただいて、様々な感想をお持ちでいらっしゃって、また今、前向きな、また建設的なご提案いただいたこと、大変感謝申し上げます。

もちろん、ご指摘のとおり、間口を広げて、さらには若い世代に向けてということを取り組んでおるところでございますけれども、その全体の中で、今まで領土であるとか、主権に関してあまり関心を持っていただけなかった若い方々たちにも、楽しんでまた実感しながら学べるようにということで、昨年4月にリニューアルを行い、いわゆる没入館、これを体験できるイマーシブシアターとかヒストリーボールなど映像技術、これを駆使した展示を導入したところでございます。

昨年11月、拡張オープンをいたしまして、領土主権展示館ゲートウェイホール。

ここにおいては、講演会であるとか、シンポジウム、セミナー、さらには、今先生ご指摘のとおり、学校団体の見学の方々が見えたときに、そこで、いわゆるお昼ご飯を食べる場所として、多目的、そういった活用をどうぞというふうに促しておるところでございます。

この大幅なリニューアルを機会に、若い人たちへの周知、来館促進、とりわけ修学旅行生、学校団体に広く活用いただきたいと考えておりまして、これまでも全国のすべての学校へのポスター等の送付、全国の教育委員会への領土主権展示館リニューアルを伝える通知、各地の校長会での説明、学校関係者向けの領土主権展示館の見学会の開催から、教育旅行を取り扱う旅行会社への働きかけ、地方自治体教育関係者の来館の働きかけから、領土主権展示館ゲートウェイホールの、それと遠隔地の学校をオンラインで結んだ特別事業の実施等に取り組んでまいりました。

領土主権展示館のリニューアルから約1年でございますけれども、この間、修学旅行で来館いただく学校生徒、またちなみに見えになる学校自治体関係者は、以前に比べて大幅に増えております。

これまでも見られなかったんですけども、まさにちっちゃいお子さんを連れた、いわゆるベビーカーをして、そういった家族連れも見えるようになってきて、現在1日当たりの来館者数でございますけれども、リニューアル前に比べて3倍強程度の大幅増加となっております。

こういった流れというものを、さらに取り組みを強化したというふうに思っておりますし、委員の方からご提案いただきました、全国の教育委員会への呼びかけも含め、関係省庁と連携しながら、より効果的な周知、来館促進に努めてまいりたいと思っております。

委員長 山下貴司

山下貴司(内閣委員長)

質疑者 西田薫

西田薫君。

あの食事とってもらうとかいうのも考えていただいてもいいんじゃないかなというふうに思っております。

それとね、これはもう通告してないんで別にご答弁結構なんですが、今高井総理って非常に国民の皆さんからも支持率高いですしね、やっぱり高井総理からもですね、この領土主権展示館なかなかいいですよと、夏の暑い時にぜひ進んでくださいとか。

子どもたちに対して中でお弁当も食べれますよというような感じの発信なんかしていただいたらより一層周知が図れるんじゃないかなというふうに思っておりますのでまた機会があれば総理の方にも発信をいただきたいというような要望があったということをお伝えいただければというふうに思っておりますそれでは次の質問に移りたいと思います次はカジノに関係してお伺いをさせていただきます先日大臣の所信の中でカジノ管理委員会大島県議員 長谷川淳一議員年間1060億円の財政効果、財政が入るということも言われております。

質疑者 西田薫

そこで、このカジノ管理委員会の質問の前に、IRにおける概要であったり経済効果、この辺りを御答弁いただきたいと思います。

答弁者 国土交通省田中観光庁審議官

国土交通省田中観光庁審議官。

お答えいたします。

大阪IRの空気整備契約につきましては、国土交通省において2023年4月に認定し、2025年4月から各IR施設の建設工事が進められているところでございます。

今後は2030年秋ごろの開業に向けまして、IR事業者によるカジノ事業の免許申請がカジノ管理委員会に対して行われるものと承知しております。

大阪IRの整備に伴う効果につきましては、大阪IRの区域整備計画によりますと、財政面の効果につきましては、大阪府及び大阪市の収入となる納付金、これはカジノ収益の15%でありますが、この納付金と入場料納入金を合わせまして、合計で年間約1,060億円。

経済波及効果につきましては、建設時で約2兆3,700億円。

開業後の運営時で年間約1兆1,400億円が見込まれております。

以上でございます。

質疑者 西田薫

西田薫君。

そうですね、1,060億円ですね。

2030年開業に向けて今着々と準備工事は進められておると思います。

経済波及効果も運営の段階では1兆1,400億円あると。

そういった中で、先ほどの1060億円の中にも含まれるのですが、警察官の増員であったり、学校の教育環境の改善向上というのも、目的として、使用目的としてされているということですから、これ非常に素晴らしいものであるんじゃないかなというふうに私は思っているんです。

私もこのIR推進者の一人でもあります。

そういった中で先ほどのこのカジノ管理委員会についてお話をさせていただきますが、先ほど先般の大臣所信の中でこのカジノ事業免許の審査を含め厳格なカジノ規制の実施に向けて取り組みますというようなことを述べられておられます。

答弁者 赤間国務大臣

これは要はこういったカジノであったりIRの事業に関して反社会的勢力が関与してはいけないこれは絶対に阻止しないといけないですしそういった部分をしっかりと管理していく規制していくという部分でこのカジノ管理委員会があるんじゃないかなというふうに思っておりますその所管が大臣ということでありますその点について御答弁いただければと思います赤間国務大臣委員御指摘のとおりカジノ事業の健全な運営この確保というものは極めて重要な視点だというふうに認識をする上で、カジノ管理委員会でございますけれども、カジノ事業の免許の申請があったときは、申請者やその役員等が暴力団員等に該当しないことであるとか、十分な社会的信用を有するものであること等について審査することとされております。

この審査に当たっては、対象者本人やその関係者について調査するものと承知。

をしております。

併せてカジノ事業の免許を付与した場合でございますけれども、特定カジノ業務に従事する従事者、従事者西田薫議員 西田薫議員 西田薫議員対応いただきたいというふうに思っておりますのでよろしくお願いいたします。

次の質問の前に警察官の成功は大臣の答弁じゃなかったですよね。

じゃあもうご対策いただいて結構です。

赤本大臣はご対策されて結構です。

それでは次の質問をさせていただきます。

質疑者 西田薫

次は小野田大臣に質問をさせていただきます。

大臣とは昨年の防衛大学校の卒業式で初めて、ようやく今思い出していただきました。

初めて名字交換させていただいてご挨拶させていただいたかと思うんです。

どうぞよろしくお願いいたします。

時間がもうあと6分ぐらいしか5分ぐらいしかないのでちょっと割愛しながら質問させていただきたいというふうに思っております。

先般大臣の所信の中で外国人との知識である共生社会推進という項目がありました。

これ非常に素晴らしい内容かなというふうに私は思っております。

あえて今もう一度読ませていただくと、一部の外国人による我が国の法やルールを逸脱する行為や制度の不適切な利用について、国民の皆さんが不安や不公平を感じる状況が生じており、こうした問題ある行為に毅然と対応しますというふうに述べられております。

全く私も同じ思いでありまして、多くの国民の皆さんもこの部分においては、何か悶々とした気持ちを多くの皆さん持っておられるんじゃないかなというふうに思っております。

大臣が所信で述べられた「この毅然と対応します」というのは、まさしく私、大臣だからできるんじゃないかなというふうに思っておりますし、大いに期待もさせていただいているところであります。

そこで、今の取組についての土地取得のことも含めて、現状をお聞かせいただければと。

答弁者 木原大臣

木原大臣、ありがとうございます。

お時間あると思うので簡潔にとは思うんですけれども、今まずはですね、やはり外国人による不動産取得の実態を把握することが重要ということで、できることからやろうということで、不動産移転登記の申請時に、今までやってなかったんですけど国籍を把握できるようにする仕組みを入れるなどですね、速やかに実施できるところから作業を進めているところです。

また政府において、先ほど外国人の受け入れ秩序ある共生のための総合的対応策で、まさに外国人の土地取得の新たなルールのあり方を検討し、本年夏までに方向性を取りまとめるというふうにしているので、本年3月に外国人による土地取得等のルールのあり方検討会を設置し、安全保障、国際関係、土地政策などに精通した有識者に御議論をいただいて、規制のあり方について今、検討を深めていただいているところです。

担当大臣として、検討会での議論を踏まえて、関係大臣と緊密に連携しながら、しっかりと検討を進めてまいります。

質疑者 西田薫

西田君、ぜひよろしくお願いいたします。

特にこういった問題であったりとか、安全保障に関しては、自民政権になって、まさしく我々がアクセル役というふうに自負をしておりますので、しっかりとサポートもさせていただきたいというふうに思っておりますので、これからも取り組んでいただければなというふうに思っております。

よろしくお願いいたします。

それでは大臣もご退席いただいて結構です。

木原大臣は既にご退席されております。

それでは次の質問をさせていただきます。

質疑者 西田薫

次は警察官の制服についてお伺いをさせていただきたいというふうに思っております。

私は府議会議員時代、警察常任会そして教育常任会、これを毎年交互に入れ替わりのように、警察常任会には7年在籍しておりまして、委員長もさせていただいたんですね。

そういった中で、これ、府議会議員時代に質問したことなんですが、なかなか地域課であったり交通課、制服を着る警察官の方がですね、お昼休憩に行くという中において、時間がそんなにないと。

それをお弁当を買いに行くにあたっても、制服を着替えないと買いに行けないということを聞いていたんですね。

特にカップラーメンなんかお昼作ってしまうと、急な呼び出し出動があった場合は、帰ってきた時にはもうカップラーメンの汁はなくなっているというようなことも言われている、そういった話をよく聞いていたんですね。

そういった中で、制服を着替えるのが時間も少しかかると。

言うよりも何よりも、制服を着たまま商店なりコンビニなり行く方が、逆にお店側も防犯意識、犯罪抑止にもつながったり、防犯の観点からもいいんじゃないかなという思いから、もう着替えることなく、お昼の買い出し、夜の晩御飯の買い出し等々してもらうべきじゃないかということを、一度これ、府議会の警察常任会で質問させていただいたんです。

そのときには前向きな御答弁というのはなかったんですが、それから翌年ですかね、翌々年だったかと思うんですが、警察官の皆さんは警察の服を着たままコンビニに入っていた、大阪府警が変わったということを聞いたんですね。

そういったことから、今回はこれから春、そして夏、最近の夏、非常に暑い日が続いております。

警察官の方というのは、中に防弾チョッキを着ておられるかと思います。

場合によっては防弾チョッキも着ておられるかと思うんですね。

そういった中、非常に暑い中に交差点に立ったり、街頭に立つというのも非常に過酷じゃないかなというふうに思っておりましてね。

最近はよく現場作業の皆さんが、このベストでファンがついているようなベストがあろうかと思うんですね。

中に風を送ると。

最近では特に冷却剤を背中に入れてそれをずっと循環するというような暑さ対策のベストも販売されているというふうに聞いているんですが、そういったものをぜひ夏の暑いときに勤務される警察官の皆さんには、その制服の上からでも下からでも着用していただいてもいいんじゃないかなというふうに思うんですが、御答弁願います。

答弁者 警察庁長官官房長

はい、警察庁長官官房長。

長妻昭 (中道改革連合・無所属) 126発言 ▶ 動画
答弁者 木原稔

お答えいたします。

委員御指摘のとおり、近年、夏季の猛暑が年々問題となってきております。

警察活動における暑熱対策は、職員の命や健康を守る観点、警察活動の能率的な遂行を確保する観点から、極めて重要な課題と認識しております。

警察におきましては、例えば昨年、服装規則などを改正し、通気性、伸縮性、速乾性に優れた生地を使用したポロシャツ型の新たな夏服上衣、あるいは高い通気性を有する活動服を導入いたしましたほか、交番・駐在所等における脱帽、活動服着用時のネクタイ着用の省略を認めるなど、警察官の服装に関し、さまざまな暑熱対策を推進しております。

引き続き、委員の御指導も踏まえまして、装備・資機材の活用など、さらなる工夫の余地がないか、積極的に検討してまいりたいと思っております。

委員長 山下貴司

西田君。

質疑者 西田薫

成立したんでしょうか。

赤澤大臣、ご通告がなかったのであれですが、トゥルーソーシャルのトランプ大統領の発信については目を通しております。

ただ、その事実関係とか我々は特に確認できておりませんので、大統領がそういう発信をされたということは承知をしております。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

パキスタン側から2週間の停戦ということが言われましたけれども、いずれにしてもこの物資の不足というのは深刻な問題、これは変わらないと思います。

今、赤澤大臣が把握している限りでいいんですが、医療機材ですね。

助かる命が助からなくなる。

これはもう絶対避けなきゃいけないわけですが、これについて今課題があるような医療機材というのはどういうものを把握されていますか。

委員長 山下貴司

赤澤大臣。

答弁者 赤澤大臣

はい。

まず私どもが情報提供窓口を作ったということがあり、あと私自身がX等でいただくものがあり、その中で言えば、まず目詰まりですね。

全体として油の供給量が足りているんですが、供給の方より目詰まりがあるということで、把握をしたものの中にいくつかありますけれども。

というか、目詰まりが解消できたと思われるものは、昇圧用のカテーテルと、それから滅菌用の酸化エチレンガス。

これについてはそういう情報提供を受けて努力をした結果、確保されたと、流通経路は確立されたようなところがあります。

それ以外でやはり今かなり心配の声を寄せられているのが、透析の回路、それから手術をしたときに必ず出血がありますけれども、その手術のときに出た血液を処理するために排液容器というものがいるようでありまして、これについても今流通の事実関係で、流通経路で複数の間に事業者が入ったりいろんな場合があり得るので、今、しかも委員御案内のとおり川上から川下までどこでも目詰まりが起こりうるので、どこで何が起きているのかというようなことを、今厚生労働省と一緒に体制を立ち上げて調査に努めているというようなことは申し上げられると思います。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

そうすると、今現在不足する可能性があるというものはないという理解でいいんですか。

委員長 山下貴司

赤澤大臣。

答弁者 赤澤大臣

はい。

本当に厚生労働大臣経験者として全く大事な御関心だと思い、最大限に答えられることをお答えをしますが、基本的には我が国が必要とする原油と石油製品、これについては全体として必要な量はあると国内に、という認識を持っています。

その上で、やはりこれいろいろなときに突然いろんな理由で普段以上に重要なものが出ていってしまったりと、そういう供給の偏りや目詰まりが生じるというのは、もう病院ごとにあるいは診療所ごとに起きてくると思いますので、そのために窓口を作って「SOSがあれば直ちにください」と。

病院によっては、例えばカテーテルだけで1000種類用意して、というような野党の委員の指摘も昨日も予算委員会であったりしました。

やっぱり普段からですね、病院の在庫、本当に1000種類なら普段用意しておられると思いますし、そしてその病院と取引がある販売店も用意しておられると思うんです。

そういう意味で、普段は何とかそういう足りなくなるみたいなことが起きてもですね、突然使用量が増えても乗り越えられるようにいろいろその現場で工夫されているんだと思いますが、ただ、今回の事態に至っては、やっぱりナフサとかプラスチックの原料みたいなものが今後、流通の目詰まりあるいは卸しの判断で「有事が起きているのでしばらく供給をやめよう」とか、いろいろなことが出てくると思うので、やはり一個一個、それこそ病院・診療所ごとに声を上げていただいて、直ちにそこに急行して解決をしていく、解消していくということを繰り返すしかないのかなと。

ただボトムラインは、やはり繰り返しになりますが供給量としては足りているので、そういう状況を教えていただけば、何とか我々全力を挙げることで必要な量を確保し、決して国民の皆様の命に影響の出るようなことにはしないようにしたいと。

それはできるだろうということで全力を挙げているところでございます。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

この医療機材、ナフサぐらいのものは非常にかさばるんで、やはりいろいろ病院にお伺いすると、3日ぐらいしか在庫がないということなので、すぐショートしますので、もうちょっときめ細やかに把握していただきたい。

さっきおっしゃっていただいたように、人工透析の患者さん34万人ぐらいおられる方々、これ透析回路とか排液容器、これ死活問題、命にかかわる問題で、これ実はやはり海外、特にタイの工場とかそういうところで作っていて、そのタイの工場へのナフサの供給というのが止まる観測が出てまして、これじゃあ日本でそれを受けてタイまで送るというそういうことになるんですかね。

そこら辺もぜひきめ細かく。

今朝のNHKニュース見てましたら、政府は石油元売り会社に医療など重要施設に直接販売するよう要請したと今朝のNHKニュースに出てましたけれども、これ具体的にどんな要請をされたんですか。

委員長 山下貴司

赤澤大臣。

答弁者 赤澤大臣

はい。

総理もですね、Xで同じような発信、というか、会見で発信されましたね。

予算の成立を受けての会見でも発信されたと思います。

で、問題意識はですね、そこをちょっとまず共有させていただきたいのは、その卸の方たちが、結局、そこは分かりません。

いろんな考えがあるんだと思いますが、価格の推移などを見ながら「もう少ししてから売ろう」とか、「しばらくは在庫の形で持ってよう」みたいなことを判断されたりすると、途端に目詰まりをいたします。

そういうことがあるので、我々からすると優先順位の高い、今おっしゃった命に関わる部分とか、交通に関わる部分とかは、これはもう本当に必要があれば、元売りに通常卸している卸経由ではなくて、直接玉を渡すようなことをやってほしいということを直接にお願いをしているということになります。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

医療など重要施設に直接販売する要請ということなんですが、具体的に医療というのはどこの病院に。

病院に販売しても石油元売りからもらっても加工できないので、どこに具体的に要請されたんですか。

委員長 山下貴司

赤澤大臣。

答弁者 赤澤大臣

ちょっと説明が足りなかったかもしれませんが、まさにそのどこで足りないのか、我々情報を入手をして、ピンポイントでそこにお願いをしますということで、これについて、元売りも当然、持っている原油石油製品、これを精製した製品の形でも持っていますので、それでしっかり病院や診療所の具体的なニーズに合うような下ろし方をしていくということだと思います。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

抽象的で実効性が私は担保できないんじゃないかという危惧を持つんですね。

これは法律を、新法をつくるという議論も一部出ているようで、この内閣委員会ですかね、特措法みたいな。

これただ今、経産省所管の石油需給適正化法というのがありますよね。

もう一つは消費者庁所管の国民生活安定緊急措置法というのが既存の法律ありますけれども、仮に今後、例えば医療機材が不足する観測が出たときに、ナフサの関係の提供をその医療に優先的に持っていくと。

こういうことを法的根拠を持ってやる場合、仮にやる場合、この2つの法律のどちらかで対応できるというふうにお考えですか。

それとも新法が必要になるかもしれないとお考えか。

それをお聞かせください。

委員長 山下貴司

赤澤大臣。

答弁者 赤澤大臣

一つ前の御質問でまさにうまく実効性が上がるかというお話だったので、これはもう本当に病院、診療所ピンポイントで必要なものを聞いて必ず届けて、国民の皆様の命にはかかりないようにということを全力でやっていきたいと思っています。

今の御質問ですが、ナフサは石油需給適正化法における石油製品の一つです。

なので、発動の必要性が認められる場合には、同法第12条に基づき、事業者や個人に対し、割り当てまたは配給といった対策を行うことができると承知をしています。

例えば、必要に応じてナフサを医療用機材のもととなる基礎化学品の製造メーカーに優先配給させることも制度上可能です。

ではあります。

また、基礎化学品から作られる医療機材にも使われるプラスチックについては、国民生活安定緊急措置法における生活関連物資等の一つであります。

なので、法律の規定に照らして必要性が認められる場合には、同法第26条に基づき、事業者や個人に対し、割当てまたは配給等を行うことができるものと認識をしています。

ただ、繰り返し申し上げているように現時点では、原油やナフサなどの石油製品について、日本全体として必要となり、

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

そうすると今のお話だと二つの法律の範疇で、既存の法律でできるとお話だったんですが、例えばナフサ由来のプラスチック製品を工場企業に提供して、その企業はいろんな種類の製品を作っている企業、ただその企業がその製品の中でも医療機材に特化して優先的にその資源を配分する。

つまり川下まで医療機材が確保できるようにするには、私が聞いているのはこの石油需給適正化法ではできないというふうに聞いていますので、これはできるということでいいんですね。

その川下、つまり医療機関へ医療機材をちゃんと売りなさいと、それを優先的に確保しなさいというところまで、この石油需給適正化法や国民生活安定緊急措置法でできると、こういうことで本当によろしいんですね。

委員長 山下貴司

赤澤大臣。

答弁者 赤澤大臣

これは重要な点でありますので、改めて私からも確認をいたしますが、少なくとも石油需給適正化法について言うと、まさに今委員が御指摘になったように、ナフサを医療用機材のもととなる基礎化学品の製造メーカーに優先配給させることはできる。

その上で、委員の御懸念はそれ言ってあったけど、そこからちゃんと病院や診療所に降りるかどうかのそこの部分は、先ほど申し上げたように国民生活安定緊急措置法における、少なくともプラスチックは生活関連物資等の一つであって、必要性があれば同法の26条で事業者や個人に対して割り当てや配給等ができるということのようですので、用意されている法的な手段を組み合わせれば目的が達成できるのではないかというのが、現時点での私の判断でございます。

ただ、大変重要な点なんで、改めて確認を検討させていただきたいと思います。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

ちょっと確認して、もし新法をつくるんであれば準備が必要なのですぐできませんので、ぜひ検討いただきたいと思います。

大臣、これで退席していただいて結構です。

木原大臣はご退席されて結構です。

きちっとやっていただければ。

はい。

よろしくお願いします。

質疑者 長妻昭

次に食の安全について、私も初当選以来ずっと取り組んできたわけでございますが、そのトランス脂肪酸と加工肉についてちょっとお伺いしたいんです。

まずトランス脂肪酸というのは体にどういうふうに悪いのか、木原大臣に御答弁いただければ。

委員長 山下貴司

木原大臣。

答弁者 木原稔

私はこのたび消費者庁の担当大臣と呼ばれるので、今の質問に対してお答えさせていただきますが、ちょっとここは所管外の委員会というふうに認識しています。

その上で、ちょっとそこを申し上げた上でお答えさせていただきますが、はい。

そのトランス脂肪酸についてはですね、心血管疾患の発症の増加の可能性、また肥満及び炎症性疾患についての関連、妊産婦、胎児等への影響、健康への影響の関連が認められた旨の記載があるというふうに認識しております。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

大臣、ご自覚ないんですかね。

食品安全委員会の所管なんですよね。

これは内閣委員会なんですよ、食品安全委員会。

ちょっと大丈夫ですか。

そして今おっしゃっていただいたように、心血管疾患、あるいは妊産婦、胎児への健康への影響ということが、今おっしゃっていただきました。

トランス脂肪酸については、ちょっと国会図書館に調べていただいたので、御答弁いただきたいんですが、この食品に含まれるトランス脂肪酸について諸外国における規制はどうなっているのか、またトランス脂肪酸の含有量を表示する義務のある国はどこか教えていただければと。

委員長 山下貴司

国立国会図書館遠藤専門調査員。

参考人 国立国会図書館遠藤専門調査員

お答え申し上げます。

食品に含まれるトランス脂肪酸に対する主要国の規制状況につきましては、食品安全委員会の委託研究として昭和女子大学の近藤和成教授らが令和7年3月に取りまとめた成果報告書に示されております。

これによりますと、EUでは工業的に生産されるトランス脂肪酸の食品含有量を脂肪総量100gあたり2g以下とする含有量の規制を行っております。

部分水素添加油、PHOの使用が基本的に禁じられております。

PHOといいますのは、液体の植物油を食味を良くしたり扱いやすくしたりするために水素を加えて個体または半個体にする処理を行ったものでございまして、処理の過程でトランス脂肪酸が発生いたします。

トランス脂肪酸の含有量を表示する義務のある国としましては、アメリカ、カナダといった国が挙げられます。

韓国でも加工食品が表示義務の対象となっております。

中国では全ての包装された食品が表示義務の対象となっております。

オーストラリアとニュージーランドでは、コレステロールや特定の脂肪酸に関する栄養強調表示を行う場合に限り表示が義務付けられております。

以上でございます。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

どうもありがとうございます。

これは日本は規制もない。

全くない。

表示義務も全くない。

もう中国にも遅れちゃってるわけですよ、これ。

これ国会図書館に再度聞きますが、じゃあ日本のほかに食品に含まれるトランス脂肪酸について何の規制もない国っていうのはどっかありますか。

委員長 山下貴司

国立国会図書館遠藤専門調査員。

参考人 国立国会図書館遠藤専門調査員

お答えいたします。

WHOが2025年10月現在に出している情報によりますと、少なくとも日本以外のG7諸国におきましては、食品に含まれるトランス脂肪酸について、何らかの規制が行われております。

以上でございます。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

これ木原大臣ですね。

ちょっと国民の健康に関わることなので、日本もこれ規制しませんかね。

あるいは表示義務もないわけですから、役所はいろいろな利害関係、あるいはいろいろな業界からの関係もあって動けないんですよ。

はっきり言えば、大臣がトップダウンでそれを検討しろとここで言えば物事動きます。

ボトムアップじゃ動きません。

これ私何年もやってますけど、ぜひ大臣ご決断いただければ。

委員長 山下貴司

木原大臣。

答弁者 木原稔

我が国においては、食品安全委員会が平成24年に取りまとめた食品健康影響評価によりますと、日本人の大多数におけるトランス脂肪酸の摂取量はWHOの基準であるエネルギー比1%未満でありまして、通常の食生活では健康への影響は低い、小さいと考えられると評価されております。

ですので、消費者庁においては、現時点においては、トランス脂肪酸に関わる規格基準の設定や栄養成分表示の義務化に関わる検討はしておりません。

引き続き関係省庁と連携して、食品安全性の確保に努めてまいりたいと考えております。

委員長 山下貴司

山下貴司(内閣委員長)

質疑者 長妻昭

長妻君。

長妻昭(中道改革連合・無所属)いや、これね、さっき言ったように役所はやはり業界との関係もあるんで動けないんですよ。

これは3ページ配布資料のですね、これは職員安全委員会事務局の資料なんですね。

大臣、職員安全委員会の所管ですから、内閣委員会はそこの議論をする場所ですから。

この3ページの資料を見ますと、日本は決してほかの国よりも今低い、低いと答弁ありましたけれども、別に似たような数字ですよね。

これちょっと説明いただければ。

答弁者 木原稔

木原稔(内閣官房長官)先ほどお話ししましたが、この資料を見てみても、このトランス脂肪酸摂取量エネルギーパーセントと書いてありますが、平均摂取量は1%未満ということでございますので、健康に対する影響は小さいというふうに考えられます。

質疑者 長妻昭

長妻昭(中道改革連合・無所属)聞くとみんなそうかなと思うんですけど、これ他の国も1%未満ほとんどじゃないですか。

でも規制してるんですよ。

あるいは表示義務かけてるんですよ。

これWHO、うーん、これどうなんですかね。

他の国はじゃあ1%未満でもかけてて、日本はかけてないのは何でですか。

答弁者 木原稔

木原稔(内閣官房長官)我が国の食品表示法第4条第1項の規定により定められた食品表示基準というものがございますが、消費者の摂取状況等を踏まえた消費者への表示の必要性があること、事業者にとって表示が実行可能であること、国際基準と整合していること、この3点を全て満たす栄養成分の量及び熱量の表示を義務表示事項と定めているところでございます。

ご質問のトランス脂肪酸については、現時点においては、この3要件を満たしているとは言えないことから、この表示義務を課していないということでございます。

質疑者 長妻昭

長妻昭(中道改革連合・無所属)いや、質問に答えてないと思うんですね。

ほかの国は1%未満なのに規制してて、日本だけなんで規制してないのかと。

これ日本の国内の法律とかなんとかがあるからっていう。

じゃあ変えればいいじゃないですか。

これ与野党全然これ対決する話じゃないですからね。

国民の皆さんの健康の話なんで、自民党の皆さんもちょっと前向きに考えていただきたいと思うんですよ。

木原大臣、ちょっと原稿を読まないで、ご自身の意見というのはどうなんですか。

答弁者 木原稔

木原稔(内閣官房長官)先ほども答弁しているとおりでございまして、先ほどの長妻先生の資料のとおり、熱量に対する割合が1%未満ということでございますので、現時点では健康に対する被害は小さいというふうに考えておりますので、特に基準を設ける必要はないのではないかというふうに考えています。

質疑者 長妻昭

長妻昭(中道改革連合・無所属)被害が小さいということですよね。

ないというわけじゃないので、他の国は規制しているわけですよ。

これぜひ、別に何か責めているわけじゃないんで、大臣ぜひもうちょっと研究していただいて、ぜひ大臣がここで答弁したら本当動きますのでお願いしたいと思います。

答弁者 木原稔

木原稔(内閣官房長官)これはちょっと引き続き取り組んでいきます。

質疑者 長妻昭

長妻昭(中道改革連合・無所属)そして加工肉について9ページでありますけれども、これはWHO世界保健機関のがんの専門機関である国際がん研究機関の発表がございました。

加工肉についてがんとの関係性、どんな発表ですか。

9ページの資料を説明していただきたいと思います。

答弁者 木原稔

木原稔(内閣官房長官)はい。

この国際がん研究機関におきましては、報告書の中で加工肉を、風味の向上や保存性の改善を目的として塩漬け、 curing(塩漬け)、発酵、燻製、その他の処理が施された肉と定義していると承知しております。

具体的にはハム、ソーセージ、コンビーフ、ビーフジャーキーなどが該当するというふうに承知しております。

質疑者 長妻昭

長妻昭(中道改革連合・無所属)いや、9ページの資料ですね。

何で肝心のところをおっしゃらないんですか。

「人に対して発がん性がある加工肉」というふうになっているじゃないですか。

「人において発がん性の十分な証拠がある場合に適用されるグループ1に加工肉がある」ということでよろしいんですよね。

答弁者 木原稔

木原稔(内閣官房長官)委員がおっしゃるとおり、そのグループ1に属しているという認識でございます。

質疑者 長妻昭

長妻昭(中道改革連合・無所属)このグループ1に加工肉が属しているグループ1とは何ですか。

答弁者 木原稔

木原稔(内閣官房長官)このグループ1は、人に対して発がん性があると評価している加工品だというふうに認識しております。

質疑者 長妻昭

長妻昭(中道改革連合・無所属)この加工肉、発がん性があるグループ1、一番高いレベルなんですね。

グループ2とか他にもあるんですが、一番高いレベルになっているということです。

加工肉というのは、さっきおっしゃったように、いろいろありますけれども、ソーセージとかハムとか、コンビーフ、フランクフルトなどなどでありますけれども、これ、どんながんを発症するというふうに考えられるんですか。

政府参考人 厚生労働省官房審議官

厚生労働省官房審議官お答え申し上げます。

ここでは発がん性があるというふうに出ておりますが、具体的に何のがんというところは記載はございません。

質疑者 長妻昭

長妻昭(中道改革連合・無所属)それはちょっとおかしいんじゃないですかね。

11ページ配布資料ですけれども、これちょっと厚労省おかしいんじゃないですかね。

これは政府が作った資料で「国際がん研究機関による加工肉の評価について」という、つまりさっき申し上げた国際がん研究機関が評価をしたことを政府としてこういう評価だよというふうに紹介しているものですね。

11ページ、ここを見ますと加工肉の摂取を減らすことで大腸がんのリスクを減らせることを示したものですと、政府の資料にこれ書いてあるわけです。

これ違うんですか。

委員長 山下貴司

厚生労働省、坂木原大臣官房審議官。

政府参考人 坂木原大臣官房審議官

失礼いたしました。

こちらの方には、加工肉を毎日50g食べると大腸がんの発症リスクが18%増加するという記載がございます。

そういうふうに専門家が言っておるということでございます。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

だから別に皆さんいろいろしがらみがあってなんですけれども、なるべくそういうのを言わないというのはおかしいと思うんですよね。

やはり健康被害ですから、こういう発表されていることはちゃんと国会の場で言っていただいて、「小さく見せよ、小さく見せよ」というマインドというのが、これは私は問題だと思いますし。

これということは、端的にお伺いしますと、日本で販売されているソーセージ、ハム、コンビーフ、フランクフルトなどは、これは発がん性はあるんですか。

どうなんですか。

厚生労働省、まず当局から。

委員長 山下貴司

厚生労働省、坂木原大臣官房審議官。

政府参考人 坂木原大臣官房審議官

おっしゃるとおり、加工肉の摂取が発がん性と関連があるかについて、ハザードとして発がん性があるということでございます。

よろしいですか。

じゃあ、木原大臣。

委員長 山下貴司

続けて答弁されますか。

答弁者 木原稔

はい。

木原大臣。

今、厚生労働省からお話がありました、この加工肉の摂取が発がん性と関連があるかということなんですが、摂取量、また摂取頻度などを考慮して、人に対してどの程度影響が生じるかということも評価をしなければならないというふうに考えております。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

これちょっと心もとないというか心配なんですね。

いや、私が聞いた質問は、日本で販売されているソーセージ、ハム、コンビーフ、フランクフルトなどは発がん性はあるのかと。

でもあるということですね、今。

そうすると、じゃあ安全ですかということはどうですか、大臣。

はい。

委員長 山下貴司

木原大臣。

答弁者 木原稔

先ほどお話ししましたように、このトランス脂肪酸、この摂取量。

加工肉、摂取量と熱量、それを総合して考えて安全かということに関しますと、日本人のトランス脂肪酸の摂取量というのは低いので。

でもこれはこれはそうですけど、このハム、ソーセージに関しては、人に対してどの程度影響しているか評価をすることについて、リスク評価を行ったこのIARCの評価については、リスク評価を行ったものではないというふうに考えております。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

長妻君。

ちょっと答えでない。

はい。

安全かって聞いて。

はい。

いや、もちろん。

はい。

ちょっとまず、統計をまず整理していただいて、その上で大臣に答えていただきます。

委員長 山下貴司

じゃあ、厚生労働省、坂木原官房審議官。

政府参考人 坂木原官房審議官

お答え申し上げます。

平成27年10月にWHOの付属機関である国際がん研究機関が、肉の摂取と発がん性に関する評価を発表しまして、その中で加工肉の摂取について人に対して発がん性があると評価したと承知しております。

これは加工肉の、これはハザードの評価を行ったものでありまして、日本で売っているものは、そういう意味においては日本の肉においてもそういったリスクはあり得るということだというふうに承知しております。

その上で、このWHOの評価につきましては、これは加工肉の摂取が発がん性と関連があるかについて、いわゆるハザードの特定という評価を行ったものであり、摂取量や摂取頻度などを考慮して人に対してどの程度の健康影響があるかを評価するリスク評価を行ったものではないと承知しております。

はい。

委員長 山下貴司

じゃあ木原大臣、続けてよろしいですか。

答弁者 木原稔

木原大臣。

今お話がありましたように、加工肉については発がん性があるということを見ておりますが、それが人に対して安全かどうかということについては、摂取量、摂取頻度、これらを考慮して評価されるものだというふうに思っております。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

摂取量と摂取頻度によっては安全じゃないわけですよね。

これじゃあ安全じゃないような状況でソーセージ、ハム、コンビーフ、フランクフルトを食べておられる方というのも日本でいらっしゃるわけですか。

規制がないんでね。

大臣、大臣。

大臣が今おっしゃった。

大臣、大臣、大臣。

じゃあ大臣。

まずはちょっと当局から。

委員長 山下貴司

坂木原厚生労働省大臣官房審議官。

政府参考人 坂木原厚生労働省大臣官房審議官

お答え申し上げます。

先ほどの答弁に加えまして、国際がん研究機関は、肉の栄養価は高い。

肉を消費するリスクとベネフィットのバランスを比較して、政府や国際機関がリスク評価を行うことが重要という指摘をしてございます。

国立がん研究センターの公表資料によれば、日本は世界的に見ても最も加工肉の摂取量が低い国の一つである。

また、日本人の平均的な摂取量であればリスクはないかあっても小さいとされております。

いずれにしましても、健康的な食生活のためには、多くの種類の食品をバランスよく摂取することが大事だと考えております。

はい。

じゃあ続いて。

ではいいですか。

よろしいですか。

委員長 山下貴司

木原大臣。

答弁者 木原稔

今お話したとおり、この加工肉の摂取についてリスクとベネフィットがあるということで、そのバランスを考慮して決められていくというふうに考えております。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

