農林水産委員会

衆議院 2026-05-20 質疑

概要

衆議院農林水産委員会における参考人質疑において、ゼンショーホールディングスの小川洋平氏、日本農業法人協会の齋藤一志氏ら参考人が、米の需給および農業経営について答弁しました。主なテーマとして、令和の米騒動に伴う調達コスト増への対応や、食料法改正による在庫報告義務化、および米のコスト指標の妥当性が議論されました。また、日本産米の輸出促進に向けた課題や、大規模法人と中小農家の処遇格差、若手就農者の確保と農村活性化のための直接支払い制度の是非についても意見が交わされました。さらに、民間備蓄の創設による実効性や、外食産業における米価上昇の影響と価格転嫁の限界についても言及されました。

発言タイムライン

自民中道改革維新国民参政チームみらい政府委員長・議長
0分25分50分1:151:402:052:302:55小川洋山口浩齋藤一柴田為西山尚野間健柏倉祐村岡敏木下敏

発言者(11名)

質疑応答(25件)

令和の米騒動の受け止めと国産米調達
質問
西山尚利 (自由民主党・無所属の会)
  • 令和の米騒動をどのように受け止めたか
  • 全量国産米の調達における苦労について伺いたい
答弁
小川洋平 (参考人 株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役社長兼CEO)
  • 量の確保に大きな問題はなかったが、調達コストが倍増し経営上の大きな問題となった
  • 価格転嫁を最小限に抑えるため、商品設計や生産性の向上に努めている
  • 多くの事業者が輸入米に切り替える中、顧客のこだわりに応えるため日本産米にこだわり、生産者と安定的な調達関係を構築している
全文
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そこでこの令和の米騒動、全商ホールディングさんとしては、どのように受け止められたのか。

また、全量国産米をご使用いただいているというふうにお伺いいたしておりますが、その調達にあたってのご苦労等々ございましたら、ご発言願いたいと思います。

私どもといたしましては、いわゆるレバーの米騒動に当たりまして、お米の確保そのものに非常に苦労するという状況では幸いございませんで、私ども平時からグループ内に米卸しの会社を持っているということもございまして、直接政策者さんと契約を結ぶとして、直接収穫をしているという部分が多くございますので、量の確保には、そこまで大きな問題はございませんでした。

他方で、やはり価格に関しましては、これは非常に大きな影響がございまして、1年足らずの間で、文字通りお米の調達コストが倍増、倍以上に増えましたので、これは冒頭申し上げましたけれども、お米は私どもにとって主要食材ですので、主要食材のコストが倍になるということは、経営上は非常に大きな問題でございました。

その中で、やはりお客様に対して、一部は価格という形で転嫁をせざるを得ないところはございましたけれども、我々の責任としては、いかにこの転嫁を最小限に抑えていくかというところが責任と考えておりますので。

ここでもやはり生産性という言葉が重要になりますけれども、これを挙げて、いわゆる減価のコストの増分を最終価格に転嫁する分を極力抑えていくと。

その中で日本産米にこだわってということもございましたけれども、これは率直に申し上げて、多くの外食の事業者さんは外国産米に切り替えざるを得ないと。

むしろそちらの方が多数派だと思いますけれども、私どもとしては一つの経営判断として、やはり日本産米にこだわると。

やはり日本産米を安定的に調達するという意味では、生産者さんとの継続的な関係というのが大事だと思っておりますので、安定的な量をきちんと私どもで仕入れさせていただくと。

その代わり価格に関してはおおむねこういう水準でというコミュニケーションをしっかりやって、安定的に調達をさせていただくということが大事なのかなというふうに考えております。

食糧法改正に伴う在庫報告義務化への見解
質問
西山尚利 (自由民主党・無所属の会)
  • 届出事業者への追加および報告義務化をどのように受け止めているか
  • 政府に望む点はあるか
答弁
小川洋平 (参考人 株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役社長兼CEO)
  • 規模的に報告対象となることは想定しており、月次の報告対応は可能である
  • 買い付け価格などの営業秘密に関しては、完全な保秘が担保されない限り出しにくい
  • 小規模事業者への事務負担を軽減するため、報告内容の簡素化や頻度の調整を検討してほしい
全文
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お話はございましたが、御社として、この届出事業者への追加ですとか報告の義務をどのように受け止めていらっしゃるのかということと、またそれに当たって政府に望むようなところがあれば、もう少し詳しく教えていただきたいと思います。

在庫の届出ということに関しましては、ある程度企業の規模に応じてという規定だというふうに承知してはおりますけれども、私どもの規模であれば、当然報告対象になるものと想定はしております。

先ほどある程度の規模の事業者であれば負担感はそこまで大きくないということを申しましたけれども、基本的には例えば毎月在庫の報告をするということも私どもとしては対応可能だというふうに考えております。

小売でいうと「いくらで売っているんでしょう」というようなところになってまいりますと、やはり私どもとしてはかなりためらいが出てくるところで、少なくともそこは完全な保秘というものが担保されないと、なかなか私どもとしては情報としては出しがたいという部分はございます。

私どもに限らずということで申し上げますと、これも意見陳述の中で申し上げましたけれども、やはり規模の小さい事業者さんですと、一定頻度で正確な在庫を出してそれを報告するという事務作業にも負担感があるというふうに聞いておりますので、ここに関しましては、報告内容の簡素化なのか、頻度を下げるのか、業界団体ともぜひ意見を交わしていただきながら、具体的な詳細を設計していただければというふうに考えております。

備蓄の見直しと民間備蓄の創設
質問
西山尚利 (自由民主党・無所属の会)

- 需要量に応じた備蓄放出や民間備蓄の創設など、備蓄の見直し改正について思うところを伺いたい

答弁
齋藤一志 (参考人 公益社団法人日本農業法人協会会長)

- 従来の「毎年10万トンずつ需要が下がる」という前提での生産数量決定には間違いがあったと感じる

全文
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改定備蓄という言葉もいただきましたが、この備蓄の見直し改正について思うところがあればお述べいただきたいと思います。

備蓄に関しましては、やはり需要量というのは毎年毎年実は違うと思うんです。

今まで国の方は「毎年10万トンずつ需要が下がる」という文言一つで我々生産数量を決めながらやってきたところに間違いがあったのではないかなと感じておりますので、例えばインバウンドが非常に多くなって需要が増え

米のコスト指標(2万5百円)への所見
質問
西山尚利 (自由民主党・無所属の会)

- 玄米60キロあたり2万5百円というコスト指標について、生産者の視点から所見を伺いたい

答弁
齋藤一志 (参考人 公益社団法人日本農業法人協会会長)
  • 大規模法人としてはコストがさらに低いため、この指標は経営拡大やインフラ整備に活用できるありがたい金額である
  • 小規模農家にとっても資産を守れる水準であり、肯定的に捉えている
全文
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この質問は改正案と直接関係はございませんけれども、生産者のモチベーションは、やはり価格、所得というところにあると思います。

このコスト指標につきましてのご所見を、ちょっと頂戴できればと思います。

我々法人は先ほど説明したとおり、70ヘクタールが平均の650社がやっておりますけれども、そちらの方はもっとコストが下がっておりますので、はっきり申して非常にありがたいです。

このぐらいの金額の提示をしていただきながら、経営拡大をやる時期にちょうど入っておりますので、インフラ整備のために入れられる価格だろうと思います。

そのコスト、さらに規模の小さい方もそこまで上がっていれば、自分の資産を守ることができるということなので、私としては大変ありがたい筋です。

米のコスト指標(2万5百円)への所見(北海道視点)
質問
西山尚利 (自由民主党・無所属の会)

- 玄米60キロあたり2万5百円というコスト指標について、生産者の視点から所見を伺いたい

答弁
山口浩幸 (参考人 北海道農民連盟書記長)
  • 北海道では農地取得(売買)の再投資コストが見えないコストとして算入されていない
  • 中山間地域や日当たりの悪い農地では収穫量が得られず、一概に妥当とは言い切れない側面がある
全文
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この質問は改正案と直接関係はございませんけれども、生産者のモチベーションは、やはり価格、所得というところにあると思います。

このコスト指標につきましてのご所見を、ちょっと頂戴できればと思います。

2万5百円につきましては、北海道におきましては、実は農地の取得につきましては、府県と違って賃貸はあるんですけれども、基本どうしても売買が中心となりますので、そうなれば、2万5百円の中に売買価格が含まれているのかということと、あとやっぱりどうしても規模を拡大していくと、農作業ってある程度決まった期間で決まった時期に、1週間なり10日の中で、例えば播種作業をこなさなきゃならない、収穫作業をこなさなきゃならないということになります。

である程度規模が増えていくと、今度は例えば農業機械の馬力をもう一つ上げなきゃならないとか、作業機の幅をもっと広いものにしないと、その限られた期間の中で作業が完了しないということになると、どうしても再投資をどんどんしていかなければなりません。

今、国の方で大規模化というのを推奨しているんですけれども、その辺の、要は確定申告を行うと、どうしても農地を取得すると、あくまで資産なんで、それに対する売買の支払いというのは、どうしても経費算入できる状況にないので、それを考えると、1から3ヘクタールという条件はありますけれども、果たして本当にそれでコストが成立しているのかというのは、非常に北海道としては、確かに大規模化しているので見た目のコストについては、確かにそんなに2万もかかってないだろうという見方をされる場合があるんですけれども、実は見えないコストっていうのが非常に算入されていない部分があるので、やはり我々としては、やっぱり再生産というよりも再投資できる価格ということで、あくまで今回の2万円についてはコスト指標なんで、その上に利益っていうのが当然載ってないっていう部分があるので、そこをどうしても踏まえると、そしてやはり平場であれば確かに2万円でもペイっていうか、逆にお釣りが来るぐらい儲かるよねですけども、やはりある程度中山間とか、中山間だけでなく、やはり場合によってはちょっと日当たりが悪いような農地を持たれている方っていうのは、どうしても思ったような収穫量が得られないと、一概にその2万500円が妥当だっていうのは言い切れない部分があるので、それについてやっぱりそれぞれの個々の生産者がどのように受け止めているのかというのは当然あるので、一概に2万500円が妥当な高い安いというのは、私の口からちょっと言える状況にはないということはご理解願えればと思っております。

日本産米の輸出促進と課題
質問
藤井比早之 (農林水産委員長)

- 海外展開における日本産米の輸出について、所見を伺いたい

答弁
小川洋平 (参考人 株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役社長兼CEO)
  • 現地産米の方がコストを抑えられ、現地の消費者の愛着も強いため、実際には日本産米の利用は一部に限られている
  • 輸出促進には国内の生産コストを抑え、手頃な価格で提供できる仕組み作りが不可欠である
全文
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少し時間が迫ってきておりますので、輸出について最後、小川参考人と柴田参考人にご所見を一言ずつお伺いできないかと思います。

海外展開されているという意味を含めた。

お米の輸出に関してということで申し上げますと、私どもおっしゃっていただいたように、海外でも外食の店舗、それから持ち帰りのお寿司の店舗などをいろいろ運営させていただいておりますけれども、これも率直に申し上げますと、その中で日本産のお米を使っているというのは、ごく一部に限られるという現状がございまして、この要因としては、一つはやはりコストはあります。

現実的に申し上げますと、コストで考えた場合に日本からの輸出で持っていった場合と現地産米と比べますと、現地産米の方がやはりお客様に手頃な価格で商品をお届けできるということはございますので、そういった形でやらせていただいております。

加えて、やはりアメリカのスーパーマーケットでこのお寿司を売ろうとなると、アメリカのスーパーはぜひ国産米、アメリカ産米でやってほしいということもございますので、やはりその国々でその国産というところは大きな愛着があるというふうに思っています。

ですので、やはり日本産米の輸出を促進していこうということになりますと、やはり大きくはこの価格コストの要素というのは、正直言って無視できないというか大きなところだと思っております。

やはり国内の生産コスト、まさに先ほどコストのお話もありましたけれども、いろいろな資材の価格の高騰ですとか、農家さんも当然ですけれども所得を上げていかなければいけない、人を雇う場合は賃金を上げていかなければいけないというのは当然ございますけれども、そこの中でいかに生産コストを抑えていって、日本のお客様にとっても手頃な価格で提供できるし、それがひいては輸出にもつながるという形をいかにつくっていくかということが大事ではないかと考えております。

米の過剰生産時の対応策
質問
野間健 (中道改革連合・無所属)

- 生産者が安心して生産できるための需要拡大は正しいが、作りすぎてしまった場合の具体的な考え方について伺いたい

答弁
小川洋平 (参考人 株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役社長兼CEO)
  • 輸出への転換に対する政府支援、加工用への転換時の差額補填、備蓄米への充当、輸入量の調整による国内過剰分の吸収などが考えられる
  • 税金を使う以上、最も効果の高いところに集中して行うべきであり、コスト削減なき輸出拡大への補助金は健全ではないため、効果的な制度設計が必要である
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ここの残された課題の中で、生産者が安心して生産できるための需要の拡大は正しいが、それでも作りすぎてしまった場合の考え方。

これは当然、今年価格が暴落するんじゃないか先ほどもご意見あったんですが、そういう中でこの考え方が必要ということなんですが、具体的にどんなことを思われていますでしょうか。

生産しすぎてしまった場合にどのような対応をするかということでございますけれども、やはり何らかの形でそれがきちんとした形でお金に変わるようにというのが、やはり作り手としての考え方かなと思いますので、生産者さんの代表の方、他にも3名いらっしゃいますので、私から申し上げるのは限定的にとどめたいと思いますけれども、例えば先ほども申し上げましたけれども、その分を輸出に回すのであれば、輸出に対しては政府としてはこうした支援ができますですとか、あるいは加工用に回す場合は、加工用ですとやはり金額としては下がってくるというところもあると思いますので、その差額分をこういう形で補填しましょうですとか、あるいは備蓄米にどう充当するのかということはあるのかなと思いますし、じゃあ、その輸入米の方の分量をこれだけ調整して、国内の過剰生産分をこういうふうに吸収しましょうですとかいうことはあり得るのかなというふうに思います。

ただ他方で、政府として支援をしていただくということは当然ですけれども、税金を使うということですので、これは納税者のお金を使ってやる以上は、できるだけ限られた最も効果の高いところに集中して行うべきではないかというふうには考えます。

その輸出の面で申し上げますと、先ほども申し上げましたが、コストが下がっていないのにこの輸出を拡大しようとする、これに税金を付けましょうというのは、やはりあまり健全ではないとは思っております。

一時の補助金が切れてしまったら、その商売としては繋がらなくなってしまうわけですし、そういったお金の使い方というのはいかがなものかという思いはございますので、そういった税金の使い方として効果はどうなのかという観点も含めて、制度を考えていただくべきところではないかと考えております。

中小規模農家の経営維持と安心できる生産体制
質問
野間健 (中道改革連合・無所属)
  • 中山間地などの中小規模農家は長年赤字でボランティア的に維持してきた背景があり、価格暴落への不安も強い
  • 自然相手で需要に応じた生産が難しい中、どうすれば安心して生産でき、後継者が継いでいけると考えているか
答弁
山口浩幸 (参考人 北海道農民連盟書記長)
  • 現状の収入減少緩和措置や収入保険では、コストに対する適正な農産物価格が実現していないため、所得確保まで至っていない
  • 子育て世帯などが生活できる所得の確保が必要である
  • 国内生産を確保した上で、輸入量で調整を行うことが、国内農産物の適正な価格調整に繋がると考える
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この最後の3本の矢のところで、生産者の手取りの確保と生産基盤の維持というのが、これもやはり私たちもどうしてもやるべきことだと思うんですが、その辺ちょっといささかお考えが違うかと思うんですが、やはり大規模なところばかりではありません。

農家、やはり中小規模のところ、農村についてお聞かせいただきたいと思うんですが、齋藤参考人、柴田参考人は非常に大規模な経営をされているということと違って、中規模で生産されているわけですけれども。

私も地元は鹿児島県でありまして、中山間地が多くて、そんなに大規模でやっているところはありません。

皆さんに聞くと、この30年来、ずっと赤字だったと、米作りは。

なんとかですね、人件費とかそういうことはもう全く無視した、度外視した形で、先祖伝来の田んぼをなんとか耕して、できたものを親戚や地域の方に配って、そんなに高くないけれども買ってもらって、なんとかかんとか維持してきた。

半分ボランティア的にですね、やってきた。

ようやくこの2年ほど価格が上がったんで一息ついているんだけれども、いつまで続くんだろうか、ましてこれから暴落するんじゃないかという不安があるんですが。

そこで先ほどお話にもありましたけれども、需要に応じた生産といっても、なかなか自然は変わってきますからね。

取れるときもあれば、取れないときもあれば、そういう中で、なかなか需要に応じた生産をしなさいと言われても難しいですよと、さっきもおっしゃってました。

そしてそのまた価格もそれにつれて収入があったりなかったり、こういうふうに政府の方針も猫の目ですし、なかなかこの自然相手でそんな大規模でない場合、厳しいというのは今のお話でも十分わかるんですけれども、やはりこれに対処するにはどうしたらいいんだと。

やはり先ほどちょっと申し上げましたように、ある程度、政治が、政府が、行政が、これも食料ですからね。

何か工業製品のように原料を入れればその数量ができるというものではないと思うんですけれども、どうであれば安心して生産できる。

また、息子さんも後継者でやられているようですけれども、それから後を継いでやっていけるか、いかがお考えでしょうか。

そういったことであるとなかなか今の我々もやっぱりコスト、農家のコストが非常に高くなっているので、それに対して農産物価格がなかなか追いついてこないので、それに合わせたようなセーフティーネットをお願いしますというふうに農水省なりにお願いすると、やはり収入減少緩和という、俗に言うならしと収入保険が措置されているので、それで何とかなるんじゃないですかみたいなことを言われていますけれども。

今の農産物はすべてにおいて、やはりコストに対して適正な農産物価格でないので、それに対する収入が計算されると、非常に多少のコストの補填にはなっても、その所得まで及ばないというのが現状であります。

やはり今後、法人化も一つの手でありますけれども、家族経営でやっていく分には、せめて二世帯とは言わないまでも、子育て世帯と、これから子育て世帯に向かう二世帯がある程度生活できるような所得というのは、農業者にとって必要ではないのかなと思っております。

輸入のことを言えば、他の産業においてどうしても輸入量が確定してしまうと、国内の需要の部分は最終的に国内の生産で調整が入ってしまいます。

その場合、例えば今、生産が余り気味だから生産調整してくださいという話になってしまうので、本来であればある程度国内生産を確保した上で、輸入分で調整していただけるのが、国内の農産物の価格調整には一番適正だと、私、現場としては考えています。

大規模農業法人における人材確保の手法
質問
野間健 (中道改革連合・無所属)

- 大規模化や統合を進める中で、どのように人材を確保しているのか

答弁
齋藤一志 (参考人 公益社団法人日本農業法人協会会長)
  • 新卒採用に加え、地方での生活を希望する中途採用者が大きな力となっている
  • 社会保険への加入や賃金引き上げを行い、一般企業と同等の待遇を目指している
  • ICTやAI搭載ドローンなどの活用により少人数で大面積を管理する体制を構築している
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非常に大規模、300ヘクタールぐらいが平均というお話でありましたので、この法人協会さんは大規模な形でやられているんですけれども、今、そうやって大規模化して、あるいは高齢化したところをどんどん吸収して統合してやっていかれていると思います。

先ほどもお話が出ましたが、売り先も自分でどんどん開拓して見つけてやられている。

この人材の確保ですね、これはどういうやり方でやって。

ただ、我々は2050社のうち、平均売上げが4億5千万円ありまして、社員の採用につきましては一般の会社とほぼ同じで、全社員、社会保険にも加入しております。

今、賃金もどんどん上げていかないと、もう他に逃げられてしまいますので。

そういうこともありまして、人材の方は新卒の採用から、それから中途の方が逆に我々農業界には一番入ってくれているようなんですけれども、やはり地方で生活をして、さまざまな会社で経験された方が「農業もいいよね」ということで、全く技術もなく、そういう方が逆に我々にとっては一番の力になっております。

地方で住んで子どもを育てて、作物を栽培しながらの生活というのもありということで、そして少人数で大面積をしないと駄目なものですから、さまざまな知見を持った社員が入ってくれることで経営が成り立っているということだろうと思います。

あと、今までは手作業が非常に多くございましたけれども、最近はさまざまなICTを活用した機械ですとか、本当にAI搭載のさまざまなドローンなども出てきておりますので。

少人数化して大面積をやるというのは、これを実際やらないと、今後出てくる農地を守るわけにはいかないと。

食料法改正と減反政策への批判について
質問
柏倉祐司 (日本維新の会)
  • 食料法改正における「需要に応じた生産」が、実質的な第2、第3の減反政策ではないかという批判があるが、どう考えるか
  • このような側面が、実際の農業経営に影響を与えると考えているか
答弁
山口浩幸 (参考人 北海道農民連盟書記長)
  • ある程度の生産調整は必要であり、需要見通しがないと農家が潰れる懸念があるため、国による一定の指導や詰めが必要である
  • 需要者に売れるものを作るのは当たり前であり、行き先のないものを作ることこそ問題である
  • 実際の現場では需要があるため作付けを増やしている事例もあり、経営判断として需要に応じた生産を実践している
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早速ですが、今回ですね、もうこの食料法の改正というところをさまざまな、実は批判的な論調も多い。

我々政権与党は一角担わせていただいておりますので、これはもう原則、賛成という立場ではありますが、さまざまな批判的な意見、論調も多くて、その最たるものが、今回のこの政策は、需要に応じた生産というところ、結局のところ第2、第3の減反政策じゃないのかというような、そういった指摘がやはり強いわけでございます。

当然この減反政策的な意味合いが万が一あったとしても、私は影響されませんという方もかなり多くいらっしゃると思うんですね。

この正確な評価はともかく、減反政策というような形で批判されてしまう、そういう性質側面は、もしあったとしても、あまり自分たちの経営には影響はないんだというようにお考えになっているかどうか。

この実質的な減反政策の維持というような批判も踏まえてご意見を伺わせていただければと思います。

私としてはやっぱりある程度の生産調整は確かに必要なのかなというふうには思っております。

現在さっきの水田活用の直接支払交付金の見直しの中で、水張り要件とか田舎部要件とかあった中で、やはり実際に水を、今まで麦大豆を生産していたんですけれども、そういった補助において水張りが可能だということになれば、当然稲作の作付けも可能でありますし、今のところ、飼料用米とか加工用米、これについては一部、市場の状況によっては現時点ではすぐ市役を前に、次の政策においては専用品種でなければダメみたいなそういう政策が出てくるというふうに聞いておりますので、そうなれば今年撒いたものに対して飼料用米であれば、主食用に回すことは不可能ですけれども、来年においては、もし市場において、主食用米が不足するようなことがあれば、主食用に転換することは可能などで、それをまだ、いずれは農業者が減って、現状の需要よりも供給が、もし作ってもいいですよってなったら、供給が多くなると、非常にそれこそ今年も暴落するんじゃないかということで、それについて、令和5年3万円のとき、通常、確か私の記憶ではJAの会社の経営会社、1万6千円か7千円だったのが、通常年明けを起こすと、値段は若干下がるのに、逆に2万円という値段がついて、生産者にちょっと業者が回ったみたいな話も聞いてたんで、そこからもうすでに米が足りなくなり始めてるのかなということで、業者間で何か、場合によっては4万円の取引みたいな話も聞いてたんですけども、そういった中で、やはりある程度、時給見通しっていうのがないと、やはり潰れる農家は潰れていって、じゃあ基本計画の理念っていうのが本当に守られるのかっていう部分が非常に懸念している部分でありますので、そういった意味合いでは、やはり確かに中にはいくらでも作りたいという方もおられますけれども、やはり私のところでも個人で70兆、80兆を抱えている方もおられます。

