本会議

衆議院 2026-04-16 質疑

概要

本セッションでは、環境省、財務金融、総務、農林水産、法務の各委員会で可決された法律案の報告が行われた後、防衛省設置法等の一部を改正する法律案について質疑が行われました。小泉防衛大臣は、安全保障環境の変化に伴う三文書の改定、防衛装備移転の意義、航空宇宙自衛隊への改編、および自衛官の政治的中立性について答弁しました。また、茂木外務大臣がNPT運用検討会議への日本の役割について言及し、医療用品の供給確保に関する現状報告もなされました。

発言タイムライン

中道改革政府委員長・議長
0分10分20分30分40分藤井比吉田宣

発言者(8名)

質疑応答(10件)

医療用品(人工透析廃液回収容器)の供給確保
質問
吉田宣弘 (中道改革連合・無所属)
  • イラン情勢緊迫化によるタイ製廃液回収容器の供給停止懸念について
  • 透析治療に支障が出る可能性への対策を質問
答弁
小泉進次郎 (防衛大臣)
  • 厚生労働省による情報収集やヒアリングを実施済み
  • 経済産業省より、原料となるナフサは日本全体で確保していると報告を受けている
  • 流通の目詰まりを順次解消し、今後も密接に連携して対応する
全文
質問・答弁の全文を表示

まず冒頭、本改正案を所管する防衛大臣及び防衛省も大いに注視していると推察されるホルムズ海峡の封鎖等、イラン情勢の緊迫化が国民の生命や健康に深刻な影響を及ぼしかねないという観点から、医療用品の供給の確保について質問いたします。

とりわけ、人工透析は透析患者が命をつなぐ大切な医療です。

人工透析の結果、廃液が発生します。

この廃液は適切に処理される必要があり、通常は医療廃棄物として管理されます。

しかるに人工透析の廃液を回収する容器は、日本国内のシェア7割をタイ製が占めている。

イラン情勢の緊迫化でタイへの船便供給が今月半ばで終了する可能性もあるとの状況をお聞きいたしました。

結果、廃液回収容器が日本に輸入できず、透析治療に支障が出る可能性が危惧されています。

医療用の石油関連製品の確保についてお尋ねがありました。

これまでも厚生労働省では、製造販売業者や卸、医療機関等に対する情報提供窓口の設置や個別のヒアリングなどを通じて、積極的な情報収集を行っているところです。

経済産業省からは、透析回路を含めた医療物資の材料に必要な原料となるナフサについて、日本全体として必要となる量を確保していると聞いておりますが、情報収集により得られた個別の流通の目詰まり等について順次解消を行ってきております。

引き続き一斉点検等を通じてこうした取組後の状況を把握をし、経済産業省と密接に連携をしながら、必要な対応を速やかに実行してまいります。

NPT運用検討会議への政府出席者
質問
吉田宣弘 (中道改革連合・無所属)
  • 総理や外務大臣が出席を見合わせ、外務副大臣の出席にとどめる理由を質問
  • 政府の認識を問う
答弁
茂木敏充
  • NPTは核兵器のない世界に向けた唯一の普遍的な枠組みであり、重要な会議であると認識
  • 出席者は現時点で決まっていないが、唯一の戦争被爆国として積極的な役割を果たす
全文
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今、現場に必要なのは、次に核兵器拡散抑止は日本の防衛政策、ひいては吉田宣弘。

条約の空文化が始まる可能性があると危機感を示しているとのことでございます。

しかし報道によると、今回の会議には高市総理や茂木外務大臣も出席を見合わせるとのことでございます。

2022年には運用検討会議に岸田総理が、2025年には運用検討会議準備委員会に岩屋外務大臣が出席されているので残念であります。

そこで今回行われる再検討会議に対する政府の認識と、総理も外務大臣も出席を見合わせ、外務副大臣の出席にとどめる理由についてお聞かせください。

吉田議員から、NPT運用検討会議についてお尋ねがありました。

NPTは、核兵器国と非核兵器国が広く参加する核兵器のない世界に向けた唯一の普遍的な枠組みであり、今月末からの運用検討会議は重要な会議になるものと考えています。

会議への出席者については、現時点で決まっていることはありませんが、我が国として、過去2回の運用検討会議において成果文書を採択することができなかったことを教訓としつつ、唯一の戦争被爆国として、NPT体制の維持・強化のために、核兵器国と非核兵器国の双方が一致できる点を見出すべきであり、積極的な役割を果たしてまいります。

国家安全保障戦略の改定背景
質問
吉田宣弘 (中道改革連合・無所属)
  • 前回の改定から短期間で再改定を行う背景を質問
  • 安全保障環境の認識が前回とどう変化したかを問う
答弁
小泉進次郎 (防衛大臣)
  • 国際秩序への挑戦、周辺国の軍事力増強、ウクライナ侵略による新しい戦い方の出現など、変化が加速度的に生じている
  • 国民の命と暮らしを守り抜くため、今年中に改定する
全文
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次に、防衛装備品の移転について、改定が予定されている国家安全保障戦略と関連して質問いたします。