そしたら目安としては、どのくらいの頻度と摂取量とおっしゃいましたけれども、どのくらい注意すればいいんですか。

委員長 山下貴司

厚生労働省 坂木原審議官。

政府参考人 厚生労働省 坂木原審議官

お答え申し上げます。

現段階においてどれぐらいかということについては、私どもは承知しておりませんが、こうしたことにつきましては一般論で申し上げますと、リスク評価機関である食品安全委員会において科学的知見その他を踏まえて、必要に応じて評価が実施されるべきものというふうに承知しております。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

これは政府の資料ですよ。

政府の資料に「さっきのですね、加工肉の摂取を減らすことで大腸がんのリスクを減らすことを示したものです」というふうに書いてあり、今大臣の答弁で「摂取量と頻度によると」おっしゃって、それはまだ示していないという話なんで。

これぜひ大臣ですね、念のために「目安はこのぐらいであれば問題ない」というその頻度とか摂取量、これ示すお考えありませんか。

委員長 山下貴司

木原大臣。

答弁者 木原大臣

関係省庁と相談の上、考えてまいりたいと思います。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

じゃあちょっと前向きな答弁でしたね。

じゃあ考えていただければ。

そしてもう一つですね、ミネラルウォーターについてお伺いしますけれども、今年4月からPFAS等の規制が、初めてこれまでなかったものが入りましたが、どんな規制ですか。

委員長 山下貴司

厚生労働省 坂木原審議官。

政府参考人 厚生労働省 坂木原審議官

お答え申し上げます。

食品衛生法におけるミネラルウォーターのPFASに関する規格基準については、令和8年3月31日に経過期間が終了し、4月1日から正式に適用されたところであり、各事業者は規格基準に適合した製品を製造、輸入、販売することとなっております。

具体的な基準値は、PFOSとPFOAの合算値として0.0005mg/Lとされているところでございます。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

これ4月からやっと、我々も強く強くずっと長年要請しておりましたけれども規制が入りました。

水道水と、そしてミネラルウォーターにも。

これは50ナノということで、PFOSとPFOAの合算ということでありますが、じゃあそのミネラルウォーター、今いろいろ売られておりますけれども、このミネラルウォーターについてちゃんと本当にそれが守られているかどうか。

ミネラルウォーターそのもの事業者じゃなくて、そのミネラルウォーターをサンプルでピックアップして検査するということは、自治体でなされているという話なんですが、これは全ての自治体がやるわけですか。

委員長 山下貴司

厚生労働省 坂木原審議官。

政府参考人 厚生労働省 坂木原審議官

お答え申し上げます。

国内の流通品については各自治体が定める食品衛生監視指導計画に基づきまして、そして輸入品については厚労省が定める輸入食品監視指導計画に基づいてモニタリング検査を実施しまして、規格基準に適合しているかどうかを確認するところでございます。

具体的にどれだけのところがやっているかということについては、4月1日に施行されたばかりでございますので、現時点では把握してございません。

引き続き国民の食の安全を確保するため、適切に取り組んでいきたいと思っております。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

ですから自治体によってはやるところもあるし、やらないところもある。

つまり売られているミネラルウォーター、全国的に売られているのとか、地域の名産の水のところのミネラルウォーターとかありますので、だからやらないわけですよ、全部は。

なんかやるところだけやるということで、ちょっと監視体制を、もうちょっと4月から始まったにしては何かチェックがないということなので、ちゃんとチェックしていただきたいということは、これ強く申し上げておきます。

次に国家公務員についてお話を伺いたいと思うんですが、非正規雇用、契約社員というか契約期間があって1年契約ですね、雇われておられる国家公務員が急増しておりまして。

やはり本当は民間の模範を示して正規雇用を増やしていかなきゃいけないにもかかわらず、相当多いというふうに思っております。

非正規雇用の比率が多い5つの役所をパーセントとともに上げていただければ。

委員長 山下貴司

松本大臣。

答弁者 松本大臣

数字だけお話しいたします。

法務省が55.1%、厚生労働省53.3%、農林水産省36.8%、内閣府が35.3%、文部科学省34.1%となっております。

なお、法務省は給与が支給される保護司約4万5千人を含んだ数字でございますので、それを除きますと13.8%となっているそうです。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

法務省は確かにそうなんですが、厚労省53%という半分以上。

安定雇用をする厚労省がこういうふうになっているということで、私どもも正規を増やすように取り組んでまいりましたけれども、残念ながらこれだけ増えていると、ぜひ政府与党にもっとしっかり取り組んでいただきたいと思うんです。

ハローワークはどのくらいですか、非正規雇用は。

委員長 山下貴司

厚生労働省 官房審議官。

政府参考人 厚生労働省 官房審議官

お答え申し上げます。

ハローワークの非常勤職員の割合につきましては、令和8年4月1日現在で62.9%ということになってございます。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

安定雇用を推進するハローワークは6割が、基本的に1年契約ということですか。

契約社員ということですか。

答弁者 政府側

(政府側)非常勤職員の方については、基本的に契約期間は1年となっております。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

これ、6割が国家公務員なんですよね。

世間は多分、国家公務員は一生安泰だと思っておられる方が多いと思うんですが、もう全然そうじゃない。

自分も不安定雇用で、そして安定雇用をお勧めするという、これは本当に大丈夫なのかと。

これ、大臣にお伺いしますが、非正規を減らして国家公務員、そして正規を増やすというこういう方針というのは、ちゃんとあるわけですか。

あるんですか。

答弁者 政府側

(政府側)できるだけ正規を増やそうというのは、国全体の雇用のあり方としては正しいと思いますけれども、国家公務員としては正式に明記されたものはございません。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

そうなんですよ、これ。

これ本当におかしいと思うんですが、今、政府の中には非正規を減らして正規を増やす、国家公務員の中で、それはないんですね、方針が。

ないんです。

だからどんどんどんどん非正規が増える。

すぐ雇えるということなのかもしれませんけど、いろんなことがあるんでしょう。

非常勤職員とか、ひどい名前がついておりますけれども、ぜひ非正規を減らして正規を増やすと、そういうふうな方針を政府の中にきちっと打ち立てていただきたいと思うんですが、大臣いかがですか。

答弁者 政府側

(政府側)この非常勤の採用等と臨時採用については、各府省庁のそれぞれの業務の中身において、府省省庁の方で判断されるということにはなっております。

国家公務員の方は、各それぞれの能力等々に応じて仕事をしていただくということを原則としておりますので、現行では能力に応じた人間を途中ですっかりと採用していく等々の門戸は開いていると。

それを常勤として雇うということは、門戸としては開いているというところで、できるだけ能力のある人間を試験をした上で採用していく形で、常勤を増やそうというような方針はあるというふうに思います。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

それを政府全体の方針としてやっていただくと。

政府は民間に対しては非正規を減らして正社員を増やすように指導というか、そういう呼びかけをしているわけで、自らもそういう方針をじゃあ政府の中にきちっと作るというふうに御答弁いただきたい。

答弁者 政府側

(政府側)これは各省庁によってそれぞれ業務内容が違うし、能力が必要な部分も多々ありますから、この国家公務員全般をもってここでそういったことを答弁することはできません。

ただ、各府省庁においては、それぞれ能力のある人間は登用できるように、あるいは採用できるように、それぞれ任用試験等々を行って、それを広く国民に対しては開いていますから、そういった形で、できるだけ委員の御指摘の点について前に進められるように努力はしていきたいと思います。

委員長 山下貴司

長妻君。

質疑者 長妻昭

前段おっしゃったのは、これ民間と同じですよ。

言い訳が、そういう言い訳を民間がしているところに、政府は「いや、それでも正社員を増やしてください」というふうにずっとお願いしているわけですから、同じ言い訳しちゃ駄目だと思うんですよね。

ぜひ、大きな政府はやはり民間の模範となる、しかも厚労省、ハローワークは雇用の模範となるような役所ですので、そこはぜひ踏まえていただきたいというふうに思います。

そして最後に、今日は木原大臣にも来ていただいております。

これ、企業の利益の配分が、私は賃金に十分回っていないと思うんですね。

ほかの先進国に比べて、配分の歪みがあると思っています。

そして今回、ガバナンスコードを改定するという絶好のチャンスが来ました。

そのガバナンスコード、所管ではないと思いますが、賃金を上げるという担当の大臣として、ガバナンスコードの中に「利益を賃金にもっと振り向ける」と、こういうふうにガバナンスコードを変える、そういう指導をしていただきたいと思うんですが、いかがですか。

委員長 山下貴司

木原大臣。

答弁者 木原大臣

長妻君にお答えします。

企業が自社の成長段階を考慮した上で、成長により得た利益を株主への還元とともに、人的投資あるいは設備投資、研究開発投資など、あるいは成長投資に適切に振り向けていくこと、これは重要な課題だというふうに認識しております。

我が国のコーポレートガバナンス改革、これは中長期的な企業価値の向上を図る観点から推進してきたものでありまして、ただ必ずしも賃上げや労働分配率の向上を直接の政策目的としたものではありませんが、ただ適切な人的投資等の成長投資は、これは中長期的な企業価値の向上、ひいては賃上げの環境整備にも資するものというふうに考えております。

現在、金融庁におきましては、コーポレートガバナンスコードの改定に向けた検討を進めているところでありますが、企業の長期的な成長に資する人的投資や新事業投資がより積極的に行われるよう、株主への還元も含めた企業資源配分戦略、これを成長志向型に変容して、

大島敦 (中道改革連合・無所属) 69発言 ▶ 動画
答弁者 木原稔

させてまいる考えでございます。

そしてさらに、賃上げ環境整備のための政策の充実強化については、これをしっかり検討した上で、さらに夏の日本成長戦略を策定することと考えております。

委員長 山下貴司

長妻君。

ぜひ、ガバナンス行動、これは大変重要ですので、君配の歪みを直すために、所管外かもしれませんが、これ積極的にここに声を上げていただきたいと、指示をいただきたいと思います。

ありがとうございました。

委員長 山下貴司

次に大島敦君。

大島君。

質疑者 大島敦

大島でございます。

久しぶりに内閣委員会で質問をさせていただきます。

先ほど長妻委員からトランス脂肪酸の話がありました。

15年ぐらい前から多分質問されている方もいらっしゃったりして、今も解決していないことが結構驚きでして、大臣及び副大臣がやる気を持つと結構解決する問題は多いです。

私ももうだいぶ前に政府にいたときに、一つ解決したことがあって、前は沖縄に行くと伺うと、黒糖って二つあったの。

100%黒糖と、ちょっと混ぜた黒糖と二つありまして、やる気を持っていただいた課長がいらっしゃったので、本当の100%黒糖にしか黒糖の表示ができないように表示を変えまして。

そうしたところ、黒糖を作っているのは沖縄の各島々なものですから、島々の製糖会社が極めて潤ったと。

ですから、皆さんが買われる黒糖などは100%黒糖なんです。

ですから、そうやって表示を変えることによって、結構大きな産業構造が変わったりもします。

トランス脂肪酸についても、2005年からセブン-イレブンさんは取り組んでおりまして。

結構トランス脂肪酸って使いやすい油なの。

揚げ物に使うとパリパリ感がずっと残ったり、油をトランス脂肪酸で曲げているので。

ですから、その表示について、セブン-イレブンさんのように先行して取り組んでいる会社もありますから、国がぜひ取り組んでほしいと考えております。

先ほど伺って、先般の大臣の所信表明を伺いながら、この障害者施策、交通安全対策、高齢社会対策等というところで、交通安全対策については、「交通事故のない社会を目指し、第12次交通安全基本計画に基づき、高齢者や子どもの安全確保のほか、外国人や小型モビリティの安全対策等の視点を重視した総合的な交通安全対策を着実に推進してまいります」と大臣に述べられておりまして。

今確認なんですけれども、内閣府は高齢運転者の安全事故防止に向け、これは身体機能低下を理由とした運転免許の自主返納を推進していると承知をしているんですけれども、それでよろしいでしょうか。

政府参考人 水野政策統括官

内閣府水野政策統括官。

お答えいたします。

高齢者の交通安全というところを確保するというのは非常に重要なことでございます。

特に高齢者の方が非常に高齢になって運転をする、その事故というのも結構ございますので、そこの点はやはり免許の返納という形で運転をやめていただくということが大切だと思っております。

委員長 山下貴司

大島君。

政府参考人に伺います。

この運転経歴証明書というのがあると聞いているんですけれども、どういうものか。

政府参考人なので答えられると思うんですけれども、答えていただければと思います。

政府参考人 政府参考人

お答えいたします。

今お尋ねの運転経歴証明書と申しまして、運転免許を返納した方が、身分証明等に利用するために、返納した運転免許証の代わりに公安委員会で発行するものでございます。

委員長 山下貴司

大島君。

今、返納される方が多くて、75歳以下、後期高齢者、80歳を超えてくる。

子どもたちからも「そろそろ返納した方がいいんじゃないか」と働きかけられて返納する方が多いんですよ。

そうすると、例えば病院とか買い物とかちょっとした移動は、今まで車で1キロ、3キロ、5キロ、10キロぐらいだったら町場を運転したのが、返納するとどうしても移動手段がないものですから、よく町で見かける、これはシニアカーっていうんですか、それに乗られる方が多くて。

シニアカーでもいくつか種類があるということを聞いていて、シニアカーの種類についてどの役所の政府参考人が答えられるのかがよくわからないんですけども、おそらく経済産業省さんの方が詳しいかもしれないので、経済産業省さんがシルバー、シニアカーについての定義ということを知っていれば、あるいは警察庁でもいいんですけれども、知っていれば答えていただければと思います。

よろしくお願いします。

シニアカーの定義について、これ、警察庁呼ばれていますか。

呼んでいる。

警察庁でもいいですよ。

政府参考人 福坂交通局長

警察庁、福坂交通局長。

お答えいたします。

今お尋ねの電動車いすとかシニアカーとか言われているものにつきまして、道路交通法上、構造上の最高速度が時速6kmを超えないといった、あと大きさの基準とはありますが、そういった基準を満たすものについては身体障害者用の車として、これを通行させているものは歩行者とされ、歩道と車道の区別ある道路においては歩道を通行しなければならないこととされております。

委員長 山下貴司

大島君。

今、答弁がございましたとおり、できるだけシニアカーといったときに、カテゴリーとしては身体障害者用の電動車という理解でいいかどうか確認させていただいて、6キロ以下で走行して、ある程度大きさが決まっていると思うんですけれども、その点についてお答えいただければと思います。

政府参考人 久坂交通局長

警察庁、久坂交通局長。

お答えいたします。

先ほど時速6kmを超える速度を出すことができない構造と申し上げましたが、そのほかといたしまして、車体の大きさとしましては、長さ120cm、幅70cm、高さ120cm、ヘッドサポートを除いた部分の高さでございますが、こういった長さ、幅、高さを超えないといった基準がございます。

委員長 山下貴司

大島君。

カテゴリーとしては、電動車いすというカテゴリーの中にシニアカーというのが位置付けられていて、それはハンドル型電動車いす、一般的にはシニアカーと皆さんが呼んでいるもの、あるいは身体障害者の方が使うようなスティックで動かすような車いすも電動車いすに入りますし、普通の車いすに補助的にモーターをつけて動かすのも電動車いすに入りますから、一概に電動車いすといっても、免許を返納した人が乗るシニアカーもあれば、身体障害者の方が利用される電動車いすもあるという定義でよろしいですか。

久坂交通局長、答えられますか。

久坂交通局長。

政府参考人 久坂交通局長

お答えいたします。

先ほど委員からいろいろございましたが、先ほど私から申し上げました道路交通法上定められた基準に入れば、道路交通法上は身体障害者用の車として、歩行者として扱われるということでございます。

委員長 山下貴司

大島君。

ですから、道路交通法上の対象となるものは警察庁さんがご所管をしているもの。

もう一つが道路運送車両法、これは国土交通省さんが所管しているものだと承知をしているんですけれども、道路交通法上だと、もう一つ、特定小型原動機付自転車というのがあって、その中にもシニアカー的なものがあると伺っているんですけれども、その点について説明をしてください。

政府参考人 井ノ又物流・自動車局次長

国土交通省、井ノ又物流・自動車局次長。

お答えいたします。

ただいま委員からご指摘のあったように、シニアカーのような見た目でございましても、特定小型原動機付自転車ということで走行できるという車両がございます。

この場合、この特定小型原動機付自転車につきましては一定の要件がございまして、例えば大きさであれば長さ190cm以下、幅であれば60cm以下と定められております。

また加えて安全装置といったものもございまして、ヘッドライトのほか、周囲のドライバーからも見えやすいテールランプやブレーキランプ、こういったのを装備をする必要がございます。

委員長 山下貴司

大島君。

そうすると、免許を返納した後に選択肢としては2つあると思うの。

1つは幅が70センチの車いすと同じ幅で、マックス6キロしか走れないシニアカー。

もう1つは幅が60センチだけど、マックス20キロまで走れるシニアカーと、2種類あるという理解でよろしいでしょうか。

これはどうですか。

政府参考人 久坂交通局長

まず警察庁、久坂交通局長。

お答えいたします。

道路交通法上、先ほどの身体障害者用の車いすでございますか、それと特定小型原動機付自転車。

これにつきましては運転免許不要でございますので、返納した後に使用できるものでございます。

委員長 山下貴司

大島君。

ユーザー側としては2種類選べると承知をしていて、1つはマックス6キロ。

このシニアカーと同じように運転免許を要しない。

マックス20キロで、かつ幅が60センチという、この2種類がある。

で、多分値段もそんなに変わらないと思っていて。

ただ、このマックス20キロまで走行できるシニアカーも、6キロ以下で走るときには歩行者と同じ扱いになると伺ったんですけれども、警察庁の政府参考人から説明していただけると助かります。

政府参考人 久坂交通局長

警察庁、久坂交通局長。

お答えいたします。

特定小型原動機付自転車は道路交通法上、車道を通行することとされておりますが、先生ご指摘のとおりでございまして、特定小型原動機付自転車のうち、最高速度表示灯を点灯させ、構造上の最高速度が時速6km以下であるなどの基準を満たすものは「特例特定小型原動機付自転車」でございます。

と申しまして、道路標識や道路表示によって通行が認められている場合に限り、当該歩道を通行することができることとされております。

委員長 山下貴司

大島君。

具体的には、今の特定小型原動機付自転車のシニアカー版というのは、6キロ以下ですから、6キロ走っているときには何かランプが点滅したりすると、これは6キロ以下だから「特例」がつくのかしら。

また違うカテゴリーになって歩道が走れるというところを、もう1回説明していただけると助かります。

警察庁の方、いいですか。

政府参考人 久坂交通局長

警察庁、久坂交通局長。

お答えいたします。

特定小型原動機付自転車には最高速度表示灯がございまして、先ほど歩道が走れるバージョンになるためには、その最高速度表示灯を点滅させ、かつ構造上、最高速度が時速6km以下のモードに切り替わる。

こうなれば歩道を通行できるということでございます。

委員長 山下貴司

大島君。

編納される方が多くなっておりまして結構声を聞くと駐車場がないと言われる駅まで行ったんだけど駅の周りにはシニアカー用の駐車場がないので駅まで行って歩けるんですよただ1キロ、2キロ歩くのはなかなか大変だと郵便ポストも500メーター短角ですけれど、1個郵便ポストがなくなると1キロ歩けないので、郵便ポストをつけてくれなんて陳情もあったりして。

ですから結構ね、ここのね、1キロ、2キロぐらいで歩けない、歩くのは厳しいんだけど、駅まで行って、そこから電車に乗って遠出したいという方が結構多くて、この点について、少しずつ詰めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

まずは、このシニアカーを夜間に安全に利用するためには、ライトが必要であると思いますが、身体障害者用の車はライトの設置が義務付けられているのかという点についてお答えください。

はい。

政府参考人 久坂交通局長

警察庁、久坂交通局長。

お答えいたします。

道路交通法上は身体障害省の車につきましてはライトの設置は義務付けられておりません。

それから先ほど答弁の中で歩道を走っている小型原動軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道軌道私も最初に役所の方から説明を受けたときに、なかなかわからなくて、2種類あるということと、20キロまで走れる特定小型電動機付税車は、点滅していれば歩道も走れるということで、この6キロ以下しか出ないシニアカーについて、雨天時に利用することも想定されると思うんです。

この身体障害者用のシニアカーに屋根を取り付けたり傘をさして運転したりすることは可能かと。

もともと6キロ以下のあるいはシニアカーあるいは6キロ、20キロ走れるんだけど6キロ以下しか走れないモードに変えて点滅しているこのシニアカー。

屋根をつけたり傘さした場合に多分歩行者扱いですから傘さしても大丈夫かなと思うんですけれども、その点について確認をさせてください。

政府参考人 草川交通局長

草川交通局長。

お答えいたします。

身体障害者用の車を利用されること、雨降っているときでございますね。

えっと雨降っているときに雨よけ用具を取り付けたり傘を差すこと自体は同行法違反とはなりません。

他方先ほど先生から屋根を取り付けることはということでございますが、原動機を用いる身体障害症の車に屋根を付けることにつきましては、一般にヘッドサポートを除いた部分の高さが120センチを超えないことという基準がございます。

だからこれ一般的にはこの大きさの基準を満たさない場合がありますが、ただ乱さない場合であってもそれを使うことがやむを得ないことにつき警察署長の確認を受ければ屋根を取り付けることが可能でございます。

委員長 山下貴司

大島君。

今のは初めての答弁でそうすると事前に警察署長に屋根をつけたい。

私もねレッグでお伺いしたときに屋根をつけるのが難しければ蛇腹にして雨降ったときに日傘みたいに伸ばせば使えるようにしたら落としどころかなと思ったんですけど警察署長にどういうふうに屋根つけていいですかって聞けばオッケーなんですがちょっとお伺いさせてください。

政府参考人 岡川交通局長

はい、警察庁岡川交通局長。

お答えいたします。

単に屋根つけますいいですかではなくてですね、やっぱりどういう屋根。

どういう形状のものを付けるかというのを具体的に御説明いただけるということが必要であります。

と言いますのは外観上自動車または原動自転車と明確に識別できることという基準がございますので全くあの車室みたいなすっぽり覆われるようなものになりますとちょっとこの今の基準に反する場合がございますので具体的にはどのようなものを付けられるかについて具体的に警察署長の方に御説明いただければと思います。

委員長 山下貴司

大島君。

警察署長の権限が非常に大きい権限を持っているということがよく分かりました。

もう一つはそうすると今のが6キロ以下で走れるものですけれども、20キロまで走行可能なものについても屋根つけられるんでしょうか。

今、警察庁ですかね。

政府参考人 久坂交通局長

はい、警察庁、久坂交通局長。

お答えいたします。

いわゆる特定小型原動機付き自転車のことだと思いますが、これにつきましては、動向法上、車体の大きさにつきましては、長さ幅の規定はございますが、高さございませんので、あくまでも特定小型原動機付き自転車についての動向法上の基準の中に入っておれば屋根はつけることが可能でございます。

委員長 山下貴司

大島君。

一つ確認させてください。

この特定原動機付き自転車20kmまで走れるこのシニアカーが歩道を走るために6kmまで減速したときでも屋根付きで大丈夫でしょうか。

政府参考人 佐川交通局長

佐川交通局長。

お答えいたします。

基本的に歩道に行ったからといって大きさの基準は基本的に変わりませんので可能でございます。

委員長 山下貴司

大島君。

屋根20キロ、特定原動機付き自転車で屋根付きのを購入した場合に屋根が付いていてもう1回確認なんですけど6キロ以下で走行して点滅していれば、そのまま走れるって理解でいいですか。

政府参考人 草川交通局長

はい、草川交通局長。

お答えいたします。

基本的にはそのようにお考えになってよろしいかと思います。

委員長 山下貴司

山下貴司(内閣委員長)大島君。

質疑者 大島敦

大島敦(中道改革連合・無所属)同じ値段であれば、多分特定限度基地域自転車の方にシフトすると思いますね。

幅が60センチで狭い。

小型モビリティの普及のためには、まずは小型モビリティの大きさや速度等により異なる交通ルールについて的確に周知することが重要であると考えますが、いかがでしょうか。

答弁者 赤間国家公安委員長

赤間国家公安委員長。

大島委員にお答えいたします。

大島委員のお手町を見ていて、確かに返納者が多いね、だとか、電動審議会にとか、またそうはいながらもなかなか徒歩ではご起動というわけにはいかない中にあって、返納後どうするかって大きな課題として、またこれらの需要、ニーズが高まってくるんだろうな、そんな中でということの質問だというふうに理解しております。

ご案内のとおり、今、質疑であるとおり、さまざまな種類のモビリティが登場して、道路交通の主体、これが多様化しておると。

ただ、それであっても全ての方々にとって、安全でなおかつ快適な、いわゆる通行環境を確保するための取組、これが一層重要になってくるというふうに理解をしております。

そうした取組の一つとして、こうした今言っているモビリティの利用者に対する交通ルールの周知、これが極めて重要であるというふうに考えております。

警察においてでございますけれども、広報啓発、また事業者と連携した安全利用教育、これを実施をしておるところでございます。

併せて、こうしたモビリティを利用されている方以外にも、その交通ルールを広く理解していただくことが重要だというふうに考えております。

そのためにウェブサイトで周知を図っておったり、さらには様々な媒体を通じながらと、引き続き、車両区分に応じた交通ルールであるとか、マナーの周知徹底、これを認知止めるように警察、これを指導してまいりたいというふうに思っております。

委員長 山下貴司

山下貴司(内閣委員長)大島君。

質疑者 大島敦

大島敦(中道改革連合・無所属)ご答弁いただいてありがとうございます。

シニアカーについても、結構最近スポーティーなおしゃれなシニアカーが登場しているという話を聞いて、役所の方結構熱心で、去年のモビリティショーまで訪問をして、このおしゃれなスポーティータイプのシニアカーを見てきたというお話も聞いたので、今後の移動手段として、さらに広がる可能性があると思うので、ぜひ今後もよろしくお願いします。

続きまして、国土交通省さんにまずは聞いていきたいと思います。

シニアカーは道路交通法上歩行者として扱われるとされております。

このため、その置き場について取り扱いに悩む現場もあるものと考えております。

こうした課題に対して先行事例でございます。

神戸市においては、市営駐車場においてシニアカーの受入れを試行的に開始しており、駐輪場の収容台数に余裕があること、シニアカーを止めることができるスペースがあること、シニアカーが出入りする動線の安全性が確保できることを先行基準として、一部の駐輪場においてシニアカーの駐車を可能としております。

シニアカーや高齢者が移動しやすいバリアフリーの駐車場整備といった観点も含め、神戸市のような事例をモデルとして全国に周知を図るべきだと考えますが、国交省の意見を聞かせてください。

国交省。

いや、じゃあ総務省でよろしいですか。

政府参考人 坂越官房審議官

総務省坂越官房審議官。

お答えいたします。

委員御指摘の駅の周辺には自治体が管理します駐輪場がたくさんございますが、自治体が管理する駐車場の運営につきましては、一般的には民間委託や指定管理などを活用する形態が非常に多いと考えております。

地方自治体におけるそういう民間委託や指定管理者制度の活用に関しましては、これまでも総務省といたしまして住民ニーズに効果的効率的に対応している事例を広く周知してきたところでございますので、御指摘のような事例につきましても当該行政分野を所管する省庁と連携を図りつつ周知を徹底してまいりたいと考えております。

委員長 山下貴司

山下貴司(内閣委員長)大島君。

質疑者 大島敦

大島敦(中道改革連合・無所属)地方公共団体としては条例等で定めることになるかと思うので、その点についても総務省の方から周知を図るように徹底していただければと思います。

次に利用料金について伺います。

多くの駐車場では一時利用に対して料金を徴収しているものと思います。

シニアカーは道路交通法上歩行者扱いとなりますが、シニアカーを駐車場に駐車する場合、その料金について徴収することになるのか、国交省に伺いたいと思います。

これ、国交省、どちらですか。

今、ちゃんと出てきましたから。

内閣府でよしですね。

政府参考人 水野敦史

内閣府政策統括官 水野敦史君。

内閣府からお答えさせていただきます。

駐輪場のシニアカーを駐輪場に駐車する場合の料金についてということでお尋ねでございました。

各駐輪場におきましてですね、シニアカーの利用に対して料金を徴収するか否かについては、各駐輪場の管理者の判断と。

ということになります。

例えば先ほど御紹介いただきました神戸市の事例では、有料の駐輪場における受け入れでは自転車の一時利用料金と同額を徴収している。

また無料の駐輪場では無料にて受け入れているということで、受け入れる駐輪場の従前の方法に従う運用をしていると伺ってございます。

このように利用者にとっての分かりやすさ、利用金徴収に係る施設側の負担などを勘案しながら、各施設管理者において適切に判断されるべきものと認識しております。

委員長 山下貴司

山下貴司(内閣委員長)大島君。

質疑者 大島敦

大島敦(中道改革連合・無所属)シニアカーの受入れを進めるためには、公共の駐輪場などで置き場整備を実証して効果を検証し、全国展開を図ることが有効と考えます。

こうした観点から、シニアカーを受け入れる駐輪場の整備に対して国としても支援が必要ではないかと考えますが、御答弁をお願いします。

委員長 山下貴司

山下貴司(内閣委員長)はい、よろしいですか。

はい、木原大臣。

答弁者 木原稔

木原稔(内閣官房長官)交通安全対策担当大臣としては、シニアカーの活用を含め、年齢や障害の有無等に関わりなく安全に移動できる社会の構築は大変重要な課題だと考えております。

シニアカーを含め、多様な乗り物に対応した駐車スペースの確保などについて、国土交通省において令和7年3月にガイドラインを取りまとめたと承知しております。

今後とも関係省庁において様々な機会を通じ、全国の地方公共団体等に対し、先行事例等の周知等を行ってまいると承知しております。

交通安全対策担当大臣としては、引き続き第12次交通安全基本計画に基づきまして、シニアカーの利用等の安全確保を図るなど、関係省庁において駐車スペースの確保を含む交通安全対策について必要な取組が行われるよう後押ししてまいりたいと考えております。

委員長 山下貴司

山下貴司(内閣委員長)大島君。

質疑者 大島敦

大島敦(中道改革連合・無所属)このシニアカーのような見た目のものでも、特定小型原動機付自転車として走行させることはできるのか。

特定小型原動機付自転車の大きさ、ヘッドライト等の安全等の要件について、警察庁と国交省それぞれ、もう一回確認のために御答弁をお願いします。

委員長 山下貴司

山下貴司(内閣委員長)はい、じゃあまず警察庁、よろしいですか。

はい、警察庁、草川交通局長。

政府参考人 草川交通局長

警察庁草川交通局長お答えいたします。

シニアカーのような形をしておりましても、道交法上の特定小型原動機付自転車の要件に基準にあっておれば、当然のことから、特定小型原動機付自転車として扱われることとなります。

委員長 山下貴司

山下貴司(内閣委員長)国交省はいいですか。

国交省、井上物流自動車局次長。

政府参考人 井上物流自動車局次長

国交省井上物流自動車局次長お答えいたします。

先ほど警察庁からも答弁がございましたように、シニアカーのような見た目でありましても、特定小型原動機付自転車としての走行はできるものでございます。

要件につきましては、先ほども御答弁させていただいたとおり、長さ190cm以下、幅60cm以下ということと、安全装置をヘッドライトであったりテールランプ、ブレーキランプ、さらにブレーキといったようなものをつけていただくという形になります。

委員長 山下貴司

山下貴司(内閣委員長)大島君。

質疑者 大島敦

大島敦(中道改革連合・無所属)今度は国土交通省に伺います。

高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、バリアフリー法で適合義務を課している商業施設や病院の基準において、シニアカーについても位置づけるべきではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。

委員長 山下貴司

山下貴司(内閣委員長)井崎国交省大臣官房審議官。

国交省井崎大臣官房審議官

政府参考人 井崎大臣官房審議官

お答えいたします。

バリアフリー法におきましては、高齢者・障害者等の移動、または施設の利用上の利便性及び安全性を向上させるために、一定の規模以上の商業施設や病院等に対しまして、バリアフリー基準への適合を義務づけております。

このバリアフリー基準では、段差の解消、通路幅の確保など、車椅子使用者が建築物の内部を円滑に移動できるよう、必要な基準を定めております。

いわゆるシニアカーにつきましても、手動の車椅子や他の電動の車椅子と寸法が同等のものにつきましては、物理的には手動の車椅子や他の電動の車椅子と同様に乗ったまま建築物の内部を移動できるものと想定をしております。

しかしながら実態といたしましては、安全性等の観点から、例えば病院等の内部においてはシニアカーを使わない運用としている施設が存在するとお聞きをしております。

今後につきましては、商業施設や病院におけるシニアカーの利用実態も踏まえまして、有識者や障害当事者、また設計者や事業者等で構成するフォローアップ会議というものを設けておりますので、この会議の中で建築物のバリアフリー設計のガイドラインにおけるシニアカーの考え方を整理してまいりたいと考えてございます。

委員長 山下貴司

山下貴司(内閣委員長)大島君。

質疑者 大島敦

大島敦(中道改革連合・無所属)確認ですけれども、多分2,000平米以上と聞いたかな、建物の大きさは。

そこにおいては幅70センチであれば、車椅子型でも多分走れる、動けるということだと思うんです。

確認したところ、それはあくまで建築物であって、駐車場、そのシニアカーを止めるスペースについては、多分今のバリアフリー法の範疇外で規定はなかったと思うんだけど、その点について確認答弁をお願いします。

委員長 山下貴司

山下貴司(内閣委員長)井崎国交省大臣官房審議官。

政府参考人 井崎大臣官房審議官

国交省井崎大臣官房審議官お答えいたします。

バリアフリー法におきましては、2,000平方メートル以上の建物について、特定建築物ということで、バリアフリー基準への適合を義務づけてございます。

このバリアフリー基準におきましては、駐車場につきましては、車椅子を使用する方ですとか、の不自由な方のために、そういった方が使用される駐車場を一定の数以上設けるという基準はございますけれども、シニアカーについての基準は特に設けてございません。

委員長 山下貴司

大島君。

ぜひ検討の中で、今後病院、クリニックまでシニアカーで行かれる方が駐車スペースがあることは必要だと思うので、ぜひその点についても御議論していただけるとありがたいんですけど、いかがでしょうか。

井崎国交省審議官。

政府参考人 井崎国交省審議官

お答えいたします。

先ほど申し上げました建築物のバリアフリー設計のガイドライン、こちらを会議体で今後検討してまいりたいと考えておりますので、その中で今、委員から御指摘のあったような観点も含めて、議論をしていただきたいと考えております。

委員長 山下貴司

大島君。

ありがとうございます。

続きまして、シニアカーの利用が増える中で、病院、診療所、介護施設通所、障害者施設通所におけるシニアカーの駐車スペースの確保についての問題意識を持っているか、厚生労働省に伺います。

厚生労働省。

2問目がありますので、すみません。

病院、診療所、介護施設、これは通所型ですね。

障害者施設も通所型におけるシニアカーの駐車スペースの確保について、どんな対応を考えているのか、御答弁をお願いします。

政府参考人 坂木原大臣官房審議官

厚生労働省坂木原大臣官房審議官。

お答え申し上げます。

まずはじめの問題認識についてのお尋ねでございますが、病院や診療所、介護事業所、障害福祉サービス事業所などの施設は高齢者が多く利用する施設であり、高齢者等が円滑に利用できるような環境を整えることは厚労省としても重要と考えております。

その中でシニアカーは自家用車に代わる高齢者等の多様な移動手段の一つであり、シニアカーを用いて施設に来られる方にとっては、駐車スペースがあることでより施設を利用しやすくなる等の利点があると認識してございます。