けれどもやはり全面積、やっぱり米っていう話じゃなくて、そのうちの20兆、30兆を水稲で、あとは麦、大豆で、添削作物で賄って経営しているところが多いのかなというふうには感じておりますし、やはり規模拡大すると、どうしても作り方が隅々に目が通らないっていう非常に懸念が出てきて、実際に農水省のデータの中でも、最近、それぞれの農産物の単収が下がっていますよね、っていうような、確かデータを持っていると聞いてますので、それを考えると、やはり確かに規模拡大してそのコストを下げるっていうのも重要かもしれませんけども、そういった中ではやっぱり、また需要に応じた、ただそれはあくまでどっちが主体になるかによってやっぱり変わってくるのかなというふうに考えています。

あくまで生産者の判断に任せるのか、国のある程度指導によるものなのかによって、やはりもし先ほど私の話の中であった通り、生産者の判断に任せるのであれば、「あなたたちが自分たちが決めたんだから、国は責任持ちませんよ」となったら、やっぱりこれ農業政策非常に困るので、やはりそれについては、やっぱりそこを踏まえた上で、今後の詰めというのは必要ではないかなというふうには考えております。

齋藤一志今の添削の問題ですけれども、報道の方で「増産から減産へ」、そして「需要に応じた生産」ということで、「生産調整、減反に戻るんじゃ」ということで報道されたのが、すごく印象深いというか、驚きました。

需要に応じた生産は、これは当たり前のことですので、我々は本当に農畜産物を扱って商売しておりますので、需要者に売ることで作れる、これは当たり前なんです。

そういう需要もありますので、国の方は様々なそういうメニューを準備していただいて、現場ではそれぞれの取引先との需要と、それから我々供給側との話し合いを持って、それがバランス取れたときに、適正バランスだろうと思うんです。

行き先のないものを作ること自体が、やっぱりその方が問題で、過剰なったときは本当に怖いと思いますので、大暴落だけは、規模が大きくなったときの暴落って、もう本当に影響が大きすぎますので、今後の拡大が止まるということになりますので、ぜひ、この需要に応じた生産の新たな需要を開拓することへの支援の方、ぜひお願いしたいと思います。

柴田為英需要に応じた生産ということですが、私の方はそれを実践してやっておりますし、先ほどちょっとしゃべったかなと思っていますけれども、今年は昨年比で15%増し付け、米の作付けを増やす予定で、その分単価が減るということで、何でよというか、これも市役所の方に行かさいなどと話をしたんですけれども、「いや、需要があるので作れます」と。

「もっと作ってもこちらの方で引き取れますよ」というのは、どういう、米余っているどういう図も、寿司、8年3年向けでそう言っているのかは分かりませんけれども、まず私が使っている集荷業者、卸しも含みでありますけれども、取り付ける数量は違いますけれども、「いらないという、現状並みにしてください」とか、「作付けを減らしてください」という業者は一人もいません。

いや、経営としてみればそれが当たり前のことで、重要な、先ほど齋藤さんも言ったけれども、需要がないところにつくっては、それはないと言うや。

若年層の米離れ対策について
質問
柏倉祐司 (日本維新の会)

- 若者世代の米離れが進んでいると考えているが、この状況に対する対策や考えがあるか

答弁
小川洋平 (参考人 株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役社長兼CEO)
  • 外食事業の実感としては、若年層が必ずしも米離れしているとは感じておらず、むしろ支持は根強いのではないか
  • まずは政府が正確なファクトを把握した上で政策を検討すべきである
  • 米食振興には賛成だが、まずは足元の需要を満たす生産を担保することが先決である
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次は国内需要、米の国内需要ですね。

これどうしても落ち込んでしまう。

ただ一つ確実に言えることは、だんだん若者世代、米離れを起こしているというのは間違いないと思います。

朝パンで、昼は学校行ってもパンが多い。

学校給食ではあまりお米が出ない。

夜もお米を御膳に盛っても半分しか食べないで、パンを自分たちで食べてしまうというような、実は家も結構多いと聞きます。

私としては非常にこの若者のお米離れと、これをやはりお米に回帰してもらうですね。

そういう工夫というのを何とかしていかなければいけないんだというふうに考えておりますが、この若年層の米離れに対する対策ですね。

もし今までお考えになっているようなことがございましたら、お教え願いたいと思います。

若年層の米離れというお話もございましたけれども、私ども外食事業としてやらせていただいている実感で言いますと、必ずしも若年層が米離れしているとも感じていないというのが正直なところでして、私どもお米を中心にした業態を多くやらせていただいております。

ここでご飯を選ぶ比率っていうのは、実はずっと9割ご飯なんですよね。

私も実はパンもこだわっておいしいパンを出しているつもりですけれども、ここはやはり9割はお米を選ばれるということもございまして、お米に対する支持というのは基本的には根強いのではないかという気もしております。

また朝食もパンというお話もあったんですけれども、これも私が拝見したデータによると必ずしもそうでもないという話も聞いたことがございまして、朝食でパンかご飯かという選択肢で、実はパンが多数派なのは50代とか60代で、20代30代は実はご飯の方が多数派というデータも見たことがございまして、この長いトレンドで戦後に食事が西洋化していってお米からパンに移っていったというトレンドはもうそこを打っているのではないかなというのが肌感覚としてはございます。

ただ完全に統計的に事実を把握できているわけではございませんので、これはぜひ政府の方でもまずファクトはどうなのかということを押さえていただいて、じゃあ政策としてどうしていくということを考えていただくべきなのかなと思います。

米食を振興するということそのものは、これは全く私どもとしては賛成でございますので。

ただ振興する以前に、今ある米に対する需要を満たせていないというのがこの1年間の状況ですので、本当はお米を食べたいんだけどねと言いながら、やっぱりパスタを買っていかれるとかいうことが実際に起きてしまっているというのが一番の問題だというふうには思っておりますので、まずは足元の需要をきっちり満たす生産を担保しながら、その上で米の需要の振興も図っていくということがあるべきではないかと思っております。

販路拡大の克服方法
質問
柏倉祐司 (日本維新の会)

- 国内外への販路拡大において、どのような苦労があり、それをどう克服したか

答弁
齋藤一志 (参考人 公益社団法人日本農業法人協会会長)

- 特別な努力をした記憶はなく、外部へ意見を明確に発信し続けたことで同調者が集まり、販路が拡大した

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これは販路拡大で国内、そして海外、それで一番ご苦労なされていたところをどうやって克服したかについてご教授いただければと思います。

全く努力した覚えもなく、どんどんうまくお客さんから来てくれるので、やはりさまざまな意見をはっきり外に発信することで、同調した方からお付き合いしていただいて、販路が伸びてきたという、多分それだけだと思います。

これからもまた発信し続けたいと思います。

農業政策の区分けと若手の意欲向上
質問
村岡敏英 (国民民主党・無所属クラブ)
  • 大規模農家と中山間地の小規模農家で政策を分けるべきではないか
  • 政策を分けることが若い農業経営者の意欲向上につながるか
答弁
柴田為英 (参考人 株式会社やまだアグリサービス代表取締役)
  • 農業の姿が激変しており、若い人が「やってよかった」と実感できる仕組みが必要
  • 低コスト生産を実現し、世界に売れる仕組みを作ることが重要
  • 政策的に区分して考えなければ、国民から「交付金頼み」と見られ、意欲を削ぐことになる
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これは両方とも今、農地を支えるという意味では大変大切なことではありますが、やはり政策的に販路をしっかり持って市場を開拓している方々と、そして中産官地で農地を守る方々の政策があまりにもしっかりと分けてこれが農林水産省から発表されていない。

そのことによって農家の人たちも不安になるし、消費者の人たちも、何か全て農家が交付金だけ頼って努力していないように見られている。

それが本当に若い人たちの農業に経営者として参画していくところに弊害になっていると思っております。

その中で、先ほど二つの政策を分けた方がいいという柴田参考人のお話でしたが、やはりこの政策を分けていくことが若い人たちの意欲にもつながるということをもう一度教えていただければと思います。

長年、私は20代から農業をやっていて思うんですけれども、確かに今の農業の姿はもう50年前と様変わりしたような感じがしておりますし、若い人がなかなかそれにはついていけない。

何を言うんだというと、やはり「やってよかった」というその実感が、若い人は感じられないような農業の生産から販売までの現場で見ると、何かそれを、私が50何年やってきた反省として思っているわけで。

では、そのときに、なぜかと言ったら、じゃあ、原炭側というか、米を思い切って作れないということではなく、私は低コストであります。

全世界で、山田アグリが作った米が全世界に売れるような仕組みを作ってもらえれば。

そういうのはさっき何回も言ったけれども、やはり政策として別個で考えてもらいたいなという形で、でないといつまでたっても他の人から見て「おめでとうございます。

国民から金もらっていいな」となる。

一般の国民から、あるいは農家以外から見るとよく言われるんだけれども、そこらへんの見るはりの通った政策的なこと、あるいは農家の定義を持つ方も、やっぱり考えてみるべきではないのかな。

米の輸出拡大に必要な政府政策
質問
村岡敏英 (国民民主党・無所属クラブ)
  • 安価な輸入米が大量に入ってくる状況にある
  • 今後、米の輸出を増やしていくためにどのような政府政策が必要か
答弁
齋藤一志 (参考人 公益社団法人日本農業法人協会会長)
  • 細かなメニュー別の補助ではなく、市場価格を下げた上で「直接支払い(不足払い制度)」を導入すべき
  • これにより安定的な経営が可能となり、輸出拡大に向けた大きなチャンスが生まれる
全文
質問・答弁の全文を表示

そこで大きくやられている参考人にもお聞きいたします。

輸出もやっているということですけれども、実は今回SBS前10万トンすべて入札されました。

そしてさらには枠外の関税1kgあたり341円。

これでも10万トン。

合わせて20万トン、25年入ってきました。

これだけ価格差が日本のお米とあります。

そのときに、今後輸出を増やしていくためには、どのような政府の政策が必要だと考えているのか、ご教授お願いいたします。

農林水産省の不足払い制度、1万円を我々に直接出していただければ、2万円で2万500円程度のものさえあれば多分回ると思うんですよ。

次の世代の若い人たちが大規模で戦っていくためには、政府から、主食用米、輸出用米、飼料用米、加工用米、さまざまな米粉用米、さまざまなメニューの補助を細かくいただくのではなくて、市場そのものを下げてしまって、あとは直接支払いの不足払いをやっていただければ、安定的な経営と、それから輸出拡大に向けた大きなチャンスが出てくると思いますので、そういう検討も将来お願いしたいと思っています。

農業者の確保と農村の活性化
質問
村岡敏英 (国民民主党・無所属クラブ)
  • 主食用米への直接支払いを検討すべき時期に来ているのではないか
  • 農業者の減少という危機感に対し、どのように考えるか
答弁
山口浩幸 (参考人 北海道農民連盟書記長)
  • 農産物価格も重要だが、それ以上に農村全体の活性化(結婚や生活環境の整備)が不可欠である
  • 土地利用型の大規模農業ではスタート資金やJAとの取引関係が課題となっている
  • 農業者を守るだけでなく、農村社会を同時に活性化させる政策を求める
全文
質問・答弁の全文を表示

我々国民民主党も、やはり消費者に手頃な価格で、そして生産者が再生産でき所得を確保できるとすれば、やはり直接支払い、主食は考えるべきだと思っています。

やはり直接支払いをしっかりと主食に関しては考えるべきじゃない。

私もそこの部分を検討する時期に来ているとこう思っています。

生産力ある農家がしっかりいるうちにやらないと、生産力がどんどん下がってきて、もう全ての米がもうやる人がいなくなってしまうというような状況の危機感を持たなければなりません。

たったこの10年間で稲作を含む他の農業者もですけれども、74万人も農業者が減りました。

そして計画の中ではまだ農地としてどのように使うか決まっていないのが30%を超えています。

もうこれがどんどん増えていく可能性があるときに、しっかりと主食を支えるという政策を今考えないともう5年このままでいれば、本当に農家が少なくなるという危機感を持っています。

そこで次に山口さんにお聞きしたいんですが、その点はどのように考えていらっしゃるでしょうか。

私としては、特に北海道において、必ずしも親子継承、親元就農するにあたって、確かに農産物価格というのが重要な部分もあるのかもしれませんけど、親元就農して息子が農し始めましたって言っても、やはりどうしても周りに、こう、俗に言う限界集落的に周りが人いなくなると、お嫁さんも来ない、結婚もできない。

農業には確かに魅力があって、やりたくても、でも自分の人生考えると結局自分の代で終わってしまうよねってなったときに、やはり農村がやっぱり元気でないとなかなか今度やっぱりそれを考えたときに自分が農業をやってでも、この後自分の人生ってどうなるのかなと、非常にそこは考えさせられるところがあるのかなと考えております。

また、どうしても同じ農業においても、施設園芸であれば新規参入とは比較的しやすい部分もあるんですけども、どうしても土地利用型の大規模になるとなかなか定着しないという部分においては、スタートの資金力の関係もありますし、どうしても北海道においてはJAの力が強いという部分で、そういった中でうまく取引ができるのかなというのが、それなりに問題になってくると思います。

ですので、まず農業者を守ると同時に、やっぱり農村をいかに活性化させるかというのが同時進行でないと、先ほど言ったとおり、旦那だけが北海道にいて、雪が溶けたら現場に向かって単身赴任するというのは、決していい状況ではないと思っていますので、その辺を踏まえた政策というのを国民には求めていきたいと思います。

食料企業と農家の連携による食文化の発展
質問
村岡敏英 (国民民主党・無所属クラブ)
  • 農林中金法改正による投資拡充を踏まえ、農業者と食関連企業のコラボが必要ではないか
  • 大手食料企業として、農家との連携による食文化の発展をどう考えているか
答弁
小川洋平 (参考人 株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役社長兼CEO)
  • 食農企業として農家との共存発展は非常に重要な課題である
  • ドローン提供による施肥・農薬散布などの技術支援を行い、生産性を向上させつつ安定的に仕入れる取り組みを推進している
  • 民間企業が生産するのではなく、農家の領域を尊重した協力関係を構築したい
全文
質問・答弁の全文を表示

農林中金法改正が行われました。

農林水産業に向けて直接投資や出資を拡充していく。

そういう意味で、農業者本人と食を扱っている企業とのコラボというのが必要になってくると思います。

その意味で、食で非常に大きな企業として、日本食全体に影響を与えているゼンショーさんだと思うので、農家とのこれから連携によって、この食文化はどうしていこうかとは考えでいらっしゃるでしょうか。

私どもはまさに食農企業ですので、この食、原材料の部分を生産していただいている農家さんとどういった関係を築いていくか、どうともに発展していって日本国民の食、あるいは世界中の人々の食を豊かにしていくかということは、おっしゃるとおり非常に大事な課題だというふうに考えております。

例えば、私どもの方でドローンを持たせていただいて、このドローンを提供して、農家さんに対して施肥、あるいは農薬散布、あるいは生育状況の判断というようなところをサービスとして提供させていただいて、当然、それは最終的には生産したお米は私どもの方で仕入れさせていただくというような取り組みも行っております。

要は、先ほど生産性をいかに上げていくかということを申し上げていますけれども、当然今回いらっしゃるような大きな経営規模の生産者さんは、ご自身の力でいろいろな技術革新に取り組んでおられると思いますけれども、そこまでの規模でない生産者さんも多くおられますので、そういった方々とは私どものようなある程度の規模のある企業の側から「一緒にこういう形で技術を入れてみませんか」というようなお話をして技術革新を進めていただくと、それによって生産者さんも経営上もメリットがありますし、私どもとしても安定した価格で仕入れができるようになるというふうに考えております。

民間企業自身が生産を行うということは、私は本筋だとは思っておりません。

やはり農業は農家さん、生産者さんの領域であるというふうに思っておりますので、そことどういう協力関係をつくるかという観点で取り組んでまいりたいと思っております。

主食用米への直接支払いへの見解
質問
村岡敏英 (国民民主党・無所属クラブ)

- 主食用米に対する直接支払いについてどう考えるか

答弁
柴田為英 (参考人 株式会社やまだアグリサービス代表取締役)
  • 直接支払いは必要であると考えている
  • ただし、枠組み次第では経営としての成長(原価を確保した経営)を阻害する懸念がある
全文
質問・答弁の全文を表示

最後に、先ほど聞かなかったんですが、柴田参考人に、この直接支払い、食用米に関して、これはどう思われるか、最後に聞いて終わりにしたいと思います。

私は直接支払いが必要だと思っています。

どこまでやるか、あれはどういう枠組みでやるかがあるけれども、果たしてそれで原価がつく経営として伸びていくかなと思うと、一回もらっちゃうと。

米価上昇に伴う消費行動の変化
質問
木下敏之 (参政党)
  • 米価上昇により消費者が小麦製品へ需要をシフトさせたか
  • 来店回数の減少や低価格帯への移行など、現場でどのような変化があったか
答弁
小川洋平 (参考人 株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役社長兼CEO)
  • 外食業態においては、価格転嫁を抑える努力により顧客離れや小麦への明確なシフトは感じていない
  • 一方でスーパーマーケットの惣菜では、米商品から麺類等へ流れるミクロ的な傾向が見られる
全文
質問・答弁の全文を表示

我々は7年、米の価格が非常に上昇したわけでございますが、米の価格が上がったことによって、私は小麦の方に需要がシフトしたのではないかという疑念を持っておったわけですね。

ところが農林省の担当者の話では、データ上は小麦にシフトした形跡が見られないというようなことを言うわけですが、一方で三菱総研の方のコラムなんか見ると、やはり明らかに小麦にシフトしているんだということも言っておりました。

そこで小川参考人にお伺いしたいんですが、いろいろお米を出されている中で、価格を上げられるものもあれば、上げられなかったものもあったと思うんですけども、消費者は米の値上がりに対して、どのような反応をしたのか。

本社は細かくデータで見られていると思いますので、来店回数を減らして消費を減らしていく方向だったのか、それとも来店回数は変わらないんだけれども、より低価格帯のものに変わっていったのか、いろいろな変化があると思いますが、現場でどのような変化があったのかを教えていただけますか。

私どもお米を主体とした業態を多くやっておりますけれども、お米以外の例えばパスタですとかラーメンですとかいった業態もやらせていただいております。

ただ我々の企業努力として、それの価格に対する転嫁を抑えるということを同時にできるだけやらせていただいております。

そうなりますとやはりお客様としては相対的な比較で判断をされますので、お米を取り扱っている外食業者さんのうち、このお店はこれだけ値上がりしたけれども、このお店ではそこまででもないなというふうに考えていただければ、やはりこちらのお店を選んでいただくという、その米を扱っている業態同士での競争環境というのもございますので、そういった意味では、いえ、お手盛りにはなれますけれども、私どもとしては価格に対する転嫁を抑えさせていただいて、ある程度私どもの業態に対する支持は継続していただけているのかなという感触は感じております。

ですので、米の高騰を理由として、米の業態でお客様離れがあったということは、私どもとしてはあまり感じておりません。

お米から小麦の業態に流れたということは、私どもの事業の範囲内ではあまり明確には感じておりません。

ですので、ただ、私ども一部スーパーマーケットもやらせていただいておりますけれども、ここではやはりお米のお惣菜から麺類ですとか、お米を使わないものに流れたというのは、ミクロ的な観察としては、これはやはりお店からは聞いております。

お客様がお米の商品を買っていただくのをためらうようになりましたね、というような観察は聞いておりますけれども、そこまで特に外食の業態においては、明確に数字として小麦に流れたという感触は持っておりません。

米価上昇の許容限界と価格転嫁
質問
木下敏之 (参政党)
  • 消費者が許容できる米価上昇の限界はどの程度か
  • 限界を超えた場合に価格転嫁が困難になり、消費が減少すると考えるか
答弁
小川洋平 (参考人 株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役社長兼CEO)
  • 物価上昇による「値上げ疲れ」があり、価格転嫁には慎重にならざるを得ない状況である
  • 1俵3万円を超える水準は経営的に非常に苦しく、数十億円単位のマイナス影響が出ている
全文
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生産現場ではようやく昨年の価格で一息つけた、もしくは大規模農家は、これは福岡の話ですが、かなり利益が上がったので、新しいトラクターに買い替えるとか、そんな話は聞いておるわけですが、一方で消費者はやはりお米の価格が高すぎる、困っているという話も聞きます。

国内産のお米を今、小川さんに提供されているわけですけれども、大体どのあたりまでの価格上昇が、5キロあたりでも1キロでも結構なんですけれども、ある程度限界なのかなと。

そこを超えると、なかなか価格転嫁はしにくい、価格転嫁をして、消費が減ってしまうなということをお考えでしょうか。

大体の感覚的なことで結構です。

これはお答えするのがやはりだいぶ難しいなというところはございまして、これは一概にいくらだったらというよりは、まず原価の上昇として私どもがどこまで耐えられるかという問題と、それを価格に転嫁していくときにお客様がどこまで受け入れていただけるかという2段階あると思います。

お客様に関しては、やはり足元の状況で申し上げると、かなり値上げに対する見る目は厳しくなっているということはあると思います。

ここはもう2年、3年近くになると思いますけれども、物価上昇の流れというのが定着してきて、いろいろなところでいろいろなものの値段が上がっておりますので、やはり値上げ疲れというようなものはあるんだろうと思っております。

そういう意味では、より私どもとしては価格転嫁に慎重にならざるを得ないという状況がございます。

その食材のコストの方は、お米に関しては、やはりこの令和7年産の価格の水準ですと、経営としては非常に苦しいというのが正直なところでございます。

1俵で3万円を超えてくるような水準だと、これはやはり一定の価格転嫁はさせていただいておりますし、先ほど申し上げたような生産性を上げて吸収する努力というのもしておりますけれども、やはり利益に対するマイナスの影響というのは私どもで言えば数十億円単位で生じているというのが現状でございますので、足元やや落ち着いてきた状況ではございますけれども、やはり本来の相場感でいうとまだずいぶん米の価格は高いなという、我々の経営としては相当苦しいなという感触は持っております。

生産者と外食業者の価格差に対する公的支援
質問
木下敏之 (参政党)

- 生産者が求める価格と外食業者が支払える価格の差を公的に埋める場合、どのような仕組みが望ましいか

答弁
小川洋平 (参考人 株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役社長兼CEO)
  • 基本は需給バランスによる価格収束を待つべきであり、公的支援の前提には慎重である
  • 農業全体の生産性向上による大規模化を推進しつつ、農村環境維持などの政策目的での中小農家支援はあり得ると考える
全文
質問・答弁の全文を表示

昨日からずっと御社の決算資料だとか株主総会の資料を見ておりましたけれども、非常に厳しいと言いながらも立派に利益を上げられておられるので、それを他のことで見事に吸収されたんだなと思って、感心してお話を聞いておりました。

ただ、1俵3万円ということで、生産者が求める価格との差がやはりどうしても出てくると思うんですが、その差を公的に埋めるとしたら、どのような仕組みがいいかというのは、外食産業の側としてどのようなお考えをお持ちでしょうか。