小泉防衛大臣は安全保障委員会における大臣所信の中で、「3文書を前倒して今年中に改定します」と述べられました。

前回の改定から3年と4ヶ月しか経過していませんが、改定の背景となる我が国を取り巻く安全保障環境に対する防衛省の認識は、前回改定時と比べてどのように変化しているのでしょうか。

お答えください。

三文書改定の背景となる安全保障環境の認識についてお尋ねがありました。

前回三文書を策定した2022年と比べ、現在の安全保障環境は国際秩序への挑戦が勢いを増すとともに、我が国周辺国等のさらなる軍事力の増強や連携の強化があり、ウクライナ侵略を教訓に、無人機の大量運用を含む新しい戦い方や、長期戦への備えを急ぐ動きがあるなど、さまざまな変化が加速度的に生じています。

こうした変化に適切に対応し、強い覚悟をもって、我が国の独立と平和、国民の皆様の命と平和な暮らしを守り抜くため、三文書を今年中に改定することとしたものです。

防衛装備移転の意義と抑止力
質問
吉田宣弘 (中道改革連合・無所属)

- 防衛装備移転がなぜ現状変更の抑止や望ましい安全保障環境の創出、防衛産業の成長に資するのかを質問

答弁
小泉進次郎 (防衛大臣)
  • 同盟国・同志国の抑止力・対処力を向上させるため
  • 販路拡大やサプライチェーン協力により、力強い防衛産業の構築につながるため
全文
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次に、小泉防衛大臣は「防衛装備移転は力による一方的な現状変更を抑止し、我が国にとって望ましい安全保障環境を創出する重要な政策的手段であり、防衛産業の成長にも資するものです」とお述べになりました。

では、防衛装備品移転はなぜ力による一方的な現状変更を抑止することになるのか。

我が国にとって望ましい安全保障環境を創出することになるのか。

防衛産業の成長にも資することになるのか。

答弁を求めます。

次に、防衛装備移転の意義についてお尋ねがありました。

防衛装備移転は、同盟国・同志国の抑止力・対処力を向上させるものであり、また同盟国・同志国への販路拡大やサプライチェーン協力の拡大を通じ、より力強い防衛産業の構築にもつながるものです。

我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、防衛装備移転を通じて、いざという時に同盟国・同志国と共に助け合うことができる関係を築きながら、さらに力強い防衛産業を構築するため、議論を積み上げてまいります。

防衛装備移転三原則の運用指針(五類型撤廃)と平和主義の整合性
質問
吉田宣弘 (中道改革連合・無所属)
  • 五類型撤廃による移転目的の拡大変容の可能性を指摘
  • 憲法の平和主義や国連憲章との論理的整合性について、国会で説明すべきと主張
答弁
小泉進次郎 (防衛大臣)
  • 平和国家としての基本理念および歩みを堅持しつつ、移転可能案件を検討する
  • これまでも国会質疑等で説明しており、今後も丁寧に説明していくことは当然である
全文
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中道改革連合としても、防衛装備移転はインド太平洋地域の平和と安定に資する重要な政策手段となり得ると認識をしております。

しかし、完成品の移転は地域の抑止バランスや緊張に直結するため、武力紛争当事国への移転を可能とする例外規定を設ける場合、その基準や例示は厳格であるべきであり、専守防衛の中で論理的整合性を保ちつつ積み上げてきた我が国の安全保障政策とは、これからもその整合性を保ち続けていかなければなりません。

また政府は今後、防衛装備移転三原則において国際連合憲章を遵守するとの平和国家としての基本理念及び、これまでの平和国家としての歩みを引き続き堅持すると明言しています。

今般、防衛装備移転三原則の運用指針の一部である、いわゆる五類型を撤廃する議論が防衛省及び関係省庁の中で検討が進められているとお聞きをしております。

そこで先日、中道改革連合、立憲民主党、無所属、公明党は、防衛装備移転三原則の運用指針の見直し及び厳格化に関する提言を政府に提出いたしました。

現行の五類型は、主に専守防衛をはじめ海洋安全保障を念頭に、インド太平洋地域の平和と安定を図るための政策手段として設定されたものと承知をしております。

五類型を撤廃することは、この設定された枠組みからより広範な防衛装備移転へと目的が拡大変容する可能性があります。

そこで、なぜこのような可能性を含む装備移転が必要なのか。

これまでの憲法の平和主義の理念との論理的な整合性が保てるのか。

また、国連憲章を遵守するという平和国家としての基本理念にかなうのか。

これら必要性、正当性は事前に国会において国民の皆様に説明されるべきと考えますが、防衛大臣から受け止めを伺いたく存じます。

次に、防衛装備移転と平和国家としての基本理念についてお尋ねがありました。

政府として国連憲章を遵守するとの平和国家としての基本理念、およびこれまでの平和国家としての歩みを堅持しながら、どのような案件を移転可能とするべきか検討を進めてまいります。

また、防衛装備移転については、これまでも政府による対外発信や国会の質疑などを通じて、その考え方や背景についてご説明してきたところであり、今後も国民の皆様にご理解をいただけるよう、政府の考えについて丁寧に説明していくことは当然であると考えています。