その上でもう一つの問いでございます、スペースの確保についての対応ということでございますが、先ほど国交省より答弁申し上げましたように、バリアフリー法では高齢者、障害者等の移動、または施設の利用上の利便性及び安全性を向上させるため、一定基準以上の商業施設、病院に対してバリアフリー基準への適合を義務付けていると承知しております。

一方で、シニアカーの駐車スペースを設置すること自体は、バリアフリー基準が求める施設基準には含まれないものの、高齢者等が移動したり施設を利用したりする上での利便性や安全性を向上させるというバリアフリー法の理念に鑑み、医療機関・介護事業所を含む障害福祉サービス事業所の皆様にも、それぞれの施設の事情を踏まえつつ適切な対応をとっていただきたいと考えております。

引き続き関係省庁とも連携しながら、高齢者の医療機関等へのアクセスの向上に向けて必要な対応をとってまいりたいと考えております。

委員長 山下貴司

大島君。

最後に交通安全の担当大臣に伺いたいんですけれども、議員立法で昭和55年にできた、自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律というのがあって、第2条で、自転車等の定義として「自転車または原動機付き自転車をいう」と書いてあって、第5条の4項で、「地方公共団体は商業施設、近隣商業地域、その他自転車等の駐車需要の著しい地域内で、条例で定める区域内において、百貨店、スーパーマーケット、銀行、遊戯場等、自転車等の大量の駐車需要を生じさせる施設で条例で定めるものを新築し、または増築しようとするものに対し、条例で当該施設もしくはその敷地内またはその周辺に自転車等駐車場を設置しなければならない旨を定めることができる」という、こういう議員立法がありまして、最後に交通安全対策担当の大臣にお尋ねをいたします。

シニアカーについては、今後、高齢者や障害者等の利用の増加が見込まれると思います。

各省庁による駐車スペース確保の対策について、交通安全対策担当の大臣としてどのように取り組んでいくのか。

内閣の担当大臣は総合調整の機能を持っているので、各省横断的にさまざま対応をとれると思うので、よろしく答弁をお願いします。

答弁者 木原稔

木原大臣。

通告を伺っておりませんが、交通安全担当大臣としてですね、シニアカーの活用を含め、年齢や障害の有無に関わりなく、安全に移動できる社会の構築が大変重要な課題であると考えております。

引き続き、国土交通省等と連携して、高齢者や障害のある方などの移動の安全確保に取り組んでまいりたいと考えております。

委員長 山下貴司

大島君。

「こういう質問がいいですよ」と私にリコメンドした質問を読んでおりますので、これは役所が今考えた質問を読み上げましたので、ぜひその点ご留意ください。

最後に、今回の施政方針演説の中でゲノム医療というワードがあって、私はゲノム医療を推進している立場ですから驚きました。

大臣の施政方針演説の中でワードが入るということは、予算と人員が確保できることになるので、その点について、ゲノムに対する高市総理の施政方針演説において、がん難病のゲノム医療の推進について言及がありました。

これを踏まえ今後、ゲノムに関する研究開発をはじめ、ゲノム医療に対する予算の確保や人員の確保を進めることが重要と思いますが、大臣の見解を伺います。

答弁者 小野田国務大臣

小野田国務大臣。

ゲノム医療に関しては、第3期健康医療戦略に基づいて関係省庁と連携して、ゲノム情報をはじめとしたさまざまなデータを活用し、ライフコースを俯瞰した病気の発症、重症化予防等に資する研究開発を推進することで、ゲノム医療の実現に取り組んでおります。

ゲノム医療の実現に向けた研究開発に携わる人材を分野横断的に育成確保する観点から、例えば、AMEDにおける競争的研究費の枠組みにおいて、優秀な若手研究者の能力や創造性を発揮できる仕組みを構築し、異分野融合研究を担う若手研究者の育成を推進しています。

また昨年11月に閣議決定したゲノム医療施策に関する基本的な計画においては、関係施策の適切な評価と必要な財政上の措置が重要であるというふうにされているところでありまして、関係省庁と連携の上で必要な予算の確保に努めてまいりたいと思います。

高市総理の施政方針演説においてがん難病のゲノム医療を推進することとされたことを踏まえて、引き続き関係省庁とともに必要な取組を推進してまいりたいと思います。

委員長 山下貴司

大島君。

ありがとうございました。

大臣のお仕事は予算獲得と人員を増やすことだと思っていますので、一言ワードが入りましたので、ぜひ取組をお願いします。

終わります。

委員長 山下貴司

次に長谷川淳二君。

長谷川淳二 (自由民主党・無所属の会) 95発言 ▶ 動画
質疑者 長谷川淳二

長谷川淳二:自由民主党の長谷川淳二でございます。

質問の機会をいただきありがとうございます。

まず冒頭早速でございますが、中東情勢の緊迫化を受けた重要物資の安定供給確保についてお伺いをいたします。

山田副大臣、ありがとうございます。

山田副大臣におかれましては、赤澤担当大臣のもとに、中東情勢の緊迫化に伴い供給制約が懸念されることから、資源エネルギー庁を通じて燃油等の安定供給確保の要請を元売り業者等にされておりますが、私の地元の愛媛県でもやはりトラック運送業者や漁業用の燃油がまだ行き届いていないという声が寄せられています。

具体的に一つ言うと、私の地元で養殖をした魚を生きたまま運ぶ活魚運搬船というのがございます。

先般のタスクフォースでも取り上げていただきましたが、この活魚運搬船に重油の供給が滞っているという声が届いています。

私の地元は金子恭之政務官と同じように養殖の産地でございますので、いわゆる切実な問題になりつつあります。

実はこの活魚運搬船というのは漁船ではないものですから、水産庁の所管にはなりません。

そういったことで、やはり各省庁の谷間にあるような業界団体等が目詰まりになるのではないか、目詰まりし合うのではないかという懸念を持っています。

こうした地域の重要な産業を支えている活魚運搬船等などについても、しっかり目詰まりが生じないように対応していただきたいと思います。

そこで重要物資安定確保担当の山田副大臣に、この中東情勢の緊迫化を受けて、石油製品、関連製品をはじめとする重要物資の安定供給に向けて、どのような対応を行っていくのか、足元の状況と今後の方針について、改めてお伺いいたします。

答弁者 山田副大臣

山田副大臣、お答え申し上げます。

まず石油備蓄の放出や各国からの代替調達を通じて、原油や石油関連製品について日本全体として必要な量については確保されているということを申し上げた上で、他方、現時点では今ご指摘いただきましたように、一部では供給の偏りや流通の目詰まりが生じているということも認識しております。

赤澤国務大臣のもとに設置したタスクフォースで関係省庁が連携し、重要物資の供給状況を総点検しております。

加えて経済産業省に情報提供窓口も設けまして、サプライチェーンの情報を分野横断で集約し、他の流通経路からの融通支援をきめ細かく実施しているところでございます。

委員ご指摘のカンパチ種苗水産庁の調達につきましては、活魚運搬船が中国海域海南島へ入居する際に必要となる特殊な重油が入手困難となっていると伺っております。

そこで水産庁と連携し、追加の重油確保に向けた融通支援を進めております。

もし燃料供給に時間を要し、カンパチ事業が30センチ以上に育ってしまった場合など、輸入割当てが必要となり、関税がかかることになりますが、こちらにつきましても、事業者に追加負担が生じないよう、要件緩和を4月中旬まで講じることといたしております。

このように水産庁をはじめ、関係各省庁とも連携をしながら、国民の皆様の命、暮らしを守るため、全力を尽くしてまいります。

以上です。

委員長 山下貴司

長谷川君。

質疑者 長谷川淳二

山田副大臣、迅速なご対応をありがとうございました。

引き続き、国民の生活や経済活動を守るために、石油製品、関連製品の安定供給確保に万全を期していただきたいと思います。

山田副大臣、ありがとうございました。

これでご退出をいただいたということでございます。

山田副大臣はご退出になったということでございます。

次に城内大臣に日本成長戦略についてお伺いをしたいと思います。

高市内閣の掲げる強い経済を実現するために、成長が期待されますAI、半導体、私の地元での造船などの17分野が定められ、それぞれ官民投資ロードマップの策定に向けてワーキンググループが設置されて検討が始まっているとお伺いをしています。

私は地方選出議員でありますので、こうしたAI、半導体、造船などの戦略分野に対して官民連携で地方に投資を呼び込んで、全国各地に産業クラスターが形成されて、地方の経済成長にもつながることを大いに期待をしております。

ただ一方、17分野はAI、半導体、量子、航空宇宙、コンテンツ、創薬、先端医療などなどかなり幅広く、またそれぞれにやはり強みや弱みがある分野でございます。

高市総理もこの17分野について、昨年末の日本成長戦略会議において、漫然的にすることなく戦略的に絞り込んだ上で、真に実効性あるロードマップを策定してくださいとご指示をされているところでございます。

そこで成長戦略担当大臣として要の役割を担われておられます城内大臣に、17分野の官民投資ロードマップの取りまとめを受けて、優先順位付けを含めどのような考え方で検討を加速していくのかお伺いをいたします。

答弁者 城内国務大臣

城内国務大臣。

日本成長戦略会議を開催いたしました。

この場におきまして、国内のリスク低減の必要性、そして海外市場の獲得可能性、また海外技術の革新性などの観点から、戦略的に選択した61の主要な製品技術をお示しするとともに、その中でも、まずはその27の先行する製品技術等についての官民投資ロードマップを提示したところでございます。

その中で、例えば具体的な例を挙げますと、AI半導体分野においては、AIロボットなどのフィジカルAIについて、2040年に米中に並ぶ第三極として、世界シェア3割超の獲得を通じ、20兆円の市場を獲得すること。

また、そのフィジカルAIの採用に必要なハードウェアを統合するシステムの中核を担う半導体について国内開発製造能力を確保し、2040年に国内製作の売上高、これを40兆円とすること。

こうした具体的な目標を掲げたところであります。

いずれにしましても、この夏の日本成長戦略の策定に向けましては、今申しました27の先行する製品技術等以外の残り34ありますけれども、その他の製品技術等についてもスピード感を持って官民投資ロードマップの策定を進めていき、それぞれの製品、技術等について、日本が取り得る勝ち筋をしっかり見出して、供給及び需要の両面にアプローチする多角的な観点からの総合支援策を明らかにしていく考えであります。

委員長 山下貴司

山下貴司(内閣委員長)長谷川君。

質疑者 長谷川淳二

長谷川淳二(自由民主党・無所属の会)はい。

ご答弁ありがとうございます。

先行する27の製品技術分野の日本の勝ち筋をしっかり見据えていただきまして、また具体的な官民投資によって、私の地元の愛媛の造船業をはじめ、地方の経済成長につながることを期待しております。

続いて、この官民投資ロードマップの策定において、規制改革との連携をどう図るかについてお伺いをいたします。

この27分野の官民連携投資は、先端技術の社会実装が伴わなければ進まないと思います。

しかし一方、これまで長く指摘をされてきたところでございますが、我が国において先端技術の社会実装が進まないのは、さまざまな規制が、いわばボトルネックになっているということが指摘されているところでございます。

AIならばデータ利用の規制ですとか、創薬であれば医薬品の承認制度ですとか、モビリティならば自動運転の仕組み制度などがボトルネックになっているのではないかと指摘をされています。

そこで、この27分野に対してやはり官民連携して投資を進めていくためには、やはりルールや規制などの仕組みの見直しとセットで考えていく必要があるのではないかと思います。

そこで規制改革担当でもあります城内大臣に、この27分野の官民投資ロードマップの策定に当たってはボトルネックとなっているルールや規制を洗い出して、規制改革をセットで進めるべきと考えますが、見解を伺いたいと思います。

答弁者 城内実

城内実(経済財政政策担当)はい。

すみません、ちょっと訂正させていただきます。

先ほど「関係技術の革新性」と申し上げるところを「海外技術の革新性」というふうに答弁いたしましたので、ちょっと訂正させていただきたいと思います。

それでは御質問にお答えしたいと思います。

まず長谷川委員におかれましては、自民党の行財政改革本部の規制改革等プロジェクトチームの事務局長で、ドローンの規制緩和等について御提言いただきましたことを担当大臣として承知しております。

そして改めて御礼申し上げたいと思います。

それではお答えします。

人口減少、少子高齢化等の課題を克服し、日本経済の成長と、それから委員が関心を持っている地方経済の活性化、これをつなげるために絶え間ない規制改革の取組が重要であるというふうに認識しております。

こういった観点から2月26日に規制改革推進会議を開催しまして、この場におきまして高市総理から、成長戦略の各戦略分野の投資促進につながる規制改革項目を積極的に取り上げ、その内容が官民投資ロードマップに反映されるよう日本成長戦略本部と連携して検討を進めることについて、具体的な御指示をいただいたところであります。

この御指示を踏まえまして、日本成長戦略会議における官民投資ロードマップの策定に際しましては、例えば一つ具体的な例を挙げますと、フィジカルAIを含むAIの社会実装の促進などの規制改革項目の検討の成果を盛り込むべく、規制改革推進会議としっかり緊密に連携しているところであります。

いずれにしましても、日本成長戦略担当大臣と規制改革担当大臣を兼ねる大臣として、引き続き先頭に立って、長谷川委員御指摘の点も踏まえて取り組んでまいる考えであります。

委員長 山下貴司

山下貴司(内閣委員長)長谷川君。

質疑者 長谷川淳二

長谷川淳二(自由民主党・無所属の会)はい。

城内大臣、ありがとうございます。

昨年、私もドローンや自動運転レベル4を普及させるために、やはりドローンや自動運転の車を飛ばせる、走らせる要件とか場所を飛躍的に拡大する規制の緩和が必要であるとお伝えさせていただきました。

ぜひとも、潜在成長率を押し上げるとともに、潜在成長率を押し下げるようになっている規制改革もセットで進めていただきたいと思います。

城内大臣におかれましては、ここでご退席されて結構でございます。

ご退席されて結構です。

ありがとうございます。

それでは続いて、外国人の土地取得などの規制について小野田大臣にお伺いいたします。

まず政府参考人で、最近やはり国民の皆さんから不安が寄せられ、またSNSなどで情報が拡散されがちなのが、外国人の土地取得ではないかと思います。

私の地元の愛媛県の西条市というところがございます。

これは中国法人による土地購入が問題となりまして、中国法人による土地購入で水源が枯れてしまうのではないかというような、そうした情報が拡散したわけでございますけれども、実際のところは本国の会社から出資を受けたニュージーランドの会社が適法に土地を取得されて、キウイフルーツの生産をされたというような事案でございました。

この外国人の土地取得等に対する国民の不安は、やはりその土地所有者の実態がよくわからないことに起因している面が大きいのではないかと思います。

この点、我が国には様々な土地関連制度がありますけれども、それぞれ取得者の国籍を把握する体制というのは十分に整備をされていないのではないかと思います。

また、法人が土地を取得する場合に、その法人を実質的に支配している者の国籍、これも把握する必要があるんじゃないかと思います。

さらに、各省庁でそれぞれバラバラに管理されている土地取得者の国籍情報を一元的に把握するデータベースの整備も急務の課題ではないかと思います。

そこで政府参考人、外国人との共生社会推進室長、この外国人、外国法人の土地等の取得の実態について、現状どこまで把握できているのか。

とともに、この法人の実質的な支配者も含めて実態把握を強化をして、一元的なデータベースを早急に整備すべきと考えますが、政府の現状の取組をお伺いします。

政府参考人 内閣官房、外国人との共生社会推進室、室長代理

内閣官房、外国人との共生社会推進室、室長代理。

お答え申し上げます。

土地等の取得に当たりましては、重要土地等調査法などの関連法令に基づきまして、国等に対して必要な報告等がされることとなっておりますが、必ずしも日本国内において外国人が取得したすべての土地等を網羅的に把握しているものではございません。

他方で、委員ご指摘のとおり、外国人による土地取得等の皆様の不安は、その実態がよくわからないことにも起因していると考えております。

このため、本年1月に取りまとめられました「外国人の受け入れ、秩序ある共生のための総合的対応策」を踏まえまして、土地等取得者の国籍把握を強化をしているところでございます。

具体的には、不動産の移転登記の申請時に登記名義人の国籍を把握する仕組みを導入することなどに取り組んでいるところでございます。

また、政府におきましては現在、土地所有等情報を集約したデータベースとしまして、令和9年度以降の稼働を目指しまして不動産ベースレジストリの整備を進めているところでございます。

加えまして、マネーロンダリング、テロ資金供与及び拡散金融対策に関する多国間の枠組みであります金融活動作業部会(FATF)の第5次対日相互審査に向けまして、法人の実質的支配者の把握強化を検討しているところでございまして、この検討と連携をしまして、土地等の実質的所有者を把握する仕組みについても検討してまいりたいと考えているところでございます。

委員長 山下貴司

長谷川君。

質疑者 長谷川淳二

山下貴司委員長、ありがとうございます。

ありがとうございます。

要するに現状の制度においては、外国人や外国法人が日本の土地をどれだけ取得しているのか、要はわからない。

わからないからこそ国民の不安が広がっているという現状にあります。

やはり国民の不安解消のためにも、土地取得者の国籍情報をぜひ一元的に整備する取組を早急に進めていただきたいと思います。

続いて、外国人の土地取得等の規制について、小野田大臣にお伺いをしたいと思います。

これも事例を申し上げますと、私の地元愛媛の隣県の山口県の周防大島に笠佐島という離島がございます。

その土地を中国人の方が購入をされて、住民の皆さんが外国人の土地取得の規制を求める運動をされています。

この笠佐島は瀬戸内海の離島で、国境離島ではありませんけれども、米軍の岩国基地や海上自衛隊の呉基地に近い。

また、瀬戸内海を挟んで、私の地元愛媛県の生方原発とも50数キロの距離にあります。

そうしたことで、地元では懸念が指摘されているところでございます。

現在、防衛関係施設の周辺や国境離島などの機能を阻害する土地等の利用を防止するために、先ほど答弁いただいた重要土地等調査法が制定されていますが、土地等の取得規制までは規定されていないところでございます。

1月に決定された総合的な対応策では、この外国人の土地取得等について、立法事実を整理するとともに、諸外国の例も参考に、規制対象者の内容、また規制対象となる土地を検討するということとされています。

確かに経済活動との自由のバランスをとることは極めて重要でありますけれども、やはり防衛関係施設の周辺ですとか、国境離島などについては、やはり放置をすると取り返しのつかない事態になりかねないと思います。

早急に規制の導入を検討すべきであると思います。

そこで、外国人との秩序ある共生社会推進担当であります小野田大臣に、我が国の安全保障の観点から、防衛関係施設周辺や離島における土地等の取得規制、これを早急に導入するとともに、離島についても、特に無所有、所有者がいない離島などについては、国境離島と同様に、やはり領土保全の観点から国有化も検討すべきと考えますが、今後の方針をお伺いします。

答弁者 小野田大臣

小野田大臣。

土地等の取得規制については、御指摘も踏まえて安全保障の観点から、現在「外国人による土地取得等のルールのあり方検討会」において議論いただいているところでございまして、この検討会の議論も踏まえつつ、必要な検討を進めてまいりたいと考えています。

また、今般、本年1月に取りまとめた、先ほどおっしゃっていただいた「外国人の受け入れ共生のための総合的対応策」において、国境離島以外の離島についてプライオリティをつけて実態把握を行い、無主の場合には国有財産化を検討することにしております。

現在、まずは1万4000を超える全国の離島の位置、面積等。

委員長 山下貴司

長谷川淳二君

質疑者 長谷川淳二

続きまして警察行政について2点お伺いいたします。

まず重要施設の警備、具体的には原子力発電所の警備におけるドローンへの対処でございます。

特に原子力発電所については、特別警備部隊が24時間体制で警戒警備を実施されていると伺っていますが、昨年7月に玄海原子力発電所において、光を放つ飛行物体を警備員が目撃されたという事案が発生をしています。

今、ドローンは軍事攻撃に使用され、また飛躍的に飛行速度や最大積載重量などの性能が向上してございます。

やはり原発に急接近するドローンに対して警察の対処が間に合うのか、あるいはドローンに搭載された重機等により、原発が攻撃される危険性はないのかなどですね。

やはり警備上、様々な懸念が生じていると思います。

この原発などの重要施設の周辺300メートルは、小型無人機等飛行禁止法でドローンの飛行が禁止をされ、また今般、飛行禁止区間を週1キロまで広げられる方向で予定していると伺っていますけれども、やはりこの原子力発電所に対する危険の未然防止に万全を期するためにも、法改正も当然必要だと思いますけれども、電力事業者とも緊密に連携をし、急速に高性能化するドローンへの対処が急務であると考えますが、警察による警戒警備の方針について、赤間大臣にお伺いしたいと思います。

答弁者 赤間国家公安委員長

赤間国家公安委員長、お答えいたします。

委員、今ご案内ありました警察では、全国の原子力管理施設において原発特別警備部隊を常駐させて24時間体制で警戒警備を実施しております。

原子力発電所周辺の上空でドローンが発見された場合には、ドローン対処機材を活用し、ドローンによる被害を排除することとしております。

今、委員御指摘の令和7年7月に発生した玄海原子力発電所における事案についてでございますけれども、佐賀県警察において引き続き捜査中であります。

ドローンの可能性は排除できないものの、航空機をドローンと勘違いした可能性が高いものと見られる事案であると承知しておりますが、いずれにせよ、原子力発電所に対する危険の未然防止に万全を期することは重要であるというふうに認識をしております。

この点、令和7年度の補正予算により、警察のドローン対処機材の整備費用が措置された他に、原子力事業者に対しても、警察からドローン対処機材の整備について働きかけております。

原子力発電所等警備連絡会議を活用するなどして、原子力事業者等との連携を図っているものと承知をしております。

加えて本年1月から警察庁において、内閣官房、国土交通省、海上保安庁及び防衛省を交えた関係省庁連絡会議が開催され、新たな技術動向を踏まえた危険なドローン飛行への対処方策についても検討が進められているところでございます。

引き続き、最新のドローン対処機材の整備に努めるとともに、原子力事業者と緊密に連携しながら、対処能力の更なる向上を図り、原子力発電所における警戒・警備に万全を期すよう、警察を指導してまいります。

委員長 山下貴司

長谷川君

質疑者 長谷川淳二

赤間大臣、ありがとうございます。

ドローンを用いたテロが現実の脅威になっている中、警察における原子力発電所等の重要施設における警戒警備に万全を期していただきたいと思います。

時間の都合上、2問を期するとしましたが、1問は後ほどの機会ということで、赤間大臣、ご答弁されて結構でございます。

それでは最後に、行政改革担当大臣であります松本大臣に、内閣官房、内閣府の振り分けについてお伺いをいたします。

私、ちょうど10年前に内閣官房の官房副長官公室の参事官を務めておりました。

当時もその時々の重要課題に対応するために、省庁横断的な会議を立ち上げたり、あるいは分室を立ち上げたりしましたけれども、やはり内閣官房は内閣総理大臣を直接補佐する組織であり、また内閣府は内閣官房を助けて国政上重要な具体的事項に関する比較調整を行うと、大変重要な役割になっていますので、どうしても仕事が内閣官房、内閣府に集まる傾向がございました。

平成27年、今から10年ほど前に内閣官房の6つの業務を内閣府に移して十の業務を内閣府から関係する。

申し合わせの時間が経過しておりますので、完結するわけです。

そうしたスリム化法が実施されました。

やはりその内閣官房、内閣府の肥大化はまだまだ継続していると思います。

高市総理の掲げる重要な政策課題に、内閣官房、内閣府から機動的に対応するためにも、やはり内閣官房、内閣府の業務について、不断の見直しが必要ではないかと思いますが、松本大臣の見解をお伺いします。

答弁者 松本大臣

松本大臣、委員がおっしゃるとおりです。

もう既に平成27年に内閣官房、内閣府見直し法において、今言った業務の縮小というか統合整理ですね。

これが進められているところでございまして、実はこれがスタートした法律が。

すみません。

申し合わせの時間を作っております。

もう既に平成28年4月から9事務がこれ全部で7つのところに移管をされました。

あとちょっとだけ。

令和3年にIT戦略室がデジタル庁になっています。

それから令和5年に最新で子ども政策が子ども家庭庁ができたりとか、いろいろとそういうふうなことは進んでいるということです。

今般存知する全122の会議についても、今見直しを行っているところですので、委員ご指摘のとおりしっかりとスリム化をして、内閣官房、内閣府がしっかり仕事ができるように進めてまいりたいと思います。

ありがとうございます。

以上で終わります。

ありがとうございました。

委員長 山下貴司

午後1時から委員会を再開することとし、この際休憩いたします。

いいですか。

説明して、一番近くまで、結構近くまでで写真撮れますから。

撮れる場所でございます。

ありがとうございます。

休憩後に続き会議を開きます。

質疑を続行いたします。

委員長 山下貴司

野村美穂君。

野村君。

質疑者 野村美穂

国民民主党の野村美穂です。

日本の真ん中に位置する犬みたいな形をしている岐阜県で、大垣市を中心とする岐阜二区を活動拠点として、2月に初当選をさせていただきました。

今日は私にとっての初質問になります。

とても緊張しておりますが、よろしくお願いいたします。

それでは大きく6項目について16点質問いたします。

まずはじめに男女共同参画と女性活躍について3点お尋ねします。

木原大臣は所信表明で男女共同参画と女性活躍について冒頭で述べられました。

政策を進めていく上での優先順位が高いということの表れではないかと感じました。

改めて男女共同参画と女性活躍についての大臣の意気込みをお尋ねしたいと思います。

答弁者 木原大臣

はい、木原大臣。

はい、木原大臣。

女性活躍、男女共同参画、大変重要な課題でありまして、私も大臣として尽力して参る所存でございます。

政府においては、この度決定いたしました第6次男女共同参画基本計画に基づきまして、あらゆる分野における意思決定への女性の参画拡大、そして女性特有の健康課題への対応、犯罪・性暴力、DV等への対応の充実、女性が活躍でき、暮らしやすい地域づくりなどの取組を進めていくこととしております。

また今月1日には男女共同参画機構が発足したところでありまして、機構がしっかりと支援をし、全国各地の男女共同参画センターに地域の女性活躍、男女共同参画社会の実現に貢献する機能強化を行っていただけるよう取り組んでまいる所存でございます。

委員長 山下貴司

野村君。

質疑者 野村美穂

はい、ありがとうございました。

大臣のその思いをしっかり地域の方にまでその温度感を届けていただきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

2点目です。

女性特有の健康課題への対応についてお尋ねします。

経済産業省の推計では、1、月経の症状、2、更年期症状、3、婦人科のがん、4、男女双方の課題としての不妊治療ということで、職域での対応が期待される4項目と言われる健康課題による労働損失等の経済損失は、社会全体で年間3.4兆円と推計されています。

男女共同参画局が考えている女性特有の健康課題とは、どのようなものを具体的に認識されているのでしょうか。

また、なぜその課題を解決しなければならないのか。

それをどのように解決しているのか。

解決していくお考えなのでしょうか。

お尋ねします。

政府参考人 内閣府岡田男女共同参画局長

内閣府岡田男女共同参画局長、お答え申し上げます。

今、先生がおっしゃったように、いろいろな様々な疾病がございますが、男女それぞれに特有な病気があり、また、罹患する年齢も男女で異なるなどの状況がございます。

例えば、同じグラフ、私ども数字で見ておりますけれども、先ほど先生がおっしゃった、月経ですとか、不妊、子宮内膜症などは、女性に特有の病気でございます。

これは、比較的若い世代から罹患されるものが多くなっております。

同じがんでありましても、例えば、前立腺などは、男性の場合は、比較的年齢が重ねられてからかかるということもございますように、今申し上げましたように罹患数、年齢も男女で異なるという状況があります中で、男女が互いに性差に応じた健康について理解を深めつつ、男女の健康を生涯にわたり、包括的に支援すること、また、性差医学に基づく健康を支援することが重要な課題であると考えてございます。

このため、6次男女共同参画基本計画のきました。

委員長 山下貴司

野村君。

質疑者 野村美穂

続いて3点目です。

男女共同参画基本計画は、今後5年間のジェンダー平等政策の方向性を左右する重要な計画です。

第6次計画は、専門調査会において約1年にわたり審議が行われ、意見募集や公聴会を経て成立されてきたと承知しております。

木原大臣は、所信表明の中で、先ほども述べられましたけれども、性犯罪、性暴力等への暴力を容認しない社会基盤の形成と、被害者支援の充実、女性が活躍でき、暮らしやすい地域づくりなどの取組を着実に実行してまいりますと述べられました。

私は被害者支援の充実だけにとどまらず、より具体的に加害者を生まないようにすべきではないかと考えているところです。

第6次男女共同参画基本計画の第6分野、「ジェンダーに基づくあらゆる暴力を容認しない社会基盤の形成と、被害者支援の充実」の中には、性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターにおける関係機関との連携体制構築の基盤整備をしている都道府県を、現状の30都道府県から全国47都道府県に広げるための目標が掲げられています。

しかし、その達成期限が2030年4月では遅すぎるのではないでしょうか。

関係機関との連携体制があるからこそワンストップ支援センターの機能が効果的に発揮できるのではないかと思いますので、より充実した体制を進めていくためにも、1年以内、2年以内と目標期限を繰り上げる必要があると考えますが、いかがでしょうか。

答弁者 木原大臣

木原大臣。

ご指摘のとおり、ワンストップ支援センターの質の向上のために、

委員長 山下貴司

野村君。

質疑者 野村美穂

はい、ありがとうございます。

ぜひ課題を共有していただきながら、なぜ設置が進まないのかという理由も分析をしてお願いしたいと思います。

続いて4点目です。

性犯罪被害者支援の予算について質問いたします。

内閣府の令和8年度予算を見てみますと、女性活躍男女共同参画の推進の予算が、昨年の15億600万円から21億900万円に増え、男女共同参画機構の設立及び男女共同参画センターの機能強化について約6億円の予算が付けられたことは大変喜ばしいことだと思っております。

しかし、性犯罪・性暴力被害者支援の推進についての予算は5億1500万円から4億8500万円に減少してしまいました。

私は岐阜県議として5期19年活動してまいりました。

その中で2015年の岐阜性暴力被害者支援センターの開設には深く関わることができました。

そこには、性暴力被害に遭った方々、県内の被害者支援を長年続けてきた産婦人科の先生方や警察関係者のほか、多くの方の熱意が支援センターの設置につながったということを見てきました。

そのような中で、被害者支援のために待機をしている産婦人科の話を伺いますと、昼間の待機時間に対しては報酬はありましたが、平日夜の待機に対しては、なんと一晩一回2,000円でした。

けれども令和7年度より5,000円になったそうです。

もちろん対応をすればその分の報酬は上乗せされるということなんですけれども、それでもこの実態は産婦人科の善意に頼るところが大きくて、支援の強化とはとても言えないと思います。

このような実態を踏まえ、具体的な被害者支援センターの基盤強化について御説明をお願いいたします。

政府参考人 内閣府岡田男女共同参画局長

内閣府岡田男女共同参画局長。

お答え申し上げます。

内閣府では、性犯罪・性暴力被害者支援を推進しますため、性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターを設置運営しています都道府県等に対しまして、性犯罪・性暴力被害者支援のための交付金、先ほど委員もお指摘になりましたけれども、交付金によりまして、センター運営の安定化、支援の質の向上のための取組等に要する経費を補助させていただいております。

各都道府県等に相談支援体制の充実を図っていただくべく、毎年度必要な予算の確保に努めまして、各都道府県等に活用を促しているところでございます。

この交付金では、都道府県等が相談員等の処遇改善に要した経費や、連携協力する医療機関における支援環境の整備に要する経費として、支援に携わる医療機関への負担金や医師への謝金についても交付対象としておりまして、これにより医療的支援を含めた各地域における性犯罪・性暴力被害者支援の充実を図っているところでございます。

引き続き都道府県等への必要な情報の提供等を通じまして、交付金をさらに活用いただけるように促してまいりたいと存じます。

委員長 山下貴司

野村君。

質疑者 野村美穂

ありがとうございました。

続いて5点目です。

性犯罪の被害者をなくすためには、加害者をなくすことが重要です。

ぜひ、加害者をなくすためにどうすべきかということに重点を置いて、対策の構築をお願いしたいと思います。

犯罪被害も性別を問わず低年齢化しています。

若者、子どもへの被害予防、事件化の防止対策をどのようにお考えでしょうか。

また、どのように進めていかれるのでしょうか。

政府参考人 岡田男女共同参画局長

岡田男女共同参画局長。

お答え申し上げます。

性犯罪・性暴力は、個人の尊厳を著しく踏みにじる重大な人権侵害でございます。

政府といたしましては、第6次男女共同参画基本計画等に基づきまして、改正刑法等の趣旨内容の周知徹底、性犯罪への厳正かつ適切な対処、刑事施設及び保護観察所における性犯罪者処遇プログラムの実施等の施策を確実に実行するとともに、性犯罪、性暴力が重大な人権侵害であること、同意のない性的行為は性暴力であるという認識が社会全体で共有されるように、関係省庁が連携いたしまして、毎年4月の若年層の性暴力被害予防月間などを通じて強力に啓発を推進しているところでございます。

引き続き関係省庁において連携いたしまして、加害の防止、被害者支援の充実、教育啓発の強化等を進めてまいりたいと考えております。

委員長 山下貴司

野村君。

質疑者 野村美穂

はい、ありがとうございました。

続いて6点目の質問です。

木原大臣は、所信の中で全国の男女共同参画センターにおいて男女共同参画社会基本法に定められた役割が十分に果たされるようガイドラインの周知等に取り組んでまいりますと述べられていますが、どのような手法で周知をされるのでしょうか。

全国のセンターの設置が進んでいない理由をどのように分析し、今後どのように設置を促していかれるのでしょうか。

各自治体に対して通知を出す際には、通知だけでなく、ぜひ対面で説明や検討を一緒に進めていただき、温度感を大切にしていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。

政府参考人 岡田男女共同参画局長

岡田男女共同参画局長。

お答え申し上げます。

地域における女性活躍、男女共同参画社会の実現のためには、男女共同参画センターが各地域それぞれの課題に応じてその役割を十分に発揮することが必要でございます。

昨年6月の男女共同参画社会基本法の改正によりまして、男女共同参画センターは、関係者相互間の連携、協働を促進するための拠点としての機能として、同法に位置付けられたところでございます。

これを踏まえまして、本年4月に設立されました男女共同参画機構におきまして、各地の男女共同参画センターが十分に法定の役割を果たせるように、地域におけるネットワーク形成の支援、人材育成のための研修プログラムの提供などに取り組んでいくこととしております。

本年1月に策定いたしました男女共同参画センターの業務及び運営についてのガイドラインの周知等に取り組んでまいりたいと考えております。

このような取組を通じまして、地域における諸課題の解決に取り組む各地の男女共同参画センターを強力に支援しますことによりまして、女性が活躍できて、暮らしやすい地域作りを後押ししていきたいと考えております。

委員長 山下貴司

はい、野村君。

質疑者 野村美穂

続きまして大きく2項目目として障害者施策についてお尋ねします。

大臣所信の障害者施策については、「第5次障害者基本計画に基づく各種施策を推進するとともに、障害者に対する偏見や差別のない共生社会の実現に向けて令和6年末に取りまとめた行動計画を着実に実行し、政府一丸となって取り組んでまいります」の部分についてお尋ねをします。

現状、障害者に対する偏見や差別がまだまだ解消されていません。

政府一丸となって取り組むという大変熱い思いを伺い、力強さを感じました。

私は、ハンセン病患者の強制隔離を定めたらい予防法について特別な思いがあります。

この法律が廃止されて4月1日で30年となりました。

新聞報道によりますと、回復者の方々が暮らす全国にある14の療養所には、今もなお1万7000柱を超える遺骨が安置されているそうで、多くの方々が家族のもとに帰ることができていない現実があります。