公的に埋めるという前提がやはり私としては少しいかがなものかということは考えておりまして、基本的には需給のアンバランスでここまで高騰してしまったということだというふうに考えておりますので、需要に対して安定した供給、十分な供給がなされれば、必然的に妥当な範囲にある程度価格は収束していくのではないかというふうには思っております。

私の私見を申し述べさせていただくと、やはり日本の農業全体として生産性は上げていかなくてはお手頃な価格で食材が消費者の手元に届かないというふうに思っていますので、日本の農業全体としてはやはり大規模化していって生産性を上げていって、ある程度お手頃な価格で提供してもきちんと農家としての収支経営が成り立つという形を目指していくべきだと思っておりますが、その中で中小の農家さんでやはりその価格水準では生活が成り立たないという方はいらっしゃると思います。

そこに対して先ほど出ているように、農村の農地の維持であったりとか、農村の環境の維持であったり、農村振興という観点で公的な支援をするかしないかというのは、これは農業そのものとは少し違う政策目的になるのかなと思いますので。

そこはあり得る判断だろうというふうには考えます。

インバウンド需要による米消費への影響
質問
木下敏之 (参政党)
  • コロナ収束後の3年間で、インバウンド客の消費量はどの程度増加したか
  • インバウンド客は日本産米に対してどの程度のプレミアムを支払うか
答弁
小川洋平 (参考人 株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役社長兼CEO)
  • インバウンド客を定量的に把握する仕組みはなく、経営方針として特化した店作りもしていないため影響は限定的である
  • 訪日客数から計算しても住民換算でのインパクトは小さく、需要増の主因とは言い切れない
全文
質問・答弁の全文を表示

そこで御質問なんですが、まず御社の場合、インバウンドの客かどうかを個別にデータ収集されていらっしゃると思うんですけれども、コロナの収束後のこの3年間で、特に浜寿司がいいのか中外がいいのか、御社の業態の中で、インバウンドのお客の消費量というのは、どれぐらい増えてきているものなんでしょうか。

それからですね、インバウンドのお客さんは日本産というものに対してどれぐらいプレミアムをお支払いになるのか、これも感覚的なことで結構ですので、ご存知の可能な範囲でお答えいただきたいと思います。

まず私どものお客様の中でインバウンドの方とそうでない方を定量的に把握しているかということで申し上げますと、残念ながらそこまではできておりません。

インバウンドの影響がどの程度かということで申し上げると、私どもとしては実はだいぶ限定的だというふうには見ておりまして、これは私どものお店のコンセプトにも原因があると思いまして、私どもは基本的にインバウンドのお客様に特化したようなお店づくりというのはしないというのは、これは経営の方針としてそういう判断をしております。

ここは少し価格に差をつけさせていただくということは行っておりますが、インバウンドのお客様だからこれぐらいはいただくということは私どもはやっておりません。

1週間から10日というお話もありましたけれども、4000万人の方でも、1週間から10日というと、1年50週と考えると、1年の50分の1とか、あるいは10日だったら40分の1しかいないわけですね。

ですので、インバウンドの方が、40名いらっしゃって、住民1人分の消費量のはずだと思うんですけれども、そうすると4000万人と言ってますけれども、住民にすると100万人分のインパクトしかないはずではないかなと思うんですよね。

そうすると日本の人口は1億2000万人おりますので、1%以下のインパクトですので、これは本当に需要増の主因なんだろうかというところは、私はちょっと踏み切れないなというふうには思っていますので、ここもきちっとデータファクトに基づいた議論が必要ではないかというふうに考えております。

米の需要予測の手法
質問
木下敏之 (参政党)

- 年間の米消費量を予測し発注する際、どのような計算方式やデータを用いているか

答弁
小川洋平 (参考人 株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役社長兼CEO)

- マクロ経済的な動向ではなく、自社が抱える各業態の入客トレンドなどの内部数値に基づいた推計を行っている

全文
質問・答弁の全文を表示

インバウンドを取りに行っていないというお答え、大変意外でしたけれども、まさに計算方法をおっしゃるとおりでして、私も農林省の説明で、インバウンドの増加分で、需要予測が誤ったというのはですね、計算してみるとちょっとおかしいところが多々あって、その点はまた後で農林省にいろいろ問いただきたいと思うんですが、それで毎年年度で計画立てるときに1年分のお米の消費量を予想されて発注されると思うんですけども、その需要の予測というのはですね、どのような計算方式でやってらっしゃるのか、特に世代別の消費量を見たり、いろんなデータをお持ちで、組み入れて予測されているのではないかと思うんですけども、その点について教えていただけないでしょうか。

私どものお米の消費量の予測というのは、やはりあくまで私どものお客様の中の動態の予測にはなりますので、あまりマクロ経済的に日本全体の消費動向がどうだからというところまではやっていないというのが正直なところでございまして、私どものそれぞれの多数の業態を私どもも抱えておりますので、それぞれの業態の今の入客のトレンドを勘案して、今年これぐらいのビルとするとこれぐらいの米が必要だという、あくまでその内部の数値に基づいた推計をしておりますので、外部環境に関してはあまり考慮に入れていないというのが正直なところでございます。

農業従事者の処遇と後継者問題
質問
木下敏之 (参政党)

- 若手就農者の初任給、30歳時点の手取り額、退職金制度などの実際の処遇はどうなっているか

答弁
齋藤一志 (参考人 公益社団法人日本農業法人協会会長)
  • 一般的に新卒18万円程度からスタートし、中退協による退職金積み立てを行うなど一般企業に近い体系である
  • 個別事例として大卒初任給25万円、年3ヶ月分のボーナスを支給し、変形労働時間制で休日を確保するなどの努力をしている
全文
質問・答弁の全文を表示

やはり後継者が出てこないというのは、私はちょっと前まで大学の教授しておりまして、学生の就職の話なんかを面倒見ていたんですが、やはり若い人たちが言うのは「手取りいくらぐらいですかね」とか「30歳になったら年収どれぐらいですかね」とか「福利厚生どうですか」ということを聞いてくるわけですね。

それでお三方にお伺いしたいのは、大体ですね、初任給であるとどれぐらいなのか、30歳で大体手取りどれぐらいでやりたいのか、それから退職の手当の制度としてどんなものを想定されているのか。

山口さんのところは家族労働者、家族労働でやっていると聞いていますので、そうすると齋藤さんと柴田さんの2人にはお伺いすることになると思うんですが、その実際の処遇、どのようにお考えなのかお答えください。

参考までですけれども、地方の給与体系を参考にして、ほとんどの会社が決めていまして、大体新卒で入ったのが大体18万ぐらいからスタートで、毎年給料は上がっていきますし、ボーナスも1か月、2か月とか、経営の良い、去年みたいなときはすごいところですけれども、ボーナスをドーンと出したところもございます。

退職金の方ですけれども、中退協に加入して、毎月それを積み立てやっているところが多いと聞いております。

私のところでは、私の後継者が子会社の社長でやってもらっていますけれども、そこは全部合わせてやっていまして、初任給は大学卒で25万という形で詰めています。

ボーナスは、年3ヶ月分は支払うような形で組んでいます。

で、お若手は年齢が25歳ですので、それぐらいにしておかないと、人が来ないのかなという形で。

民間備蓄創設の実効性
質問
林拓海 (チームみらい)

- 民間備蓄(回転備蓄)の創設に関する意見を伺いたい

答弁
山口浩幸 (参考人 北海道農民連盟書記長)
  • 回転備蓄では市場隔離的な意味はあまりなく、供給不足時に備蓄自体が可能かという根本的な疑問がある
  • 実効性は制度設計次第であり、通常の在庫にプラスして積み増す形式であれば高いが、事業者のコスト負担が増える
  • 通常の販売分を転用する形式では、単なる需要の付け替えとなり備蓄機能は弱まる
全文
質問・答弁の全文を表示

そういったお話について、もう少し深掘りしてお伺いできればというふうに思っておりまして、山口参考人と小川参考人、先ほどこの棚上げ方式、回転方式みたいなお話もあったかと思うんですが、この民間備蓄の創設というところに関してのご意見をお伺いできればと思います。

民間備蓄については、おそらく回転備蓄ということなので、一時的にスタートの段階では、一時的な備蓄の量だけは一時的に増えるのかなと思いますけれども、ただ、回転なんで最終的には、農民主党もあるんで、要は市場隔離的な意味っていうのはあまりないのかなというふうには思っております。

ただそれを踏まえて、今の段階で果たしてこういうシステムを改定まで今進める段階にあるのかなというのは、非常に私としては疑問に思っております。

民間備蓄の実効性ということで申し上げると、これはここから先、どのような具体的な制度設計、運用方法にするかによりけりなのかだというふうに考えております。

通常の事業上必要な在庫に対して、完全にプラスアルファでこれだけ備蓄用として積み増してくださいという話であれば、備蓄としての実効性は高いと思いますけれども、事業者にとっては追加的な負担、コスト含めですね。

要は通常の事業ですでに販売先がある程度紐づいてしまっているようなものを、「これはでも備蓄として約束したのでしょうがないから備蓄米として放出しましょう」ということになると、単にこっちの需要から剥がしてこっちの需要に持っていきましたということになってしまいますので、備蓄米のいざという時の備えとしての機能は弱まる。

ただ追加的なコストは少なくなるとということだと思いますので、このバランスをとりながらどういう具体的な運用を設計されるか次第なのかなというふうに考えております。

新規就農者を増やすための魅力付けと課題
質問
林拓海 (チームみらい)

- 若手を含む新規就農者を増やすために、どのようなことがあれば農業という仕事に魅力を感じてもらえるか、現場の意見を伺いたい

答弁
柴田為英 (参考人 株式会社やまだアグリサービス代表取締役)
  • 地域おこし協力隊や親元就農などの現行制度では定着や覚悟に欠ける面があり、十分な答えは出ていない
  • 機械設備が高額すぎて再生産が困難であり、リスクを背負った経営には総合的な対策が必要である
  • 経験のない参入者は技術的ノウハウがなく、資金調達も困難であるため、所得に結びつくまでの手厚い支援が重要である
全文
質問・答弁の全文を表示

せっかくこういった機会でお聞きできるところでもあるので、ぜひ現場の柴田参考人、齋藤参考人、山口参考人にもお伺いしたいのが、今後、この需要にしっかり応える供給体制というか、供給ができるような現場の皆さんにも引き続き就農いただいたり、あるいは新しい方に就農いただくにあたって、若い方、必ずしも若い必要がないかもしれないんですが、新規就農者を増やすということに関して、どういったことがあれば、より農業という仕事に魅力を感じてもらえるかという現場の皆さんのご意見をぜひお聞きしたいと思います。

任期が2年ということで、2年やるとまた別のところに行くような形で、何かこう、身が入っていないような感じがして。

親元就農はちょっとあまり制度的には良くないのかなと。

そこで何か改善があるかなと思っては見ているんだけれども、今のところ私も見ていて、これだという答えは正直言って出せません。

相場が今高いので、去年、一昨年と2年続けて若い人たちが就農して、今新しい機械に乗っていますけれども、トラクターが1000万、田植機700万、コンバイン2500万、乾燥調整施設は3億です。

これ全部借り入れでやって、そのリスクを背負って経営をするということは、なかなか難しいと思うので、何らか総合的な対策が必要かと思います。

先ほど参考人の皆さんから言われた通り、やはりコストがなかなかかかるので、新規参入も難しいといった状況の中で、特に親元就農でない限り、新たに本当に今まで農業経験がない方が参入されても、じゃあこういった天候の場合にどういう技術が必要なのかっていうのはなかなかノウハウとしてもないですし、先ほども言ったとおりなかなか資金調達も難しいと。

そういった中で、なかなか所得に結びつくような、特に土地利用型の農業においては、所得に結びつくような段階まで行くのは、既存の農業者でさえ大変なのに、新規就農をされる方が本当にできるかといったら、本当のひと握りというか、数パーセントしかいないのかなというふうには思っておりますので、そこを踏まえてやはり支援というのが重要になってくるのかなというふうには思っております。

発言全文

藤井比早之 (農林水産委員長) 1発言 ▶ 動画
委員長 藤井比早之

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小川洋平 (参考人 株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役社長兼CEO) 2発言 ▶ 動画
委員長 藤井比早之

議事が1名欠員となっております。

その補欠選任につきましては、慣例により委員長において指名するにご異議ありませんか。

ご異議なしと認めます。

よってそのように決定しました。

それでは、理事に原山大輔君を指名いたします。

内閣提出主要食料の需給及び価格の安定に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。

本日は本案審査のため、参考人として、株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役社長兼CEO小川洋平君、北海道農民連盟書記長山口浩幸君、公益社団法人日本農業法人協会会長齋藤一志君、株式会社やまだアグリサービス代表取締役柴田為英君。

以上4名の皆様にご出席をいただいております。

この際、参考人各位に一言ご挨拶を申し上げます。

本日はご多用のところ、本委員会にご出席いただきまして誠にありがとうございます。

参考人各位におかれましては、それぞれのお立場から忌憚のないご意見をお述べいただきたいと存じますので、よろしくお願いを申し上げます。

次に議事の順序について申し上げます。

まず小川参考人、山口参考人、齋藤参考人、柴田参考人の順にお一人15分程度ご意見をお述べいただき、その後委員からの質疑に対してお答えをいただきたいと存じます。

なお念のため申し上げますが、ご発言の際はその都度委員長の許可を得て発言していただくようお願い申し上げます。

また参考人は委員に対して質疑をすることができないことになっておりますので、あらかじめご了承願います。

それでははじめに、小川参考人お願いいたします。

その他 小川洋平

ゼンショーホールディングス、小川と申します。

よろしくお願いいたします。

私どもゼンショーホールディングスは外食事業を行っておりまして、お米に関しましても当然ではございますけれども主要な食材として使用させていただいております。

その立場から本日は食料法改正案に関しまして意見を申し述べさせていただければというふうに思います。

お手元に横長の資料がございますので、ご覧いただきながらお聞きいただければと思います。

1ページおめくりいただきまして、本日食料法改正案の主要な改正事項でございます。

1つ目は在庫報告ですね。

2つ目、先取りして申し上げますと民間備蓄に関して、それぞれ意見を述べさせていただいた上で、最後に法案の全体像もしくは、お米の農政に関する全体に関して少し意見を述べさせていただければというふうに考えております。

まず2ページ目の在庫報告に関してでございます。

今回の改正内容といたしましては、いわゆる中食、外食の事業者も含めて在庫の報告義務を求めるという内容と承知をいたしております。

私ども外食事業者としての立場で見解を述べさせていただくと、私どもの使用するお米というのは、基本的に流通全体の中では非常に限られた分量であろうというふうには考えております。

基本的に私どもは玄米の保管機能というものは一般に持っておりませんし、精米の機能というのも持っておりませんので、精米後の白米の形で近日中に使用する分を在庫しているかどうかということで、場合によっては卸の事業者さんから直接お店に納入していただくような場合も多くございますので、外食事業として在庫している分に関しては非常に限られているという認識でございます。

その上ででございますけれども、仮に在庫報告を求められた場合でございますが、私どものような一定の規模のございます事業者であれば、在庫報告に対応することは十分可能であろうというふうには考えております。

他方で、やはりそういった体制の整っておられない中小の事業者さんに関しましては、この在庫報告の負担が大変だというお声は業界団体を通じて聞いているところでございますので、こちらにはぜひご配慮いただいた制度の設計としていただきたいなというふうに思っております。

制度論としてというふうに書かせていただきましたけれども、今回のいわゆる令和の米騒動でございますけれども、流通の目詰まりということが初期において非常に言われたわけですけれども、結果においては、これは農水省さんのお出しになっている資料からも、流通の目詰まりというよりは需給を見誤ったということが最終的には要因として大きかったというふうに理解をしております。

消費需要の減少トレンドを前提として生産をある程度抑制したところ、思った以上に消費が伸びて、生産に関してはその前の年のお米がやはり出来が良くなかったということもあり、大きな乖離を生じてしまったというふうに理解をしております。

加えて、この米価の高騰が出てきた後においても、この流通の目詰まりという仮説を排除しきれなかったことによって、備蓄米の放出の判断が遅れてしまったということではないかというふうに考えております。

これを踏まえて赤枠の中ですけれども申し上げますと、外食事業者も含めて在庫報告をさせていただくということの意味合いがあるとすれば、こうしたいわゆる流通のどこにあるのかないのかという議論を明確な数字をもとに行うことができますので、これをもとにして備蓄の放出を行わないという判断が速やかに行っていただけるのではないかと、そういった効果は見込めるのではないかというふうに考えております。

加えて需給の見通し、引き続きお示しいただくと思いますけれども、こちらの制度の向上という意味でも、在庫の状況を把握していただくということの意味はあるかなというふうに考えております。

他方で、先ほど申し上げたように、やはり中小の事業者さんの事業負担、こちらにはぜひご配慮をいただきたいというところでございます。

一番下の部分でございますけれども、やはり生産者の生産を抑制するという部分が、これは長年の米農政の一つの基本的なマインドとしてあったのではないかというふうに考えております。

こちらは今回の法改正で生産調整という文言を削除していただくということで、これは大きな転換であろうというふうに考えておりますけれども、やはり供給の安定ということは非常に重要であるというふうに考えておりますので、そういった側面からは生産者さんの生産欲を抑制しないという制度全体の方向性、あるいは行政としてのメッセージというものが非常に重要ではないかというふうに考えております。

では続いて3ページ目、おめくりいただきまして、民間備蓄についてでございます。

大きく制度改正の内容としましては、不作時だけではなくて需要の拡大時においても備蓄米の放出を可能にする。

また国家備蓄のみでなく民間でも備蓄を求めていくという内容と承知をしております。

一つ目の意見として申し上げたいところは、備蓄の条件を緩和するということ自体は今回の事態に鑑みると必要であろうというふうに考えておりますけれども、やはりその時々の恣意的な判断で価格の調整弁のような形で備蓄米が気軽に放出されてしまうということは、やはり本来のあるべき姿ではないというふうに考えておりますので、何らかの形で放出の基準に関して定めていただくのが望ましいのではないかというふうに考えております。

加えて民間備蓄そのものについてでございますけれども、政府の備蓄を保管する形で民間の備蓄を活用していただくと、特に既存の民間の米卸事業者さんの商流を使って速やかに放出をしていこうというのは、これは理解できる制度設計だというふうに考えております。

民間の米卸事業者さんも政府の備蓄米と同じように営業倉庫に保管していて、いざという時にこの出庫フロー作業というものはあまり政府備蓄と変わらないのではないかというところもございますので、速やかに備蓄を放出して消費地に届けるというオペレーションをどう行うかという部分に関しましては、米卸の事業者さんと密接にコミュニケーションをしていただいて、具体的な想定が必要になるのではないかというふうに考えております。

また在庫の一定割合、1割程度を備蓄として確保するという内容と承知しておりますけれども、この備蓄として扱う部分の在庫管理ですとか保管にかかる費用負担といったものに関しては、当然でございますが、明確なルールの設計が必要と考えておりますので、このあたりは今後お示しいただく部分かというふうに考えております。

最後、3番として書かせていただきましたが、民間在庫を備蓄として扱うということは、一定の速やかな備蓄の放出という意味では効果的と思いますけれども、例えば不作が複数年連続したというような場合におきましては、やはり普段の在庫に対してこの備蓄用の在庫というのを大きく積み増しているという状態ではないということですので、この本当に不作時のバッファーとしては、やはり民間在庫そのものでは対応が難しいのかなというふうに想像をいたしております。

そういった意味では政府の在庫というものが引き続き備蓄としての中心的な機能になるであろうというふうに考えておりますので、民間備蓄だけに依存しない制度設計としていただきたいというふうに考えております。

次のページをおめくりいただきまして、残された課題というふうに書かせていただきました。

やや僭越ではございますけれども、一つは今回の法案の目的規定で「需給の安定」というふうに条文で記載されていると拝見をいたしました。

需給の安定、やや言葉としては意味するところがちょっと不明確なのかなという気もいたしておりまして、私どもとしてはやはり需要に対して供給を安定させる、安定的な供給というところが米農政としては一番の優先ではないかというふうに考えております。

併せまして、先ほども申しました、生産の抑制というところですね、長い歴史がございますので、需要に応じた生産という言葉が、イコール生産抑制、あるいはその継続というふうに受け取られないように、需要の拡大ということはある程度やっていただくとして、そこに対してきちっと供給をして、安定的にお米が手に入る状態を実現していくという部分に力点を置いた政策としていただきたいなというふうに思います。

その上で、需要を拡大するとはいえ、それに対しても作りすぎてしまってお米の価格が暴落してしまったらどうするんだというところは、やはり生産者さんの観点としては懸念があるかと思いますので、そういった場合には例えばあらかじめ需要を拡大しますというよりは、過剰に作りすぎてしまったときは、こういった形で輸出を支援しようですとか、あるいは加工用米への転用を支援しようですとか、そういった作りすぎてしまった場合の政府としてのご支援というような考え方があると、生産者さんとしては不安なく生産しやすいのではないかなというふうに考えております。

続きまして価格に関してでございます。

やはりこの価格というところが非常に大事だと思っておりまして、量が足りていても価格がやはり高騰してしまっては、これは消費者にとっては一大事であるというふうに考えております。

やはり主食であるお米、特においしい

山口浩幸 (参考人 北海道農民連盟書記長) 3発言 ▶ 動画
その他 小川洋平

日本米が手頃な価格で手に入るという状態が消費者にとってはやはり非常に大事で、手頃な価格でお米が手に入らないということは、やはり国家の一大事であるというふうに前提として認識を共有していただきたいなというふうに考えております。

その上で、消費者が手頃なお米を入手できるけれども、農家さんにとってもきちんと収支が立って生活をしていけるという、いわば生産者さんと消費者がウィンウィンの状況というのを作っていくべきと思っておりますので、そのためにはやはり生産性を上げていくというところが大前提であろうというふうに考えております。

少ない労働力でもきちんとした量のお米が取れて、それを市場に供給できると。

そのためには生産性の向上が不可欠だと考えておりますので、やはりここを政策の中心に据えていただきたいと。

もう一つ、これは実態といたしまして、やはり外産金が価格形成に与える影響というところは無視できないと。

特に令和7年産のお米に関して、ある程度作況がいいという状況が見えたにもかかわらず、価格が著しく高い水準から下がらなかったということは、この外産金の価格形成機能が果たした影響というのが大きいかなというふうに、これは率直に考えております。

ここに関しても何らかの形での見直しが避けられないのではないかというふうに考えております。

最後のページですけれども、これも先日ではございますが、米農政としてこういった大枠であるべきではないかという姿を書かせていただきました。

先ほど申し上げました生産者と消費者がウィンウィンになるべきというところで、そのためには生産を増やす、生産性を上げる、それから消費を上げるということを3本の矢というふうに書きましたけれども、一体として進めていただくということが、農政の大きな枠組みとしては今後のあるべき姿ではないかというふうに考えております。