防衛装備移転における国会の関与(事前通知)
質問
吉田宣弘 (中道改革連合・無所属)

- 殺傷能力の高い武器の移転など、一定額を超える案件について国会への事前通知を検討すべきと提言

答弁
小泉進次郎 (防衛大臣)

- 他国の制度は背景が異なり一概に評価できないが、政府が主体となって行うことが適切と考えている

全文
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さらに、新たに殺傷能力の高い武器を移転する場合は、閣議決定という行政府全体で責任を負うのみならず、立法府の政治的判断も仰ぐべきと考え、アメリカのFMS(対外有償軍事援助)の手続きを参考に、一定の額を超える案件については国会の事前通知を検討すべきとの内容が、先の提言の中に含まれています。

防衛装備移転と国会の関与についてお尋ねがありました。

他国における防衛装備移転の制度については、各国の背景や事情を踏まえて設計されており、一概に評価することは困難ですが、例えば、政府がその主体となって行っていくことが適切と考えております。

防衛装備移転のプロセス可視化と情報公開
質問
吉田宣弘 (中道改革連合・無所属)

- 政官業の適切な距離感を保ち、移転判断の根拠やプロセスを可視化し、事後検証を可能にする仕組みを整えるべきと主張

答弁
小泉進次郎 (防衛大臣)

- 運用方針の見直しに当たり、国家安全保障会議で審議し公表することを基本とするなどの対応を行っている

全文
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政府は検討している事後通知、政府の安倍内閣総理大臣。

我が国の平和国家としての理念にそぐわない行為に用いられる可能性を、論理的には否定できません。

また、防衛産業の健全な成長は我が国の継戦能力強化のために必要ではございますが、国民の皆様に疑義を生じさせるような政官業の関係は抑止されなければなりません。

そこで、防衛装備移転、防衛装備品の移転については、その高度な機密性に十分配慮しつつも、政官業の適切な距離感のもと、移転判断の根拠やプロセスを可能な限り可視化し、事後的な検証を可能にする情報公開の仕組みを整えるべきと考えますが、防衛大臣から受け止めを伺いたく存じます。

次に、防衛装備移転と情報公開のあり方についてお尋ねがありました。

2023年12月の防衛装備移転三原則の運用方針の見直しに当たっては、自衛隊法上の武器の直接移転や第三国移転について、国家安全保障会議で審議し、公表することを基本とするなど、

陸上自衛隊第15旅団の師団化と地元住民への配慮
質問
吉田宣弘 (中道改革連合・無所属)

- 師団化に伴う訓練需要の増加に対し、地域住民の懸念を払拭し、理解と応援を得るための取り組みを質問

答弁
小泉進次郎 (防衛大臣)
  • 騒音対策や訓練時間帯への配慮など、周辺地域への影響を可能な限り抑える
  • 丁寧な説明や適切な情報提供にしっかりと取り組む
全文
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次に、本改正案では、司令部を那覇市に置く陸上自衛隊第15旅団を第15師団に改編するとお聞きをしております。

自衛隊は、できる限り地元住民のご理解と応援を得られるように進められなければなりません。

この点、防衛省は第15旅団の師団化に備え、沖縄県名護市に訓練所の整備を行おうとしておられたそうですが、地元のお声に配慮して令和6年4月に計画を撤回したとお聞きをいたしました。

今般の師団化により訓練需要が増加すると予想されますが、地域住民の皆様の懸念を払拭し、ご理解と応援をいただくために、どのように取り組んでいくのかについて答弁を求めます。

次に、第15旅団の師団化に係る地元のご理解とご協力をいただくための取組についてお尋ねがありました。

陸自第15旅団の師団化に当たっても、地元の皆様のご理解、ご協力が得られるよう取り組むことは当然です。

今後の部隊活動に際し、騒音対策や訓練時間帯への配慮など、周辺地域への影響を可能な限り抑える取組も講じつつ、引き続き地元の皆様に対する丁寧な御説明や適切な情報提供にしっかりと取り組んでまいります。

航空宇宙自衛隊への改編と宇宙作戦集団の新編の意義
質問
吉田宣弘 (中道改革連合・無所属)

- 宇宙防衛は防衛省全体で取り組むべき分野であるとし、航空宇宙自衛隊への改編および宇宙作戦集団新編の意義を質問

答弁
小泉進次郎 (防衛大臣)
  • 宇宙利用は国民生活に不可欠であり、防衛能力の強化は不可欠である
  • 宇宙空間の安定的利用の確保、抑止力・対処力の強化に大きく貢献する
全文
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宇宙は軍事的な戦略の対象に限定されたものではなく、国家の安全保障そのものに関わる重要性を有しています。

例えば、国民の皆様が日々活用されている位置情報システムGPSや、気象通信衛星情報に基づく天気予報、災害監視など、国民の皆様の生活や産業活動に不可欠なインフラでもあります。