遺骨の引き取りが進まない現状は、社会から差別がなくなっていない実態を示している表れではないでしょうか。

なぜ障害者に対する偏見や差別が生まれたのかということをどのように認識をされているのでしょうか。

また、どのように政府一丸となって取り組まれるのでしょうか。

答弁者 木原大臣

木原大臣。

政府におきまして、旧らい予防法に係る最高裁判所の判決を受けまして、その反省から一昨年末、障害者に対する偏見や差別のない共生社会の実現に向けた行動計画を策定しました。

この計画においては、特定の疾病や障害のある方に対する郵政上の知見からの偏見や差別をはじめ、障害のない人を基準として障害のある人を劣っているとみなす態度や行動と決別しなければならないと明記しているところでございます。

計画の策定に当たっては、障害者当事者からのヒアリングを行いました。

障害のある方への偏見や差別をなくしていくには、障害のある人とない人が対等な立場で関わる場を社会において当たり前のものとするということ、そして障害に関する正しい知識を得られるようにすることが重要であるという問題意識が示されました。

行動計画においては、これに基づきまして心のバリアフリーに向けた取組を強化しまして、学校教育や企業等における取組等を取り上げているところでございます。

社会全体で取組が進むよう、行動計画のフォローアップをしっかりと行いながら、政府一丸となって取組を進めてまいりたいと考えております。

委員長 山下貴司

野村君。

質疑者 野村美穂

ありがとうございました。

ぜひ強く進めていただくようにお願いをいたします。

木原大臣は御答弁。

ここまでで。

木原大臣、お答えさせていただきます。

ありがとうございました。

続きまして国家公務員制度について2点お尋ねします。

次に松本大臣にお伺いいたします。

松本大臣は所信の中で、国家公務員制度については職員が働きがいを持てるよう働き方改革や人材育成を進めるとともに、行政DXを後押ししつつ、効果的・効率的な体制づくりを進めるなど、優秀で多様な人材から選ばれる職場とするための取組を進めますと述べられました。

公務のブランディングややりがいの可視化を打ち出していますが、公務員や独立行政法人及び特殊法人等の職員の労働組合から構成される公務労協の大規模調査、有効回答7,300人では、職場の要員不足への不満58%、これが最も高いんです。

賃金水準への不満45.5%、4割超が継続しています。

民間より賃金が低いと感じる。

長谷川淳二君、公務のブランディングと現場実態の乖離があるということではないでしょうか。

人事院は国家公務員の働きがいを高める施策として、公務のブランディングやイメージ発信を強調しています。

しかし、公務労協の2025年度調査では、職場の要員状況に不満を持つ職員が58%、賃金水準に不満を持つ職員が45.5%に上り、さらに人員、働き方という実質的政策で、どのように担保していくのか、大臣の認識をお尋ねします。

答弁者 松本大臣

松本大臣。

ありがとうございます。

国家公務員については、本当にこれから人手不足になる中において、いかに優秀な人材を獲得するか、これは民間とのある意味競争になりつつあります。

もう既になっていると思います。

そういう意味でしっかりとアピールをしていかなきゃいけないなというふうに思っていて、その意味で公務ブランディングというのは必要だと思います。

ただ、今お尋ねのように、公務ブランディングだけで物事が解決するような甘いものじゃないというのは僕はよくわかっておりますので、今の人事、例えば人事評価のお話が今27%ということがありました。

評価については次の質問でまたお話ししたいというふうに思いますけれども、我々のこの公務員の働き方改革職員アンケート、これは全部で6万3,000円ぐらいの対象標本数があるんですけれども、やはり周囲から自分の仕事が認められることとか、あるいは自分の仕事が国民社会の役に立っている実感があるとか、成長する機会、実感があるとか、そういったやはり自分自身の承認に対する承認要求とか、自分自身がどれだけ高めていくかというところにものすごく関心が高くなっているということがございます。

従って、そういったところに、せっかくのアンケートの結果ですから、そういったところに注力しながら人事評価をしていくということは必要だろうというふうに思っています。

故に今後、例えば評価の上ではポジティブフィードバックを進めていくとか、そもそも国家公務員の中では、そういった文化が非常に少ないだろうというふうに思っています。

私も前職の時にいろんな研修会みたいなのをやりますけど、今は基本的にポジティブフィードバックというのは当たり前のことなので、そういったことを積極的に上司が部下に対してやっていくということはやらなきゃいけないし、一方でもっと物理的な話でいくと、生成AIなどを導入して業務をより簡単に簡便にやっていけるような、そういう環境を整えていきたいというふうに思っています。

ですから結論から言えば、ブランディングだけじゃなくて中身をしっかりと固めていくということは、私も一生懸命伝えながら進めていきたいというふうに思っています。

ありがとうございます。

委員長 山下貴司

野村君。

質疑者 野村美穂

次に人事評価制度と働きがい、モチベーションの関係についてお尋ねします。

国家公務員の人事評価制度について、先ほどの公務労協の調査では、制度が公正、公平だと感じる職員は一定数いる一方で、評価が仕事のモチベーションにつながっていると答えたのは26.8%にとどまっています。

さらに評価結果についても、昇進昇給への反映は程々にすべきとする回答が6割を超えており、評価が必ずしも信頼や納得感を伴っていない実態が示されています。

このような状況を踏まえ、政府は現在の人事評価制度が国家公務員の働きがいや成長意欲の向上に本当に資するものになっていると認識されているのでしょうか。

また、評価制度を形骸化させず、人材育成や職員の定着につなげていくため、どのような見直しや改善を検討されているのか、大臣の見解をお伺いします。

答弁者 松本大臣

松本大臣。

人事評価制度についての御質問でございました。

令和3年、4年にこの人事評価制度を改定をしております。

例えば、評価区分を5から6にする。

多分ですね、これはその時は僕は知らないんですけど、5にすると大体3に集まるんですよね。

あんまり評価としてはですね、正しくないんです。

やり方はそういうふうにも言われてます。

NHKのアンケートもそうなんですけど。

ですからそれが6になって、今、「卓越して優秀」「非常に優秀」「優秀」「良好」「やや不十分」「不十分」と、こんなふうになっています。

こうやって細分化することによって、より緻密な、精緻な。

評価ができるようにしようというのが一点。

それから能力評価、業績評価というふうに、実際に何をやったか、何をやってくれているかということ、この人はどういった能力を基本的にポテンシャルとして持っているか、そういったことを合わせて評価をするようにしているということで、これが令和4年の10月からスタートしていますから、まだこれの評価方法がうまくいっているかどうかというのは、もうあと数年見てみる必要があると思います。

毎年変えても、去年どうだったかと今年で評価方法が変わると、その評価方法そのものの評価にもなりませんから、もうちょっとお時間をいただきたいなと思いますけれども、今、委員がご指摘のように、決して形骸化させないということが大事なので、適宜こうやって見直ししながら行くということは努めてまいりたいと思います。

ありがとうございます。

委員長 山下貴司

野村君。

質疑者 野村美穂

大臣、ご答弁ありがとうございました。

ここでご退席をいただいて構いませんので。

松本大臣はご退席をいただいて。

ありがとうございました。

どうやら何か早口で話しすぎて「2倍ゆっくり」というメモが回ってきましたので、少しゆっくりめに質問をさせていただきたいと思います。

次は消費者庁について3点質問をいたします。

職場におけるハラスメントは依然として深刻な問題となっています。

令和5年度の厚生労働省の調査によれば、過去3年間にハラスメントの相談があった企業の割合は、パワーハラスメントが64.2%、セクシャルハラスメントが39.5%、さらに顧客等からの著しい迷惑行為、いわゆるカスタマーハラスメントも27.9%に上っております。

こうした状況を踏まえ、2025年6月の法改正では、カスタマーハラスメントに対する事業主への措置義務に加え、職場におけるハラスメントを行ってはならないことについて、国民の規範意識を醸成するために、国が啓発活動を行う責務が定められました。

しかしながら、既に措置義務が課されているパワーハラスメントやセクシャルハラスメントについても依然として課題があり、事業主の措置義務だけでは不十分な状況です。

施策の実効性を確保する観点からも、自治体のカスハラ条例制定などの地域間格差や中小企業の措置義務徹底も含め、日本社会全体でハラスメントの根絶に向けた理解の促進と行動変容を伴う取組の強化が不可欠です。

そこで1点目です。

消費者庁のカスタマーハラスメント対策についてお尋ねします。

消費者庁において、適切な苦情の伝え方やカスタマーハラスメントに該当する行為の周知など、国民の規範意識の醸成に向け、今後どのように啓発活動及び消費者教育を進めようとされているのでしょうか。

また、厚生労働省をはじめとする関係省庁とどのように連携し、施策の実効性を確保していく予定なのでしょうか。

政府の方針も併せてお尋ねします。

政府参考人 消費者庁、小原審議官

消費者庁、小原審議官。

お答え申し上げます。

消費者が事業者に適切に意見を伝えることは、事業者の提供する商品やサービスの改善を促すことにつながるものであります。

消費者市民社会の形成を目指す消費者教育の理念にも沿ったものと考えております。

一方で、消費者から従業員等への行き過ぎた言動が見られることも踏まえ、消費者が自立した責任のある行動を通じて社会的な役割を果たしていくことができるよう、消費者教育を推進していくことが重要であると認識しております。

このため、消費者庁では、具体的な取組として、消費者向け啓発プランや啓発冊子を作成し、消費者庁のSNSやホームページに掲載する等により、広く消費者に周知啓発を図っているところでございます。

また、従業員向け教育研修プログラムに、消費者と事業者が相互に適切に意見を伝え合うことの重要性などを盛り込み、その活用を推進しているところでございます。

加えて、厚生労働省等との関係省庁と連携し、連名によるポスターの作成、公表や、政府広報オンラインによる情報発信等も行ってまいりました。

消費者庁としては引き続き、厚生労働省や業所管省庁など関係省庁との連携を深めつつ、カスタマーハラスメント防止のための消費者への周知啓発を推進してまいります。

委員長 山下貴司

野村君。

質疑者 野村美穂

ありがとうございました。

続いて2点目です。

消費者庁の消費者の安心・安全の確保、地方消費者行政の推進等を図るための予算144億400万円が計上されていました。

地方消費者行政の推進をどのように進めていくのでしょうか。

私はその中でも消費者ホットライン「188(いやや)」の存在がとても大きな役割を果たすのではないかと思っています。

消費者の人たちがまずはこの「いやや188」という番号を覚えて、すぐに相談できる体制を1人でも多くの人に周知することが必要だと思っています。

こういった相談窓口があるだけでは機能しません。

これは相談をされる方々のところに届いてこそ機能するものだというふうに考えています。

現状の消費者ホットラインの相談件数やどのような相談が多いのか、またさらにその機能を強化するために消費者センターの課題をどのように認識をされているのでしょうか。

地方相談員は足りているのかどうかも含めてお尋ねします。

政府参考人 消費者庁、小原審議官

消費者庁、小原審議官。

お答え申し上げます。

消費者ホットライン188等を通じまして、全国消費生活センター等に寄せられる消費生活相談件数は、年間90万件程度となっております。

高齢化等が進む中で、消費者被害を漏らすることのないように、地域の様々な皆様が、消費者トラブルへの意識を持ち、被害に気づいた際には消費生活センターにつないでいただくことが重要であると考えております。

このため、相談先として消費者ホットライン188や消費生活センター、消費生活相談員について広く周知していくことが必要であるというふうに認識をしております。

このため、消費者庁においては消費者ホットライン188の周知広報施策としてバナー広告の配信やスポーツスタジアムでの動画放映、イベントを通じた啓発活動等に取り組むとともに、委員御指摘の地方消費者行政強化交付金等を通じまして、地方公共団体が188や消費生活センターの周知啓発を行う取組の支援などを実施しているところでございます。

引き続き、あらゆる機会を捉えて、消費者ホットライン188や消費生活センターの周知に努めてまいります。

委員長 山下貴司

高山君。

質疑者 野村美穂

はい、ありがとうございました。

今、胸元にバッジをつけていらっしゃったかと思うんですけれども、188のキャラクターの「イヤヤン」と言うそうですが、そういったキャラクターの発信も含めて、世代を問わず、とにかく一人でも多くの方に届くようにPRをお願いします。

続きまして、残念ながらこの188ですけれども、通話料も発生することもあって、なかなか認知度が高いとは言い難いのではないかと思います。

内閣府政府広報のインスタのことを知りまして、最近フォローをいたしました。

このインスタ用のショート動画がとてもわかりやすく簡潔にまとまっていて参考になりましたので、思わず再投稿をポチッと押してしまったところですけれども、フォロワーがもっと増えるといいのにと思いながら、このお役立ち情報をこちらからもらっております。

このような周知方法を消費者庁も取り入れてはいかがでしょうか。

政府参考人 消費者庁、小原審議官

消費者庁、小原審議官。

お答え申し上げます。

委員御指摘の政府広報等、さまざまな機会を捉えまして、我々としては関係省庁とも連携しながら、188の周知広報に努めておるところでございます。

その周知広報を繰り返しになりますけれども、例えばバナー広告等、やはりさまざまな世代の方に届くように広報を通知したりとか、あるいは、例えば消費者、この188のイメージキャラクターである188、これをバッジをつけてこうつけておりますと、「これはどういう意味なの?」と聞かれることをもって188の周知につなげると、さまざまなやり方をしております。

また、先ほど委員からご指摘をいただきました地方消費者行政強化交付金の中で、各自治体の皆様がさまざまな周知活動に取り組んでいただいておるところでございます。

国としても公共団体の皆様と連携しながら、さまざまな通知ツールを使って広報に努めてまいりたいというふうに考えております。

委員長 山下貴司

野村君。

質疑者 野村美穂

よろしくお願いいたします。

それでは大きく4項目目として、昭和100年の記念式典についてお尋ねします。

4月29日には昭和100年記念式典が行われますが、関連施策とはどのようなものを指すのでしょうか。

また、どのような思いで、なぜ昭和100年記念式典をする必要があるのか、国民に共有することが大切だと思いますが、いかがでしょうか。

政府参考人 内閣府大臣官房昭和100年記念式典準備室長

内閣府大臣官房昭和100年記念式典準備室長。

お答えいたします。

昭和100年記念式典は、令和8年に昭和元年から起算して満100年を迎えることを記念し、政府主催により本年4月29日の昭和の日に日本武道館において挙行するものであります。

激動と復興の昭和の時代を振り返り、将来に思いを致す機会となるよう準備を進めてまいりたいと考えております。

委員長 山下貴司

野村君。

質疑者 野村美穂

はい、ありがとうございました。

続いて大きく5項目目として、ギャンブルと依存症対策の推進についてお尋ねします。

ギャンブル依存症は個人の問題ではなく、社会問題として捉えるべきだと思います。

本人だけでなく家族の方も悩んでいて、とても家族の間で解決できるものではありません。

そこには多重債務などの貧困の問題、虐待、自殺などの問題も潜んでいます。

社会全体で、また医療などの専門機関が支えることが重要です。

赤澤大臣も所信の中で、「ギャンブル等依存症対策推進基本計画に基づき、関係省庁と連携しながら取組を推進してまいります」とおっしゃいました。

どのように取組を推進されるのか、具体的にお答えください。

答弁者 赤澤大臣

赤澤大臣。

野村委員にお答えいたします。

さらには一人、また家族で悩まずに相談機関、結びにつなげること、これが重要である、等々を周知する、これが肝要だというふうに思っております。

あわせて、近年、公営競技をはじめとするギャンブルのオンライン化、これに伴って医療相談現場において、赤い車体。

若年層からの相談が増加しているとの指摘、こういったものもございます。

こうした中で、今お話にありましたギャンブル等依存症対策推進基本計画において、動画を中心にSNSとインターネットを活用するなど、若い方々、その世代をターゲットとした普及啓発、これを強化することとしております。

引き続き依存症によって不幸な状況に陥る方がなくなるよう、また国民生活全体が健全なものとなるよう、そういったことを実現するために基本計画に基づいて、取組を各省庁、また事業者等々と連携しながら、着実に実行してまいりたい、そういうふうに思っております。

委員長 山下貴司

野村君。

質疑者 野村美穂

ありがとうございました。

予防、相談、そして治療という復帰という部分で一連の流れがスムースに進むように、そしてまた地域の格差が生まれないように、ぜひ取組をしっかり進めていただきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

そして最後です。

大きく6項目目として、世界一安全な日本について3点お尋ねをします。

大臣は、世界一安全な日本を実現するため諸施策を強力に推進しますと明言されました。

犯罪の種類も規模も多様化し、安全安心の社会というのは当たり前にあるものではなく、たくさんの知恵と努力の結晶で築き上げるものだと感じています。

大臣がお考えになられる安全安心の社会とはどのような社会でしょうか。

答弁者 木原官房長官

木原官房長官、お答えいたします。

まず、現状の我が国のいわゆる犯罪情勢について申し上げさせてもらえれば、まさに厳しい状況にあるという認識でございます。

より具体的に申し上げれば、平成15年から令和3年まで一貫して減少してきた刑法犯の認知件数でございますが、令和3年から4年連続で前年を上回る。

また、昨年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大前である令和元年を上回る状態となっております。

中でも匿名流動型犯罪グループ、これが特殊詐欺をはじめとした多くの事案に関わり、その収益を有力な資金源としている実態がある中、令和7年中の詐欺の被害額が4,000億円を上回るなど、極めてまさに深刻な状況であると。

長谷川淳二議員、対処して、世界一安全な日本、これを実現するため、関係省庁等々とも連携をしつつ、警察機能を最大限発揮して、国民の期待と信頼に応えていくよう、警察をしっかり指導してまいりたい、そう思っております。

委員長 山下貴司

野村君。

質疑者 野村美穂

ありがとうございます。

よろしくお願いいたします。

続きまして、今先ほども触れていただきましたけれども、令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資ロマンス詐欺の被害は認知件数、被害額も過去最高となったそうですが、この予防策の一つにタイムリーな情報発信等、官民が一体となった被害防止対策を推進するとあります。

このタイムリーな情報発信はとても効果があると思います。

基本的にどのような方法で情報発信を考えていらっしゃるのでしょうか。

これは、はい。

政府参考人 警察庁、山田生活安全局長

警察庁、山田生活安全局長、お答えいたします。

特殊詐欺等を予防するために、関係機関、団体とも連携をしながら、その被害防止対策を講じていくということは大変重要なことであり、現在、全国警察が一丸となって取り組んでいるところであります。

その上で官民連携施策として、例えば民間事業者の最新の技術やノウハウを活用して開発をしたスマートフォンへの国際電話を遮断するなどの機能を有する特殊詐欺対策アプリを警察庁推奨アプリとして認定し、関係機関・団体と連携しながら普及促進に努めるとともに、このアプリなどにおいて特殊詐欺の最新の手口などの防犯情報を発信しているところでございます。

また青少年などがことの重大性を認識することなく、いわゆる闇バイトにアルバイト感覚で応募し犯罪に加担することのないよう、若年層に向けて非行防止教室などを通じて検挙事例、トラブル事例等を交えながら具体的な情報発信を行っているところであります。

さらに、いわゆる闇バイトに申し込みをしてしまったものに対しましても、相談の総合窓口として全国統一番号の警察相談専用電話シャープ9110番を周知をしているところであります。

今後とも、匿名流動型犯罪グループによる犯罪被害の防止、また特殊詐欺の予防に向けて、効果的な広報啓発活動を含め、民間との連携も深めつつ、必要な取組を推進してまいりたいと考えております。

委員長 山下貴司

野村君。

質疑者 野村美穂

ありがとうございました。

よろしくお願いいたします。

それでは最後です。

大臣にはぜひ犯罪被害者施策全体を取りまとめる司令塔として取組を強化してほしいと思っております。

特に人身安全関連事案と呼ばれるストーカー、配偶者からの暴力、児童虐待などの事案への対処へのよりスピーディーな対応と、より深い寄り添い方の対応をお願いをいたします。

現状の課題認識と今後の対策についてお尋ねをします。

政府参考人 警察庁山田生活安全局長

はい、じゃあまず、警察庁山田生活安全局長、お答えをいたします。

令和7年中の人身安全関連事案への対応状況については、ストーカー事案の相談等件数や、児童虐待事案の通告児童数が引き続き高い水準で推移をしております。

また、配偶者からの暴力事案等の相談件数が過去最多となるなど、事案をめぐる状況は厳しいものと認識をしております。

これらの人身安全関連事案については、川崎市内におけるストーカー事案等に関する昨年9月の検証結果を受けまして、警察庁から発出された通達に基づき、現在各都道府県警察において警察本部に司令塔となる幹部職員を配置し、一元的な対処を行うための体制を確立するとともに、各種マニュアルの整備、研修の充実を図っているところであります。

今後、先般3月10日に改正ストーカー規制法が全面施行されたところでありますが、こうしたストーカー規制法をはじめ各種法令を適時的確に運用し、また重大事件への発展を未然に防止するための取組を推進しているところでありまして、引き続き被害者の安全確保を最優先とした組織的な対処を確実に実施してまいります。

委員長 山下貴司

野村君。

質疑者 野村美穂

これで質問を終わります。

すみません。

勝手が分からず、大臣のご退席をということを促せなくて大変申し訳ありませんでした。

ご清聴ありがとうございました。

委員長。

委員長 山下貴司

川君。

質疑者 川裕一郎

参政党の川裕一郎です。

私たち参政党は、国民が主役の政治、そして日本人ファースト、反グローバリズム、自立自尊の日本を掲げております。

この30年、グローバル企業と金融市場の論理を優先してきた結果、日本の地方や中小企業、一次産業は疲弊し、家族や地域コミュニティは崩れ、そして、日本人が自分の国を十分守る力が弱められてきました。

安全保障の分野においても、経済、情報、サイバーといった見えにくい領域で、日本人の主権と、そして自由が静かに削られているのではないか。

こうした強い危機感を、私たち参政党は共有しております。

本日は、この国は誰のものなのか、政策の受益者は本当に日本人なのか、という視点を踏まえ、木原官房長官並びに担当大臣、それぞれの所信について質問をさせていただきます。

はじめに、いわゆる安全保障関連3文書について、ごく簡単に整理をしておきたいと思います。

ここで申し上げる3文書とは、国家安全保障戦略、国家防衛戦略、そして防衛力整備計画の3つであり、日本がこれからどのような危機に備え、どのような防衛力を持ち、どのように国を守るか、その基本方針を大まかな道筋を示す、いわば日本の安全保障の設計図といえます。

官房長官の所信では、この3文書を当初の想定より前倒しで改定するという方針が示されました。

これは日本の安全保障の大枠を予定より早く見直すという大きな決断であり、その意図と中身について国民に対して丁寧な説明が必要だと考えます。

私は現行の3文書が必ずしも日本の主体性を軸にした安全保障となっていない、そういう強い意識を持っており、その意味で前倒し改定は一つの機会になると考えております。

その観点から、以下質問いたします。

第一に、前倒し改定の意図についてです。

所信では前倒しで改定するとだけ記されており、なぜ今このタイミングで前倒し改定が必要なのか、その十分な説明が語られていません。

そこで伺います。

今回3文書を前倒しで改定とするに至った最も大きな理由は何でしょうか。

国際情勢の変化なのか、現行の3文書の運用上の問題なのか、同盟国からの要請なのか、それとも防衛費や財政の面から見直しが必要だったのか、官房長官として何を最大の原因として見ているのか、まずお答えください。

答弁者 木原官房長官

木原官房長官。

木原官房長官。

現行の3文書を前倒し改定する理由というご質問でございましたが、現行の3文書を策定したのは2022年になります。

その2022年と現在を比べてみると、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序への挑戦が勢いを増すとともに、インド太平洋では中国、北朝鮮のさらなる軍事力の増強、また、中露や露朝の連携強化が見られます。

また、各国はロシアによるウクライナ侵略を教訓に、無人機の大量運用を含む新しい戦い方、また長期戦への備えを急いでおります。

そういった安全保障環境の変化がさまざまな分野で加速度的に生じているのが現状ではないかなと思います。

こうした急速な変化に適切に対応し、強い覚悟を持って我が国の独立と平和、国民の命と平和な暮らしを守り抜くために3文書を改定し、現実的で強靭な安全保障政策を前に進めていく必要がある。

そのような考えから前倒しを検討しているところであります。

委員長 山下貴司

川君。

質疑者 川裕一郎

ありがとうございます。

急激な状況の変化ということと、外的な要因もかなりあったと思います。

その中で、今回そういう前倒しの改定に至ったことに関して、これは政府としての判断であったのか、それとも外的な要因が何かあったのか、そのこともお聞きをしたいと思います。

答弁者 木原官房長官

木原官房長官。

木原官房長官。

もちろん、この3文書の改定というのは我が国が主体的に変えていくというものであります。

委員長 山下貴司

川君。

質疑者 川裕一郎

ありがとうございます。

第二に、改定時期とスケジュールに関してお聞きします。

前倒し改定の方針自体は所信で示されていましたが、いつまでにどのような段取りで改定を行うかが具体的に記されておりません。

安全保障の基本文書を改定するということは、防衛力整備の計画、防衛産業の見直し、外交方針、さらには財政運営まで広く影響を与える決定だと思います。

いつまで現行方針で走り、そしていつから新しい方針に切り替えるのか、それが見えなければ、現場も国民も判断のしようがありません。

そこで伺います。

何年のどの時期までに改定案の骨格をまとめ、いつ頃までに新たな三文書として閣議決定をすることを目標としているのか、現時点での改定時期とスケジュール感をできる限り具体的にお示しください。

答弁者 木原官房長官

木原官房長官。

先ほど申し上げたように、安全保障環境の急速な変化には適切に対応していかなきゃいけません。

強い覚悟を持って我が国の独立と平和、国民の命と平和な暮らしを守り抜くことが政府には求められております。

この3文書、従いましてこの3文書の改定は本年中に改定すべく今検討を進めているところであり、具体的に何月の何日とかという具体的なスケジュールは、今のところ現時点では決まっているものはありません。

委員長 山下貴司

川君。

質疑者 川裕一郎

本年中ということでお伺いをしました。

第三に、現行三文書の問題点をどのように認識をしているのか伺います。

私は現行の三文書には、少なくとも次のような深刻な問題があると考えています。

まず、日本の防衛戦略が同盟国、とりわけアメリカの戦略と一体化を強める一方で、日本自身の主体的な戦略や自国の国益がどこにあるかが、国民から見たら見えにくくなっているのではないかという点です。

日本列島が他国間の対立の最前線として位置づけられ、日本だけではコントロールできない事態に巻き込まれるリスクが高まっていないか。

官房長官は、現行三文書における対米依存度の度合いについて問題意識をお持ちかどうかお伺いをしたいと思います。

答弁者 木原官房長官

木原官房長官。

同盟国アメリカへの対米依存度はどうかというような御質問かと思いますが、裏を返せば、これは日本の国益は何かということなんだろうというふうに思います。

まず現行の国家安全保障戦略において、我が国の国益は何かということは明確に示しておりますので、今日はもう紹介はしませんが、ぜひそこはご覧いただいていると思いますけれども、そこを改めて確認をしていただければと思います。

明確に示しております。

その上で、安全保障環境が一層厳しさを増している現状において、もはやどの国も一国のみで自国の平和と安全を守ることはできないという現状であります。

こうした中で我が国の平和と安全を確保するという観点から、我が国の外交安全保障政策の基軸である日米同盟、その日米同盟の抑止力・対処力の一層の強化を図るべく、米国との間で緊密に連携していくことは重要だというふうに考えています。

それに加えて、一国でも多くの国々と連携を強化することもまた重要であり、日米同盟を基軸としつつ、オーストラリアであったり、あるいは韓国であったり、フィリピンをはじめとする地域のパートナーとの連携を一層強化し、同盟国、同志国のネットワークを重層的に構築、そして拡大をすることで、地域全体で抑止力を強化していく必要があると考えます。

同時に、我が国を守り抜くのは、我が国自身の努力にかかっているということは言うまでもありません。

自らの国は自らで守る、そういう強い意志と努力があって初めて、いざというときに同盟国等とともに守り合い助け合うことができるのではないでしょうか。

こうした基本姿勢のもとで、我が国自身の主体的判断に基づいて安全保障政策を進めていく考えであります。

委員長 山下貴司

川君。

質疑者 川裕一郎

ありがとうございます。

理想を言えば自国で守れるそういう環境になればいいと思うんですけれども、日米同盟の大切さというのは私も十分に理解をしております。

ただ、そこだけに偏るのではなくて、今ほど官房長官がおっしゃられたように、他の国ともしっかりと連携を取りながら安全な国をまた作っていただきたいというふうに思いました。

次に、防衛装備や技術の輸入依存から国の主権と産業基盤を弱める脆弱性です。

高額な装備品やシステムを海外から購入することを前提とした計画に現在になってはいないか。

日本の技術力と産業を生かし、自主開発、国産化を進める視点が現行3文書で十分に位置づけられていると考えておられるのかお聞きをしたいと思います。

はい。

政府参考人 防衛省小杉防衛装備庁装備政策部長

防衛省小杉防衛装備庁装備政策部長。

お答えいたします。

戦後最も厳しく複雑な安全保障環境の中で、我が国を守るために必要不可欠な装備品としまして、米国しか製造できない能力の高いものを取得することは大変重要であると考えておりますが、あくまでも我が国の所要に応じて主体的に判断しているものであって、それはこれからも変わりません。

その上で、現行の国家防衛戦略におきましては、装備品の取得に際して国内基盤を維持強化する観点を一層重視することとしているところでございまして、我が国の安全保障の主体性の確保や、それから抑止力の向上、国内産業への経済的、技術的寄与といった観点から、国内の防衛生産、技術基盤の維持・強化の必要性は、近年一段と高くなっていると認識してございます。

こうした観点を踏まえまして、必要な性能、コスト、スケジュール等の条件を満たした上で、例えば弾薬や艦船といった有事の際の継戦能力の維持と平素からの運用、維持、整備に係る改善能力の確保の観点から不可欠なものなどにつきましては、国産による取得を追求すべきと考えてございます。

今後とも国内の防衛生産、技術基盤の強化にも十分配慮しつつ、我が国として主体的に防衛力の一層の強化を進めていく考えでございます。

委員長 山下貴司

川君。

質疑者 川裕一郎

ありがとうございます。

次に、軍事的な側面が強調される一方で、外交、食料、エネルギー、サイバー情報といった非軍事分野の安全保障が総体的に弱くなっているのではないかという点です。

武力だけではなく、エネルギーや食料を自前で確保し、情報空間での攻撃にも耐えられる体制を整えなければ、真の意味で国は守れません。

現行の3文書のバランスについて、官房長官はどのように評価しているのかお伺いします。

さらに、問題点のうち政府として特に重く受けているのはどこなのか。

それを踏まえて、どの部分を前倒し改定の争点とするかについて具体的にお示しください。

答弁者 木原官房長官

木原官房長官。

まず前段ですが、政府としましては、現行の安全保障戦略においては有事と平時の境目、及び軍事と非軍事の分野の境目、これが曖昧になっているというような認識に基づいて、外交力、経済力、技術力、情報力を含む総合的な国力を最大限活用することの重要性というのを強調しております。

具体的には、防衛力の抜本的強化を補完する取組として、研究開発、公共インフラ整備、サイバー安全保障、我が国及び同志国の抑止力の向上等のための国際協力、そういった4つの分野における取組を関係省庁の下で推進するなど、伝統的な安全保障の領域以外の分野においても取組を強化をしております。

また、委員ご指摘のエネルギー安全保障、食料安全保障、また情報サイバー、そういった分野における取組の強化についても、現行の3文書に明記をしているところです。

このように、防衛力だけでなく、幅広い分野における取組の強化が重要であるということは、今、委員のバランスというご指摘のとおりだと思います。

引き続き、総合的な国力を最大限活用し、我が国の安全保障を確保してまいりたいと、そのように思っております。

委員長 山下貴司

川君。

質疑者 川裕一郎

ありがとうございました。

どの程度踏み込んだものになるかをお伺いしたいと思います。

私は今回の前倒し改定が、単なる文言調整や説明の仕方の変更で終わってしまうのでは意味がないと考えています。

日本の主権と安全、そして日本という国の形をどう守るかという根本に立ち返り、路線そのものの見直しを行う必要があります。

今回の前倒し改定は、現行路線を基本的に維持した上で細部を調整する程度のものなのか、それとも対米関係、防衛費の枠組み、防衛産業と技術基盤、非軍事分野を含む総合的安全保障といった根本分野について、一定の軌道修正を行うものとするのか、どちらの方向を目指しているのか、お示ししていただきたいと思います。

答弁者 木原官房長官

木原官房長官。

現行の3文書を改定したのは2022年と申し上げましたけれども、その当時と比べて各国は無人機の大量運用を含む新しい戦い方、また長期戦への備えを急ぐなど、安全保障環境の変化がさまざまな分野で加速的に生じているということを最初に申し上げました。

こうした急速の変化に日本も対応していくためには、抑止力のさらなる強化、そしてサイバー、宇宙、電磁波、無人アセットなどの領域への着実な対応、防衛生産技術基盤のさらなる強化、そして自衛官の処遇の改善、そういった防衛力の抜本的強化をこれまで以上のスピード感で進める必要が生じております。

また、安全保障の裾野というのは、外交、防衛という伝統的な領域から

山下貴司 (内閣委員長) 1発言 ▶ 動画
委員長 山下貴司

防衛生産技術基盤というふうに申し上げましたけれども。

野村美穂 (国民民主党・無所属クラブ) 46発言 ▶ 動画
答弁者 木原稔

経済、技術の分野にも大きく拡大をしており、外交力、防衛力、経済力、技術力、情報力、そして人材力、そういった日本の総合的な国力を徹底的に強くしていかなければなりません。

現時点で三文書の改定のそういった具体的な内容について予断をすることは差し控えますが、今申し上げたような、ある程度私も具体的に申し上げたつもりですが、そのような認識の下で、国民の皆様の命と暮らしを守り抜くために何が必要なのかというのを、これからさらに現実的に議論を積み上げていきたいと考えております。

委員長 山下貴司

川島君。

質疑者 野村美穂

細部な更新ではなくて、時代に沿った全体的なバランス、そして底上げの改定になるというふうに理解をさせていただきました。

三部署の前倒し改定は、日本がどこに向かうのかを改めて国民に問う絶好の機会です。

ここでまたアメリカや国際世論の顔色ばかりを伺い、国民には十分な説明もなく、気づいたら決まっていたということを繰り返せば、SAJへの信頼は失われていくと思います。

官房長官には、初心で掲げた前倒し改定を単なるスローガンではなく、官僚、日本の主権を守ること。

国民一人ひとりの命と暮らしを基準に安全保障を考えること。

これを軸に本気で中身を作り直していただきたいと説明し、次の質問に移りたいと思います。

官房長官、ありがとうございました。

どうぞご退席ください。

官房長官、退席されて結構です。

川君。

続いて、赤澤大臣に。

お伺いします。

本日アメリカとイランが2週間の停戦合意に至ったと報道がありました。

このまま早期に最終的な停戦合意につながることを願ってやみませんが、厳しいシナリオも想定しながら質疑に移りたいと思います。

まず中東情勢そのものについて確認させていただきます。

ホルム海峡などシーレンの不安定化、主要原産国の原産や科学戦略、地域紛争の激化、こうした動きは日本がエネルギーを海外に大きく依存してきた危うい現実をこれでもかと付けられています。

私は安いから海外から買えばいいという発想自体が日本を予約し、日本人を不安定な国際情勢にさらす原因だと考えています。

そこで中東依存のリスクについて伺います。

現在の中東情勢がさらに悪化をし、一定期間にわたり輸入量が大きく制限される最悪ケースの支払いについて、政府として具体的にどのような前提で想定を行っているのか。

その場合、日本人の生活を守るという観点から、国内備蓄と代替調達で何か月、どの程度需要を補えると見込んでいるのか、明らかにしていただきたいと思います。

答弁者 赤澤大臣

はい、赤澤大臣。

まず、先月11日に他国に先駆けて約45日分の石油備蓄の放出を決めるとともに、過去最大規模のIEAによる国際協調備蓄放出を積極的に主導いたしました。

こうした取組により、備蓄放出も併せると、日本全体として必要となる原油及び石油製品というのは無料的には確保されているというふうに考えています。

原油の代替調達についてはホルムズ海峡を通らないルートでの調達に最大限注力をし中東や米国などからの調達で現時点において4月に前年実績2割以上、5月には過半の代替調達にめどがついたところです。

