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地域の公共交通は、高齢者の通院や子どもの通学、仕事の通勤など、私たちの日々の暮らしを支える大切な社会インフラです。
ところが、人口減少や少子高齢化はもちろん、最近ではドライバー不足によって、全国でバス路線の減便や運休、撤退などが相次いでおります。
こうした状況は、私の地元、大分県武田市のような中山間、過疎地域に限らず、地方の中核市にも及び、人口40万人規模の大分市においても、路線バスの減便が進んでいます。
運行ダイヤを間引いたり、夜の最終バスを繰り上げたりということが行われており、車を持たない方をはじめ、明らかに市民生活への影響が目に見えていることから、移動にまつわる問題の深刻さを実感しているところです。
そこで、まずは地域公共交通の現状に対する認識と、本法案により期待される効果についてお伺いいたします。
地域公共交通は、買い物、医療、教育などの日常生活に不可欠な移動になっている中で、人口減少、そして少子高齢化や運転者等の担い手不足によって、バス路線等の急廃止が相次ぐなど、必要なサービスの供給が厳しくなっているところでございました。
一方で、免許の返納、学校、病院の統廃合、部活動の地域展開等によって、移動の社会的ニーズが拡大する方向にあり、こうした供給と需要のギャップ等によって、全国で約2500の交通空白が生じています。
さらに、これら交通空白に対処するなどの司令塔としての役割が期待される地方公共団体においても、人材、ノウハウが不足している状況にもあります。
こうした状況を踏まえて、本法案では、地域の輸送資源をフル活用し、交通空白を解消するための新たな事業の創設、地域における関係者の調整役として、地域交通の課題解決に取り組む民間の企業や団体の活動促進、モビリティデータの利用活用等の措置を講ずることとしております。
本法案による制度面での措置に加えて、予算面での支援を車の両輪として交通空白解消の取組を推進し、持続可能な地域公共交通を実現してまいりたいと考えております。