宇宙の重要性は、宇宙空間の安定的な利用を確保するため、国家安全保障戦略に位置付けられていることからもわかります。

この点、本改正案では航空自衛隊の宇宙自衛隊への改編及び宇宙作戦集団の新編が講じられていますが、宇宙の重要性に鑑みると、宇宙への国防への取り組みは、航空自衛隊だけで担うのではなく、陸自、海自はじめ防衛省全体を挙げて取り組むべき分野であると感じております。

そこで、このような重要性に鑑みつつも、宇宙防衛について、航空宇宙自衛隊への改編と宇宙作戦集団を新編する意義について答弁を求めます。

次に、航空宇宙自衛隊への改編の意義などについてお尋ねがありました。

カーナビや地図アプリ、天気予報など、もはや宇宙利用なしに国民生活は成り立ちません。

宇宙における防衛能力の強化は不可欠であり、日本の優れた技術を生かしながら取り組みを推進してまいります。

航空宇宙自衛隊の創設等は、我が国全体における宇宙空間の安定的利用の確保、そして抑止力、対処力の強化に大きく貢献するものと考えています。

自衛官の政治的中立(自民党大会での国歌唱)
質問
吉田宣弘 (中道改革連合・無所属)
  • 自民党大会で女性隊員が制服で国歌を称賛したことが、自衛隊法の政治的行為の制限に抵触する恐れがあるとし、見解を質問
  • 大臣が事前に知り得た立場でありながら問題意識を持たなかったのかを問う
答弁
小泉進次郎 (防衛大臣)
  • 私人としての歌唱であり、法令に定める政治的行為には該当せず、自衛隊法に違反しない
  • ただし、幹部への報告や情報共有に反省すべき点があった
全文
質問・答弁の全文を表示

言うまでもなく、自衛隊、自衛官は国民にとって尊い、本当に尊い存在でございます。

であればこそ、自衛隊の政治的中立について、国民の皆様が不安に感じるようなことを政府は厳に慎まれなければなりません。

今般、自民党大会で陸上自衛隊の女性隊員が制服を着て国家を称賛する場面があったとのことでございます。

自衛隊法61条で自衛隊の政治的行為が制限されている規定や、同法施行令87条で公私の影響力を利用することが禁止されている規定に抵触する恐れがあり、自衛官及び自衛隊がこれまで積み重ねてきた、国民の皆様に信頼していただくための努力に傷がつきかねない事態だと思いますが、小泉大臣の答弁を求めます。

また、小泉大臣は当該隊員の自民党大会への参加について、事前に知り得る立場であり、参加の是非を判断し得る立場であったと考えますが、これを知った時点で何ら問題意識を持たなかったのか、見解をお聞きいたします。

最後に、自民党大会における自衛官の国歌唱についてお尋ねがありました。

今回の歌唱は職務ではなく、私人として国歌を歌唱したものであり、法令に定める政治的行為には該当せず、自衛隊法に違反するものではありません。

ですが、今回の歌唱に関しては、私が事前に報告を受けていなかったように、私を含む幹部への報告や関係部署の情報共有について反省すべき点があったと考えており、自衛隊の活動に対する国民の理解を得る観点からも、今後は幹部への報告や関係部署の情報共有を徹底してまいります。

発言全文

森英介 (衆議院議長) 1発言 ▶ 動画
質疑者 森英介

これより会議を開きます。

日程第一、環境省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。

宮路拓馬 (環境委員長) 3発言 ▶ 動画
委員長 森英介

森英介(衆議院議長):委員長の報告を求めます。

質疑者 宮路拓馬

宮路拓馬(環境委員長):ただいま議題となりました法律案につきまして、環境委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。

法案は、環境省の地方支分部局である地方環境事務所について、同省の所掌事務の円滑な遂行を図るため、その名称を地方環境局に改める等の措置を講じようとするものであります。

本案は去る9日、本委員会に付託され、翌10日、石原環境大臣から趣旨の説明を聴取し、14日に質疑を行い、質疑終局後、直ちに採決いたしましたところ、本案は全会一致をもって、原案のとおり、可決すべきものと決した次第であります。

なお、本案に対し、附帯決議がされましたことを申し添えます。

以上、ご報告申し上げます。

委員長 森英介

森英介(衆議院議長):採決いたします。

本案の委員長の報告は可決であります。

本案を委員長報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。

(起立)起立多数。

よって本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

日程第二。

金融機能の強化のための特別措置に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。

武村展英 (財務金融委員長) 3発言 ▶ 動画
委員長 森英介

森英介(衆議院議長):委員長の報告を求めます。

質疑者 武村展英

武村展英(財務金融委員長):ただいま議題となりました法律案につきまして、財務金融委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。

本案は、地域の人口の減少等の社会経済情勢の変化に対応して金融機関等の経営基盤の強化を図るため、金融機関等に国が資本参加する制度について申請期限を廃止して当分の間の措置とし、大規模な災害等の事態における特例を創設するとともに、合併等を行う金融機関等に国が資金を交付する制度の申請期限を延長し、情報処理システムの共同化を行う金融機関等に国が資金を交付する制度を創設するほか、共同組織金融機関による一般優先出資の焼却方法を弾力化する制度を創設する等の措置を講ずるものであります。