特に米国からは5月に前年比約4倍まで調達が拡大をする見込みとなっています。

我が国には約8ヶ月分の石油備蓄があり、こうした代替調達の進展の結果、備蓄放出量を今後抑えながらも、年を超えて石油の供給を確保できるめどがついたと。

ということでございます。

代替調達率をさらに引き上げるべく、参与国への働きかけを強化するなど、官民連携で一層取り組み、原油の安定供給に万全を期してまいります。

委員長 山下貴司

川君。

質疑者 野村美穂

ありがとうございます。

次に、日本全体として必要量は確保できているという説明の中身を伺います。

日本全体として必要となる量は確保できていると言われても国民からしてみれば自分の町ではどうなのかうちの業種はどうなのかという不安が残ります統計上は足りていても地方の農家や漁業の方々また運送業者のタンクが空になればそれは現実的には足りていないということです私は統計上の安心だけではなく現場の安心、このことも大切にすべきだと考えます。

そこで、算定の前提について具体的に伺います。

日本全体として必要な領土は、平時の平均需要だけを前提にしているのか、それとも有事や買い溜め、パニック需要を見込んだ安全係数も含めているのか、その前提とシナリオを国民にも理解できる形で公表し、本当に足りているのかを国民とともに検証するお考えはありますか。

お尋ねします。

答弁者 赤澤大臣

赤澤大臣。

まず各国からの代替調達や石油物質の放出によって石油の国内需要を満たせることをもって日本全体として必要な量が確保されていると考えています。

原油となささについてご説明したいと思います。

原油についてはホルムズ海峡を通らないルートからの調達に最大限注力をしており、現時点において、先ほども申し上げました4月に前年実績比2割以上、5月には過半の代替調達ができる見込みで、特に米国から5月に前年比4倍まで調達を拡大する見込みであります。

約8ヶ月分の石油備蓄に加えて、代替調達の進展の結果、備蓄放出量を抑えながら年を超えて石油の給…教育を確保できるめどがつきました。

また、ナフサについては、既に調達済みの輸入ナフサと国内での生成2ヶ月分に加え、ポリエチレン等のナフサから作られる中間段階の化学製品の在庫2ヶ月分で、少なくとも化学品全体の国内需要4ヶ月分を確保しております。

さらに、国内でのナフサ生成の継続に加え、足元では中東以外からのナフサの輸入量も倍増しており、ナフサから作られる川中製品の在庫が消費される期間は、半年以上に延びる見込みであります。

引き続き、国民の皆様の命、暮らしを守るため、全力を尽くしてまいります。

国民の皆様には、この場も借りて過度に不安を感じることなく、冷静な行動をお願いしたいと申し上げたいと思います。

委員長 山下貴司

川君。

質疑者 野村美穂

今後の偏りという言葉もありましたが、次に供給の偏りと中小企業、地方への影響についてお尋ねします。

供給の偏りや流通の目詰まりが生じたとき、そのしわ寄せを最初に受けるのはいつも地方と中小企業、そして一般の家庭であります。

燃料価格や供給の不安定化は農業、漁業、建設、運送といった日本の土台を支える仕事に直撃します。

私はまず守るべきは日本の家庭と中小企業、日本の一次産業だと思います。

この観点から、優先順位の考え方についてお伺いします。

重要物資の供給制約が生じた際に、大企業向けの安定供給よりも、家庭、中小企業、地域インフラ、そして食料、物流など、生活と直結する分野への供給を優先する配分ルールや、法的な枠組みを平時から整備するお考えはありますでしょうか。

あらかじめ国民に示しておく必要もあると思いますが、お聞きいたします。

答弁者 赤澤大臣

赤澤大臣。

今のお話を伺って、私どもと参政党では優先順位の考え方が大きく違うなという感じを受けました。

それは一次産業、中小企業とおっしゃいましたけれども、優先分野で一番優先順位が高いのは、明らかに命に関わる部分であります。

一次産業、中小企業というよりは、優先順位を考えるときに、特に国民の皆様の命に直結する医薬品、医療機器、医療物資や国民生活の基盤となる公共インフラサービス等について、速やかに支障がないよう関係大臣とともに取り組んでおります。

これに限らずサプライチェーンに関する情報を踏まえ、一件一件細かく対応しているところであります。

繰り返しになりますが、これは毎回申し上げないといろいろSNSとか報道とかで国民が不安になるようなそういう発信がされてしまいますので繰り返しますが、石油備蓄の放出や各国からの代替調達を通じて、原油や石油関連製品について、我が国全体として必要な量は賄われています。

確保されているということです。

他方、足元では委員ご指摘のとおり、一部で供給の偏りや流通の目詰まりが生じているとの認識がありますので、担当大臣の私のもとに設置したタスクフォースで、関係省庁が連携し、重要物資の供給状況を総点検をしているところです。

優先順位ということで言えば、先ほども申し上げましたとおり、国民の皆様の命に直結するという部分をしっかり最優先でやっていきたいと思っておりますし、なお現時点では極端な買い占めや投機的な転売の発生は確認しておらず、そういう状況にはないということと、あと加えて申し上げれば、全体量は足りているということですから、最優先で命を守る部分に我々取り組みますけれども、委員がおっしゃるような一次産業、あるいは中小企業、そういったところも供給の偏りや目詰まり、流通の目詰まりといったことを解消すれば、きちんと行き渡るはずのものだと思ってやっておりますので、そういう点も抜かりなくしっかりやっていきたいというふうに思っております。

国民の皆様の命、そして委員がご指摘のあった中小企業、一次産業を含め、暮らしを守るために全力を尽くしてまいりたいと思います。

委員長 山下貴司

川君。

質疑者 野村美穂

ちょっと認識がずれているのかな。

私の認識をちょっと、質問とちょっとずれたかと思います。

私は日本の家庭というのはまさしく日本人であり命だと思っています。

そこを第一にしてほしいという趣旨の質問でありました。

時間の関係もありますので、この関係の質問はこれで終了させていただきます。

赤澤大臣、ありがとうございました。

赤澤大臣、御大臣になって結構です。

質疑者 野村美穂

続けて小野田大臣にお伺いしたいと思います。

まず、AIに関連して、アメリカの巨大IT企業であるマイクロソフト、アマゾン、グーグル3社による日本への大規模な投資について、日本の安全保障と主権、特にデータ主権の観点から質問させていただきたいと思います。

今月3日、マイクロソフト社のブラッド・スミス社長が来日し、高市総理と官邸で面会をしました。

その際、総理は、今後4年間で約1兆6千億円を日本に投資し、データセンターやAI基盤、人材育成などを進めるとの説明を受け、国内投資を強くし、データ主権や人材力の強化という点でも大変意義があると、そういうふうに述べられたと報道で見ました。

確かに、こうした投資や人材育成の推進には歓迎すべき面があります。

しかし、AIやクラウドといった日本のデジタル基盤の中核を海外企業に強く依存していくことが、果たして日本の主権や安全保障の強化に直結するかどうかの点には、重大な懸念を抱かざるを得ません。

なぜなら、物理的な設備が日本にあっても、その設計・運用・更新、そして最終的なコントロールを外国本社が握る構図となれば、有事や国際的緊張の際に、我が国が独自の判断でAIインフラを運用できなくなる可能性があります。

外国政府や企業の方針一つで、日本のAIやクラウド基盤が制限、停止される事態さえ想定されます。

AIは経済政策の枠を超え、今や安全保障の最前線にあります。

こうした中核インフラを外資企業に委ねることの安全保障上のリスクを政府はどのように認識し、有事の際に日本側が主導権を握る体制は本当に確保されるのか、不安がよぎります。

加えて、海外企業への頼りすぎという状況も深刻です。

現在、多くの行政機関や企業がマイクロソフトのクラウド、AmazonのAWS、Googleのクラウドなど、海外3社のサービスを広く利用しています。

今後、これら3社が揃って日本国内のデータセンターを増設し、AIサービスを強化していけば、結果的には日本の公共システムも企業活動も、結局この3社に任せる状況が一層進むことが懸念されます。

一度依存が進めば、将来的に値上げや利用規約の変更があっても、容易に他社サービスへ切り替えることは困難です。

日本として選択肢が狭まり、交渉力が弱まる恐れもあります。

こうした状況の下で、現時点における日本のクラウドやAIインフラがマイクロソフト、アマゾン、グーグルといった海外企業にどの程度依存していると政府は。

答弁者 小野田大臣

小野田大臣。

国内のクラウド市場において、国内事業基盤を有する事業者のシェアは、民間調査によれば3割弱というデータがありまして、我が国として海外事業者に一定程度依存している状況だということを認識しております。

経済安全保障の観点からは、外国のサービスに過度に依存しないということは非常に重要でありまして、ご指摘のクラウドやAIインフラについても、我が国の自立性を確保することが必要というふうに認識をしております。

このため、経済安全保障推進法に基づく特定重要物資の安定的な供給確保に関する制度において、クラウドプログラムを特定重要物資に指定し、AIやクラウドサービスに不可欠となる計算資源の確保等に対する支援を行っているところであります。

引き続き、関係省庁と連携しながら、我が国におけるクラウドやAIインフラの自立性確保に向けた取組を推進してまいりたいと考えます。

委員長 山下貴司

川君。

質疑者 野村美穂

はい。

自国の自立性の確保ということで、ぜひ頑張っていただきたいと思います。

次に、3社の投資の全体像についてお伺いをしたいと思います。

報道によれば、マイクロソフトは2026年から4年間で約1兆6千億円を投じ、日本国内にAI向けの大規模データセンターを整備し、AIインフラやサーバー対策、人材育成に投資するとされています。

AmazonやGoogleも日本でデータセンターを増やし、クラウドAIサービスを拡大するために、何兆円という規模の投資を行っていると報じられています。

これらは日本経済の成長やデジタル化によってプラスの面がある一方で、日本の大事なデータやインフラが特定の海外企業に過度に依存していくことの不安も高めています。

そこで伺います。

マイクロソフト、アマゾン、グーグルという3社による日本への大規模投資を、日本経済と安全保障の両面から見て、政府はどのように評価をしているのか。

メリットとして何を見ており、リスクとして何を認識しているのか、お伺いしたいと思います。

答弁者 奥谷大臣官房審議官

経済産業省、奥谷大臣官房審議官。

お答え申し上げます。

ご指摘をいただいた企業による我が国に対する大規模な投資が行われて、国内のコンピューティングパワーが拡大することは、我が国のAIトランスフォーメーションの推進に寄与するとともに、日本国内のデータセンター内で完結する情報処理を行いたいというユーザーニーズに応える面からも歓迎できるものです。

ただし、我が国としてクラウド基盤に関する構築技術や運用能力などの海外依存が拡大し続けるということは、我が国の経済安全保障などの観点から必ずしも好ましくはないと。

委員長 山下貴司

田村議員。

質疑者 野村美穂

田村議員、委員長。

国内企業の後押しということですけれども、それを行いながら、結果的には今、外資系の大きな企業を受け入れているという矛盾もあると思いますので、ぜひとも国内企業の後押しをさらに加速させてやっていただきたいと思います。

次に、データが外国政府から見られてしまうリスクについてお伺いをします。

マイクロソフト、アマゾン、グーグルは、いずれも米国企業であり、米国の法律の影響を受けます。

一定の条件の下で、米国政府が企業に対してデータの開示を求めることができる仕組みがあると指摘もされています。

そうであれば、日本の行政機関や電力、ガス、通信、金融、医療といった重要分野のデータが日本国内のデータセンターに置かれたとしても、米国側の判断で見られてしまう可能性を完全には否定できません。

これはデータ主権の観点から極めて重要な問題であると思います。

日本の行政機関や重要インフラ企業がマイクロソフト、アマゾン、グーグルなどのクラウドサービスを利用する際、そのデータが外国政府から一方的に見られないようにするため、政府としてどのようなルールや契約上の取り決め、技術的な仕組みを求めているのか、またそれが実際に守られているかどうかを日本側で確認できる体制を持っているのか、具体的に説明いただきたいと思います。

答弁者 答弁者

お答え申し上げます。

画面とクラウドは、国地方公共団体等の情報指定に対し、セキュアで効率の高いクラウドサービスを提供するものであり、最新かつ最高レベルの情報セキュリティを確保できることや、データ保存の安全性を確保できること、などの基準に基づく技術要件を満たしていれば、国内の企業であれ、国外の企業であれ、採用することとしております。

その上で、クラウドサービス提供事業者との契約におきまして、データの保存場所やバックアップも含めて、日本国内に限定していること。

また、法的管轄に関しては日本法を適用し、裁判管轄は東京地方裁判所とすること。

外国政府からデータ提供要請があった場合には、デジタル庁に通報するとともに、データ提供を拒否することができることなどを定めています。

また第三者が解読できないよう保存するデータには暗号化処理を施しているところです。

このようにガーメントクラウドでは制度契約においてもまた技術的にもデータセキュリティ確保に万全を期しており、国地方公共団体等の公共情報システムの基盤として安心してご利用いただけるものと考えております。

委員長 山下貴司

川君。

質疑者 野村美穂

万全を期しているということですけれども、これに関連して次の質問に移りたいと思うんですけれども、次にAIの学習を通じて日本のノウハウが外に出てしまうリスクについてお伺いをします。

AIはたくさんのデータを使って学習し性能を高めていきます。

今後、日本の工場、物流、金融、医療、自治体など多くの分野でマイクロソフト、アマゾン、グーグルのAIサービスが使われると見込まれています。

その時、工場の運転データや品質管理の工夫、医療現場の知見、自治体の行政データなど、日本の現場が積み上げてきた技と知恵が、AIの学習データとして3者の側に蓄積されてしまいます。

そしてそのAIモデルが世界で提供されるようになれば、日本の強みやノウハウが、事実上海外の資産に変わっていく危険があります。

そこで伺います。

こうしたAIの学習を通じたノウハウ、流出のリスクを、政府はどの程度深刻なものとして見ているのか、日本の企業や病院、自治体などが外資のAIやクラウドを利用する際、どの程度は学習に使ってよいのか、どの程度は絶対に使っていけないのか、といった線引きを国として示す考えはあるのか、AI試験、データ試験の観点から方針をお示しください。

答弁者 小野田大臣

小野田大臣。

我が国の企業や病院、自治体などが持つ質の高いデータをAIで積極的に活用していくことは日本の勝ち筋となるものではありますが営業秘密の流出リスク対応などデータの安全性の確保を図ることはもちろん重要であると認識をしておりますこうしたことから我が国企業等がAIを活用する際には自社のデータがAIの学習に使われないよう適切な契約等の対応が重要と考えておりまして政府としてはAIデータの利用に関する契約チェックリストを山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山貴司, 山貴司, 山貴司, 山貴司, 山貴司, 山貴司, 山貴司, 山貴司, 山貴司, 山貴司, 山貴司, 山貴司, 山�ここで今回のマイクロソフトの投資の大きな柱である桜インターネットとの連携と100万人のAI人材育成についてもお聞きしたいと思います。

マイクロソフトはソフトバンクや桜インターネットと連携し、日本国内にAI基盤となるデータセンターを共同整備するとしています。

また、NTTデータやNECなど国内企業とも協力し、2030年までに100万人規模のエンジニアや開発者を育成する計画を掲げており、その研修ではマイクロソフトサービスを中心とした実践教育が行われると報じられています。

一見すると日本企業との連携であり、日本人材の育成であり、非常に前向きに見えます。

しかし裏を返せば、桜インターネットのデータセンターや設備、人材がマイクロソフトのクラウドとAI基盤を支える一部となり、育成される100万人の多くが、外資の基盤を使いこなすユーザーとして育てられていくという構図にもなり得ます。

そこで伺います。

桜インターネットとのAI基盤との共同整備と100万人のAI人材育成の取り組みは、日本側がAIインフラ人材の主導権を強める方針に動くのか、それともマイクロソフトのエコシステムへの依存を深めていく方向に動くのか、日本独自のAIや国産クラウドを担える人材を増やす戦略なのか、それとも外出サービスの利用者を大量に増やすだけなのか、政府としてこの点をどういうふうに位置づけているのか、戦略的な考え方をお聞きします。

はい、小野大臣。

ご質問いただきました個別の民間企業間の連携に係る取組について政府の立場で戦略はとかコメントを申し上げることは差し控えさせていただきますただその上で一般論として申し上げれば国内のAIインフラやAI人材への投資が拡大していくということは我が国のAI利活用の拡大そして開発能力強化につながるものであり我が国のAIを基軸とした経済発展にとって望ましいものではないかというふうに考えられます。

議員ご指摘の我が国がAIで主導権を獲得していくという点については重要な観点であると認識しておりまして、昨年末に閣議決定したAI基本計画、こちらにおいても基本的な方針の一つとしてAI開発力の戦略的強化を掲げております。

具体的には我が国が独自にAIを研究開発し、自律的な運用もできる能力を強化するため、データセンター、そしてデータ基盤モデル、アプリ、山下貴司議長 川貴司議長 川貴司議長 川貴司議長否定するつもりはありません。

しかし日本として自分たちのデータは自分たちで守る。

一番大事なAIクラウド基盤と人材はできるだけ自分たちで持つという原則をはっきりと打ち出す必要があると考えます。

クラウドやAIの基盤について日本企業や国内データセンサーが担う割合をどの程度確保するのか。

併せてマイクロソフト、アマゾン、グーグルといった海外企業に任せる分とのバランスをどのように考えているのか、所見をお聞きします。

質疑者 野村美穂

委員長。

委員長 山下貴司

はい。

答弁者 奥谷経済産業省大臣官房審議官

奥谷経済産業省大臣官房審議官。

お答え申し上げます。

特にAIに関しまして、生成AIは技術例明記で市場動向の変化も非常に激しいです。

そういった意味もありまして、割合という形で定量的に示すのは困難です。

ただ、AIの開発基盤となる高度なコンピューティングパワー、どれぐらい整備する必要があるか、目標を掲げております。

これは2027年度末までに60エクサフロップスの整備を目指すという目標を掲げておりまして、今まさに日本国内の事業者による高度なコンピューティングパワーの整備の支援を行っていると。

野村美穂議員扱いたいデータやその用途に応じてクラウド基盤を使い分けることができるこういう環境を確保するということがバランスというものを考えるときに一つの視点になるというふうに考えています川川君ありがとうございました。

どの程度となかなか明確にはできないということでありましたけれども基本的には日本の企業のやはり技術革新というのがものすごい大事になってくると思います。

AI試験、データ試験を守りながら外資の力も活用していくために、インフラ、データ、人材、その面でどのようにバランスをとって目標を持って政策を進めていくかが重要になると思います。

ぜひ国を守る観点を中心に置き、外国企業を守っていただきたいと思います。

AIは安全保障だと思いますので、ぜひとも大臣には期待しておりますので、よろしくお願いします。

委員長 山下貴司

山下貴司, 山下貴司, 長谷川貴司さん。

質疑者 野村美穂

人間の尊厳と共同体を守ることを優先すべきだと考えています。

そこでお尋ねします。

AI利活用に関する基本方針の中に、人間の尊厳、雇用、教育、家族、地域コミュニティを守ることを最優先するという人間中心の原則を明記し、特に子どもの発達や若者への雇用への悪影響を抑えるための具体的なガイドラインや制限を設ける考えはありますか。

また、AI導入で失われる職種や業務について、再教育、転職支援、自己責任に押し付けるのではなく、国家として責任を持って支えるための十分な予算措置を講ずるつもりはあるのか、お聞きしたいと思います。

答弁者 小田大臣

小田大臣。

昨年12月に閣議決定したAI基本計画においては、個人が尊重される人間中心のAI社会を堅持すると明記しております。

その上でAIの進展が雇用に与える影響については、本基本計画において全ての世代が新しい働き方に適応できるよう、教育・リスキリング・支援等の対策を講ずるというプロセスを継続的に実施すると記載し、関係省庁において各種の支援策を実施しているところです。

今後、さらにAI利活用が広がることにより、AIが雇用に与える影響は拡大する可能性があることから、引き続き産業構造や職種の変化を含めて丁寧に調査・分析を行い、必要な取組を関係省庁とともに検討してまいりたいと思っております。

高齢化が進んで人手不足が進む我が国においては、このAIが雇用を奪うという考えではなく、AIによって雇用を代替しながら、ちゃんとそのマッチング、リスキリングをして、必要なところに人材が行くようにマッチングをしていく、そしてリスキリング、大変重要だと思っておりますので、しっかり取り組んでまいりたいと思います。

委員長 山下貴司

はい、川君。

質疑者 野村美穂

時間になりましたので終わりますけれども、松本大臣はサイバー関係の質問を準備しておりましたが、申し訳ございません。

また改めの機会でお願いいたします。

ありがとうございました。

委員長 山下貴司

次に、高山智君。

委員長 山下貴司

高山君。

質疑者 高山聡史

チームみらいの高山聡史です。

委員長、そして諸先生方の皆様、よろしくお願いいたします。

本日はまず、木原官房長官に中東情勢を踏まえた政府の諸対応に対する体制、特に関係閣僚間の所管整理と司令塔機能の充足について伺います。

本日もまさに米国、イラン両国で、2週間の停戦合意というニュースが入ってきたわけでありますが、ホルムズ海峡の緊張、カタールのLNG大手による不可抗力宣言など、中東の情勢は我が国のエネルギー、物資供給に直結するリスクをはらんでおります。

先般の予算委員会、また本日、内閣委員会の質疑の中でも議論されているとおり、中東情勢を受けた物資供給は我が国の経済のみならず国民の生命と健康にも直結し得る問題だと承知しております。

現在の政府の体制を拝見しますと、まず官房長官が議長の中東情勢に関する関係閣僚会議があり、そして重要物資の安定供給については赤澤大臣のもと関係省庁の局長級で構成されるタスクフォース。

そして例えば医療分野においては上野厚労大臣と赤澤大臣を共同本部長とする対策本部が別途立ち上がっているという重層的な体制であると理解をしております。

それぞれ重要な役割があることは理解をしておりますが、総理、官房長官、各大臣、それぞれからの発信もあり、現在の政府の体制の全体像、そして連携やリーダーシップのあり方について、改めて国民に分かりやすく示していただきたく、官房長官からご説明いただけないでしょうか。

答弁者 木原官房長官

木原官房長官。

今ご指摘のありましたとおり、現下のイラン情勢を受けまして、中東情勢に関する情報の収集、そして共有、また提供を適切に行うとともに、中東地域の航行の安全、またエネルギーの安定供給等の確保を図るためには関係省庁の緊密な連携が必要だと考えております。

このために3月の23日に私を議長とする中東情勢に関する関係閣僚会議を設置をしました。

高市総理の出席も得まして、これまで2回会議を開催し、関係大臣から各省の取組状況を報告の上、総理から今後の対応方針について指示をいただきました。

また、重要物資の安定的な供給確保については、赤澤経産大臣を担当大臣として発令をしまして、赤澤大臣のもとに関係省庁の局長級をメンバーとするタスクフォースを設置し、石油製品、関連製品をはじめ中東情勢の影響を受けるであろう重要物資の供給状況を総点検をし、海外を含めたサプライチェーン全体を踏まえた重要物資の安定供給確保のための具体的な対応方針の検討を逐次行っているところであります。

引き続き、これらの枠組みを適切に活用することで、関係省庁が緊密に連携をし、国民の皆様の命と暮らしを守るため、緊張感とスピード感を持って、必要な対応を行ってまいりたいと考えております。

委員長 山下貴司

高山君。

質疑者 高山聡史

ありがとうございます。

この物資供給の問題については、あちらを進めると、こちらが止まると。

例えば今停戦合意というタイミングもありますので、良い機会として引き続き交通整理であったりとか最適な体制の構築というところをぜひお願いしたいというふうに思います。

次の質問に移りたいと思いますので、官房長官におかれましてはご退席いただいて結構でございます。

官房長官は退席されて結構です。

以降も通告のとおりの順番でご質問を進めてまいりますので、ご答弁いただいた大臣に関しては必要に応じて順次ご退席いただければというふうに存じます。

質疑者 高山聡史

続いて中東情勢に伴う重要物資安定確保担当である赤澤大臣に伺います。

今もありました4月2日には省庁横断のタスクフォースが開かれ、関係省庁の局長級が一堂に会して川上から川下まで実態把握を進めるということがご指示としてあったというふうに承知をしております。

中東の依存度が高いナフサ関連の製品であるとか医薬品、医療機器、漁業、農業、運輸用の燃料、そして午前中のご答弁にもありました、心臓用カテーテルであるとか、滅菌用の酸化エチレンガスに至るまで、極めて広範な品目が対象になる取組であるというふうに承知をしております。

こうしたことに対してスピード感を持って動かれているということは、率直に評価できるものだと受け止めております。

その上で私からお伺いしたいのは、この全体像の把握というのが極めて難しいテーマであるというふうに考えておりまして、大臣もご案内のとおり石油関連製品というのは非常に多岐にわたり、そして少量多品種で把握が難しいものも多くあると存じます。

相談窓口が設置されており、一つ一つの情報を今地道に足し上げておられるということかなというふうには思うのですが、逆にどこかそういった把握の漏れがあれば、現場では非常に大きな問題が起こりうるということでもあるかと思います。

そこで大臣にお伺いします。

今回の件で、特に注視すべきと思われる重要物資の全体像を捉えるために、今どういう取組を行われており、その進捗であるとか現状をどのように評価されておりますでしょうか。

答弁者 赤澤大臣

赤澤大臣。

委員のご質問。

これはしっかり答えしていかなきゃいけないという問題でありまして、まず相談窓口をもちろん作っております。

それから経産省と厚生労働省がネットでも連絡をする窓口を作っておりますし、私個人のXにいただいても対応するようにしております。

加えて厚生労働省と体制を組んだので、コロナとかのときにつくったE-MISというシステムも回収をしながら、そこに病院や診療所の情報が集まるようにと、ありとあらゆる手立てを使って、気づいた問題点については必ず手を打つということでやっていきたいと思っています。

やはりちょっと流通が、今まさにおっしゃったようにものすごく多岐にわたりですね。

意図しないところに、気づかないところに突然何かしら問題が起きるということがあり得る世界なので、そういう意味では本当に連絡をいただいたら直ちに対応すると。

事前に総点検と言いながら全部把握できていないじゃないかと言われればそのとおりなんですけど、問題が生じたときに命最優先といったような考え方でしっかりやっていくということ以外、なかなかないのかなと思います。

先ほどご指摘いただいたように、関係省庁が連携し、医療、農業や物流を含め、私のタスクフォースの下で、分野横断で中東情勢の影響を受ける重要物資の供給状況を総点検しております。

具体的に何とか手が打てた例としては、商用家庭テルの滅菌用エチレンオキサイドとか、それから九州地方の路線バス用の軽油とか、医療用器具の滅菌に必要な酸化エチレンガスなどについて供給確保ができたというような報告を受けております。

それ以外にもまだ解決ができていなくて、流通のどこが目詰まりが起きているのか、どこに供給の偏りがあるのかを、関係省庁が一生懸命探査している最中の部分もあります。

特に国民の皆様の命に直結する医薬品、医療機器、医療物資や、国民生活の基盤となる公共インフラサービスなどについて、万が一にも支障がないように、関係大臣としっかり取り組んでいきたいと思います。

いずれにしても、情報収集し、分析し、抽出し、事態の直感を見せつつ、国民の皆様の命、暮らしを守るために、全力を尽くしてまいりたいと思っております。

委員長 山下貴司

高山君。

質疑者 高山聡史

ありがとうございます。

この物資の供給に関する不安というのは、先ほど大臣もXでも受け付けているというお話がありましたが、私自身もいろいろお声を直接いただいて、「これは大丈夫なのか」みたいなお話をいただいたりするところでもございます。

これ、今例えば今週とかそういった時間軸においては、全体像を整理して今どうなっているということをですね、全体像の発信をするというところまではなかなか難しい性質のものであるかなということは理解するのですが、この見える化というのは非常に重要なことであると思いまして。

国民に対して「今全体像をこう捉えていて、ここまではできていて、ここは不透明であるよ」ということを出していただくということは、国民の安心ということにもつながりますし、また発信用ということではなく、実際現場で対応に当たられている方の適切な判断、例えば「この人は聞いているけれどもこの人は聞いていない」みたいなところに対しても有効なことではないかなというふうに思います。

もしお答えいただけるようであれば、そういった見える化を進める御意向があるかどうかみたいなところに関して、大臣のお考えをいただけないでしょうか。

答弁者 赤澤大臣

赤澤大臣。

大変重要な御指摘だと思います。

その上でですね、やっぱりこうどこで問題が起きるか分からないので、頂いた情報を集め分析をし対応するということは続けざるをえないので、実際に解決ができたものはこういうものがあり、そして今仕掛かり中といいますか、供給の片寄りや流通の目詰まりに気づいて今対応しているものにはこういうものがあり、みたいなことは、その取組の段階と合わせて国民の皆様に発信をしていくことはやりたいと思います。

その上で全体像という意味では、総理も私も繰り返し発信をしているのは、我が国全体として原油や石油製品は量的に足りているということがあるので、優先順位をつけるまでもなく、そこが行き渡っていない目詰まりがあるということを知らせてもらえば、可能性としてはこれ常に考えておかなきゃいけないんですが、そういう状態に我が国はまだないと。

そうならないように総力を挙げて代替調達とかに努めている、それなりに今のところ実行を挙げているということだと理解をしております。

委員長 山下貴司

高山君。

質疑者 高山聡史

ありがとうございます。

国民からしてもやはり最新の状況を知りたいというところがあるかと思いますので、ぜひ引き続きこまめな発信であるとか、最新の状況の把握というところをぜひお願いいたします。

次の質問に移らせていただきたいと思います。

大臣、ありがとうございました。

赤澤大臣、退席されて結構です。

質疑者 高山聡史

続いて、城内大臣に伺います。

規制改革推進会議の今期の運営方針について伺いたいというところでございまして、高市内閣における成長戦略の柱というところを拝見しますと、AI、半導体をはじめとする先端技術分野への投資であったりとか、医療DXの分野であったりとか、そして人口減少化における労働市場の改革であったりとか。

いずれも規制のあり方が成果を大きく左右するような分野が複数あるかなというふうに存じております。

この規制改革というのは単に制度を細かく手直しするということではなく、この内閣が掲げる重要施策を実現スピード、そしてその効果を規定するものであり、その役割はかつてないほどに重くなっているというふうに思います。

そこで大臣にお伺いします。

今期の規制改革推進会議において、どういった分野を重点分野として考えておられるのか。

すでにこの内閣の重要施策を強く意識した検討になっているということは承知しておりますが、改めて規制改革の観点から重点がどこで、そしてどういう考え方で、その中でも優先順位をつけて進めていくのかというところですね。

考え方について大臣のお考えをお聞かせください。

答弁者 木原大臣

木原大臣。

今、高山委員から、規制改革推進会議における重点分野の選定状況、優先順位についてお尋ねがございました。

ご指摘の規制改革推進会議におきましては、人口減少

川裕一郎 (参政党) 77発言 ▶ 動画
質疑者 川裕一郎

委員長、少子高齢化等の課題を克服し、日本経済の成長、地方の活性化につなげることが極めて重要というふうに考えております。

こうした認識のもと、国民生活に密着した社会、経済的に重要性が高い分野につきまして、時代や環境の変化、テクノロジーの進化に合わせまして、規制の緩和、強化、そして明確化といった適正化も含め、必要となる利用者目線の規制制度改革を徹底することとしております。

具体的に申し上げますと、昨年12月24日に規制改革推進会議が開かれましたが、ここにおきまして高市内閣の基本方針を踏まえる形で、「日本柱」、すなわち強い経済の実現、そして地方を伸ばし暮らしを守る、この2つの柱で今後の検討課題という形でお示ししたところでございます。

特にこの強い経済の実現につきましては、民間投資と技術革新が促進され、将来にわたって挑戦できる環境が整備されることを目指し、今年夏の策定が予定されております日本成長戦略の検討との連携を深めることとなっております。

本年2月26日の規制改革推進会議におきましては、具体的には、元登録情報のさらなる利活用に向けた整備、ドローンといった新技術の社会実装の促進、弁護士法におけるAI活用のさらなる明確化などについて、中間答申が取りまとめられました。

また夏の答申の取りまとめに向けまして、フィジカルAIを含むAIの社会実装の促進、医師による画像診断におけるAIの活用、農地の大区画化や植物工場の促進に関する規制の在り方など、残る検討課題についても現在議論されているところであります。

いずれにしましても、私は日本成長戦略担当大臣であると同時に規制改革担当大臣でもありますので、引き続き日本成長戦略などの内閣の重要課題を踏まえながら、スピード感を持って、ご指摘の規制改革にも取り組んでまいる考えであります。

委員長 山下貴司

高山君。

質疑者 高山聡史

ありがとうございます。

この規制改革というテーマにおいては、網羅的に検証項目を丁寧に進めていくということだけでなく、社会的経済的インパクトの大きいテーマに関して、まさにその成長戦略を踏まえながら、どれだけ早く、そしてどれだけ深く踏み込めるかというところが非常に重要なテーマであるというふうに思います。

ぜひこの規制改革推進会議の運営にあたっても、そのあたりを踏まえて機動的な取り組みをお願いしたいというふうに思います。

とりわけ成長投資の分野というのは、海外との競争も激しく大きい分野であると思いますので、この半年遅れた、1年遅れたということが、その領域での成果を大きく変えてしまうということも考えられるテーマかなと思います。

また、予算が成立したばかりでございますが、この大きな予算をかけた施策の効果というものが、規制によって十分身を結ばないということはあってはならないことだと思います。

財政支出と規制改革というのは、政策的には別のメニューということは存じておりますが、しっかり成長の果実を手にするというところに向かって取り組みいただけますと幸いです。

大臣、ありがとうございました。

次の質問に移りたいと思います。

はい、大丈夫です。

はい、大席議員ですか。

はい。

じゃあ、大臣は退席されて結構です。

委員長 山下貴司

では、高山君。

質疑者 高山聡史

続いて松本大臣に、国家公務員総合職の応募者減少と若手離職、そして専門人材の確保処遇についてお伺いいたします。

ご承知のとおり、総合職試験の申込者数というのはピーク時から大幅に落ち込み、近年は過去最低の採用倍率を更新をしているという状況であると思います。

また、これ深刻な問題として、入って10年未満であるとか若手の退職が止まらないというところもあるかと思います。

この理由としては、例えば労働時間が長いということであるとか、成長実感ということであったりとか、あるいは官民の処遇格差であるとか、キャリアの見通しをどれくらいつけられるのかということであったりとか、いろいろ論じられている話はあるかと思いますが、これは単に人事の問題ということではなく、国家運営能力の足腰が弱っていくという、非常に国家運営の根幹に関わる問題であると私は受け止めております。

加えて、デジタル、サイバー、AIなど高度専門人材というところにおいては、さらに民間との給与格差というところが数倍にも渡るケースもあると。

質疑者 川裕一郎

川裕一郎(参政党)。

この総合職の応募者数及び若手離職率への対応、またデジタル領域等の専門人材の獲得維持に向けた対応について、現行どのような取組がなされており、それら取組は大臣の目から見て十分なうちでと思われますでしょうか。

委員長 山下貴司

松本大臣。

答弁者 松本大臣

ありがとうございます。

まず応募者減少、若手離職の対応。

応募者の減少は、若者に対するリクルートをもうちょっとやっていかなきゃいけないというふうに思います。

先ほど野村委員からも「公務ブランディングだけでいいのか」というご質問がありましたが、若手に対してはやはりブランディングをしっかりと、そこは注力しなきゃいけないと思っています。

例えば、ブランディングについては、今、昨年から「国の未来をつくる唯一無二の挑戦がある」。

というようなキャッチコピーですかね。

こういうのも出しながらですね、高校生や大学1,2年生の広報の拡充であるとか、あるいはリクルーターをそういったところに派遣してですね、国家公務員の仕事内容を紹介するとか、こういった試み、努力をしているところでございます。