以上をもちまして私の意見陳述とさせていただきます。

ありがとうございました。

委員長 藤井比早之

藤井比早之委員長小川参考人、ありがとうございました。

次に山口参考人お願いいたします。

その他 山口浩幸

山口浩幸本日はこのような機会をいただき、ありがとうございます。

ただいまご紹介いただきました北海道農民連盟で書記長をしております山口というものでございます。

私からは北海道の農業者を代表いたしまして意見を申し上げたいと思います。

まずは北海道農民連盟についてということで、お手持ちの資料をご参照いただきたいと思います。

北海道道内の農業者約1万戸が加盟し、農産物の安定的な生産など、生産現場の声を踏まえた農業政策が確立されるよう、要請などを行っている農民組織であります。

そして、私自身は札幌近郊の南幌町というところで、稲作と小麦を中心に農をしております。

私の住んでいる南幌町は、農地のほとんどの地目が水田ですが、主食用米の作付けが全農地の35%程度ということで、転作率が非常に高い状態にあります。

また近隣の市町村においても、この傾向が強い地域となっております。

そういった中で、私の地域においては先週末より田植えが始まり、私のところでも先日の日曜日から始めたところですが、今回食糧法改正について意見陳述の機会をいただきましたので、その辺は息子に田植えを任せてこの場にいる次第であります。

我々の北海道の農業者はこれまでも国の政策に沿って営農を行っており、水田活用の直接支払い交付金の見直しによって、今後国が提示するであろう新たな水田政策に対して、これまでの支援額より下がるのか、交付要件もどのように変わるのか、大きな不安を抱いている中、農を行っている次第であります。

こうした中、令和の米騒動などを起因とした今回の食料法の改正に当たって、改正を見た最初の感想としては、今回の令和の米騒動や多様化する流通実態を的確に把握できなかったことで、米価高騰を招いたり、備蓄米の売り渡しに時間を要したことなどが、見直しにつながったものと思います。

さて、今回の食料法の改正について、主に流通実態の把握強化、備蓄制度の見直し、需要に応じた生産の促進の3点と理解しているところでありますが、この3点について意見陳述させていただきたいと思います。

まず、流通実態の把握強化についてですが、出荷・販売事業者に加え、加工・中食・外食の事業者を追加し、届出事業者を拡大し、仮に需要量並びに供給量を正確に把握することができ、これをもとに今後の米の作付けに対する生産の目安の正確性が担保されるのであれば、意義のあるものとなり得ると考えております。

ただ、昨年備蓄米の放出理由として、流通上のスタックを解消するとして、民間備蓄の安定供給への国の責任は大きく後退させるものとなります。

現在、国家備蓄の水準は100万トンですが、報道では法改正により80万トンが国家備蓄、20万トンが民間備蓄にされるとなるとされています。

世界情勢の不安定化や自然災害が頻発する中で、食料安全保障の観点から、国家備蓄は最低でも現行の100万トンは維持し、その上で新たに民間備蓄に取り組むべきだと考えております。

また、現行の備蓄制度は棚上げ備蓄であり、民間備蓄となると回転備蓄になると想定されるため、本格運用された際には、民間事業者の取扱いの一部が先送りされるだけで、備蓄というよりも、流通域の在庫を一定以上確保するということとなり、これまでの備蓄とは大きく変わるものであります。

さらには、現状の保有量よりさらに多く保有することとなれば、保管施設の確保や保管に係る費用、かかる手法の見直しなどをお願いいたします。

3つ目の需要に応じた生産について、これまでの米需給調整のあり方の需給の安定のための生産調整という記述を削除し、需要に応じた生産となると、農業者の中には実質的な減反の強化と捉えかねない部分があり、しながらも、米価高騰を解消するために備蓄米を放出したことに対して整合性が取れるものでありません。

現在、流通現場における在庫の積み上がりと価格の下落は、備蓄米放出も要因の一つと考えられるため、国の責任の下、備蓄米の買い戻しが求められます。

需要に応じた生産は、場合によっては、米価の不安定化の原因を生産者自らが需要に応じた生産をしなかったためとなり得ず、責任を生産者に押し付けるものであります。

このため、農業は天候に左右される不安定な産業であることからも、改正前の主食食料の需給と価格の安定は維持し、国の責務と関与を明確化すべきです。

需要に応じた生産の目安とするのか、あるいは昨年増産発言がありましたが、時の正規

齋藤一志 (参考人 公益社団法人日本農業法人協会会長) 3発言 ▶ 動画
その他 山口浩幸

政権の考え方により、増産に果樹を切ったり、減産に果樹を切ったり、猫の目のように農政がコロコロ変わることに、生産現場としては意気通りを覚えるばかりです。

最後に、今回の食料法の改正や、4月に策定された食料システム法を受けて、米だけでなく、全ての農産物が消費者に行き渡り、生産コストが高騰する中で、農業所得を確保するためにも、農産物の価格が適正に形成される仕組みとならなければ、農業者は再投資ができず、離農にも歯止めがかからず、農村の消滅にもつながりかねない状況にあります。

特に今般の中東情勢による生産資材の高騰に対し、生産現場では、適正施肥などといった自助努力は行っているものの、それにも限界があります。

現状措置いただいている収入保険、ならし共済といったセーフティネット対策については、生産コストを加味した制度ではありません。

ただ、コスト上昇分の全額を農産物価格に転嫁すれば、消費者の負担も大きくなり、農産物の消費減少にもつながりかねない状況にあります。

そのためにも、コストや所得に着目した新たな対策をお願いしたいものであります。

また、世界情勢が不安定な状況か、円安でもあるため、「足りなければ輸入すればよい」という考えが、いつまでも通用する状況にはありません。

食料自給率、自給力向上に向けて、我々農業者も安心安全な農産物を安定的に生産できるよう尽力いたしますので、昨年閣議決定されました食料・農業・農村基本計画で示された農業者の確保、農地の維持に向けて、実効性の確保を、今後の食料供給を円滑とするためにも、より良い法改正を求めたいと思います。

私からの食料法改正についての見解は以上とさせていただきます。

ご清聴ありがとうございました。

委員長 藤井比早之

藤井比早之(農林水産委員長)山口参考人、ありがとうございました。

次に齋藤参考人、お願いいたします。

その他 齋藤一志

齋藤一志(参考人 公益社団法人日本農業法人協会会長)ただいまご紹介いただきました、公益社団法人日本農業法人協会の会長の齋藤でございます。

本日はよろしくお願いいたします。

協会の会員数は2,050社程度でございますが、稲作を主業にしております会員は650社。

1社あたりの売上は1億7,000万というそういうメンバーの売り上げになっておりまして、まず、うちの会員の約30%が、主業を稲作にしているということでございます。

平均の面積が70ヘクタールということで、大変面積も広うございますので、今の米価とか、もうストレートに経営に大きな影響が出ております。

私も山形県庄内平野で農場をやっておりまして、1つが養豚と小麦をやっている有限会社泉野さん。

これ、齋藤家の会社で平成2年に作った会社ですけれども、次に地域の農業者を集めて、小さい農協みたいな組織なんですけれども、株式会社庄内米工房という、米の集荷販売をしている会社を経営しております。

こちらの方は約1,800トンの米国を扱っておりまして、天保倉庫を備えて通年でお客様を探してですね。

全部は輸出用米、そして加工用米、飼料用米で全部を達成しているという、そういう会社を経営しております。

三つ目が、精米センターがどうしてもないということで、精米センターを建てたくて作った会社なんですけれども、株式会社マイスターという、これも農場をやっていまして、こちらの方は、面積を広げるんじゃなくて、将来面積を広げる農場が使いたい技術を開発したい、そういうものを研究するような会社でして、こちらの方の主力は輸出でございます。

これ、白米にしてリーファーコンテナで出すような、そんな業態を運営しておりまして、今は技術としては寒田時間巻き、接水型の直巻きじゃなくて、海外と同じようなドリルシーダーで高速播種をする、そういうことを目指して今栽培をやっております。

今年は天候も良くてですね、4月に全部の作業終わりましたので、収量を期待しておりますが、あとは雑草対策なんです。

もう本当に草との戦いなんで、こちらの方をうまくやれば達成できると確信しております。

我が法人協会のメンバー、1,000ヘクタールが最大規模ですけれども、300ヘクタール程度の皆さんはもうほぼ全社が取り組みしておりますので、負けないで、うちも技術習得したいなと考えております。

今回の食料法改正についてでございますが、一番最初に「生産調整」。

この文言がなくなりまして、米の需要減少を前提とした生産調整方針、私も生産調整方針作成者なんですけれども、そちらの方全部なくなりまして、代わりに「需要に応じた生産」という文言が出てきております。

そもそも我々農業法人は農協から離れたわけじゃないですけれども、農協より少しでも高く売ろうという、そんな気持ちで経営しておりますので、お客様をまず最初見つけて、需要開拓してから売り先と相談して、どんな品種を、どんな栽培方法で、どのぐらい必要なのか。

最終的に価格の方は市場が決めるので、中には3年契約で日本価格とか決まっているものもありますけれども、ほとんどはその秋に価格を決めるというようなことで進めております。

同時に輸出。

そしてうちはせんべい屋さん4社に出させていただいておりますけれども、そういうせんべい屋さんにも6月30日まで契約を進める必要がありますので、そちらも今年は品位のものはどのくらい必要なのか打ち合わせをしながら契約しております。

去年はもうご存知のように、主食が高くなって、加工用とか輸出用は本当に価格差がついて、うちのメンバーも、うーんと言いながらでしたけれども、今までお世話になってきたからということで、契約の方は全て、先さまの希望通り契約させていただきました。

本当に安かった時は、輸出なんかは特に主食よりも高く生産できた時もずっとありましたので、そのことを考えれば、その需要に応じた生産ということもまさにそういうことだろうと思います。

これは米だけじゃないと思うんです。

私は今、麦も栽培しておりますけれども、そちらの方も今、山形市がラーメンの一番有名で、バンバン出ておりますので、山形市のラーメン店に納入できるように、うちで作った小麦を粉にして販売する。

これも需要に応じた生産だろうと思うんです。

これから人口も減る、需要の減少も見える最中で、我々農業者は、これからものすごい勢いで段階の世代の離脱が始まって生産する力がなくなる中で、効率的な栽培、コストを下げたような栽培を目指して現場でやるためには、やはり需要に応じた生産、買っていただけるところと話し合いのもと我々生産者は作るのが当たり前だと思いますので、私としては何ら批判的なことは考えておりません。

当たり前だろうという、そんなことでございます。

次に民間備蓄制度の問題でございますが、こちらの方は、現在の備蓄用米、今まで長年、この制度で来ましたけれども、作況の定価による放出のルールしか、作況90なり92以下にならないと出せなかったようなそういうルールしかなくて、5年間保管して、そしてうちの豚の餌になるわけですけれども、大体3年ぐらい前ですと1俵1万5千円程度で買っていただいた備蓄用米が、5年過ぎると1俵1500円で飼料用米として放出されます。

これがぐるぐる棚揚げ備蓄という名のもとに続いてきたわけですけれども、いざ出そうというときに、作況という国の方が確認した作況指数でしか出せなかったというので、今回放出が遅れたんだろうと思います。

農民間備蓄ということになれば、回転備蓄で、それも1年コマで放出しながら回転させて、その分の量を、今20万トンという数値が出ておりますが、それを当初のスタイルとして保管倉庫を民間にお願いしながら拡充していただいて、例えば国は1年コマにで2,000円、3,000円の補助を出して放出してもらうとか、それを逆に外食等々が買ってくれるとかということでぐるぐる回すとか。

それになると今までの棚揚げで、結局今までは過剰な主食用米の吐け口としての備蓄制度みたいな、そんな状況がありましたので、ではなく、やはりこれから食料安全保障上、しっかりした放出ルールを作って、まずは備蓄米のルールに従った放出をして、それからそれでも足りなかったら、国が輸入米を入れて安定させる。

さらには、農業者に増産指示を出して、例えば、早稲米地帯で、さらなる早稲を植えてもらうとかですね。

不足の事態のルール化をしっかり積み上げて、このような天候の不順の中なので、いつ何時何があるか分かりませんので、それに備えて、二度と去年みたいな大暴騰、本当にお米がなくて、スーパーの棚から消えるようなことがなくなるような政策をしていただければと思います。

民間備蓄制度の詳細を私もよくわかりませんけれども、回転備蓄にするのが妥当だろうと思いますし、それがぐるぐる回って、他の経済界の皆さんも喜んでくれるような、そういう制度にしていただいて、我々生産者も安心して作れるような、価格も安定するということを目指していただければと考えております。

次に、流通自体の把握強化、外食、中食まで拡大するということでありますけれども、私も米の取扱いの届出を出して、20万トン以上は大した報告がないんです。

5月の時点の在庫数、それから6月期中の出庫量、それから6月末の棚卸し量の報告を年1回しているだけでございます。

これは詳細に3ヶ月に1回とかってなるのかもしれませんけれども、外食は先ほど小川社長が言われたとおり、大きいところではそちらに卸さんとか消費者さんが契約で安定的に出している、大手の形態です。

それから精米センターをお持ちでないところを白米にして、精米工場から毎日センター納品とか各店舗配送とかってなっている実態がありますので、ほとんど調査してもほぼ無意味じゃないかなと思います。

在庫になっているのは、ある程度規模の小さいところでこだわったお米を使っているような、そういう業態が年間の玄米を低温倉庫に委託保管して、それを原料に通年で使っているというのがありますけれども、あまり効果がないのではないかなと私は思います。

それより、去年、一昨年、どんなことが現場であったかというと、農業者と付き合いのある様々な業態の人に、いわゆる卸しとか、商社さんが集荷依頼をして、いわゆる買い付けさんですね。

これが見えない流通になっておりました。

昔で言えば闇米みたいな感じで、話が来て「いくらで何々が欲しいんだけど」ということで、大量に動いてきたのがこの2年間です。

それが去年の秋、一番高いのは3万5千円ぐらいで引き取っていった場面もあったようですけれども、そちらの方は、もう今すでに大暴落しまして、1万8千円で市場に出ている。

柴田為英 (参考人 株式会社やまだアグリサービス代表取締役) 3発言 ▶ 動画
その他 齋藤一志

そういう人たちが、本当に米国の20,000トン以上の人は届出義務があるんですけれども、出しているのかどうかははなはだ疑問ですので、その辺をしっかり検証して、届出なので、20,000トン、個別に届出させてくださいということで、農政局に出せばいいので、そういうことで、的確な川上の方の情報をしっかり農林水産省からチェックしていただいて、生産量の把握に役立たせていただければと思うんです。

それがぐるぐる回って外食の皆さんにお届けできる頃は、ひょっとしたら6月30日という日にちでの在庫であればいいんですけれども、しょっちゅう3ヶ月に1度の報告なんかすると、ぐるぐる回ったものが何回も米もカウントされるということもあると思いますので、その辺は私としては疑問かななんて思っております。

いずれにしても米の過剰は本当に今年の秋からどうなるかわからない米価。

多分2年ぐらい続くと思いますけれども、もし暴落するのであれば、一気に農業者が減ると思います。

我々法人協会のメンバーは、今までこの2年間はあまり田んぼが増えないと見ていたんですけれども、そんなことはなくて、栽培途中で栽培している人が病気で経営できなくなったものとかも全部引き受けながら、ものすごい勢いで今、規模拡大しています。

これが多分5年ぐらいでとんでもないほどの規模拡大せざるを得ない状況になっているんだろうと思いますので、保護するということではなく、そういう回ってくるであろう経営体への支援も検討する時期に入ってきたのではないかと考えております。

今回の食料法には期待しておりますので、ぜひ皆さんよろしくお願いしたいと思います。

以上でございます。

委員長 藤井比早之

藤井比早之(農林水産委員長)齋藤参考人ありがとうございました。

次に柴田参考人お願いいたします。

その他 柴田為英

柴田為英秋田県湯沢市から参りました株式会社やまだアグリサービスを経営しております柴田為英と申します。

どうか一つよろしくお願いしたいと思います。

私のようなものがこのような場で発言するのがいいのかどうか迷いましたけれども、せっかくの機会でしたので、日頃私が農業に取り組んでいることを報告しながら、今般の食料法の改正、大きな3つにまとめられるのかと思いまして、それについての若干のコメントをして、私の意見陳述とさせていただきますので、よろしくお願いします。

まず、私たちはやまだアグリサービスは、秋田県湯沢市の山田地区というところで、大体農地面積は820ヘクタールほどですが、その4分の1ぐらいを、うちの会社で管理、農家から委託で管理しているというところでございます。

作っている作物は、秋田のシルキースニージュ、秋田こまち、これは主食用です。

あと業務用としまして、今、寒田図、こまちで、今年は33ヘクタールほど、種類は4種類の試験栽培的に33ヘクタールを、その4種類もやればどれがいつ適正ぐらい当たるかなというのは、要は多種になって低コストで米がつくれるということで外食向けでいくのかなと、今それは我が社中心に、後継者が中心に今頑張ってもらっている。

3年、5年で1つの成果が出ればいいのかなと考えています。

あと輸出もやっていますし、加工用米もやっております。

いろんな販売チャンネルは持っているつもりで、その時々の状況に応じてどういうふうに回していくかというようなことで今やっているところです。

そもそもうちの方の会社がなぜできたかというと、24年前にたまたま、やっぱり私も農業の世界に入って53年目になりますけれども、やはり減反が増えてきて農家がどうしようかなというところまでして、平成15年に農事組合法人で、若手4人で立ち上げたのがそもそもの出発で、そのときは減反で困っている面積を何とかやれないかということが農協、行政の方から相談を受けて、いくとなく話をする中で、じゃあまずうちでやってみようかということがそもそもの出発でした。

そのときは9.5ヘクタールから作業を始めたわけなんですけれども、それが今24年目に入っていますけれども、215ヘクタールぐらいまで拡大しているのかな。

今、地域の農地面積の4分の1ぐらいをうちの方で管理、委託を受けてやっているというようなところでございます。

当初は減反の受け皿としてやりましたけれども、10年目ぐらいあたりになってから、米の方にも少し力を入れて、本当は大臣主体であったんですけれども、10年目で確かに売上が急増突破しましたので、これはやれるかなということで。

ただ農事組合法人としてみると、組織的にはやっぱり合議制で、全会一致が原則ですので、なかなか機能的に対応できないというようなことで、私の発案で株式会社に組織変更できないかということで、理事会に掛け合いまして、それで了解もらって。

令和5年の6月に組織変更して、株式会社にやって、私が2代目の代表ということで、今までやっております。

今、今度はうちの方でいつも問題となっているのは、食料法のこの改正、農林水産省もある関係するというか、連携するかと思っていますが、まず地域のところ、820ヘクタールで、20代、30代で、農業をやっているというのは3人、4人かな。

現状はそういうことなんですよ。

後継者も昨年大学卒業して戻ってきて、後を継ぐということで今勉強させていただいておりますが、この若い人たちに夢を持って農業で自立してやっていこうという気概を持つためにも、そういう本人になる経営をもって、できた経営をしていくというのは必要だと思います。

ですので、そのための食料法改正であれば私は大賛成なんですが、何か見てみると必ずしもそうなっていないのではないか。

どうだ、どうだというのは発言はできませんけれども、やっているのがその場その場のしのぎのやり方で、法律を変えればよくなるのか。

特に例えば米の流通自体の把握強化ということが、これが一つの大きな柱だと思っていますけれども、民間でやっている事業者は、なぜ米に手を突っ込んで米を挟んでくるのかなというのは、私は甚だ疑問に思っております。

民間は民間のやり方があるんだろうから、それを尊重し、いずれ不都合があれば、法的にやるというのが基本であればいいのではないのかな。

そういう多様な、多彩な流通経路なり、販売戦略でそれぞれが仕事をしていると思いますので、それを尊重しなければ産業は伸びないと思います。

そういうことも含めて検討してもらえれば、私から見れば大変ありがたいと思っております。

それと2つ目が備蓄なんですけれども、先ほども参考人の方からも出ましたけれども、100万トンの備蓄が備蓄として機能するのかという形で考えています。

大体人間、1年に2万トンぐらいが食べられるということで、1年に食べるとすれば320万トンぐらいですか、720万トンぐらいですか。

1年に食べるとすれば、そういった芸術的なものを、1年分ぐらいは蓄えてもいいんじゃないかと。

それを回転備蓄で回していくという形で、それは食料安保の一つの基本じゃないのかなと思っています。

で、唯一日本でできるのは、米だけじゃないんですか。

今のところ、やってやれないことがないというのは。

何か100万トンでとどめておきたいような、ましてその棚上げ備蓄というのは、何の意味があるのか。

一生懸命作った米が、5年後には齋藤さんの豚の餌になるなんて、とてもじゃないが私は耐えられませんよ。

頑張ってこうやってやったものが、餌になるのは全て悪いとは言っているわけじゃないけど、やり方としてどうなのかと。

そういったお金を積み込むのに対しては、国民は1億2000万の、国民が食べる主食である米であるとすれば、それはみんな納得できるんじゃないのかなと私は思いますので、何かそういうような政策を打ってほしいなと。

本当に農水は食料安保含めて、国民の食料を絶やさず、お腹満足するように3食食べられるようにやっているのかと言いたいんですよ。

ちょっと言い過ぎかもしれませんけれども。

そういう実際に現場でやっている、生産している方がやりがいがある、あるいはそれでやってよかったなと言えるような農業者、経営者を育てていくのが我々の努力だと思って、今頑張ってもらっているわけなんですけれども、何か小手先でのご都合だけでやっているような感じで。

大変、こういう発言が不適切だと思えば、修正して構いませんけれども、もうちょっとこう、現場から見て、国民の食料、主食たる米の後継育成というのは、見直しする必要があるのではないのかなと思っています。

さっき備蓄の話もそうなんですけど、私は1年ぐらいの備蓄を持って回転備蓄で回していく、そういうような形になっていかないと。

融通はどうしますか。

まず今でも油が入ってこない。

これが肥料、農薬、すべて今上がって、その結果、肥料、農薬、袋の代まで。

今のところ油は値上がりしてでも何とか手に入るけれども、秋に乾燥調整をするときに灯油、軽油、大丈夫なのかと。

誰がそれが大丈夫だ、高橋さんから見ると大丈夫だとおそらく言うだろうと思うけれども、その油があるのかどうか、これも大きな問題だと思います。

それとまた、国民がやってほしいのは、広報支援の方をやってほしいなと。

私の方から見ると、1つ目はその基盤整備です。

先ほど820ヘクタールとその方の地域にあったけれども、大体9割方は今から53年ぐらい私が入ったんですから、53年前に大規模な基盤整備事業で区画整理にやって、大体それが820の9割程度ぐらいやっています。

残りの1割程度は、まだそのままなんです。

それはおそらく終戦後の食糧難の時に、水が引けばそこを開墾しながら田んぼ畑にしたというところが大部分なので。

逆にその面積で、あちらの方はそこの面積を借りて、そういうところはほとんど大豆の栽培ですけれども、ここが大体40ヘクタールぐらいあるんですよ。

水利の整備外で大体80、70ヘクタールあるうちの40ヘクタールぐらいで助かったと思っています。

そこはこれも今管理が、普通の整備をやったところでも倍ぐらいの手間暇かかるもので、まして、こういった少ない人数で対応するとすれば、その面積は、うちの方で、鶴瀬さんにお返しするしかないのかなというのは、今まで鶴瀬さんに借りてお世話になって、間奏はないから返すというのは、はなはだ失礼なことも含めて、それは一部の部分だけれども。

我々やまだアグリサービスとしても、それ以外の農地も管理しておりますので、少ない人数で、いくら定期耕作でやるとしても、限界がありますので、やっぱりそういうところは残念ながら手を引く以外にないのかなと、正直に思いをしているわけなんですが、これはいずれ、ここ3年、5年で片付けなければならない、私の代なのかな、あるいは次の代なのかなと思っています。