本案は去る4月9日、当委員会に付託され、翌10日、片山国務大臣から趣旨の説明を聴取し、14日、質疑を行い、質疑を終局いたしました。

ついで採決いたしましたところ、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

なお、本案に対し不賛成議決が付されましたことを申し添えます。

以上ご報告申し上げます。

委員長 森英介

森英介(衆議院議長):採決いたします。

本案の委員長の報告は可決であります。

本案を委員長報告のとおり決するに、賛成の諸君の起立を求めます。

起立多数。

よって本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

日程第三、株式会社海外通信・放送・郵便事業支援機構法の一部を改正する法律案を議題といたします。

古川康 (総務委員長) 3発言 ▶ 動画
委員長 森英介

森英介(衆議院議長):委員長の報告を求めます。

質疑者 古川康

古川康(総務委員長):ただいま議題となりました法律案につきまして、総務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。

本案は、株式会社海外通信放送郵便事業支援機構が保有する株式等及び債権の譲渡その他の処分等にかかる期限を10年間延長しようとするものであります。

本案は去る4月8日、本委員会に付託され、翌9日、林総務大臣から趣旨の説明を聴取し、14日、質疑を行い、これを終局しました。

ついで採決をいたしましたところ、本案は全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

なお、本案に対し、附帯決議が付されました。

以上、御報告申し上げます。

委員長 森英介

森英介(衆議院議長):採決いたします。

本案の委員長の報告は可決であります。

本案を委員長報告のとおり決するに、賛成の諸君の起立を求めます。

起立多数。

よって本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

日程第四。

農林中央金庫法の一部を改正する法律案。

日程第五。

農業近代化資金融通法の一部を改正する法律案。

右、両案を一括して議題といたします。

藤井比早之 (農林水産委員長) 3発言 ▶ 動画
委員長 森英介

森英介(衆議院議長):委員長の報告を求めます。

質疑者 藤井比早之

農林水産委員長、藤井比早之君。

藤井比早之(農林水産委員長):ただいま議題となりました、両法律案につきまして、農林水産委員会における審査の経過及び結果をご報告申し上げます。

まず、農林中央金庫法の一部を改正する法律案は、農林中央金庫による農林水産業者への円滑な出資及び融資を促進するため、農林中央金庫が目的達成のために営むものとされている業務として、会員組織の構成員への資金の貸付等の追加、地域の農林水産業の発展に資する取組を行う会社への出資に係る認可手続の緩和等の措置を講ずるものであります。

次に、農業近代化資金融通法の一部を改正する法律案は、農業者における規模拡大、生産性向上、付加価値向上等を図る取組の進展に伴い資金需要が拡大している状況に鑑み、長期かつ低利の資金の融通を円滑にするため、農業近代化資金について貸付対象者の追加及び貸付金合計額の最高限度額の引上げの措置を講ずるものであります。

両法律案は去る4月8日本委員会に付託され、翌9日、鈴木農林水産大臣から趣旨の説明を聴取し、14日質疑を行い、質疑を終局いたしました。

ついで順次採決いたしましたところ、両法律案はいずれも全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと議決した次第であります。

なお、両法律案に対し、それぞれ不逮捕議決が附されました。

以上、ご報告申し上げます。

委員長 森英介

森英介(衆議院議長):これより採決に入ります。

まず、日程第4につき採決いたします。

本案の委員長の報告は可決であります。

本案を委員長報告のとおり決するに、賛成の諸君の起立を求めます。

(起立)起立多数。

よって本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

次に、日程第5につき採決いたします。

本案の委員長の報告は可決であります。

本案を委員長報告のとおり決するに、賛成の諸君の起立を求めます。

(起立)起立多数。

よって本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。

井上英孝 (法務委員長) 3発言 ▶ 動画
委員長 森英介

森英介(衆議院議長):委員長の報告を求めます。

質疑者 井上英孝

井上英孝(法務委員長):ただいま議題となりました法律案につきまして、法務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。

本案は裁判所の事務を合理化し、及び効率化すること等に伴い、裁判官以外の裁判所の職員の員数を126人減少させようとするものであります。

本案は去る4月7日、本委員会に付託され、翌8日、平口法務大臣から趣旨の説明を聴取し、10日、質疑を行い、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり、可決すべきものと決しました。

なお、本案に対し不逮捕議決がされたことを申し添えます。

以上ご報告申し上げます。

委員長 森英介

森英介(衆議院議長):採決いたします。

本案の委員長の報告は可決であります。

本案を委員長報告のとおり決するに、賛成の諸君の起立を求めます。

起立多数。

よって本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

この際、内閣提出、防衛省設置法等の一部を改正する法律案について、

小泉進次郎 (防衛大臣) 3発言 ▶ 動画
委員長 森英介

森英介(衆議院議長):趣旨の説明を求めます。

委員長 宮路拓馬

小泉進次郎君。

質疑者 小泉進次郎

小泉進次郎(防衛大臣):防衛省。

高市内閣総理大臣。

若年定年退職者給付金の支給水準の引上げ等の、自衛官の人材確保のための制度の整備等の措置を講ずるものであります。

次に、この法律案の内容について、その概要を御説明いたします。

第一に、現下の急速に厳しさを増す安全保障環境に対応するため、防衛省設置法及び自衛隊法の一部を改正して、自衛官の定数の変更、航空自衛隊の航空宇宙自衛隊への改編及び、宇宙作戦集団の新編、陸上自衛隊第15旅団の第15師団への改編等を行うとともに、国家行政組織法の一部を改正して、防衛副大臣の定数を1名増加することとしています。

