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その上で足元の中東情勢を踏まえ、改めてエネルギーの多元化について議論を始めるべきタイミングではないかと考えております。
我が国の原油の中東依存度は95.1%。
サウジとUAEの2カ国だけで88%。
一方で政府は2022年の12月の当初指定で液化天然ガス、いわゆるLNGを特定重要物資に位置付けられました。
LNGの中東依存度は約10%。
ホルムズ海峡の依存度はわずか6.3%です。
歴史を見たときに太平洋戦争のトリガーの1つは日本のエネルギーの枯渇でした。
歴史の教訓からも我が国はエネルギー源の多角化を常に意識をしなければなりません。
ここで特定重要物資としてLNGが指定されているということは、サプライチェーンの安定供給に支障が生じる恐れがある際に、主務大臣が事業者に対して必要な協力を要請できる仕組みでもあるというふうに承知をしております。
しかし私はそうなってから動くというよりも、その前段階から平時のうちからあらかじめ手を打っておくこと、これが本質的にはより重要なのではないかと考えております。
そこでお伺いをいたします。
特定重要物資としてのLNGについて、政府は具体的にどのような施策を通じて安定供給を確保していく方針か、またエネルギー多角化におけるその意義、その危機が顕在する前段階の予防的な手当について、政府の見解をお聞かせください」
資源エネルギー庁、和久田資源燃料部長「お答え申し上げます。
LNGは化石燃料の中で、温室効果ガスの排出量が最も少なく、再生可能エネルギーの調整電源の中心的な役割を果たしまして、カーボンニュートラル実現後も重要なエネルギー源でございます。
ホルムズ海峡を経由する輸入は、我が国輸入量全体の約6%程度でございます。
そのため、政府といたしましては、まさに委員ご指摘のとおり、平時から積極的な資源外交、それからJOGMECによるリスクマネーの供給を行うとともに、LNGの安定供給に支障が出る場合に備えまして、海外からの代替調達の体制構築などを通じまして、供給源の多角化をはじめとした平時の取組を継続してございます。
引き続き、LNGの安定供給確保に万全を期してまいりたいと考えてございます」