で、残念ながら今ここに、頑張って農業をやりますという手を挙げてくる若い人が、いくら募集してもおりません。

待遇の問題なのか、福利厚生が少ないのか、仮にやったとしても、何か若い人たちが農業に魅力を感じない。

それは私たちの責任もあろうかと思いますけれども、何か農業が一つ、職業としての地位が弱いのかなといった感じはしていまして。

私もそろそろ高齢者の身ですので、後継者に継ぐ前に、何か一つ若い人たちに希望を持てるような体制で農業経営が続けられるようにしたいなということで、雑多な意見でまとまりもない意見になりますけれども、何かもうちょっとやるようがあるのではないのかなと思っております。

西山尚利 (自由民主党・無所属の会) 19発言 ▶ 動画
質疑者 西山尚利

もう一つ、これもそうなんですけれども、学校給食に、全国の学校給食に、小中高にもいいんですから、ご飯給食やってもらえないかなと私は思うんですけれども、これは何ができないもんだな。

日本の主食である米は、18歳まで全部提供して、食べさせてもいいんじゃないかなと思うんだけど、何でアメリカでは言わないけれども、米を食べさせて、やるのがさっぱり分かりません。

私はコミュニティスのテクサン全員全員ですので余計そう思うのかもしれませんが日本の食イコール主食としてコミュニティスづきであるんであればやり方がもうちょっとあるのかなと思ってはいるんですけれどもそこらへんは推薦型がちょっと強すぼって農水の方にも発迫かけながらもう少し日本の農業が元気で頑張れるような仕組みを作ってもらえばありがたいのかなと。

今回の食料法の改正についての意見事実から見れば窓が外れているかもしれませんけれども、言いたいのはそういうことで、何とか若い人に元気な農業を続けてもらいたい。

そしてそれを一つの手本として日本全国に広まってよし、じゃあ私もやってみたいというような農業系をつくっていきたいと私は思っておりますのでそういう面で様々な先生方のお力で日本の農業を元気にするように一つお願いしたいなと眺めていくのは専門家の先生方ですと思いますのでなんとか日本の農業、若い人たちが農業を過ぎるような政策をつくってもらえば大変ありがたいと思います。

雑白な意見になれましたけれども、よろしくお願いします。

委員長 藤井比早之

ありがとうございました。

柴田参考人、ありがとうございました。

以上で参考人からの意見の開賃は終わりました。

これより参考人に対する質疑に入ります。

質疑の申出がありますので順次これを許します。

西山尚利君。

西山君。

質疑者 西山尚利

おはようございます。

自由民主党の西山尚利と申します。

小川様、山口様、斉藤様、柴田様には大変お忙しい中、御質疑を賜りまして、また貴重な意見を。

頂戴いたしました。

お話を聞いておりまして、大変お気持ちが伝わってまいりまして、ありがたく思っております。

本日は食糧法の改正に関しまして、皆様それぞれのお立場から、ちょっと重複するところもございますが、ご意見、ご所見を賜りたい、そのように考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。

小川参考人にお伺いしたいと思います。

令和6年8月に出されました南海トラフ地震臨時情報等を受けての、いわゆる令和の米騒動。

お話もございましたが、この米騒動を政府が検証しました結果、農林水産省が多様化する流通実態を的確に把握できていなかった。

政府備蓄は、売り渡し手続きに時間を要し、軌道線に欠けていた等が明らかになりましての法改正だと思います。

二度とこの令和の米騒動を引き起こさないという強い決意が込められていると思いますし、そのために民間の皆様、生産者の皆様にもご協力を願いたいというふうに私は理解をいたしております。

そこでこの令和の米騒動、全商ホールディングさんとしては、どのように受け止められたのか。

また、全量国産米をご使用いただいているというふうにお伺いいたしておりますが、その調達にあたってのご苦労等々ございましたら、ご発言願いたいと思います。

小川参考人。

その他 小川洋平

ご質問ありがとうございます。

私どもといたしましては、いわゆるレバーの米騒動に当たりまして、お米の確保そのものに非常に苦労するという状況では幸いございませんで、私ども平時からグループ内に米卸しの会社を持っているということもございまして、直接政策者さんと契約を結ぶとして、直接収穫をしているという部分が多くございますので、量の確保には、そこまで大きな問題はございませんでした。

他方で、やはり価格に関しましては、これは非常に大きな影響がございまして、1年足らずの間で、文字通りお米の調達コストが倍増、倍以上に増えましたので、これは冒頭申し上げましたけれども、お米は私どもにとって主要食材ですので、主要食材のコストが倍になるということは、経営上は非常に大きな問題でございました。

その中で、やはりお客様に対して、一部は価格という形で転嫁をせざるを得ないところはございましたけれども、我々の責任としては、いかにこの転嫁を最小限に抑えていくかというところが責任と考えておりますので。

そこは、いろいろな商品の設計の工夫であったりとか、メニュー構成の工夫であったりとか、あるいは、そもそもの、私どもの事業全体の生産性ですね。

ここでもやはり生産性という言葉が重要になりますけれども、これを挙げて、いわゆる減価のコストの増分を最終価格に転嫁する分を極力抑えていくと。

こういうことを努力してやらせていただいております。

その中でさらに私どもにとって課題になりますのは同時に私どもとしては従業員の処遇を上げていかなくてはいけないと考えておりますのでこれは私どもの従業員の処遇という側面もありますし経済全体で見ても今、物価上昇以上に賃金が増えないと経済としては後退してしまいますので、そこは私どもとしては継続的に賃上げをやっていこうという方針を出しまして、賃上げをやっております。

そうしますと人件費も当然上がるわけですね。

原価が上がって人件費が上がってというところで、ただ価格の転嫁を抑えてというところは非常に経営としては大きなチャレンジではございますけれども、これが私どもの責任と考えてやっております。

その中で日本産米にこだわってということもございましたけれども、これは率直に申し上げて、多くの外食の事業者さんは外国産米に切り替えざるを得ないと。

これは決して望んでそうされているわけではないと思いますけれども、やはり国産米のコストがあまりに上がりすぎて、輸入米の方がコストとしては抑えられるということで、そうした判断をされている事業者さんは多くいらっしゃいます。

むしろそちらの方が多数派だと思いますけれども、私どもとしては一つの経営判断として、やはり日本産米にこだわると。

日本のお客様は国産米に対して強いこだわりをお持ちだというふうに考えておりますので、これをいかにお手頃な価格で提供し続けるかということが我々の責任であるという考えで、日本産米にこだわってやっております。

やはり日本産米を安定的に調達するという意味では、生産者さんとの継続的な関係というのが大事だと思っておりますので、安定的な量をきちんと私どもで仕入れさせていただくと。

その代わり価格に関してはおおむねこういう水準でというコミュニケーションをしっかりやって、安定的に調達をさせていただくということが大事なのかなというふうに考えております。

委員長 藤井比早之

藤井比早之委員長西山君、ありがとうございます。

御社の防衛力といいますか、機動性、また対応力強いなというふうに感じた次第であります。

質疑者 西山尚利

西山尚利小川参考人に続けてもう一問お願いいたします。

今回の改正案は、皆様からお話をいただきましたけれども、3つの柱からなっておりまして、一つ目が流通実態の把握ということでございます。

先ほどお話もいただきました。

この届出事業者の対象に、ゼンショーホールディングスさんも追加されますと。

そしてその取扱い数量等が報告義務化されますということになりました。

お話はございましたが、御社として、この届出事業者への追加ですとか報告の義務をどのように受け止めていらっしゃるのかということと、またそれに当たって政府に望むようなところがあれば、もう少し詳しく教えていただきたいと思います。

小川参考人。

その他 小川洋平

小川洋平ありがとうございます。

在庫の届出ということに関しましては、ある程度企業の規模に応じてという規定だというふうに承知してはおりますけれども、私どもの規模であれば、当然報告対象になるものと想定はしております。

先ほどある程度の規模の事業者であれば負担感はそこまで大きくないということを申しましたけれども、基本的には例えば毎月在庫の報告をするということも私どもとしては対応可能だというふうに考えております。

けれども、その報告の対象ということで申し上げますと、ある程度やはり営業秘密に属するようなことになってまいりますと、「いくらで買ったんですか」というところですね。

小売でいうと「いくらで売っているんでしょう」というようなところになってまいりますと、やはり私どもとしてはかなりためらいが出てくるところで、少なくともそこは完全な保秘というものが担保されないと、なかなか私どもとしては情報としては出しがたいという部分はございます。

私どもに限らずということで申し上げますと、これも意見陳述の中で申し上げましたけれども、やはり規模の小さい事業者さんですと、一定頻度で正確な在庫を出してそれを報告するという事務作業にも負担感があるというふうに聞いておりますので、ここに関しましては、報告内容の簡素化なのか、頻度を下げるのか、業界団体ともぜひ意見を交わしていただきながら、具体的な詳細を設計していただければというふうに考えております。

委員長 藤井比早之

藤井比早之委員長西山君。

質疑者 西山尚利

西山尚利ありがとうございました。

続きまして、齋藤参考人にお伺いしたいと思います。

2つ目の柱が備蓄の見直しです。

需要量に応じて備蓄を放出する。

例えば外国人の皆さんが大勢お見えになって、お米を食べて少なくなったら、それに備蓄から対応していくんですよ。

それから、機動性を持たせるという意味で、民間備蓄を創設しますと。

先ほどお話いただきましたが、ということになります。

80万トン、20万トンというお話も出ました。

また、5年。

それをもっと短くというふうな論調もございます。

改定備蓄という言葉もいただきましたが、この備蓄の見直し改正について思うところがあればお述べいただきたいと思います。

齋藤参考人。

その他 齋藤一志

齋藤一志質問ありがとうございます。

備蓄に関しましては、やはり需要量というのは毎年毎年実は違うと思うんです。

今まで国の方は「毎年10万トンずつ需要が下がる」という文言一つで我々生産数量を決めながらやってきたところに間違いがあったのではないかなと感じておりますので、例えばインバウンドが非常に多くなって需要が増え

質疑者 西山尚利

西山尚利:検討していただいてやることが、やはり食料ですので、食料安全保障上、非常に重要なことだろうと思います。

インバウンドの方たちも、日本に来ておいしい食事がしたく、期待してきておると思いますので、しっかりおいしい食事をして戻っていただけるように、不足の事態にも対応できるような民間で、今実は備蓄前の精米をさせてもらったんですよ。

メッシュ検査。

これはカビがあるものが紛れ込まないように、メッシュ検査なんて普通やらないものですから、それが放出までものすごく時間がかかっていましたので、回転備蓄で通常の卸さんが管理するものであれば、そのままメッシュ検査なしで提供できると思いますので、柔軟な対応ができると思います。

ぜひそちらの方向でやっていただければと思います。

以上です。

委員長 藤井比早之

藤井比早之:西山君、ありがとうございました。

カビとかメッシュ検査の件も伺っておりまして、大変ありがたく思っております。

質疑者 西山尚利

続けて、齋藤参考人と山口参考人にもちょっとお伺いしたいと思います。

3つ目の柱でございますが、生産調整方針が廃止になって、米の生産者は主体的に需要に応じた生産を行うよう努めることになりました。

この質問は改正案と直接関係はございませんけれども、生産者のモチベーションは、やはり価格、所得というところにあると思います。

玄米60キロあたり2万535円というコスト指標も先月出てきております。

このコスト指標につきましてのご所見を、ちょっと頂戴できればと思います。

お願いします。

齋藤参考人。

その他 齋藤一志

齋藤一志:質問ありがとうございます。

2万5百円という数字ですけれども、1ヘクタールから3ヘクタールのコストの積み上げと聞いております。

我々法人は先ほど説明したとおり、70ヘクタールが平均の650社がやっておりますけれども、そちらの方はもっとコストが下がっておりますので、はっきり申して非常にありがたいです。

このぐらいの金額の提示をしていただきながら、経営拡大をやる時期にちょうど入っておりますので、インフラ整備のために入れられる価格だろうと思います。

そのコスト、さらに規模の小さい方もそこまで上がっていれば、自分の資産を守ることができるということなので、私としては大変ありがたい筋です。

以上です。

その他 山口浩幸

山口浩幸:ご質問の方、ありがとうございました。

2万5百円につきましては、北海道におきましては、実は農地の取得につきましては、府県と違って賃貸はあるんですけれども、基本どうしても売買が中心となりますので、そうなれば、2万5百円の中に売買価格が含まれているのかということと、あとやっぱりどうしても規模を拡大していくと、農作業ってある程度決まった期間で決まった時期に、1週間なり10日の中で、例えば播種作業をこなさなきゃならない、収穫作業をこなさなきゃならないということになります。

である程度規模が増えていくと、今度は例えば農業機械の馬力をもう一つ上げなきゃならないとか、作業機の幅をもっと広いものにしないと、その限られた期間の中で作業が完了しないということになると、どうしても再投資をどんどんしていかなければなりません。

今、国の方で大規模化というのを推奨しているんですけれども、その辺の、要は確定申告を行うと、どうしても農地を取得すると、あくまで資産なんで、それに対する売買の支払いというのは、どうしても経費算入できる状況にないので、それを考えると、1から3ヘクタールという条件はありますけれども、果たして本当にそれでコストが成立しているのかというのは、非常に北海道としては、確かに大規模化しているので見た目のコストについては、確かにそんなに2万もかかってないだろうという見方をされる場合があるんですけれども、実は見えないコストっていうのが非常に算入されていない部分があるので、やはり我々としては、やっぱり再生産というよりも再投資できる価格ということで、あくまで今回の2万円についてはコスト指標なんで、その上に利益っていうのが当然載ってないっていう部分があるので、そこをどうしても踏まえると、そしてやはり平場であれば確かに2万円でもペイっていうか、逆にお釣りが来るぐらい儲かるよねですけども、やはりある程度中山間とか、中山間だけでなく、やはり場合によってはちょっと日当たりが悪いような農地を持たれている方っていうのは、どうしても思ったような収穫量が得られないと、一概にその2万500円が妥当だっていうのは言い切れない部分があるので、それについてやっぱりそれぞれの個々の生産者がどのように受け止めているのかというのは当然あるので、一概に2万500円が妥当な高い安いというのは、私の口からちょっと言える状況にはないということはご理解願えればと思っております。

よろしくお願いします。

委員長 藤井比早之

藤井比早之:西山君、ありがとうございました。

少し時間が迫ってきておりますので、輸出について最後、小川参考人と柴田参考人にご所見を一言ずつお伺いできないかと思います。

海外展開されているという意味を含めた。

よろしくお願いいたします。

その他 小川洋平

ありがとうございます。

お米の輸出に関してということで申し上げますと、私どもおっしゃっていただいたように、海外でも外食の店舗、それから持ち帰りのお寿司の店舗などをいろいろ運営させていただいておりますけれども、これも率直に申し上げますと、その中で日本産のお米を使っているというのは、ごく一部に限られるという現状がございまして、この要因としては、一つはやはりコストはあります。

我々はどんな国でどんな業態でやらせていただくときも、その国の一般の消費者の方々にとってお手頃な価格の商品を扱うというのを会社としての方向性としておりますので、やはり実際に出店する国の中では所得水準がそこまで高くない国も多くなっております。

現実的に申し上げますと、コストで考えた場合に日本からの輸出で持っていった場合と現地産米と比べますと、現地産米の方がやはりお客様に手頃な価格で商品をお届けできるということはございますので、そういった形でやらせていただいております。

なおかつ、やはり各国のお客様にとっては、その国のお米というのが国産米でございますので、アメリカの消費者にとってはカリフォルニア米が国産米なんですよね。

我々、アメリカでお持ち帰りのお寿司の店舗を8000店舗ぐらい実はやっているんですけれども、これはカリフォルニア米で作っております。

これは品質的にも、不思議なもんですけれども、カリフォルニアロールを作るには、カリフォルニア米が実はやっぱりいいんですよね。

日本産米で試したこともありますけれども、どうもしっくりこないというのもございまして。

加えて、やはりアメリカのスーパーマーケットでこのお寿司を売ろうとなると、アメリカのスーパーはぜひ国産米、アメリカ産米でやってほしいということもございますので、やはりその国々でその国産というところは大きな愛着があるというふうに思っています。

これをしっかり使っていくということも、海外に展開をする企業としては一つの責任のあり方だというふうには思っております。

ですので、やはり日本産米の輸出を促進していこうということになりますと、やはり大きくはこの価格コストの要素というのは、正直言って無視できないというか大きなところだと思っております。

やはり国内の生産コスト、まさに先ほどコストのお話もありましたけれども、いろいろな資材の価格の高騰ですとか、農家さんも当然ですけれども所得を上げていかなければいけない、人を雇う場合は賃金を上げていかなければいけないというのは当然ございますけれども、そこの中でいかに生産コストを抑えていって、日本のお客様にとっても手頃な価格で提供できるし、それがひいては輸出にもつながるという形をいかにつくっていくかということが大事ではないかと考えております。

委員長 藤井比早之

柴田参考人。

その他 柴田為英

私のところ輸出は10年ぐらい前から関東の業者さんと組んでやっておりまして、ただその当時からでも価格は変わりません。

1俵、言っているほど7000円でということで。

ただ将来というのはやっぱり輸出も考えていかないと、日本国内の中だけでは米を作ってしていくというのは、いずれ壁にぶつかるんだろうなというのは頭にありましたので、ずっと今でも続けておるんですが。

私、上海にも何度も行ったからね。

売り子で1週間ぐらい、上海の市街でやらせてもらったけれども、フードコートに炊飯器で、ちょうどおちょこぐらいのお米をひとくず入れて、日本米ですので、特に私はあさつこまですのでということで、こう5つか。

野間健 (中道改革連合・無所属) 14発言 ▶ 動画
質疑者 野間健

野間に1回ぐらい回ってやって、それは2日間やったんですけれども、そういうことをやりましたけれども、その時はみんな食べてくれておいしいなということで。

じゃあ俺が上海さんの業者さんやって棚に行ってみると、1つも売れてはいなかったし、ただ食べておいしいなど、おそらく値段だろうなと私は思っています。

大体上海でそこら辺で、伊勢丹で、中国で売られている非常な価格の倍、2.2倍ぐらいになったかな。

これじゃやっぱり勝てないなということで。

だからその方も今、おそまけながらですけれども、全部が低コストになると思ってはいないけれども、でも既存の移植栽培でやるよりは確実にコストは下がりますので。

私の願いは、1反でも経営ができるような、もちろん積もありますけれども、それに目指して、頑張れと。

いずれお米の時代が来るからということに、葉っぱかげで頑張らせておるんですけれども、1反ぐらいまででペイできるような形で借りに行ったとすれば、十分日本米も全世界で売れるだろうなど、私は見ていますので、その時のアドバイスは何らかの形で、国の方からの輸出補助金は駄目だけど、何かの形でやれれば、もうちょっと反響が広がっていくのかなという感じは受けています。

でも、やっぱりOSという言葉はつくんだけど、売りたいと思ったけれども、じゃあ実際に手をかけて買うかというと、棚に手をかけて買うかというと、まだそこまでは行っていない。

やはり価格の問題だろうなと私は思いましたので、これは駄目だなと。

ということで、まず私の一つは、いつまでもミスが食えるような農業経営をやっていけば、まだ勝ち筋はあるのかなという形では考えておるところです。

以上です。

ありがとうございました。

委員長 藤井比早之

西山君。

終わります。

応募しました。

すみません。

ありがとうございました。

次に野間健君。

野間君。

質疑者 野間健

中道改革連合の野間健と申します。

本日は大変お忙しい中、参考人の皆様には貴重なご意見を、ご披露をいただきまして、ありがとうございました。

また各地域から、まさに今、米作り、田植えの最盛期だと思います。

そういう中、農作業を中断して、わざわざこの国会にお出ましていただきましたことに心から感謝を申し上げます。

ありがとうございます。

それではまず小川参考人にご質問させていただきたいと思います。

私も地元でよくすき家さん、はな寿司さん、利用させていただいて、いつでも、どこでもといいますか、手頃な価格でおいしいものを食べさせていただけるということで、大変ありがたいと思っているところであります。

御提出の資料も非常にわかりやすくて、農水省の資料よりはるかにピシッと結論が出ているなということで、大変勉強になります。

コロナ禍で、私どもも在庫等の報告義務、確かに外食とか昼食、どこまでそういう必要性、確実性があるのかなというのは非常に疑問に思っておりましたので、大変参考になりました。

おそらく小さなところ、中小のところはですね、これ出すだけでも大変な手間ですし、あんまりそこまでやらないでくれというのが本音ではないかと思うところであります。

そしてちょっとお聞きしたかったのはですね、この資料の中で、本当に米が手頃な価格で手に入らないというのは国家の危機だと。

本当にそうですね。

そうだと思います。

そういう認識が私どももやはり役所も肝に銘じてやるべきではないかと思います。

ここの残された課題の中で、生産者が安心して生産できるための需要の拡大は正しいが、それでも作りすぎてしまった場合の考え方。

これは当然、今年価格が暴落するんじゃないか先ほどもご意見あったんですが、そういう中でこの考え方が必要ということなんですが、具体的にどんなことを思われていますでしょうか。

その他 小川洋平

小川参考人、ありがとうございます。

お店の方もご利用いただきましてありがとうございます。

生産しすぎてしまった場合にどのような対応をするかということでございますけれども、やはり何らかの形でそれがきちんとした形でお金に変わるようにというのが、やはり作り手としての考え方かなと思いますので、生産者さんの代表の方、他にも3名いらっしゃいますので、私から申し上げるのは限定的にとどめたいと思いますけれども、例えば先ほども申し上げましたけれども、その分を輸出に回すのであれば、輸出に対しては政府としてはこうした支援ができますですとか、あるいは加工用に回す場合は、加工用ですとやはり金額としては下がってくるというところもあると思いますので、その差額分をこういう形で補填しましょうですとか、あるいは備蓄米にどう充当するのかということはあるのかなと思いますし、じゃあ、その輸入米の方の分量をこれだけ調整して、国内の過剰生産分をこういうふうに吸収しましょうですとかいうことはあり得るのかなというふうに思います。

ただ他方で、政府として支援をしていただくということは当然ですけれども、税金を使うということですので、これは納税者のお金を使ってやる以上は、できるだけ限られた最も効果の高いところに集中して行うべきではないかというふうには考えます。

その輸出の面で申し上げますと、先ほども申し上げましたが、コストが下がっていないのにこの輸出を拡大しようとする、これに税金を付けましょうというのは、やはりあまり健全ではないとは思っております。

一時の補助金が切れてしまったら、その商売としては繋がらなくなってしまうわけですし、そういったお金の使い方というのはいかがなものかという思いはございますので、そういった税金の使い方として効果はどうなのかという観点も含めて、制度を考えていただくべきところではないかと考えております。

委員長 藤井比早之

藤井比早之委員長野間君。

質疑者 野間健

野間健大変具体的な政策を教えていただきまして、ありがとうございました。

この最後の3本の矢のところで、生産者の手取りの確保と生産基盤の維持というのが、これもやはり私たちもどうしてもやるべきことだと思うんですが、その辺ちょっといささかお考えが違うかと思うんですが、やはり大規模なところばかりではありません。

農家、やはり中小規模のところ、農村についてお聞かせいただきたいと思うんですが、齋藤参考人、柴田参考人は非常に大規模な経営をされているということと違って、中規模で生産されているわけですけれども。