また若手の離職をどう抑えるかというところについてはこれも野村委員が先ほどご質問いただきましたけれども評価をちゃんとやって若手がしっかりと自分が役に立っているんだといったところをきちんと自覚をしていただけるようなそういった試みを我々というか上司の人間がちゃんとウォッチしながら若手が離職しないような環境づくりを作りを作っていくということが必要だろうと思います。

それから専門人材のお話がございました。

これについては例えばこの多様な人材が受験しやすくなるような試験内容の見直しということで2022年度からは我がデジタル庁もそうなんですけどデジタル区分の創設をしたりとかあるいは一方で政治国際人文区分を創設したりとかそういった募集の区分をさらに細かく細分していくことによってそういった専門人材を獲得していこうといったりあるいは民間の合同説明会ですねナビというのがありますけどああいったものに各府省庁で共同に出展したりとか、あるいは民間の転職サイトなどの外部媒体を活用するなり、経産省がどうやらやっているらしいんですが、そういったようなことも活用しながら、若手の、あるいは若手の離職防止、応募者の減少対応、そして専門人材の採用などをやっていっているところです。

質疑者 高山聡史

どう思うかという最後のお話でしたけどこうやって中から見てみると意外と多種多様努力はしているなというふうに思っていますですからこれがもうあと数年こう見ながらそれがきちんと効果を出しているかどうかというところは当然ウォッチしなければいけないというふうに思っていますありがとうございます高山君 ありがとうございますまず、この前向きな取り組みが、真剣な取り組みがあるということは、この質疑であるとか、答弁を通して、広く国民に知っていただきたいことであるなというふうに思います。

また、大臣からありました、数年どうなるか。

しっかりやっと見ていくんだということも重要なことであると思いましてこれ例えば民間であるならば採用目標に対してビハインドしているであるとかKPIに対して足りていないということであればじゃあ採用予算をつけるのかとか候補をもっと頑張るのかとかあるいはその他の働き方の施策をやるんだとかそういったことを効果が出るまでやりきると。

時によってはマネージャー上司、現場の人間も含めて採用に出ていくんだということをやるものかなというふうに思います。

このような形でですね、国家公務員においても、これはある意味、公務員の方の、なかなか今、採用であったりとか、あるいは続けるということに対してですね、痩せ我慢、誇りある仕事だから痩せ我慢でも続けて、松本大臣 松本大臣 松本大臣 松本大臣民間投資の拡大とスタートアップの産業育成について小野田大臣に伺います。

質疑者 川裕一郎

ご案内のとおり宇宙戦略基金というのは令和7年度補正予算で2000億円が計上されるなど総額1兆円規模の支援が予定されております。

また宇宙基本計画の工程表にはスタートアップであるスペースワン社のカイロス打ち上げ計画が明記されるなど民間の側にも踏み込んだ運用方針を打ち出してこられたこういった方向性は強く支持できるものだと受け止めておりますこれらの取組が実際に民間投資の拡大にきちんとつながるか、またスタートアップ、1社2社ではなくて複数のスタートアップが伸びていく、確かな取組になるかというところが重要であると考えますが、これまでの取組も踏まえつつ、大臣が重視されている取組について、具体的に御説明いただけないでしょうか。

委員長 山下貴司

小川大臣。

答弁者 小川大臣

宇宙戦略基金、我が国の宇宙開発の市場拡大、課題解決、技術基盤の強化に向けて、スタートアップ含む民間企業及び大学等を対象として、先端技術開発、技術実証及び商業化を支援する事業でございますが、本事業は資本規模の小さい中小企業への補助率を高くするなど、自社での投資が難しいスタートアップに配慮した支援形態とするとともに、社会実装等を通じたさらなる民間投資拡大の実現も目標としております。

これも例えば高頻度打ち上げに資するロケット製造プロセスの刷新テーマにおけるスペースワン社ですとか、あと月極域における高精度着陸技術のテーマにおけるアイスペース社など、既に多くのスタートアップを採択しておりまして、宇宙市場における産業育成に資する事業となっていると考えております。

もちろん宇宙事業、宇宙の業界でなかったスタートアップの力が本当に目覚ましいものがあると思いますので、委員御指摘のとおり、しっかり引き続き宇宙戦略基金による支援ですとか、今国会に提出

質疑者 高山聡史

長谷川淳二君、ありがとうございます。

この大手の企業とスタートアップとで補助金の補助率を変えるなど、スタートアップに対して手厚い支援があるということは、大変前向きに受け止めたいと思います。

一方で、スタートアップ、私も宇宙ではありませんが、スタートアップに在籍していた経験から非常に実感として思うのが、やはり経済的な支援だけではなく、事務手続きというところに対する負担感というのは非常に重い。

この取り組みを利用しやすいであるとか、あるいはスタートアップにとって使いやすい支援の仕組みといったところ、特にスタートアップはお金だけのことではなくて人が足りないであるとか、あるいはなかなかそういった体制が整わないというところがありますので、きちんと事業に対する評価とか報告を求めるところはあると思うのですが、そういったところはぜひ進めていただきたいというふうに思います。

大臣のリーダーシップに期待をしまして、この件に関しては大臣に退出いただいて大丈夫でございます。

質疑者 川裕一郎

続いて赤間国家公安委員長に、SNS型の投資詐欺、そしてロマンス詐欺対策について伺います。

警察庁の統計にもあるとおり、SNS型投資詐欺、ロマンス詐欺というものは、近年非常に件数拡大をしておりまして、令和6年には約1271億円、これは特殊詐欺を上回る水準であると。

そして令和7年の被害額というところはさらに増加をしており、1件当たりの被害額も大きいタイプの詐欺で、これは被害者の人生設計そのものを破壊する深刻な犯罪であるというふうに思います。

こうした件数、被害額が急激に増加をする中で、被害防止や対策のうちでのスピードが追いつかないということが懸念されるわけかなと思いますが、警察によるサイバーパトロール等の取り組みであったりとか、あるいはSNS事業者との連携など、単に人手であるいは従来型の手法ではなく、テクノロジーを活用した打ち手といったものもこれまで以上に重要になってくるものと考えます。

そこで赤間国家公安委員長に伺います。

こうした詐欺の被害防止、拡大防止に向けて、現在どのような枠組みで取り組んでおられるか。

そしてその中でテクノロジーの活用についてもどのようにお考えか、考えをお聞かせください。

答弁者 赤間国家公安委員長

赤間国家公安委員長、今、委員の方のご指摘ありましたとおり、いわゆるSNS型投資、ロマンス詐欺の認知件数、被害額、いずれも厳しい情勢にあるというふうに認識をしております。

その上で、被害者との接触ツールとして悪用されているSNSであるとか、マッチングアプリに関する対策が必要であると。

警察では関係機関や事業者とも連携しながら、例えばSNS事業者等に対する犯行利用アカウントの削除依頼、さらにはマッチングアプリ利用者に対する注意喚起やアカウント開設時の本人確認の厳格化等の各種対策の働きかけ。

委員の方からまた強調された、SNSで安全の実行者を募集する投稿に対してAIを用いたリプライ警告の発出等の取り組み、こうした取り組みなどを推進しております。

今後とも、これらの対策を強力に推進し、委員ご指摘のAIの活用などの技術活用、これも進めながら、SNS型投資、ロマンス詐欺を含む特殊詐欺の根絶に向けて、関係機関や事業者等々とも緊密に連携をして対策を講じるよう、警察を指導してまいりたい、そういうふうに考えております。

委員長 山下貴司

高山君。

質疑者 高山聡史

ありがとうございます。

このSNS型の投資詐欺であるとかロマンス詐欺といったものは、すでに加害者側、犯人側が生成AI等の最新技術をフル活用して、例えば投稿を作ったりであるとか、効率よく件数を実行するために相手側は技術を使っているという状況であると思います。

これを防ぐ側は、今御答弁の中にもありました様々取り組みされているというところでありますが、従来型の人手の運用を中心とすると、それが追いつかないということも考えられるところでございます。

ですので、取り組みはしているが追いつかないといったことにならないように、警察とAIというとパッと結びつかないという方もいらっしゃるかもしれませんが、既に使っておられるところもあるというふうに思いますので、ぜひこの被害の拡大防止に向けて最新のテクノロジーというところの力も借りながら、しっかり実効的な打ち手を進めていただきますようお願いいたします。

合わせてですね、今おっしゃっていただいた取り組みに関して、このSNS事業者との連携というところにおいては、事業者側との交渉というところもあると思いますが、ぜひ具体的な目標設定みたいなところも、こういった件数が急激に増加しているものに対して、どのような地点をいつまでに求めるかみたいなところは、ぜひ強力に推進をしてください。

採用していただければというふうに思います。

以上で私の質問を終わります。

委員長 山下貴司

次に塩川鉄也君。

質疑者 塩川鉄也

日本共産党の塩川鉄也です。

イラン情勢に伴う石油製品の確保策に関連して、まずお尋ねいたします。

赤澤大臣は、当委員会の所信におきまして、石油備蓄の放出や積極的なエネルギー外交を通じて、原油や石油製品については、日本全体として必要となる量を確保できています。

一方、一部では供給の偏りや流通の目詰まりが生じていますと述べておられます。

この流通の目詰まりの事例の一つとして、塗料製造に必要な塗料シンナーへの供給不安があるということですが、どのような状況なのか御説明いたします。

委員長 山下貴司

赤澤大臣。

答弁者 赤澤大臣

シンナーの原料であるナフサは、米国からの代替調達の進展により、川中製品の在庫活用、国内での生成と併せて、少なくとも価格品全体の国内需要4か月分を確保しており、日本全体として必要となる量を確保できていると考えています。

さらに、中東以外からのナフサ輸入量の増加により、川中製品の在庫使用期間を半年以上に延ばすことが可能となっています。

足元では一部で供給の偏りや流通の目詰まりが生じていることも認識をしております。

このため担当大臣の私のもとに設置したタスクフォースで関係省庁が連携をし、分野横断で重要物資の供給状況を総点検するとともに、関係省庁に設置された情報提供窓口を通じて、需要家の調達状況も含めたサプライチェーンの情報の集約に努めております。

また4月3日に経済産業省から、溶剤関連事業者に対し、シンナーを含む溶剤等の安定供給確保に向けた協力要請を実施したところでございます。

委員長 山下貴司

塩川君。

質疑者 塩川鉄也

溶剤安定確保についての要請も行っているということですが、供給の偏りや目詰まりがあるという話です。

私の方でも建設業関係の事業者の方や、また労働組合や全建総連の皆さんなどにもお話を伺いました。

この建設業における建設資材の価格高騰、供給不安が広がっているということで、シンナーや断熱材や塩ビ管、塗料、養生テープなど、それぞれ深刻だということを聞きました。

こういった声が寄せられているところですが、こういった個々の具体的な要望にどういうふうに対応していかれるのか、その点についてお答えください。

委員長 山下貴司

赤澤大臣。

答弁者 赤澤大臣

シンナー等の原料としてのトルエンやキシレン等の生産量については、平時に比べると一部減産しているものの、輸出量の削減や川中在庫の活用を通じて、国内出荷量としては平時と同様に国内需要量に応じた必要量を供給することができていると認識をしております。

ただし、やはり今委員が御指摘のとおりで、いろんなところからおっしゃったような情報が伝わってくるところがあります。

供給の方よりは流通の目詰まりが生じているということで、塗装工事事業者をはじめとする一部の建設業者から、塗料シンナーについてメーカー側による出荷調整や価格改定や、背景としてその安定的な確保や今後の円滑な施工に向けた懸念の声があることは承知をしております。

建設業は社会資本の整備やメンテナンスになるとともに、災害時には最前線で応急復旧等を行う地域の守り手として、国民の生命や財産を守り経済活動を支える重要な役割を担っておられます。

工事の施工に必要となる資材の円滑な確保を図ることは、その役割を果たしていただく上でも本当に重要であるというふうに理解をしています。

このような状況を踏まえて、現在私のもとにあるタスクフォースの取組として、国土交通省、経済産業省において建設業事業者側における状況の把握や、塗料用シンナーに関するサプライチェーンを調査の上、目詰まり箇所の特定など、その解消に向けた取組を進めているところです。

ちょっと件数が多いので、なかなか委員の御期待のとおりに進捗が進まないようなところがあるかと思いますが、引き続き関係府省が連携をして、業界や現場の事業者の生の声にしっかり耳を傾けながら、国民の皆様の暮らしを守るための対応を続けてまいりたいと考えております。

委員長 山下貴司

塩川君。

質疑者 塩川鉄也

この必要量を供給しているということですけれども、メーカー側はそういう対応ということなんですが、要するに現場に届いていないという状況で、長いサプライチェーンでどこに目詰まりがあるのかといったところは、一つ一つ事情が違っているということなんだろうと思います。

そういう点で、その建材流通の目詰まりを解消する上でも、その実態把握についてはこれはどのようにしていかれるのか。

また、そういった目詰まりの状況を踏まえて「こういうふうに対処します」といった情報開示ですよね。

そういう取組が必要じゃないかと思うんですが、その点はいかがでしょうか。

委員長 山下貴司

国土交通省藤田大臣官房審議官。

政府参考人 藤田大臣官房審議官

お答えいたします。

建設資材の流通実態等につきましては、国土交通省におきましても、これまでも毎月、主要建設資材需給価格動向調査を実施しておりまして、その結果を公表するとともに、今般の中東情勢を踏まえ、建設業団体等へのヒアリングにより、直近の価格や需給、サプライチェーンの状況などにつきまして、可能な限り実態把握に努めてきたというところでございます。

国土交通省といたしましては、引き続き経済産業省や関係団体ともよく連携をさせていただきまして、これらの情報収集に努めるとともに、国土交通省のホームページに設置いたしました中東情勢関連対策ワンストップポータル等といった場を活用しまして、建設資材の流通の状況等につきまして、建設業者をはじめ皆様に分かりやすく発信していきたいというふうに考えているところでございます。

委員長 山下貴司

塩川君。

質疑者 塩川鉄也

ポータルでわかりやすく発信ということなんですけれども、現場の話を聞きますと、結構それぞれ大変な状況にあるということで、国交省にお尋ねします。

今の見積書を取ったとしても、この間の価格高騰が当然反映をしていくことになると、1ヶ月後にはその見積りというわけにもう行かなくなってくるということがあるわけです。

建設では契約締結時に代金を全て決めるわけではありません。

公共工事なら物価の変動を見て調達価格を変更するわけです。

ここで建設業法の見直しで、民民の契約でも同様の変更ができる規定が入ったわけですが、実態はなかなかそうなっていないということもありまして、こういった資材価格高騰を踏まえた請負代金の変更協議の円滑化、これをしっかりと行っていけるような対応を国交省としてもしっかりやっていただきたいんですが、いかがでしょうか。

委員長 山下貴司

国交省藤田審議官。

政府参考人 藤田審議官

お答えいたします。

建設業法におきましては、アスファルトやシンナーなどの石油製品等を使用することから、今後建設資材の価格高騰や供給不足に起因する請負代金の上昇や工事の遅延といった影響が生じると考えてございまして、業界の一部からもそのような声が聞かれているところということでございます。

このため、令和6年に先ほどご指摘いただきました改正した建設業法の規定に基づきまして、建設業者が資材価格の高騰などの恐れを事前に注文者に通知することで、契約変更の協議を円滑に進めるような仕組みを活用するなどによりまして、価格転嫁等を円滑に行えるよう、改めて先般周知をしたというところでございます。

また、これに加えまして、公共工事につきましては最新の単価を反映した発注やスライド条項の適切な運用などに取り組むことが重要であることから、今後の状況に応じてこれらの措置を適切に講じるよう、先日全ての公共発注者に対して文書で要請を行ったところでございます。

引き続き、建設工事に必要な石油製品等の価格等の供給等の動向を注視し、経済産業省や業界団体とも密接に連携しながら、建設工事の円滑な施工に支障がないよう、適切に対応してまいりたいと考えてございます。

委員長 山下貴司

塩川君。

質疑者 塩川鉄也

このナフサ由来の建設の資材の調達がストップをして、そのために工事もストップをして売上がゼロになるということもあり得るという、そういう想定をした金融支援など事業者を支える施策の具体化もぜひ図っていただきたい。

コロナの時のようなゼロゼロ融資の実施なども含めた対応策を求めたいと思っております。

赤澤大臣にお尋ねしますが、この燃料ですとか石油製品の価格高騰や供給制約について、個々の事業者が具体的な目詰まりということで、実際に困っていると。

そういった困っている事業者の個別の要望に対処できるような相談窓口、単に「こんなことやってますよ」というポータルでお知らせじゃなくて、個別の相談事情についての要望を受ける相談窓口、これはぜひきちっと関係のところでつくっていただきたいと思うんですが、その点ぜひ。

委員長 山下貴司

赤澤大臣。

答弁者 赤澤大臣

今の状況で一つ委員とも認識を共有させていただきたいのは、やはり国内であまりパニックとか起きないようにということを考えておりまして、やはりもう全体の量が足りないのだという認識を持たれると、本当にまたその後の行動が影響を受けるので、とりあえず必ず全体量としては必要となる量を確保しているということを、答弁するたびにお話しさせていただこうと思っています。

その上で、一部の供給の偏りや流通の目詰まりが生じております。

先月30日に私が重要物資安定確保担当大臣に任命され、私のもとにタスクフォースが関係省庁を連携して、重要物資の供給状況を総点検するというのが立ち上がっております。

地方経済産業局も含め、建設業など業種を限定することなく、広く情報提供窓口を設け、サプライチェーンの情報を分野横断で集約をしようとしています。

その上で融通支援を細かく実施していこうとしておりますし、中小企業、小規模事業者への支援として、約1000カ所の、ウクライナ情勢、原油価格上昇等に関する特別相談窓口を設置し、資金繰りや経営に関する相談にも対応しております。

加えて、私のXで発信させていただいたのは、私自身に寄せていただいてもあれなんですが、かなりの数寄せられるので、見落としがあるといけませんから、必ず私のところに寄せられるときは、スレッドを立てて、そこのコメントするところに一応経済産業省と厚労省のポータルのURLを書かせていただいて、「そこに情報があれば寄せてください」と、一つ一つ対応してまいりますということで、一応それはもうアップをさせていただいております。

情報を寄せていただいたときには、全力で対応していきたいと思っています。

引き続き、全体が足りている中で、供給の偏りや流通の目詰まりを解消していくという、そういう考え方で、国民の皆様の命と暮らしを守るべく、需要家の皆様から情報を寄せていただきたいと思います。

その情報を踏まえて関係省庁と連携して、きめ細かく対応してまいりたいと考えております。

委員長 山下貴司

塩川君。

質疑者 塩川鉄也

今のお話で、情報提供いただければ一つ一つ対応するというのは、赤澤大臣に寄せられるということだけではなくて、先ほどちょっとあったように、窓口があった場合に資金繰りとか経営支援という話だったんですが、今言ったように燃料や石油製品の不足等についての相談、個別の相談もその窓口でしっかり受けてもらえるのか。

委員長 山下貴司

赤澤大臣。

答弁者 赤澤大臣

はい。

どこで情報がつかめるかが本当に分かりませんので、相談窓口に寄せられたものもきちっと集約をいたしますし、あとそのXに載せたURLの経産省、それから厚労省のポータルについては、そこに情報を寄せていただければ、それが端緒になって我々は対応するということで、まさに委員がおっしゃったように、「今、何々のこの病院でこういうものが足りないぞ」とか、そういうものがあれば、厚労省がきちっと対応しますし、もうちょっと川上に上がっていけば、経済産業省の方でどこが目詰まりしているのかを突き止めて対応しようということで取り組んでおります。

委員長 山下貴司

塩川君。

質疑者 塩川鉄也

現場の要望に応えてしっかりとした対応になるような、そういう取組を求めたいと思います。

それで報道されて、この関係で政府として石油元売り企業に対し、医療機関や公共機関などの重要施設について、普段燃料を調達している燃料販売店から調達できないようなケースでは、直接販売するよう要請しましたということがあります。

ここで言っている医療機関や公共機関などの重要施設って、その重要施設はどういうところなのかというのは、今どのように考え対応されようとしていますか。

委員長 山下貴司

赤澤大臣。

答弁者 赤澤大臣

すいません。

文書でですね、担当の資源エネルギー庁の幹部から石油精製事業者各位に対して要請をしたものでありまして、そこに書いてある重要施設のときには、文書自体ちょっとさらっと読ませていただくと、医療、交通、公共サービス、農業、水産業、畜産業等というような感じで書いておりますが、話を寄せていただければ、それに応じて今のものに当たれば、もちろん直接的に下ろすというようなことを考えていきたいと思いますし、重要施設への供給を迅速に行う必要があるため、具体的には私の元に設置したタスクフォースから石油元売り企業に要請するような形で、迅速な実現を図りたいと思っております。

連絡先については、関係省庁において情報提供窓口を設けておりまして、医療機関や公共機関を含め、国民の皆様及び事業者の皆様からご連絡をいただきたいというふうに考えております。

委員長 山下貴司

塩川君。

質疑者 塩川鉄也

連絡先のところについては。

連絡先については関係機関ということで、例えば医療機関であれば厚労省とか、あるいは公共交通機関であれば国交省とか、どこというのは個別に決めているという感じなんですか。

要するにそれぞれの事業者がどこに話を持っていけばいいかという、その連絡先。

委員長 山下貴司

赤澤大臣。

答弁者 赤澤大臣

すみません、一つ訂正をさせていただきたい。

文書で要請をしたと申し上げたんですが、ちょっと出すのが今日か明日も含めて、まだこれ申し上げていないんですけど、これから出すというものだったということをちょっと申し上げておきたいと思います。

その上でですね、今のご質問について言うと、担当分野ごとに各省が対応するのかというお話と理解いたしますが、そのようにしたいと思います。

私の元に局長級が参加したタスクフォースができていますので、問題の所在が分かればですね、各省の局長がきちっと持ち帰るといいますか、それで対応をしていくということだと思います。

委員長 山下貴司

塩川君。

質疑者 塩川鉄也

いや、要するに個別の医療機関がどこに連絡をすれば対応してもらえるのかというのが分かるようになっているのかということなんですが。

委員長 山下貴司

赤澤大臣。

答弁者 赤澤大臣

あ、違いますか。

官房審議官。

すみません。

すみません。

少なくとも私のXについて言うと、私と経産省はそれぞれポータルを分けてXで発信をさせていただきましたが、そういう意味で窓口の方で、業種をどこと決めていない窓口を作っておりますので、その場で聞かれた問題についてどこの役所が担当するのかということをきちっと確定した上で、そこに発注が出ているというふうに理解をしております。

委員長 山下貴司

塩川君。

質疑者 塩川鉄也

ぜひ個別の相談に対応する連絡窓口も設けて、しっかりと対応を。

委員長 山下貴司

山下貴司委員長。

質疑者 川裕一郎

川裕一郎君。

川裕一郎君。

木原官房長官にお尋ねします。

アメリカとイランは2週間にわたる停戦に合意したということであります。

これ以上犠牲者を増やさないためにも、ホルムズ海峡の解決のためにも、米国とイランの間で戦争の終結のための外交交渉を開始することが強く求められております。

このような戦争終結のための外交交渉となるよう、世界各国と協調して日本政府として米国とイランへの働きかけを行うことが強く求められておりますが、対応方についてお答えください。

委員長 山下貴司

木原官房長官。

答弁者 木原官房長官

今ご指摘のように、米国及びイランがそれぞれ攻撃を2週間停止すると発表したと承知をしております。

ホルムズ海峡の航行の安全確保を含む事態の早期鎮静化、これが何より重要という立場から、関係国間の外交努力をこれまで支持をしてまいりました。

御党からもその旨の要請書もいただいたところでありまして、同じ方向性だということも申し上げたところであります。

こうした観点から、今般の米国・イラン双方の発表というのは前向きな動きとして歓迎をしているところです。

最も重要なことは、今後ホルムズ海峡の航行の安全確保を含む事態の鎮静化が実際に図られることであり、外交を通じて最終的な合意に早期に至るということを期待をしているところです。

政府としては、これに向けて国際社会とさらに緊密に連携しながら、外交的取組を進めてまいる所存です。

委員長 山下貴司

塩川君。

質疑者 塩川鉄也

戦争終結のための外交交渉の前提として、イランに対する攻撃の完全な停止、イランに対する再攻撃をしないことの保障をアメリカに対して求めることが必要で、政府としてその対応方を強く求めるとともに、そもそも米国にイラン攻撃の即時中止を要求するとともに、日本として一切の軍事協力はしないということも強く求めるものであります。

委員長 山下貴司

山下貴司(内閣委員長)それではここまでで赤澤大臣と木原官房長官をお退席いただいて結構です。

質疑者 川裕一郎

次に最低賃金についてお尋ねをいたします。

川裕一郎(参政党)石破政権の下で、一昨年11月の総合経済対策及び昨年6月の骨太方針には、全国加重平均1500円を2020年代にという方針が記載されておりました。

それが昨年秋の総合経済対策では削除されています。

高市総理は昨年の所信表明演説でも、今年の施政方針演説でも、石破政権が掲げた最賃引上げ目標、2020年代に1500円というのを掲げることをやめております。

城内大臣にお尋ねしますが、今後最賃引上げの目標というのは掲げないということなんでしょうか。

委員長 山下貴司

城内大臣。

答弁者 城内実

城内実(経済財政政策担当)はい、お答えします。

川君におかれましては、昨年11月26日の内閣委員会に続きまして、最低賃金についてご質問いただきましてありがとうございます。

お答えします。

最低賃金につきましては、骨太方針2025におきまして、御案内のとおり、2020年代に全国平均1500円という高い目標の達成に向け、絶え間ない努力を継続するという方針が、先ほどまでいらっしゃいました、私の前任の担当大臣の赤澤大臣の取組で、石破内閣で閣議決定されました。

高市内閣におきましても、その目標は維持されております。

他方で、政府が将来に向けた最低賃金の引上げ目標を示すことに対しましては、やはり事業者や雇用者にとって予見可能性を高め、賃上げに向けた機運を醸成するとの意見もある一方で、実際の賃金は国ではなく、企業が支払うものでありますので、国が将来の目標だけを示して、その負担を企業に丸投げすべきではないといった別の意見もございます。

そのため高市内閣は、目標を事業者の皆様に丸投げしないといった観点から、令和7年度補正予算や令和8年度当初予算、税制などを含め、事業者の皆様が継続的に賃上げをできる、稼ぐ力を増やすという環境整備に取り組むと申し上げてきたところです。

今後、夏の日本成長戦略の取りまとめに向けまして、佐藤官房副長官の下で開催しております、賃上げに向けた中小企業等の活力向上ワーキンググループというのがございますが、こちらにおける議論を、あるいは中小企業政策審議会というのも中小企業庁の下でこういった議論が行われておりますが、こうした議論等も踏まえながら、日本経済財政諮問会議等で今後の賃上げ環境整備に向けた政策を具体的にお示ししていく考えです。

その上で、最低賃金を含むこれまでの政府決定の対応については、今後の消費者物価上昇率、現在行われている新規労使交渉の結果など、一般的な賃金の状況、事業者の経営状況といった経済動向等も踏まえまして、夏の日本成長戦略の取りまとめに向けて、具体的に検討してまいる考えでございます。

委員長 山下貴司

塩川君。

質疑者 川裕一郎

川裕一郎(参政党)最賃引上げ目標は維持しているという話ですけれども、わざわざ2020年代に1500円というのは削っている文書というのは他にもあるわけですよ。

例えば第6次男女共同参画基本計画に当たりまして、そのもとになっている基本的な考え方の草案が昨年の8月に出ているわけですけれども、昨年8月のこの基本的考え方の草案には、最低賃金について「2020年代に全国平均1500円という高い目標に向けて絶え間ぬ努力を継続することとし、官民で最大限の取組を5年間で集中的に実施する」とありましたが、今年3月の取りまとめ文書では、最低賃金について「適切な価格転嫁と生産性向上支援によって最低賃金の引上げを可能とする環境整備を進めていく」となって、この2020年代に1500円という目標はばっさり削られているわけであります。

これ、閣議決定の文書ですかね。

ですからそういう点では、閣議決定で目標を投げ捨てているということになるんじゃありませんか。

委員長 山下貴司

城内実(経済財政政策担当)

答弁者 城内実

はい。

先ほど御答弁したとおり、目標は維持されております。

他方で先ほど申しましたように、企業の稼ぐ力、賃上げ環境整備をさまざまな観点で中小企業庁、そして厚生労働省を中心に取り組んでいるところですが、そういうことを取り組みながら、今後の夏の日本成長戦略の取りまとめに向けて、先ほど申しました佐藤官房副長官のワーキンググループ、あるいは中小企業政策審議会などで、問題についても議論を進めておりまして、最終的には日本成長戦略会議等で今後の賃上げ環境整備に向けた最低賃金を含めたこの政策を具体的に示していく考えでありますが、冒頭に戻りますけれども、この目標というのは現時点では維持されております。

委員長 山下貴司

塩川君。

質疑者 塩川鉄也

最低賃金の目標については、別に石破政権だけでやっているわけではなくて、その前の岸田政権もそうですし、菅政権、さらに言えば、第二次安倍政権のときから掲げられているわけです。

ですからこの10年間、第二次安倍政権以降では時給1000円でしたし、岸田政権以降では1500円と、最賃について引き上げ目標を掲げていたのに、高市内閣では引き上げ目標を掲げていないわけであります。

ですから、これらの過去の政権においても、この今お話があったような企業に丸投げすべきではないと、それはもちろんそういう話で、いや、体力のある企業にはしっかりと払ってもらうということをきちっと働きかけると同時に、中小事業者などに対しての支援策をどう行っていくのかというのをやりながら、同時にやっぱり引き上げ目標を示すことによって実現を確実なものにしていくという取組もこの10年間やってきたわけですから、それを下ろす理由というのはないんじゃないですか。

10年間目標を掲げてきたのに、それを何で投げ捨てるのかというのに対して合理的な理由というのは見出せないんですが、改めて。

委員長 山下貴司

木原大臣、すみません、繰り返しの答弁になるんですけれども。

答弁者 木原大臣

この基本方針、この2025年において、2020年代後半に全国平均1500円と、1500円という高い目標の達成に向け、あらゆる方策を講じる努力を継続するという方針、これは閣議決定事項でありますから、これは当然その目標が何か廃止されたということではなく、その目標は維持されております。

ただ、繰り返し答弁になりますけれども、高市内閣では高市総理が繰り返し述べているように、目標を事業者に丸投げしているわけではありません。

で、令和7年度補正予算、あるいは8年度の投資予算、あるいは税制などを含めて、事業者の皆様が継続的に賃上げできる環境整備にしっかり取り組んでいるところでございまして、具体的にはプッシュ型の伴走支援、生産性向上、省力化支援に加えまして、観光業等での取引適正化、価格転嫁の徹底、事業承継、マネジメントの環境整備といったことで労働生産性の継続的な向上を促進する取組についてしっかり検討を進め、事業者の皆様や労働者の皆様に前向きな御判断がいただけるように、それを今取り組んでいるところでございまして。

繰り返しになりますけれども、今後の日本成長戦略の取りまとめに向けて、先ほど申しましたように佐藤官房副大臣のもとでのワーキンググループ、あるいは中小企業政策審議会とか、そういうところで今議論が行われておりますので、そうした議論等も踏まえながら、最終的には日本成長戦略会議等で、今後の賃上げ環境整備に向けた政策を具体的にお示しするということでございます。

委員長 山下貴司

塩川君。

質疑者 塩川鉄也

10年間やってきたものを投げ捨てるというところで、本気さは問われてくるわけです。

最低生計費を賄うような賃上げこそ必要だということを強く求めておきます。

この最賃近傍の労働者は非常に女性が多いということで、女性の占める割合というのが67%、つまり3分の2が女性の方。

木原大臣にお尋ねしますが、こういった最賃近傍の労働者の多くが、圧倒的多数が女性ということで、最大の男女差別である賃金差別のような状態にあるため、どう取り組むのか。

最賃の大幅な引き上げこそ必要ではないかと思うんですが、厚労省に働きかけることを含めて担当大臣としてお答えください。

委員長 山下貴司

木原大臣。

答弁者 木原大臣

申し合わせの時間が経過しておりますので、委員長にお願いします。

はい。

この男女共同参画基本計画、この第6次におきましては、改正女性活躍推進法に基づく男女間賃金格差の公表義務の対象の拡大や、女性管理職比率の公表義務化などについて実効性の確保を図る。

高山聡史 (チームみらい) 56発言 ▶ 動画
質疑者 高山聡史

正社員への転換等の促進に取り組んでいることとしておりまして、これらを一体としてやりまして、女性活躍推進に向け、そして男女間の賃金格差をなくしていきたいというふうに思っております。

委員長 山下貴司

小川君。

質疑者 小川君

まずは、最賃という点に着目した対応策をぜひ求めて質問を終わります。

委員長 山下貴司

次に、後藤祐一君。

委員長 山下貴司

後藤君。

質疑者 後藤祐一

中道改革連合の御答弁でございます。

まず、この4月1日から施行になった自転車の青切符について、国家公安委員長に伺いますが、赤間委員長大丈夫ですか。

失礼しました。

この自転車に関して、これまで年間では大体どのぐらいの検挙数がありますか。

この青切符制度を導入した後、この検挙数が大幅に増えるような運営をしていくんでしょうか。

委員長 山下貴司

赤間国家公安委員長。

答弁者 赤間国家公安委員長

お答えいたします。

近年、交通事故件数、これは減少傾向にある中で、自転車が関係する交通事故、この割合が増加しており、特に死亡重症事故の4分の3。

これが自転車側にも法令違反が認められて交通ルールが十分に守られていないことが伺われているところでございまして、こうしたことを踏まえて自転車の交通違反に対する指導を取り締まり、これについてはまず基本的に指導警告、これを実施して交通ルールを認識させるとともに、交通事故の原因となるような悪質、危険な違反については検挙を行うこととしており、その上で、今お尋ねの近年の自転車の運転者による交通違反については、令和5年中に4万4207件、令和6年中に5万1564件、令和7年中に6万163件を検挙しております。

先ほどお話ありました本年4月1日から16歳以上の者による自転車の一定の交通違反を対象に、いわゆる交通反則通告制度、いわゆる青切符、これが導入されたところでありますが、この青切符導入後も先ほど申し上げたとおり、交通指導取締まりの基本的な考え方、これには変更はなく、引き続き交通反則通告制度の適切な運用を含め、自転車の関係する交通事故の抑止に資するよう取り組んでまいりたいというふうに思っております。

委員長 山下貴司

後藤君。

質疑者 後藤祐一

つまり今までは赤切符しかなかったので、青切符ができたからその分たくさん増える、そういうことではないわけですね。

自転車の危険度合いが全体として増えているからその分は増えるでしょうけれども、運用としてより青切符分たくさん検挙するということではないという答弁だと理解しました。

次にちょっと2つまとめて伺いますが、この青切符の中の携帯電話使用と保持、つまりこうやって通話しているんじゃなくて、自転車にホルダーとかつけて、ハンドルとかにスマホがついている状態で、そこで地図を表示させて、どうしてもこういじんなきゃいけないときがあるので、それをちょっと触ったりというようなことがあると思うんですね。

これは自動車においても自動車のナビでは同じことが起きるはずなんです。

この自動車のナビを見る場合と、自転車のスマホホルダーにつけてその地図を見る場合とは、運用としては法律的には全く同じと理解していくかというのが一つ。

それで、そのホルダーで固定したスマホで地図を時々見るというのは、青切符を切られないということでいいですね。

もうちょっと厳密に言うと、走行中に地図がはみ出しちゃったからちょっとずらすとかですね。

赤信号で止まったときに目的地をちょっと再設定し直すとかあると思うんですよ。

ちゃんと止まって赤信号で目的地を再設定するのに30秒ぐらいいじるとか、こういったものは青切符にならないということでよろしいですね。

委員長 山下貴司

赤間国家公安委員長。

答弁者 赤間国家公安委員長

今、いわゆる青切符による検挙の対象となっている携帯電話の使用等、これというのは、自動車や自転車を運転する場合に停止しているときを除き、携帯電話等を手で保持している、通話のために使用する行為等を指すものであり、自動車および自転車運転中の場合のいずれも罰則があり、青切符の対象ともなっております。