第二に、人的基盤の抜本的強化のため、自衛隊法及び防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正して、若年定年により退職する自衛官が65歳に達するまでの間は、引き続き防衛省が再就職の援助を行うことができることとするとともに、若年定年退職者給付金の支給水準の引上げや支給要件の緩和等を行うこととしています。

以上がこの法律案の趣旨でございます。

よろしくお願いいたします。

森英介(衆議院議長):ただいまの趣旨の説明に対して、質疑の通告があります。

これを許します。

吉田宣弘 (中道改革連合・無所属) 9発言 ▶ 動画
委員長 宮路拓馬

吉田宣弘君。

質疑者 吉田宣弘

中道改革連合の吉田宣弘です。

私は中道改革連合・無所属を代表し、ただいま議題となりました防災庁設置法案について質問いたします。

まず冒頭、本改正案を所管する防衛大臣及び防衛省も大いに注視していると推察されるホルムズ海峡の封鎖等、イラン情勢の緊迫化が国民の生命や健康に深刻な影響を及ぼしかねないという観点から、医療用品の供給の確保について質問いたします。

とりわけ、人工透析は透析患者が命をつなぐ大切な医療です。

人工透析の結果、廃液が発生します。

この廃液は適切に処理される必要があり、通常は医療廃棄物として管理されます。

しかるに人工透析の廃液を回収する容器は、日本国内のシェア7割をタイ製が占めている。

イラン情勢の緊迫化でタイへの船便供給が今月半ばで終了する可能性もあるとの状況をお聞きいたしました。

結果、廃液回収容器が日本に輸入できず、透析治療に支障が出る可能性が危惧されています。

今、現場に必要なのは、次に核兵器拡散抑止は日本の防衛政策、ひいては吉田宣弘。

条約の空文化が始まる可能性があると危機感を示しているとのことでございます。

しかし報道によると、今回の会議には高市総理や茂木外務大臣も出席を見合わせるとのことでございます。

2022年には運用検討会議に岸田総理が、2025年には運用検討会議準備委員会に岩屋外務大臣が出席されているので残念であります。

そこで今回行われる再検討会議に対する政府の認識と、総理も外務大臣も出席を見合わせ、外務副大臣の出席にとどめる理由についてお聞かせください。

次に、防衛装備品の移転について、改定が予定されている国家安全保障戦略と関連して質問いたします。

小泉防衛大臣は安全保障委員会における大臣所信の中で、「3文書を前倒して今年中に改定します」と述べられました。

前回の改定から3年と4ヶ月しか経過していませんが、改定の背景となる我が国を取り巻く安全保障環境に対する防衛省の認識は、前回改定時と比べてどのように変化しているのでしょうか。

お答えください。

次に、小泉防衛大臣は「防衛装備移転は力による一方的な現状変更を抑止し、我が国にとって望ましい安全保障環境を創出する重要な政策的手段であり、防衛産業の成長にも資するものです」とお述べになりました。

では、防衛装備品移転はなぜ力による一方的な現状変更を抑止することになるのか。

我が国にとって望ましい安全保障環境を創出することになるのか。

防衛産業の成長にも資することになるのか。

答弁を求めます。

中道改革連合としても、防衛装備移転はインド太平洋地域の平和と安定に資する重要な政策手段となり得ると認識をしております。

しかし、完成品の移転は地域の抑止バランスや緊張に直結するため、武力紛争当事国への移転を可能とする例外規定を設ける場合、その基準や例示は厳格であるべきであり、専守防衛の中で論理的整合性を保ちつつ積み上げてきた我が国の安全保障政策とは、これからもその整合性を保ち続けていかなければなりません。

また政府は今後、防衛装備移転三原則において国際連合憲章を遵守するとの平和国家としての基本理念及び、これまでの平和国家としての歩みを引き続き堅持すると明言しています。

今般、防衛装備移転三原則の運用指針の一部である、いわゆる五類型を撤廃する議論が防衛省及び関係省庁の中で検討が進められているとお聞きをしております。

そこで先日、中道改革連合、立憲民主党、無所属、公明党は、防衛装備移転三原則の運用指針の見直し及び厳格化に関する提言を政府に提出いたしました。

現行の五類型は、主に専守防衛をはじめ海洋安全保障を念頭に、インド太平洋地域の平和と安定を図るための政策手段として設定されたものと承知をしております。

五類型を撤廃することは、この設定された枠組みからより広範な防衛装備移転へと目的が拡大変容する可能性があります。

そこで、なぜこのような可能性を含む装備移転が必要なのか。

これまでの憲法の平和主義の理念との論理的な整合性が保てるのか。

また、国連憲章を遵守するという平和国家としての基本理念にかなうのか。

これら必要性、正当性は事前に国会において国民の皆様に説明されるべきと考えますが、防衛大臣から受け止めを伺いたく存じます。

さらに、新たに殺傷能力の高い武器を移転する場合は、閣議決定という行政府全体で責任を負うのみならず、立法府の政治的判断も仰ぐべきと考え、アメリカのFMS(対外有償軍事援助)の手続きを参考に、一定の額を超える案件については国会の事前通知を検討すべきとの内容が、先の提言の中に含まれています。