私も地元は鹿児島県でありまして、中山間地が多くて、そんなに大規模でやっているところはありません。

皆さんに聞くと、この30年来、ずっと赤字だったと、米作りは。

なんとかですね、人件費とかそういうことはもう全く無視した、度外視した形で、先祖伝来の田んぼをなんとか耕して、できたものを親戚や地域の方に配って、そんなに高くないけれども買ってもらって、なんとかかんとか維持してきた。

半分ボランティア的にですね、やってきた。

ようやくこの2年ほど価格が上がったんで一息ついているんだけれども、いつまで続くんだろうか、ましてこれから暴落するんじゃないかという不安があるんですが。

そこで先ほどお話にもありましたけれども、需要に応じた生産といっても、なかなか自然は変わってきますからね。

取れるときもあれば、取れないときもあれば、そういう中で、なかなか需要に応じた生産をしなさいと言われても難しいですよと、さっきもおっしゃってました。

そしてそのまた価格もそれにつれて収入があったりなかったり、こういうふうに政府の方針も猫の目ですし、なかなかこの自然相手でそんな大規模でない場合、厳しいというのは今のお話でも十分わかるんですけれども、やはりこれに対処するにはどうしたらいいんだと。

やはり先ほどちょっと申し上げましたように、ある程度、政治が、政府が、行政が、これも食料ですからね。

何か工業製品のように原料を入れればその数量ができるというものではないと思うんですけれども、どうであれば安心して生産できる。

また、息子さんも後継者でやられているようですけれども、それから後を継いでやっていけるか、いかがお考えでしょうか。

山口参考人。

その他 山口浩幸

山口浩幸ご質問の方ありがとうございました。

必ずしも農業経営についてはケースバイケースが多々あると思います。

そういった中で、やはり一般の国民においても、今の核家族化がすごく進んでいる中で、やっぱり農協の方もなかなか、テレビのアニメであるような三世代のように、親の世代もいれば子供の夫婦世代もいるみたいではなくて、やっぱりどうしても同じ土地、またはちょっと離れたところで親は親で農家の世帯を持って、そして若枠で今世帯を持つような、そういうような北海道でも住んでいますし。

場合によって、どうしても先ほど農村が疲弊するみたいな話もありましたけれども、それこそ北海道の場合、冬があるので、夏は一家の農業者がそこに単身赴任で農業経営をして、冬は近隣の大都市というかちょっと大きな町の方で生活しているというのを北海道ではかなり聞いておりますし。

やはりそういった意味ではちょっと都市間が非常に離れている部分があるので、以前はやっぱり価格は市場で所得は政策でみたいな話もあり、我々もそういう方向では進んできたんですけども。

そういったことであるとなかなか今の我々もやっぱりコスト、農家のコストが非常に高くなっているので、それに対して農産物価格がなかなか追いついてこないので、それに合わせたようなセーフティーネットをお願いしますというふうに農水省なりにお願いすると、やはり収入減少緩和という、俗に言うならしと収入保険が措置されているので、それで何とかなるんじゃないですかみたいなことを言われていますけれども。

今の農産物はすべてにおいて、やはりコストに対して適正な農産物価格でないので、それに対する収入が計算されると、非常に多少のコストの補填にはなっても、その所得まで及ばないというのが現状であります。

やはり今後、法人化も一つの手でありますけれども、家族経営でやっていく分には、せめて二世帯とは言わないまでも、子育て世帯と、これから子育て世帯に向かう二世帯がある程度生活できるような所得というのは、農業者にとって必要ではないのかなと思っております。

今回の食料法については米に特化しておりますけれども、他の皆さんの輸出という話も結構出ている中で、米に関してはどうしても皆さん粒で考えてしまうと、なかなか輸出という格好にはならないのかなと思っています。

ある程度、格好をして出していかないと、向こうの方で米を炊く文化があるのかないのかによって、売り先が非常に限定されてしまうのかなと考えております。

輸入のことを言えば、他の産業においてどうしても輸入量が確定してしまうと、国内の需要の部分は最終的に国内の生産で調整が入ってしまいます。

その場合、例えば今、生産が余り気味だから生産調整してくださいという話になってしまうので、本来であればある程度国内生産を確保した上で、輸入分で調整していただけるのが、国内の農産物の価格調整には一番適正だと、私、現場としては考えています。

今の質問に対して答えになっているかはわかりませんけど、私としてはそういうふうに思っておりますので、よろしくお願いします。

委員長 藤井比早之

藤井比早之委員長野間君、ありがとうございました。

質疑者 野間健

野間健確かに輸入量は決まってしまって、それ以外をやってくれというのは、ちょっと本末転倒しているような気がいたしますし、またそういうことは議論していきたいと思います。

ありがとうございました。

続いて、齋藤参考人にお尋ねしたいと思います。

非常に大規模、300ヘクタールぐらいが平均というお話でありましたので、この法人協会さんは大規模な形でやられているんですけれども、今、そうやって大規模化して、あるいは高齢化したところをどんどん吸収して統合してやっていかれていると思います。

先ほどもお話が出ましたが、売り先も自分でどんどん開拓して見つけてやられている。

この人材の確保ですね、これはどういうやり方でやって。

委員長 藤井比早之

藤井比早之委員長齋藤参考人。

その他 齋藤一志

齋藤一志質問ありがとうございます。

稲作の平均は約70ヘクタールなんですけれども、70となると、実はそんなに人は要らないんですよ。

人数で言えば、3、4人程度で十分賄える面積でございます。

ただ、我々は2050社のうち、平均売上げが4億5千万円ありまして、社員の採用につきましては一般の会社とほぼ同じで、全社員、社会保険にも加入しております。

今、賃金もどんどん上げていかないと、もう他に逃げられてしまいますので。

そういうこともありまして、人材の方は新卒の採用から、それから中途の方が逆に我々農業界には一番入ってくれているようなんですけれども、やはり地方で生活をして、さまざまな会社で経験された方が「農業もいいよね」ということで、全く技術もなく、そういう方が逆に我々にとっては一番の力になっております。

ただ、そういう年齢の方たちに満足できる給与を出しているかと言われると、ちょっと疑問かなと私も思っていますけれども。

地方で住んで子どもを育てて、作物を栽培しながらの生活というのもありということで、そして少人数で大面積をしないと駄目なものですから、さまざまな知見を持った社員が入ってくれることで経営が成り立っているということだろうと思います。

あと、今までは手作業が非常に多くございましたけれども、最近はさまざまなICTを活用した機械ですとか、本当にAI搭載のさまざまなドローンなども出てきておりますので。

少人数化して大面積をやるというのは、これを実際やらないと、今後出てくる農地を守るわけにはいかないと。

一番問題なのが、我々農業法人にはインフラがまだ整っていないんです。

この70ヘクタールがせいぜい限界で、これから30ヘクタール、50ヘクタール、100ヘクタールと増える。

そういう乾燥調整施設とか、農作業する作業所とか、そういう場所がございません。

土地はもう捨てるほどあるんですけれども、それに建てるという行為にさまざまな障害がございまして、農地に建物を建てること自体が今難しくなっておりまして、規模を拡大するときの一つの障害になっております。

そういう障害を取り除きながら、この数年後には本当に津波のように農地が押し寄せてくるはずですので、それを何とか受けて、皆さんの食料を今後とも生産する努力をしたいと思います。

以上です。

委員長 藤井比早之

藤井比早之委員長野間君。

質疑者 野間健

野間健輸出の方、私は500トンほど直接輸出です。

商社を通さずに輸出しておりまして、どんどん需要先が大きくなりまして、実は3000トンほど使っているユーザーさんなので、もっと増やせと言われたんですけれども、分かるとおり、今、主食があまりにも高すぎまして、いろんな方にお声掛けさせてもらっていますけれども、「いやー、輸出は安いよね」なんて言われて、それで頓挫している状況です。

これがですね、今年以降、価格が正常化すれば、またやっぱり我々の生産している需要の一つとしての輸出というのは、みんな着目してくれるんだろうと思っています。

期待しております。

以上です。

ちょっともう時間なんですが、一言だけ柴田参考人にお聞きしたいと思います。

先ほど、今、齋藤参考人から非常に元気の出るお話がありましたが、とはいえ地域地方の実情はおそらくそういった大規模化と中小の二極化していると思います。

先ほども、政府がコロコロいろいろ政策が変わって、何を中心においてやっているかよくわからないという、若い人がなかなか希望を持てないという状況だと思いますけれども、こうやってお話を聞ける農林水産委員会で、地元にどれだけ活動している側が一つになってくるかと思いますし、なかなか忙しい中で現場を見ることができない政権方だろうかと思いますけれども、やはり答えは現場にありますよ、問題は。

それをつぶさに見れば、「これはこうした方がいいな」「こういう政策を打った方がいいな」というのは、この農政の政権方は、それなりに農家の意見もあるかと思いますけれども、出てくるんじゃないのかなと私は思います。

これは乱暴な言い方かもしれないけれども、日本全国の農家は何万人いるんだか、何百万だかわかりませんけれども、農家をひとくくりにすること自体が今は無理ではないのかなと。

例えば、図形的農家は、それをどこに置くか。

普通、今で行くと家族構成で3年か5年ぐらいが1家族だとすれば、3反、30アールとか、多くても50アールぐらいあれば、飯は食えるんだろうと思います。

ご飯はそこの税務です。

それは農業の政策の対象外にすればいいと思っています、私は。

それは自給でやるとすれば、自由につくって結構です。

あるいはそれが2ヘクタールという形で、国民が作るとして、2ヘクタールまでは自由に作って結構です。

あるいは自由に売ってもらってもいいですよ。

それ以外の人たちというか、やっている農家、本人、そういう頑張っている人たちのやっている姿で、コスト、生産費を見込んでという形で政策を組んだ方がいい。

だけれども、そこにチャレンジしていかないと日本の農業はぶつ切りだと思います。

誰もやる人がいないと思います。

それの実験的なことを今、私が

その他 柴田為英

後継者に対してやらせているわけなんだけれども、でもそれをクリアしないと勝てないよと、残れないよということで、強く言っていますので、どうするかは、お前らは分かっているので考えろと。

それまでの実験材料としては、お金の繰り返しさが上がる、使いさが上がる、これは補数、あれ補数というのは、全部調達してあげるから、その中で考えろ。

5年で1つの答えを出せど、全てと言わないけれども、ということで、今言っていることで、先生も言われるとおり、これ、なんか、農家は、どう言うというか、まずい、苦しいみたいな、あたるめだみたいな、その感覚の、どこからそういうことが出てくるのかなと思うんだけど、私は農業経営者ですよ、それは。

そこは、実職部だろうが、日職部だろうが、個別経営だろうが、本税経営だろうが。

何か経営者としての捨てが農家はすぐないです。

これはそういう捨てに立ってやっている人はそれなりの育成、応援するべきであって、それ以外のものは捨てるって言葉が語弊があるけれども、政策の分け方を分けてもいいんじゃないかなと。

私は常々様々な観点でしゃべっているんだけれども、別に通した人は通した人でそれなりにやるんだから、それはもうだから、農業政策の範疇からはずしても、大きく政策というのは、米が余ったの足りないということは私はないと見ていますので、これは私のゼロですけれども、そうやってもらえれば、我が人とも、じゃあそういう既存の農家のイメージから脱却して、農業の経営者であるという形のものが出てくるのかなと。

またそういう人を育てていかないと、大変ですよ、これは。

もうここ3年、5年の私は指導業案だと見ていますので、何とか私の問題、厳禁のうちにやり遂げたいなという形で頑張っていますけれども、後の様々な政策的なことは、新選方に1つお願いするしかございませんので、よろしくお願いしたいなと思います。

柏倉祐司 (日本維新の会) 13発言 ▶ 動画
委員長 藤井比早之

ありがとうございます。

ありがとうございました。

大変貴重な御意見、また生かしていきたいと思います。

次に柏倉祐司君。

柏倉君。

質疑者 柏倉祐司

日本維新の会の柏倉でございます。

今本当にお忙しい中、本委員会まで足をお運びいただきまして、誠にありがとうございます。

早速ですが、今回ですね、もうこの食料法の改正というところをさまざまな、実は批判的な論調も多い。

我々政権与党は一角担わせていただいておりますので、これはもう原則、賛成という立場ではありますが、さまざまな批判的な意見、論調も多くて、その最たるものが、今回のこの政策は、需要に応じた生産というところ、結局のところ第2、第3の減反政策じゃないのかというような、そういった指摘がやはり強いわけでございます。

当然この減反政策的な意味合いが万が一あったとしても、私は影響されませんという方もかなり多くいらっしゃると思うんですね。

この正確な評価はともかく、減反政策というような形で批判されてしまう、そういう性質側面は、もしあったとしても、あまり自分たちの経営には影響はないんだというようにお考えになっているかどうか。

この実質的な減反政策の維持というような批判も踏まえてご意見を伺わせていただければと思います。

山口参考人、齋藤参考人、柴田参考人からよろしくお願いいたします。

その他 山口浩幸

山口参考人、ご質問ありがとうございます。

私としてはやっぱりある程度の生産調整は確かに必要なのかなというふうには思っております。

現在さっきの水田活用の直接支払交付金の見直しの中で、水張り要件とか田舎部要件とかあった中で、やはり実際に水を、今まで麦大豆を生産していたんですけれども、そういった補助において水張りが可能だということになれば、当然稲作の作付けも可能でありますし、今のところ、飼料用米とか加工用米、これについては一部、市場の状況によっては現時点ではすぐ市役を前に、次の政策においては専用品種でなければダメみたいなそういう政策が出てくるというふうに聞いておりますので、そうなれば今年撒いたものに対して飼料用米であれば、主食用に回すことは不可能ですけれども、来年においては、もし市場において、主食用米が不足するようなことがあれば、主食用に転換することは可能などで、それをまだ、いずれは農業者が減って、現状の需要よりも供給が、もし作ってもいいですよってなったら、供給が多くなると、非常にそれこそ今年も暴落するんじゃないかということで、それについて、令和5年3万円のとき、通常、確か私の記憶ではJAの会社の経営会社、1万6千円か7千円だったのが、通常年明けを起こすと、値段は若干下がるのに、逆に2万円という値段がついて、生産者にちょっと業者が回ったみたいな話も聞いてたんで、そこからもうすでに米が足りなくなり始めてるのかなということで、業者間で何か、場合によっては4万円の取引みたいな話も聞いてたんですけども、そういった中で、やはりある程度、時給見通しっていうのがないと、やはり潰れる農家は潰れていって、じゃあ基本計画の理念っていうのが本当に守られるのかっていう部分が非常に懸念している部分でありますので、そういった意味合いでは、やはり確かに中にはいくらでも作りたいという方もおられますけれども、やはり私のところでも個人で70兆、80兆を抱えている方もおられます。

けれどもやはり全面積、やっぱり米っていう話じゃなくて、そのうちの20兆、30兆を水稲で、あとは麦、大豆で、添削作物で賄って経営しているところが多いのかなというふうには感じておりますし、やはり規模拡大すると、どうしても作り方が隅々に目が通らないっていう非常に懸念が出てきて、実際に農水省のデータの中でも、最近、それぞれの農産物の単収が下がっていますよね、っていうような、確かデータを持っていると聞いてますので、それを考えると、やはり確かに規模拡大してそのコストを下げるっていうのも重要かもしれませんけども、そういった中ではやっぱり、また需要に応じた、ただそれはあくまでどっちが主体になるかによってやっぱり変わってくるのかなというふうに考えています。

あくまで生産者の判断に任せるのか、国のある程度指導によるものなのかによって、やはりもし先ほど私の話の中であった通り、生産者の判断に任せるのであれば、「あなたたちが自分たちが決めたんだから、国は責任持ちませんよ」となったら、やっぱりこれ農業政策非常に困るので、やはりそれについては、やっぱりそこを踏まえた上で、今後の詰めというのは必要ではないかなというふうには考えております。

求められている答えになっているかどうかはあれですけれども、私はそういうふうに思っています。

よろしくお願いします。

委員長 藤井比早之

藤井比早之委員長齋藤参考人。

その他 齋藤一志

齋藤一志今の添削の問題ですけれども、報道の方で「増産から減産へ」、そして「需要に応じた生産」ということで、「生産調整、減反に戻るんじゃ」ということで報道されたのが、すごく印象深いというか、驚きました。

需要に応じた生産は、これは当たり前のことですので、我々は本当に農畜産物を扱って商売しておりますので、需要者に売ることで作れる、これは当たり前なんです。

それに今私実際やってますけれども、足りないのが輸出用米と、それから飼料用米です。

飼料用米は今度交付金がどんどん下がってくるよねということで、みんなから嫌われまして、私は実際用途にやってますので、今年はうちの農場ともう1社だけしかもう出せなくなりました。

そういう需要もありますので、国の方は様々なそういうメニューを準備していただいて、現場ではそれぞれの取引先との需要と、それから我々供給側との話し合いを持って、それがバランス取れたときに、適正バランスだろうと思うんです。

行き先のないものを作ること自体が、やっぱりその方が問題で、過剰なったときは本当に怖いと思いますので、大暴落だけは、規模が大きくなったときの暴落って、もう本当に影響が大きすぎますので、今後の拡大が止まるということになりますので、ぜひ、この需要に応じた生産の新たな需要を開拓することへの支援の方、ぜひお願いしたいと思います。

以上です。

委員長 藤井比早之

藤井比早之委員長柴田参考人。

その他 柴田為英

柴田為英需要に応じた生産ということですが、私の方はそれを実践してやっておりますし、先ほどちょっとしゃべったかなと思っていますけれども、今年は昨年比で15%増し付け、米の作付けを増やす予定で、その分単価が減るということで、何でよというか、これも市役所の方に行かさいなどと話をしたんですけれども、「いや、需要があるので作れます」と。

自由な部材生産はやっていますと。

どう悪いんだよということで、了解はもらっておる。

で、ただ作ったら、仮に値段は下がってという形もあるけれども、いつもそこらへんも勘案して、私なりに作産して、そこの単価であれば、軽に10%増えで、でも今までお客さんでやらないという人はいないんですよ。

「もっと作ってもこちらの方で引き取れますよ」というのは、どういう、米余っているどういう図も、寿司、8年3年向けでそう言っているのかは分かりませんけれども、まず私が使っている集荷業者、卸しも含みでありますけれども、取り付ける数量は違いますけれども、「いらないという、現状並みにしてください」とか、「作付けを減らしてください」という業者は一人もいません。

逆に私のところには「もうちょっと欲しいんですよ」ということで、今年は115%を作る予定です。

今、実際そういう意味で動いて、多分は下がるんですけれども、やっています。

では、売り越える実践はあります。

で、大体価格的にこの2万500円ぐらいなら、ビスケット用のが流れていますけれども、それで作産しても、まあまあやっていけるわかなという形で考えていますので。

いや、経営としてみればそれが当たり前のことで、重要な、先ほど齋藤さんも言ったけれども、需要がないところにつくっては、それはないと言うや。

それはつくった方が悪いんであって、その責任はつくった方が負うべきだと思うけれども、またそのようにお客さんがいて、これだけの量が欲しいということであれば、ただし、欠片がないように、ちょっと余計めない。

だから15%ずっぱんで計算して、だってこの天気のほう、まず今年も暑いと言われるから、ちょうど暑くなればちょうど夏の渦のほうが、出水が迎える頃に行くと、花見がやられて、なんていうかな、ダメージを受けるし、それから出てたものもやっぱり出水が温まるので、そうなれば買ったほうがこんな分のまでも温まるっていうことが出てますので。

そういう意味で見ると、3%、5%は許容範囲かなみたいな感じで、あとそれが売れなければ、私はあの方って売ります。

日本保守党言わなければ。

水上さんも影響ないんだろうと思う。

あるいは、その、退避にする。

結局、カニかけてまでいらないことしていくから、そういうことになるのか。

で、そういう点では、皆さん、迷惑かけないように、私の方は作れますよ。

で、こういった時の売り先がありますよ、ということで。

いずれ行政の市役所の方からは了解を取ったというか、私はそう言って売りますということで私の再選挙のやげにやってますけれども、そういうことで話していずれ了解はもらったと思っています。

私の方が進めておるというようなところでございます。

委員長 藤井比早之

はい、どうも時間の関係がございますので、答弁はできる限り簡潔にお願い申し上げたいと思います。

柏倉君。

質疑者 柏倉祐司

どうもありがとうございました。

もう御自身でしっかり販路を確保されているという、やはり力強い経営者の皆様からすれば、この減炭という言葉が独り歩きしているような、そういう状況であるというのがよくわかったというふうに思います。

次は国内需要、米の国内需要ですね。

これどうしても落ち込んでしまう。

ただ昨年のように様々な予見不可能な要素が重なって、インバウンド需要もそうなんですが、ボーンと需要が上がるようなことはあったわけです。

ただ一つ確実に言えることは、だんだん若者世代、米離れを起こしているというのは間違いないと思います。

朝パンで、昼は学校行ってもパンが多い。

学校給食ではあまりお米が出ない。

夜もお米を御膳に盛っても半分しか食べないで、パンを自分たちで食べてしまうというような、実は家も結構多いと聞きます。

私としては非常にこの若者のお米離れと、これをやはりお米に回帰してもらうですね。

そういう工夫というのを何とかしていかなければいけないんだというふうに考えておりますが、この若年層の米離れに対する対策ですね。

もし今までお考えになっているようなことがございましたら、お教え願いたいと思います。

これに関しては、小川参考人と齋藤参考人にお伺いしたいと思います。

委員長 藤井比早之

小川参考人。

その他 小川洋平

ありがとうございます。

若年層の米離れというお話もございましたけれども、私ども外食事業としてやらせていただいている実感で言いますと、必ずしも若年層が米離れしているとも感じていないというのが正直なところでして、私どもお米を中心にした業態を多くやらせていただいております。

牛丼チェーンですとか、お寿司のチェーンとかですね。

こういったところは若い世代のお客様も非常に来ていただいておりますし、あるいは例えばファミリーレストラン業態、私どももやらせていただいておりますけれども、ハンバーグにセットでご飯かパンかっていうのがセットで選べますというのがございます。

ここでご飯を選ぶ比率っていうのは、実はずっと9割ご飯なんですよね。

私も実はパンもこだわっておいしいパンを出しているつもりですけれども、ここはやはり9割はお米を選ばれるということもございまして、お米に対する支持というのは基本的には根強いのではないかという気もしております。

また朝食もパンというお話もあったんですけれども、これも私が拝見したデータによると必ずしもそうでもないという話も聞いたことがございまして、朝食でパンかご飯かという選択肢で、実はパンが多数派なのは50代とか60代で、20代30代は実はご飯の方が多数派というデータも見たことがございまして、この長いトレンドで戦後に食事が西洋化していってお米からパンに移っていったというトレンドはもうそこを打っているのではないかなというのが肌感覚としてはございます。

ただ完全に統計的に事実を把握できているわけではございませんので、これはぜひ政府の方でもまずファクトはどうなのかということを押さえていただいて、じゃあ政策としてどうしていくということを考えていただくべきなのかなと思います。

米食を振興するということそのものは、これは全く私どもとしては賛成でございますので。

ただ振興する以前に、今ある米に対する需要を満たせていないというのがこの1年間の状況ですので、本当はお米を食べたいんだけどねと言いながら、やっぱりパスタを買っていかれるとかいうことが実際に起きてしまっているというのが一番の問題だというふうには思っておりますので、まずは足元の需要をきっちり満たす生産を担保しながら、その上で米の需要の振興も図っていくということがあるべきではないかと思っております。