一方で、今お尋ねの備え付けのナビシステム、ナビゲーションシステムであるとか、車体に取り付けたスマホ、画像表示用装置、これを確認であるとか、操作のために見たりする行為は、自動車および自転車運転中の場合、いずれも交通の危険を生じさせなければ罰則はなく、青切符の対象でもありません。

委員長 山下貴司

後藤君。

質疑者 後藤祐一

そうすると、ちょっと触っただけでも危険を生じさせる可能性があるときは対象になり得るんですか。

委員長 山下貴司

赤間委員長。

答弁者 赤間国家公安委員長

よろしいですか。

いわゆる危険を生じさせるといった話については、いわゆるどのような場合かといえば、交通事故を起こしたり、歩行者であるとか他の車両の通行を妨害するなど、具体的な危険を発生させた場合のこと、これを指すということでございます。

委員長 山下貴司

後藤君。

質疑者 後藤祐一

わかりました。

実際に事故を起こしたり、具体的な危険を発生させた場合ですよね。

させていない場合には対象にならないということで、安心して地図は見ていただければと思います。

次にストーカー法に行きたいと思いますが、この前の池袋ポケモンセンターストーカー殺人事件については、大変残念な事件でございました。

この加害者は逮捕あるいは追起訴、再逮捕と何度かそういったことがあって、1月29日に接近禁止命令もかかっていて、1月30日に80万円の罰金を支払って釈放されていたんですが、その後警察と被害者は連絡を3回取っていたと。

ということで、警察はやるべきことをやっていたように私も見えますが、確認ですが、警察としてはやるべきことをやっていたのでしょうか。

だとすると、現行法制では、この殺人事件は防ぐことができなかったと考えてよろしいでしょうか。

委員長 山下貴司

赤間国家公安委員長。

答弁者 赤間国家公安委員長

赤間国家公安委員長:まず、私の方からも。

関係の方が亡くなられたこと、これについては御冥福をお祈りするとともに、御遺族にお悔やみを申し上げたいというふうにまず思います。

今ご指摘の事案について概要お話ありましたけれども、この件については昨年12月25日に警視庁において、元交際相手の男性からの付きまとい等に関する相談を被害女性から等々の一連の経緯を経て、先ほどお話、最後に触れていただきましたけれども、警察では被害者に対して、被害者の釈放後も連絡を行って取っていたけれども、特異な状況は把握されなかったものだと承知しております。

現在、事件の真相解明に向けて捜査中であるところであります。

捜査の中で、被害防止に向けてさらにできることが把握された場合には、今後の対策に生かしていくよう、警察を指導してまいりたいというふうに思っております。

委員長 山下貴司

後藤君。

質疑者 後藤祐一

後藤祐一:これ制度的な問題だと思うんですよね。

GPSの装着という議論をしなきゃいけないんではないかと思いますが、三谷法務副大臣お越しいただいておりますが、このGPS装着については、国外逃亡の恐れのあるものに対する装着は既に法改正がなされています。

さらに現在法務省で、仮釈放中の性犯罪者についてはGPS装着の検討を行っていると伺っておりますが、令和2年6月の方針というのを策定し検討中ということで、これあまりに時間かかりすぎではないでしょうか。

早く結論出してください。

答弁者 三谷法務副大臣

三谷法務副大臣:お答えいたします。

法務省では第2次再犯防止推進計画及び性犯罪・性暴力対策のさらなる強化の方針に基づき、GPS機器の活用方策の中でも、仮釈放中の性犯罪者等を対象として保護観察処遇を充実化させる方策について検討を進めているところです。

その検討は諸外国の法制度や運用、技術的な知見等を踏まえながら行っておりますが、これまでの調査によってもGPSの装着による再犯防止の効果に関する情報がなお不足している状況にございます。

また各国の制度はそれぞれ大きく異なっておりますため、我が国での制度を設計するに当たりまして、GPS機器の装着によるプライバシーの侵害の程度や、そのものの社会復帰のための努力を妨げる恐れなどの様々な観点から、どのような制度が我が国において適切かを検討しているところでございます。

加えてGPS機器の使用や位置情報を把握するためのシステム等についても検討を進める必要がございます。

このような観点から、現在さらに精緻に論点整理をしつつ、追加的に諸外国の法制度や運用等の調査を進めているところでございます。

さらに仮釈放中の性犯罪者等を対象として、現行法下でも可能な方法でGPS機器の活用について施行できないか考えているところでございまして、今後有識者等からの意見を聴取しながら制度化に向けた検討を加速化していきたいというふうに考えているところでございますが、とはいえでございます。

第二次再犯防止推進計画等がまとめられてから丸3年以上が経過しておるところでもございますので、私としても法務省に対してさらに検討を加速するように指示することとしたいと思います。

委員長 山下貴司

後藤君。

質疑者 後藤祐一

後藤祐一:最後のところに少し政治的推進の意思を感じましたが、令和2年6月ですからね、もう6年近く経っているんですよ。

遅すぎですよ。

GPSの一発目だったら慎重なのはわかるけど、国外逃亡犯でも法律上はもう進んでいるんですから、これ2発目ですから。

しかもこの刑務所におられた方が早く出た場合の仮釈放中の話ですから、かなりその条件としては検討しやすいものです。

ぜひこれ政治のリーダーシップを発揮して早く結論を出すようにやってください。

これとも関係するんですが、実は性犯罪者の仮釈放後どうするかという議論も多分その後出てくると思うんですね。

それと実はこのストーカーの話に若干近いところがあって、これで本題なんですが、赤間委員長。

ストーカー禁止法の接近禁止命令を受けた者のうち、全員ではありません。

特に危険度の高い一定の者に対するGPS装着を検討すべきではないでしょうか。

答弁者 赤間国家公安委員長

赤間国家公安委員長:お答えいたします。

加害者にGPSを装着させる制度を設けることについては、現段階で、どのような根拠に基づいて、どのようなものを対象に、どのような措置をとることが強要されるのか、あと、対象者等の生活に悪影響を及ぼすのではないかなど、さまざまな問題が考えられておるところであります。

また、その必要性を判断するにあたって、憲法で保障されている国民の権利等との関係を含めて、さまざまな観点からの検討が必要であるというふうに理解をしております。

池袋事件は防ぎようがなかったんですよ、現行制度で。

ほかに方法があるんですか。

あるなら早くそれを制度にしてください。

ないならGPSを早く検討してください。

人が死んでいるんですから。

こういうのこそ政治がリーダーシップを取って早くやるべきではないかということを申し上げて、赤澤大臣、三谷副大臣含め、警察法務関係の方はこれで結構です。

それぞれご退席されて結構です。

質疑者 後藤祐一

続きまして、ちょっと順番を変えて城内大臣の話に行きたいと思います。

原油高騰の影響がどのぐらい持続するかという問題ですが、内閣府の参事官の方々が3月27日にマンスリートピックスというのを発表していて、「原油価格上昇ショックは我が国の消費者物価上昇率を徐々に加速させ、その影響はショック発生から1年弱後にピークを迎えるとともに、ショック発生後3年程度はその影響が残る」との結果が得られたと。

こういう論文を発表しております。

これは確かに個人名で何人かという発表の仕方なんですが、「組織としての内閣府の見解ではない」とか、そういうつまらないことを言うのではなくて、これはかなり重要な結果だと思うんです。

今日の停戦がずっと続いて、戦争は終わりました。

ホルムズは開きました。

原油は来ます。

ナフサは来ます。

だけど、じゃあ物価はこれで下がるのかというと、必ずしもそうでないということなんですよ。

城内大臣の見解をお願いします。

委員長 山下貴司

城内大臣。

答弁者 城内大臣

はい、後藤委員にお答えします。

まず後藤委員ご指摘のレポートですが、これはご指摘のとおり、内閣府のスタッフが、幅広い議論に資するために、個人の立場で作成した論文である、これについては、やはりご留意いただきたいんですが、その上で、その推計結果について申し上げますと、過去20年程度、すなわち2002年1月から2025年12月、このデータから原油価格の上昇が消費者物価に与える影響を推計したところ、原油価格が上昇すると消費者物価は1年程度をかけて上昇率を高め、その後2年程度をかけてその影響が減衰していくとの試算結果が得られた、そういう内容であるというふうに承知しております。

ただし、こうした推計値はやはり過去のデータに基づくものであり、今後もそうなると断定して理解することは適切ではないというふうに考えております。

事例しましても中東情勢の先行き、これは未だ予断を許さない状況にありますので、引き続き緊張感を持って中東情勢が経済や物価に与える影響をしっかり注視してまいる考えであります。

委員長 山下貴司

後藤君。

質疑者 後藤祐一

それは断定はできるわけないんですよ。

ただ、これでWTIが例えばバレル60とか70ドルに戻ったとするじゃないですか。

じゃあそれでCPIが戻るか、あるいはこれからやるシンナーとかそういう値段が下がるか、下がりませんよ。

そこはそんな甘い認識ではこれからの対策は打てないと思いますよ。

あるいは補助金どうなるんだとか、そういう話もこの次やりますけれども、こういうまさに経済政策を考える上での、これはかなり重大なデータだと思いますので、これから物価上昇がずっと続くんだと煽りすぎるのもあれですけれども、これでホルムズが開いて、原油が来るようになればそれで万々歳なんだということではないということは、ぜひ政府として肝に銘じていただきたいと思います。

城内大臣、これで結構でございます。

はい、退席されて結構です。

続きまして、ガソリンをはじめとした軽油、重油、灯油などの補助金について伺いたいと思いますが、これは経産省に呼んでいますが、赤澤大臣に来ているので、赤澤大臣にできればお答えいただきたいと思いますけれども、大体1リットル10円補助すると1か月で大体1000億円かかるということでよろしいでしょうか。

そうしますと3月末で1兆1500億円、それは正式に言っていますが、3月中にここから1500億円ぐらい多分使っていて、およそ1兆円ぐらいが3月末の残金になっていて、ここから1リットル49.8円補助が今の状態が続いたとした場合、4月、5月とそれぞれ5000億円ずつかかりますから、5月でほぼ使い切って、もうちょっと持ったとしても、6月にはこの基金というのは枯渇するという見通しでよろしいでしょうか。

はい。

答弁者 枠田資源エネルギー庁資源燃料部長

枠田資源エネルギー庁資源燃料部長、お答えを申し上げます。

燃料油の支援につきましては、原油価格高騰が継続する場合にも切れ目なく安定的な支援を行うため、令和7年度予算を活用いたしまして、燃料油価格激変緩和基金に7,948億円を積み増しまして、もともとの基金残高で合わせて、1兆円程度の規模を確保しているところでございます。

今後の見通しということでございますが、本措置では原油価格の変動分を踏まえまして支給単価も見直しますし、各種燃料の消費量は年や季節によっても変動するため、正確にお答えすることは困難でございます。

委員長 山下貴司

後藤君。

質疑者 後藤祐一

昨日予算が成立しましたけれども、もうすぐ補正の策定指示を出さないと間に合わないんじゃないですか、これ。

49.8円がもう少し小さくなるかもしれないけれども、もうすぐ補正策提示を出した方がいいと思いますよ。

その上で次に行きたいと思いますが。

続きまして中東情勢に伴う物資安定確保でございますが、各業種の現状をそれぞれ聞きたいと思います。

まず厚生労働政務官、栗原政務官にお伺いしたいと思いますが、医療機関ではこれはいろいろなところでやっていますけれども、プラスチック、石油化学製品全般、たくさん使われておりますけれども、使い捨て手袋からもっと深刻なものまでありますが、これ病院、小さいクリニック、介護施設、食品加工業、それぞれの確保状況はどうなっているでしょうか。

発注しても買えないという状況が発生していないでしょうか。

また価格が大幅に上がっているということはないでしょうか。

特に大病院に比べて規模の小さい医療機関では極端な不足が発生しているといったことはないでしょうか。

お答えください。

委員長 山下貴司

栗原厚生労働大臣政務官。

答弁者 栗原厚生労働大臣政務官

お答えいたします。

医療機関における医療関連物資の需給状況についてでございますけれども、定点観測を実施して状況把握を進めておりましたけれども、今般さらに調査対象医療機関を拡大するとともに、医療機関向けの相談窓口を設置し、安定供給に関する積極的な情報収集を行っているところであります。

医療機関などに直ちに供給が滞る状況はございませんけれども、一斉点検により的確に状況を把握し、必要に応じて他の流通経路からの融通支援や代替製品の調達などを行う安定供給に万全を期してまいりたいと考えております。

また、介護施設及び食品加工業においても、使い捨て手袋が不足している、あるいは在庫が逼迫しているという情報は、現時点で把握しておりませんけれども、引き続き状況を注視しつつ、関係団体を通じて丁寧に把握をしてまいりたいと、そのように考えております。

委員長 山下貴司

後藤君。

質疑者 後藤祐一

使い捨て手袋が逼迫しているのを把握していないんですか。

大丈夫ですか、厚生労働省。

テレビで毎日やっているじゃないですか。

私も地元の医療機関とか介護施設で聞きましたよ。

今ある分はあるけれども、「次の発注はもうそんなに頼まれても無理ですよ」と言われている。

現実に起きていますよ。

窓口を置いているからいいという話はないんですよ。

特に小さいところ、大きいところは比較的力があるから確保しやすいけれども、力のないところからこれは残念な状況が発生しているんですよ。

政務官、大臣も含めてですね。

地元でいっぱいいますでしょう、小さいお医者さんとか小さい介護施設とかお知り合いが。

直接電話して聞いてみてくださいよ。

大変な状況ですから。

次、農業関係、根本副大臣お伺いしますが、農業においても包装用のラップだとか、下に敷くトレイですとか、あるいは肥料も含めて、石油化学由来の農業資材、現場で逼迫、あるいは価格上昇、起きていないでしょうか。

お答えください。

委員長 山下貴司

根本農林水産副大臣。

答弁者 根本農林水産副大臣

お答えいたします。

農産物の出荷等で使用する包装用ラップ、トレーなどのプラスチック製品は、石油から生成されるナフサを原料としております。

石油については、3月26日から国家備蓄の放出が開始されており、こうした取組を通じて供給の安定が図られ、結果として価格の安定に寄与するものと承知をしております。

一方ですね、一部の事業者の方々から包装用資材等のプラスチック製品の流通に支障が生じる懸念があるとの声をいただいていることを受けまして、農業者の皆さんの経営に影響が生じないよう、先月31日に事業者の皆様から情報を受け付ける相談窓口を設置したところであり、適時経済産業省と連携をとって円滑な供給が行われるように対応をしています。

委員長 山下貴司

長谷川君。

質疑者 長谷川淳二

肥料の安定供給に影響がある旨の報告は受けておりません。

中でも本年の春作業に使用する肥料については、中東情勢が変化する前に設定された価格で既にほとんどの農業者が調達済みと考えられることから、本年の春作業への影響は小さいこのように考えております。

また、プラスチック製品や肥料など農業資材の価格の高騰に対しましては、重点支援地方交付金による支援が、はい。

委員長 山下貴司

後藤君。

質疑者 後藤祐一

今ぐらいですよね、せめてね。

確かに私も農家ですとか農協ですとか、そういったところもあったら、病院や介護に比べるともうちょっと今ぐらいの感じの方が多いような気はいたしますので。

ただこの問題というのは、肥料は農水省を直接見ているところがあるかもしれませんけれども、ラップにしろトレイにしろ医療機材にしろ、作っているメーカーは経産省の所管なんですね。

ところがその不足が発生するのは各省庁の所管業種なんです。

ですから川上の方から見ていく、あるいは川中ぐらいから見ると、これから多分答弁すると思いますけど、「全体としては足りている。

どこかで足りなくなっている」みたいなことしか言わないんだけど、現実にここでこう足りないからを把握するのは、その需要家側を見ているまさに厚労省とか農水省とか国交省もですけれども、そっち側が大事なので、ぜひ困っている方が、さっき地方中傷という話がありましたけれども、どこに出ているのかということを敏感に察知して、それを現実に解決していくようお願い申し上げまして、農水省と厚労省の関係はこれで結構でございます。

根本副大臣、栗原政務官はご退出された結果です。

続きましてシンナー行きますが、今目の前で一番逼迫しているのはシンナーだと思います。

まさに洞窟のカナリアはシンナーになっていると思いますが、赤澤大臣に伺いますが、住宅塗装、自動車整備工場の自動車塗装、住宅では塗心というそうなんですが、この不足がものすごい深刻です。

週末私これ何件か回りましたけれども、もう在庫はもうある分で終わり。

それは自動車整備工場そのものもそうだし、そのシンナーを買っている私の地元の卸業者なんかも、もうある分でそこから先が来るかどうかわからないと言われているというようなことが現実に起きています。

つまり住宅塗装と自動車塗装もできない状態になりつつありますと私は認識していますが、もちろん地域的な偏在とかあると思うんですけれども、これはもう通告で赤澤大臣にぜひ鳥取の地元の自動車整備工場、住宅塗装会社の話を直接電話で聞いた上で答弁していただけますでしょうか。

委員長 山下貴司

赤澤大臣。

答弁者 赤澤大臣

はい。

住宅の塗装に用いる塗料用品な、いわゆる塗心については、私の地元の鳥取県米子市の住宅塗装会社から、塗装や下地の錆止めで使用するシンナーが入手しにくくなっている、シンナーの価格が上昇している、この傾向が続けば顧客に負担増をお願いさざるを得ないなどといった声を聞き取ったところであります。

また同様に自動車整備工場は、先ほどの塗装会社は1社ですけど3社聞いてみまして、供給量が絞られつつある、価格上昇をユーザーに転嫁できないのが悩みだ、この状況が長引けば納期の長期化の恐れがあるなどという声が寄せられます。

国土交通省による関係団体へのヒアリングや相談窓口においても、住宅や自動車の塗装で使用される塗料シンナーが入手しにくい、大きく値上がりしているという声が寄せられていますし、まさに今、委員から教えていただいたような状況が地域によって当然あるということだと思いますので、シンナーの原料となる川中製品については、供給が継続されている一方で、足元ではやはり供給の偏りや流通の目詰まりがかなり広くなっているというふうに認識をいたします。

今回伺った話を私も踏まえて、担当大臣として国民の皆様の命と暮らしを守るべく、この問題に対して全力で取り組んでいきたいと思います。

委員長 山下貴司

後藤君。

質疑者 後藤祐一

地元業者聞いていただいてありがとうございます。

やはり政治家が大臣やっている意味ってこういうことだと思うんですよね。

自分の知っている人から聞いたら大変だよと言われると、一生懸命やりますよね。

いや、いいんですよ、それで。

いや、だから政治家が大臣やっているんだから。

目詰まりという言葉が今日たくさん出てくるんですけど、もうこの言葉を使うのをやめませんか。

つまり全体としては足りている。

さっきは「はず」ということも出てきましたけど、「はずである」と。

だけど現実には今まさに赤澤大臣がおっしゃったように、シンナーないんですよ。

結構多くのところで。

全体であるはずであるなんてことは、現場ではそんなことを聞きたくないんですよ。

いや、だからこそ誰かため込んでいるんですよ、おそらく。

全体としてちょっと確認まで聞きますが、赤澤大臣、これ通告しています。

このシンナー、あるいはこのシンナーをつくるトルエンとかキシレンといったシンナーの原料、これはイラン紛争の始まる前と始まった後で同じだけ生産されているんでしょうか。

もしされている、全体としては足りているということであれば、これは原料のメーカーだとか、シンナーを作るメーカーだとか、あるいは卸しだとか、どこかで買い占め、売り惜しみ、転売、こういったことが起きているんじゃないかと思うんですね。

これ、どこで止まっているのか。

これ、多段階にわたる、これシンナー製造多段階らしいんで、その製造段階、あるいは卸し含めて、徹底的に調査すべきだと思いますが、いかがでしょうか。

委員長 山下貴司

赤澤大臣。

答弁者 赤澤大臣

問題意識を共有させていただきます。

シンナーの原料であるトルエンやキシレン等はナフサから製造される石油関連製品ということで、ナフサについては米国からの代替調達の進展により、川中製品の在庫活用、国内での精製と合わせて、少なくとも私どもの認識として、化学品全体の国内需要を4ヶ月分確保できている。

というので、ちょっと繰り返しになりますが、日本全体として必要となる量は確保できていると思っています。

さらに中東以外からのナフサ輸入量の増加により、川中製品の在庫使用期間を半年以上伸ばすことが可能だという認識です。

シンナー等の原料としてのトルエンやキシレン等の生産量については、平時に比べて一部減産しているようです。

ただ、輸出量の削減や川中在庫の活用を通じて、国内出荷量としては平時と同様に国内需要量に応じた必要量を供給することができているというふうに現時点で認識をしております。

委員長 山下貴司

後藤君。

質疑者 後藤祐一

やはり減産になっている以上は、これからこの状態が続いたら、より厳しくなっていくわけですから、今、目詰まりという言葉を使われなかったのは、ぜひこれからも使わないようにしていただき、目詰まりという言葉で片付けられたくないんですよ、現場は。

どうせ俺のところが詰まっただけだよって思っちゃうんですよ、この言葉。

本当にやめた方がいいと思いますよ。

米で失敗したじゃないですか。

米は目詰まりだから足りてますと言って、間違えたじゃないですか。

1年かけて。

もうやめましょうよ、目詰まりという言葉。

申し上げておきます。

次は、シンナーの次は、ラップ。

さっき農業もありましたが、食品包装はこれのラップなどですね。

あとは原料のポリエチレン。

あとはトレイ、食品のトレイなんかはポリスチレン。

あとは接着剤用樹脂というのも足りなくなってきているらしくて、これはC5留分というそうなんですが、これらもシンナーと同じように入荷制限だとか価格引上げが起きているのではないでしょうか。

またこの製造卸段階で買い占め、売り惜しみ、転売が起きていないでしょうか。

これ徹底調査、需要のサイドも含めてすべきだと思いますが、赤澤大臣いかがでしょうか。

よろしいですか。

委員長 山下貴司

赤澤大臣。

答弁者 赤澤大臣

先ほどの目詰まりという言葉を使うなという委員のご指摘ですけど、ちょっと私の見解を異するところがあるのは、やっぱり国民の皆様に不必要に不安を感じてパニックを起こすようなことっていうのは避けていただきたいと思っていて、やっぱり供給量が本当にその国内で足りないんだと、もう必要量を賄えるだけないんだと、取り合いになっているんだという情報はやっぱり我々は発信しづらいので、やっぱりこれまでどおり全体量は足りているんだけど、目詰まりがありますので、そこはまさにおっしゃるように、足りない方にとってそれはもう全体として足りているかどうかなんの関係もないんで、自分に必要な量がなければもうこれは足りない、そこはしっかり手を打っていきたいというのが我々の考え方であります。

その上で、シンナーの原料であるナフサは日本全体として必要な量を確保している上で、足元では申し上げたように供給の方より流通の目詰まりということで、4月3日に経済産業省から、溶剤関連事業者に対して、シンナーを含む溶剤等の安定供給確保に資する協力要請を行ったところです。

担当大臣である私のもとにタスクフォースを作り、関係省庁を連携して卸事業者等による買い占めや売り惜しみ、転売、まさに委員がご指摘になったようなことがないかと、それがないように、溶剤を含めた重要物資の供給状況の総点検をしているところです。

さらに関係省庁に設置された情報提供窓口を通じて、需要家の調達状況も含めたサプライチェーンの情報を集約してまいりたいと思います。

特に住宅塗装と自動車整備工場の現状については、国土交通省において、業界団体へのヒアリングや情報提供窓口からの情報を通じて、塗料仕入の供給状況を把握してもらおうと思っています。

委員長 山下貴司

後藤君。

質疑者 後藤祐一

私、経済産業省流通産業課の課長だったんですけれども、スーパーも大手のところと小さいところで随分違うんですよ。

私の地元の6店舗ぐらいやっている小さいスーパーの社長さんに聞くと、例えばああいう傘がすごくかかるんでそんな置いとけないんですよ。

週3回とか4回入荷して、ぱっぱくぱっぱく回していくしかなくて、それが今はあるけど次どうなるかわかんないよと、やっぱり言われてるんですよ。

だけどこれなかったら売れませんからね。

塩川鉄也 (日本共産党) 26発言 ▶ 動画
質疑者 塩川鉄也

だったらちょっと放送しないで自分で持っていってみたいなやり方があるかもしれませんけど、肉とか魚とかはなかなか難しいわけですよ。

イチゴとかだから、ここも深刻な話になりますので、ぜひそこは、これは需要家の方も経済省も持っているわけですから、ぜひ徹底して見ていただいてください。

これはさっきの新南の比ではない、国民生活全体へのものすごい影響になりますから。

目詰まりではなくて、トータルで足りているかどうかって分からないですよ。

分からないですよ。

トータルで足りていることが分かっているときしか「目詰まり」という言葉は使えないはずなんですよ。

新南はだって減差になってきているわけでしょ。

トータルで足りているかどうか分からないじゃないですか。

だからそろそろ仕様を控えていった方が、後で同じに敗北をしないで済むと思いますよ。

それで実際、トータルとしてあるかどうかは微妙だけども、あったとしても一部に偏って供給体制が崩れているというときには、これは例えばメーカーとか卸が「ほっときゃここに値段上がるんですから、ちょっと出すスピード遅くしようよ」ってやったら儲かるんですから。

いい言い方をすると「この先メーカーからいつ入ってくるか分からないから、今までと同じスピードで出したらなくなっちゃうから少しずつ出荷制限しよう」これは合理的ですよね。

だけど儲かるからね、という問題があるわけですよ。

まさにコロナのときのマスク、アルコールの話になりつつあるわけですよ。

ぜひこの、特に経産省は、赤澤大臣は内閣官房全体でやってほしいけれども、メーカー、卸、あるいはその間で作っている人たち、あるいは転売。

ここで投機的に調べるということですけれども、「これちょっと過剰じゃないの」という持ち方がないか。

これはちょっとね、儲かる話だから疑いの面も含めてチェックしなきゃいけないと思いますよ。

それで、「ちょっとこれ過剰じゃないの」というときは、国民生活安定緊急措置法。

これはマスクとアルコールでコロナのとき政令改正して対象にしました。

あと場合によっては、メーカーだとかそっちが買った上で売るんじゃなくて、もともと製造側にいて売り惜しみのときは、これは買い惜しみ方ですから。

これはコロナのとき使っていないけれども、私が経済企画庁に出向しているとき、この法律を所管していました。

ですが、こういったものの適用も検討すべきじゃないでしょうか。

これは赤澤さん、答えていただけない。

でも、所管は木原大臣ですけど。

これどっちか微妙なんで。

じゃあ、赤澤大臣。

答弁者 赤澤大臣

(赤澤大臣)私どもの認識としては、新南ポリエステル製品、ポリスチレン製品について、現時点で極端な買い占めとか投機的な転売の発生が確認されておりませんので、国民生活安定緊急措置法などに基づく規制的な手法を用いることは、繰り返しになりますが、現時点では考えていないということであります。

これらを含めた石油関連製品については、またちょっと先生に怒られそうですけど、偏り、目詰まりということを我々は思っているので、担当大臣である私のもとのタスクフォースで関係省庁が連携して、分野横断で重要物資の供給状況を総点検し、しっかり情報をつかんだ上で手を打っていきたいというふうに考えております。

委員長 山下貴司

山下委員長

質疑者 後藤祐一

後藤君。

後藤祐一先ほどこれは塩川委員のやりとりのときにありましたけれども、元売りに対してタスクフォースから「これは重要施設に対して販売するよう文書で今日明日にも出す」と言っていましたが、元売りはそんなナフサは精製して作るかもしれないけど、その先のポリエチレンだとか、あるいは食品包装のラップとか、そんなの作れないわけですから。

ちょっと誰に対して何をやるのかが今一つ不明な答弁でした。

さっきの農業の話にしろ、スーパーの話にしろ、必要なのはそういう方々ですから。

例えばスーパーがラップだとかトレイがないから元売りに言ったって、元売りそんなもん作れませんから。

一体誰に対して何を売れということを発出するんでしょうか。

赤澤大臣。

答弁者 赤澤大臣

(赤澤大臣)先ほど塩川委員にもちょっとお話をした話をもう一回ちょっと確認をした上で丁寧にお話をすると、4月4日にまず口頭で事業者たちに話をしてまして、その相手は誰かというと特定石油精製業者等ということで、定義としては元売りに加えて輸入業者。

後藤祐一

質疑者 後藤祐一

後藤君。

これだから川中どころか、かなり川下の方の製造体制まで、かなり多くの事業者に対して言わないと、実態上機能しないんじゃないですか。

いかがですか。

答弁者 赤澤大臣

(赤澤大臣)はい。

ご指摘も踏まえて、まず今回特定石油精製業者等ということで、4月4日に口頭では伝えて、これまだ確定していませんけど、もう議論になっちゃったので、明日文書でとにかく出したいと思います。

その上で、実際に目詰まりとか偏りとかが解消されるかどうかもよく見ながら、委員のご指摘も踏まえて、さらに必要な対応があれば取っていきたいというふうに思います。

質疑者 後藤祐一

後藤祐一ぜひ原油を精製している元売りだけではなくて、そこで出てきたナフサ、そしてナフサをナフサクラッカーでいろいろポリエチレンとかそういったものを作っていくわけですよね。

そういった石油化学メーカーで、ポリエチレンからラップを作るもう少し川中のメーカー、こういったところまでかなり幅の広い方々に対して通知をしていただくようお願いしたいと思います。

それでは、そういったことをすれば、ガソリンは足りるんでしょうか、赤澤大臣。

特に備蓄原油を放出始めていますが、これ、精製能力の限界までやったとして、ガソリンを作ったとして、特にゴールデンウィーク、ガソリン相当需要があると思うんですけれども、去年とか一昨年のゴールデンウィークの平年並みの需要があるとした場合、必要なガソリンは確保できるのでしょうか。

赤澤大臣。

これも精査が必要なあれかもしれませんけど、私どもとしては、必要なガソリンの量についても、現時点において、量は確保ができていると思っておりますので、対応できるというふうに考えております。

質疑者 塩川鉄也

塩川君。

そうすると、ゴールデンウィークの外出に対して、何らかの国民に対する自粛要請を、あまり使わないようにというような働きかけは、ゴールデンウィーク向けに対してはしないということでしょうか。

答弁者 赤澤大臣

赤澤大臣。

はい、委員のご指摘の問題意識はよく理解いたします。

各国でもう既にいろいろな規制、車の出かけるのを控えろとか、いろんなことをやっていますけれども、当面私どものポジションは、少なくとも全体として量は足りている、目詰まりや偏りの問題だという理解のもとに、国民の皆様に何を呼びかけるかということについては、生活に影響がないような呼びかけ、どちらかといえば「こういうことをすればいろいろ節約できてお財布に優しいですよ」的なことはあるかもしれませんが、何か規制的な手法に及んだり、そのことを強くお願いするようなことは現時点では考えておりません。

質疑者 後藤祐一

後藤君。

ゴールデンウィークの旅行を考えている人には重要な答弁だと思います。

経済の悪影響を与えない節約として2点伺いたいと思いますが、環境省の方もお越しいただいていると思いますが、スーパーやコンビニの持ち帰り袋の制限だとか、あるいはスーパーの食料包装の簡略化ですとか、消費者あるいは流通業の協力でプラスチック使用を減らすことができると思うんですね。

ある意味これは新しい日常に向けたプラスチック使用を構造的に減らしていくということにもなると思いますが、今こそこれ働きかけるべきだと思いますがいかがでしょうか。

答弁者 環境省官房審議官

環境省の官房審議官、お答え申し上げます。

現状におきましては、プラスチック製品につきまして供給上の問題が生じているとは認識しているわけではございませんが、あらゆる可能性を排除せず臨機応変に対応していくというのが政府のスタンスであると承知いたしております。

環境省といたしましては、循環経済の移行に向けまして、これまでも関係業界や自治体などと連携いたしまして、プラスチックのリユース、リサイクルや使用削減を推進してきたところでございますが、引き続きプラスチックの使用削減も含めまして、資源循環を促進していきたいと考えているところでございます。

質疑者 後藤祐一

後藤君。

経済に悪影響を与えるもののときは、今みたいな慎重な答弁だけど、これは悪影響ないから。

普段コンビニで袋をもらっちゃう人も、「ちょっと今は危機的な状況だからやめとくか」という人が1000万人増えるだけで相当減るんですよ。

やればいいじゃないですか、別に悪影響ないんだから。

今のような消極的な答弁じゃ減りませんよ。

ぜひ赤澤大臣、リーダーシップをとって、ちょっとプラの節約もやってほしいと思いますが。

あともう一つ、LED、蛍光灯の製造終了は2027年です。

LEDへの切り替え、ちょうどこれいいですから、徹底すべきではないでしょうか。

これでどのぐらい使用電力が減るんでしょうか。

これ経産省なのかな。

答弁者 西川経産省商務情報政策局統括調整官

西川経産省商務情報政策局統括調整官、お答え申し上げます。

2027年末の一般照明用蛍光ランプの製造停止に向けて、経済産業省としては、地方公共団体、業界団体への周知に加えて、経産省X等により、一般照明用蛍光ランプの製造停止およびLEDへの切り替えの周知を行わせていただいています。

その上で、日本照明工業会の実施統計によれば、2024年度末時点で、屋内照明のLED化率は約6割になってございます。

順調に普及が進んでいるんですけれども、引き続き関係省庁も連携をしながら、円滑な切り替えに向けて、周知にしっかりと取り組んでまいりたいと思います。

また、蛍光ランプをLEDに置き換えた場合の省エネ効果でございますけれども、経済産業省のホームページで、例えば68ワットの蛍光灯器具から34ワットのLEDに変えますと、年間で68キロワットの省エネ効果がある。

照明器具で使用していた電力量の約50%を削減することが期待されてございます。

以上でございます。

質疑者 後藤祐一

後藤君。

ぜひ赤澤大臣、この需要面も含めてリーダーシップをとって、この難局をしのいでいただきたいと思います。

終わります。

委員長 山下貴司

次に森ようすけ君。

質疑者 森ようすけ

森君。

国民民主党の森ようすけです。

本日は質問の機会をいただきありがとうございます。

本日は政府における経済財政運営と成長戦略、そしてコンテンツ産業の振興について、そして就職氷河期課題対策の3点お伺いできればと思います。

最後までたどり着けるか少しちょっと不安ではあるんですが、よろしくお願いいたします。

まず城内大臣に経済財政運営と成長戦略についてお伺いさせていただきます。

高市政権の掲げる責任ある積極財政の方向性について、国民民主党としては基本的には賛同しているところではあるんですが、なかなか理念が先行しており、具体的なところまでは少し曖昧なのかなというような問題意識を持っております。

例えば、長年続いてきた過度な緊縮思考、未来への投資不足の流れを断ち切るということが、大臣もそうですし、総理も示されておりますが、これは予算委員会でも質問させていただいたんですが、何か定量的な指標があるわけではなくて、定性的なものにとどまっているというふうに認識をしております。

大臣所信でも言及された経済財政運営と成長戦略についても、同様に考え方は理解できるんですが、理念的な方針にとどまっている印象がありまして、その点について本日は深掘ってお伺いしていきたいと考えております。

今回の成長戦略の目玉政策でもある危機管理投資と成長投資について、こちらの所信の中でも大胆かつ戦略的な危機管理投資と成長投資を行うというふうに言及されておりますが、2つ横並びでこう投資を並べられるとですね、それぞれ何が違うのかというところがまず疑問に感じるところであります。

そこでまずお伺いしますが、この危機管理投資と成長投資、それぞれが具体的にどのような投資を指しているのかお伺いできますでしょうか。

答弁者 城内大臣

はい、ご質問ありがとうございます。

森委員の御質問にお答えしますが、まず、危機管理投資とは、経済安全保障、食料安全保障、エネルギー、あるいは資源安全保障、健康医療安全保障、さらには国土強靭化といった、さまざまなリスク、これを最小化する投資だということでございます。