政府は検討している事後通知、政府の安倍内閣総理大臣。

我が国の平和国家としての理念にそぐわない行為に用いられる可能性を、論理的には否定できません。

また、防衛産業の健全な成長は我が国の継戦能力強化のために必要ではございますが、国民の皆様に疑義を生じさせるような政官業の関係は抑止されなければなりません。

そこで、防衛装備移転、防衛装備品の移転については、その高度な機密性に十分配慮しつつも、政官業の適切な距離感のもと、移転判断の根拠やプロセスを可能な限り可視化し、事後的な検証を可能にする情報公開の仕組みを整えるべきと考えますが、防衛大臣から受け止めを伺いたく存じます。

次に、昨年サイバー対処能力強化法及び同整備法が成立し、本年10月1日から施行されます。

サイバー対処能力強化法では……。

次に、本改正案では、司令部を那覇市に置く陸上自衛隊第15旅団を第15師団に改編するとお聞きをしております。

自衛隊は、できる限り地元住民のご理解と応援を得られるように進められなければなりません。

この点、防衛省は第15旅団の師団化に備え、沖縄県名護市に訓練所の整備を行おうとしておられたそうですが、地元のお声に配慮して令和6年4月に計画を撤回したとお聞きをいたしました。

今般の師団化により訓練需要が増加すると予想されますが、地域住民の皆様の懸念を払拭し、ご理解と応援をいただくために、どのように取り組んでいくのかについて答弁を求めます。

宇宙は軍事的な戦略の対象に限定されたものではなく、国家の安全保障そのものに関わる重要性を有しています。

例えば、国民の皆様が日々活用されている位置情報システムGPSや、気象通信衛星情報に基づく天気予報、災害監視など、国民の皆様の生活や産業活動に不可欠なインフラでもあります。

宇宙の重要性は、宇宙空間の安定的な利用を確保するため、国家安全保障戦略に位置付けられていることからもわかります。

この点、本改正案では航空自衛隊の宇宙自衛隊への改編及び宇宙作戦集団の新編が講じられていますが、宇宙の重要性に鑑みると、宇宙への国防への取り組みは、航空自衛隊だけで担うのではなく、陸自、海自はじめ防衛省全体を挙げて取り組むべき分野であると感じております。

そこで、このような重要性に鑑みつつも、宇宙防衛について、航空宇宙自衛隊への改編と宇宙作戦集団を新編する意義について答弁を求めます。

言うまでもなく、自衛隊、自衛官は国民にとって尊い、本当に尊い存在でございます。

であればこそ、自衛隊の政治的中立について、国民の皆様が不安に感じるようなことを政府は厳に慎まれなければなりません。

今般、自民党大会で陸上自衛隊の女性隊員が制服を着て国家を称賛する場面があったとのことでございます。

自衛隊法61条で自衛隊の政治的行為が制限されている規定や、同法施行令87条で公私の影響力を利用することが禁止されている規定に抵触する恐れがあり、自衛官及び自衛隊がこれまで積み重ねてきた、国民の皆様に信頼していただくための努力に傷がつきかねない事態だと思いますが、小泉大臣の答弁を求めます。

また、小泉大臣は当該隊員の自民党大会への参加について、事前に知り得る立場であり、参加の是非を判断し得る立場であったと考えますが、これを知った時点で何ら問題意識を持たなかったのか、見解をお聞きいたします。

中道改革連合は、平和の理念のもと、憲法の平和主義に基づく専守防衛を基本に、日米同盟と平和外交を軸とした、国民の平和と安全を守る現実的な外交防衛政策を進めるために全力で取り組んでまいりますこと、このことを国民の皆様に固くお約束申し上げ、私の質問を終わらせていただきます。

ご清聴ありがとうございました。

委員長 宮路拓馬

小泉進次郎君。

答弁者 小泉進次郎

吉田宣弘議員にお答えいたします。

三文書改定の背景となる安全保障環境の認識についてお尋ねがありました。

前回三文書を策定した2022年と比べ、現在の安全保障環境は国際秩序への挑戦が勢いを増すとともに、我が国周辺国等のさらなる軍事力の増強や連携の強化があり、ウクライナ侵略を教訓に、無人機の大量運用を含む新しい戦い方や、長期戦への備えを急ぐ動きがあるなど、さまざまな変化が加速度的に生じています。

