野間健君。
大臣の4月12日党大会、自民党大会の後の記者会見、そして新井陸上幕僚長の記者会見などをお聞きしますと、経緯はこんなことのようですね。
イベント会社が当該中央音楽隊の自衛官の方に、党大会で国歌を歌ってほしいという依頼があったということです。
普通びっくりすると思うんですよね。
全国のマスコミが映るんですよ。
党大会、総理総裁の高市さん、総理はじめ、小泉防衛大臣も皆さん来る。
そういう大会で歌ってください。
驚いて多分すぐ上司に相談されましたよね。
それで上司も相談されて、「そんなことがあったのか」と言って、いろいろ検討したけれども、私的な行為だからいいということで、それは違法じゃないということで認めたということで、陸幕長も会見で話をされていました。
それ、4月3日にそういう報告を受けたんだということですけども、これちょっと考えて変ですよね。
もし依頼が、いろいろ検討して、じゃあその女性が友達の結婚式に行くとか、買い物に行くとか、そういうことで、そこで結婚式で歌ってくださいということであれば、個人の判断で行けばいいんですけども、当然こういう公的なですから、イベント会社が頼んだというか、党が頼んだと誰でもそう思いますよね、普通。
例えば、じゃあ財務省の事務次官とか主計局長が歌が上手だから「あんた党大会来て歌ってくださいよ」こんなこと言われたって行くはずがないですよ。
なぜもしかしてこう行かざるを得なくなったのかといえば、自民党の姿が見えるからですよね。
ただ単にイベント会社が来てください、なんてそんなことで行って、また上司にも相談して行くのか。
で、上司の皆さんも「なんかやむを得ないけど、これ行かせないといけないかな」と。
私的な判断で行くはずがないんですよ。
だって、現にこの党大会は、上司の音楽隊の副隊長さんがついて行ってるんですよね。
おかしいと思いませんか。
じゃあ、もしその自衛官の方が友達と食事に行くとか、買い物に行くというときに上司がついていきますか。
そんなことありえないんですよ。
上司までついて行ってその党大会行ってるわけですよね。
それは言わずもがなで、党から要請されたからと思っているからですよ。
当たり前ですよ。
本当に気の毒だと思います、この自衛官。
ですから大臣もそこわかってられるんですよね。
会見の中でこうおっしゃってますよ。
「きっと職員からすれば、私まで含めて、そういった報告があった上で、行ってもいいですよという判断をしたというふうに思ったと思うんですよね」。
当たり前ですよ。
ですから、大臣もそういう報告が上がってなかった。
それで気がつかないで、その時に行って、あってびっくりされたんでしょう。
Xでも投稿されたのを削除されたというのは、おそらくそういう問題、これはちょっとまずいなと。
別にイベント会社だけの責任、そしてこの自衛官の方個人の責任にしたら、本当に気の毒ですよ。
党が自衛隊に対してそういう要請をしてきたんだ、イベント会社を通じてしてきたんだと誰もそう受け取りますよ。
ですから上司までついて行って、こういう国歌を歌わざるを得なかった。
本当に気の毒だと思います。
ですからこういう、党がですね、先ほど私、各国の例を申し上げたのは、政党がその部分に影響を及ぼして、自分の私兵のように扱う。
これはあってはならないことですよ、民主主義国家では。
中国の人民解放軍、これは中国共産党の軍ですよね。
国じゃないんですよね。
党の軍ですから。
そういうふうに見られかねない。
非常に政治とこの実力組織との関係がこういうふうに歪になっては、これ大変なことだと思います。
ですからそういった隊員の皆さんを守るのが大臣の役割じゃないんでしょうか。
いかが思われますか。
小泉防衛大臣。