質問・答弁の全文を表示
その中では太陽光パネルのリサイクルについては、現時点では埋め立て処分費用とリサイクル費用との差額が大きい。
なぜここまでリサイクル費用が埋め立て処分費用よりも高いということが強調されてきたのかなと、私はこの辺のところ疑問に思うわけです。
ただ、いずれにしても、この太陽光発電事業者等に対する判断基準は今後省令で定められるということでありますが、いずれにしてもこのリサイクル費用が埋め立て処分の方がリサイクル費用よりも高いとか低いとか、それはどういうふうになっていくかわかりませんけれども、リサイクル費用が埋め立て処分よりも、もし高いということであったとしたら、埋め立てを許容する緩い基準が作られるのではないか、というふうに心配するところでもあるんです。
そこで、今回参考人として、濱田さんがおっしゃっていただいたことでありますけれども、実際にはリサイクル費用はキロワットあたり1万2千円、これはいいとして、埋め立て費用はキロワットあたり6千円とおっしゃっていて、政府がおっしゃっているほどの差はないかもしれないというような現場での実態感、実態としてはちょっと違うんじゃないかということと、実際ですね、埋め立て処分費用の実態としては、廃棄物処理業者によってはリサイクル費用を埋め立て処分費用と同額、または抑えて定額に設定している事業者もあるというふうに聞いているわけです。
これで、私たちはこの資料によってですね、議論をしようとしてきたわけなんですけど、やっぱりそうすると基準を決める上での前提が、もしかすると変わってくるんじゃないかと懸念しているところでもありまして、今後の制度設計に当たっては、埋め立て処分費用とリサイクル費用について、詳細な調査をまず行っていただきたい。
その上で実態を踏まえた基準を策定すべきではないかというふうに思うんですが、大臣いかがでしょうか。
石原宏高(環境大臣):今回のですね、法案の判断基準等を検討を進めてまいりたいと思います。
また、法律の施行後においても、リサイクル費用と埋め立て処分の費用の差額等について定期的に調査を行って、判断基準の段階的効果について検討してまいりたいと考えております。