委員長 藤井比早之

齋藤参考人。

その他 齋藤一志

質問ありがとうございます。

私の方は若年層の米離れ、それよりももっと上の方が米からどんどん離れてしまって農林水産委員会。

村岡敏英 (国民民主党・無所属クラブ) 18発言 ▶ 動画
委員長 藤井比早之

村岡敏英君。

農林水産委員会。

質疑者 柏倉祐司

販路拡大も積極的にされているということで、我々日本維新の会が掲げておりますこの「攻めの農業」というところのまさに体現者であるというふうに感じております。

ただ、一夜にしてならずというところもあると思います。

これは販路拡大で国内、そして海外、それで一番ご苦労なされていたところをどうやって克服したかについてご教授いただければと思います。

齋藤参考人、時間が経過しておりますので、ご答弁簡潔にお願いします。

ありがとうございます。

その他 齋藤一志

全く努力した覚えもなく、どんどんうまくお客さんから来てくれるので、やはりさまざまな意見をはっきり外に発信することで、同調した方からお付き合いしていただいて、販路が伸びてきたという、多分それだけだと思います。

これからもまた発信し続けたいと思います。

以上です。

委員長 藤井比早之

柏倉君。

貴重なご意見、どうもありがとうございました。

これで終わりにいたします。

次に村岡敏英君。

村岡君。

質疑者 村岡敏英

国民民主党の村岡敏英です。

今日は4人の参考人の皆さん、この農水委員会に来ていただきまして、本当にありがとうございます。

そして農業者の皆さんは今、田植えの真っ最中という中、来ていただいたことにも心から感謝を申し上げます。

まずは、令和の米騒動。

この原因というのは、最初は目詰まりだと言われていたのが、結果的には夏場の高温によって玄米ベースが精米ベースになったときに非常に減っていた。

そしてインバウンドを読み違えたということがあります。

例えば年間、日本の人口が50万から60万減っているわけですけれども、インバウンドは25年で4200万人。

1週間から10日いるということになると、3億から4億近く日本に滞在し、全ての人が日本食を食べるわけじゃないんですが、人口が50万、60万減ったより、毎日の人口は日本が多かったということによる需要の予測間違いだということが分かりました。

そうなったときに食料法では、生産者に需要をしっかりと把握してそれに努めるようにと、なんだか本末転倒のようなことを食料法で書かれているわけですが、しかし先ほど柴田参考人が話したように、大規模にやっている人たちは市場をしっかり調査して自分たちの販路を確保している。

それはだいぶ前からやっているわけですね。

一方、中産官地や小さな農家の方々はなかなかそれができない。

これは両方とも今、農地を支えるという意味では大変大切なことではありますが、やはり政策的に販路をしっかり持って市場を開拓している方々と、そして中産官地で農地を守る方々の政策があまりにもしっかりと分けてこれが農林水産省から発表されていない。

そのことによって農家の人たちも不安になるし、消費者の人たちも、何か全て農家が交付金だけ頼って努力していないように見られている。

それが本当に若い人たちの農業に経営者として参画していくところに弊害になっていると思っております。

その中で、先ほど二つの政策を分けた方がいいという柴田参考人のお話でしたが、やはりこの政策を分けていくことが若い人たちの意欲にもつながるということをもう一度教えていただければと思います。

その他 柴田為英

柴田参考人。

長年、私は20代から農業をやっていて思うんですけれども、確かに今の農業の姿はもう50年前と様変わりしたような感じがしておりますし、若い人がなかなかそれにはついていけない。

何を言うんだというと、やはり「やってよかった」というその実感が、若い人は感じられないような農業の生産から販売までの現場で見ると、何かそれを、私が50何年やってきた反省として思っているわけで。

今、先生が言われたように、若い人が思い切って農業をやれる。

では、そのときに、なぜかと言ったら、じゃあ、原炭側というか、米を思い切って作れないということではなく、私は低コストであります。

全世界で、山田アグリが作った米が全世界に売れるような仕組みを作ってもらえれば。

さっき言いましたけど、一俵出雲ぐらいまでコストを抑えられれば、なんとか耐えられるかなと。

そういうのを目指して、若い人は今、葉っぱをかけているわけで。

私は可能だとみていますし、地球的な農家といいますか、くぐりではな農家といいます。

でも、収入的にはほとんど、その1件の、1個の生活のカテゴリーを見ると微々たるもので、実際にやっているのはほとんど我々みたいな大きな農家で作業を委託して、単なる手を添えない方なんだけれども、田んぼで自分の食べる分だけ保守的にということで。

そういうのはさっき何回も言ったけれども、やはり政策として別個で考えてもらいたいなという形で、でないといつまでたっても他の人から見て「おめでとうございます。

国民から金もらっていいな」となる。

いや、俺は金漬けじゃねえって俺は言ってね。

政策的にやってるからこういうお金が来るけれども、でもそれがいくらお金としてなっているかどうかが問題で。

一般の国民から、あるいは農家以外から見るとよく言われるんだけれども、そこらへんの見るはりの通った政策的なこと、あるいは農家の定義を持つ方も、やっぱり考えてみるべきではないのかな。

もう一度、ゼロベースでも構いませんけれど、何かそういうのを叩きたいと、農政委員会でも、あるいは農政委員会でも、不具合目で、一つの提案してもらえるのは、大変ありがたいなど、思っておるところです。

以上です。

委員長 藤井比早之

藤井比早之委員長村岡君。

質疑者 村岡敏英

村岡敏英ありがとうございます。

やはり、その点というのは非常に重要で、これから若い農家の方が、経営者感覚を持って挑戦していく。

そのときにしっかりとした大規模でやっていく農家の方と、中山間地でしっかり農地を支える農家の方々と、やはりそこはしっかりと政策をつくっていかなきゃいけないと思っています。

実は23年、秋田県では米の増産が必要だということで、農林水産省にその話をしました。

しかしながら農林水産省から、米の増産しないでくれと。

するんであれば交付金を下げるようなことを言われた。

こういう報道が明日の新聞でありました。

こういうことが二つの政策の中で経営者で伸びていこうという人たちに対し抑制的に、すべてが国の主導のままかというところに問題があるとこういうふうに思っています。

そこで大きくやられている参考人にもお聞きいたします。

輸出もやっているということですけれども、実は今回SBS前10万トンすべて入札されました。

そしてさらには枠外の関税1kgあたり341円。

これでも10万トン。

合わせて20万トン、25年入ってきました。

これだけ価格差が日本のお米とあります。

そのときに、今後輸出を増やしていくためには、どのような政府の政策が必要だと考えているのか、ご教授お願いいたします。

その他 齋藤一志

齋藤一志参考人質問ありがとうございます。

まずは、SBSの10万トン、そして民間輸入前10万トンということで、合わせて20万トン、ほとんどアメリカの方から入ってきているわけですけれども、4月以降もそれも止まらず、今、バンバン、今でも入っているような状況ですけれども、これがいよいよ売れなくなって、低下し始めているようです。

ということは、市場が今度下落するという段階に入ってきているということで、それは自然に341円の関税をかけて、逆に合わなくなるので、それは自然に止まるんだろうと考えております。

農林水産省の不足払い制度、1万円を我々に直接出していただければ、2万円で2万500円程度のものさえあれば多分回ると思うんですよ。

ですから、ある程度、まだ早いと思うんです。

もう5年ぐらい経って、生産の基盤が崩れそうな段階にあっては、不足払い制度の検討も必要だろうと。

次の世代の若い人たちが大規模で戦っていくためには、政府から、主食用米、輸出用米、飼料用米、加工用米、さまざまな米粉用米、さまざまなメニューの補助を細かくいただくのではなくて、市場そのものを下げてしまって、あとは直接支払いの不足払いをやっていただければ、安定的な経営と、それから輸出拡大に向けた大きなチャンスが出てくると思いますので、そういう検討も将来お願いしたいと思っています。

以上です。

委員長 藤井比早之

藤井比早之委員長村岡君。

質疑者 村岡敏英

村岡敏英ありがとうございます。

我々国民民主党も、やはり消費者に手頃な価格で、そして生産者が再生産でき所得を確保できるとすれば、やはり直接支払い、主食は考えるべきだと思っています。

実は今日、農業新聞に元農水官僚の方々が書かれているものがあるんですが、今回、主食用米の中で業務用米に関しては交付金が付くような方向性であります。

やっとここまで来たかと。

やはり直接支払いをしっかりと主食に関しては考えるべきじゃない。

それは主食用米で。

私もそこの部分を検討する時期に来ているとこう思っています。

生産力ある農家がしっかりいるうちにやらないと、生産力がどんどん下がってきて、もう全ての米がもうやる人がいなくなってしまうというような状況の危機感を持たなければなりません。

たったこの10年間で稲作を含む他の農業者もですけれども、74万人も農業者が減りました。

そして計画の中ではまだ農地としてどのように使うか決まっていないのが30%を超えています。

もうこれがどんどん増えていく可能性があるときに、しっかりと主食を支えるという政策を今考えないともう5年このままでいれば、本当に農家が少なくなるという危機感を持っています。

そこで次に山口さんにお聞きしたいんですが、その点はどのように考えていらっしゃるでしょうか。

その他 山口浩幸

山口浩幸参考人ありがとうございます。

私としては、特に北海道において、必ずしも親子継承、親元就農するにあたって、確かに農産物価格というのが重要な部分もあるのかもしれませんけど、親元就農して息子が農し始めましたって言っても、やはりどうしても周りに、こう、俗に言う限界集落的に周りが人いなくなると、お嫁さんも来ない、結婚もできない。

農業には確かに魅力があって、やりたくても、でも自分の人生考えると結局自分の代で終わってしまうよねってなったときに、やはり農村がやっぱり元気でないとなかなか今度やっぱりそれを考えたときに自分が農業をやってでも、この後自分の人生ってどうなるのかなと、非常にそこは考えさせられるところがあるのかなと考えております。

また、どうしても同じ農業においても、施設園芸であれば新規参入とは比較的しやすい部分もあるんですけども、どうしても土地利用型の大規模になるとなかなか定着しないという部分においては、スタートの資金力の関係もありますし、どうしても北海道においてはJAの力が強いという部分で、そういった中でうまく取引ができるのかなというのが、それなりに問題になってくると思います。

ですので、まず農業者を守ると同時に、やっぱり農村をいかに活性化させるかというのが同時進行でないと、先ほど言ったとおり、旦那だけが北海道にいて、雪が溶けたら現場に向かって単身赴任するというのは、決していい状況ではないと思っていますので、その辺を踏まえた政策というのを国民には求めていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

委員長 藤井比早之

藤井委員長村岡君。

質疑者 村岡敏英

村岡敏英そうですね。

農家と農村社会、そして日本の食を守るというその視点をもって政策を進めていくことが必要だと思っておりますので、いろいろまた教えていただければと思っています。

そこで、ゼンショーの社長さんである小川さんにお伺いします。

食料法に関してはだいぶ他の方々がお聞きしたので、私は違う視点で。

また、私もすき家さんもココスさんも時々入っておいしく食べさせていただいております。

農林中金法改正が行われました。

農林水産業に向けて直接投資や出資を拡充していく。

そういう意味で、農業者本人と食を扱っている企業とのコラボというのが必要になってくると思います。

その意味で、食で非常に大きな企業として、日本食全体に影響を与えているゼンショーさんだと思うので、農家とのこれから連携によって、この食文化はどうしていこうかとは考えでいらっしゃるでしょうか。

その他 小川洋平

小川洋平ありがとうございます。

私どもはまさに食農企業ですので、この食、原材料の部分を生産していただいている農家さんとどういった関係を築いていくか、どうともに発展していって日本国民の食、あるいは世界中の人々の食を豊かにしていくかということは、おっしゃるとおり非常に大事な課題だというふうに考えております。

例えばお米に関して申し上げますと、先ほどグループ内に米卸しの企業があるということを申し上げましたけれども、この米卸しのグループ会社から農家さんといろいろな取り組みをやっておりまして。

例えば、私どもの方でドローンを持たせていただいて、このドローンを提供して、農家さんに対して施肥、あるいは農薬散布、あるいは生育状況の判断というようなところをサービスとして提供させていただいて、当然、それは最終的には生産したお米は私どもの方で仕入れさせていただくというような取り組みも行っております。

要は、先ほど生産性をいかに上げていくかということを申し上げていますけれども、当然今回いらっしゃるような大きな経営規模の生産者さんは、ご自身の力でいろいろな技術革新に取り組んでおられると思いますけれども、そこまでの規模でない生産者さんも多くおられますので、そういった方々とは私どものようなある程度の規模のある企業の側から「一緒にこういう形で技術を入れてみませんか」というようなお話をして技術革新を進めていただくと、それによって生産者さんも経営上もメリットがありますし、私どもとしても安定した価格で仕入れができるようになるというふうに考えております。

民間企業自身が生産を行うということは、私は本筋だとは思っておりません。

やはり農業は農家さん、生産者さんの領域であるというふうに思っておりますので、そことどういう協力関係をつくるかという観点で取り組んでまいりたいと思っております。

委員長 藤井比早之

藤井委員長村岡君。

質疑者 村岡敏英

村岡敏英もう時間がないので最後になりますが、ぜひ小川参考人、食を農家の方々とのコラボを。

先ほどアメリカ、カリフォルニアロールはカリフォルニア米と言っていましたが、それだけ食をアメリカでも売っているわけですから、日本の農産物もぜひ売っていただくように、ご協力をお願いしたいと思っています。

最後に、先ほど聞かなかったんですが、柴田参考人に、この直接支払い、食用米に関して、これはどう思われるか、最後に聞いて終わりにしたいと思います。

その他 柴田為英

柴田為英難しい。

私は直接支払いが必要だと思っています。

どこまでやるか、あれはどういう枠組みでやるかがあるけれども、果たしてそれで原価がつく経営として伸びていくかなと思うと、一回もらっちゃうと。

木下敏之 (参政党) 17発言 ▶ 動画
質疑者 村岡敏英

特に本職権の同じで、麻薬と同じような形で、1回もらえちゃうと、2回3回でもらわないと行けていかないような、経営が成り立たないような、そういう質問になるというか。

私も何回もそういう経験をしているけれども、そういう点で見ると、ベース部分で、例えば面積で見るのがいいんだけれど、全部やるということではなく、最低限、補助金制度、公立的なものではやってはいいと思うけれども、いずれ的にいくらぐらい支払いするのか何とかというのをやる方は、その産業を育てていかないといけないと思います。

そこらへんの、あれは皆さんで考えてもらえればありがたいと思いますけれども、限られた国の予算の中で、公立的なものになってくると、俗に言うばらまきと言われるようなことはやめてほしいなと思います。

私はそれは望んでいません。

でも最低限このベースは必要じゃないですかという方があれば、それはやるべきです。

たださっきも何回も言うけれど、自給的な農家は農家を止めるなと言っているのは、まだ何回も言って、ちょっと綴れないかとなるかもわからないけれども、本当に大切な農家、育てていかなければならない農業経営者を作っていくということをしていかないと、いずれ日本農業は先が見えていると私は見えていますよ。

何かそういう点では村岡先生が言っておられた質問はあるけれども、そういうのを恐れることなく私たちをやるためには、あまりそれにこだわらずにやっていく姿勢がないと、自立した経営とは言えないのではないのかなと私は思いますので、半分賛成、半分反対みたいな感覚ですけれども、ということで。

それだけです。

委員長 藤井比早之

村岡君。

終わりますが、しっかりと意見を参考にして、政策を組み立てていきたいと思います。

ありがとうございました。

次に木下敏之君。

木下君。

質疑者 木下敏之

参政党の木下敏之と申します。

本日は貴重な時間をいただきましてありがとうございます。

心から感謝を申し上げます。

まず最初にゼンショーホールディングスの小川様、参考人にお伺いして、そして3人の方は生産者側ですので、その後まとめていろいろとご質問したいと思います。

我々は7年、米の価格が非常に上昇したわけでございますが、米の価格が上がったことによって、私は小麦の方に需要がシフトしたのではないかという疑念を持っておったわけですね。

ところが農林省の担当者の話では、データ上は小麦にシフトした形跡が見られないというようなことを言うわけですが、一方で三菱総研の方のコラムなんか見ると、やはり明らかに小麦にシフトしているんだということも言っておりました。

そこで小川参考人にお伺いしたいんですが、いろいろお米を出されている中で、価格を上げられるものもあれば、上げられなかったものもあったと思うんですけども、消費者は米の値上がりに対して、どのような反応をしたのか。

本社は細かくデータで見られていると思いますので、来店回数を減らして消費を減らしていく方向だったのか、それとも来店回数は変わらないんだけれども、より低価格帯のものに変わっていったのか、いろいろな変化があると思いますが、現場でどのような変化があったのかを教えていただけますか。

小川参考人。

その他 小川洋平

ありがとうございます。

私どもお米を主体とした業態を多くやっておりますけれども、お米以外の例えばパスタですとかラーメンですとかいった業態もやらせていただいております。

ただお米の価格は確かに上がりました。

ただ我々の企業努力として、それの価格に対する転嫁を抑えるということを同時にできるだけやらせていただいております。

そうなりますとやはりお客様としては相対的な比較で判断をされますので、お米を取り扱っている外食業者さんのうち、このお店はこれだけ値上がりしたけれども、このお店ではそこまででもないなというふうに考えていただければ、やはりこちらのお店を選んでいただくという、その米を扱っている業態同士での競争環境というのもございますので、そういった意味では、いえ、お手盛りにはなれますけれども、私どもとしては価格に対する転嫁を抑えさせていただいて、ある程度私どもの業態に対する支持は継続していただけているのかなという感触は感じております。

ですので、米の高騰を理由として、米の業態でお客様離れがあったということは、私どもとしてはあまり感じておりません。

小麦の業態がとても好調かというと、これもそんなに単純ではございません。

いい業態はいいし、普通の業態は普通というところで、小麦だから選んでいただくというよりは、やはりラーメンとかパスタを食べようといったときに、このお店でもずいぶん高くなっちゃったよなというので、次の来店までの頻度が伸びるというようなことはやはりあると思いますので。

お米から小麦の業態に流れたということは、私どもの事業の範囲内ではあまり明確には感じておりません。

ですので、ただ、私ども一部スーパーマーケットもやらせていただいておりますけれども、ここではやはりお米のお惣菜から麺類ですとか、お米を使わないものに流れたというのは、ミクロ的な観察としては、これはやはりお店からは聞いております。

お客様がお米の商品を買っていただくのをためらうようになりましたね、というような観察は聞いておりますけれども、そこまで特に外食の業態においては、明確に数字として小麦に流れたという感触は持っておりません。

以上でございます。

質疑者 木下敏之

木下君。

現場の感覚のお答えありがとうございました。

思ったほどには小麦にシフトしているわけでもないということで、農林省の説明が正しかったんだなと、裏付けられたのだと思っております。

では次の質問に参ります。

生産現場ではようやく昨年の価格で一息つけた、もしくは大規模農家は、これは福岡の話ですが、かなり利益が上がったので、新しいトラクターに買い替えるとか、そんな話は聞いておるわけですが、一方で消費者はやはりお米の価格が高すぎる、困っているという話も聞きます。

国内産のお米を今、小川さんに提供されているわけですけれども、大体どのあたりまでの価格上昇が、5キロあたりでも1キロでも結構なんですけれども、ある程度限界なのかなと。

そこを超えると、なかなか価格転嫁はしにくい、価格転嫁をして、消費が減ってしまうなということをお考えでしょうか。

大体の感覚的なことで結構です。

小川さん。

その他 小川洋平

ありがとうございます。

これはお答えするのがやはりだいぶ難しいなというところはございまして、これは一概にいくらだったらというよりは、まず原価の上昇として私どもがどこまで耐えられるかという問題と、それを価格に転嫁していくときにお客様がどこまで受け入れていただけるかという2段階あると思います。

お客様に関しては、やはり足元の状況で申し上げると、かなり値上げに対する見る目は厳しくなっているということはあると思います。

ここはもう2年、3年近くになると思いますけれども、物価上昇の流れというのが定着してきて、いろいろなところでいろいろなものの値段が上がっておりますので、やはり値上げ疲れというようなものはあるんだろうと思っております。

そういう意味では、より私どもとしては価格転嫁に慎重にならざるを得ないという状況がございます。

その食材のコストの方は、お米に関しては、やはりこの令和7年産の価格の水準ですと、経営としては非常に苦しいというのが正直なところでございます。

1俵で3万円を超えてくるような水準だと、これはやはり一定の価格転嫁はさせていただいておりますし、先ほど申し上げたような生産性を上げて吸収する努力というのもしておりますけれども、やはり利益に対するマイナスの影響というのは私どもで言えば数十億円単位で生じているというのが現状でございますので、足元やや落ち着いてきた状況ではございますけれども、やはり本来の相場感でいうとまだずいぶん米の価格は高いなという、我々の経営としては相当苦しいなという感触は持っております。

質疑者 木下敏之

木下君。

お答えありがとうございます。

昨日からずっと御社の決算資料だとか株主総会の資料を見ておりましたけれども、非常に厳しいと言いながらも立派に利益を上げられておられるので、それを他のことで見事に吸収されたんだなと思って、感心してお話を聞いておりました。

ただ、1俵3万円ということで、生産者が求める価格との差がやはりどうしても出てくると思うんですが、その差を公的に埋めるとしたら、どのような仕組みがいいかというのは、外食産業の側としてどのようなお考えをお持ちでしょうか。

小川さん。

その他 小川洋平

公的に埋めるという前提がやはり私としては少しいかがなものかということは考えておりまして、基本的には需給のアンバランスでここまで高騰してしまったということだというふうに考えておりますので、需要に対して安定した供給、十分な供給がなされれば、必然的に妥当な範囲にある程度価格は収束していくのではないかというふうには思っております。

その上で、先ほど他の参考人の方々のお話で出てくるように、規模の違いによってやはり1俵当たりのコストというのは当然違ってまいりますので、そこの差に対してどういう政策目的でどういう支援をするかしないかというところは、これは色々な判断があろうかと思います。

私の私見を申し述べさせていただくと、やはり日本の農業全体として生産性は上げていかなくてはお手頃な価格で食材が消費者の手元に届かないというふうに思っていますので、日本の農業全体としてはやはり大規模化していって生産性を上げていって、ある程度お手頃な価格で提供してもきちんと農家としての収支経営が成り立つという形を目指していくべきだと思っておりますが、その中で中小の農家さんでやはりその価格水準では生活が成り立たないという方はいらっしゃると思います。

そこに対して先ほど出ているように、農村の農地の維持であったりとか、農村の環境の維持であったり、農村振興という観点で公的な支援をするかしないかというのは、これは農業そのものとは少し違う政策目的になるのかなと思いますので。

そこはあり得る判断だろうというふうには考えます。

以上です。

委員長 藤井比早之

藤井比早之委員長木下君。

木下敏之

質疑者 木下敏之

お答えありがとうございます。

私も今回の公明の口頭は、需要の予測を見誤った点がかなり大きいと思っていまして、今、日本大学の西川教授なんかが、過去に農林省の需要予測がどれぐらい外れたかという長期のデータを持っておられて、結構外すんですね。

そこで御質問なんですが、まず御社の場合、インバウンドの客かどうかを個別にデータ収集されていらっしゃると思うんですけれども、コロナの収束後のこの3年間で、特に浜寿司がいいのか中外がいいのか、御社の業態の中で、インバウンドのお客の消費量というのは、どれぐらい増えてきているものなんでしょうか。