それに対しまして、成長投資は、AI、半導体、あるいは造船など、先端技術を花開かせる投資であるということであります。

いずれの投資につきましても世界共通の課題解決に資するような製品、サービス、インフラ、これはしっかり製品技術で開発をして国内外に提供することで日本の成長につなげるという考えなのであります。

具体的に申し上げますと17の戦略分野、これにつきましては3月10日の日本成長戦略会議において提示いたしました27の先行する製品技術が明示されておりますので、この無人機については、これはもう日本製を目指して日本30年時点で8万台の機体重要部品の供給価格を目指すこと。

これがまさに危機管理投資であります。

し、成長投資の具体的な例を挙げますと、例えば造船分野においてゼロエミッション船等の次世代船舶建造技術で世界をリードすると。

現在は中国、韓国、そして遅れて日本という、かつては日本がトップだったんですけれども、そこでまた世界をリードすると。

その技術をてこに我が国造船業の建造量を2035年時点で1800万相当とすること、これを明らかにしていく考えであります。

質疑者 森ようすけ

森君。

詳細に御答弁ありがとうございます。

今丁寧に御答弁いただきましたので、ある程度具体的にイメージついてきたところであるんですが、17の戦略分野と8の分野横断的課題があるわけじゃないですか。

このピックアップをどういうふうにしたのかっていうところを次お伺いをしたいんですが、この戦略分野の17分野、今日時間がたっぷりあるので読み上げると、AI、半導体、造船、量子、合成生物学バイオ、航空宇宙、デジタルサイバーセキュリティ、コンテンツ、フードテック、資源エネルギー安全保障、GX、防災国土強靭化、創薬、先端医療、フュージョンエネルギー、マテリアル、港湾ロジスティクス、防衛産業、情報通信、開業。

分野横断的課題の8分野は、投資促進、人材育成、スタートアップ、金融、労働市場改革、家事等の負担軽減、賃上げ環境整備、サイバーセキュリティということで、17と8つ挙げていただいているんですが、この分野を聞いて感じるのは、いまいち選定基準がよくわからないなというところであります。

この危機管理投資というのは何か、成長投資というのは何かということを今ご説明いただいて、おそらくそれぞれ別々のものではなくて一体的というか、濃淡がありながら両方にも満たしていく分野として17と8つがあるというわけなんですが、例えば日本の基幹産業や自動車産業はここには入っていないわけなんですね。

今後に向けて自動車産業だと、例えばEV化だったりとか水素の活用だったりとか、いわゆる先端投資として花を開かせないといけない領域は間違いなくあるんだと思います。

例えばインバウンド観光産業みたいなんですね。

成長投資ではないものの、成長産業として間違いなくポテンシャルがある領域というのもあるんだと思います。

ただ17の分野には入っていないわけなんですね。

加えてこの分野横断的課題についても、例えばその家事等の負担軽減というところが、その他の分野に比べると粒度がちょっと緩いというか、曖昧に感じるんです。

もともとこの課題については、介護育児等によりキャリアを諦めなくても良い環境の整備ということで始まったんだと思うんですが、今検討されるお座敷の名前を見るとですね。

答弁者 城内大臣

家事等の負担軽減に資するサービスの利用促進に関する関係不詳連絡会議になっていていわゆるキャリアを諦めなくていいような社会制度だったりとか労働環境みたいなすごい骨太の議論をするように感じた一方でやろうとしているのは家事サービスの利用促進ですごい小さな話をしようとしていていわゆる選定基準もそうですし流度がすごい曖昧だなというふうに感じているところなんですそこでお伺いするんですがこの戦略分野山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司, 山下貴司,お答えします。

先ほど申しましたようにこの17戦略分野、これは世界共通の課題に資する製品、サービス、インフラ、これを開発し国内外に提供することで日本の成長につながること、あるいはイノベーションを通じた経済成長は国際的地位の確保につながることが期待できるものとして選定されたということであります。

御指摘の例えば自動車、これは17戦略に入っていないという御指摘がありましたけれども、例えば自動運転技術これはデジタルサイバーセキュリティ分野の中でもちろん議論されますし燃料電池を含む水素これらの対応策等がここにあります資源エネルギー安全保障GXVの中で、途切り上げられることになっておりますので、というかもう既に取り上げられていますので、自動車がないからといって自動車は全く無視されているということではないということで、御理解いただきたいと思います。

そしてまた8つの横断的課題は、これは新技術立国、協所力強化、人材育成など、それらへの対応策等が最初に掲げられています。

質疑者 森ようすけ

山下貴司議長、石井啓一議員私もこの分野について知れば知るほどこれは重要だなと思ったのはやはり欧米と比べて例えばベビーシッターにしてもそういう成り手の方が非常に少なくて就労のボトルネックになっているということでありますのでこの家事支援については意外と一見骨分のように見えますけれどもこれをこのボトルネックを解消することによって人手不足が解消されるとかあるいは成長産業に労働人口が移動するとか女性の方がもっと活躍し働きできる機会が増えるといったことで一見骨分そうに見えて実はこれも重要な分野であるということについてはぜひ御理解いただきたいというふうに思います森君小粒と言っているわけではなくて、いわゆるスコープがもうちょっと広いと思ってたのにお座敷の会議の名前を聞くとサービスの利用促進に留まっていて例えばキャリアの断絶が起きないようなそういった労働環境を作っていくような制度の見直しだったりとかいわゆる育休を取ってもキャリアが途切れませんよみたいなんですねそうした仕組みを作ってあげるとかもっともっとスコープが広い話をすべきところそのサービス利用というところにすごく絞った会議名になっているのがすごいご答弁いただきましたが、選定の基準はやはり曖昧なのかなと思っております。

この具体的な選定基準を明らかにしろとは言わないのですが、基準があるのであればちゃんとある。

成長産業なので。

なのでそうしたところは問題意識として伝えさせていただければと思います。

そしてこの戦略分野17で8の横断的課題を取り上げるわけですから選ばれた領域分野にはより強力な後押し、これ多分色々支援があってですね、補助金的な支援もあれば、税制優遇もあったりとか、規制改革があったりとか、制度の見直しだったりとか、様々ツールはあると思うんですが、選ばれた分野に対しては、より重点的に後押しをしていくというのが政府の方針なんだと思います。

そこでお伺いしますが、この戦略分野と分野横断的に課題に選定された分野と選定されていない分野において、どのような公的支援の差が生じてくるのか、その点についてお伺いできますでしょうか。

答弁者 木内大臣

木内大臣。

お答えします。

この17戦略分野、これは国内のリスク低減の必要性、海外市場の獲得可能性、そして関係技術の革新性などの観点から、17戦略分野の中から61の主要な製品技術等、これを戦略的に選択したところでありまして、この夏の日本成長戦略の取りまとめに向けて、今後各担当大臣の下で官民と官民投資ロードマップこれを作成していくということになっております。

その中でも既に27の先行する製品技術等につきましては官民投資ロードマップを3月10日日本成長せない限り既に御提示したところでございます。

このため、戦略分野に選定された分野と、そうでない分野との間では、今申しました主要な製品技術等について官民投資ロードマップを策定するか、あるいはもう策定されないままなのかと、そこにその具体的な差があると考えております。

当然官民投資ロードマップが作成されたものが総合的な支援を受けられるわけであります。

このまた官民投資ロードマップを踏まえ、複数年度予算や長期的な基金による大胆な投資促進、国際転換支援、人材育成、研究開発、産学連携、国際標準化、防衛等調達を含む観光庁の調達規制制度改革といった供給及び需要の両面にアプローチする多角的な観点からの総合支援策がこの今の分野に講じられていくことになります。

さらに17戦略分野の官民投資ロードマップや支援策を検討材料としつつ、8つの御指摘の分野横断的課題についても、その解決策を取りまとめるということになっております。

その上で、日本成長戦略において取りまとめた今申しました総合支援策あるいは解決策が、17戦略に含まれている分野や8つの分野横断的課題以外の課題に対しては全く適用されないのかと言われると、そうではなくて、個々の政策な趣旨や目的に照らして、今後個別的にもちろん当然検討されるということであります。

質疑者 森ようすけ

森君。

その点について、ちょっともう一点深掘ってお伺いできればと思うんですが、やはり政府としては選定されていない分野について、別に見捨てるわけじゃないんですよというふうにおっしゃったと思っていてですね。

やっぱりそう答えざるを得ないんだと思います。

ただ、せっかく分野を絞って「この17は重点的にやっていきます」と、選定基準は分かりませんが自信を持って選んだ17の分野ですというような形をとっている以上、相対的に選ばれていない分野についてもちゃんと目を配っていきますよというのは、この30年間停滞してきた日本経済がそのまま続く原因になるんだと思うんですね。

なので、攻めるんであれば攻めた方がいいんだと思います。

その総合的な支援を選ばれた分野においてはしていく官民投資ロードマップを作ってしていくというご答弁でしたが、ちょっと深掘ってお伺いしたいのが、現在の高市政権の方針では、危機管理投資と成長投資などについては予算上、多年度の別枠で管理する仕組みを導入するというふうに言及されていますが、これは選定された分野においては多年度の投資を認めていく、選定されていない分野には基本的には多年度予算で対応していく、そうしたふうにも聞こえるような気がするんですが、その点はいかがなんでしょうか。

答弁者 木原大臣

木原大臣、お答えします。

やはり今申しましたように、官民投資ロードマップを策定される、やはり日本の危機管理投資、成長投資の中で核となる、要は100インプットしたら数年後に50とか0とかじゃなくて、120なのか150なのか、やはりしっかりある程度定量的にお示しできるような、ですから官民投資ロードマップには今後数字が入る予定でございますので、そういったものについては、御指摘のとおり多年度の別枠の予算によって、今年1年限り終わりますよではなくて、もちろん分野にもよりますけど、5年かかるもの、10年かかるものとか3年とか、そういった個々の官民投資ロードマップを踏まえまして、複数年度で別枠で戦略分野に手当てをするという考え方であります。

質疑者 森ようすけ

森君。

ご答弁いただいた中で、「100を投資すると数年後に150になるかもしれない。

だから投資をするんだ」と。

これは多分そうなんですが、本当にそれは公的支援が入るべき領域なのかというところに疑問を感じているところです。

大臣の所信の中でも、「投資を上回るリターンを通じてGDPの成長にも資する危機管理投資、成長投資などについては支援していく、投資を拡大していく」というふうな答弁がされておりましたが、この投資を上回るリターン、いわゆる100投資して150返ってくるっていうふうなところというのは、公的に支援する必要がそもそもあるんでしたっけっていうところが疑問なんです。

というのも、数年後に投資が返ってくる見込みがある分野っていうのは、別に民間が勝手に投資してくれるわけなので、そこに別に公的介入が起きる必要は必ずしも必要性はないんだと感じております。

なので、こうした観点から、投資を上回るリターンを見込めるのであれば、民間が実績に行うべきであって、この成長投資の文脈では支援する必要がないんだと感じますが、その点大臣、御見解がいかがでしょうか。

答弁者 木原大臣

木原大臣。

はい、お答えします。

実は主要先進国の経済政策が既に不可逆的な流れというか、トレンドというか、潮流がございまして、いわば市場原理に過度に依存する新自由主義的発想、すなわち市場の働きにまで委ねすぎる考え方から転換しているような状況でございます。

具体的には、国民の暮らしや経済の基盤を守り、将来の成長力を高める観点から、官民が連携してその下で戦略分野への投資を進め、戦略的な国内投資の拡大を通じて国力の増大を図る経済財政運営が各国で今や本格化しているというふうに認識しております。

高市内閣における成長戦略が、こうした時代の要請に応えた力強いものでなければならないというふうに考えております。

その上で、御指摘の投資を上回るリターンを通じてGDPの成長を目指すと、この点につきましては、やはり先ほども述べました危機管理投資、成長投資などについて予算上、多年度別枠で管理する仕組み、これを導入することで政府の予算の予見可能性が確保され、国内投資が促進されることによってGDPの増加に資するよう取り組んでいくものを述べたものでありまして、いずれにしてもこれも我が国に圧倒的に足りないのは資本投入、すなわち国内投資であると考えておりますが、例えば南鳥島のレアアースですけれども、これなかなかリスクがあるんで、これをじゃあ民間でどうぞやってくださいと言っても。

後藤祐一 (中道改革連合・無所属) 39発言 ▶ 動画
答弁者 木原稔

なかなか民間企業も躊躇します。

こういった分野につきましては、やはり国が予備的投資をしっかりしてリスクも負担をするような形で、官民に連携して投資するということでありまして、分野によってやはりこういったものが危機管理投資あるいは成長投資にあるということで、全てを官民に連携というのではなくて、民間に任せるところは民間でということについては、委員との考え方に差はないと思います。

こういう分野があるということだけは、ぜひご認識いただければと思います。

委員長 山下貴司

森君。

質疑者 森ようすけ

ありがとうございます。

レアアースへの投資はもうまさに同意なんです。

木原大臣がさっきおっしゃった数年後に1.05、例字で出したと思うんですけど、数年後にそのリターンが見込める分野を、果たしてこの成長投資、危機管理投資の文脈で読むべきなのかというのは、私はそこに疑問を感じていてですね。

リターンの定義をどう置くかというところを、ぜひちょっと頭のすり合わせを今日させていただきたいんですが、この例えば危機管理投資、リスクを最小化する投資ということで、リスクはさまざま先ほど言及いただきましたが、例えば経済安全保障上のリスクだとすると、単純な金銭的なリターンだけだと見込みがありません。

数年単位、10年単位で見ても金銭的なところではベネフィットはありません。

ただ経済安全保障という金銭的ベネフィットとは別に、そういったリスク管理という便益が出てくるので、コストと見合わせたときに、この経済安全保障のリスク回避というベネフィットが上乗せされることによってリターンが出てきますよというのが、一つの考え方だと思うんです。

成長投資も同じで、先端技術を開花させる投資なのであれば、これは多分数年とかいう話ではなくて時間軸の問題だと思っていて、例えば5年とかだと民間企業も投資回収できるので十分やるんですけど、これが多分20年とか30年先までリターンが見込めないと、でも成功したらすごく大きなリターンがありますみたいな、時間軸がもっと長い領域にちゃんと成長投資をしていくこと。

あと実現可能性が高い低いというのもあると思っていて、おそらく公的支援が必要なのは実現可能性が低い領域だと思うんです。

これは多分フュージョンエネルギーとかなんですけど、本当に成功するかわかりません。

民間だけではできません。

ただ成功すると社会全体にとてつもなく大きな便益があります。

なので政府が支援します。

だったらわかるんです。

なので、このリターン、便益の定義がちょっと感覚がずれているなというところが、今日ディスカッション、議論をさせていただいて感じたところではあるんですが、今私が話したような危機管理投資であれば、そういったリスクの最小化ということも含めてリターンに考えていく。

成長投資であれば数年単位ではなくて、より長期で実現可能性が低いというような、そうしたことも含めてリターンとして捉えていく。

そうした考え方に変えていくべきなんだろうというふうに思うんですが、その点についていかがでしょうか。

委員長 山下貴司

井出君。

答弁者 井出庸生

お答えします。

いろいろ考え方がそれぞれさまざまでおりますが、何をもってリターンとするかということも議論がいろいろあるかと思いますけれども、先ほど申しましたように、この危機管理投資というのは経済安全保障、あるいは食料、エネルギー、健康医療安全保障、国土強靭化といったことで、例えば危機管理投資についてはすぐリターンが生じなくても、例えばインフラをしっかり整備するとか、そういうリスクを最小化することによって強い経済をつくる基盤ができることで、よってもって他の成長戦略の分野にも資するような効果があるということで、一概に何かすぐリターンがなければ投資する必要がないということではないというふうに私は考えておりますし、高市総理にもおそらくそのように考えております。

ただいずれにしましても、危機管理投資、そして成長投資について、先ほども申しましたように、危機管理投資はあくまでもリスクの最小化、そして成長投資は、花開く先端技術などによって、日本が自立性から優越性、不可欠性の技術をもって、世界のマーケットで打って出るという、そういうものでありますので、それぞれの危機管理投資と成長投資の分野が相互に絡み合い、強い経済をつくっていくというのが、政府の成長戦略だというふうに認識しております。

委員長 山下貴司

森君。

質疑者 森ようすけ

なので、本当にせっかく攻めで強い経済をつくっていくのであれば、より短期的な利益じゃなくて、本当にリスクが大きい分野やリスクを最小化するようなところに貢献できる投資であったりとか、より長期で実現可能性が低いようなところに攻めていくというところが大事だと思うので、そういったところを基準で具体的に設けろとは言わないんですが、そういったところを基準として置いていただきたいなと思っているところです。

加えてなんですが、こうした投資を拡充していく上で、投資判断基準の基準を設けることが重要なんだと考えております。

例えば民間のプロジェクトであれば、プロジェクトの実行前にコストとリターンをちゃんと定量的に分析をして、リターンの方が大きければ投資を進めていくと。

実際にプロジェクトを動かしている段階でも、何か社会情勢が変化してコストがより嵩んだりとか、便益が小さくなってしまえば、プロジェクトの途中でもこうした中断を行うというのが、民間企業だと当たり前に行われていることなんだと思います。

ただ政府においてはこの危機管理投資、成長投資を行っていくと、どうしても公的プロジェクトって先行きが怪しくなったときに引っ込みづらいんだと思うんですね。

これはやっぱり政治的に撤退するのって難しいと思うので。

だからこそ公的支援を行うプロジェクトであれば、その撤退基準であったりとか投資判断の基準を事前に明確に作っておくことで、スムーズにダメなときは撤退をしていく。

特にこの成長投資は実現可能性が低いわけですから、フェーズごとにちゃんと進捗目標みたいなのを作ってですね、そこにたどり着けないんであればもう撤退しますみたいな、そうしたことを機械的にやらないと政治判断ではできないので大事なんだと思います。

ということで前提でお伺いするんですが、こうした成長投資、危機管理投資を行う上で、事前に投資判断の基準を作っていくべきだと考えますし、途中段階でやめる撤退の判断の基準も作っておくべきだと考えるんですが、大臣、その点いかがでしょうか。

委員長 山下貴司

木原大臣。

答弁者 木原稔

お答えします。

3月10日の日本政調戦略会議におきまして、高市総理から官民投資ロードマップについては、日本が取り得る勝ち筋を見出して供給及び需要の両面にアプローチする多角的な観点からの総合支援策を明らかにするとともに、これによって引き出される国内投資の内容、規模、時期などを明らかにするようにご指示をいただいたところなんです。

従いまして、今後各担当大臣のもとに設置されたワーキンググループや尾崎幹部副長官のもとの戦略分野分科会において、こうした点についてさらに検討を深めた上で、官民投資ロードマップの中で今後の官民投資の規模、時期などを明らかにしていきます。

そしてこの夏の日本成長戦略の策定後も、この官民投資ロードマップの実施状況等をしっかり適切に把握していくとともに、PDCAによって政策の実効性を確保しながら、必要な見直しもこれはしっかり行っていくということであります。

委員長 山下貴司

森君。

質疑者 森ようすけ

ありがとうございます。

PDCA回していくということなんですが、この効果検証のところもう少し疑問なところがあって、高市総理から経済財政モデル、内閣府のモデルを使って、実際にこの成長投資がGDPにどれくらい寄与するのかであったりとか、税収増にどれだけ寄与するのかを試算しなさいというようなご指示が出たんだというふうに認識をしております。

この内閣府の経済財政モデルというのはマクロ経済モデルであって、いわゆるミクロ的な投資に対してそれがどういう効果が、今回の成長投資、危機管理投資を経済財政モデルを使って試算しようとしていると思うんですが、適切なのかというところが疑問なんですね。

というのも、この成長投資というのは極めてミクロ的な投資です。

金額は大きいんですが、分野を絞って、特に技術を絞って投資をするので、加えて成功するか分からないので、効果が出てくるか分かりませんよと。

いわゆるこうしたリスク投資的な側面がある分野に投資量を増やしていくわけなので、これがそのいわゆる経済財政モデルに入れるとですね、投資投入量として単純にインプットがされて、それで単純にマクロとしての効果が出てくるみたいな試算しか出てこないので、この投資を内閣府の経済財政モデルで効果分析するのは適切じゃないというふうに考えているんですが、その点大臣いかがでしょうか。

委員長 山下貴司

木原大臣。

答弁者 木原稔

はい、御指摘の点についてお答えします。

成長戦略、これは先ほど申しましたように、勝ち筋に絞って行っていくものでありまして、これを通じて強い経済を実現するということですが、どのような姿となるかを、これは定量的に示し、今後の経済財政運営にも反映していくこと、これは重要でありまして、従いまして、夏の骨太方針の策定前に、今後の予算編成に資するような形で、日本成長戦略のもとでの国内投資ののみ全体を定量的に、高市内閣総理大臣。

このモデルで国地方の財政社会保障一体かつ整合的に推計可能な構造を有しているものでありますが、それはそうなんですが、それでも成長戦略が経済財政に与える効果試算、これはできますので、これを用いることによって、試算の詳細、これをしっかり出すように努力しておりますので、引き続きこの点については御指摘の点も踏まえまして、適切に検討を進めてまいる考えであります。

委員長 山下貴司

森君。

質疑者 森ようすけ

御答弁ありがとうございます。

なので問題意識は共通していただいたと思うので、いわゆるこの経済財政モデルを使ってプラスのGDPの効果と税収増が出た。

だから17の分野への成長投資はいいんです、みたいな。

質疑者 後藤祐一

山下貴司委員長。

コンテンツ産業について小野田大臣にお伺いできればと思います。

このコンテンツ産業はこれまで内閣委員会でも予算委員会でも複数回取り上げているんですが、ポテンシャルが極めて大きい産業だというふうに捉えております。

それで昨年度の補正予算でも規模を拡充していただいて、前向きな姿勢は強く感じているんですが、さらにさらに伸ばしていただきたいなと思っておりますので、そうした観点から本日はお伺いをさせていただきます。

このコンテンツ産業の抱える課題というのは、さまざまあると思うんですが、特に大事なのは海外での売り上げをしっかり日本に還流させる、クリエイターにも回していくというのが大事だと思っていて、規模を増やしていくというのも大事なんですが、しっかりと収益性を上げていくというところをより注力的にしていただきたいと考えております。

それでコンテンツといっても様々ですが、ゲーム産業においては海外の売り上げの回収率が高いんですが、漫画・アニメ・出版系はなかなか回収率が低いです。

これなんで低いかというと、流通プラットフォームが海外に依存してしまっているので、やはりこのプラットフォームを国産で何とか構築していかないことには、この回収率が上がっていかないので、ここの対策がやはり急務で必要になってくるんだと感じております。

ただ、これはもう極めて難しい課題で、政府ができること、民間にやってもらうこと、多分ここは線引きが、どちらかというと民間主導で動かざるを得ない分野ではあるんですが、こういった国内プラットフォームの海外展開というところを公的支援を使ってですね、より後押ししていただきたいと考えております。

例えば、いろいろやられていると思うんですが、ローカライズ、カルチャライズがやっぱり大事で、コンテンツ自体を増やしていって、より魅力的なコンテンツを海外のプラットフォームに乗せて収益性を向上させていくというのはもちろんなんですが、プラットフォーム自体のローカライズを進めていくことによって、

質疑者 後藤祐一

小野田大臣。

答弁者 小野田大臣

先生御指摘のとおり、漫画・アニメ等では海外企業の配信プラットフォームが台頭しておりまして、海外売上の国内への回収率が低いという課題があることは重々承知しております。

こうした課題の対処とコンテンツへの海外展開の促進は一体的に進めなければならないというのも承知しております。

具体的に先生おっしゃっていただいた翻訳支援などによって海外向けコンテンツの数を増やすとともに、これは正規版のちゃんとした翻訳を出すことで海賊版対策にもなりますので、そこもしっかりやらなくてはいけないし、また、我が国としてがっちりやっていく。

また、海外の配信プラットフォーム事業者から取引にするにしても、より良い取引条件を獲得すべく、高品質な作品の製作支援や人材育成も併せて進めていきたいというふうに考えております。

いずれにしても、今官民投資ロードマップをつくっている最中ですので、業界の皆様からのお声もいただいてしっかり取りまとめていきたいと考えています。

委員長 山下貴司

森君。

質疑者 森ようすけ

官民投資ロードマップ策定にあたって、いろいろ声は聞いていると思うんですが、これはもう多分コンテンツ産業でも新しい、どんどんいろんな挑戦ができる産業だと思うので、数打ちはダメな政策はいっぱいあると思うんですが、とりあえずいっぱいやってみて、いい政策を伸ばしていくという方向性が大事だと思っているので、いろいろ政策やっていただいているのは徐々に理解しているので、ぜひ負けずに頑張っていただきたいなと思っております。

それでご答弁の中にもありましたが、海賊版対策もやはり大事だと思います。

収益性向上のプラットフォームに次ぐ、次ぐなのか、そっちが先なのか分かりませんが、海賊版対策もぜひ進めていただきたいと考えております。

今日ご紹介させていただきたいのは、民間の調査によると、日本の漫画や小説が掲載されている違法サイトが900を超えていて、1ヶ月の閲覧数は28億回に上っていると言われております。

加えて経済産業省の試算によると、10兆4千億円の被害額が海賊版によって出ているということなので、これだけ海賊版の被害額が大きいわけですから、対策をしないといけない。

一方で、個社単位では正直苦しいという声が届いているんです。

さまざまなプラットフォームがあるので、すべてのプラットフォームで各国に対して個社が監視をして、それが駄目だった場合は当局に連絡をしてやろうとしても、なかなかしんどいです。

見切れないですし、そうしたノウハウも、大きい会社であればまだしも、小さい会社においてはとてもそれが対応できません。

質疑者 後藤祐一

小野田大臣。

答弁者 小野田大臣

ありがとうございます。

本当に個社での対応が難しくて、私も小さい企業でゲームやドラマCDとかを作っていたので、いっぱいアップロードされていても、中国語でどこで削除していいか読めないんですよ。

こういうところをサポートしていくのが必要という先生の御指摘、本当にごもっともだと思っておりまして、政府としては有識者会議での議論等を踏まえて、2019年にインターネット上の海賊版に対する総合的対策メニューを策定しまして、その後も必要に応じて見直しを図るとともに、2025年の5月に海賊版等対策官民実務協議連絡会議における議論も踏まえて、官民が連携して取組を着実に進めるべく工程表を策定しました。

工程表に即した取組の成果として、例えばインターネット上の海賊版による著作権侵害に対する相談窓口の運営や、経産省から受託を受けた高田が日本の出版社の要請を受けて中国の公安当局に刑事告発を行って、世界最大の漫画海賊版サイトの閉鎖につなげたということもございますので、今後とも国際連携の強化を通じて海賊版サイト運営者の摘発など、著作権侵害に対する執行面の取り組み、これもサポートしていくように頑張りたいと思います。

委員長 山下貴司

森君。

質疑者 森ようすけ

ありがとうございます。

小野田大臣、最後に取引慣行のところをお伺いしていきたいと思うんですが、このコンテンツ産業は中小事業者が多いことであったり、フリーランスの方が多かったり、いろいろ特有の独特の取引慣行があるというのが特徴的な産業なんだと思います。

独占禁止法であったりフリーランス法で、こうした事業者であったりフリーランスの方々は保護されているわけなんですが、必ずしもコンテンツ業界に適した内容になっていないところがあるんだと思います。

加えて、なかなかそうした保護の仕組みが業界に対して周知されていないというところがあるというふうに認識をしております。

今日ご紹介させていただきたいのは、業界の方から聞いた話ではあるんですが、アニメ業界、声優業界でこうした事例がありましたということを聞いております。

声優事務所からフリーランスの声優への役務の支払いっていうのが、これフリーランス法に基づくので60日ルールっていうのがあるので、事務所から声優さん個人に対する支払いは60日以内のできるだけ早い時期に払わないといけないですよっていうのがフリーランス法において規制がされております。

ただ、声優事務所においてはアニメ制作会社からお金をもらう形になるので、慣行的にワンクール単位、3ヶ月ですけど、3ヶ月ごとにお金が入ってくる形になります。

声優さんには60日以内に払わないといけない一方で、製作会社からお金が入ってくるのは3ヶ月に一度です。

ここにギャップがあるんですね、支払いサイトに。

資金繰りが大変ですという声が声優事務所の方がおっしゃっておりました。

フリーランス法は再委託の場合は元の委託先からお金をもらってから30日後に払ってはいいんですよみたいな特例規定があるので、実際問題は法律上はクリアしているんですが、業界の手はなかなかそれが認識していないし、周知が足りていないんだと思うんです。

これはあくまで一つの例として話させていただいたんですが、この独占禁止法とフリーランス法でいわゆる保護はされている一方で、なかなかコンテンツ業界には適していないというか、うまく適合していない課題があることであったりとか、周知が十分に行えていない課題があるというふうに認識しておりますが、こうした課題感とそれに対する対応策もあればぜひお伺いできますでしょうか。

質疑者 後藤祐一

小野田大臣。

答弁者 小野田大臣

具体例を挙げていただいてありがとうございます。

ちょっと私も以前通告をいただいたときに「そういうことあるの?」といろいろ調べてみたりしたんですけれども、事務所さんによっても、いろいろな現場によっても差があるんだろうなというふうなのは感じております。

ただ、私も声優のブッキングの仕事をしてたんですけど、声優さん、アニメだけじゃなくてナレーション、ゲーム、ドラマCD、イベント、いろんな収入があるので、そこだけが滞ったら全部払えないのかといったら、ちょっとそこも含めてトータル的に応援していかなくてはいけない、全部見ていかなきゃいけないなと思いつつ。

一般論で申し上げれば、独占禁止法及びフリーランス法に基づき、事業者が発注した物品等、先生がおっしゃったように、受注した日から、受領した日から起算して60日以内のできる限り早い日に支払い期日を設定し、対価を期日内に支払う必要があるということでございます。

今後、公正取引委員会では、映画・アニメの制作に係る実態調査を踏まえまして、独禁法上の考え方を明確化する、この指針を策定予定としております。

なお、一時的に売上が減少している事業者、例えば声優事務所さんとかだったら、例えば日本政策金融公庫等を通じ、セーフティーネット貸付等の資金繰り支援を行っているところであります。

コンテンツ関連事業者、先生おっしゃる通り中小、フリーランスの方が多くて、彼らが安心して制作を行える環境を整えていくべく、引き続き実態に合ったことができるように連携を進めてまいりたいと思います。

委員長 山下貴司

森君。

質疑者 森ようすけ

ありがとうございます。

おっしゃっていただいたとおり、いい仕組みを作るのも大事なんですが、小さい事業者が多いので、しっかり届けるというところも注視しながら、ぜひ取組を進めていただきたいと思います。

小野田大臣、ここまでで大丈夫ですので、ありがとうございます。

木原大臣、お待たせして申し訳ございません。

最後、就職氷河期世代対策についてお伺いしたいと思います。

この氷河期世代対策に関しては、昨年に関係閣僚会議が立ち上がり、6月にこの新たな支援プログラムの基本的な枠組みというものが示されております。

ただ、この本腰を入れて政府が氷河期対策、氷河期世代対策に力を入れてくれるのかなと思った一方で、なかなか表立った動きが見えていないところが現状なのかなと思います。

そうした中で2月の本会議では高市総理から今年度を目途に新たな支援プログラムを取りまとめるという答弁がされましたが、まだ取りまとめは行われていないというふうに認識しておりますが、このプログラムというのはいつ取りまとめられるのか、加えてどういった内容を示そうとされているのか、その点お伺いできますでしょうか。

質疑者 後藤祐一

木原大臣。

答弁者 木原稔

お答えいたします。

新たな支援プログラムにおきましては、引き続き個人のニーズに応じたきめ細かな支援を効果的に実施していく必要があることから、従来から推進してまいりました就労処遇改善に向けた支援、社会参加に向けた段階的支援の拡充強化のほか、就職氷河期世代の高齢化に伴い新たな課題となっております家計改善、資産形成や住宅確保等の高齢期を見据えた支援を加えた三本柱に沿って取りまとめることとしているところでございます。

そしていつかというところでございますが、昨日本年度予算が成立したことを受けまして、今後速やかに新たな支援プログラムを取りまとめてまいります。

就職氷河期世代等への支援の充実、強化に向けて施策をしっかりと前に進めていきたいと思っております。

委員長 山下貴司

森君。

質疑者 森ようすけ

ありがとうございます。

取りまとめを期待しておりますので、ぜひお願いします。

やはりこの就職氷河期世代対策として真正面から向かないといけないのは低年金の問題だというふうに強く認識をしております。

なので資産形成も挙げられましたが、この年金については年金法解説されましたけれども、しっかりと年金問題に、しっかりこの就職氷河期世代の文脈で向き合っていただきたいなというふうに考えております。

最後、大臣の意気込みをお伺いできればと思うんですが、このプログラムを取りまとめて終わりではなくてですね、引き続きやっていくということを示していただくと、当事者の方々は安心していただけると思いますので、最後、意気込みお願いいたします。

質疑者 後藤祐一

木原大臣。

答弁者 木原稔

この新たな支援プログラムについては、当面3年間の集中的な取組をしていくという予定でございます。

そしてこれをただ単につくって終わりということではなくて、KPIに掲げた主要の動向や把握した実態を見ながら、丁寧にPDCAサイクルを回してチェックして、確実に前に進めていきたいと思っております。

委員長 山下貴司

森君。

質疑者 森ようすけ

ぜひ継続的に力を入れて取り組んでいただきたいと思います。

質問を終わります。

ありがとうございました。

委員長 山下貴司

次に、内閣提出国家情報会議設置法案を議題といたします。

趣旨の説明を聴取いたします。

委員長 山下貴司

木原内閣官房長官。

答弁者 木原稔

国家情報会議設置法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。

この法律案は、重要情報活動及び外国情報活動への対処に関する重要事項を調査審議する機関として、内閣に国家情報会議を設置することとし、その所掌事務等に関する事項を定めるものであります。

次に、この法律案の内容につきまして、その概要を御説明申し上げます。

第一に、重要情報活動に関する基本的な方針、外国情報活動への対処に関する基本的な方針等を調査審議することとしております。

第二に、国家情報会議は議長及び議員で組織することとし、議長は内閣総理大臣を、議員は内閣法第九条の規定により、あらかじめ指定された国務大臣、内閣官房長官、内閣府設置法第十一条の特命担当大臣、国家公安委員会委員長、法務大臣、外務大臣、財務大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、防衛大臣をもって充てることとしております。

また、議長は特定の事案に関し、特に集中して調査審議する必要があると認める場合には、議長、内閣官房長官及び当該事案に関係するものとして、議長が指定する議員によって当該事案についての調査審議を行うことができるほか、必要があると認めるときは、議員以外の国務大臣を議案を限って臨時に会議に参加させることができることとしております。

第三に、内閣官房長官及び関係行政機関の長は、国家情報会議に対し、同会議の調査審議に資する重要情報活動又は外国情報活動への対処に関する資料又は情報を適時に提供するとともに、議長の求めに応じて必要な協力等を行わなければならないこととしております。

第四に、附則において内閣法を改正し、内閣官房に国家情報局を置き、同局が重要情報活動及び外国情報活動への対処に関する企画立案及び総合調整、内閣の重要政策に関する情報の収集調査、国家情報会議に関する事務等を司ることとしております。

所要の規定の整備を行うこととしております。

なお、この法律の施行日は交付の日から起算して6月を超えない範囲内において政令で定める日としております。

以上がこの法律案の提案理由及びその内容の概要であります。

何卒慎重御審議の上、速やかに御賛同賜らんことをお願いいたします。

これにて趣旨の説明は終わりました。

次回は来る10日金曜日、午前8時50分理事会、午前9時委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。

森ようすけ (国民民主党・無所属クラブ) 1発言 ▶ 動画
委員長 山下貴司

ご視聴ありがとうございました。

木原稔 (内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当) 1発言 ▶ 動画
委員長 山下貴司

ご視聴ありがとうございました。