こうした変化に適切に対応し、強い覚悟をもって、我が国の独立と平和、国民の皆様の命と平和な暮らしを守り抜くため、三文書を今年中に改定することとしたものです。

次に、防衛装備移転の意義についてお尋ねがありました。

防衛装備移転は、同盟国・同志国の抑止力・対処力を向上させるものであり、また同盟国・同志国への販路拡大やサプライチェーン協力の拡大を通じ、より力強い防衛産業の構築にもつながるものです。

我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、防衛装備移転を通じて、いざという時に同盟国・同志国と共に助け合うことができる関係を築きながら、さらに力強い防衛産業を構築するため、議論を積み上げてまいります。

次に、防衛装備移転と平和国家としての基本理念についてお尋ねがありました。

政府として国連憲章を遵守するとの平和国家としての基本理念、およびこれまでの平和国家としての歩みを堅持しながら、どのような案件を移転可能とするべきか検討を進めてまいります。

また、防衛装備移転については、これまでも政府による対外発信や国会の質疑などを通じて、その考え方や背景についてご説明してきたところであり、今後も国民の皆様にご理解をいただけるよう、政府の考えについて丁寧に説明していくことは当然であると考えています。

防衛装備移転と国会の関与についてお尋ねがありました。

他国における防衛装備移転の制度については、各国の背景や事情を踏まえて設計されており、一概に評価することは困難ですが、例えば、政府がその主体となって行っていくことが適切と考えております。

次に、防衛装備移転と情報公開のあり方についてお尋ねがありました。

2023年12月の防衛装備移転三原則の運用方針の見直しに当たっては、自衛隊法上の武器の直接移転や第三国移転について、国家安全保障会議で審議し、公表することを基本とするなど、

委員長 宮路拓馬

藤井委員長

答弁者 小泉進次郎

藤井議員、1,000名の自衛隊サイバー防衛隊について、その体制強化として140名の自衛官を増員することとしております。

また、サイバー人材の確保は極めて重要です。

自衛隊の学校や部外の教育機関での育成のほか、中途採用、予備自衛官の拡充などにより外部人材の確保も進めているところです。

防衛省としては、こうしたサイバー防衛能力の強化を通じ、政府全体のサイバー安全保障の取組に貢献してまいります。

次に、第15旅団の師団化に係る地元のご理解とご協力をいただくための取組についてお尋ねがありました。

陸自第15旅団の師団化に当たっても、地元の皆様のご理解、ご協力が得られるよう取り組むことは当然です。

今後の部隊活動に際し、騒音対策や訓練時間帯への配慮など、周辺地域への影響を可能な限り抑える取組も講じつつ、引き続き地元の皆様に対する丁寧な御説明や適切な情報提供にしっかりと取り組んでまいります。

次に、航空宇宙自衛隊への改編の意義などについてお尋ねがありました。

カーナビや地図アプリ、天気予報など、もはや宇宙利用なしに国民生活は成り立ちません。

宇宙における防衛能力の強化は不可欠であり、日本の優れた技術を生かしながら取り組みを推進してまいります。

航空宇宙自衛隊の創設等は、我が国全体における宇宙空間の安定的利用の確保、そして抑止力、対処力の強化に大きく貢献するものと考えています。

最後に、自民党大会における自衛官の国歌唱についてお尋ねがありました。

今回の歌唱は職務ではなく、私人として国歌を歌唱したものであり、法令に定める政治的行為には該当せず、自衛隊法に違反するものではありません。

ですが、今回の歌唱に関しては、私が事前に報告を受けていなかったように、私を含む幹部への報告や関係部署の情報共有について反省すべき点があったと考えており、自衛隊の活動に対する国民の理解を得る観点からも、今後は幹部への報告や関係部署の情報共有を徹底してまいります。

委員長 宮路拓馬

茂木敏充君

答弁者 茂木敏充

吉田議員から、NPT運用検討会議についてお尋ねがありました。

NPTは、核兵器国と非核兵器国が広く参加する核兵器のない世界に向けた唯一の普遍的な枠組みであり、今月末からの運用検討会議は重要な会議になるものと考えています。

会議への出席者については、現時点で決まっていることはありませんが、我が国として、過去2回の運用検討会議において成果文書を採択することができなかったことを教訓としつつ、唯一の戦争被爆国として、NPT体制の維持・強化のために、核兵器国と非核兵器国の双方が一致できる点を見出すべきであり、積極的な役割を果たしてまいります。

答弁者 小泉進次郎

吉田宣弘議員の御質問にお答えをいたします。

医療用の石油関連製品の確保についてお尋ねがありました。

これまでも厚生労働省では、製造販売業者や卸、医療機関等に対する情報提供窓口の設置や個別のヒアリングなどを通じて、積極的な情報収集を行っているところです。

経済産業省からは、透析回路を含めた医療物資の材料に必要な原料となるナフサについて、日本全体として必要となる量を確保していると聞いておりますが、情報収集により得られた個別の流通の目詰まり等について順次解消を行ってきております。

引き続き一斉点検等を通じてこうした取組後の状況を把握をし、経済産業省と密接に連携をしながら、必要な対応を速やかに実行してまいります。

これにて質疑は終了いたしました。

本日はこれにて散会いたします。