それからですね、インバウンドのお客さんは日本産というものに対してどれぐらいプレミアムをお支払いになるのか、これも感覚的なことで結構ですので、ご存知の可能な範囲でお答えいただきたいと思います。

小川洋平

その他 小川洋平

はい、ありがとうございます。

まず私どものお客様の中でインバウンドの方とそうでない方を定量的に把握しているかということで申し上げますと、残念ながらそこまではできておりません。

やはりそういった申し上げてしまうと見た目で判断するしかないと思いますので、そういったものを数字的にお店で把握して全体で取りまとめるということは私どもとしては行っておりません。

インバウンドの影響がどの程度かということで申し上げると、私どもとしては実はだいぶ限定的だというふうには見ておりまして、これは私どものお店のコンセプトにも原因があると思いまして、私どもは基本的にインバウンドのお客様に特化したようなお店づくりというのはしないというのは、これは経営の方針としてそういう判断をしております。

基本的に都心にある浜寿司であろうと、郊外のロードサイドにある浜寿司であろうと、同じ浜寿司で、基本的には同じ商品。

価格に関しては、正直申し上げると、少し差をつけているお店はあります。

これはインバウンドのお客様がターゲットだからというよりは、やはりいろいろなコストが非常に高い立地というのは、特に都心部にございますので、人件費であり、地代でありですね。

ここは少し価格に差をつけさせていただくということは行っておりますが、インバウンドのお客様だからこれぐらいはいただくということは私どもはやっておりません。

インバウンド需要がお米のダウントレンドだと思っていたものが実はこれだけ上がってしまった一つの要因であるということに関しては、これも私は定量的にきちっと把握をすべきだと思っておりまして、先ほど4000万人、年間の訪日者数という数字がございますけれども、1年中いらっしゃるわけでは当然ないわけですね。

1週間から10日というお話もありましたけれども、4000万人の方でも、1週間から10日というと、1年50週と考えると、1年の50分の1とか、あるいは10日だったら40分の1しかいないわけですね。

ですので、インバウンドの方が、40名いらっしゃって、住民1人分の消費量のはずだと思うんですけれども、そうすると4000万人と言ってますけれども、住民にすると100万人分のインパクトしかないはずではないかなと思うんですよね。

ましてそのインバウンドの増分で捉えるとなると、ゼロだったのが4000万になったわけではありませんので、100万人以下のインパクトであろうと。

そうすると日本の人口は1億2000万人おりますので、1%以下のインパクトですので、これは本当に需要増の主因なんだろうかというところは、私はちょっと踏み切れないなというふうには思っていますので、ここもきちっとデータファクトに基づいた議論が必要ではないかというふうに考えております。

委員長 藤井比早之

藤井比早之委員長木下君。

木下敏之

質疑者 木下敏之

お答えありがとうございました。

インバウンドを取りに行っていないというお答え、大変意外でしたけれども、まさに計算方法をおっしゃるとおりでして、私も農林省の説明で、インバウンドの増加分で、需要予測が誤ったというのはですね、計算してみるとちょっとおかしいところが多々あって、その点はまた後で農林省にいろいろ問いただきたいと思うんですが、それで毎年年度で計画立てるときに1年分のお米の消費量を予想されて発注されると思うんですけども、その需要の予測というのはですね、どのような計算方式でやってらっしゃるのか、特に世代別の消費量を見たり、いろんなデータをお持ちで、組み入れて予測されているのではないかと思うんですけども、その点について教えていただけないでしょうか。

小川洋平

その他 小川洋平

ありがとうございます。

私どものお米の消費量の予測というのは、やはりあくまで私どものお客様の中の動態の予測にはなりますので、あまりマクロ経済的に日本全体の消費動向がどうだからというところまではやっていないというのが正直なところでございまして、私どものそれぞれの多数の業態を私どもも抱えておりますので、それぞれの業態の今の入客のトレンドを勘案して、今年これぐらいのビルとするとこれぐらいの米が必要だという、あくまでその内部の数値に基づいた推計をしておりますので、外部環境に関してはあまり考慮に入れていないというのが正直なところでございます。

委員長 藤井比早之

藤井比早之委員長木下君。

木下敏之

質疑者 木下敏之

ありがとうございました。

なかなか教えていただけないことも教えていただいてありがとうございました。

時間もだいぶ経ちましたので、では生産者側の方に最後3人にお聞きしたいと思いますが。

やはり後継者が出てこないというのは、私はちょっと前まで大学の教授しておりまして、学生の就職の話なんかを面倒見ていたんですが、やはり若い人たちが言うのは「手取りいくらぐらいですかね」とか「30歳になったら年収どれぐらいですかね」とか「福利厚生どうですか」ということを聞いてくるわけですね。

それでお三方にお伺いしたいのは、大体ですね、初任給であるとどれぐらいなのか、30歳で大体手取りどれぐらいでやりたいのか、それから退職の手当の制度としてどんなものを想定されているのか。

山口さんのところは家族労働者、家族労働でやっていると聞いていますので、そうすると齋藤さんと柴田さんの2人にはお伺いすることになると思うんですが、その実際の処遇、どのようにお考えなのかお答えください。

齋藤一志参考人

その他 齋藤一志

質問ありがとうございます。

各法人で採用の金額は全然違うようでございます。

参考までですけれども、地方の給与体系を参考にして、ほとんどの会社が決めていまして、大体新卒で入ったのが大体18万ぐらいからスタートで、毎年給料は上がっていきますし、ボーナスも1か月、2か月とか、経営の良い、去年みたいなときはすごいところですけれども、ボーナスをドーンと出したところもございます。

退職金の方ですけれども、中退協に加入して、毎月それを積み立てやっているところが多いと聞いております。

一般の会社とそんなに変わりはないと思います。

中退協なんかはそれぞれ相互乗り入れで、また次の退職金のこともありますので、一般の会社と考えて、職種が農業。

私のところでは、私の後継者が子会社の社長でやってもらっていますけれども、そこは全部合わせてやっていまして、初任給は大学卒で25万という形で詰めています。

ここらへんには、ちょっとグレードが高いところを見ています。

それでも人は来ない。

休みの関係なんですけれども、特にこの田植え、稲刈りの時期がやはり寸々の作業ですので、やはり土日がどうしても休みが取れないのが現状なんです。

そこをどうする。

それは冬季、冬の間には、今年からは土日三連休、春までは休みと。

要するに、変形労働時間制という形でやらせていただきます。

ボーナスは、年3ヶ月分は支払うような形で組んでいます。

で、お若手は年齢が25歳ですので、それぐらいにしておかないと、人が来ないのかなという形で。

それでも何とか、赤字にはなっていない形で据えていますので。

まあこれをもうちょっとグレードを上げるために。

林拓海 (チームみらい) 16発言 ▶ 動画
その他 柴田為英

どういうふうにするかということで、一つはスマート農業で、誰でもトラクターなどの対応機を運転できるような装置がありますので、そういうものを導入すること。

それから、女性でもやれるような仕事、もちろんドローンも3台持っていますので、すぐに必要な免許を、例えばリフトの免許など、ドローンの免許、もちろんトラクターなどの大型の免許などは、全部、うずの方で会社で免許を取ってもらって、道路交通法などに引っかかることがないようにしています。

最低限は、それが本社の資格になりますけれども、いつもそこまで、うずの方では頑張っていますよという姿を見せながらという形で、今。

いずれもう3年後にすれば彼らが主役になっていますので、そこまでしていかないと無理になる。

それから待遇面なんですが、やはり私も中堅・大企業のようなことは今やっていませんので、そういった意味ではちょっと緩いと見られるかもしれませんけれども、これから若い人がこのまま行くと、作業するミスによっても収入が変わってくるわけで、それになると一つの基準は、私は市役所の職員などの待遇を一つ目指せと、あるいはそれよりもいずれにせよ高い年収を出せというか、どうするかはあなたが決めろという形で審査していますけれども、3年、5年行くとそこまで持っていけるという私は見ていますし、まだそうしないと残っていかないんだろうなと思っていますので、以上です。

委員長 藤井比早之

藤井比早之委員長木下君、どうもお答えありがとうございました。

予想以上の回答でびっくりいたしました。

時間になりましたので終わります。

ありがとうございました。

次に林拓海君。

林拓海林君。

質疑者 林拓海

チームみらいの林拓海です。

まず冒頭、参考人の皆様、本日はお忙しい中、お越しいただきまして誠にありがとうございます。

早速、質問の方に入らせていただきたいと思いますが、まず最初に小川参考人、齋藤参考人にお伺いしたいと思います。

今回、この食料法もあり、需要に応じた生産ということでやっていくということなんですが、しっかりした需要があるということが重要であるというのは誰も異論がないという中で、新たに需要をどうやって生み出していくのかという観点で、ここまでお話をお伺いしてきて、その輸出用のニーズだったり、加工用のお米のニーズだったりというのを、実際に現場でビジネスの中で生産されたり、あるいは購入されたり、チャレンジされたりというのをお伺いしてまいりました。

私としても、さらに需要を生み出していくというか、あるいは需要に応えていくということが必要だったときに、現場の皆さんの感覚として、こういった輸出用米であったり、加工用米であったりの生産を拡大していくというか、そこのニーズを増やしていくみたいなところの現実性というか、肌感覚みたいなところをぜひお伺いしたいなと思っております。

こちらご質問させていただきたいと思います。

その他 小川洋平

小川洋平ありがとうございます。

どのように需要を拡大していくかというご質問でございましたけれども、まず前提としてですね、インバウンドが本当に昨年の需要増の主因なのかということを先ほどの質疑で申し上げましたけれども、私としては国内のお米の需要というのはかなり底堅いのではないかと、むしろ伸びている可能性もあるのではないかと考えております。

もちろん人口減に関しては今後明確に数字として減ってまいりますので、その分の需要減というのはございますけれども、食の志向としてのお米からそれ以外の炭水化物へという流れに関しては、先ほども申し上げましたけれども、おそらく底を打っているのではないかと、外食事業者としての感覚としても感じております。

ですので、インバウンドであるとか輸出ということもあるんですけれども、まずは国内の消費者の日本米に対する需要、この底堅いはずの需要をいかにしっかり満たしていくかということが大事だと思っておりますので、日本米を召し上がりたい方が外国産米を召し上がっている、あるいは小麦に移ってしまっているということ、そのものが問題だと思っています。

そういう意味では需要拡大ありきではなくて、足元の需要をしっかり見極めていかなくてはいけないと、そこに対する安定的な供給をしていかなければいけないというふうに思っています。

その上で、やはり国内の生産基盤を安定的にしていくためにも、需要は拡大していきましょうという判断をするのであれば、その需要の拡大の仕方としてはいろいろあるというふうに思います。

それはインバウンドの方に対するプロモーションもそうですし、国内での米食のプロモーションもそうですし、輸出の促進というようなこともあると思います。

ただ、その輸出の拡大もですね、どこまで本当にやりたいのかというのは、本当はこれ真面目に考えた方がいいと思うんですね。

どうしても海外で米を売ろうと思うと価格の競争になっています。

価格の競争になると最終的には日本はやっぱり不利なんですよね。

それはやっぱりまとまった農地の規模というのが限られていると。

今回70ヘクタールとか300ヘクタール、800ヘクタールって。

素晴らしい規模でやってらっしゃいますけれども、やっぱりこれはだいぶ例外的だと思うんですね。

アメリカに行きますと、私もカリフォルニアのお米の農場に行ったことがございますけれども、数百ヘクタールは当たり前、1100ヘクタールを超えてくるというのも平気でございますので、巨大な農機に乗って刈り取っています。

これはここで価格競争になってしまうと、むしろ日本の農家としては、安い人件費で生産して売るしかない、あるいは税金を使って無理やり価格を下げて売るしかないということになってきますので、ある程度輸出というのも、日本米としての付加価値を感じていただいて、買っていただける範囲でやっていかないと、逆に農家さんの経営を圧迫することにもなりかねないのではないかというふうに考えております。

質問ありがとうございます。

私の輸出用米なんですけれども、今500トン出させていただいていますけれども、全て先方様のおむすび屋のチェーンの業態を作りまして、そちらの方がどんどん伸ばしていると。

どうしてもおむすびは単体でご飯にお塩と中の具材、これしかないです。

外に海苔ですよね。

となると、やはりジャポニカ、ジャポニカだけじゃなくて、日本のお米の粘り、甘さ、そういう粒感とか、トータルで一口で判断されるものですから、なかなか海外のものに変えるとすぐ問題が出てくるということで、やっぱり国産が欲しいという要望が強くございまして、もっと増やせ、もっと増やせという状態です。

急激に増えたのは私は見たことないんですけれども、おむすびの自動販売機を作って出したら、病院でも大ヒットで、どんどんもっと機械を設置してくれという要望があって、引き合いが強くなっているということでしたので、私が営業をかけて販売量を増やしているんじゃなくて、先方が一生懸命伸ばしていって、今度はアメリカにも今出店始まっていますので、そちらの方、さらに伸びるように期待しておりますし、我々農業者側も、その価格に合わせた米作りということで、粘りの強いおむすびに合ったお米の生産というやつを増やしていければと思っております。

以上です。

以上。

質疑者 林拓海

林君。

ありがとうございます。

病院に置いてあるおにぎりの自動販売機というのは私も今初めて聞きまして、非常に現場感覚をお聞きできたなと思います。

ありがとうございます。

小川さんからは国内の需要が底堅いんだと。

海外の需要も当然ないとは言わないけれども、やはり国内でどうやって需要をお米に持っていくかというところがどうなるのかによって、しっかりした需要を国内で確保すれば、もってある意味安定した供給がなされれば、ある程度、かなりの量があるんだというような形でのご答弁いただいたかと思います。

ありがとうございます。

国内も含めて海外も含めて、当然やっていかなければならない。

実効性がどこまであるのかといった趣旨でのご発言、ここまで終わりだったかと思います。

そういったお話について、もう少し深掘りしてお伺いできればというふうに思っておりまして、山口参考人と小川参考人、先ほどこの棚上げ方式、回転方式みたいなお話もあったかと思うんですが、この民間備蓄の創設というところに関してのご意見をお伺いできればと思います。

山口参考人。

その他 山口浩幸

ご質問ありがとうございます。

民間備蓄については、おそらく回転備蓄ということなので、一時的にスタートの段階では、一時的な備蓄の量だけは一時的に増えるのかなと思いますけれども、ただ、回転なんで最終的には、農民主党もあるんで、要は市場隔離的な意味っていうのはあまりないのかなというふうには思っております。

そういう意味で言ったら、国が今やっている棚上げ備蓄っていうのは一部。

やっぱりどうしても農産物、需要に応じて、それこそ昨年、作況判断指数という名前に変わった段階で、作況が1変わると約700万トンが国内で生産されるのを前提にすると、そういう意味ではその指数が1違うと7万トン違いますよねと。

そういった中で様々な品質の関係で見直されたという経緯はあるんですけれども、やはり我々としては、現時点でやはり足りなければ値段が上がれば、やはり供給力がどうしても増える。

場合によっては本来、飼料用米、加工用米に向けて作っていたものが、今度は主食用米に切り替わるとなったら、やはり今年が想定されるような、もしかしたら暴落するんじゃないかという部分の中で、やはりここで、いずれは確かに農業者も少なくなって、現在の需要よりも供給が少なくなる可能性というのは当然今後あり得るのかなといった状況の中で、そもそもそうなったときに備蓄自体が可能なのかという事態が起きると思うんですよね。

ただそれを踏まえて、今の段階で果たしてこういうシステムを改定まで今進める段階にあるのかなというのは、非常に私としては疑問に思っております。

あまり長い答弁というと、この後も響きますので、私は委員長として。

その他 小川洋平

小川さん、お願いします。

民間備蓄の実効性ということで申し上げると、これはここから先、どのような具体的な制度設計、運用方法にするかによりけりなのかだというふうに考えております。

現状ですと、あまり細かいところまでこの運用方針、ルールが明示されておりませんので、これは問題意識としても述べさせていただきましたけれども、ここを関連する事業者さんとしっかりコミュニケーションしながら詰めていっていただきたいなと考えております。

通常の事業上必要な在庫に対して、完全にプラスアルファでこれだけ備蓄用として積み増してくださいという話であれば、備蓄としての実効性は高いと思いますけれども、事業者にとっては追加的な負担、コスト含めですね。

藤井委員長。

ちょっとその効果は弱くなってくるのかなと。

要は通常の事業ですでに販売先がある程度紐づいてしまっているようなものを、「これはでも備蓄として約束したのでしょうがないから備蓄米として放出しましょう」ということになると、単にこっちの需要から剥がしてこっちの需要に持っていきましたということになってしまいますので、備蓄米のいざという時の備えとしての機能は弱まる。

ただ追加的なコストは少なくなるとということだと思いますので、このバランスをとりながらどういう具体的な運用を設計されるか次第なのかなというふうに考えております。

委員長 藤井比早之

藤井委員長

質疑者 林拓海

林君、ありがとうございます。

この民間備蓄の実効性が果たしてどこまで担保できるのかということをしっかりやっていかなければならないというご意見だったと思うんですが、まさにこれからその需要、民間備蓄、山口参考人からも、この民間備蓄を本当にそもそもできるのかどうかみたいなところも含めてご意見いただいたかと思います。

引き続きしっかり考えていきたいと思います。

ここまで今回の食料法改正について、この需要に応じた生産というところがかなり論点に、論点というかご不安を感じる方もいらっしゃる中で、ここまで各委員の先生方が質問されてきたかと思うんですが、この需要があってそこにしっかり供給がなされるということにおいて、ここまでの各委員の先生方のご質問でも一部あったかと思うのが、やはりこの農業従事者の方がしっかりいるということが当然に重要というか絶対に必要なことであって、私も以前高校職員をやっておりまして、まさに東北の高校生の進路相談なんかを受けていたりしていたんですが、なかなか正直に申し上げると、農業を将来やりたいという子どもの数が多かったかというと、そうではなかったという記憶を持っておりまして。

せっかくこういった機会でお聞きできるところでもあるので、ぜひ現場の柴田参考人、齋藤参考人、山口参考人にもお伺いしたいのが、今後、この需要にしっかり応える供給体制というか、供給ができるような現場の皆さんにも引き続き就農いただいたり、あるいは新しい方に就農いただくにあたって、若い方、必ずしも若い必要がないかもしれないんですが、新規就農者を増やすということに関して、どういったことがあれば、より農業という仕事に魅力を感じてもらえるかという現場の皆さんのご意見をぜひお聞きしたいと思います。

これ順番はどうしましょうか。

まず柴田参考人からお伺いしてもよろしいでしょうか。

その他 柴田為英

柴田参考人はい、ありがとうございます。

新規参入は、地域おこし協力隊で受けたことはありますけれども。

任期が2年ということで、2年やるとまた別のところに行くような形で、何かこう、身が入っていないような感じがして。

一応作業、先ほど言いましたけれども、機械作業ができるだけの免許を全部取らせてやったんだけれども、定着しなかったという形と。

あと、それと今、農水省が親元就農というような形で後継者を育てるということをやっていますけれども、これもちょっと親元就農だと私が見ている感じで、あまり良い制度ではないなと思って見ています。

いずれ自分の後継いでやるという覚悟なのか、どうしてやろうとするのか、なんか弱いなという感じで、この2つが後継いで本当にやれるかというのは、感覚的に伝えられていないような。

親元就農はちょっとあまり制度的には良くないのかなと。

それから新規参入もさっきの地域おこし協力隊も含めてやったんだけれども、今も募集をかけてやっているんですけれども、どうなのかなというのは。

これもいつも後継者が近くの農学校、高校含めて回って、それからハローワークの子どものところにも出かけていて、募集かけて説明会等々に行っているんだけれども、やっぱり農業ということでの忌避感というのが、何が忌避感かというのは一概に言えませんけれども、やっぱり農業の立場が弱いからこういうことなのかなみたいな。

そこで何か改善があるかなと思っては見ているんだけれども、今のところ私も見ていて、これだという答えは正直言って出せません。

だけれども、若い人がやれるような産業である農業を作っていかなければならないのは承知しておりますので、それに向かってはいけますけれども、その姿を見て「じゃあ私もやってみたい」ということを作っていくしかないのかなと。

ちょっと時間はかかるかなと。

ただし、さっき言ったけれども、段階の世代がもう3年、5年で外れさえになりますので、いくつかの農業人数は減りますよ。

この今の農地、そのままでは維持できないと見ていますので、どうしようかな。

そういう形で考えています。

以上です。

委員長 藤井比早之

藤井委員長次に、齋藤参考人にお願いできますでしょうか。

時間の関係がございますので、答弁簡潔にお願いします。

齋藤参考人。

その他 齋藤一志

齋藤参考人質問ありがとうございます。

後継者はこれからなかなか出づらいと思います。

そして今、柴田さんおっしゃるとおり、食料生産が本当にもう数年で輸入に転ずるような事態になるんだろうと想像します。

本当に現場でもうすごい脅威で農業を辞めていますので、それと、機械が高すぎて、我々も再生産無理なんですよ。

相場が今高いので、去年、一昨年と2年続けて若い人たちが就農して、今新しい機械に乗っていますけれども、トラクターが1000万、田植機700万、コンバイン2500万、乾燥調整施設は3億です。

これ全部借り入れでやって、そのリスクを背負って経営をするということは、なかなか難しいと思うので、何らか総合的な対策が必要かと思います。

以上です。

委員長 藤井比早之

藤井委員長山口参考人。

その他 山口浩幸

山口参考人はい、ご質問ありがとうございます。

まず、北海道ベースにある時給に応じた部分の話をしたいと思います。

国が今現状で生産の目安っていうのが出たときに、やっぱり農水省が主体となってJAとか各農業団体が寄り添いまして集まって、じゃあ今年の支給がこういう国の方で示されたので、じゃあ各市町村においては大体過去実績、これぐらいの配分でいいですよねということで各市町村に割り振った段階で、あとは北海道の場合、振興局というのがあるので、あとはその振興局の中で調整して、その都市の米の生産量を確保するというのがまず前提にあります。

そういった中で輸出用とかについては、あとは資料については各JAや生産者の判断で行っているのが現実であります。

それと新規参入につきましては、親元就農であれ、仮に新規就農であれ、我々としては、それを全て否定するものではなくて、確かにそれぞれが難しい現状にあると思います。

先ほど参考人の皆さんから言われた通り、やはりコストがなかなかかかるので、新規参入も難しいといった状況の中で、特に親元就農でない限り、新たに本当に今まで農業経験がない方が参入されても、じゃあこういった天候の場合にどういう技術が必要なのかっていうのはなかなかノウハウとしてもないですし、先ほども言ったとおりなかなか資金調達も難しいと。

そういった中で、なかなか所得に結びつくような、特に土地利用型の農業においては、所得に結びつくような段階まで行くのは、既存の農業者でさえ大変なのに、新規就農をされる方が本当にできるかといったら、本当のひと握りというか、数パーセントしかいないのかなというふうには思っておりますので、そこを踏まえてやはり支援というのが重要になってくるのかなというふうには思っております。

時間がありますので、以上、答弁とさせていただきます。

質疑者 林拓海

林拓海君現場の貴重な御意見、本当にありがとうございました。

時間になりましたので、私の質問を終わります。

委員長 藤井比早之

藤井委員長これにて参考人に対する質疑は終了いたしました。

この際、参考人各位に一言御挨拶を申し上げます。

本日は貴重な御意見をお述べいただきまして誠にありがとうございました。

委員会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。

次回は来る26日火曜日午前9時20分理事会、午前9時半委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。